ヤッキーな食べ物?
セットで取るより、単品のほうがお得なものもあるし、大きいバーガーは食べないからなあ、と単品のメニューを眺めていると、「ヤッキーバーガー」というのがあった。
ヤッキー…。説明を見ると、「生姜焼きバーガー」?つくねの生姜焼きみたいな感じのパテが入っているバーガーらしいのだけれど、食べ物で「ヤッキー」というと、あんまりいい感じがしない。それは、英語に「Yucky」という言葉があるから。
これは直訳は難しいのだが、日本だとどういう感じになるかというと「オエっ」だろうか。誰かが食べているものをみて、yuck!と言ったら、かなり失礼な言動+子供っぽいが、つまりまずそう、食べたくない、というものにこの表現が使われる。
めちゃめちゃに混ぜたドリンクバーの飲み物とか、お皿の上でおかずとご飯をごちゃまぜにして、見かけがすごくなった…というものにも使うかもしれない。
べとべと、ぐちゃぐちゃ、手づかみ…それから、まずそう、失敗作、汚い。そういう雰囲気で。
または、単純に、「うわ、いやだ」でもいいかも。Yuck!というのもあるが、それの形容詞系がyucky…という感じか。
…という説明で多分わかってもらえると思う。
ブログネタとして面白いだろうと思ったので、思わず注文。
これ、ヤッキーバーガーっていうんだって、と席に運んでから言ったら、夫は苦笑、息子は「えーー?」となっていた。
食べながら、息子に「おいしい?」と聞かれたので、ショウガが効いていて、味的にはおいしいと保証しておいた。
ただ…。生姜焼きバーガーを短くしたかっただけなら、「ショッキ―バーガー」のほうがましだったんでは、と思う。
少なくとも英語がわかる人だったら、微妙な気分になるネーミングではある。
ちなみに、おいしい!は「Yum!(ヤム)」で、それが形容詞になると「Yummy(ヤミー)」。変化形としてYum‐yum、と二つつなげる形も聞いたことがあるが、ちょっと子供っぽいかな。正式な場では多分使われないが、それはYuckの方も同じ。
和風っぽい味で、つくねバーガーみたいなの、どこのだっけ?モスバーガー?てりやきバーガーのショウガ効いた版みたいな感じで、味としてはリピートありだな、と思ったのは書いておこう。
六角レンチで解決
まあ…使い始めてもう5、6年経つ上に、うちのリビングのテーブルとイス2つ、ベンチ1つのセットはなんと、3万円以下、ガタが来ようとあんまり文句の言えないお値段ではあった。確かに格安だったものなあ。
新しいベンチ買おうかね?テーブルとイスはまだ使えるしね?という話になって、私はネットで楽しくベンチ選びにいそしんだ。
10000円ぐらいのから、30000円ぐらいまでで、サイズがこのぐらいで…。
今のものと違和感がないのがいいから、と思うと、大体まあベンチのつくりなんて限られているわけで、似たような形。
…ねえ、これって何年ぐらいもつだろうね?
5年に1度買い替えることになるとしたらよ?別に子供が上で飛んだり跳ねたりしているわけでもないし、私はまあある程度体重があるにしろ、お相撲さんではあるまいし、耐荷重超過というわけでもないだろうから、あんまり買い替えることになるのもなあ…。
一体、どこが傷むんだろう?そう思って、一度ソファをひっくり返して裏側を見てみた。
六角レンチで締めるネジが四隅にある。そのうち1つの隅の分がやけに飛び出ている。
2本のうち1本は、1センチ半は飛び出てきているし、その下の1本も1センチぐらいはってことは、ものすごくゆるんでるってことだよね?
うちには+と-のドライバーはあっても、六角レンチがなかった。
しょうがない、ホームセンターまでいって、六角レンチのセットを300円ぐらいでゲットして帰ってきた。
輪に、サイズの違う『Γ』の形の六角レンチがいっぱいぶら下がっているタイプ。
(あとから100均にあったかも、と思ったけどまあいい)ベンチを裏返して、ゆるんでいるボルトを締めなおしてみた。
緩んでいるように見えないものも一応、締めなおしたら、半周ぐらい回ったのもあったし、結構緩んでいたのかも。
座ってみたら、ゆらゆらグラグラしなくなっている。おおお!うまくいった!
278円だったかな?そのぐらいだして、ベンチは再利用可となった。1万円出すよりぐっとお得だった。
ネジを締めなおしてもグラグラするようになったら、買えばいいよね!
で、その話を夫にしたら、夫はなんと、ネジがゆるんでいるのは知っていたらしい。一度落ちてたから、手で適当に回して入れておいたのだって…。ねえ…なんでそれをさーーー!!!もっと早く言ってくれればよかったのに!っていうか、そこで自分で締めようとか、思わないのね?もー。
私の父親は、なんでも修理してしまう人だった。椅子の足がとれたら、木を削って足を作ってしまうような人だった。テーブルの天板、張り替えてたこともあったし、棚も作っていたし…。そんなわけで、物は修理して使うというアイディアが浮かびやすいのかもしれない。
今回の「修理」はネジ締めるだけだもんねえ。お手軽だったし。
新しいものを買うのは楽しいけど…。でも、ここで節約した分がほかのことに使えるもんね?
もう絶対使えない、となってから納得して取り換えようと思う。
バーミヤ…?(ンではなくて)
まあ、見た感じだと、「Ver」部分は、バージョン(Version)なんていう単語はよく見るのだから、それと同じだろう、ということで「ヴァ―」だろうということは見当がつく。後半の「meer」の部分は、まあMの発音が頭にきて、仕事なんかの「キャリア(career」と同じだから、「ミアー」であろう。ま、両方のR部分で舌を口の天井の奥の方へ巻き上げるとしたら、発音がのびて、カタカナで書くとしたら「ヴァーミアー」。時々、語尾のerの前の発音によっては「Y」の発音が音便によってはいることがあるから(発音記号だとj)「ヴァーミヤ―」かもしれないな、なんて思いながら私は本を読んでいた。
この本は、【Mitford series】という、アメリカでは結構人気のシリーズで、赤毛のアンのシリーズをもうちょっと現代風にしてアンを抜いたようなシリーズで、のんびりした田舎町に住んでいるような気分になる本。
件のVermeerが出てくるのは、屋根裏だかどこかで見つかって、教会に寄付された絵が、このヴァーミヤ―のものではないか…と大騒ぎになるという話。このヴァーミヤ―さんは、どうも有名な人らしい。その名画だとわかれば、2000万ドルぐらいするかも、というようなってことは日本円にすると、億単位だ。そりゃ、小さい街にそんな名画、あったら大変、鑑定士にお願いしたりして、みんな浮足立って当然だ。
私は一息ついて、Vermeerの単語を指で長押ししてkindleの中の辞書を参照してみた。
確かに発音は「ヴァーミアー」らしい。綴りからいってもそりゃそうでしょうね、という発音だ。あんまり驚きはない。
・Jan(1632-75) Dutch painter. He generally painted domestic genre scenes, for example The Kitchen Maid(c.1658), The Music Lesson(c.1662-65), and The Girl with a Pearl Earring(c.1665-66). His work is distinguished by its clear design and simple form.
上はThe New Oxford American Dictionaryからの引用
ヤン。オランダの画家。日常生活の情景を描いた。代表作は「台所のメイド」「音楽のレッスン」「真珠の耳飾りの少女」など。はっきりとした構図とシンプルな描写で知られる。(訳は適当に今私が書いた)
…というような辞書の定義を見ても、全然ピンとこない。ヤン・バーミアー?本当にバーミヤンみたいな…。
でも、この人の本というのは、フィクションではあるのだが、この書き方だと架空の人…じゃない感じがする。どんな絵を描く人なんだろう。
そう思って、パソコンまで移動して、「Vermeer painting」と検索をかけてびっくり。一目でわかった。
だあっ。フェルメール!(画像はウィキペディアのもの)。いくら私が美術に詳しくないとはいえ、これは中学の美術の授業でもやるぐらいのものだ。まあ、フェルメールのファーストネームがヨハネスというのはウィキペディアで見て初めて知ったけど、この絵は知っていた。
ちなみにこの女の子はThe Girl with Pearl Earring。辞書の英語見たときに、気づくとしたら、多分これ。確かに日本でフェルメール展やったときの目玉はこれだったはずだし、多分この絵が一番有名だと思う。
ま、ドガはフランス語だと「ドゥガ」だったけど英語の発音だと「デイガー」だったしなあ…。有名な作曲家の「バッハ」もBachで、英語読みは「バック」だもんねえ。カタカナにも全体的に無理がある気がするけど、英語の綴りと読みの関係も、無理があるよなあ。
このVermeerは覚えて、この絵と、この単語を結び付けておくしかない。「フェルメール」というカタカナと、この絵がつながっているように。
ヴァーミアー。ほんと何年やっても知らないことがどんどこ出てくるなあ。
煮物三段活用
用意するのは圧力鍋。ただし最初は圧力なべとしてではなくて普通の鍋として使う。
厚けずりのカツオを持ってきて、水と一緒に鍋で煮てダシを取る。
「カツオ片を水に入れて、沸騰させて2、3分煮ましょう」という袋の指定の通り作る。
薄いお吸い物ぐらいに味をつけて、そこで小松菜と油揚げを煮る。
小松菜がしんなりしたら、小松菜と油揚げだけ、違う器に取る。
…まあ、このぐらいならお湯を沸かしてお茶を作るのとあんまり変わらないもんね。
そのあとに、大根の皮をむいて厚切りにしたものを鍋に入れる。
上からハサミで1センチ幅ぐらいに昆布をチョキチョキ切って鍋に入れる。醤油をちょっとだけ、足して、茶わん蒸しか、普通のお吸い物ぐらいの味にする。
蓋をして、圧力をかけて大根を煮る。
出来たら、大根と昆布だけ、別の器に取る。
次に耐熱ガラスの器に、ダシを入れなおして、お酒を大さじ1杯いれて、半分に切った玉ねぎをひたひたにしておいて、ふんわりラップして電子レンジに8分かける。
玉ねぎだけ小鉢にとっておく。
最後に、残ったダシに、200mlあたり醤油を大さじ1杯いれて、ちょっと味を濃くする。今回は玉ねぎだったので、汁に甘みがついているから入れないけれども、大根煮たところでこの過程に移る場合はみりんも足すので甘辛い味。
軽く洗ってぎゅっと絞った切干大根を、この汁に入れて煮る。
はー。全部完成。汁は切干大根が吸ってしまうのでそれほど残らないし、小松菜と油揚げの煮物と、大根の煮物を今日のおかずにだして、玉ねぎの煮物は明日に回してもいいし、切干大根は味が濃い目でも、ちょっとおかずが足りない時にお皿の端っこにちょっと載せておくぐらいなのでまあ…。
最初はカツオだし、途中で昆布味を足して、最後は甘辛くして煮るので、味もちゃんと違うように出来るからね…。
一回一回だしを取るのが面倒くさいので、効率化もいいだろう…ということでやってみた。
4種類おかずを作っても、4倍の時間はかからない。
そうだよねえ、どんな仕事だって、作業の効率化なんてことはやるんだもん。日常の料理にだって、あっていいよね。
きんぴらとか、サラダとか…マリネとか。2、3日は置いておけるものがこういう風に作れるとおいしく省力化できそう。
冷凍とかになると、ちょっと解凍のやり方とかが難しいだろうけど…。
手間を省くために手間をかける感じ?結局どのぐらい時短になっているのかはわからないけれども、1つでも2つでも「もう出来ているおかず」があるとぐっと気が楽。
やる気が一番あるのは午前中なので、朝のうちに頑張っておこう。
ホワイトルマンド
夫が好きなブルボンの100円トリュフは100均が一番見つけやすい。
ついでに言うとストローがそろそろない。
ブルボンのトリュフのそばに、ルマンドが並んでいた。
そして、ルマンドのホワイトというのも。
…ホワイト?ルマンドといえばココア色をしているもので、まあ、キャラメル味もあるし、たしかミニがいっぱい入った袋にはチョコレートのものもあった気がするが、実はホワイトは見たことがなかった。
小さいころは、このお菓子は「バラバラになる食べづらいお菓子」と認識されていた。
スカートの上にこぼれたルマンドを手でつまんで食べちゃった…というときの、スカートが思い出されたが、赤いニットのスカートはちびまる子ちゃんのスカートのように肩ひものついた「つりスカート」…ということは、この思い出の中の私は、多分5歳ぐらいか。一年生になったときに、これとお揃いで黄色いスカート(姉のおさがり)を履いた覚えがあるから(写真も残っている)、赤いスカートは一年生の時より2年前の体格の時に着たはずだから、多分あっているだろうな…。
幼稚園に行っていたころの私はルマンドを食べるのが下手だった。
大人になると、何が出来なくてあんなにバラバラになってこぼれたりしたのか全く分からない。
まあもちろんルマンドの袋をぎゅっと握ってしまうとバラバラになるだろうということぐらいはわかるんだけど。
ホワイトのルマンド、食べてみたらなんだかとっても妙な気分。
味は、同じくブルボンの「ホワイトロリータ」と似ている。「バームロール」の外側のホワイトチョコとももちろん似ている…のだけれども、歯ざわりがルマンドなわけだ。
うわー。一瞬、脳みそが混乱しているのがわかった。「よく知っていると思ったら、知らないものだった」という感じ。
今までに貯めておいた情報と照合したら合わなかったので注意喚起、というか。
2本目を食べるころには、もうそういう感じがしなくなっていて、違和感がしなかったので、一瞬だけのことだったけれども、不思議な感覚で、とても面白かった。
アマゾンのレビュー見たら2015年にはあったっぽい?
