白いハンカチ
いつ撮ったのか覚えていない写真が出てきた。
多分、雨が多い初夏のものだったと思う。
花なのか、がくの部分なのか?みたいな形で、街を歩いていてどこかの庭のものを撮ったはずだ。
「あ、ハンカチが雨にぬれてる」と思って撮った。
ひらひらと雨粒があたるとゆれる白い花びらが、風にはためくハンカチのようだった。
白いハンカチを使わなくなって、何年経つだろう。
私は、オルコットの【若草物語】が好きだった。
どんな時も、淑女たるものは、ハンカチ(それも白いの)を持っているものだ、という話は、多分この、若草物語のお母さんが教えてくれたことだったはずだ。
ハンカチというのは、100均がなかった頃は結構高かったものだ。100円でなんてめったに買えなかった。350円から、500円ぐらい出さなくてはならなかったのではないだろうか。
私は中高生だった当時、お金をあまり持っていなかった。
そんなわけで…白い、木綿の布を買い、それを45センチ角に切り(布幅が90センチのが多かったから)端を三つ折りにしてかがって、刺繍でワンポイントをいれて、ハンカチにしていた。
若草物語のベスや、エイミーも、そういうハンカチを作っているのだから、ってね。
500円で大判のハンカチ4枚になるのだから、断然安かった。30センチ角のハンカチでよければ、1mあれば9枚。断然お得というものだ。
お年玉で1000円出せたときは、確かちょっと上等の薄手の布を使って作った覚えもある。
縁取り、縫い取り、刺繍…。今考えたら暇だったとしか言えないけれど…。
あの頃のハンカチは、今主流のハンドタオルと違って、一度手を拭いたらもう、かなり濡れてしまうものだった。予備も持っていた覚えがある。
そういえば、社会人になって、お金が使えるようになった時には、夏は麻のハンカチを作ったこともあった。
あれは、またやってもいいかな…。(アイロンかけが面倒だけど)
小さな布一枚だけど花や、小鳥や、果物や…きれいな模様がついていて、レースなんかついていて、とてもフェミニンなものもあった。服を選ぶように、好みのものを選んでいた人もいた。
服はあんまりひらひらしたものは着ないから、無理だけど、ハンカチなら…。
なんとなく、きれいなものを所有したい気持ちがわいてきた。
刺繍を、またやろうかなあ。買うのではなくて、手で。
バンパイア
そう声をかけると、「もう、朝からそれしか言ってないですよ」という人がいたぐらい。
口を開けば、暑い、としか出てこないということだろう。
セミは今年も、シャンシャンと大サービスのフォルテシモ、もう日差しは肌に痛いほどだ。
…というわけで、日傘を出してきた。
20代の頃は、白いレースの日傘なんかを喜んで差していたのだけれども、気が付いたらだんだん地味な方角に進んでいて、今の日傘は真っ黒の布張りで、これ以上シンプルにならない外見をしている。
子供だった頃は、なぜ大人は日傘がいるんだろう、と不思議に思った。
傘なんてじゃまっけなものを、どうして晴れている日に…というような感じで、日傘が涼しい、と認識したのは多分小学校に入ってからだ。
20代の頃は、日焼けを避けるために日傘はさしていた。つまり美容の一環として。
今は、日傘は…体力温存のためにさしているといっていい。
これは中年になってから聞くようになったことだけれども、例えば保育園とか幼稚園の運動会に仕事を休んで行って、太陽の当たる場所に数時間いただけで疲労困憊だった、とか、仕事と家の往復であまり外に出ず、久しぶりのお盆休みに子供と出かけたら子供はぴんぴんしているのに、大人はへとへとだとか…そういう話。
年齢を極めてくると、大人は人間から、ドラキュラになるのではないかと思うぐらい日光に弱くなると思う。
太陽光に当たると灰になる…というほどの純粋なバンパイアではなくとも、苦手で避けたいぐらいには。
本当に、「直射日光で弱る」という表現がぴったり。
もちろん、日傘の陰というのは、あくまで仮の陰。純粋な…本物の木陰や、建物の陰は涼しさが違う。
日傘の「ポータブル陰」は、石畳から立ち上る熱気をどうにかしてくれるわけではない。
それでもやはり、皮膚に当たる直射日光が軽減するだけで、体力の減りが違う気がする。
たとえば10歩、歩く間に、HPが1減る…というのが直射日光に当たりながら歩くときだとすると、20歩、歩く間にHPが1減るぐらいに軽減する感じ。
首に小さめの保冷剤をこっそり隠し、日傘をさして、ドラキュラが歩いていく。普通の人のふりをして。
私の日傘はこうもりだ。
なんでそんなことを考えたか…というと、カフェに「ザクロジュース」という真っ赤な飲み物を、立て看板に宣伝しているのがあったから。健康ブームとか、美容ブームとかで、カフェでそういうものを飲ませるのが流行っているっぽい。
真っ赤な飲み物を、吸血鬼が歩いて飲みに来る。傘に化けた相棒のこうもりの力を借りて、一歩一歩、直射日光を避けながら。
合言葉は「暑いですね」 「朝からそれしか言ってないですよ」
あなたも私もバンパイア。面白いだろうなあ、そんな街があったら。
安いタオル
子供の頃は白地にいろんな色の線が入っている…というような明るい柄を着ていることも多かったので、確かワンピースなんかにはそういう柄が…特に夏物には多かった気がする。
大人になると、あんまりレインボーカラーの服などは着なくなる。小物とかのマルチカラーの水玉、マルチカラーのストライプ…好きなんだけどなあ。カラフルなものはいつだって楽しい気分になるから。
まあ、地味な色のストライプとかでもいいんだけどさ…
いつもの私のデパートである100均をうろついていると、なんだかいい感じのマルチカラーのストライプのタオルがあった。
50センチx100センチ。バスタオルらしい。バスタオルにしては小さいが、フェイスタオルにしては特大…ぐらいのもの。
うちでは、乾きがはやいし、物干しの場所を取らないという理由でお風呂から上がったときにはフェイスタオルのサイズのものを利用している。髪が長い私は2枚使う。でも、このぐらいサイズあったらいいかもしれないな…小さめだし、100均だから薄いし乾きもよさそうだ。
家に帰ってからネットで検索してみると、こういうタオルは、「残糸タオル」というらしい。
大体、タオルを作る時に、たとえば赤、黄、緑、青、ピンクのタオルをそれぞれ1000枚作って売ります、となったとき、材料はそれぞれの色の糸を1000枚分ぴったり用意するわけではない。どのぐらいかは業界によって違うのだろうけれども、大概材料というのは、失敗分とか、トラブルのことも考えて1割増しぐらいには用意しておくと思う。となると、材料は1100枚分x5、とこうなるとして、無事商品が5000枚完成しました!ってなったとき、うまくいっていれば100枚分x5の材料が残っているわけだ。どれかは少ない、どれかは多いかもしれないが、ともかく余る。
その時、赤黄緑青ピンクの糸をあわせて、シマシマのタオルを作ると、4、500枚のタオルが完成する。
…というわけで、この残糸タオルの材料費は元の商品の原価にある程度含まれているので材料費が安く完成。
まあ、どんなマルチカラーのものが出来るかということは、その時工場で出たものが使われるから、割と運みたいなところがあるので、柄(というか、配色?)はおまかせらしい。
なので、この残糸タオル、原価が安いので、100均で売っても利益が出るんだろうね。
100均の商品は、安い。大体は、安い材料を使って、安い工賃で大丈夫な場所で作るんだからそうなる。
100均なりのクオリティというのはそういうわけだ。
だから、たとえば「普通の店では絶対、500円でしか買えない」というようなものは質がぐっと落ちる。
他の店では80円だ、というようなものだと、あんまり質も悪くなく、普通のお店で買うのと同じぐらい。
100円の回る寿司の納豆巻きが、高いお店と比較してもそれほどひどくないのと同じように、100均で買ってもわるくないものというのはある。
これも、そういうものの1つじゃないかなあ…と思って、今回はこの残糸タオル、買ってみた。
ネットにある残糸タオルはもっと高い。ということは多分、上等なタオルの残糸で出来ているんだろうな。
100均の残糸タオルは、あれだ、薄い、10枚セットで500円ぐらいで売っているタオルの残糸?というような軽い感じで、これはこれで乾きやすいぱりぱりしたタオルが好き、という家族の需要にちょうどなのでいい買い物だったと思う。
無地の一色のタオルより、ちょっとかわいい感じがする。
マルチカラーのストライプ、いいよね…。
ちなみにバスマットもあった。でも、100均のバスマットは、今も利用中だけれど、2枚を毎日交代で使っていて、まだ全然問題がない。3人だと、これで十分なんだよね…。毎日洗濯しても乾くぐらい薄い。人によってはこういう厚みのバスタオルを使っているだろうと思うぐらいバスマットにしては薄いけど、意外に傷まないな…。多分、10年ぐらい使っているはず。
バスマットのほうも100円だったけど、ぐっと踏みとどまった。
ハンドソープディスペンサー中身補充
これは、あれだ。プリンタが激安で、インクが高い…というようなタイプの商売なのであろう、詰め替えを2度も買えば、本体と同じぐらいの…3度買えば本体以上の高さだよね。
とはいえ、ハンドソープの入っていないハンドソープディスペンサーなんていうものはゴミ同然だし、確かにこのディスペンサーは便利だからなあ…。私はぐずぐずとアマゾンの詰め替え用のページを見ながら迷っていた。
ついでにいうと、近所ではなかなか買えないものでもある。ヨドバシカメラに行けば買えるんだけど…そのためにわざわざ電車に乗るのもなあ。
アマゾンのレビューを見ていると、面白いことが書いてあった。どうも、これを高いと思った人はほかにもいたらしく、自力で詰め替えをやってみたひとがいるらしい。
この詰め替え容器、簡単に開いたりしない。ソープが出る口を下にしてセットしてあるので、もれたら困るというのもあるのだろう。そんなわけで、ソープが機械本体に入る口はあるわけだから、そこから補充するしかないわけだ。
お好み焼き屋さんで、ソースの入っている口の細い容器。ああいう感じのを使って注入するといいらしい。
私がクエン酸溶かしてリンス容器として使っているのが、確かそういう形だったはずだ。
今は市販のシャンプーリンスを使っているため、空のままおいてあった。
中身は、家でもう一カ所ハンドソープが置いてある分の詰め替え、「キレイキレイ」というハンドソープが残っていたのでそれで。
ハンドソープディスペンサーの容器に、6ミリ位の穴があいているけれども、細口のびんの方も同じぐらいの細さ。それと、竹串で確認してみたところ、ディスペンサー容器の穴は、ただの穴…ではない。ぎゅっと外から押すと、中に入って、押すのをやめると戻ってきて、ふさがってしまう。
…ということは、この穴の中に差し込んで、奥までぐっと押したまま注入しないとダメなわけだ…。
スポイトなら、息子が書道道具にいれて持っていきたい、といったのがまだあったはず。5本セットで100円だったから、1本これに使おう。
スポイトの後ろ半分をハサミで切って、細長い漏斗みたいなものをこしらえて、ディスペンサーに押し込み、スポイト漏斗に細口のびんを差し込んでハンドソープ補充に成功。
オッケー。この半分に切れたスポイトは次回の補充のために取っておかないとね。
キレイキレイのハンドソープの方がかなり安いからね…。
なんとなく…じゃないな、間違いなくけち臭いし、こんなに手間をかけるだけのことがあるのか、といわれるとちょっと気まずいが、ちょっとお得だったような気がするのが幸せだ。
キレイキレイの詰め替え用は「2回分」とか入っているので、余って長期間保存することが多いから、消費が早くなるのもうれしい。
違うメーカーの商品だけれども、ソープディスペンサーの泡立ち具合も問題なかった。
多分、「泡で出る」ハンドソープだったら大丈夫だとか、そういう話なんじゃないかな。
うーん。
これがうまくいくことがわかったら、台所のほうのソープディスペンサーも手押しポンプじゃなくて、これにするかなあ。
結局もう1つ買うなら、ここで節約した分がパーになるような気もする。
そこまでする?ポケモンGOコミュニティデイ
8月4日はポケモンGO(ゲーム)のコミュニティデイ。つまり普段はあんまりでないポケモンがいーっぱい出て取り放題になるという日。この日は「ゼニガメ」がたくさん出る日だった。
私は、このポケモンの最終進化タイプをまだポケモン図鑑に登録できていなかったので、この日がとても楽しみだった。たくさんゼニガメを捕れば、進化アイテムのキャンディもたくさん手に入るもんね!と。
だが、こればっかり書いている気もするが、暑い。
ポケモンGOは屋外へ出て歩き回るのが前提のゲーム。じっとしているとモンスターが出ないので、うろうろすることになるわけで。
スタート時間は朝の9時。多少は涼しいが、多分31度から32度。そこから昼になるころには多分36度近辺。午後からは38度にもなるかもしれない上に、アスファルトの上の体感温度たるや…。
飲み物はまずもっていって、途中で日陰で休むとか、買い物もするとかしてちょっとエアコンの入ったところへ寄るにしても、大丈夫かなあ、私。
最近なんとなく体力に自信がない。まあ、この暑さだと元気な人でもつらいかもしれないけどね?
