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夢は信じればかなうと教えるか

駅前の喫茶店で、お茶を飲んでいた時のこと。
この駅は、駅前にいい感じの広場があって、そこでストリートミュージシャンが歌ったり、演奏したりしていることがある。
 かなり上手い人もいるし、そうでない人もいるし…。

今日、演奏を始めた人は、見事に、完膚なきまでに…ため息が出るほど、オンチだった。
 ギターを抱えて、弾きながら歌っているのだけれど、自分のギターの音に合わせて歌ってどうしてこうなる?というぐらい。
多分、メロディはこうなんだろうなというのはある程度ギターの音から推測できるのだが、時々合うのが逆に気持ち悪いぐらい、オンチだ。

 隣でもうひとり、歌っている人がいるのだが、この人がハーモニーを時々歌っている…はずなんだけど、この人の方も微妙にオンチだ。ハーモニーではなくて、カウンターメロディとか、カコフォニーと言う感じなのだろうか…もし、この人が編曲されたとおりに歌っているのなら、編曲した人はもうちょっと考えたほうがいいし、お客さんの前で歌って緊張して音が外れているのならしょうがないけど、なぜ絶叫調?まあ、この人も時々は合う感じだった。

 そして、多分自作の歌詞と曲なんだろうけど…。なんていうかアクセントのつけ方が演歌みたいなのだけど、多分目指してるのはポップなんだよねえ…。J-POPと言われるジャンルなんだと思う。どうしてそういう弾き方なんだよ!!!

 私は、人の趣味に文句をつける気はない。
 喫茶店にいる時間は短くなったろうが、「下手だなあ」とは思いつつ、黙ってお茶を飲んで帰ったはずだ。
 私はこういう趣味を持つ知り合いが実際いるし、本人が楽しければいいと思っている。
趣味は下手であろうが、誰も認めてくれなかろうが、楽しいからやるものだし、周囲にひどい迷惑にならなければ、いいのだ。

 私がつらつらと欠点ばっかりあげつらう気になったのは、私の隣のテーブルでお茶を飲んでいた、私よりちょっとお年上の2人の女性のせいだ。
 どうも、そのうちの1人は、このミュージシャンのお母さんらしい。
 その人が言うには、このミュージシャンのうちの少なくとも1人は、「これでデビューしたくて必死」なんだそうな。
 お母さんは、あきらめムードというか、「もう、何を言っても聞かないから…」みたいな愚痴を言いながらお茶を飲んでいた。

これでデビューしたい、というのを聞いてしまったら、趣味で好きでやっている下手なミュージシャンを見守るモードではいられなかったのだ。
 
 音楽で、お金を取れるようになりたい。つまり、プロになりたい…という夢を持っている人は多い。
 だけれども、この進路は正直、めちゃくちゃ狭い。狭いのに歩きたい人が多いという進路なので、競争率の高さはものすごいのだ。高校生から音楽の高校に入って、音大に入って、音楽だけを勉強して練習しても、プロになれない人もどっさりいる。ピアノなんかでいうと、3歳ぐらいからピアノを練習して、1日に8時間とか10時間とか練習して、20年やっても結局プロにならない人だってかなりいるのだ。
 
 まず、素人の私に、耳をふさぎたくなるようなオンチだと判断される時点で、寝言は寝て言え、だと思うんだけどさ。
 プロになろうと思うと、こういうジャンルの音楽の場合は、今だと、動画でもネットに登録して、一日に何万PVを稼ぐか、ストリートミュージシャンからファンを増やしてCDでも売り、ライブハウスでライブやって…あとはコンテストとかに出て賞取るとか、そういうのが正攻法なんだろうけど…。
 ここまでオンチな場合は、例えば曲がとてもいいとか、歌詞がとてもいいとか…そういう売り込みポイントで勝負するしかないだろうけど、歌詞はどうみても今の有名な曲の歌詞を半分以下に減らして焼きなおしてから繰り返したようなものだったし、曲もどこかで聞いたようなのを単純化したようないうなれば、スマホのゲーム音楽のフレーズを短くしたみたいな感じ…。

 夢をみるのは若い人たちの特権とはいえ、印象に残るのがアフロのかつらだけではなあ。
 
夢は追い続ければかなう、なんていうことを信じている人がいるのは知っているけれども…。
 自分を客観視するというのは、かくも難しいものなのだと思うし、自分の望みが努力でかなうものではない、ということを認めることはつらいことかもしれない。でも…これ、どうにかならんものなんだろうか。
 ストリートミュージシャンには、はっとするぐらいうまい人もいる。これでプロじゃないなんて、やっぱり層が厚いんだなあ…と気の毒になる時もあるけど、今日私はちょっと、「うっ」と思ったのだ。

 自分の息子が…もし。ミュージシャンになりたいと言ったら、どうするだろうかと。
反対すればするほど、意固地になるかもしれないものね…。知り合いには、ミュージシャンになる夢を捨てきれない彼氏に貢ぎ続けた人もいた。30越えて、夢を見ている彼が素敵なのだと。友人はみんな「やめておけ」と言ったらしいのだが、彼の理解者は私だけだと、働いて貢いでいたあの人は結局どうしたのだろう。

 音楽は趣味にしろ。絶対そう思う。多分、子供にもそうアドバイスする。
 夢は信じ続ければかなう、と教えることについては微妙だ。
 夢がかなう人もいる。でもそういう人は、もっと小さい目標を一個一個、つぶしていける人だ。

つまり…。自分で歌うのならせめて音程が外れないように練習し、(ギターのチューニングも、もっときっちり!)せめて聞きづらくないようにハーモニーのつけ方を合唱曲の譜面でも見て参考にして、リズムパターンとアクセントのつけ方も研究して、歌詞をもっと練って、せめてもうちょっとまとまりのいい…つまり、歌いだしから、盛り上がって行ってサビになって、またメロディに戻って終わりみたいな曲を書いて耳に残りやすくするとか、口ずさみたくなるような感じに作るとか、作曲の技術を勉強するとか…。
…というような細かいところを修正していかないと、一足飛びにデビューなんて考えてる場合じゃないと思う。

たとえ、それが全部できたとしても「凡庸」という評価から抜け切れず、デビューできない人はたくさんいる。
今、芸能人として音楽事務所に登録されている人だって、全く売れていない人がどさどさいるんだから…。
なんて、私が考えていることは多分、隣のテーブルの2人にも、ストリートミュージシャンの2人にも、伝わらない伝えないそういうことなんだけど、ブログのネタにはなった。

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    まこ

    Author:まこ
    どこをクリックしても一銭にもならない、ただの主婦の日記帳です。
    ゲーマーで、本好きで、クラフト好きです。

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