FC2ブログ

毎日更新!LuckyDuckyDiary

いらっしゃいませ。毎朝6時には更新します。さっくり読んでいってください。コメントくださった方はリンクさせてください、相互リンク歓迎、リンクがダメな方は連絡お願いします。

「今日の100」 読後感想

ふと、図書館で見かけて、「今日の100」というエッセイを借りて帰った。
著者の松浦弥太郎さんが、「暮らしの手帖」のヒトであることを、私は一応は知っていた。(今はもう、違う人になっているらしいけれど、この本が書かれた当時は、編集長をしていたらしい)

暮らしの手帖は、実は子供の頃から、大好きだった。いろいろな商品を比べて、どれが使い勝手がいいか、なんていう記事は小学生なのに興味深く読んだ。ストーブ、オーブントースター、雪平鍋、レードルなんかもあっただろうか。どれも、ホームセンターなんかで買えるような商品が多くて、そしてうちの親も実は参考にしているようで、生活用具には、そういうおすすめ商品を買ったりしたものだ。

餅を焼く網とか、台所用品のレビューが多かった気がする。

コラム「素敵なあなたに」や「エプロンメモ」は家にあるもので工夫するような話や、手芸の話、家での、今でいう「ライフハック」みたいなものが多くて、実はこれも好きで、紙の本を実は持っている。(すてきなあなたにの1から5、エプロンメモ1と2)

そんなわけで、私は「暮らしの手帖」ブランドに割と信頼をおいていた。大橋鎭子さん、花森安治さん。

…そんなわけで読み始めた、「今日の100」。これは、著者がいいと思ったものを書いているいうなれば「今日の一品」的なコラム…だったのだけれども。

 今は、書いてあるものを買いたくなった時に、それがどこで手に入るか…ということを調べるのは難しいことではない。昔の暮らしの手帖だと、どこで手に入るかっというのは、雑誌に電話番号や問い合わせ先が書いてあったものだが、今はパソコンで商品名を調べれば、あっという間に買えるサイトがわかる、といった感じで、そのあたりは昔よりずっと便利になったと思う。

が…だ。

コラムの中に書いてあるものが、なんていうの?「初めての人には売らなくって、紹介のみ」だとか。
 パンを焼くトースターが7万5千円するとか(注:単機能。トーストしか焼けない)。

なんていうか、話がぐっとブルジョワなのだ。

「家にあるもので、工夫して作るおいしいお菓子」は?「使いやすく、手ごろなお値段で便利な台所用具」は??

違う。これは、私が知っている「暮らしの手帖」ではない。これは「家庭画報」だ。家庭画報という雑誌は、お金はかかってもいいから、いいものを追求する、そういうところがある雑誌だと思う。伝統の職人さんが手で作った、世界に誇れる品質の一点もの、不揃いでもオーガニックで、安全ななんとか農法で作った野菜だけを出す、隠れ家的レストランとか、量産品でも、買うのに順番待ちで、届くまで半年かかるなんとか…とか。
 
 葉山や、鎌倉にある、紹介されないとは入れないお店や、会員制の何とか、とかそういう感じ。広告も、なんていうかお値段が10万円の桁からしかないというような広告が多い。

いいんだ、家庭画報なんだから。うちではこういうものは買わないな、というようなものが乗っていて、へー、職人さんの手作りねえ、伝統工芸はやっぱりこういう人がいないといけないねえ…的な、または地鶏だとか、特別に肥育された牛だとか、魚でもブランド名がついたのとか、おいしそうだねえ、うんうん、と思って終わりの雑誌。

 でも…暮らしの手帖は違った。リメイク、工夫して作るクラフト、いかにして材料を使い切るか…とまではいかなくても、旬の材料を使って作る地に足の着いた家庭料理、ちょっとした一工夫で家事が楽しく、楽になる、そんなことが詰まった雑誌だったのに。

 何これ。トースターに、7万円?これなら、MONOマガジンでやればいいんだよ。こだわりの逸品、そういうのが好きな人が。
 新しい布が買えなくても、美しいファッションが。そういうのが好きだったんだよね、暮らしの手帖の最初のを作った人はさ。

どうして、今ある電機メーカーのトースターの比較じゃないんだろう。

まあ、暮らしの手帖の1コーナーを集めた本なんだから、こういう感じになっちゃったのかもしれないけど…。
 それなら、「サライ」とかでコラムを連載している人の本でいいんだよなあ。

 バイキングで、うっかり苦手な料理を見た目にだまされて取ったみたいな気分。

だから、今日は本のリンクは貼らない。

 ちぇ、なんかおいしくなかった…と思って口直しに「すてきなあなたに」を本棚から出して読んだ。
 
質実剛健がいいんだよなー。

まあ、私が7万円越えの金額をトースターに出すのが嫌なだけともいう。好みに合わない、ってこういうことだよなあ。
物にこだわりたい、お金を出してもこだわりたい、という人には、とてもいい本なんだろうけど。
ネットを見なくても、こういう風に本に書いてまとめてあるのは、さっさと読めていいものね。

 割と、私は考え方が古いのか貧乏だった時期が長いからなのか、物がなくてもなんとかしたい…というところに行きがちなのがこの本と気が合わない理由なんだろうな。

 次回、この人の本を読むときは、物の紹介本はやめよう。


Top

HOME

    思ったことを何でも書くゲーマーブログ。リンクはご自由にどうぞ。

    まこ

    Author:まこ
    どこをクリックしても一銭にもならない、ただの主婦の日記帳です。
    ゲーマーで、本好きで、クラフト好きです。

    12 | 2018/01 | 02
    - 1 2 3 4 5 6
    7 8 9 10 11 12 13
    14 15 16 17 18 19 20
    21 22 23 24 25 26 27
    28 29 30 31 - - -

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    この人とブロともになる