LuckyDuckyDiary

風呂掃除のタイミング

最近、湯船にお湯をためるようになった。とはいっても、うちは全員、カラスの行水?という状態で、特に息子なんか、寒くないし、つかるのが面倒くさいぐらいと言い出し、結局シャワーだったりするので、お湯の水位はかなり、低い。

朝起きて、とりあえずWiiFit+で運動。この気温になっても、踏台昇降(下に10センチぐらいの台を足して)20分、室内その場ジョギング10分でも、かなり汗をかく。

 運動は嫌いだ。とても嫌いだ。子供の頃でも好きだったことはなかったし、学校に行く年齢の間はやったけれども、どれにしろ「しょうがないからやる」程度。アメリカに住んでいた時は、歩かないと「すごく体重が増加する」ので仕方なく歩いていたが、ともかく、早く済ませてしまいたいので、朝いちばんに運動するわけだ。

 大したことない運動に思えても、30分体を動かすと、まず、絶対このままでは無理…というぐらい汗びっしょり。バランスゲームをもう三分か、五分か足せば、頭皮を汗がつたうのがわかるほど。

私は、「おしゃれじゃない人」と評価されるのは、別に構わない。なぜかというと、そのままで、私はおしゃれにかける手間暇と費用を全然かけていない。おしゃれじゃない、という評価は正当なものだ。

だが、まともな社会生活を送っているつもりの個人としては、「臭いヒト」という評価は避けたいではないか…。
 そんなわけで、汗をダラダラにかいた後は、対処必須。
夏はシャワーを浴びていたけれど、最近、夜に入った湯船に、フタをしてそのままにしておくと、朝でもなんとか、入れる温度なことがわかった。

 あったまる…というには足りない、いうなれば「半身浴用のぬるめのお湯」といった雰囲気だけれど、運動して暑くなっているので、それで問題ない。そのまま、湯船の中で体を洗い、ついでに湯船の中まで洗って出てくることが出来るぐらい。

 大体、この時期のお風呂の掃除というのは、最低ラインでも湯船の中を洗うことになるから、案外、ハードルが高かった。
服が濡れやすいんだね…。真夏なら多少濡れたところで問題ないし、大体、袖も短いから簡単なんだけど。

それが、朝に運動することで一気に解決。汗臭くなくなるし、バスタブをササっと洗ってしまえば、うっかりお風呂掃除を忘れて、湯船にお湯をためるタイミングで中を洗うことに…ということにもならない。

 まあ、「お風呂の残り湯」を汚い、と思う人もいるようだが、昭和の時代までは、「お風呂を沸かしなおして入る人」だっていたし、それが「体に悪い」と思っている人はいなかったように思う。それで近所のおじいちゃんおばあちゃんが死んだとかいう話も聞かなかった。ただ、新生児レベルだと、24時間風呂で雑菌が繁殖していて、亡くなったニュースはどこかで聞いたことがあるとおもうけれども、私はまだ、免疫力が問題になる年でもない。
 そういうことを本格的に心配しなくてはならない状態になったら、多分、心配する問題はもっと別のところに山積みだろう。

…というわけで、お風呂に夜入って、朝まで残しておき、運動後にまたお風呂に入ってお風呂を洗って出てくる…というのが習慣になって、2週間ぐらい。割と好調。

新しく出た問題は、「バスタブを洗ったら満足してしまって、お風呂の床とか、棚とかが洗えなくなった」だった。
んー。夜にお風呂に入る時にこっちはやっておくべき…?

風呂フタのカビの実験

このシーズン、まだお昼は暖かい時期には、うちのふろのフタには、カビが生えるのが通例だった。
風呂のフタは、プラスチックで、多分中空、ふちにゴムがかぶせてあって、色はクリーム色。

ここに、薄黒いものがくっつく。大概は、ゴムのところ、つまり断面。時々、表面にも付く。

これに、カビ取り洗剤をかけておいておいて、流す作業が必要になるんだけど、これがもうちょっと、どうにかならないかな…と思って今回実験してみた。

カビが生える原因は、多分3つ。
1:カビそのもの。
2:温度
3:水分

1番のカビは、まあ…そのあたりにいっぱいいるらしいけれども、これを全部なくすというのは、多分無理。
2番の温度。これはもっと寒くなると、カビが生えることのできる温度を下回って、カビが減る…という現象が起こることからも、割と明らか。ただ、マンションのお風呂は窓がなく、温度が下がりにくいので、一戸建てに住んでいた時よりも、ここをどうにかするのは難しい。
実家のお風呂場は、とーーーーーっても寒かった。このシーズンどころか11月の初めぐらいで、もうカビは生えづらくなっていたと思う。お湯は熱めに沸かさないと、寒くて寒くて、まず、ある程度の時間、つかって温まらないと、洗い場へ出るのもいや…という感じ。もちろん、風呂の残り湯は、水になったので、次の日の朝、運動の後再利用なんて無理だっただろうと思う。

3番の、水分。黒いカビは、カラカラのところにはあんまり出てこない。ここは、もしかしてもうちょっとどうにかなるかも。

…ということで、コントロール可能なのは、風呂のフタの水分量だ、という結論に至ったので、朝、お風呂(と掃除)が終わったら、フタをベランダに干すことにした。

 2週間経って、結論。
 確かに、少ない。全部はなくならないけれども、まず、外の温度のほうがぐっと低いことと、カラカラに乾いている時間が長いことで、一晩お湯が入ったままの湯船の上に置いてあるにしてはカビが少ない。ちょっとはついているけれども、頻度も低いし、面積も狭いので、カビ取り作業の頻度が下がった。

というわけで実験は成功の有効だった。

朝に運動はしないほうがいい??