ほんと、3年も経つのに今日が初だった。
ルマンドのキャラメル味を食べたときにも思ったけど、私はレギュラーのルマンドのほうががいいなあ。
でも、体験としては面白かった。
柿の種のバリエーション
実はこれ、アメリカにも輸出されていた。
日本のものはどれもかなり高いのだが、柿の種だけは、アメリカで作ってるのかなあ。と思うぐらいの値段で(それでもポテトチップスよりは高かった)、時々食べた。
このお菓子は、実は大人になるまでは、食べないお菓子だった。私は辛いものが苦手だったからだ。
だから、子供の頃、親戚の家に遊びに行ったときにこれをおつまみに飲んでいるおじさんがいたとしたら、私が横からつまみ食いするのは、ピーナツだけ。
今は、私はこれを案外食べるけれども、息子はやっぱり、ピーナツだけ食べているから、そういうものなんだと思う。
今日、スーパーで面白いものを見た。それがこれ。【柿の種、ピーナッツなし】。いや、まあそうだよね。ピーナツなくてもいいかも。
そう思って買ってみた。柿の種をお皿に入れて、食べ始めたら、辛い。
なんていうか、普段は息子にかなりピーナッツを取られているから、と思っていたけれども、辛さが倍増する気が。
うーん…。ピーナッツ、やっぱり入っていた方がいいのかこれ。
今度からピーナッツ入っているのを買おう。
サイトを見に行ったら、「梅しそ味」とか「ワサビ味」とか知らないものもあった。
ワサビ味の柿の種って、唐辛子味の上にワサビ味なんだろうか。それとも唐辛子抜きでワサビ味なんだろうか…。知っていると思っている商品でも、時々はサイトを見に行くのもいいな。
追記:息子は、柿の種を見たら、「ピーナッツ食べよう」となっていたが、これは入ってないバージョンなんだ、というとガーン、となっていた。「ありえない!」って。
今度は入ったの買ってくるから、と言っておいた。
ショッピングバッグ
重たいものだけはリュックに入れて、残りを手で持って帰ってくるわけだけれども、最近、近所のスーパーでは袋が値上がりした。
袋が要らない人にはスーパーのポイントをくれるシステムが廃止になって、袋が必要な人から5円徴収するというシステムになった。袋が要らない人は、ポイントはくれなくなるが、袋の代金はいらないよと(そりゃそうだ)いうわけだ。
5円を、高いと思うか、安いと思うか。まあ、手ぶらで財布だけ持ってきてしまった場合に、品物をたくさん手で握って持って帰る…というわけにもいかないだろうから、本当に袋を持っていない人は5円加算でしょうがないと思う。
今までは、私は大抵袋をもらって、それをたたんで持って帰って使い、自分のエコバッグとリュックに荷物を詰めて帰っていたのだが(入りきらない場合はもちろん、もらった袋を使う)5円毎回徴収されるというのもなんとなくいやだ…ということで、必ず入るように買い物袋を2枚、持とうと思った。
今は、縦30センチ、横40センチぐらいのナイロンの手提げバッグがリュックの外側のメッシュポケットにたたんで入れてあった。リュックと同じような紺色で、ポケットに入っていても目立たないし、とても軽くて、マチのあるバッグは重宝、そして100円だった。
これと同じバッグ、ないかな…と思ったのだが、どこの100均で買ったのか、同じものが本当にない。
材質が不織布だったり、コーティングしてあるものだったり、似ているように見えても固くてたたんだ時に多分分厚いだろうな、と分かる生地だったり、口にファスナーがついていたり、30センチ角ぐらいで小さかったり。
ファスナー、いらないんだよねえ…。ネギとか、大根とかはみ出す時も多い。
赤とか、ショッキングピンクとかは、リュックのポケットのメッシュから見えてとても目立つし…。
こういうバッグは100均の得意分野。薄くて軽くて(しょぼくて)、すり切れたりよれたりしたら、買い替えるそういうものなのに。
大体、柄が印刷してあるものは、印刷代がかかってるんだから、無地のより高いはず=サイズが小さいというのはわかるんだけど、どうしてこんなにないんだ…と思いながら探すうち、戸棚でほかのバッグの下になっている、黒いナイロンバッグを発見。
買ってから比べてみたら、なんと10センチほど縦に長かった。大容量だ。
無地で、ファスナーもなく、ナイロンで軽くて、黒っぽいという条件にぴったり。
100均3軒目だった。
よしっ。今度から、「袋は、いらないです」ってレジで言おう。
小学生男子と国語
これが算数になると、うっかりミスとか、計算ミスとか、問題の読み間違いはあっても、「やり方は大体あっている」ことが多いので、正答率もまあ…それなりにあるのだけれども、国語はホント、算数と違ってやり方を教えたところで次の授業で違う文章が出たらもう全然参考にならないので、教えるにも教えられない感じ。
語彙を問うものは、しょうがない、これはもう言葉と、意味を暗記するしかない。「派生」とか、「重宝」とか、小学生が普段使わない言葉が出てくるから、繰り返し覚えるしかないんだろうな…と思う。
問題は文章から、この文章を書いている人は何を言いたいのか、という問題と、物語の登場人物の気持ちを答える問題。いっそランダムに選んだほうがましじゃないのかというぐらい正解が出ない。
私は小さいころから本が好きだったし、そういう問題ではあんまり不正解になったことがない。国語だけは成績が良かったのだ。だから、「なぜこれを選ぶ?こんなにはっきりしてるじゃないの」と思ってしまうわけだ。だけれども、やっぱり不正解を出し続ける息子を見ていると難しいんだろうなあ…ということはわかる。
息子も本は読むほうだと思う。まあ、男の子向けの物語というのはあんまり「心情の変化と成長を見届ける」タイプのものは少ない。大体何か事件が起きて、行動して戦って解決して終わり…というタイプのものが多い。女の子向け…特に高学年向けになると結構複雑な気持ちを書いたものが多いのだが、そういう本には息子は全く見向きもしないし、多分読んでも何が面白いのかさっぱりわからないだろうと思う。
だから、まあ、こんなものだといえばこんなもの…なんだろうけれども、それではテストで点数が取れない。
長文読解問題に出てくる長文も、確かにこれは中学生向けの本だな…というものも多いし、エッセイなんかだと、これは大人を対象に書かれているなあ…という文章も出てくる。読み取りにくいのはわかるんだけどねえ…。
…なんていう話をしていたら、息子より2歳上と、4歳上の男の子がいて、お二人とも中学受験した中島さん(仮名)が言うには、塾に迎えにいくと、先生の声が教室からもれ聞こえてくるのだが、
「君たちの意見を聞いているんじゃないぞ!文章を書いている人の意見を探さないといけないんだ!」
…とどなり声が聞こえてくることがよくあったそう。
「そこ!磯野!答えは?(磯野君が答える) 違う!中島!お前笑っている場合じゃないぞ!答えは?(中島君が答える)」
「違う!花沢、答えは(花沢さんが答える) 男子、よく聞いておけ、これが正しい答えだ!」
…というようなやり取りもよく聞いて、断然そういうタイプの心情を答える問題は女子の正答率が高いのがうかがえた、という話だった。
その中島君は、大手の塾の、超難関校用のクラスではなかったものの、中堅よりも上の学校を受験する真ん中のクラスのトップのほうにいたそうで、つまり平均よりはずっと出来るお子さんだったのだが、それでもこれ、と。
この間、姉に久しぶりに会う機会があって、塾の勉強の話をして、姉の体験談も聞かせてもらった。今は社会人と大学生になっているうちの甥たちも、当時中学受験用の塾に行っていて、宿題にはもちろん付き合うことになったのだが、国語の心情を問う問題では、「じゃあ、まず選択肢を4つから2つに減らそうか、答えから遠い2つ、これは違うだろう、という2つをどけて、2つにしてみて?」とやると、選んだ2つに正解が既に入っていない…と頭を抱えたことがしょっちゅうあったそうだ。
それでも、塾での成績は間違いなく半分より上だったのだとか。
甥たちはうちの息子のイトコなわけだから、ある程度似るかもしれないというのはある。でも赤の他人の中島君兄弟とか、中島君の塾のクラスメイトとうちの息子が似る理由は考え付かない。小学生男児である…という共通点を除いては。
中島さんは、「男の子はもう、それでしょうがないと思うよ」と慰めてくれたし、姉も、「もう年齢が上がるまでどうしようもないよ、中学でも、マシにはなるけど、時々「はあ?」みたいな間違いはあったよ」と笑っていた。
私は…。ごく最近まで、男と女にそれほど違いはないと思っていた。個人差はあるけれども、それは性別に関連していないものなのだと。だから、男と女に友情は成立すると思っていたし、機会均等だの、男女平等だのは、大事なことだと思ってきた。でも、男児を育てつつある今、どっちがいいか悪いかという問題ではないが、性別で違いってあるんだな…ということを実感する時が増えた。
男の子…特に小さい子は、やっぱり危ないことをしがちだと思う。考えなしなのも。
比率でいうと、女の子100人に対して、男の子が105人生まれるという話がある。私はてっきり、病気にかかりやすいとかそういうことで多いのかと思っていたのだけれど、わかった。危ないことをやって、途中で死ぬ分も絶対計算に入っていると思う。今はそういう危険は少ないけれども、きっと原始時代にも、崖から飛び降りたらどうなるだろう、と思って飛んじゃうような向こうみずな子が、女の子にはいなくても、男の子が数万人いたら、何人かはいるという気がする。 または、小鳥の巣を見にいって、木から落ちる子とかも。
人の顔色をうかがっていたら、思い切ったことが出来ないからね…。多分、男の子は人の気持ちがわからない…という機能をそのために保持しているのではないかと思う。リスクをとる行動をして、人類の進歩を切り開いて生きた男の子たちがたくさんいたんだな、というのもわかるんだけどさ…。
まあ…甥も、中島君たちも志望校に受かったということだから、うちも期待したいところだ。
夫の靴を買う
私の靴を買うのは、簡単だ。もう買う靴はいつも決まっている。夏はこれ、そのほかのシーズンはこれ。雨靴と、ゴムぞーり。終了。
夫は、服とか、靴とか帽子とか、身に着けるものを買うのがすごく嫌いだ。
面倒くさいらしい。
彼にパンツを買わせるのはかなり大変で、もう裾が擦り切れていてもなかなか買ってくれない。
買うときは「ああ、面倒くさい、早く帰りたい」感満載でちょっと機嫌が悪くなるのだが、長さが問題になるので、販売店で切ってもらわないといけないから、こればっかりは私が買ってくるわけにもいかず。
義理の父とサイズが本当に同じなので、見かねた義母が夏休みなどに遊びに行ったときにパンツを用意してくれたりするのが、何とも心苦しい。私がちゃんとしてないみたいじゃないか!