首に巻いたストールに保冷剤を隠すことも考えたが、あれは時間が短い。普段の買い物にはうまくいっても、2時間うろつくのには向かない。
アイスノンなら大きいんだけどなあ…。冷凍庫には特大のアイスノンが入っている。寝るときに使っているもので、市販品の凍らせて使う枕の中では多分最大だ。
背中に背負うか…?
あれをストールで包んで、背中に斜めに荷物のように…いや…無理か。
ベストの内側にポケットを縫い付けて、中に入れて着る。
うーん、今から作れるほど腕はないし…と思ったけどネットを調べたらそういう商品がたくさんあった。
おおおお!あるんだ?
ちなみに、警備員さんとか、工事現場の人とかの長袖長ズボン、ヘルメットで炎天下、という環境の人のために開発されたらしい。そりゃそうだよね…。
でも、今から注文しても明日には届かない。
市販の保冷剤固定用ベストというのは、背中と腰のあたりだけカバーして、腕の付け根の前には紐だけが来るのがある。
見えにくいんだって。なるほど…と思ったときどこかに豆電球が付いた音がした。
私、これをやるのにすっごい都合がいいもの、どこかで見た。
紐のついた、リュック…。そうだ、きんちゃく袋みたいになってるんだけど、口のところの紐が、その袋を背負える紐にもなっているという作りだった!
息子が低学年だったとき、夏休みのサマーキャンプとかに送り出すとき、服を分野別に分けて入れていた袋が、たしかそういうのだった(100均のやつだ)。
探してみたら、旅行用グッズをいれている場所から出てきた。ちなみに、正式名称は「ナップサック」または「両紐ランドリーバッグ」というらしい。
さて当日。ランドリーバッグ(縦40センチ、横30センチ)にアイスノンをいれて、肩に背負い。袋の口の紐を手を首の後ろに回してぎゅーーーっとひっぱってから蝶結びにして、腕の付け根のところギリギリに紐を絞る。背中にぴったりくっついた。
上からパーカーを着てしまうと、案外目立たない。
まあ、もちろん背中にしょっているものはあるので、ちょっと盛り上がる。が、そこに「荷物がそれほど入っていないリュック」を背負うと、じゃーん。ほとんどわからなくなるんだな…。
リュックで外側から押さえている感じになるので、背中にアイスノンが密着していい感じ。
歩いてはポケモンを取り…取っては歩き。
5匹捕まえるごとに、サングラスをかけた特別バージョンのゼニガメももらえる。かわいい…。
こう言う感じのサングラスをかけたゼニガメは、ゲームキューブの「ポケモンチャンネル」の通販チャンネルの司会者にいたような…
「ゼニ―、ゼニゼニ―!」としか言わないのに、怪しい雰囲気とか商品をおすすめしている感じとかがすごく通販っぽくて大笑いした覚えがある。
40匹ぐらい取ったところで色違いが出た。かーわいーーーい!
そして背中のアイスノンのおかげで、かなり楽。背中が冷たいだけでこんなに体が楽に感じられるなんて…。
今度から自転車で遠出する時はこうやってアイスノン持とう、と決意した。
5匹取るたびにくれるサングラスのゼニガメにも色違いが!
こんなサービス、いいの?サングラスだけでもかわいいのに!
今日だけで100匹取って、色違いはサングラスの1匹、普通の2匹。
2時間半かかって、その数字に満足して帰ってきた。
帰る途中でも何匹かゲット。
アイスノンをリュックに詰め直してから、髪の毛を切りに行く余裕があった。
意外と…疲れと温度って関係しているのかも。
だって、大体800gぐらいあるアイスノンを余計に背負って歩いているんだから余計疲れてもよさそうなものなのに、1時間の散歩より楽な気がするぐらいだなんて…。
こうやって外に出て、歩く日を作ろうと思ってもなかなか出来ないのに、珍しいポケモンが出るだけで2時間以上歩きまわれるんだからねえ(途中で買い物もしたけど)。
自分へのアドバイス
悩んでいることや、暮らしている時に起こる様々なこと、体の不調…私が書いているブログだってそう、日記帳なんてそんなものだ。
人によって、悩んでいることは違う。環境や、育ってきた歴史や、性格なんかによって変わってくる。
でもどうして全部違うように見えるのに、こんなに同じなんだろう。
何もかもがうまくいっている時には、そんなこと頭にのぼらないのに、ちょっと体調が悪かったり、間が悪かったり…そんなことで一度落ち込むと、色々なことが気になり始めたりする。
私はそういうのを、画面のこちら側で見ては、「ああ…あるよねえ…」と思ってそしてなんとなく、声をかけたくなるのだ。
優秀な人に見えるんだよね、私から見たら、仕事をして自分の生活を支えているだけでも、十分すごいと思う。
それも、ちょっと専門性があったりするような仕事で、今日明日行って出来るような簡単な仕事ではない。
社会貢献して…つまり税金だって払ってるんだしさ…。
でも、なんとなく人から嫌われているかも、と思ったら誘ってもらえていない(それも自分が気付かないところで)とか、そういうことが気になってしまう…とか、なんとなく覚えがあるような感じがする。
自分が出来ないことがあるから、と劣等感に悩むその人に、私はつい、「人は何ができるからといってその人のことを好きになるのではないですよ」なんていうようなコメントをした。
そして、コメントをしてから、考えた。
これさー。私にも覚えがあるよね。一人で「私って友達いないよな」とか、「一緒に遊びに行く人が少ないなあ」とかそういうことを感じて、嫌われたりするようなところが自分にあるのかなあ、なんて考えたり。
これが、不思議なことに、そういうことが気になる時と気にならない時があるのだ。
一人でも、割と楽しく過ごせてしまうとき。それほどお誘いがなくても平気なときと、誰か遊びに行ける人がすごくほしくなる時がある。
これは多分、ホルモンのバランスとかにおける、気分の変化とかもからんでいるのだろう。
落ち込みやすい、悩みやすい時と、そうでない時があるってことだ。
結局、私もそういうことを悩んだ時、誰かに…私が自分でさっき書いたコメントみたいなことを言ってほしい時がある。多分あのコメントは、ブログの人に宛てたものではあっても、実は自分に宛てたものでもあるのだ。
他人のことなら、どうしてこんなにクリアに冷静に、その悩みが必要なものではないということがわかるのに、自分が悩んでいる時はああも混沌としているのか。
コメントをいれるとき、パスをいれなかったので、もうコメントの削除は出来ない。
いいアドバイスだったのかどうかも、わからない。
でも…結局自分の悩みに一番寄り添って、やさしくアドバイスが出来るのは自分というのもあるんじゃないかな…と思って、今度そういう気分になったときは、思い出せるようにしよう、と思ったことだった。
イカの解体に挑戦
料理の本がかけるんじゃないか…というような人が「簡単ですからやってみましょう」なんて書いていても、「そりゃ、あなたがやれば簡単かもしれないけどさ」と思ってしまって自分ではなかなかやってみる気にならない私だが、てかとさんのブログはつまり「初めてやってみた!」ってことは、もしかしたら「私でもやればできるかも…」と思ってなんとなくチャレンジしたくなったりする。
そんなわけで、多分旬で安いイカ3匹セット、398円を見かけた私は、つい、解体に挑戦してしまったのだ。
まず…足と以下の目玉のついている部分を内臓をくっつけたまま、引き抜く。
途中でちぎれて一匹目は失敗。
二匹目、三匹目は成功した。
開いて、皮をはぐ…らしいんだけど、今度は一匹目が割とうまくはがれる部分が大きかったのに、二匹目、三匹目は全然はがれなかった。
親指の爪でこすってはがしとる…という「これでいいのか、本当に」状態。
いいや…つまり、はがれればいいんだよね、うん。
ちなみに、なぜはがすのかはイマイチわかっていない。細かく切っとけば食べるのには困らないと思うんだけど…。
頭のてっぺんの三角の部分は皮のはがし方がわからなかったのでそのままとなった。
イカのお刺身って、真っ白ってことは多分、皮がないはずなので、刺身にするときは取るんだよね?
でも、イカの姿焼きの時は、なんていうか、皮が付いたままの色ってことははがさなくてOKのはず。
うーん。謎だ。と思いながら作業終了。
身の部分を水で洗って、とりあえず置いておく。
次は足の部分。
目玉とか、口の部分は食べないので切って捨てる。
足のいぼの部分は確か、手でもんで落としておけばよかったはず。
一本ずつ足を切り離して終了。
さっきの身の部分を持ってきて、とりあえず一口サイズにバラバラにカット。
大きさはそろっていた方がたぶんいいんだろうけど、そこまで考える余裕がない。まずここまで解体出来たことを喜ぼう。
きれいに水で洗ったけど…まあいいや、今日はお刺身じゃないから、何がついていてもお湯でゆでれば大丈夫だろう。
塩をいれたお湯でゆでてザルにあげて、キュウリの千切り乗っけて、ドレッシングで食べることに。
さっぱりしていておいしかった。
自分で解体したんだよ!今度からこれは作れる!と威張っておいた。
もう暑くて暑くて、正直あんまりこってりしたものを食べる気にならない。
でも、豚肉の冷しゃぶと、鶏むね肉をゆでたり蒸したりして、バラバラにちぎったりスライスしてからソースをかける料理か、お刺身か…あんまりバリエーションが思い浮かばなかったので、今度からはイカも参加可能になったのがうれしい。
これってさ…冬にお刺身用のイカを買ったら、イカの塩辛とかが自分で作れるってこと?
だよね?
お刺身も作成できる。
やっぱりこれは、回数こなすしかないのだろうし…。
ちょっぴりスキルが上がった気がする。
うれしいなあ。
てかとさん、ありがとうー。
ガスパチョ作成
パーティにこれを買って持ってきた人がいた。
トマト、玉ねぎ、ズッキーニ、パプリカ、それからパクチーが入っていた。メキシコ料理に、このトマト、玉ねぎ、パクチー(呼び方はcilantroといった。私はこれと、パクチーが同じものだということを日本に帰ってくるまで、知らなかった)の組み合わせのサラダがあって、それが大好きだった私は、あれと、同じ味のスープ、それも冷たいのがある!と大喜びした。
最近こればっかり書いている気がするけど、暑い。
うちでは、野菜を摂るのにいい手としてよく味噌汁を作っていたのだけれども、この暑さではあったかい味噌汁というのはあんまり飲む気にならない。そういえば、最近ガスパチョを飲んでないな…と思って作成することにした。
自転車を15分こいでいく八百屋さんは、野菜が大体スーパーの半額。ただし、鮮度管理は割と微妙で、安いものはちょっと古かったりする。
トマトも、かなり熟していて、多分今日明日で使っちゃったほうがいいな…という感じのものが6個280円。安いし大きいし、言うことない。
こんな小さいの、ししとうの兄弟か!というようなピーマン、小袋3つ150円。キュウリ四本(すごく湾曲している)100円。玉ねぎ一袋150円(6個ぐらい入っていた)。
キュウリを縦に4つに切ってから、1センチぐらいに角切りに。
ピーマンは面倒なのでフードプロセッサーで軽くバラバラに。
玉ねぎはフードプロセッサーでみじん切りにした後、息子が辛い、と文句を言うかなあ。と思ったので水でさらしてちょっとおいておく。
そのあと、へたを取って4つに切ったトマトをフードプロセッサーに入れて、ジュース状態に。
ボウルに入れたトマトジュースに、キュウリの角切りと、ピーマンのバラバラを投入。
味付け…はどうしようか、と思ったけど、これは確かレモン汁と、塩かなんかのはずなんだけど、私は塩の量を見るのが苦手だ。
砂糖としょうゆはうちで作る料理の量なら、大体大さじ1杯ぐらいずつ入れちゃっても大丈夫なんだけど…。塩は大さじでなんて入れちゃいけない。小さじ半分でも多すぎることがあるぐらいだ。
こういう時にはスープなんだから…コンソメとか鶏ガラスープのもとでいいだろう。これは液量さえわかっていれば、適量が袋に書いてあるもんね!
