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毎日更新!LuckyDuckyDiary

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迷って迷って買った本

もう、30年越しになるだろうか。いや、もっと長くか。
迷って買っていない本があった。

買っていない理由は簡単、これはどの図書館にもある本だから。
子供の本のコーナーと、大人の本のコーナーの両方に版が違うものがあることが多くて、まず、すぐ読めないということはない。

それは、この本。見られない場合は画像のリンク切れです【ムーミンシリーズ】
この本は、私にとっては不思議な本だ。何回読んでも、何となく頭に残らない本で、でも読んでいる時はすごくいい、という感じがする。
こんなエピソードがあった、こんな言い回しがあった。そういうことはちょっとずつ覚えている。
 でも、全体的な世界が目の前に広がって、遊びに行った後、記憶の残らない桃源郷のように、気が付いたらあんまり思い出せなくなって、また読むことになる、そういう本。

最初の出会いがアニメだったからか、子供向けかと思っていたら、実は本のセリフは意外に辛辣で、自分勝手な登場人物も多く、読むと時々ドキッとさせられる。
北欧の習慣にはあんまりなじみもなかったし、昔は北欧風インテリアなんて望むべくもなく、イケアなんてどこにもなかったのだから、ムーミンにちらちら見える北欧っぽさも魅力だった。

 ジュースを温めて飲むなんて思いつきもしなかったが、そりゃあ、子供にカフェインが入ったものを飲ませないとしたら、零下の気温な季節に飲ませるなら、ミルクやココアや…まあ、温かいジュースもありか?とか思いながらリンゴジュースを温めて飲んでみた記憶もある。

この本が買いたかったのは、中学生の時。私は、「秘密の花園」とか、「小公子」とか「若草物語」とかの名作子供向けの本が、いつでも家で読めたらいいなあ、なんて思って、自分の「ライトリーディング文庫」を作りたかった。
 何度読んでも好きな本で、軽く読めて、箱に入れて置けるぐらい小さい、文庫本。お小遣いで何とか手が届くのはそのぐらいが関の山だったというのもある。

 近所の古道具屋の床に置かれた段ボール箱で30円だの50円で売られていた古い文庫本を、一体何冊自分のものにしただろう。
 ムーミンのシリーズはたくさんあった。手に入れたのが、2冊かそこら。後は新品で買う…となったらチャンスはお年玉シーズンか…というような頃だった。

今回は、ついに!この本をまとめて買うことにした。文庫本は、字が小さめなのでそろそろ老眼が入り始めた身にはつらいか、ということはあるが、そこは安心の電子本。字は大きく出来るから!

 シリーズそろえても4050円。そろそろ寒さの遠ざかったリビングでなら、北欧の11月のような薄暗いムーミン谷に行くのも楽しそうだ。
今度から、忘れてしまっても、手の中のkindleに桃源郷はある。
 距離が、ちょっと縮まったんだな…。
ゆっくり読もう。



 

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    まこ

    Author:まこ
    どこをクリックしても一銭にもならない、ただの主婦の日記帳です。
    ゲーマーで、本好きで、クラフト好きです。

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