まあ、多分義母は息子の性格を知っているだろうけどね。
そして靴。これも、靴屋さんに彼を誘導するのはとても難しい。
いつでもいつでも後回しになるのだ。そして破れて水が入るようになってから…みたいな話になる。
が、だ。私は去年靴を買ったとき、一計を巡らせた。
彼と一緒にチェーンの靴屋さんへ行って…そして品番をスマホのカメラで撮っておいた。
彼に、念のため、「今のと、同じ靴だったら買ってもいい?」と聞いてみた。
店に行かなくてよくて、今の靴がつまり「増殖」する感じなら文句ないらしい。
今の靴の履き心地はいいそうだ。
オッケー!というわけでネットにその店の通販があるので、型番をいれて、同じ靴を買った。
だよね、私も同じ型番の靴をずっと買っているのだもの。彼もそうすれば楽だよね。
もっと早く提案すればよかった。これで「かなり古びてきた」ぐらいで靴が取り換えられる。
「ぼろぼろになっている」を見なくて済むのがすごくいい。
本人は「たった一年で靴を取り換えなきゃいけない」とぶつぶつ言っているが、そんなものだと思うのだけれどねえ。
だって、大体5000円と8000円の二足なんだもん…。毎日その2足を履いているんだから。
こっそりもう1つ買っておいて、1年でまた、取り換えるのもいいな…。
作り置きと保存
おかずの種類は、まあなんていうか、一応主婦歴が長ければそれなりに思いつきそうなものが多かったけれど、確かに作り置き中心に献立を組み立てましょうというアイディア自体は、「毎日ご飯をこまめに作るのが正しい」「出来立てを出しましょう」というような専業主婦前提の世の中だった昭和30年ぐらいから変わってないんじゃ…というところからの脱却を目指すという点で、新しいのではないだろうか。
作って置いておく時の問題点は、長く保存しておくと悪くなるものがあること。
味を濃くすると、かなりもつものもあるけれども、味が濃いおかずばっかりというのも、何となく体に悪いような…という以前に、うちの夫は味が濃いものが嫌いだからなあ…。ま、もたせても3日前後というところだろう。
アルコールのスプレーを保存容器にスプレーするという方法を使っている本もあったし、ガラス容器を熱湯消毒!という本もあった。でもさあ…熱湯消毒って、結構手間だよねえ…。
私は今までは、作り置きのおかずは大体次の日までに食べることを前提にして、作って普通のお皿とか、器とかにいれて、ラップして冷蔵庫に入れていた。保存容器のいいところはつまり、上に積めるところなんだけれども…。使わない時は、邪魔だし…。
多少お皿の中で雑菌が繁殖したにしても、次の日ぐらいなら、温めなおせば、まあいいや…と思っていた。事実それで、まだ食中毒になったことはない。
でも、2日でなく、3日4日だとすれば…作った鍋ごと保存するというのはどうだろう。大体、火にかけた鍋は、消毒も何も…という状態になっているんだものね。
蓋をして、そのまま軽く冷まして冷蔵庫に…となると保存容器はいらないな。
問題点は、うちの鍋は最低限しかないってこと。
26センチのフライパンを冷蔵庫に入れるのはちょっと大変だし、少量の煮物を作っている鍋は、みそ汁の鍋と共用だ。
…と考えていた時、そういやあ、うちには「土鍋」ってものがあったなあ、と思いついた。
鍋焼きうどんをするのに買ったアルミの土鍋…って言葉が変だな。
これはアマゾンの画像だけれども、こういう感じのもので、「寄せ鍋」というらしい。
これ、鍋焼きうどんをするのにいいかな、とか思って買ったんだけど、思ったより使わなくて、食器棚の奥の方に入っていた。
これ使えば煮物作れるよね?ちょっと小さめだけど、これも鍋なんだし、持ち手が熱くなるというのはあるものの、家にあるものなんだからタダだし!
というわけで、今日はこの鍋で角切りのニンジンをゆでてザルに一度あけてお湯を切ってから、また戻して、缶詰のコーンをいれてちょっとだけ加熱して、フタをしておいた。
これは食べるときにマヨネーズとヨーグルトであえて、コールスローに。
いつもの、ダシと厚揚げで水菜を煮ておく。これもフタをしたまま冷ます。
白菜と、ベーコンをほとんど水なしで蒸して、フタをしたまま冷まして、さあ、冷めたところで3つまとめて冷蔵庫へ。
両手鍋って実はこれ以外に持っていないのだけれど、冷蔵庫に入れるなら両手鍋のほうがいいね、取っ手が邪魔にならなくて。
とりあえず、作り置きにトライするにあたっての投資額はゼロなのでいいことにしよう。
なんだかだめだな、ってことになったら、やめればいいだけだもんね。
今思いついたんだけど、湯豆腐とか、寒いうちに作ればよかったなあ、この鍋で。
食器棚の一番奥ではなくて、目につくところに置いておいた方がいいかも…とはいえ、もう気温も上がったから、今更湯豆腐でもないか。
これにいっぱいゼリー作って出したら息子は喜びそうだ。火にかけてゼラチン溶かしてから、フタして冷蔵庫に入れればいいんだから、出来そう。
プリンは、どうだろう。鍋プリン。ウケ狙いの出オチだけど。
作り置き料理はもうちょっと研究しよう。
寝食を忘れる
多分フランスに行ったら、今でも売ってるだろうけれども、日本で買えるのに越したことはない…と思った私は、「石板」とグーグルで検索をした。
ズラズラと出る検索結果を順番に見ていくと、これは…物語?というのがひっかかった。
ネットで出てくるということは大抵、無料で公開されているものだ。いきなり物語の途中から読む…というのもなんだから、そのページのリンクをたどって、一番最初から読み始める。
この日、私はなんとなく体調が悪い…というか、気分が上がらず、なんとなく…ではないな。決まって、生理の2日目ぐらいになるともう正直動きたくなくなる。痛み止めも全部の痛みがなくなるわけではなくて、ずーっと薄い痛みとお付き合い、気分が上がる人がいたらびっくりだ。
そんなわけで、「今日は掃除は無理」と夫には言っておいて、「早く治るといいねえ」と言われていた朝。
見つけたウェブ小説がなんだか、面白い。
横書きは読みにくいがしょうがない、どんどんバリバリ読み進める。
気が付いたら、昼。慌てて昼ご飯を食べて、夕飯を作成。その間はパソコンではなく、スマホでおんなじサイトを検索して片手間に読む。
こんなに夢中になったのはいつぶりだろう。
簡単メニューで夕食を作り、みそ汁を作るのをすっかり忘れて、ぼうっとしたまま夕食と片づけを済ませて、そのままリビングのPCで読み続ける。
長いねこれ…でも面白いのでかまわず読む。
気が付いたら、4時…?夫が、「そろそろ寝たら?」と迎えに来た。
う…。まずい。面白すぎて時間が過ぎるのがわからなかった。
次の日も、体調はイマイチだけれども、続きが読めると思うとわくわくする。家事を最低限やって、読みまくる。
しかしこれ、長いぞ?私は長編が好きだけどさ!途中でどのぐらいあるのか…と思ったら、なんと通しナンバーが700弱。そのうち300ぐらいのところを、読んでいるらしい。
えー?まだ半分?多分15時間ぐらい読みまくっているんだけど…。
しかし面白い。面白い本を読んでいる時のこの高揚感を味わうのは、なんだか久しぶりな気がする。
前の夜に2時間しか寝ていないのに、結局2日目の夜も2時ぐらいまで読んでしまった。
次の日も、もう読む手が止まらない。
ジャンル的には、「ライトノベル」。それも、あまりにも安易な設定が可能なため、新人賞では受け付けない規定がある出版社もあるという「転生もの」だった。
ゲームだと、高校生が戦国武将になってしまって、学園ものから、いきなり戦国戦略ゲーになるという「高二→将軍」とかめちゃくちゃな設定のものがあったりする。(かなりひどいゲームだけど、やったことがある)
2日ろくに寝てないのに、次の日はもう、続きが読みたくてしょうがない。
まあね…。丸二日費やして、450番まで行った。
パソコンとか、タブレットとか、スマホとかで読んでいるのだけれども、横書きなのが…縦書きの表示方法もあるようだけれど、そういう調整が面倒。せっかくそのサイトにいるのだからさっさと先が読みたい!!!
「そろそろ、夕飯にしようか」と言われて顔をあげる。用意は出来ているから…と立ち上がったら、すごーーくトイレに行きたい!
あわててリビングから出ながら思った。ひさしぶりだなあ…。
私はずっと本好きだった。ストーリーに没頭していると、かなりギリギリになるまでトイレに行った方がいい…というのが意識されない。こんなに夢中になって読んだのは、本当に久しぶり。
3日目。 「体調が悪いのは、直った?今日は、片づけておいてね?眠れていないようだけれど、大丈夫?」
夫から、やんわりと注意が入った。まずい。
つまりこれは、「体調管理への注意」と、「家事が最低ラインを切っているのでは」という警告だ。
それと、この微妙な下腹部痛は、多分、膀胱炎の前哨戦だ。はあ…。寝てないのと、トイレにひんぱんにいかないのの組み合わせは、こうなりやすいんだよね。仕事の繁忙期にこれ、やったわ…と思いながら、掃除を念入りにやって、2日分の掃除をしていなかった分を埋め合わせて、夕飯を早めに準備。
また読みまくる。
結局、読み終わるまで丸4日。ついでに、5日目に同じシリーズのショートストーリーを60篇読んだ。
これは多分、ライトノベルの厚さの文庫本にしたら、20冊ぐらいあるんじゃないかなあ。
長かったけれど、面白かった。下手するとこれはよくある転生ものライトノベルよりずっと面白い、商業出版でも売れるんじゃないか…と思ったらさー。
題名を調べたら、もう本にもなっていたし、コミックスにもなっていたし、ドラマCDまで出てたよ!!!
だーーーっ。そっちを知っていれば(電子書籍もあった)もっと読みやすかったのに!!