500mlぐらいあったので、鶏がらスープの粉末を小さじにすりきり2杯。大さじ3杯の水に溶かして、ガスパチョに投入。
大体こんなものか…という味になった。
冷蔵庫にいれて、食べる前に水でさらしておいた玉ねぎのみじん切りを混ぜ込んで完成。
冷たくておいしかったけど、残念、パクチー入れるの忘れた。
パクチーが好きなのは私だけなので、残念だったのは私だけで、夫も息子もおいしいと言っていた。
また作ろう。野菜もたっぷりとれるし、よーーく冷やすとおいしい。
いつもカットトマトだけだと、ワンパターンだもんね。
カットトマトはなんていうか、料理とは言えない気がするけど、ガスパチョは「ちゃんと料理した」感じがするところがいい。
水分と塩分が補給出来そうだから、たくさん作ってお昼ご飯にも食べようかなあ。
こたつ。
まあ、冬には「寒波が来る」というのはよく聞くのだから、夏暑いならそれは熱波で正しいんだろうけど。
なんせ暑い。学校へ行く用事があった。それも午後2時半という何とも暑い時間。
外に出て、歩き始めた。もちろん冷たいお茶の入った水筒を持ち、日傘もさして対策ばっちり。
…この感じ、どこかで…。顔に当たる熱気に、うっすらと遠い思い出がよみがえる。
古い、古い記憶だ。どこかで、私この感覚を知ってる。
しばらく歩いていくとわかった。「こたつ」だ。コタツに顔から突っ込むとこういう感じがするのだ。
ちなみに、田舎の、炭のいけてあるコタツでこれをやると「危ない」と怒られる。これが出来るのは電気こたつだけだ。
コタツに入ったネコをのぞき込むときのあの感じ…。
外に出て歩いているので開放感があるから、わかりにくかったけど、天井を頭の真上まで低くしたら再現できる。
ああー。コタツ…。真冬なら、うれしいだろうなあ。世界がコタツに包まれて、ホカホカの温かさ持続。どこへ行くにも暑いぐらいあったかい。
…とか言っている場合じゃないわこれ。小学校までは歩いて10分足らず。近くてよかった。遠かったら下手をすると熱中症だよ…最近の小学校の教室にはクーラーがあるそうだが、確かに要るな、と思った。37度とか38度、無理無理。
学校についてすぐ、お茶を飲んだ。
30分ほどで用事を済ませて、帰りも暑いのなんの!
梅干しを食べてお茶を飲み、水風呂を仕立てて入った。
ああー涼しい。水風呂、といいながら33度ぐらいのだけど、すぐに冷やすならこれに限るなあ…。
気を付けて、熱中症対策をしよう。無理は禁物。
学校から帰ってきた息子も、水風呂に入って、カルピスを飲んで。
リビングはエアコンをかけないと36度を超える。
いくらクーラーが好きではないと公言している私でも、この温度ではさすがに…。
最近のエアコンは30度とかに設定してもちゃんと冷やしてくれるのがいいね。昔の、私の実家の70年代のエアコンは、28度とかに設定すると、いきなり暖房が始まってしまうという、どうしろと…というようなものだった。
ものすごく冷えるのだが、やんわりと冷房が出来ないという…。
今年はクーラーの出番が増えそうだ。
暑さの中で、何を飲む?
塩分補給用のタブレットとか、飴もあるんだけど…あれは歯磨きをしてすぐにはあんまり食べたくない感じがするからね…。
まず、梅干しの上にお茶を注いで、梅干し(昔ながらの酸っぱくてしょっぱいの)をお箸で崩して、すぐ飲む。
梅干しはマグカップに残す。
2度めに飲むときには、梅の種と果肉をわけて、ぐるぐる混ぜて飲む。
そのあと、お茶をそそいでしばらく置いておき、3度目に備える。
3回目に飲みたくなったら、かき混ぜてから飲む。
4回目も同じく。
5回目は、お茶を飲みながら梅干を食べてしまう。これで1個分。水分量でいうと、多分5回で2リットル弱(マグカップが大きめなので)。
大きめで、酸っぱくてしょっぱいタイプの梅干しだから、このぐらいいけるけど、流行りの塩分控えめだと足りないかもしれない。
クエン酸たっぷり、塩分と水分で、レモン炭酸だの、普通の麦茶だのを飲み飽きたときにいい感じだった。
体調が悪くなった時に、おかゆと梅干しで育ったせいか、梅干しは体にいい…という気分がするんだよね。
梅干しの問題点は塩分だけだから、こうやって分けて水分ととれば、いいかなと。
しかし、洗濯物を干したり、アイロンかけたり、買い物に行ったりするともう、いくらでも水分が飲めてしまう。
室温のお茶(カフェインなし)と、梅干しぐらいなら、体に悪いということはないだろうけど、ちょっと自分でもびっくりする。
水分補給のバリエーションが知りたいところだ。みなさんはどうなさってますか。
涼しい服
ベランダで、月を眺めながら撮った。
スマホによっては、こういう夜間の写真がきれいに撮れるものもあるというけれども、これはなんとなく天体だということがわかる程度?
最近は、夕方になってもそれほど涼しくならない。もちろん日中が38度なんて温度だということを思えば、33度は涼しい…のかもしれないが、十分暑い。
夜になっても、エアコンの室外機があるから、うちのベランダは温風たっぷりだ。
布団がふかふかに乾くのはいいけれども、夕涼みなんて、もう、別世界の話だなあ。
最近、とても涼しい服を買った。
どんな服か…というと、胸当て付きのエプロンが、肩のところで2枚つながった形をしている。
背中側の左右の紐をおなかのまえで結び、おなかの側の左右にくっついている紐を後ろで結ぶと完成。
かたちとしてはワンピースだけれど、貫頭衣で脇が縫われていないワンピース、というわけだ。
インドのものらしいけれど、縫われていないから風がよく通って、いい感じだ。
ただ…外に出るのはちょっと、ためらわれる格好ではある。
膝ぐらいまであるので、チュニックとして着て、下にパンツを履いたら、ありかなあ…。。
1500円ぐらいだったので、お小遣いで。
涼しそうな服だねえ、と夫に言われた。
彼はトランクス一丁の時もあるからなあ。そういう格好が一番涼しいんだろうけどさすがに女性はそういう格好になるわけにもいかないので、多分、このワンピースが最低限のカバー率だろう。
あ、でも背中側だけならもっと開いたのもあるか。
作ったの?と聞かれた。 なるほど、そういう風に見えるのか…。
多分構造としては簡単だから作れるとは思うけど、布代のことを考えると、多分1500円では無理な感じ。
ふと思いついた。洗濯して、脱水した状態で、乾かさずに着て、扇風機に当たったら涼しいかな?
気温が33度だったら、濡れたまま着て、洗濯物を干している間に乾いてしまいそうだけど。
疲労の夏祭り
このお祭りというのは、小学校の行事ではないのだが、なぜか駆り出されるのが小学校の役員。地域のボランティアさんなども協力を願って、ジュース、ホットドッグ、やきそば、アイスクリームなどが販売され、スーパーボールすくいとか、水風船釣りとか、パットゴルフのコースなどが出て遊べて、近所の中高生のバンドの演奏などが聞けて、最後に打ち上げ花火やって終了…という、小学生の子供が喜びそうな行事なのだった。
とはいえ、なぜこんな
今年は本当に暑い。熱射病…という言葉は最近は使わないのか、熱中症の人が出ないように、まず注意しなくてはならないのは、準備の大人たちだ。
朝8時から屋根だけの自治会テントを張り、休憩所と称して学校の長椅子を並べたり、舞台や、ライトや音響資材を運び込んだり。途中で一度全員撤退してお祭り本番は5時から。
これが例年なら5時にもなればちょっとは暑さも和らぐかと思いきや、今年は5時でも35度。
そんな中でゴミ箱の見回りと分別に追われた私のグループ。大体売られているものが決まっているので、出るごみの種類も決まっているはずなのに、なぜか売っていないはずの缶ジュースの缶が出てくるとか、(ペットボトルしか出ないはずなのに)、ごみの分別がうまいのは意外にも児童たちで、お父さんたちはダメダメだとか(頼むから、ペットボトルにフランクフルトの串をいれるという捨て方はやめて)…しょっちゅう見ていないとペットボトルと燃えるゴミが混ざるとか…。
ともかく校庭に一定の距離でおいてあるゴミ箱をぐるぐる見て回って、すぐいっぱいになるのでまとめて所定の位置に置きに行って…。出店や、ゲームコーナーの店番も回ってくる。
お茶は一応、「PTAの人が飲んでもいいよ」というコーナーも用意してあったのだが、遠慮しながら飲むのもなあ、と思って私は2リットルのペットボトルを1本、500mlを3種類…なんていう量をしょっていって、ついでに保冷剤をいっぱい詰めた100均の発泡スチロールのクーラーボックスとか、塩分補給タブレットまで持って行って首に保冷剤をスカーフに包んで巻きながら奮闘することに。
しょっちゅう飲んで、塩分タブレットを食べ、保冷剤を取り換えながら倒れそうな炎天下での活動をなんとか乗り切った。
ここ数年で一番体力の要る行事だった。
同じく40代のママさんたちと、「40台になると、体力なくなるねえ…。これ20代だったら、『ちょっと日に焼けるわね』で終わったかも」とか愚痴りながらがんばった。
次の日も、ごみの分別と、テントの片付けと、段ボールの処理と…。分別したペットボトルを学校の水道ですすいでから、踏んでつぶして袋に詰めるとか、学校中の掃除とかを朝から。
前の日と同じようなお茶と塩分補給と保冷剤でがんばった。さすがに片付けだけだったので所要時間1時間半程度。人海戦術は有効だ。やれやれ、皆さんご苦労様でした…。
終わって帰ってきたら、まだ10時。クーラーかけてお茶を飲み、週末の楽しみにとっておいたクラフトを…と思ったら、楽しみにしていたはずなのに全然手につかない。
根気がないというか、飽きているというか…という感じが。
最近体調も悪いし、気分も上がらないしなあ…ウツっぽいのかしら…とか思ったけど、なんでもそういう更年期とか気分とか…の問題になっちゃってるけど…実はこれ、疲れてるのか?と思い至った。
確かに昨日は朝10時から炎天下で準備に2時間。
そのあと夕方からとはいえ、3時間あの暑い中を歩き回っている。
挙句に今日の朝は短かったとはいえ暑い中肉体労働。
疲れないわけ、ないわな…。
この夏まつりは多分私がこの1年でやったことの中で間違いなく一番体力の要る行事だったはず。
この5年でも。これよりつかれる行事というと…。息子が幼稚園の時のバザー…のほうがマシか。あれは秋だったからな。
疲れていると、楽しいはずのことも出来なくなるんだなあ…。と実感して終わった。
結局その日は一日、ぼー。っと休んで過ごした。
もっと規模の小さいものなら田舎に住んでいた時にもっと狭い範囲でやったことがある。つまり、公会堂の前の広場で、子供は金魚すくいをやらせてもらい、大人にはビール、子供にはスイカとトウモロコシが配られ、手持ちの花火などももらって、公会堂の中でまんが映画(アニメ映画を昔はこう呼んでいた)などを見せてもらって帰るという行事だった。
子供の頃は楽しみにしていたものだったが、準備の人は大変だっただろうなあ。
ああ…くたびれた、暑かった、終わってよかった…。
息子は、楽しかったらしい。よかったね…。結局、「子供が喜ぶから」といって続いているんだよね、これ。
地域のボランティアさんと、PTAに大変負担の大きい行事だと思うんだけど。
せめて…春か、秋かに出来ればもうちょっと楽なんだけどなあ。(誰かにどこかで愚痴りたかったので、これを書いた)
凍らせる専用ペットボトル
そしてもう1本、持って行ったのがこの【朝摘みオレンジ+天然水】というものだった。あんまり甘い飲み物をたくさん飲むと体重に響くので気を付けているのだけれども、1本ぐらいは…というわけだ。
普通のペットボトルだと、凍らせて液体が膨張したときに、ボトルがひび割れる。ひびわれたボトルが解凍されると中身が漏れ出てくるので大問題になる。なので、凍らせるときは膨張分を見越して、一度キャップを開けて液体を減らしてから凍らせないといけない。
でも、この朝積みオレンジと、ヨーグリーナのペットボトルはちょっと特殊で、そのまま凍らせることができる。ボトルの下の方が、広げられる構造になっていて、ボトルを凍らせて膨張したときにその部分がぐっと広がり、ボトルのひび割れを防ぐようになっているらしい。
ぱっと見て面白いな、と思ったので2本買って来てそのうち1本を凍らせて、凍っている方と凍っていないほうを比べて「おおおー」と違いを確認してしまった。
面白い構造になってるなあ…。液量を減らしてもいいんだろうけど、こういう構造のびんにしようと思ったところがすごい。
サントリーのサイトでいろいろ見てみると、このほかにも冷凍出来るようになっているものがいくつかあるらしい。「なっちゃん」と「DA・KA・RA」のシリーズと、この天然水シリーズ。
色々なものが開発されるなあ。この際だから、甘いのだけでなくて、お茶もあればいいのに。
ヨーグリーナのほうは、薄めたヤクルト…いや、ちょっと違うか。薄めのスコールみたいな味で、朝摘みオレンジのほうはミカン水っぽい味だった。 まあ、ちょっと「薄い」感じもするが、すっきり飲みやすい。
カロリーもオレンジのほうは100mlあたり19kcalと、(ヨーグリーナのほうは24kcal)ちょっと低め…?
