シャンプー半分
シャンプーを替えたら、髪の感じが変わるだろうか…。
割とそういうことを考えるのはあきらめていた。なんせ剛毛、太くてかたくて、ちょっとくせ毛で、うねりのある私の髪は、CMで見たどのシャンプーを使ってもさらさらキラキラにはならない…というのは中学生ぐらいの頃に確認済だった。
でも、そのころからしてももう30年以上経っているし、私はこないだヘアマニキュアというものもやってみて、確かに手触りがちょっといい感じになっているのに気が付いている。
それに…トリートメントというものもね?やってみたらどうかなとか。それも、シャンプーしてトリートメントして、コンディショナーという順番でやってみたら、何かが変わるのではないだろうか…という夢をちょっとさ。見てみたくなったわけで。
だがしかし!ドラッグストアを見に行ったら高いのなんの。1本1500円のシャンプーと1500円のリンスってねえ…。3000円あったら、面白いものがもっと他にも買えるだろう…と思ってしまう。
まあ、瓶の容量は大きいので、長持ちするのだろうけれども、思ったほど合わなかったり、または外れだったりした場合使い切るのにあんまり時間がかかるのもねえ…。
せっけんとクエン酸で何の問題があるわけでもない、結局まとめにくく、湿気がある天気の時はふわふわとてっぺんの方の髪の毛が何本か持ち上がってくるのは、どのシャンプーを使っても同じだ。洗面所の蛍光灯に照らされると、白く反射して、頭の上に白い輪が出来るのはせっけんの成分の残りかすの脂肪分で、つやが出るかららしい。まあ、作用は何でも、臭いにおいがしなくて、フケが出ず、それっぽいつやが出るなら十分であるからして、ずっと石けんで髪を洗ってきたんだから、このままでもいいんだけど。
そう思いながら、売り場を未練がましく回っていると、シャンプーとコンディショナーで657円というのが出てきた。うむ…。まあ、このぐらいなら…。私はこのシャンプーのびんを既にほかのお店で見ていた。1本800円近いもので、結構高かったはずだが、何この半額セット。
よく眺めてみると、それは「お試しセット」なのだということだが、それにしては安すぎだ。お試しセットが安いのは確かにあるけれどもいいところ3割引きぐらいだろう。
と思ったら、シャンプー、コンディショナー共に、容量の半分までしか入っていないらしい。ポンプは普通のと同じサイズで、気に入ったら、これを使い切った後詰め換え用を買って、入れて使ってね!という商品らしい。
なるほどなあ…。合う、合わないとか、好き嫌いがあるものだからね…。旅行用みたいな小さい入れ物に詰めたものでは継続使用したときの感じがわからないが、よくわからないものを1本丸ごと買うのは…と思う人向けで、ついでに気に入って買うときに、ちょっと安い詰め替え用を買うという選択が出来るところがお得感を出している。
充填の時の機械の設定を変えるだけで同じ生産ラインが使えるだろうし、こういうものは中身の値段より実はビン代のほうがかかるものだ。出回っているものと同じビンが使えることで、お試し用の小さめの容器を使うコストがいらなくなるから、メーカーとしても、失敗しても損が少ない。
うまいこと考えたなあ…。大体、一度自分が使っているシャンプーが決まってしまえば、同じ銘柄を買い続ける人も多いだろうから、乗り換えようかな、と思わせるのも大事なわけで、このお値段と。
いろいろなものを試してみたい人には、願ってもない話。買って使ってみた。
うーん。いい匂いはするんだけど、シャンプーであれ、コンディショナーであれ、全力で流し尽くしたいので、入浴中はともかく、あとではそれほど差がない。
プラス、なぜか乾きづらい。うーん、冬には面倒かも。ドライヤーの時間が増えた。
髪の毛の感じも、せっけんとクエン酸と…うーん、ちょっとはつるつるした感じがするかなあ。
でも、ふわーーっと立ち上がってくるアホ毛は相変わらずだ。
クエン酸と石けんが120円ぐらいなのを考えると、600円で5倍すごいか…というとそうでもないな。1.2倍ぐらいはすごいかもしれないけど…。ドライヤーの時間が短い分、せっけんのほうに軍配が上がる。
しばらく小銭貯金でもして、このシャンプーが切れたらもう一段回高いのを買ってみるか。
それでも、それほど違いがないなら、私はもう、一生せっけんとクエン酸でいいや。なんか、あきらめがつく気がする。
