男の子の動き
かなり大きめのショッピングセンターで、駐輪場から自転車を出して、乗っかってちょっとこぎだしたところで、男の子と手をつないで、赤ちゃんを抱いたお父さん、という3人が前を歩いていた…と思うと、手をつないで歩いていた男の子が、くるりんと向きを変え、お父さんの手を振り払って、私の自転車の方へ一瞬で向かってきた。
結構な瞬発力で、多分2歳。3歳には多分なっていないが、私は男の子を見た途端に、自転車を止めて足を下について停止していたので、もちろん危なくはなかった。
そう…男の子はこういう動き方をするのだ。
これが、違う組み合わせだったら、私は徐行はするけれども、多分停止して様子を見なかった。
つまり、お母さんと男の子、お母さんと女の子、お父さんと女の子。この組み合わせの場合は、
1:男の子をしっかりつかまえているお母さん(慣れている)は、それほど危なくない。
2:女の子は、大人が手をつないでいる場合は、それほど危なくない
この2パターンのことがほとんど。
子供と歩くのに不慣れなお父さんと男児の組み合わせ…特に、抱っこしているお子さんがあって、気が取られがちのお父さんというパターンが一番危ない。
お母さんは、男の子がどんな動きをするのかということを知っているし、慣れているので、お母さんの手のつなぎ方は、大抵腕をしっかりつかみ、男の子の手を包み込むようになっていることが多い。これは育児雑誌なんかでも紹介されているやり方で、私も息子が小さいころはそうしていた。
なぜならば…。男の子は、興味を覚えたものがあったら、その瞬間、手を振り払って駆け出すからである。
例えば、大人同士が手をつなぐときや、恋人同士が手をつなぐときのようなつなぎ方だと、簡単に振り払われる。歩道から車道に飛び出すかどうかというのは、興味を覚えたものが道路の反対側にあるかどうかにかかっているので、本当に命にかかわっちゃうお子さんもいる。まあ…ちゃんと手をつないで歩こうね?ということが理解できる賢い幼児というのもいるみたいだけれども、少なくともうちの息子はそうではなかったし、近所のお友達を見る限りでは、やっぱり男の子は危ない…というのは共通見解だった。
1歳半でも、運動神経のいい子、2歳でもちょっとした隙に、3歳ともなれば幼児と侮るなかれ、瞬発力はかなりのもので、首根っこをつかまえる暇もない。犬みたいと言われようと、かわいそうと言われようと、安全には代えられない。リュック型ハーネスが流行るのには理由がある。
私はそれまで、姪が小さいころのことしか知らなかったので、ちょこちょこ…ではなくて、びゅんっと速度を付けて自分の目的に向かってしまう息子にびっくりしたものだ。興味がないものには全く、注意を払わないし、後ろから近づいてくる自転車とか歩行者とかを感知する能力はほとんどない…んじゃないな。全然ない。目より上の高さにあるものは全く見えていない。
ここが通れるように見えているんだ?という狭い場所をキュっとくぐって行かれてしまうと、待って!待って!となるので、ハーネスは本当に、必要だった。
子育てエイジのお母さんたちが、ぺったんこの靴、またはスニーカーを履いているのは、こういうことのせいだ。
まあ、慣れというものはあるし、冒頭で私が書いていたお父さんは、多分「子供がいると片付かないから、連れて買い物に行ってきて!」と頼まれたんだろうな…という感じだったから、しょうがないんだろうけど。
…かわいいなあ。こんなころもあったのよねえ…。
そう思って、見守るようなった。子供が2人いる友達は、荷物と、子供2人分で、手が3本あればいいと思うよ、と言っていた。
本当に、0歳と2歳ぐらいの時が一番大変なんだよねえ。
男の子は、もうちょっと大きくなって、3、4歳になるまでは本当に危ないからね…。手をつないで、歩道をしずしずと歩けるようになるまでには、3歳なりたてでOKなら早くて、4歳前まではかかるよね…その後にも、ちょっとした時にハラハラする。女の子はもうちょっと早いんだけどなあ。
ちなみに、私の自転車にぶつかりかけた男の子のお父さんは、さすがの力技で、抱っこ紐で抱っこしている赤ちゃん、買い物の荷物を持ったまま、荷物の逆側の手で男の子を抱っこして去っていった。
なるほどー。男性はそういう力技も軽く出来ていいなあ。
子供が暴れて抱っこを嫌がるまでは、それでいいよね。
ベビーカーには、嫌がって乗ってくれない時もあるからねえ…。