砂糖の入っている方の赤いラベルのコカ・コーラは100mlあたり45kcalだということを考えると確かに低いね。
これで炭酸あったらいいのになー。と思ったら、凍らせるペットボトルにはないけど、ヨーグリーナのスパークリングはあるらしい。商品展開が多すぎ。今度コンビニとかスーパーで棚をじっくり眺めよう。
音がうるさくないやかん
確かにおいしい気がする…。浄水器の水に麦茶パックをぽっちゃんと入れて冷蔵庫に入れておく式の麦茶も悪くはないけれども、夫が、子供が「おいしい」というのは沸かして冷やしたほうだということを考えるとやっぱり味には差が出ているのだろう。
さすがにこれは、ごみ捨てとかと違って、専業主婦のメイン業務に含まれる気がするので、毎朝やかんいっぱい麦茶作成だ。
…が。これが、結構時間がかかる。前でじーーっと待っているのもなんなので、その間に掃除とか、洗濯とかをバタバタとやっていると、「奥さん、めちゃくちゃ沸いてるけど、これはもういいの?」と聞かれる。
「あーーー!ごめんなさい、(火を)切っておいて!」と頼むことに。
夫がいない時に自分で、「あ、そうだった」と気づいたことも実はある(内緒だけど)。煮えすぎでちょっと目減りしていた。
まずい…。これは今は軽く注意ですんでいるけれども、もしも空焚きなんてしたら危ないものね…。自分で、やらないという自信がない。これはやっぱり中年になってから、こういううっかりが増えているのに気付いている。
そういえば、私の実家ではバザーで購入したピーピー鳴るヤカンが活躍していた。沸くと結構うるさくて甲高い音が鳴る。
仕組みはというと、笛ラムネとかフエガムと同じような感じの笛がヤカンに取り付けてあるという、すごくわかりやすい形だった。
「ひょ~~~」とはじまって、「ぴひょ―――ぴーぴーぴーーー!」とやかましいもので、実はあんまり好きな音ではない。
なんでこんなうるさいものを使うんだろう、と思っていた。
今ならわかる。お湯をわかしてうっかり忘れるんだよね…。今の私と同じだ。
というわけで、音のなるヤカンを私も買おうか…。
いつも通りネットを検索。
すると【耳にやさしいハーモニカケトル】というものが引っかかった。
これは、笛が、笛ラムネみたいなタイプのではなくて、弁が中に入っていて震えて音を出すハーモニカの仕組みを利用したタイプになっているものらしい。なおかつそれが2音分入っていて、和音がなるのだって。面白そうだ。
「ねー、これがほしいんだけど買っていい?」とお伺いを立てると、「そうだね、これなら気づきやすくていいね」と夫の同意が取れたので、私が預かっている家計からではなく、夫の管理している口座から落ちるクレジットカードのお買い物可となった。3200円ぐらい。
2.5リットルというふれこみだけど、このヤカン、ぎりぎりいっぱい満水まで入れると、注ぎ口につながる部分が水没してしまうので、音がならない。つまり、注ぎ口の下までしか水が入れられないから、それを考えるとちょっと大きめでいいはず。
到着してから水を計量カップで大体2リットル計っていれたら、やっぱり注ぎ口の下ぴったりぐらいだった。これは最大水量2リットルのヤカンと同等でいいだろう。
わくわくしながら鳴るのを待った。
「ふぉーん…」と心細げに始まり、そのあとは元気に「ふぉーーーーーーー」となったが、外国の車のおもちゃのクラクションみたいな音だった。かわいい。ドとミの三度の和音で、それほど甲高くもなく(NHKの時報の音のAから2音高いCと、その上のEかな?500hzから600hz近辺だと箱に書いてあった)、十分気づきやすい音ではあったけれど耳障りな感じは確かに、普通のピーピーケトルよりは少ない。
面白いやかんだった。これで忘れにくくなったし、この夏は、麦茶を沸かすぞ!
…と思ったら、麦茶のパックが切れた。
タイミング悪いなあ。買い物に行ってくる。
がぶがぶ、バリバリ。
だが、買い物に行かなくては…。
保冷剤を首に巻き、15分自転車をこぐ。最寄りのスーパーはもっと近いのだが、遠いほうのスーパーが特売日なのだ。
食費軽減は主婦の肩にかかっている。
豚肉の代わりに牛肉をちょっと出そうかとか、一番安いトマトの代わりに息子が好きなプチトマトを出そうかとか、豆腐もちょっと高くておいしいのを出そう…と思えば、やっぱり安い日に買ってその分をちょっとしたいいものに回すのが常道だろう。
帰ってきたら、生ぬるいお茶をぐびぐび飲んで、白菜の漬物を口に放り込む。市販の漬物に鷹の爪を足しなおしたのですっきり辛くておいしい…。
冷蔵庫温度のお茶をぐびぐび飲むと体調が悪くなることがあるからね…。室温ぐらいで。
ふと思い出した。この感じ、どこかで…。
田舎の家のちゃぶ台の上に、キュウリと、ナスとキャベツの漬物の器があって。
お茶はやかんのおしりを拭きながら持ってくる。井戸で冷やした、ちょっと冷たいお茶。
暑いので、キンキンに冷えているわけではない。さっきわかしたばっかりだからね…。
一応、冷めている、そういう温度だ。
時間は、9時半ごろだろうか。
畑の仕事が一段落ついたら、おじさんおばさんたちはお茶を飲む。
薄いお茶をがぶがぶ飲んで、漬物をバリバリ食べる。
冬の間に樽に漬けてあるタイプのものではなくて、自家製野菜の浅漬けで、とてもシンプルな味だった。
確か、昼下がり…かな。3時か、4時か、といったような時間にもこういう休憩があったように思う。
その時々に取れるものがふるまわれる感じだった。たとえば畑から取ってきたスイカとか、トウモロコシのゆでたのとか、枝豆のゆでたのとかもあった。
ちょっと休んでお漬物をバリバリ食べ、お茶をがぶがぶ飲んでまた、仕事に戻っていく大人たち。
子供もちょっとお相伴にあずかるのだが、まあ…お茶と漬物というのは飛びつきたいほど好き…という感じでもなく、「ふーん」と見過ごしていた。
今思うと、あれはつまり、暑い炎天下の作業をしている時で、塩分と水分を補給する大変理にかなった休憩だったのだな。
お茶がそれほど冷たくないのも、なぜかお茶うけが甘いものではなくしょっぱいのかも、経験則に基づいていたのだろう。
元気に働かなくてはね、私も。
塩分補給タブレットじゃなくて、こういうのも、ちょっといいな…。
もう一口、白菜の漬物を口に運んでからお茶を飲んで。
部屋の温度は、だーーっ。35度だった。
教室にクーラーは必要か
7月中のあの熱波の時にも、「本気で死ねる温度だから、つけてね」と電話をかけて頼んでいたぐらいだ。それでも36度越えたらつけるから、まだ大丈夫、水分補給もしてるし、とか。
体温越えない限り大丈夫だから…って、そりゃ、父は70代でフルマラソン走るんだよ。丈夫な人なのはわかってるけどね…?
多分だけど、暑さに対する考え方が60年前で停止している。暑いのは、我慢するものだ。(だって、夜には気温が下がるから)と、こうなっている。
気象庁のデータでも、温度は平均で50年前より数度は上がっているらしい。
それと、問題は都市部。クーラーの排気があるから、人口の多いところだけ暑かったりする。
例えば気温が同じはずでも、アスファルトやコンクリートや石畳が焼けているお昼の体感温度はかなりのものがある。
子供の学校のプールの、炎天下の焼けたコンクリートの上の温度がどのぐらいあるかなんて考えたくもないぐらい暑いだろう。
私が子供の頃は、多分ここまで暑くなかったと思う。「朝のうちは30度越えない日」だって多かったし、「今日は寝苦しい熱帯夜」だという表現があったことを思えば、熱帯夜じゃない日が多かったはずだ。
プールのシャワーは、ちょっとしり込みするぐらい冷たかったし、プールの水も同じく。
まあ…今でも、山が近い、標高の高い田舎なら都市部よりましかもしれないが。
多分、年齢が50代より上だったら、35度の気温の中を学校へ通ったことはない人ばっかりだろう。
今、いろいろな制度を決める立場にある人は年齢が50代から上のことが多いみたいだが、つまり子供は元気に遊んでいても倒れなかったぐらいの温度しか体験していない人たちばっかり。
今じゃ通学路が38度、学校の教室が36度なんていうことだって起きる。その時、「クーラーなんかなくても大丈夫」と何を根拠に言えるんだろう。自分たちが子供の頃のことがたぶん頭にあって、子供は暑くても元気に活動できるものだと思っているのではないだろうか。
そりゃ、朝晩の気温が25度、ピークの温度が30度なら、大丈夫だと思う。水分飲んで、下敷きでバタバタあおいで扇風機があれば御の字だ。
でも、全体に5度、気温が上がったとしたらどうだろうか。
この間校外活動の後、亡くなった6歳の男の子は、まだ小さかった。3、4カ月前まで「幼児」だったのだから。幼児に毛が生えたぐらいの小学校1年生に、小学校5年生と同じ体力があるわけがない。
遠足だの校外学習だのが好きな子ばっかりではない。例えばうちの子は遠足は「えー。行かなきゃだめなの?」というタイプだ。
きっと、「行きたくない、暑いしだるいし」ぐらいのことは、うちの息子だったら口に出してしまうと思う。
その時、きっと担任の先生はこういうのだ。
「まあまあ、そんなこと言わずに、頑張って行こうよ、みんないくんだから、XXさんだけ残るわけにはいかないよ」(最近は、男子女子共に、全員、「さん付け」らしい)。
とかなんとか、絶対言う。目に浮かぶようだ。
全員が同じことをやる。これを大事だと思ってやらせるし、そのシステムでうまくいってきたのだから、日本の学校ではこういう対処が当たり前だろう。
でも、本当に既に登校した時点でちょっと脱水気味だったら…?水筒を持っていなかったら。(驚いたことに、水筒を持ってこさせない学校があるらしい。私が行ったことのある学校では、水筒は夏は全員もってくるものだった。例え中身がただの水道水でもだ)
先生も、30人ぐらいはいるクラスの子たちを全員、それほどじっくり的確に見定めて体調を見て、説得しよう、なんて無理だ。
ごく当たり前に、「みんなが行くから行きましょう」で全員校外学習へGO。
きっとへとへとになって帰ってきただろう。戸外の温度が35度、34度。お日様キラキラで風がなく、体感温度は38度前後。
元気な子供だって疲れただろう。教室で、はあ…と座って、「つかれた…」となる子も多いだろう。
多分、うちの息子だったら、絶対、「あーあ、疲れた!」とかいうだろうし、「暑かったー!だるいよー」ぐらいのことなら、多分他の子も言うと思う。
これで、先生に気づけ、というのはちょっと酷…だよね。
それでも、せめて…帰ってきて気分が悪かった時点でクーラーのある保健室でアイスノンもらって水分補給していれば…。
息子は、一年生の時に、結構高い熱が出ても「なんだか、すごく暑い」ぐらいのことしか言わなかった。
お友達の息子君は3歳から6歳ぐらいの時に、「足が痛い」と言うときには、毎回熱があったそうだ。
亡くなった男の子も、多分、詳しい説明が…つまり自分の体調が悪くて気分が悪いのだ、と伝えられなかったのだろう。
無理もないよなあ…。女の子は割とこのあたり、もっと年齢が小さくても説明できるお子さんもあるそうなのだが、男の子は全体的に説明できない子が多い感じがする。
6歳の時の小さい息子の顔が思い浮かぶ。何を説明するにしても、かなり言葉が足りなかった。かわいかったけど…本当に、他人事とは思えない。
大人はいい。例えば大人は駅まで歩いて電車に乗ったらクーラー。会社に着いたらクーラー。主婦なら、買い物に行くまでは暑くても、買い物先にはクーラー。家にいる大人なら、家にクーラーがなくても水風呂にも入れるし、保冷剤が首にまけるし、冷たい飲み物もいつでも飲めるし、たとえば濡れたタオルで体を拭いてから扇風機が独り占めできる。色々と対処ができるというわけだ。
大人でこの暑さを耐えなくてはならない人は、外で労働する人たち。この人たちは多分、教室にクーラーがない子供たちと同じような危機的状況にいる。でも…多分だけど、この人たちには、水分を「いつでも飲める」ようにしてあるはずだ。休み時間まで飲むな、というようなことは流石に言わないと思うんだけど…。あとは大人は、体力もあるだろうしなあ…。
でも…子供は。通学時間が30分ある子だっている。水筒学校で禁止、チャイムが鳴ったら「水が飲みたいから」といっても休み時間まで我慢で、周りの気温が34度だの、36度で保冷剤を首に…なんてないし、扇風機は教室に1台?風が全員に届かない上に、窓から熱風。
下敷きであおぐのも、うちわを使うのも、多分授業中はやったらダメなことになっているだろう。
そりゃ気分も悪くなる子がでるわけだよ。ここに書いているだけでも過酷だ。小学生「にも」なれば、というかもしれないけど、低学年ってやっぱり、体力がないと思う。青年、壮年の男性と比べるのは無理だ。
本当に予算がなくてクーラーが無理なら、せめて「全員、水で濡らしたタオルを首にかけて、うちわであおいでもいいです」ぐらいやってもいいと思う。
クーラーが教室にあれば…きっとこういう事故が減る。
もういっそのこと、外気温が33度越えたら校外学習は延期、でいいと思うんだけど。
という話を息子としていたら、最近は学校でも、昼休みとか、長い休み時間には、こういう放送をすることになっているらしい。
「休み時間になりました。今日はとても暑いので、外には出ないほうがいいかもしれません。のどが渇いていないと思っても休み時間には必ずお茶や水を飲むようにしましょう」