これだけ楽しませてもらったのだから、電子書籍も買おう。続編ほしいもんね。
売れるなら、出版社が作者に書いてくれ、というのだから、これはタダで読んで終わりにするわけにはいかない。
ちなみに【本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません】これ。
夢中になって読んでいたので、いつもならもっと使う痛み止めも少なく済んだし、なんと言っても気分が違う。
なに、この高揚感。本に酔うというのか…お酒を飲んで楽しい気分になるというのとちょっと似ている。本を読んで、気分が高揚して楽しくなった。
これを読みながら思った。自分の読書傾向には、偏りがあるなあ…と。
多分、私は魔法とか、超能力みたいなものがある世界で、馬や、剣が使われる割と中世風の物語を気に入る傾向がある。
そして、食べ物がおいしそうで、その世界の文化、慣習、言葉なんかががたくさん解説してあって、脇役にも生活があって…というようなことが細かく書いてあるもの。
本を閉じても、きっとどこかでこの物語の中の人たちが暮らしているのだ…と思えるような本が好きだ。
最近は主人公が若い本は、なんだか共感できない感じがしてきて、あまりライトノベルを新しく開拓しよう、という感じでもなかったのだけれど、この本は全然気にならなかった。多分、私も本好きだから…なのかなやっぱり。
また、本を読もう。最近あんまり本を探していなくて=面白い本に当たっていなかった。
寝食忘れて読めるような本と、また出会えますように。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
全然本の紹介にならなかったので追記。
大体、平凡だった主人公が、異世界へ飛ばされる転生ものは、なんていうか…割と定番がある。つまり、平凡な自分の記憶と、スーパーな新世界の自分の体の落差を楽しむものが多いので、大概の転生ものの場合は、これでもかというぐらい主人公が有利なものが多い。ま、つまり「ハンサムで王子様でモテモテだったら」とか、「びっくりするほど身体能力が高く、珍しい能力を持ったスーパーマンだったら」というようなことが「実際今、この自分に起きたらすっごいだろうなあ」という感じに設定してあるのが多い。
つまり、「中の人」として平凡な現代日本人(=自分)が入っているスーパーな人…になるわけだ。
一応、今回私が読んだ小説も、ある程度はこのパターンなんだけど、ものすごいハンデ戦なのが面白いところ。つまり転生先の体が、ものすごく虚弱…下手したらすぐ死ぬ!というあたりからスタート。
そして主人公がほしいものは、題名からもわかる通り、「図書館と本」なのだけれども、大体地球でいうと中世ぐらいの世界観で、馬とか、馬車が使われており、戦いには剣と楯が出てくる程度…ってことは、本はあっても、巻物とか写本で、そうそう手に入らない。
生まれたのが貴族や、お姫様ならよかったのに、バリバリの平民だった…。特別な力はあるんだけど、体が弱いために「強くて最初から」にならないところが、この本の売り。
現代の知識を使い、1つずつ弱点をつぶしていくのが面白いところ。
本好きだったら、変な知識をため込んでいるのは割と普通だけど、レシピ本や、ハウツーものや、内側がどうなっているか…みたいな絵本とかをもっと私も転生に備えて読んでおこうか、なんてこれを書きながら思うような本だった。
本好きの女性に特におすすめ。☆☆☆☆☆
本好きの男性なら、割とおすすめ。☆☆☆☆
本好きではない人には、時間があったらおすすめ。☆☆☆
読書は嫌い…という人は大概、私のブログみたいな文章ズラズラのブログは読まないだろうなあ。なので☆不明。
まあ、ネットで読めるものはおすすめにしても気楽だ。
リンクをたどって読みに行って、面白いと思えば読めばいいし、ダメだと思ったらそこで終了だものね。
冷蔵庫が壊れた(と思う)
うちの冷蔵庫は11年半ぐらいになると思う。
一度氷がとけたかも…アイスがちょっと柔らかめ…というのがあったのが先月。
冷凍庫の温度を下げたら解決したので、これは外気温が上がってきたことによる調整ミスか…と思っていたら、なんだか冷蔵部分が冷え切ってない気がする、という旦那の意見が。
冷蔵庫の横から、熱が発散しているのがわかるのだけれども、それが少ないと。
作動音も夜などの静かなときにはわかる冷蔵庫だったのだけれど、それもあまりしなくなっている。
一度目の氷とけかけ事件の時は、じゃあ、まあボーナス時にでも見に行く?ぐらいのノリだったが、冷えない冷蔵庫…というか冷凍庫は機能しているから、多分そこから回ってくる分で一応冷えているぐらいの状態…では、さすがに財布の紐が固い夫も、使えるものは使い切れとはいわなかった。
冷蔵庫がない生活をなるべく短く、となると、まだ一応動くけど、まずそう…な時に買ってしまえということになった。
今の冷蔵庫は、かなり大容量で、480リットルぐらいあったのだが、これは多分大きすぎるという話には私も同意。
ただ、2ドアのミニサイズでは心もとないのも確か。
チルドを使わない(活用できない)、氷を作る機能要らない(掃除が面倒)、真空チルド…って何?。絶対活用できない自信がある。
要らない機能でも、車ではないのでオプション外してくれとも言えないので、要らないけどついているものについては、「それがなくて安い」ものがない限り、しょうがない、つけておくしかない。
300リットル台のものをチョイス、あとはドアの空き方が観音開き(フレンチというらしいけど)か、右開きか左開きか…。
うちの台所は狭いので、観音開きになっていないと自分の前をドアが通過する時のけぞることになるから、選択肢はなかった。
2年型落ちで11万ぐらい。冷蔵庫って、結構かかるんだねえ…。といったら、覚えてないかもしれないけど、今の冷蔵庫は15万だか16万だかしたと言われたので、そんなものなんだろうな。
350リットル前後のものにすると、13万ぐらい。
作り置きして、おかずを取っておきたいとなると、このぐらいはいるんでしょ、と。
うーん…多分、慣れればどんなサイズでも大丈夫だと思うけどね。アメリカにいたとき、私は最小限の冷蔵庫(ホテルにあるようなの)で半年とか乗り切ったことがある。
ま、それは極端にしても…。本当は店まで見に行きたかったのだけれど、(これを書いているのは)ゴールデンウィーク前…ということもあって、はやめに決めておいて、GWで夫と子供が夫の実家に遊びに行っている間に冷蔵庫のない生活を終わらせたいみたいだった。まあ、私一人なら常温保存のものと、コンビニのコンボでやっていけるからね。
洗濯機と壊れる時期がかぶってなくてよかった。
それと、なんとなく怪しくなっている…という前触れのある壊れ方でよかった。
そうでないといきなり食料品が全滅だ。
ちなみに、冷蔵庫の古いのは、新しいのを持ってきてくれた人が、持って行ってくれる…という作業の料金が設定してあった。7000円弱。お金が要るとはいえ、こういう作業を自分でしなくていいのはありがたいよね。
…とここまで書いておいて、あとは新しい冷蔵庫の使用レポートを書こうと思う。
膀胱炎と風邪
大概風邪にかかる時は、のどと気管支がやられる。家の中で風邪にかかるひとがいて、その人が鼻かぜをひくとすると、大概私が感染したときには最初に症状が現れるのは気管支炎とか、上気道炎とか言われるものになることが多い。
風邪にかかったとき、最後まで症状が残るのも、咳とか、ぜいぜい呼吸音がするとか、そういうあたり。私は小さいころは喘息と言われたこともあったから、多分呼吸器系統が弱いのだと思う。
時間を忘れて小説を読みまくった結果、睡眠時間が2時間だの、3時間だのになった日が続いて、膀胱炎の症状がやってきた。まあ、これは仕事が忙しかった時とか、体調が崩れたときには割と起きた(20年以上前だけど、経験がある)。水分を多めにとって休んでいれば次の日には症状が自覚できないぐらいになるので、あんまり深く考えたことはなかったのだが、今回は風邪もひいてしまったためだろうか、膀胱炎の症状がはっきりと出てきた。
膀胱炎というのをどういう病気が知らない人に説明するとすれば…。
トイレにすっごくいきたい!という感じが、ずーーっとするという症状が出るというとわかりやすいだろうか。
最初は、トイレが近くなる。トイレにいったほうがいいよ!という感じがして、行ってもそれほど量は出なくて、トイレから出た後も、まだ、出し終わっていない感じがする。
症状がひどくなってくると、その出し終わってない感じが長引いて、もっと進むと、ずーーーっとトイレに行きたい感じが持続。
もうそうなると、日常生活に不便が出るんだね…。夜もとても眠りにくい。大抵の人はトイレにとても行きたい!という感じを持ったまま、眠るのはむずかしいはずだ。
一応昔の経験があったので、風邪のせきと戦いながら水分を取って休んでいた。風邪薬は、熱を下げるタイプの薬だったので、炎症にもちょっと効果があったのか、薬を飲むと楽になる。
でも、これが4月30日。平日と違ってゴールデンウィークはどこも休みが多い。5月1日に症状がおさまらないどころか、強まってきたので、念のためネットで検索をかけにて病院に行くことにした。
ネットで「膀胱炎になったときには何科の医者に行くのか」と検索をかけたら、内科、泌尿器科、それから女性の場合は婦人科だというので、これまた検索をかけたら、家から自転車の範囲にレディースクリニックがあって、そこへ電話をしたら、ちょうど診療時間だというので、行ってきた。
ネットって便利だね…。どこに何科のお医者さんがあるかなんて、あんまりわからないものね。そういえば、私が子供の頃は電話帳を調べていたと思う。今、うちに電話帳なんかないよ。
風邪だけれど、自転車をこげないほどではないので、病院へ。普段行っている100均のそばだった。
子宮がん検診とかも、ここで出来たら近いからいいな…とか思いつつ、検尿、診察で顔を見た途端、「膀胱炎ですね」と言われた。
「ですよね」と相槌をうったら、「前にかかったことは」と言われたので、22年ぐらいは前だと思います、と言ったら「さすがにそれは今回のとは関係なさそうだよ」という顔をされたけど。
抗生物質出しておきます、これを飲み切ってくださいという話で、まあ当たり前の対処。
最近は、薬を出せとうるさい患者さんも多いので、ウィルス性の風邪とかでも抗生物質を出す病院があるというけれども(注:ウィルスに抗生剤は効かない)、膀胱炎は細菌が増えるのが原因でおこる病気なので抗生剤が効くからね…。
耐性菌とかだったらやだな…と思っていたら、お医者さんが「これを5日分飲んで、まあ症状があったら、もう1回来てください」と言ったので、多分そうなったら耐性菌だから薬を変えましょう、とかなんだろうな…と思って帰ってきた。
たったの5粒。えー。1日に1回飲めばいいらしい。
便利だねえ…。
そして夕飯後に1つ飲んで眠って今朝。
えー全然違う。抗生剤すごい。風邪の症状は残っているけれども、膀胱炎のほうはぐっとまし。
連休中も薬は飲むことになるだろうけど、ちゃんと医者に掛かっておいて正解だった。
おステキアクセサリー
316ステンレスの指輪は丈夫だし、安いし、プラチナとあんまり見分けがつかないので愛用中。
友達に見せても、割と評判がいいので、私は次にアマゾンで、キュービックジルコニアのついたペンダントを買った。金属部分はステンレス製で、チェーンもステンレス。これがもう、手入れが全然いらない。お風呂につけたまま入れる。多分温泉に入っても大丈夫だと思う。
このペンダントをして友人の家に遊びに行ったときに、すごーくいいね、とほめてくれた。私のステンレス指輪を知っている友人で、「もしかして、これも…?」と聞かれたので、1200円だよ、と威張っておいた。
彼女は宝飾店にかなり長い間勤めていたことがあるという経歴があって、鑑定士の資格も取ろうか…というぐらいまでは行ったらしいので、こういうものに目が利くのだということだけれども、特にこのペンダントの鎖はいい出来だ、ということだった。
「刻印をみなきゃ、絶対わからない」そうだ。
彼女が持っているダイヤのペンダントと、すごく似ている、と感心していた。
へー。と話を聞いていたら、「ちょっとまってて、取ってくる」と彼女は自分の部屋まで行って、宝石箱の中から、そのダイヤモンドのペンダントを出して来て見せてくれた。
ちなみに、彼女が「そういうのがほんと、好きなのよ」という御父上からもらったものらしく、なんと、当時のお値段が180万円だったそう。
並べてみると、その180万円の2カラットのダイヤモンドと、キュービックジルコニアのサイズが大体同じ。
チェーンは私のペンダントのほうがちょっと太かったが、かなり似ていた。
…似てるね…。