あの頃はそういえば、軽いベビーカーを担いで歩いていたっけ。子供の着替えだの、おむつだの、おやつだのマットだのが入ったカバンと、ハーネスと、とことこ歩く2歳の息子。だっこ、と差し出す手がかわいかった。
今の外出の身軽さが、ちょっとさびしい。
結構な瞬発力で、多分2歳。3歳には多分なっていないが、私は男の子を見た途端に、自転車を止めて足を下について停止していたので、もちろん危なくはなかった。
そう…男の子はこういう動き方をするのだ。
これが、違う組み合わせだったら、私は徐行はするけれども、多分停止して様子を見なかった。
つまり、お母さんと男の子、お母さんと女の子、お父さんと女の子。この組み合わせの場合は、
1:男の子をしっかりつかまえているお母さん(慣れている)は、それほど危なくない。
2:女の子は、大人が手をつないでいる場合は、それほど危なくない
この2パターンのことがほとんど。
子供と歩くのに不慣れなお父さんと男児の組み合わせ…特に、抱っこしているお子さんがあって、気が取られがちのお父さんというパターンが一番危ない。
お母さんは、男の子がどんな動きをするのかということを知っているし、慣れているので、お母さんの手のつなぎ方は、大抵腕をしっかりつかみ、男の子の手を包み込むようになっていることが多い。これは育児雑誌なんかでも紹介されているやり方で、私も息子が小さいころはそうしていた。
なぜならば…。男の子は、興味を覚えたものがあったら、その瞬間、手を振り払って駆け出すからである。
例えば、大人同士が手をつなぐときや、恋人同士が手をつなぐときのようなつなぎ方だと、簡単に振り払われる。歩道から車道に飛び出すかどうかというのは、興味を覚えたものが道路の反対側にあるかどうかにかかっているので、本当に命にかかわっちゃうお子さんもいる。まあ…ちゃんと手をつないで歩こうね?ということが理解できる賢い幼児というのもいるみたいだけれども、少なくともうちの息子はそうではなかったし、近所のお友達を見る限りでは、やっぱり男の子は危ない…というのは共通見解だった。
1歳半でも、運動神経のいい子、2歳でもちょっとした隙に、3歳ともなれば幼児と侮るなかれ、瞬発力はかなりのもので、首根っこをつかまえる暇もない。犬みたいと言われようと、かわいそうと言われようと、安全には代えられない。リュック型ハーネスが流行るのには理由がある。
私はそれまで、姪が小さいころのことしか知らなかったので、ちょこちょこ…ではなくて、びゅんっと速度を付けて自分の目的に向かってしまう息子にびっくりしたものだ。興味がないものには全く、注意を払わないし、後ろから近づいてくる自転車とか歩行者とかを感知する能力はほとんどない…んじゃないな。全然ない。目より上の高さにあるものは全く見えていない。
ここが通れるように見えているんだ?という狭い場所をキュっとくぐって行かれてしまうと、待って!待って!となるので、ハーネスは本当に、必要だった。
子育てエイジのお母さんたちが、ぺったんこの靴、またはスニーカーを履いているのは、こういうことのせいだ。
まあ、慣れというものはあるし、冒頭で私が書いていたお父さんは、多分「子供がいると片付かないから、連れて買い物に行ってきて!」と頼まれたんだろうな…という感じだったから、しょうがないんだろうけど。
…かわいいなあ。こんなころもあったのよねえ…。
そう思って、見守るようなった。子供が2人いる友達は、荷物と、子供2人分で、手が3本あればいいと思うよ、と言っていた。
本当に、0歳と2歳ぐらいの時が一番大変なんだよねえ。
男の子は、もうちょっと大きくなって、3、4歳になるまでは本当に危ないからね…。手をつないで、歩道をしずしずと歩けるようになるまでには、3歳なりたてでOKなら早くて、4歳前まではかかるよね…その後にも、ちょっとした時にハラハラする。女の子はもうちょっと早いんだけどなあ。
ちなみに、私の自転車にぶつかりかけた男の子のお父さんは、さすがの力技で、抱っこ紐で抱っこしている赤ちゃん、買い物の荷物を持ったまま、荷物の逆側の手で男の子を抱っこして去っていった。
なるほどー。男性はそういう力技も軽く出来ていいなあ。
子供が暴れて抱っこを嫌がるまでは、それでいいよね。
ベビーカーには、嫌がって乗ってくれない時もあるからねえ…。
あの頃はそういえば、軽いベビーカーを担いで歩いていたっけ。子供の着替えだの、おむつだの、おやつだのマットだのが入ったカバンと、ハーネスと、とことこ歩く2歳の息子。だっこ、と差し出す手がかわいかった。
今の外出の身軽さが、ちょっとさびしい。