息子は放送委員をやっているので、この放送をする側なのだとか。息子の学校の教室にはクーラーもある。ただし、「いうほどきいていない」そうだが、それでも外気温よりは低いらしい。
誰でも36度になるまではクーラーかけないような生活が出来るわけではない。
クーラー嫌いなのもまあ、その人の勝手だけれども、やっぱり学校の教室には、クーラーがいると私は思う。
その朝までは、元気よく、「おかあさん、いってきまーす」と学校に行ったであろう6歳の男の子。
何度思い出しても悲しくなる。
学校に送り出すときはいつだって「無事に帰ってくるものだ」と思って出すんだものね…。
みんな、無事で。元気で帰ってきてほしい。
若いってこういうことだよなあ
まあ、「カレー」の時はご飯ナシのカレーというのはさすがに、と思うので食べるし、寿司を食べに行けば食べることになるわけだけれども、子供の頃実家では当たり前だった「白いご飯と汁物とおかず」というのをやらないということだ。
汁物とおかずで私は終了。夫も、「俺はビール飲むから、いらないな」という判定になっていることが多い。二人とも中年になって、ビールを飲むのなら白米食べないほうが体重が増えないというのを実感することになったわけだ。
ただし、息子にはエネルギーの必要量的に炭水化物を出すことにしている。
ここしばらくは暑いので素麺が多いが、熱々の白いご飯より冷めていた方が食べやすいかな…ということでおにぎりを作って、冷めたのを食べていることも多い。
素麺が切れた午後のこと。
「今日の夕飯に出すの、そうめんないからおにぎりね」と言ったら、「オレ、ポテトがいい!」とリクエストが入った。
「あのね、ベーコン乗っけて、バターとかチーズとかのせて焼いて、おしょうゆかけたのがいい!」
…って。暑苦しいったらないね…。ふかしたジャガイモを5ミリから8ミリ厚さぐらいにテキトーに切って、とろけるチーズとベーコンを切ったのを散らしてからオーブントースターで焼いて、チーズがいい色になったところで出して、醤油をたらした。
暑いと食欲がなくなる、とか言うくせに、こういうのは別なんだ?
チーズたっぷり、ベーコンたっぷりだったのに、ジャガイモ小さめのとはいえ3つぐらいペロッと食べた。
この暑いのにー!
「バターと醤油だけでもおいしいかも!明日も焼いてね!」
バター。外が35度で、部屋が30度で、食べる気になるんだ…。
ま、ふかしたジャガイモはいっぱい作ったから(暑いから一気にふかして終了させておいて、冷蔵庫で保存してある)、やるよじゃがバター。
若い…ってこういうことだよね…。味覚が違う感じがする。
そういや、夏休みに祖母が連れて行ってくれるレストランで、私たちはハンバーグだ、トンカツだ、と喜んでいたけれども、祖母はもりそばとかを食べていたなあ…と思い出した。なるほど…こういうことだったんだろうなあ。
ベーコンチーズポテトを食べてから、何食わぬ顔で冷しゃぶを平らげている息子。気を付けてあんまりあっさりしすぎにならないようにしてやらないとな。
いんちきな山形のだし
「エバラ焼き肉のたれ」で有名なエバラが【ねばとろ漬けの素】というのを販売していて、なんとなくパッケージ写真からおいしそうだと思って数年前試して、大変気に入ったのが、この「だし」との出会いだった。
エバラのねばとろ漬けは、だしとは名乗っていなかったが、似たようなものだといっていい。このねばとろ漬けの素、途中で近所のスーパーからなくなってしまった。通販で買っていたのだけれども(箱単位で買うぐらい気に入っていた)、ちょっと高いし、こういうものを自力で作成出来ないかな。そう思ってネットを検索して、どうもこの「ねばとろ漬け」は「山形のだし」の兄弟といったところなんだな、ということがわかった。
今はレシピの正式名称さえわかれば、検索して作り方を見るのは難しいことではない。私は無事「山形のだし」が作れるようになった。
問題は「粘らせるために入れる昆布」が高いことと、あれも、これもと入れたら山のように出来てしまうこと(好きだからいいけど)。
まあ、安く作りたかったらキュウリと、ショウガとミョウガとぐらいあれば大体OK。オクラは安いから入れることが多い。ナスは値段による。青じそは…高いので大抵入れない。ネギはレシピによって入っているのと入っていないのがある。
材料を全部細かく刻んで、塩を入れて置いておくとか、軽く塩をしたあと、ざるにあけてから麺つゆのような味にするとか、醤油をいれるとか…まあ、レシピによってさまざま。
最初は一生懸命包丁でキュウリとナスは7、8ミリの角切りに、オクラは輪切りに、ショウガはすりおろして…とか頑張っていたのだが、今日は暑さのあまり、料理をする気力が出なかったので、物は試し、ということでフードプロセッサーを使ってみることに。
家にある一番大きいボウルに、ザルをセット。ボウルをはかりに乗せて、はかりを「0g」にしておく。
ショウガとミョウガをフードプロセッサーにかける。ボウルに移す。
ナスとキュウリをフードプロセッサーにかける。ボウルに移す。
オクラをフードプロセッサーにかける。ボウルに移す。
野菜の量をはかりから読み取る。
野菜の重量の1.5パーセントの重さの塩を入れる。
納豆昆布を好きなだけ(といっても、アクセント程度)にいれる。
全体を混ぜる。
しばらく置くと、塩の作用でボウルに野菜の水分が落ちてくるので、捨てる。
…とやってから食べてみた。
大丈夫だ…。まあ、歯ごたえはあんまりない。刻みオクラを納豆みたいにして食べたことがあるけど、あれに似てる。
味はおいしいし、これは断然早い。
作る回数が増えそう。
…ちょっとインチキかもしれない。
というわけでブログの題名はインチキ、と書いてあるのでした。
ダメだ、シャンプー撤退
ヘアスタイルを整えるという方角でいうと最悪のパターン。
中年も極めてきてから、白髪も出てきたのでヘアマニキュアというものを初めてやって、ちょっとまとまりやすくなったのを機に、いつもしていた石けん洗髪+クエン酸リンスではない、市販のシャンプーを使ってみようという日記を書いたのがたぶん、春ごろ。
【花王のアジエンス】というシャンプーの「硬い髪質用」というのを使っている。これ自体は、確かに髪の毛がはねづらくなって扱いやすくなった感じがするし、つるつるするし、つやもちゃんとあるように見えるので、さすが、硬い髪質用、とうたっているだけのことはある、と思う。 ただ…市販のシャンプーとリンス(とは最近は言わないのか、コンディショナー)は大抵そうなんだけど、ぬるぬるして大変流しづらい。シリコンブラシを使ってとかしながら流しているのだけれども、ぬるぬるした感じがなくなるまで落とすのが時間がかかる。
まあ…コンディショナーとか、トリートメント(おまけについてた)とかは、「そのぬるぬるした感じが全部落ちないようにしている」という人も聞いたことがあるので(その方が効果が上がるということらしい)、この全部落としたい!という感覚は、泡切れのいいせっけんと、全然とろみのないとかしたクエン酸で頭を洗っている私の癖なんだろうな。
だからこのアジエンスのシャンプー、コンディショナー、トリートメントは全然悪くないんだけど、効果も十分あると思うけど…。
体に、顔に、流している途中にかかってきて、それがまた、潤い成分なのかなんなのかしらないけど、すっきりしないのが嫌なので、涼しくなるまでこのシャンプーとリンスは封印することにした。
そんなわけで、とっておいた【ローズマリー石けん】を出してきて、クエン酸を水に溶かしてボトルに入れて、夏はさっぱりいくことにした。
このローズマリー石けん、いい匂いなんだよねえ…。この会社のラベンダー石けんもいい匂いだ。
でも夏はやっぱりこれかな!
髪が渇くのも早いし。これで傷んでるとか、美容師さんに言われたことないし、これでいいのかもなあ。
また、コーティングされた滑らかさがほしくなったら、再開すればいいだけだもんね。(もったいないから寒くなったら使い切るけど!)
日本人が英語を話せないわけ
見るたびに何となく、イラっと来る。
なぜなら…使わない本当の原因は、つまり「必要とされる場面にいないから」だ。
生粋の日本人であろうと、アメリカとかイギリスとか、英語がどうしても、どうしても必要なところへ行けば、絶対なにかしら話せるようになる。
ただ、日本にいると、英語を話さなくてはならない機会というものは、滅多にない。
英語が必須、社内では絶対そうなる…。そういう環境に入って、自分の言いたいことをなんとかひねり出せるように毎日苦労すれば、話せるようになる。時間がどのぐらいかかるかは、その人がどのぐらい英単語を知っているかによって違ってくる。
文法をある程度覚えて、英語の文章を組み立てる方法を覚えるのは、中学校、高校でやる。
最初は2歳よろしく、単語だけ、ポン、と出す。
「lunch?」こういえば、多分英語を話している同僚には、ランチに行こうか、と誘っているのだと大体わかってもらえる。
NO, YES これも、最低限、そうだ、違う、ぐらいの判別には使える。
だんだんI want toなんとか…とか、let's go、みたいな短い言い回しを出す。
ほんと2歳と同じようなことをやらないとだめなわけだ。
たべる?ときかれたら、「たべる」と答える2歳。
いく?「いかない」と答えられるようになったら、おお、否定が使えるようになったね、ということ。
「どっちがいい?」と聞いたとき、「こっちがいい」と言えたら、おお、指示語が使えるね?と喜ばれる。
毎日、毎日人が話すのを聞いて、自分が意思を伝える訓練をする。
そうすると、2歳から考えると3年で5歳、幼稚園年長さんになったら、まあ…なんていうか、日常生活に大体困らないぐらいは話せるわけだ。ちょっと大人が聞くとわかりにくいが、ゆっくり、気を付けて聞いてもらえば、大丈夫。5年たって。小学校低学年にもなればかなりのことが伝わるし、お店でお買い物が出来るだろう。
大人の英語も、毎日毎日英語で話すこと、伝えることを5年、何時間も練習すればそりゃもう、絶対違ってくる。
大人の知識と単語力を駆使すれば、多分5年はかからない。
でも、だ。大人は間違いたくない。すらすら出てこないものを、単語を1つ1つ出したり、あとでいい直したりしてもたもたしたくないから、つい…そこでもう、いいや、と黙ってしまう。すると練習が出来ない…上達しない。
本当のわけ、なんてもったいぶったこと言う割には実は簡単。そうしなくても生活できる環境にいるからだし、練習しないから。
留学するとしゃべれるようになるわけは、もう恥などかなぐりすてて…または恥ずかしい思いをしながらでも毎日生活することが練習することになるから。発音が悪かろうと、すらすら出なくて気まずかろうと、言わなきゃ出来ないことが多すぎるのが、外国生活。
だから、英語が喋れるようになりたければ、単語を覚えて、文法を覚えて、そして恥ずかしくても英語を使うこと。
あいー。あい。あいうぉんとー。となっても、めげずに一文、口に出して、相手に通じるかどうか。それに喜びを感じられるか…というのが英会話習得へ道だと思う。
みんな、魔法みたいな解決法があるといいな、って思うからね。そういう人を狙って、こういう広告は出る。
でもほら、あれよ、ダイエット。あれと一緒なのよ。
魔法みたいな方法はないのよね。ダイエットは、摂取カロリーを制限して、運動するのが結局一番堅実で成功率が高い。
英語も、単語力増強と練習が、結局堅実で成功率が高いんだけど、どっちも時間がかかるんだよね。努力もいる。
だからこういう商売が、楽して出来ますよ、というとひっかかってお金出す人がいるから成り立つんだよね。
自分がひっかかりそうな性格をしているからこそ、この広告が何となく、腹が立つ、そういうことだ。
恥ずかしがり屋の日本人が、英語を話せるようになるには…。つまりやっぱり、慣れるまで練習。
ダイエットに成功したことはないけど、英語はアメリカにいたときは結構話していたので、私はそう主張したい。
今、英語話せるか…となると、買い物は出来るし、どうしても、ということならゆっくり話すしかないな、と思って、単語を出すところからスタートすると思う。しばらくしゃべってると、戻ってくるものなんだよね、これ。
だから最近でいうと、一番英語が話せるのは、海外旅行の帰り道。ああ、あのときこういえばよかったなあ、って思いながらいつも帰ってくる。きっと、英会話を習っている人もそうだと思う。英会話教室の帰り道が一番頭の中が英語でいっぱいなんだよね。
誰かと英会話の練習でもしようかな…。そういうのやりたい人がいたら喜ばれるかもしれない。
クーラーをかけて寝ていても注意
まあ、寝室でクーラーかけて、シーツをかぶって寝るのにも慣れてきた。それほどだるさを感じなくなったかも…?確かにこの暑さではクーラーなしだと夜中に暑くて目が覚めることもあるからね…なれなきゃしょうがない。
今朝起きたら、のどが渇いていた。クーラーかけていてもやっぱりね…と思いながら、手っ取り早くスポーツドリンクを作る。
250mlぐらい入るマグでまず、生ぬるいのを1杯。
すーーーっと入って行って、飲んだ気もしないぐらい。
もう一杯。
500ml飲み切って、まだ「もういらないや」という感じがしない。
えーー。3杯目。ちょっと、半分以上飲んでるし!