私みたいな人が2カラットのダイヤを持っているとはだれも思わないだろうから(服装がいい加減だから)、私がつけているとキュービックジルコニアに見えるだろうが、彼女がおしゃれな服を着て、このペンダントをしたら確かに、本物のダイヤモンドのペンダント(2カラット、180万)に見えるかもしれない…という程度に似ていた。
彼女によると、「まこが持ってきたものの中ではピカイチの大ヒット」だそうだ。
1200円だからねえ…そっちのネックレスの1500本分だね、というと大笑いしていた。
子供をお金のかかる私立に通わせている彼女によると、授業参観とかで、人のネックレスとかを、本物かなあ…と値踏みするような目で見る人が結構いるそうだ(怖い)。
本物の代わりに、これを付けていったら、だまくらかされそうだなあ、と喜んでいるので、じゃあ、持っていく?とおすすめしてみたら、「いいの?ほんとに?」と喜んでいた。
なんのことはない、私は1200円でまたアマゾンで買えるんだから。彼女はパソコンを使うのが苦手で、あんまりアマゾンで通販しないからね…。こういうものを売っている宝飾店はないだろうし。
大喜びの彼女は、これでまず、手始めにご主人をだますそうだ。
「ごめんなさい、これ、買っちゃった」と。
彼女は服にも、靴にも、アクセサリにもお金をかける人で、ご主人はある程度はそれを許容しているらしいけれども、彼女は働きに出ていないので、高いものを買ったときには報告義務があるらしい。
「いくらだった?」と高そうな外見に焦るご主人に、「1200円」と告げて、ガクッとなるところが見たいんだって。
絶対、見ただけじゃあわからないから!と豪語していた。
そりゃあね…手持ちの180万にここまで似ていれば、無理もないわ、と思う。
ついでに、母の日に(これを書いているのは母の日より前の時点)、買えたら同じものを通販で買って、ケースだけ本物を使って、このペンダントを贈り、「お金がない、お金がないと言っているのに、こんなのを買っても大丈夫なのか」と絶対に言われるけど、その時に、「大丈夫、1200円だから」と言って、お母様が驚く顔を見たいらしい。
こんなのをどこのお店でも買えるようになったら、宝飾店は商売あがったりだし、本物を180万で買っても、売る時なんか二束三文よ、だから売らないけど、こういうペンダントがあったら、本物なんて買うだけお金の無駄よ、と言い切られても、なんと答えていいかちょっとわからなかったけれども、ペンダントがいい出来なのはわかった。
加工技術が上がってきているということなんだろうね。
全く同じのをもう1回買うか、ちょっと違うのを買うか、今迷っている。
髪を染める
サラサラ、つるつるでツヤツヤの髪なら、多少傷んだところで目立たないだろうが、私の髪の毛の表面はザラザラというか、ねじれたり、ヨレヨレな感じになっているものもある。美容師さんに言わせると傷んでいないらしいが、つまり部分的に天然パーマというか、太くて固くて、うねっていてまとめにくい髪の毛なのだ。その上にお金をかけて、染めて髪が傷んでパサパサ…ということを考えると、あんまり染める意義が感じられなかった。
が…白髪が目立つようになってきた。固くて太くて剛毛なのは白髪になっても変わらず、1本1本が目立つんだよねえ…。
ここしばらく、お金もかかるし、染めたらしょっちゅう染め直しにいかないといけないと聞いていたので面倒くさいし…というわけで放置になっていたのだが、思わぬところから話がやってきた。
それは夫。夫はこの前に同窓会に行ったのだが、自分のことはともかくも、同じクラスの女性陣がそろっておしゃべりをしている時に、白髪のままの同級生を見て、染めている人との見え方の落差にびっくりしたのだということだった。染めている人が10歳ぐらい若く見えた、と。
今の私よりずっと白髪が多い人だったらしいが、何らかの理由で染めていなかった人が、すごく年を取って見えたのだということで、私も染めたほうがいいんじゃないか…とはたと思いついたということであった。
私がどんな格好をしていようと、愛用品が500円の化粧水であろうと、口紅が600円であろうと全く気にしたことがなかった人がそういうことに気づいたということ自体驚きだ。
「お金は、今度から振込分を増やしておくから、いっておいで」…とまあ、普段家計分として振り込まれている分に上乗せになるらしい。5000円ぐらいあったら、いける?というので、多分…と答えておいた。
私は知っている。カラーと、パーマは高いのだ。例えば、若いころからずっと「腕のいい美容師さん」にもう20年近く通っているというオシャレな友人は、カットとカラーだけで2万円越え。あの美容室、割といい雰囲気で、前に行っていたところからかえたのよ、とママ友さんが言っていた美容室はカットだけで6000円。基本1000円カット…というか927円カットの私にはどうにも縁のない話。カットだけで6000円ってことはよ?2カ月に1回切るだけで36000円。ショートカットで割と頻繁に切りたい私だったら、年間9回ぐらいは行きたいとなると、54000円。
54000円あったら、PS4が買えてしまう。
1000円カットなら、毎月カットしても12000円。42000円のおつりで、多分通常品ならPS4が買える…なんていうことが頭に浮かんでしまう人は、髪の毛よりそっちが優先したくなってしまうものなのだ。
…というわけで、とりあえず体験だけ…と思って5000円持って、偵察に行ってみた。
いつも行っている1000円カットのお店の料金表を眺める。カットだけなら927円…。
カラーは2980円。
うわあ、やっぱり高い。カットとカラーを両方やったら3980円らしい。
まあ、カットだけで5000円6000円取るお店があるんだから、カラー含めて4000円では文句も言えないんだろうけど。多分、このお店のカットのお値段から察するに、これより安く髪の毛を染めるのは多分無理なんだろうな…と見当をつけて、カラーとカットの両方で、と注文した。
髪の毛を染めるのには、パッチテストが要りますが、ヘアマニキュアだったら要りませんよ、というので、ヘアマニキュアというのはどういうものなのか、聞いてみた。要は、上から色を塗るのがヘアマニキュア、染料を中まで入れるのが染める…という認識でよさそう。
どちらも洗ったぐらいでは取れないし、ヘアマニキュアは地肌に近い2ミリ位は色がつかない部分が出るらしいが、白髪が目立たないようにするぐらいなら、ヘアマニキュアで十分だし、髪の傷みも少ないらしい。色をある程度抜いてから、染める白髪染めと、上から塗るヘアマニキュアは仕組みが違うということはわかったけど、白髪が目立たないようにするという結果だけ見れば、さほど違いはないみたいだ。
白髪染めのパッチテストは今後のために一応してもらったけど、ヘアマニキュアにトライ。
髪の毛に櫛でマニキュア剤を塗り、そのあとカバーしてしばらく待つ。これが時間がかかる!
そのあと、シャンプーで洗い流して終了。
美容院で髪を洗うというのも初めてだった…というのは、やっぱり珍しいかもしれない。でも、私はカットしたときに細かい髪の毛があちこちにつくのがいやで、家に帰った途端にシャワーを浴びるから、サービスでシャンプーがついている時も、シャンプーは、いらないです、といって断っているぐらいだから…と思ったけど思い出した。
昔、自動車にはねられる事故にあって、お風呂に入れなかった時に美容院で洗ってもらったことがあるなあ。
…ちょっと違う気がするけど。
うーん。一応、白髪のところは焦げ茶色に見えるようにしてくれたらしいのだけれど、全然目立たない。
白髪が増えるまではこうだったかな程度。
美容師さんによれば、1カ月後はカットだけにして、2カ月後にはまたヘアマニキュアもする…というようにしたら、それほどは問題が出ないだろう、ということだった。うーん…1か月半でカット、3カ月後にヘアマニキュアというサイクルにすると、1年で2万円かあ…。1年で9000円から考えると大体倍。
でも確かに白髪が気にならなくなるというのはいいなあ。
夫はどんな反応をするだろうか、見て決めよう。
シャンプーって、結構高い。
美容師さんが使ってくれたコンディショナーがよかったのか、シャンプーがよかったのか、ともかくぐっとボリュームダウンして扱いやすい感じになっていた。
美容師さんは、ノンシリコンがおすすめです、ということと、シャンプー、コンディショナー、トリートメントがあったら、まずシャンプー、それからトリートメント、最後がリンス…じゃないや、コンディショナーだと教えてくれた。
うーむ…今までシャンプーの次にリンスを使っていたよ。ちょっとびっくり。
そして、コンディショナーや、トリートメントは、がっつり流してしまっていいのか、という私の疑問にも、流してしまってOKで、トリートメント剤は表面でなく、内部に入り込む分だけあればいいのだ、と教えてくれた。
どんな仕組みで内部に入り込むのか、またどういう成分が大事なのかは、科学的な話とセールストークがあるから、そのあたりは割引にするとしても、なんとなくやる気の出るトークだったので、私は最近のシャンプーとコンディショナーというものを見ようかな、なんていう気分になった。
そんなわけで、美容院を出たその足で、ドラッグストアに行ってみた。
高い。シャンプーとリンスではなくて、シャンプーとコンディショナ―という組み合わせが多かったが、どれにしろ1本700円から900円が、下のほう。上の方は1500円とか2000円とかのあたりをうろうろする。別に専門店じゃない、ドラッグストアなのに。
トリートメントまで入れたら、安いのでも2000円なんて当たり前の世界だった。
私は固形せっけんで髪を洗って、クエン酸を水にとかしてリンスしているので、多分1カ月に200円もかけていない。家にある子供用のコンディショナー入りシャンプーは、夫も使っていて、それが1本400円ぐらい。1カ月以上もつしなあ…。二人とも髪の毛短いからね…。
シャンプー、コンディショナー、トリートメント合わせて2000円…。
どんなシャンプーを使おうと、サラサラ、つやつやになんかならない私の髪。
それは中学生ぐらいの時にもうわかっていたはずだ。
でも…美容師さんが洗ってくれた髪は確かに、いつもよりちょっと光沢があるような…いつもよりちょっと、手触りがいいような気がする。
ってことは…やっぱりシャンプーの差なのかなあ。
一度ぐらい、ちゃんとトリートメントして洗ってみたら、違うのかなあ。
基本、不潔にはならないように気を配って、毛先が汚くならないようにカットはしてきたけど、その程度だし、ここは実験してみるべきかなあ。それに3000円、出す…?
まあ、一回やって、ダメならやめればいいんだしなあ。でも3000円あったら、何が買える?と思ったときに、steamとか、itunesとかのプリペイドカード買ったら、いっぱい遊べるなあ…とか思うと、髪の毛にそんなにお金をかけるのが惜しい気もする。
中学生ぐらいの私の気持ちが、ふとよみがえった。髪の毛が、つるつるサラサラのストレートだったらよかったのになあ…。でも、家にあるシャンプーとリンス以外のものを使うには、お金がなかった。
当時は400円でも、かなり大金だった。400円あったら、シャンプーよりも、コンディショナーよりも文庫本が買いたかった。
今は…。桁が1つ上がっただけで、大差ないか。
あ、でも。最近のシャンプーのびんを見て思ったのだけれども、どれも大きい。昔よりは相対的に値段が下がっているのかもしれない。
一回、試そうか…。ちょっと遠い、大型ドラッグストアに今度いくことにしよう。
前世紀
「前世紀」なんて書くと私の頭の中には祖父が部屋で使っていた小さい2ドア冷蔵庫が浮かぶ。霜がつくので、冷凍庫は、その霜を取らないとどんどん入れるところが狭くなるという面倒な物体。なんと、それより古い冷蔵庫も奥の間にサブとして置いてあって、それはなんと1ドア。冷凍庫はドアを開けたら申し訳程度に上の方にちょっとついているだけで、なぜか冷蔵庫にカギ穴がついていた。鍵はなくなっていて、かけることはできなかったが、つまりその冷蔵庫を新品で買った時代には冷蔵庫にカギをかけるという機能が必要だった人がいたらしい。
なぜ鍵が要るのかと聞いた私は多分当時幼稚園児だったと思うが、さあねえ、ぐらいの返事で、その疑問に答えてくれた人はいなかったように思う。でも…電気冷蔵庫の発明と普及からそれほど経っていたわけではないだろうから、当時でも、前世紀のものではなかったはずだ。1960年台あたりのものだったのだろう。