割とそういうことを考えるのはあきらめていた。なんせ剛毛、太くてかたくて、ちょっとくせ毛で、うねりのある私の髪は、CMで見たどのシャンプーを使ってもさらさらキラキラにはならない…というのは中学生ぐらいの頃に確認済だった。
でも、そのころからしてももう30年以上経っているし、私はこないだヘアマニキュアというものもやってみて、確かに手触りがちょっといい感じになっているのに気が付いている。
それに…トリートメントというものもね?やってみたらどうかなとか。それも、シャンプーしてトリートメントして、コンディショナーという順番でやってみたら、何かが変わるのではないだろうか…という夢をちょっとさ。見てみたくなったわけで。
だがしかし!ドラッグストアを見に行ったら高いのなんの。1本1500円のシャンプーと1500円のリンスってねえ…。3000円あったら、面白いものがもっと他にも買えるだろう…と思ってしまう。
まあ、瓶の容量は大きいので、長持ちするのだろうけれども、思ったほど合わなかったり、または外れだったりした場合使い切るのにあんまり時間がかかるのもねえ…。
せっけんとクエン酸で何の問題があるわけでもない、結局まとめにくく、湿気がある天気の時はふわふわとてっぺんの方の髪の毛が何本か持ち上がってくるのは、どのシャンプーを使っても同じだ。洗面所の蛍光灯に照らされると、白く反射して、頭の上に白い輪が出来るのはせっけんの成分の残りかすの脂肪分で、つやが出るかららしい。まあ、作用は何でも、臭いにおいがしなくて、フケが出ず、それっぽいつやが出るなら十分であるからして、ずっと石けんで髪を洗ってきたんだから、このままでもいいんだけど。
そう思いながら、売り場を未練がましく回っていると、シャンプーとコンディショナーで657円というのが出てきた。うむ…。まあ、このぐらいなら…。私はこのシャンプーのびんを既にほかのお店で見ていた。1本800円近いもので、結構高かったはずだが、何この半額セット。
よく眺めてみると、それは「お試しセット」なのだということだが、それにしては安すぎだ。お試しセットが安いのは確かにあるけれどもいいところ3割引きぐらいだろう。
と思ったら、シャンプー、コンディショナー共に、容量の半分までしか入っていないらしい。ポンプは普通のと同じサイズで、気に入ったら、これを使い切った後詰め換え用を買って、入れて使ってね!という商品らしい。
なるほどなあ…。合う、合わないとか、好き嫌いがあるものだからね…。旅行用みたいな小さい入れ物に詰めたものでは継続使用したときの感じがわからないが、よくわからないものを1本丸ごと買うのは…と思う人向けで、ついでに気に入って買うときに、ちょっと安い詰め替え用を買うという選択が出来るところがお得感を出している。
充填の時の機械の設定を変えるだけで同じ生産ラインが使えるだろうし、こういうものは中身の値段より実はビン代のほうがかかるものだ。出回っているものと同じビンが使えることで、お試し用の小さめの容器を使うコストがいらなくなるから、メーカーとしても、失敗しても損が少ない。
うまいこと考えたなあ…。大体、一度自分が使っているシャンプーが決まってしまえば、同じ銘柄を買い続ける人も多いだろうから、乗り換えようかな、と思わせるのも大事なわけで、このお値段と。
いろいろなものを試してみたい人には、願ってもない話。買って使ってみた。
うーん。いい匂いはするんだけど、シャンプーであれ、コンディショナーであれ、全力で流し尽くしたいので、入浴中はともかく、あとではそれほど差がない。
プラス、なぜか乾きづらい。うーん、冬には面倒かも。ドライヤーの時間が増えた。
髪の毛の感じも、せっけんとクエン酸と…うーん、ちょっとはつるつるした感じがするかなあ。
でも、ふわーーっと立ち上がってくるアホ毛は相変わらずだ。
クエン酸と石けんが120円ぐらいなのを考えると、600円で5倍すごいか…というとそうでもないな。1.2倍ぐらいはすごいかもしれないけど…。ドライヤーの時間が短い分、せっけんのほうに軍配が上がる。
しばらく小銭貯金でもして、このシャンプーが切れたらもう一段回高いのを買ってみるか。
それでも、それほど違いがないなら、私はもう、一生せっけんとクエン酸でいいや。なんか、あきらめがつく気がする。