念のためしばらく待ってみたけど、まだ飲める感じが…。
味は正直あんまりステキではないスポーツドリンクなんだけど(格安だし)、妙に普段よりおいしい気がするし、これは脱水気味ってことなんだね…。生ぬるいし、口当たりの悪い温度のはずなんだけど、全然気にならない。
これはお茶と違って塩分も入ってるから、大丈夫だろうと踏んでもういらないというところまで飲んだら、1リットルからスタートしたのにほとんど残らなかった。
起きてきた息子に牛乳を出して(ミネラルが入っているので牛乳も結構いいらしい)、そのあとお茶も飲む、と飲んでいたのを見て、やっぱりなあ…という感じ。
夫にも麦茶を出しながら、やっぱり朝にはまず飲まないとな、と思った。夜の間に、蒸発してる分がたくさんありそう。
ちなみに、塩分を取らずに水分だけをとると、体内の電解質濃度を下げないように、ということで水分だけが外に排出されてしまったり、水分が飲みたくなくなったりして、余計に体内の水分が減る…ということになるのだって。だから塩分も取れということらしい。
そういや、朝からトイレに行ってないかも…と思いついてちょっとびっくり。
気を付けないとなあ…。
夜寝てる間に静かに熱中症になって気を失うとか、怖いもんねえ。
いいな、と思う生き方
多いときは数十人来るが、少ないときは数人。大体会場を借り、SNSで通知。
場所があんまり近くないのでなかなか参加できなかったのだが、久しぶりに行ってきた。
会場の準備をしているうちにだんだん集まってくる。今日は大体10人前後来ると連絡があったらしい。
じゃあ、始めようか…となってから、入ってきたのが、友人K。
おや、久しぶりだね?
大体、開催後に撮った写真なんかもSNSにアップされるのだけれども、このKはあんまり見かけない。
誰とも特に取り立てて仲がいい、というでもなく。それほど目立つタイプでもなく、よく話す奴でもなく…。
「K、ひさしぶり」と声をかけた私に、「おう」とちょっとうれしそうに挨拶はしてくれたけど。反応は薄めだ。
まあ…昔からこういうやつだったけどさ。
雑談をする。暑いね、とみんなで言い合っていると、Kは「もう暑くても汗も出なくなったよw慣れたから」みたいな感じ。そういや、焼けたね?としばらくぶりに見ると、みんなに指摘されるぐらいに日に焼けている。
「ああ、これは、旗振り焼け」
なるほど…多分、工事現場とかで交通誘導とかをしているああいう野外の仕事なんだろうなあ。
彼は体が慣れてくると、まあ、それなりに大丈夫になるのだ、と笑っていた。
ヘルメットのベルトの形に顔が焼けている。
真面目に、仕事をしているんだなあ…。仕事を全然していなかった時期も知っている私はちょっと、ほっとした。
話しかけられれば話す。そうでない場合はもう、黙々と。終了まで活動して、じゃあ、2次会というか、夕飯みんなで食べて帰ろうか、となったときに、「K、来る?場所わかる、このレストランね」と言うと「ちょっと、打ってから行くから」とサラッと出て行った。
あー。パチンコだ。彼は結構ギリギリの生活をしているようなところがあるのに、パチンコを打つ。これはちょっとな、と思われるところだった。奥さんと子供も2人いるときに、生活が苦しい感じだったのにやっぱりパチンコはやめなくて、結局離婚したと聞いたものね…(奥さんは再婚しているらしい)。
大丈夫なんだろうか…と思ったけど、レストランに30分ほど遅れて到着した彼は、普通に料理を注文して、みんなと一緒にデザート食べて、「このあたりの店はあんまり来たことがないから、もうちょっと打って帰るよ」とみんながまだ話している途中に、「じゃな」と帰っていった。
なんか、いいなあ…と思った。彼は自分に必要なだけ仕事をして、自分の気に入った気晴らしをして、他の人と軽く交流して、生きているのだ。誰が自分のことを何と言っているか、なんて全然気にしていない。昔からの友達に会うこの場所に自分が来ることに何の問題もないとわかっていて…いくら久しぶりでもだ。
私なんか久しぶりだと気後れして、気分が上がらない時はこういうところに来るのはなかなか骨の折れることで、予定が空いていても今日はいいや…とやめてしまうこともあるのに。一年に一度しかいかないけど、別に…みたいなひょうひょうとしたところが彼にはある。
仕事は好き嫌いではなく、やれる仕事があるから、やっている…ぐらいのノリで、毎日働いて、慣れれば別に大丈夫だし、と言い、自分で楽しいことを見つけて生きている感じが、とてもいいな…と思った。いるだけ稼げれば、仕事に「合う、合わない」とか悩んでいる暇なんかないのだ。明日はまた、仕事があるんだから。
疲れるまでパチンコ打って、お金が儲かっても損をしても、家に帰って寝ればOK。割と…これでいいのかもしれないな、と思った。
顔色もよかったしな…顔色が悪くて、辛そうだった時期もあったのを覚えている。でも多分彼は、一人で暮らしている今、ちょっと幸せそうだった。
若い時より貫禄はついてたし、額の線は後退していたけど、でも、若いころの彼に戻ったようだった。
彼が嫌いだ、と公言する人もいた。あのいい加減な感じが、すごくイヤだと。でも、私はそういういい加減な感じがする彼の生き方が、ちょっとうらやましい、と今日思った。
私は気分があがらないとか、他の人がどう思っているかとか、例えば古くから知っている友達が最近声をかけてくれなくなったとか、そういうことでくよくよしているのだ。多分、そういうことを考える暇があるから。
でも、彼はもう、そんなことを気にしていない。
自力で稼げるだけ稼いで生活を成り立たせて、好きなギャンブルで破綻しないようにバランスを取りながら生きている。趣味と、仕事と、生活。自分の満足だけを求めて。衣食住に趣味。誰が何を言っていても、そんなこと気にしない。誰が何を思っていても、俺にわかるわけはない。
私はそれでいいのか…と思うけど、彼はそれでいいのだろうとしか思えない。彼は…つまり10代の頃から、そーだったなあ…。
「まこは、マジメだからなあ…」
「悪いね、融通が利かなくって」
二十代の頃、ほめてるともけなしてるともつかない口調のKと、そんな会話をした覚えがある。
意外と…いや、これは意外じゃあないのか。変わってないってことなんだなあ。
サマータイム導入のこと
サマータイムは欧米では導入されている国が多い。私も渡米している間は体験した。
まず…。サマータイムのいいところというのはある。大体夜明けが大変早い時期…つまり5時半とかには明るくなっている場合、それが「6時半」になると思えば、まあ、活動に困らないのはわかる。夜も遅くまで明るいので、今でいうと7時前まで明るいということは、8時前まで明るくなるのだから、塾帰りのお子さんたちの安全度があがる…とか、遅くまで公園に行っていても大丈夫というのはある。
やはり暗くなってからのほうが治安が下がるのはどこでも同じだからね。
パソコンなんかもチェックを入れるとサマータイムに対応してくれて、一瞬で対応終了になる…のはいいけど、正直、うちのクーラーとか、空気清浄機のタイマーがうまく動かせるかと言うと自信はないな。一時間計算してずらすしかない。たとえば9時から11時までタイマーで動かしたいものは、1時間ずらして10時から12時まで、とタイマーをかけるようなことをしなくてはならないだろう。
秋に、また元通りに直さなくてはならないんだものねえ。大体パソコン以外、対応している機器を私は知らないけど、時間表示とかタイマーのある電化製品って結構あるしなあ。
日本での問題点といえば、一番はまずこれ。
仕事をしている人は多分、1時間早く出勤して…そして帰れるのが1時間早くなるか…というと、多分ほとんどの人がそうはならない。今までと同じ時間働いて結局1時間早く出勤するだけ勤務時間が増えて終わりになると思う。これで1時間早く帰れるのは多分公務員と、大会社で時間管理がちゃんとしている会社だけだ。日本人は時間を守るという話があるけれども、日本人が守るのは大体開始時間とか集合時間だけ。終了時間は、あんまりぴったりに終わらなくても気にしない人が多いと思う。
このサマータイム、実際アメリカでやってみた感想から行くと、これ、体調が結構狂うものだった。20台だった当時も、いきなり1時間すべてが早くなり、起きる時間から、授業の開始時間まで全部前の日と1時間ずれるのが、大丈夫に思えても意外と…。
ごはんの時間がずれ(休憩時間がずれるから)、起きる時間がきっかり1時間早くなり…かといって夜は1時間はやくねむくなるかというとそうでもなく。
眠れないのに起きなくてはいけない時間が早くなるという、なんともなことになって、1時間遅れるほう、つまり秋に調整するのはマシだったけど、春は2週間ぐらい体調が悪くなるのが常だった。
つまり、小規模とはいえ時差ボケを国全体でやることになる感じ。
実は、この時期に交通事故が増えるというデータもあったはずだ。
そういうことを国は把握しているんだろうか。
ただ、単純に時計の針を進めて終わり、ではないんだよね…。
サマータイムには反対だ。大体、「活動時間の暑さ軽減」というけど、この気温だよ?たった1時間ずれたところで大して効果ないと思う。10時から15時までが暑いのが、11時から16時にずれたところで、ねえ?