でも…小学生の時、21世紀になったらドラえもんぐらい出来ているのだろうと思っていたあの頃の前世紀は19世紀で、ナポレオン、産業革命、フランス革命、植民地時代、日本は侍がいたってな頃だけど21世紀の前世紀は、20世紀で、つまり2000年までってことは…ついこの前みたいな気がする。(1999年までだと思ってたら、コメントで2000年までだと教えてくれたMKさん、ありがとう。じゃあ、あの1999年に大騒ぎだった世紀末騒ぎ、なんだったんだろう)
英語圏の友達からシェアされていたSNSの投稿でも、「ねえ、30年前って言ったら1970年台が思い浮かぶんだけどさ、1990年っていったら、ついこの前だよ…」なんていうのが70年代ファッションの写真と一緒に出ていて、ああ、確かにそんな感じがする…と思った。
あと、ネットで見た平成生まれの20代の投稿者が「えー?じゃあ、1000年代に生まれてるんですか?」と高校生に言われて、「分けるところはそこなわけ?千年単位?」と思った、という投稿が面白かった。
つまり2000年からあとに生まれた若者たちは、私たちの感覚でいうと「昭和一桁生まれ」とか、それより前の世代でいうと、「戦前の生まれ」とか、それより前の世代でいうと「明治生まれ」だとか、そういうくくりとして「前世紀生まれ」というのがあるっぽい。
まあ…まだ21世紀は18年分しかないから、前世紀生まれが多数派ではあるのだけれども…。これからまあ、減る一方だよね。
長生きしたら、「前世紀の遺物」と言われるようになるのかもしれない。
白菜の漬物
つまり、塩味と乳酸菌発酵の味であるからして、酸味+塩味。
自分でぬか漬けを作るのがどうにも面倒なので、最近は売っている漬物を買っている。
最初はそれほど好みの味でもなかったのだけれども、慣れてくると割といけるな、と思える。大体基準は吉野家の牛丼屋さんで出てくる「お新香」という白菜のつけもの。
ざっくりと切った白菜が汁にひたっている漬物は大概かなり安い。1袋100円から150円で、大体のスーパーに売られている。高いものは昆布や、唐辛子が入っているが、格安の物には入っていない。
味は、最初は何気なく同じスーパーで買っていたので違いがあるとは思わなかったのだが、この前、普段は行かないスーパーで買って食べてみたら全然味が違う。普段買っていたものは、ちょっと発酵した味に近い酸味があったのだが、違うブランドのものは、塩もみして放置したときとおなじ味。
うーん…これは確かに浅漬けというのかもしれないけど、普段のとは違う。昆布も唐辛子も入っていなかった。これは多分、千切り大根あたりと和えてサラダにしちゃったほうがよさそうな味だった。
家の周りにあるスーパー数軒をめぐって買い比べてみたらわかったのは、塩味だけしかしない漬物は1軒分だけで、あとは差は消費期限との兼ね合いが高いことがわかった。
見切り品は、酸味が強く私好みで、賞味期限が長いものは吉野家のお新香に似ている。
なるほど…塩味のみの分を除いては、賞味期限切れ近くの見切り品(74円とか)を買えばいいわけね。
願ったりかなったりというのはこういうことをいうのであろう。
旅行を全然しないんだったら、ぬか漬け、作るんだけどなあ…。
あれは冷蔵庫の中でも放置すると一気に味が落ちる。努力と結果がなかなか、見合わない感じがするんだよねえ。
しばらく「特価品」のシールを目印に探すことになりそうだ。
ヨーグルトメーカー初体験
実家ではカスピ海ヨーグルトを作って食べているのだが、種菌を足さないで、前に作ったものを使っているところが微妙に怖い。父はDIYのヒトだからして、全部自前でどうにかなるものならそれで…と思う人だから、そうなるだろうとは思うものの、多分雑菌も繁殖しているんじゃないかなあ…という気分も捨てきれないアバウトさ。
甘酒は味はあんまり好きではないし、いくら「飲む点滴」とか言われても、あれを夏にはあんまり飲む気がしないというのもあったし、炊飯器を使った塩こうじ培養とかも、手間がかかりそうで、それなら袋に入った完成品をスーパーで買えばいいよね…と思っていたのだけれども…。
一度、やってみたいなあ、と出来心でついに買ってしまいました、ヨーグルトメーカー。
2000円ぐらいの格安で、牛乳パックをそのまま入れて作るタイプ。
種菌として、R-1ヨーグルト(液体)を使用するといいと書いてあったので素直にそれを利用したけれども、LG-21とか、ジョアや、ヤクルトでも出来るのだとか。
まず、1リットルの牛乳パックの封を切らずに、電子レンジ(500w)で3分半加熱。フタを開けずに?破裂するんじゃ、とこわごわだったけれども、大丈夫だった。
電子レンジから出したら、まず牛乳パックを振って、温度を均質化。
そのあと、牛乳パックを開けて、150から200mlぐらい牛乳をコップに入れて、中身を減らす。
減ったところにR-1ヨーグルトをいれる(半分、と書いてあったけど面倒なので1本入れた)。
牛乳パックの口を閉じて、牛乳パック用クリップ(100均にあった)で留めて、牛乳パックを振る。
ヨーグルトメーカーにセット(8時間)。
…という手順でR-1ヨーグルトが牛乳パック1本分出来てしまうというお手軽さ。
温度調整が「カスピ海」と「プレーン」しかないし、牛乳パックで作るのと、スプーンで混ぜるとかそういう手間を思いっきり省いているので、雑菌を心配して熱湯消毒とか、煮沸消毒とか思わなくていいのがいいところだった。
こういう「必要ではない調理器具」にはいつも「本当に要るの?」と懐疑的な夫も、実験的な面白さに心ひかれたようで、ジャム入りだの、ハチミツ入りだの、フルーツソース入りだののヨーグルトに、「結構面白い」という感想をくれた。
それと、あんまり文句が出なかったのは、全員でR-1ヨーグルトを買って食べようと思ったら結構お金もかかるという事情もある。1人分が10人分に増えることを考えると、割と早めにヨーグルトメーカーを買った初期投資分の元が取れるからね。
しばらくやったら飽きるかもしれない。もしそうなら2000円分で面白かった、で終了程度の投資だし、飽きなかったら、次はお金を貯めて、もっといろいろなものが作れるという温度調整付きのヨーグルトメーカーを買って遊ぼうっと。
子供は3人…っていったってねえ。
数時間後に撤回したとか。この議員さんは72歳。まあ、このぐらいの年齢層の人なら言いそうなことではあるな、と思う。
なぜなら、この人が子育て世代だったころは女性の適齢期は18から24ぐらい、高卒で就職が当たり前で、男子の大学進学率でも4割を切り、女子の進学率は1割ちょっと…で、合算すると3割切るという時代。国公立の大学の学費は30万円ぐらい。
加えて言えば、この人が大学生だったころの国立大の学費は3万円とかだ。
多分、この人の世代なら、中央値ぐらいの給料で、3人の子供のうち2人を高卒で働きに出して、1人は国立大学へやって…という「まあ、そんなものよね、世間並」という生活も多分なんとかなっただろう。
母親は子供が小さいうちは主婦が当然で、若いうちに結婚すると祖父母も若いのが当然で、40代50代でおばあちゃんが珍しくもないとなれば預けるのも簡単。それに、そのあたりに放牧状態になっている子供もいた。田舎で、誰にも付き添われていない4歳児がぶらぶらしていても、誰も不思議に思わなかった。車も少ないし、危険なのは田んぼの肥溜めか、川か、というような地域に住んでいると、そうなる。
激烈な「保活」というものはなかったし、会社は一度勤めたらやめるものではなく、「年功序列でそのうち給料が上がる」ことになっており、子供が進学する40代、50代になれば、まじめに会社に勤めていれば余裕で大学への学費ぐらい出せる…というのがライフプランで、それに誰も疑問をもっていなかった。
きっと、この人は、そのぐらいの感覚から時代が進んでいないのだと思う。
今は、というと、会社は何の躊躇もなくリストラをするし、給料は「能力制」だか「成果制」だとか、そういう感じになっていて、つまりまじめに勤めているだけでは給料がろくに上がらない、または職種によってはずーっと安い給料で働き続けることになってしまう。
そうなると共働きは必須で、保育園がともかく足りず、大体婚活を始めるのが30代、結婚年齢が四捨五入したら40ではそりゃあ、祖父母が若いわけもなく、毎日預けるには無理がある。保育園に入れても、子供が病気で休めばリストラ対象になりやすいとなれば、女性の職場復帰が進むわけもない。それに小学生以下の子供が街を一人でフラフラしたら児童虐待が疑われるし、車も多いので危ないから、子供を1人で遊ばせておくのは出来ないことになっている。
70代の人が思っている「30代後半から40代の給料」は、昔ならば勤続15年から20年の給料…ということは、徐々に給料が上がっていく制度のもとではかなりいい金額になっているはずだが、そんな職場は今はほとんどないから、「2018年の30代後半から、40代の給料」とは乖離がある。
つまり、今の子育て世代の給料と、勤務体系では子供を3人作ると、かなり家計が苦しい。子供の大学進学率が男女合わせて4割超え、専門学校も含めると7割超え。国公立大学の定員はそれほど増えていないので、残りは私学に行くわけで、学費もかなり高い。
「多数派の教育程度に合わせよう」と思っているとつまり昭和40年台なら高校でよかったのに、今は大学専門学校必須…ともなれば、お金のことを考えると、3人はきつい、と思う人が多いのが、現状だと思う。
もちろん頭がすごくよくて、全員国公立の小中高だけで大学まで…というパターンであれば3人はもちろん大丈夫だろうが、そういう人は少数派だと思うのよ…。多分、今は国立大学に入ろうと思ったら、塾だの、私立の高校だの…という進路が一般的だろうからね…。
ネットのニュースしか見てない主婦の私にだってわかるようなことなのに、国の政治にかかわる国会議員さんがこんなの、ってのもなあ。
まあ…でもこういう職業についている人のまわりには、進学費用に困るような世帯の人がいないのかもしれないけど。
年功序列の給料で育った世代というのは、割と今、働いている世代とは話が通じない気がする。
おステキアクセサリーその後
友達の旦那様が、気づく前に、お母さんに、じーーーっと注視されて、「そういうのをもっていたっけ?」と聞かれて、「ああ、前にもっていたのをデザインしなおしたのか」と、納得されそうになったらしい。
ちなみにダイヤ本体はそのままにしておいて、鎖を変えたり、石をはめる部分を替えたりすると、「リデザイン」つまりリフォームみたいな扱いになって、10万円ぐらいかかるのだとか。ひゃー。
友達は、「違う違う、これが前にもってたほうで」と本物のダイヤのペンダントを見せて、「これは石がキュービックジルコンなのよ」と種明かしをしたそうだ。
「いや、これだけキラキラしてきれいだったら、十分だわーー」とお母様には言われ、「鎖はプラチナなんでしょう?」という質問は、スルーしてしらを切ったらしい。
「いやー、いいわねえ…ほんとにきれい…」と、ちょうだいオーラ全開だったので、しょうがないなあ、じゃあこれ、もうすぐ母の日だしあげるわ。と恩着せまくりで母の日のプレゼント扱いでもらわれていったそうだ。
とても喜ばれたそうなので、まあ…値段は内緒にしておいたほうがいいだろう、ということで、母の日のプレゼントを贈るであろう妹さんには一応念のためにばらしておいたのだとか。
妹さんは、お母さんのペンダントの実物を見て、そのあと種明かしを聞き、アマゾンで検索して、「うわーー、この値段!ないわー、あのみかけでこれだったら、買うわ!」とステンレスのアクセサリを検索して、感心しきりだったらしい。
ちなみに、私はそのあと買った5組で1000円のステンレスの玉が付いたピアスも見せておいた。
正直なところ、これも私の手持ちのプラチナの玉がプラチナの針にくっついたピアス(1万円ぐらいだった)と、ぱっと見は見分けがつかない。針と玉の結合部の造りがよくないのでよく見ればわかるが、その程度。耳につけていたら絶対に判別不能。
これも、1組200円という値段に苦笑交じりのため息だった。
プラチナのピアス、買う気が失せるね、と。
だよね…。
316Lステンレスのピアスは、したままでもかぶれないし、金属アレルギーの人にはすごく助かると思う。
手入れもいらないし、光沢も、質感も申し分なし。
欠点が思い浮かばない。
強いて言えば、お金に困ったときに質草にはならないところか。
やっぱりこれは、本物でないとダメ、とか思う人は嫌かもしれないけど…でも、私はこれでいいなあ…。ピアスも、いい買い物だった。
スポーツドリンク
粉のスポーツドリンクを水に溶かすタイプのものを毎年飲むのだけれども、基本はレモン味が多い。
そういえば、バナナ味とか、メロン味とかはそう見ない気がする。オレンジ味もそれほどみないな。イチゴ味も見ない。
クエン酸をいれると、とてもお手軽に柑橘系の味になるからね…。材料費のことを考えたら、そうなるんだろうな。