それならもう、1964年の東京オリンピックみたいに秋にずらすほうが絶対効果がある。
2020年オリンピックのマラソンで選手が死なないことを祈るよ…。
何人も人が死んだりして悪名高いオリンピックになったりしたら…。
そのあと…後世のウィキペディアにはこういう風に書かれるのだ。
2020年の東京オリンピックで暑さのため、何人もの死亡者が出たことにより、夏のオリンピックは秋に行うことを検討する国が増え、2024年のXXオリンピック、2028年のOOオリンピックはどちらも秋に行われている。
ありそう。すっごくそうなりそうな気がする。
服装と品格
信号待ちの時に、白いひげのおじさんを見かけた。このおじさんの何が目を引いたかというと、まず、鼻の下のひげ。きれいに手入れされた、ハの字ヒゲで、メガネのおじさんは、なんとなくマンガのキャラクターでいうと「博士」っぽい。学習漫画で、誰かのおじいちゃんというような感じで、「教えて、XXハカセ!」とか主人公の男の子女の子に質問されてそうな感じ。
そして、大変上等な絹張りの日傘をさしていらっしゃった。
麻の白いパンツに、麦わらのカンカン帽。リボンの感じから行くと、多分イオンなんかの量産品でなく、帽子屋さんのものだ。
金茶色の絹地から透ける日差しに、かさの中だけがうっすらとセピア色で、なんだかそこだけ昔の映画を切り取ったようだった。
いいなあ…。もしかしたら、日傘じゃなくて、雨傘なのかもしれないけれども、大変キマっていて、シャツがちょっと南国風で、「南洋帰りの富豪」役と言われたら、確かに…。映画の主人公じゃないんだけど、存在感のある脇役のような。
普段からあんまり身なりに気を配るほうではない私だ。服なんぞ、体をカバーしていればいいではないか…と思っているところがあるのは、私も夫も同じだけれども、こういう人を見ると、ううむ…服装を整えるというのも、意味があるのかもなあ…という気がしてくる。
いつか…。忙しくなくなったら、ちょっとこういうものにも凝ってみたいなあ…。
自分の木綿張りの1000円の傘を見ながら思ったことだった。
楽譜が読めるようになるには。
大抵私のこの趣味のことを聞いた人は、「いいね」と言って、お愛想なのか、本気なのか「私もやってみたいわ」という人もいるので、「じゃあ、始めたらどうだろう、先生も紹介しようか?」と聞くと、ほとんどの人が、「楽譜が読めないから無理」という。
断る口実に過ぎないのかとも思うが、息子のピアノの先生に聞いてみると、大人になってから教えてくれ、と来る人は、楽譜が読めない人がとても多いらしい。楽譜は、一応小中学校の音楽の授業でやるだろう…と思うのだけれど、それは全く忘れてしまって、拒否反応を示す人が多いそうだ。
ちなみに、私は息子がピアノを習うときに、私もちょっとやらせてもらって譜面を読む稽古をさせてもらった。
息子はピアノを習い始めた幼稚園の時に、「おんぷかーど」というカードを持ってきて、それでピアノの音と、五線の上に載っている音符の音の高さを覚えるというのをやったので、一緒に私もやってみた。
音符カードというのは、五線がひいてあって、そこに音符が1つ、書いてある。
その音の名前を…たとえば、ト音記号に五線で、上から3本目の線に音符がのっていたら、「シ」といいながら、対応する鍵盤の音を弾く。(正解はカードの裏に書いてある)ヘ音記号に五線で、上から3本目の線に音符がのっていたら、「レ」と言いながら弾く…というようなもので、要はかるたみたいなもの。
先生が「ド」といいながら弾いた音の音符カードを探して取る、というのもやった。
ピアノ教室によって差があるようだけれども、うちの息子のピアノの先生は楽譜を読めるように、というのを重視していて、耳でコピーして弾くのは推奨されていなかったので、家でもさんざんやった。
個人レッスンだったので、ライバル役を私がやるわけだ。「さあ、お母さんよりはやくとれるかな?」
実は結構ムキになって練習した。
楽譜を読む、というよりは、細かい柄違いが見分けられるようになる感じだろうか。何本目の線に乗っているのか、それとも線の間に挟まっているのか、五線よりから外れたところにあるなら、音符の下とか上とかについている線が何本か。
大体よく使う高さは決まっているので、2オクターブ分ぐらいしかないカードセットで、ヘ音記号とト音記号で2種類あるといっても、30種類ちょっとしかないのだから、丸暗記。
高ささえわかれば、あとは音符の丸が、黒と白があって、棒のあるなし、旗がついているのが何本か…というバリエーションがある。、白で棒なし、白で棒あり、黒で棒だけ、黒で棒+旗1、黒で棒+旗2…ぐらいまででほとんどオッケー。あとは点がついているのは、その音符の半分が付与されている長さである…というルールだけ覚えておけば、楽譜のルールの大半が覚えられる。
あとは、シャープとは、フラットとは…という半音の概念さえ覚えておけば、いいわけだ。楽譜というのはつまり、長さと高さがどうなっているのか、という図なんだから。
早さとか、強さとか、装飾とかという部分は後から覚えて丸暗記にするしかないが、そういうものは初心者向けにはほとんど出てこない。なんなら半音だって全然出てこないので、息子も音符の長さと高さの見分け方だけ教えて見切り発車だった。
…というわけで、息子と音符カードをやってから、私は楽譜を読むのがうまくなったと思う。
それから楽器を始めたのだものね…。
先生には、音符が読める人を教えるのは、やっぱり楽ですねえ、と言われた。音符カード、えらい。
何年か続けるにしたがって慣れも出てきて、読みやすくなってきていると思う。
結局、慣れなんだなあ…。丸暗記と慣れ。
無理、と言わずにやってみればいいのになあ…と思うのだけどねえ。
最初は息子も私も間違えてお手付きになったりしたものだけれど。
今、調べてみたら、「楽譜を読む練習をするアプリ」とかがある。そういうのでもいいんじゃないかなあ。
ちなみに、息子のピアノの先生によると、楽譜を読めない人に曲を教えるときは、その人の家のピアノの鍵盤にシールをはってもらって、どれみふぁそらしど、と書いて、それから一小節ずつ弾いて真似してもらって、だんだん増やしていって一曲丸暗記にするそうだ。
考えただけでもつらそう。そんなこと出来るんですか、とつい、聞き返してしまったけれども、音符を読む練習をするぐらいだったら、耳で丸ごとコピーするほうがいい、という大人が多いのでそうなるらしい。ちなみに何曲も、とか、買った楽譜を一度弾いてみたい、とかではなくて、「この曲だけ、弾けるように」ということになるそう。つまり、オルゴールのように決まった曲だけを弾けるようにはなるらしいが、応用力はゼロだそうな。
それは楽器が弾けるというのかなあ。私はいつか、自分が好きな曲の楽譜を探して買ってきて弾く…というようなことも出来るようになりたいので、楽譜を読む練習はしたし、今でも耳で覚えて弾くよりは、楽譜を見て音を拾うようにしている。
大人になったから、といって、子供用の方法が使えなくなるわけではないのだから、大人もやってみたらいいと思うんだよねえ、音符カード。今度、「楽譜が読めないから無理」と言われたら、勧めてみるべきだろうか、それともそれはおすすめを断るための便利な方便として使われているだけなのでお勧めしないほうがいいんだろうか、悩むところだ。
布団干しの効果
布団乾燥機にもダニパンチなんていう機能がついているので、多分ダニは温度で死ぬ…んだろうな…とは思うんだけど。
布団を干すと、どんな効果があるんだろう。そう思って調べて、出てきたサイトをふむふむ。と読んでいると、大抵最後には、布団乾燥機とか、ダニ退治をするような機械とか道具とか…の宣伝になって、「だーーーっ」ってなる。何回かやって覚えた。
いい効果がある…かもしれないし、ないかもしれない。あんまりすごく断定するほど、布団とダニの関係については効果がはっきりしていないと思ったほうがいいんだろうな。なんせ、効果があるとはっきり書いてあるところは大抵、宣伝になってしまうのだから。
いかにも、いい情報ですよ、わかりやすいですよ、効果がありますよ…というところは大抵全部が宣伝となると、あんまり信用ならない気がしてくる。そりゃあ、そういう商品を作っている以上、もうけをだして従業員を養わなくてはならないのだから、いくら「効果には使用条件によって差があります」であろうと、または「毒にもならないけど薬にもならない」ぐらいであろうとも、害さえ出ないなら売りたいだろう。そういうところに間違いなく効果がある商品だけを売る…というような良心があるのを期待するのは無理だ。
けれども私はそういう宣伝を読むのが嫌いだ。私は例えばそういう商品の情報が知りたかったら、そういう風に検索をかけるだろう。その場合、その商品の美点についてズラズラ読まされるのは一向にかまわない。商品情報を読むつもりで広告を読むのと、知識を得るつもりで調べたら、最後に「ただの宣伝」だったとわかるのとには差がある。なんかこう、だまされた感じがするのだ。
何回か検索して読んでみて、それから自分で布団を干してみてわかったこと。
布団を干すと、水分は間違いなく飛んで、ふんわり感があがって、寝心地はよくなる。
まあね…絞った洗濯物の水分が飛んでカラカラになるのだもの、布団の水分だって蒸発するに決まっている。
しばらく干していない布団を干した後には、なんだか、軽いかも…という感じがするのも確か。
私が子供だった頃は、布団を干したらダニがいなくなるとか、聞いたことがなかった気がする。
ただ、布団というのは、しばらく干さないと硬くなってせんべい布団なんて言われるようになるというのはみんなが知っていた。
あと、そういう状態で敷いておくとカビが生えてしまうということも割と知られていたと思う。湿気があるとそうなるのだということも、風通しがいい部屋だとカビが生えにくいことも。
経験則しかなかったころでも、ふんわりした布団に寝たければ、干すのが一番、というのは家事をする人の共通見解だったことを思えば、結局そのぐらいまでの期待でいいのかもなあ。
ダニがいるかどうかはともかく、この暑い夏、布団だけは毎日干してフカフカだ。
掃除の手間を省くには
好きな人は少ないと思う。まあ人は自分を「普通」と思う傾向があるから、多分私の想像よりも掃除が嫌いという人は少ないかもしれないので、掃除というのは楽しみのためにやるものではないのは確か…というぐらいにしておこう。
掃除をしなくても全然汚れない…という状態にはなかなかならないもので、まあ子供が小さい…幼児とか、赤ちゃんとか…といわれる年の場合はもう、家が片付かないのはデフォルトでしょうがないと思う。衛生上問題ない…ぐらいまでいければ。
なんせ後始末のことなんか全然考えていない子供が家で遊ぶと、片付けとか掃除とかを知っている子供がいる場所とは全く違う散らかり具合。掃除しても掃除しても全く痕跡が残らないのでげんなりした覚えがある。
ホコリじゃ死なないから…と掃除に手を抜いた結果、プラスチックのものにはまんべんなくほこりがたかっていたのが私の家で、トイレはなんとなくトイレっぽいにおいがドアを開けたらわかるぐらい、人が遊びに来るとなったら、3日ぐらい前から根性で掃除だけをやって何とか間に合わせる状態。
せめてトイレだけでもなんとかならないものか、と嫌がる夫と息子に、座って使ってくれ、と交渉して、毎日トイレ掃除を始めたのが、去年の四月。トイレだけでなく、玄関もぞうきんがけすることになったのがそのちょっとあと。
そのあと、寝室のベッドがないところと、廊下と、リビングに掃除機をかけるようになって…そのあと、クイックルワイパーにウェットシートをつけて軽く床を拭くようになったのが夏ぐらい。
多分、一年以上たったと思う。この1年で床を濡れたもので拭くのが常習化した。大体うちのマンションは狭いのでなんとかなっている。
掃除機をかけるだけでは取れないものが、濡れたぞうきんとか、ウェットシートとかで拭くと取れて、毎日拭いていても薄黒くなる。窓から入ってくる分、リビングの横の和室で布団を上げ下げする分…などでほこりが出るらしい。
髪の毛も毎日落ちている。自分の髪の毛なのになんとなく落ちているのは嫌なものだ。
床を毎日拭くと、戸棚とか、電気製品とかにまつわりついていたほこりが激減。
トイレも、便器のふちの裏を湾曲したブラシでぐるっとこすっておくようにしたらいつの間にかにおい激減。
人が遊びに来るときも、ちょっと物を整理すればなんとかなるぐらいになった。
結局のところ、毎日やったほうが全体的な手間が減る…という逆説的なようだけれども、家事のコツとか、掃除のコツ本と同じような結論についてしまった。
5分のトイレ掃除と、15分の掃除機かけと、ワイパーかけ。合計20分ぐらいなんだけど、それで手間が減るんだものなあ…。毎日やっている掃除は慣れてきてそんなに大変じゃなくなってきた。ぞうきんは洗濯機に放り込んで洗濯、または使い捨てのウェットシート。そしてほこりがへったらエアコンの掃除頻度も低くて済むようになった。
まあ…10日に一回、2時間半かけて掃除しているのと同等…と思えばそんなものなのか。1日15分から20分だもんねえ。
結局手間を省こうと思えば、ちょっとだけ手をかけておくってことなんだなあ…。
このちょっとが癖になるかどうか、ってことなんだろうな。
これをどうして書こうと思ったか…というと、実家に行ったらなんかこう…昔は全然平気だったのに、困るほどではないものの、うっすらとしたほこりっぽさがとても気になったから。
自分も、ほこりの少ない環境に慣れたんだなあ…ということがよくわかった。
性格を変えるのは無理でも、習慣は変えられる。ものぐさなタイプだというのは、多分変わっていないのだけれども、習慣にすることで掃除をちゃんとした環境に住めるようになった。子供の頃に覚えておけば簡単だったのかもだけど、大人になってからだって覚えたら十分便利だった。
もっとピカピカにしておけるかも…とは思うけど、まあ、このぐらいでいいや…なんて思いながら、今日も無事、掃除終了。
20年パフェ
ネットで調べていたらしいその喫茶店は、かなり昔からあるお店みたいだった。
「こういうの、好きじゃないかと思って」というので、見てみたら、なんとメニューにパフェが100種類もリストしてあるのだとか。
確かに、壮観!番号で頼むようになっているのだが、番号が「404」なんていうのがあるところから、多分もっとたくさん開発されて、人気が出たものだけが残っているとみた。
まあ…ストロベリー、チョコ、ワッフル、キャラメル、ブルーベリー、抹茶、紅茶、チーズケーキ、ミルフィーユ、パイ…組み合わせが違えば違うパフェと呼べるのだから、100種類あるのは別に不思議じゃないんだけど、それにしても…。
アイスの代わりにソフトクリームがのっていたり、グラスの、普通のパフェのグラスのふちに無理矢理っぽく、ケーキが乗っかっていたり、細く焼いたパイが刺さっていたりして、これはなかなか面白いぞ!という感じだった。
息子はストロベリーソフトクリームパフェを食べて、「多っ」と冷たくなってジーンとなった額を押さえていた。
私は、キャラメルパフェを注文。
ふむ…。キャラメルシロップ、キャラメルアイスクリーム、生クリーム(本物じゃなくて、軽いクリームだった。多分植物性)。そして味のない、軽くて薄いコーンフレーク、ポッキーが2本、刺さっている。
可もなく、不可もなく…?なんていうか、昔っぽいパフェだ。
普通過ぎる。生クリームの温度がちょっとファミレスで出てくるものより高め(といっても、冷たいけど)で、パフェを頼む人が多くて回転が高いのか…?というところはある。チョコレートパフェにはベルギー産チョコレートが、とか、生クリームの代わりにマスカルポーネの入ったクリームが…とか、やわらかいジュレとかの入ったパフェに慣れすぎたせいだろうか、900円弱するのに、どうもこう…感動が薄いパフェだ。
フルーツ系のほうがよかったかなあ…。と思いながら食べた。
アイスクリームの上に生クリームがかかったパフェを、そういえば最近食べていないだけなのか…。
なんだか、20年以上タイムスリップしたみたいなパフェだ。
30年ぐらい前のデパートの食堂のパフェか、ちょっと住んでいる場所よりは大きかった隣町の駅前の喫茶店のパフェがこんな感じだった。
パフェと言えば有無を言わせずイチゴパフェとチョコパフェの2択で、味のないコーンフレークが下の方に詰まっていて、最後に溶けたアイスクリームとシロップの混ざった味がするところまで同じだった。
懐かしい…。さすが老舗というべき?