カロリーのことも考えておかなくてはならない。基本麦茶はノンカロリーだけれども、スポーツドリンクは100mlあたり40キロカロリーぐらいあることが多い。つまり、清涼飲料水ぐらいは、カロリーがある。
真夏になると結構飲むので、カロリー管理は大事。水分補給して太るのもなんだしねえ。
近所のホームセンターで売っていたスポーツドリンクは、クラシエの【スカイウォーター】というものだった。
グレープ味がちょっと珍しいな…と目を引いたのだった。
グレープフルーツ味は、なんていうか一番ありがちな柑橘系だろう。グレープは炭酸水で作ったらおいしいかな?と思っていたら、その隣のライチ味が、1リットルで7キロカロリー。カロリー低い。
まあ、甘味料が体に良くない説は根強いけれども、1日に摂る量が少なければまあ…糖分摂りすぎで太るより多分マシ。麦茶で我慢出来たら一番いいんだけど、こういう冷たくて甘い飲み物って、ほしくなるんだよなあ…。
というわけで、10リットル分(1パックに1リットル用が2袋入っていて、5袋で1箱)1箱、ライチ味を買って帰ってきた。
飲んでみたら、まあ…ありかな…薄甘い。
ドラゴンフルーツ味と言われたら納得しそうな。グァバ味と言われたら、えーっとあんまりなじみがないから、こんなもの?と思いそうな…ライチ味にも、それほどなじみがないから、まあ、イチゴ味のハイチュウが本物のいちごにどのぐらい近いか、というぐらいには本物のライチに近いんだろうな。
うーん…。ライチって確かに、あんまりつかみどころのない味だった気がする。いい匂いがして、薄甘くて、ちょっと酸味があって…。種が大きくて、噛みついて汁を味わい尽くす前に終わってしまう果物だった気がする。
脳裏に思い浮かぶ果物の味に確かに近い。
近いんだけど、パンチのなさもそっくりだ。
もうちょっと…味がはっきりしている方が好きかも。
クラシエの開発者が聞いたらがっくりしそうだけど、クエン酸をちょっと足してみた。
…うーん、駄菓子っぽい味になった気がする。なんていうの…?正体不明にフルーツ味。
「フルーツラムネ」とか、「フルーツキャンディ」とか、そういうお菓子の味を思わせる。
凍らせて食べる、ビニールチューブ入りの液体(チューペット、と私は呼んでいたけれど、地方によって名前が違うらしい)を上品にしたような味だった。
バリエーションとしてありだ。
今年はまず、これで行こう。
ネットでそのあと調べてみたら、ここまでローカロリーのスポーツドリンクはすくないみたい。
まあ、基礎代謝の高い20代ぐらいまでは甘かろうとカロリーが高かろうと大丈夫だろうからなあ。年齢が低い層には需要ないだろうけど、中年から上には、こういうカロリーが低いのがほしい人はいそうなのに…。
もっと味にバリエーションがほしい。
サービス停止
エキサイトというのは、グーグルや、ヤフーのような検索エンジンで、実は古い。最初は、excite.com、つまりアメリカのもので、そのあと日本版も出来て、その後、日本の分は伊藤忠に売られたらしい。
私は無料エキサイトメールを98年から使っていた。今数えたら、20年も使っていたんだねえ、すごい。
まあ、容量も少ないし、120日ログインしなかったらメールアドレスごと削除になってしまう方式で、不便といえば微妙に不便だったが、アメリカにいようと、日本にいようと全く問題なくネットブラウザだけあったら使えたし、POPメールの設定も簡単で、別のウェブメールでないメールをネットブラウザ上から読みに行ける機能が付いたのも早かった。
日本を出てしまう時契約を解除するのでキープできなかった通信サービスのメールアドレスを使うわけにもいかず、ずーっとこのアドレスだけはキープしておけるので便利だったのだけれど…。
メールアドレスを使いたい人が多い今では、シンプルなアドレスは全部誰かに登録済みで、今から無料メールを使おうと思ったら、ややこしい文字列をメールアドレスにしないと使えないことが多いが、98年は今に比べてメールを使う人が少なかったためか、かなりシンプルなメールアドレスが作れた。
この20年のメールアドレスの変化を見るとしみじみする。このメールアドレス、@マークから前の文字列は6文字だものなあ。
最近はLINEで連絡することが増えて、メールを出す人が減ったから、エキサイトのメールアドレスはいろいろなサイトに登録するのに使っていた。宣伝メールがが多いから、まとめて同じアドレスに来るほうが便利だし、振り分け機能がよく出来ていたからねえ…。
これからどうしようかなあ。似たようなメールサービスはないわけじゃないけど…。
現在使用中のメールはGmail。さすがにこれはなくならないと思うけど、もう1つほしいなあ。
ヤフーメールとかにするかなあ。
昔はエキサイトメールがなくなるなんて夢にも思わなかった。グーグルのライバルといっていいぐらいだったのに、今、グーグル一人勝ちだもんね。
キンドルに縦書きで文章をいれたいときどうするか
まあ、著作権の問題もあるから、フリーの物に限るにしても、相当量ネットにある。
でも、ネットにある文章は横書きが多い。
日本語の本は基本縦書きで、縦書きのほうが断然読みやすいし、速度も上がる。サイトによっては縦書に表示変換してくれるのもあるみたいだけれども、電子書籍端末(=kindle)に持ってくるときには自動ではそうならない。
英語の場合はまあ、横書きそのままもってくればいいんだけどなあ…
というわけで、「テキスト形式」拡張子でいうと.txtのものを、縦書きのkindleにちょうどいいサイズに表示できる縦書きのPDFファイルにする方法がないか、調べてみることにした。
もちろん、お金を払ってソフトを買えば多分、こういうことを簡単にやってくれるものというのはどこかにあると思う。
自力で知識と技術があれば、そういうマクロとかを自分で作ればいいんだけど、そういう知識も技術もない。
こういう時にネットって、便利なんだよねえ…。検索する単語さえ合っていれば、かなり近いものが出てくることが多い。
1:私の今のパソコンに入っているものだけで出来る。
2:手続きはなるべく簡単なこと。
3:無料であること。
…このあたりが条件である。
色々調べてみたら、縦書き小説を書くサイトとか、自分の本を1冊から刷ってくれるサイトとか、面白いのがひっかかったが、やってみたら字が細かい…。老眼もそろそろ…というお年頃にはキツイな…という感じに。
ま、結論から言うと、3段階に分ければ、割とうまくいくやり方が見つかったので紹介しよう。
読みたい文章を用意する。例えば、自分のブログの文章を取っておきたい…というようなことであれば、自分のブログの文章を「コピー&ペースト」で「メモ帳」か、「ワードパッド」に貼り付けて、「テキスト文書」として保存。
メモ帳や、ワードパッドは、ウィンドウズ10のスタート画面の、一番左上の三本横線「三」のマークをクリック、「すべてを展開」を選んで、windowsアクセサリを探してクリックすると出てくる。
デスクトップにでもテキスト文書を保存出来たら1段階目OK。ネットにある小説が読みたい…ということなら、例えば私が使っているのは、【青空文庫】。詳しい使い方は後で調べるとしてとりあえずやってみたい…という人のために「バーネット作、菊池寛訳の【小公女】」のサイトに飛ぶリンクを貼っておくので、このページの下の方から、ファイルをダウンロードして、ダブルクリックで解凍でもOK。
注意点:1行目が題名、2行目が作者名になるようにすること。そのあと2行開けて、5行目から本文をスタートさせると後で表示させたときにうまくいく。
青空文庫の文章を、PDF変換するソフトは前からあったみたいだけれど、手持ちのTXT文書をPDF変換してくれるのが、【青空キンドル】のサイト。
このサイトの空欄に、さっき作ったテキスト文書を「すべてを選択」「コピー」して、「貼り付け」て、文字サイズを選んでPDF化ボタンを押して、しばらく待つと、PDFを保存する画面になるので、保存場所を決めて保存。
注意点:続けて、いくつも大きいファイルを作ることはできないらしい。多分ネットの処理落ち防止のため。いろんな人が使っていると思うので、独り占め注意、ってことらしい。
それと、あんまり大きいテキストファイルだと読み込めないみたいなので、エラーが出たら文章を2つとか3つに分けて作るようにすること。
…とはいえ、行を数えられるエディタで横40文字で、3万行あっても変換したし、上の小公女のファイルも全部一度に貼り付けて変換できたから、文庫本1冊程度ならうまくいくはず。
出来上がったPDFファイルを、kindleに入れる。簡単にやろうと思えば、kindleをUSBケーブルでパソコンにつないで、kindleの中の「document」フォルダにPDFファイルをコピーするのがたぶん早いけど、PCが壊れたときにために取っておきたい…ということなら、アマゾンのアカウントの「コンテンツと端末の管理」から、「端末」のタブをクリック。
使っているkindleを選ぶと、Send-to-Kindle Eメールアドレスというのがあるので、そのメールアドレスに、ファイルを添付したメール(題名なし、本文なしでOK)を送る。
1分ぐらいで「コンテンツ」タブの「パーソナルドキュメント」に添付したファイルが入っているので、それをkindleに「配信」、kindle本体の方で同期すると、読めるようになる。
注意点:コンテンツで、何もしなかった時に、出ているのは「本」で、アマゾンで買った電子書籍が表示されるので、ない!とびっくりするけれども、自分で作って送ったファイルは、パーソナルドキュメントという別カテゴリ扱いになる。
…というわけで、横書きTXTを縦書PDFにする方法がちゃんとわかったので、縦書きで読書が出来る。
問題点は、半角の数字とか、記号が横向きに倒れていることだけれども、文字数的には少ないので、まあ…横書きで読むよりは。
CDは取っておくか、捨てるか
最初の一枚は、ビートルズのベストアルバムで、確か2枚目はフィジー島の環境音楽みたいなのだった。
A面には波の音と、鳥の声がただひたすら入っていて、B面は島の音だという環境音と、多分民族楽器なのだろう、笛と、太鼓の音が入っていたような…。三枚目は当時人気のあったアイドルグループのアルバムだった。
BGMっぽく、ただ波の音を聞くのが好きだった。海はそばになかったし、今と違ってただきれいだから、と流しておく映像や環境音楽なんてなかった。エンドレスに聞く方法ってないのかなあ…なんておもったものだ。
レコードは最後までいったら、アームが上がる。テープはA-B面連続でかけるモードがついているプレイヤーもあったが、レコードは自分で裏返す、またはかけなおすものだった。アナログだなあ…。
そんなわけで、CDが売られ始めたころは「盤面がレコードと違って傷まないから、ずっととっておけるんだって」という宣伝文句は、すばらしいものだと思った。
ずっと…大人になってもすり切れないで聞ける。これは心して買わねば…と。
私のミュージックライブラリになるんだから。一生聞けるものを、と。
なーんのことはない、CDはあっという間に当たり前のものになって、めずらしくも、なんともなくなった。
そして、レコードであれば「擦り切れるまで聞いたら、もう後は捨てる」という寿命があったのに、CDには寿命がなかった。
試聴させてくれるCDやさんばかりではない。買って、気に入らなくても、なんとなくCDがたまっていく。
1枚目は割と好きなんだけど、なぜか2枚目は本当に聞かない2枚組とか。
好きな曲が入ってるのだけれども、メドレー形式になっていて最後まで全部は聞けない、確認不足のCDとか。
輸入CDを扱うお店で安くで買ってきたけれども、録音がどうにも納得いかない感じのとか。
結局よく聞くCDは偏りがち。
一曲聞くと、曲が終わる時に次の曲の頭が思い浮かぶぐらい、長い間聞いたCD。
同じ人のものを何枚も買って、アルバムによって収録曲が違うけれど、どうも、どれがどれだったか…というぐらい収録曲の似通ったCD。
これを買った当時は、一生聞ける…と思うぐらい大好きだったのに、今聞いても飽きてしまっていて、もういいや、とすぐ止めたくなるCD。
超絶技巧だけれど、元気が有り余っているぐらいの時に聞かないと疲労感が残るCD。
衝動買いしたけど、1回聞いたら、なンとなく好みでなかったCD…。
もちろん、まだプレイヤーにかけたら聞けるんだけれど、どうしようかなあ。
データとしてitunesで読みこんで、クラウドにデータだけ取っておいて、捨てようかなあ…。
データにして取っておいても、聞かないものは聞かないしなあ。
最近は、AIスピーカーがテキトウにかけてくれる音楽で割と十分なんだよねえ。
断捨離、すべきか。
皆さんはCDは全部取っておく派ですか。それとも、聞かなくなったら捨てる派?
アイスクリーム常備はじめました
暑くなってきたのは確かだったのだけれど、4月中にアイスを買わなかったのは、古い冷蔵庫が微妙に冷えていない…という「もうすぐ故障するかもしれない」雰囲気だったから。
息子はどのアイスがいい?とリクエストを聞いたら、「ホームランバーと、ガリガリ君がいい」というので、近所のスーパーでその2つをゲット。
久しぶりのソーダアイス。
昔からソーダ味のアイスってあったなあ。うちでは滅多なことでアイスは食べられなかった。買ってもらうのは大抵、ソーダアイスで、棒が2本ささったもの。姉と二人で2つにわけるのだ。うす緑のと、水色の両方があった気がする。
真っ二つに割れればいいのだけれども、片方が大きくなったり、食べている時に、棒にくっついた最後のところがポロっと落ちたり…。
いくつぐらいの時だったか、袋から出してから割るのではなく、袋に入ったまま、両手でぐっとつかんで割ると均等に割れる…というのを年上のイトコが見せてくれた時には姉と二人で、おおおおーーー。と感心した覚えがある。
あとは、今はもうそんなアイスがあるとは聞かないけど、アイスキャンディの中に、竹とんぼが埋まったアイス。これは住んでいた地方が違う人に聞いても、聞いたこともないといわれるので、多分地域限定なんだけれども、プラスチックの竹とんぼがアイスクリームの棒になっているというもので、まあ、女の子はみんな食べ終わってから棒を洗って遊んだけれども、男の子はなめまわしてから遊んでいた。正直親にはあんまり感心されないアイスだったと思うが、子供としてはおもちゃとアイスを買うのに1つ分のお値段ですむのだから、「お得」だと思われていた。
ホームランバーは、箱に入ったものではなくて、1本ずつ売っていて、ホームランが出ると2本だっけ。ヒットで1本かな?みんなが楽しみに食べていた。
今住んでいる街には、駄菓子屋さんがないので、息子はアイスといえば大抵スーパーで買ってくるものだと思っている。息子のアイスの思い出は、どのアイスになるんだろう。結局ガリガリ君とホームランバーなんだろうか、やっぱり。
kindleのデカール、またはスキンシール
カバーを開くと、前に読んでいたところがそのまま表示されるのが好きだからこうしていたのだけれども、外して使うと、軽いのがいい。
kindle本体は200gぐらい。カバーが120グラムぐらいあるから、その差は割と大きい。
でもなー。カバーってかわいいんだよね…。それと、家には、夫のkindle(黒いの)と息子のkindle(白いの)がある。リビングにおいてあると、見分けがつかない。黒いのは夫の、白いのは息子の、そしてカバーがあるのが私の…という見分け方になっていたからね。
しばらくカバーなしで持ち歩くとして、何か方法がないかなあ…と思った。
昔、確か一度「かわいいから」という理由で、柄付きのフィルムみたいなのを貼った覚えがある。確かアメリカにいたときで、12ドルぐらいで買って貼ったんだよね。
英語ではdecalという。カタカナで「デカール」というと、プラモデルとかに水を付けて転写みたいに貼るシールのことで、多分英語ではどっちもdecalなんだけど、日本では検索してもプラモのが出てくる…ということは、ケータイとか、電子機器の柄を変えるために貼るフィルムは、デカールとは多分呼ばないんだろうな、ということがわかった。
日本のアマゾンで検索をかけると、一応kindleのデカールは出るのだが、14000円とか、35000円とか、一体どうなったらこんな値段になるの?というへんてこな値段のしか出てこない。いくらなんでも、その金額はないだろう…。本体より高いじゃないか。
カバー…でもないし…と悩んで、「kindle 着せ替え」と検索してみたら、出てきたのが【このお店】。kindleペーパーホワイト用しかないみたいで、kindleの一番安いの用とか、voyage用のはないみたいだけれども、柄の豊富さと1000円+送料216円は悪くない値段だと思う。
どうも、日本語では「スキンシール」と呼ぶらしい。
ちなみに、アメリカで売っていたものと同じブランドのものは【このお店にあった】けど、高い。アメリカでは12から14ドルといったところだけど、大体倍する。
でもこっちにはkindle voyage用のもあった。
前に貼ったときわかったことは、本体が黒ければ背景が黒い柄のほうが、本体が白ければ背景が白いほうがいいということ。kindleのスキンシールは隙間なく貼るのは無理で、背面のほうも、読む面の方も、両方シールからはみ出すところがあって、下のプラスチックが見えてしまう。
なので、黒い本体に、白っぽいシールを貼ると隙間が目立つので、シールが少し傾いたりとか、上のすきまのほうが、下のすきまより狭いとか…というようなことが気になる。
というわけで、私のkindleは白いので、背景が白いスキンシールを選んでみた。
懐かしのポケモンパン
こういう時にどうするか…一番簡単なのは油性マジックで番号とか、入っているCDの分野とかを書くことなのだけれども、CDケースが全面真っ黒で、手元には白っぽく書けるマーカーがない。
シールでも貼ろうか…。と思いながら、夕飯買い物に出かけた。
買い物は大体毎日することにしている。毎日買い物するのが一番在庫整理がややこしくない。入っていても2日分ぐらいまで、作り置き分を含めても、あんまり冷蔵庫が一杯にならないようにしておかないと死蔵品が出てしまったり、材料の状態で使わないまま古くなったりするものが出る。
明日の朝食べるパンは、食パンじゃなくて、菓子パンでもいいなあ、なんて菓子パンコーナーを見ていたら、ポケモンパンを売っていた。このパンは、今は社会人だの、大学生だのをやっている甥が小さいころに一番よく買った。甥たちはこのパンが大好き…正確にいうと、このパンについているシールが大好きだったのだ。
シール用アルバムのついた特別版なんかも、ねだられて買ったことがある。
ホウオウのシールが出たときの喜びようは今でも思い出せるぐらいだ。それを幼稚園に持っていく水筒に貼ったときのあの目の輝きのかわいかったこと…。
ポケモンが好きだった姪も、幼稚園の頃は、これが好きだったなあ…。シールをきれいにシール帳に貼っているところが女の子ぽかった。ファンシー系のシールと、ポケモンが混じっていたっけ。
今は高学年になったので、さすがに欲しがらないが、息子も一年生ぐらいまではこのパンが大好きだった。
3歳ぐらいだろうか、寝起きが悪くてぐずっている時に、このパンを出したら「ポケモンパンだ!」と機嫌が直ったことも何回もある。
こういうものが好きな時代は短いから、と思って、時々は食べさせたし、シールはいまだに、息子の服が入れてある引き出しに貼られていたりする。
もう、買わないかな…。多分、息子はもうこのポケモンパンを喜ばない。
…結局、私がこういうもの買うの、好きなんだよなあ…。甥が、姪が、息子が好きだから、なんて言ってたけど、結局私がこういうのを買うのを好きなだけなんだよね。それを証拠に、私は今、このパンがほしいな、と思っている。
いいや、買っちゃえ。
息子には、「チョコクロワッサン、食べない?」とかいって、適当に袋を見せずにお皿に乗っけて出した。
ポケモンパンは大体蒸しパンを買うことが多かったので、多分このチョコクロワッサンがポケモンパンだとはばれない。
チョコクロワッサンは、5個入りで、蒸しパンより高いだけあって、シールは2枚入りだ。
一枚はラッタ(アローラの姿)、もう一枚はピカチュウだった。
うーむ。雑魚。CDファイルの見分けを付けるのには使えるから貼るけど。
「ピカチュウいらなーい。あげるー」
甥の、姪の、息子の声が、どこかから聞こえた気がした。
文旦いっぱい
今日宣伝に出たのは、果物だった。
果物は基本、高い。バナナと、冬のミカンはともかく、他のものは気を付けて買わないと、食費にひびく。うちでは398円ぐらいのメイン食材を基本に夕飯のおかずが出来ているのだ。果物ひと盛りで498円は、ちょっと手が出ない。
そんなわけで、果物は夫がお土産に買ってくることが多い。なので、果物は私が管理している月の食費、大体5万円ぐらい…で買うのは、時々だし、桃とか、ブドウの大きいのとか、国産のサクランボとか…というような高いものは買ってこない。
でも…安かったら?
今日買った文旦は10キロの特大の箱だったのに、2000円ぐらいだった。ただし、ご家庭用で小ぶり、ということで、ついでに傷とかもあったりするそうだ。
皮に傷があっても、中身が無事、ということは柑橘系にはよくあることだし、文旦って、前に食べたの、いつ…というぐらい食べていない。ボンタンアメって、この果汁が入っているのよね?ということで、買ってみた。
確かに小さい。伊予柑より微妙に大きく、グレープフルーツより、ちょっと小さいかもぐらい。ただし、文旦は皮が分厚い。
こういうものは、むいておけばなくなるので、せっせとむいてお皿に積み上げる。
息子も夫も、むかないと食べないけど、まあ…そこはそれ。やわらかく、汁気が多くて、ちょっと酸っぱいけど、多分文旦ってこういう味だったはず。食べたのは多分20年ぐらい前で、実家で誰かからもらったものをおすそ分けしてもらった、とかそのぐらい、あんまり食べないものだった。
多分、まともに買うとかなり高いので、自分で買って食べたことがないんだと思う。
すっきりさわやかで、冷やして食べると本当においしい。グレープフルーツより苦味も少ないし、夫にも子供にも好評。
ただ、ちょっとやわらかめなので、はっさくと違って房を1つずつに分けにくいのと、むいていると汁がぼたぼた落ちるので、むくときに、「ああもういいや、たべちゃえ!」ってなるので、3人分で満足いくぐらいむいてお皿に盛って夕飯後のデザートにしようと思うと、3つ4つむかないと足りない大きさだった。
さっぱりさわやか、あっさり過ぎて、ついつい食べ過ぎてしまうけど、10キロもあったら、十分堪能できた。
次回も買う?と相談したら、夫は「まこがむくのが面倒でなければ」という返事だったので、リピートも検討中。
こういう少々難あり、安くてたくさんがまた、みつかるといいな。
ブログの直帰率
この、「来ても読まずに去っていく人の割合」を「直帰率」というのだそうだ。
つまり「何月何日」とかの日付とか、「最新記事」の項の題名とか、「新着コメント」なんかをクリックして見に行くと、「直帰」にはならないので、記事を全然読まないで帰っているんだよね?というのがショックということらしい。
まあね…。文章というのはそりゃあ、強制は出来ないけれども、せっかく書いているんだから読んでほしいのが人情だと思う。
ブログの文章には、「これは絶対毎日読みたいし、読んだことない過去記事があるなら、それも全部読みたい」と思うような毎日楽しみにしているものもあるから、私のだってそんな風に読んでもらえればそりゃあうれしいけど、さすがにそこまで自分の文章が素敵だと思うほどは自己評価は高くない。
かといって、読まなくていいから、なんて言いたくない。それはちょっとさびしい。
読んでくれる人がいる。きっと。 <このぐらいで。
となると、直帰している人が何人いるかというのは、もう知らなくていい。知ったところでがっくりして、書く気が減るぐらいのことだ。
…そんなわけで、私のブログは、一応てっぺんに紹介文が書いてはあるけれども、スクロールさせなくても、「今日の分」が読めるようになっている。「続きを読む」とかでたたんであるわけでもなく、読みたければただ、スクロールすれば全文読めるし、1週間分が、下までスクロールだけでクリックなしで読めるようになっている。
それより前の文章が読みたいと思えば、月ごととか、カテゴリごととか、読みようはある。
…ということはつまり直帰の人とほとんど同じ動作で読めるということで。
直帰率を何かの加減で知ってしまったとしても、うちは読んでいる人と区別つかないから…と思えるようにしてある。
…ねえ。これってやっぱり性格だよねえ。
自分の正当な評価というものを知って、それが悪くてもガーン、と思わず、改善に努められるというのは、すばらしいことだと思う。自分がそういうのが嫌で、評価が悪いなら知らなくていいと思うのが、弱いというか、情けないというか…。でも、これ以上の文章が書けるとも思えないし、きっとこのまま、人生やっていくのだと思う。
小市民。でも、きっとどこかに、「あ、その気持ちわかる」と言ってくれる人がいそうな気がする。
夏はきぬ
私が小さかったころ、祖母は、この花を見るたびに「夏は来ぬ」という歌を歌ったものだった。
その歌は「卯の花のにおう垣根に…」とはじまるのだ。
文語調の歌詞で、まだ4歳、5歳ぐらいだった私には意味があまりわかる歌ではなかったが、それでも、一緒に歌った。
当時はだれもスマホなんて持っていない。暇つぶしに歌を歌うという娯楽があった。
なんせ田舎のことだ、声を張り上げて歌っても誰にも文句を言われない。小学生ぐらいの子供から、道を散歩する親子連れ、孫を子守するおじいちゃんおばあちゃんまで、みんな歌っていた。
明かりをつけましょ爆弾に…というひな祭りの歌の替え歌や、軍艦マーチの替え歌で、「戦艦ヤマトが沈むとき、山田太郎が逃げおくれ、破れたパンツにパラシュート、落ちたところは女風呂」みたいな、男の子好みのからかい歌まで、遊びの一種としてみんなで知っている歌をうたいまくる…という遊びがあった。歌謡曲も、一人が歌えば流行りの歌なら大抵みんなが歌えた。
そういう歌に比べると、祖母が歌う歌というのは、昔の学校の唱歌などが多かったけれど、子供はつまり暇がつぶれればなんでもいいのだ。
そんなわけで、私は文部省唱歌が結構歌えたりする。
そこで、「ホトトギス」という鳥はどんな鳥なのか、とか、ただ鳥が鳴いている…ということを詩的に表現…という言葉は知らなかったが、「しのびねもらす」と、普段は使わない方法で表現する、歌を歌うときのやり方があることを覚えた。
これを家で歌っているときに、親戚のおじさんがいると、必ず最後に「冬は木綿か」と言っては笑う。
小学校入学前の私には、何のことなのかさっぱりわからなかったが、オジサンは必ずそれを口にした。誰も反応しないそれを、思い出したのは、今日、卯の花を見たときだ。
歌詞と、メロディと、そして最後のおじさんのセリフまで全部思い出してから、私は、「冬は木綿」というのが、歌詞の最後の「夏はきぬ」にかけた冗談だ、ということを40年以上たった今、知った。
夏が絹ごしなら、冬は木綿か(豆腐の)。ということだったんだね。
全くもう、オヤジギャグだ。それもそれほどウケるものでもなく、毎回言うので、スルーされてたんだね…。
当時の私にはわからなかったけど、お愛想にでも、笑ってあげればよかったなあ。