そうだ、学生時代におごってもらったパフェも大体こんな味だったと思う。
「こんな甘そうなの、よく食うよなあ」と半ばあきれて、コーヒーなんか飲みながら待ってくれる人の横で、あの長細いスプーンを使いながら食べた、そんなパフェ。
「うまそうに食うよなあ」と笑っていたあの人は、実は甘党だったっけ。
食べ物を残すのがすごく嫌いな人が、私が持て余したコーンフレークを、「これを残すのはしょうがないなあ」と笑っていたのも思い出した。
夫に、「なんか、昔っぽいパフェだよー」と言いながら食べた。
ちなみに夫はボロネーゼというパスタを食べていた。
「俺のほうも。これ、20年前なら普通に食べてたけど、実はサイゼリヤのほうが値段の割に麺の味がいいかも」と言っていた。
値段の差(大体倍)のことを考えると、サイゼリヤのほうに軍配が上がるそうだ。
これはつまり、20年以上前そのままなのがいいってことなのかもしれないねえ…。と言いながら帰ってきた。
オレンジティ
フルーツティを始めて飲んだ時…確か、ピーチティだったと思うけれども、そのおいしそうな甘い匂いと、当然ながら全く甘くない普通の紅茶の味のギャップに感じるがっかり感に納得がいかず、それから30年ぐらい、飲まなかった。
こういう果物っぽいイイ匂いがするのなら、味はどうせならジュースとか、清涼飲料水のほうがいいと思っていたのだ。
ルイボスティはノンカフェインのお茶で麦茶の代わりに飲むこともあるので最近は割と…と思っていたけれども、「全く別物」というのを読んで、試したいな…と思った。
手近なところでまず、近所のスーパー。
「マンダリンオレンジティ」という、フレーバー付き紅茶発見。
ううむ。カフェインが入っていてもいいときはこっちでもいいか…。購入。
ルイボスティはあっても、ルイボスのフレーバーティはない。
これはしょうがないので自転車をこいで遠くのショッピングセンターの輸入食料品屋さんへ。
500円ぐらいする。高い…。
20パック入り、500円で1つ25円かあ…。
普段飲んでいる紅茶のパックの値段が10円とか、8円なことを考えると3倍ぐらい。
いや、でも。新しいものを試すのは脳の活性化と、気分のためにもいいと思う。
565円もしたけど、買って帰ってきた。
あったかいのを飲んでみたら、なんかイマイチ…。
紅茶のほうも、ルイボスの方も、渋みが割とある。濃い紅茶が嫌いな私にはあんまり。
そうだよねえ…。普通の紅茶のティバッグでも、500mlぐらい作っているのだもの。
冷たい水にいれて、2時間ぐらい冷蔵庫内に入れて放置してから飲んでみたら、こっちはおいしい!
さわやかで、夏っぽかった。
砂糖入れなくてもいけたので、これはカロリーの心配もないのでいい。
オレンジジュースと混ぜたらどうなんだろう…と思ってやってみたら、これはあんまりおいしくなかった。
少なくとも、ジュースっぽさが減りすぎて、もっと砂糖を足してもう、清涼飲料水ぐらいまで甘くしないとダメだろう…という感じに。
そのぐらいならジュースを普通に飲んだほうがマシ。
朝、カフェインが入っていてもOKなときに飲むのは紅茶の方で。
午後からはカフェインなしでルイボスティのほうにしよう。
普通の紅茶でもいいけど…。普通のルイボスティでもいいけど…。やっぱりノンカロリーでバリエーションが増えるのはいいね。
こういうちょっとした贅沢が出来るようになったんだなあ、と喜んでいたのだけれども、夫には、「これなに?俺はこれはだめだ」と言われてしまった。麦茶と見分けがついていなかったらしい。
麦茶はこのあたりにおいてある1リットルの容器で、この小さいのは私のだから、と言っておいた。
今度は昔挫折して飲めなかったピーチティも試そうかな。
飲めるようになってるかもしれない。
100円コーヒー
つまり…自動販売機の缶コーヒーであろうと、1杯500円以上する、コーヒー専門店のコーヒーであろうと、別に気にせず飲めてしまう。
もちろん、香りに違いがある、味に違いがあるのはわかるけれども、どっちでもいい、というべきだろうか。
インスタントコーヒーはインスタントコーヒーで、カフェイン摂取という目的のことを考えると、それで十分。
そんな、コーヒーはどっちでもいいんですよ、と思っている私がこないだ、いつも通り私のデパート、100均へ出かけたときのこと。
小さい瓶のインスタントコーヒー発見。
インスタントは飲まない、と言い切る夫は、ドリップ式コーヒーを自分で作るし、私はどっちかというとお茶派なので、家にはインスタントコーヒーがない。ちなみに、500円ぐらい出して、有名な食品メーカーのものを買ったことがあったのだが、インスタントコーヒーというのは飲まずに放置しておくと、カチカチになって使えなくなってしまうのがもったいない。ティーバッグならたとえ半年経っても一応飲めるのにね。
でも…何回か、たとえば、2、3回飲んで、そのあと使わなくても、100円なら…?
スタバみたいなコーヒーショップでミルクたっぷりの甘いコーヒーをのんだら500円がふっとぶ。ミルクと砂糖をいれたああいう味でよければ、もしかしてこれでもいけるんじゃあ…?
そう思って買ってきた。ちなみに豆の産地は「コートジボアール、カメルーン、ケニア」で、製造国はエジプトだそう。
物価…日本円のことを考えると、安いんだろうなあ…。
ああいう国で、金属カップに入って、ミルクと砂糖をどん!と足したコーヒーを飲むのは、すごくよさそうだ。
扇風機がゴウゴウ回っていて、天井にはむき出しの配線と電球がぶら下がっているような、そんなお店。
家に帰ってから、冷たい牛乳にテキトウな量いれて、角砂糖を1つ足してから、ぐるぐる混ぜてみた。
冷たいミルクコーヒー。いけるいける。
水で薄めていないというのもあって、十分おいしい。私が飲むなら正直、スターバックスとかのミルク入りコーヒーとの味の差は無視できるレベル。
多分、水とかお湯で溶かしてコーヒーとして飲むより、牛乳の味付けに使ったほうがいい感じ。
あれだ、給食に出る「ミルメーク」。あれに似ている。
朝ごはんに、クロワッサンと一緒に、とか出したらいいかな。
ただ、微妙に溶けづらいので、結構ぐるぐる混ぜなくてはならないのが欠点か?
味はおいしかったので、なくなったらまた買おう。
麦茶のポット
100均のガラスピッチャーは、ずっと置いてあったのだが、今年の5月に冷蔵庫を小さいものに替えたら、入らなくなってしまった。
安いものでよかった…。もう断捨離だなあ、ということで断捨離。
結局家にあるプラスチック容器(保存容器)と言われるものでテキトウにお茶を濁していた。
前までお味噌が入っていた円筒形の1リットル容器と、スポーツドリンクをいれるのに使っていた1300ml入る四角い容器。両方100均出身だ。四角いほうは、つかみやすい箱型をしているけれども、円筒形のほうは背が低くて幅が広いのでとても持ちづらい。
息子が3歳とか、5歳の頃は「おかーさんおちゃ」と言えばもちろんいれてやったのだが、最近はもう小学校も高学年。
自分でいれればいいでしょ!と思うのだが、冷蔵庫の高いところから、1リットル容器をおろして入れるのは背の高さからも微妙っぽい。(うちの子は小さめ)。容器の形のことも手伝って、持て余す感じだ。
夫からは、「四角いほうはいいけど、この味噌が入ってた方は持ちづらいからやめない?」と言われていた。
んー。ぱっと出せて、適量がこぼさないで飲める状態までもっていけて、冷蔵庫で邪魔にならないような入れ方はないかなあ、と思ったとき、外にお茶を持っていくとき使っていた小さいウォーターボトルが目に付いた。
350ml入る、100均の円筒形のネジ蓋のついたプラのウォーターボトルで、去年大ヒットしたという記事をどこかで読んだのだが、1本買ったあと、品薄になったらしくて、その後200円とか300円の値札が100均の店でもつき始めて、200円なら買わねえ!と思ったボトル。
ペットボトルより細いが、まあ100均なので、倒しておかないほうがいいかな…?でも背も低いし、コップのように冷蔵庫のどこにでもいれておける。3本追加で買ってきて(品薄は解消されて、どこの100均でも100円だった)、注ぎ分けてフタをして、いれておいたら夫にも、息子にも大好評。
ついでにいうと、私もぱっと飲めていい感じ。
1300mlの箱型プラ容器から詰めなおせばOKか?と思っていたら、微妙に足りない。
もう1つ、箱型容器ゲット。背もそんなに高くなく、100円なところがいい。(セリア系100均で、ちゃんとふたが閉まる、という触れ込みで売られている)
箱型プラ容器の1300mlは満水量で、ふたを開けるときジャバっとこぼれるので、もう1つ箱型の容器を買って、1本あたり1リットルぐらいの水で少な目に麦茶を作成するようにしたらOKだった。ウォーターボトルのほうが足りなくなったので、100均で買ったインスタントコーヒーの200mlぐらいのサイズのガラス瓶とか、料理に使っているワンカップのお酒の空き瓶とかもお茶容器として活躍することになった。
小分けになっていればいいんだしね。
ボトルに小分けになっているのを飲む。小分け分がなくなったら、小分けにし直す…という手順を取るので、麦茶の新しいのと、古いのが混在しないのが特に便利だし、息子も自分でお茶を取りに行くようになった。
後、途中まで飲んでおいてある時でも、フタがあるので、うっかりこぼす事故がなくなるのもいい。
大きいポットと違って場所も取らないし、冬はまとめてスーパーの袋にでも入れて片づけておけばいいだろうし、100均でまた買えるし、外に出かけるときにも、すぐ持っていけるし、このやり方は大成功だった。