体重が全然減らない。減らないったら減らないが、信号が変わりかけたときに、ちょっと走ったりするのが楽になっているという効果は出ている。

さすがに、マンションの中層階まで上ると、まだ、息切れがするが、駅の階段は確かに前より、上る気が出ているし、のぼりきったあとでもだるさが少ない。…ということは多分、筋肉がついている感じはするから、全く効果がないとは言えないな。私がほしい「やせる」という効果が出ないだけだ。

 運動は嫌いなので、もっと効率化をはかれないものか…とネットで検索してみると、「朝に運動するのはよくない」という話が時々出てくる。

運動するのに一番いいのは、体の活動量が上がる午後から夕方という話もついでに出てきた。
けれども、私は自分を知っている。午後まで待っていたら絶対やる気が失せる。

朝に運動をしない=全然運動しない <これよりは、
朝に運動をする=毎日少しずつでも運動する  <こっちのほうが、多分、ましだろうという見当はつく。

だとしたら、朝に運動をしたら、よくない理由って、なに?と思ってそっちを検索すると、どうも、「血圧が上がりすぎ」になるのが問題っぽい。
 つまり、「朝起きてすぐ、血圧が急激に上がるとだめ」とかそういう感じ?

なぜ、朝に血圧が上がるのかということになると、これが「夜の間に失われている水分がかなりある」ので、血液が流れにくくなっていて、(つまり、血液の中の水分が減って、ドロドロになっているというとわかりやすい)それをがんばって送り出そうとすると心臓が圧力を上げてポンプしないといけなくなる=血圧が上がる。

…とまあこういう仕組みになってるっぽい。

起きてから、1時間半ぐらいは、運動しないほうが…というのは、まあ、そのぐらいたつと体の活動量が上がってきて、色々なことが調整され、血圧が基本、寝ている時よりは上がってくるので、急に上がらない分、ましだろうという考え方みたい。

 中年になると、こういう微調整を意識してかけないといけないんだろうな…若い頃みたいに、飛び起きたらすぐ、活動量最大!みたいにならないってことだろう。

 じゃあ、朝に運動しようと思ったら、朝に水分飲んで、1時間半ぐらい、待てばいいわけよね?

夜に、魔法瓶に紅茶を作って、ベッド脇に置いておいた。

大丈夫…私は紅茶は出来立てじゃないと飲まないとか、全然思わない。ぐらぐら煮立ててしまっても飲めるし、多少ぬるくても飲めるし、一番安い〇東紅茶のティーバッグ1つで、500ml分作った紅茶でも平気だ。

朝、冷え込んだ寝室で、古い…息子が赤ちゃんに毛が生えたぐらいだったころに買ったサーモスで、温かいお茶を飲んだらとてもおいしかった。サーモス優秀ー。10時間経っても、口元までいっぱい入れておけばちょっと気を付けないと飲めないぐら熱い。

これがもっとお金持ちなら、メイドさんか誰かが、ベッドまでいれたての紅茶を運んでくれたりするんだろうけど、いや、ほんと、サーモスで十分だ。

 夫が、「あ、なんかいいね」というので、夫の分も作ることにした。夫は麦茶がいいそうだ。夏の残りがまだある。
 熱いお茶で、タブレットでベッドの中でブラウズ。夫は休日の朝だけでいいそうだが、私は早起きをして、毎日やろうか。

朝カツ…?

カツといっても揚げ物の話ではなくて。

朝、温かいお茶をベッドで飲むと、なんだか元気が出る。多分、紅茶に入っているカフェインのせいもあるのだろうし、熱い飲み物を飲むことで、体温が上昇するとか、そういう効果もあると思う。

何日か、この紅茶効果を試して見ると、これが不思議なことに、起きる時間がどんどん早くなった。
夫なんか、土曜日の朝、ベッドに個包装のクッキーを1つ持ってきて、朝からクッキーと紅茶でティータイムにしていた。いいなあそれ。

 毎朝5時ぐらいに目があいて、サーモスの中のお茶を、フタになっている小さめのカップにいれて飲みながら、ネットを見る。
 2杯目を飲みながら、編み物を取り出して、マフラーを編む。図書館で借りた本を読んだり、小説を読んだりもする。

…うーん。カフェでコーヒー飲みながら、読書会とか、趣味の集まりをしてから、出勤する人があるというのが朝カツらしいけれども、家の中でやるとはいえ、これは十分、朝カツのカテゴリにはいるのではなかろうか。

 そのあと、起きだして掃除をして、運動をして、お風呂、洗濯を干して…。となかなかにやることがたくさんあるが、体が目覚めきるまでの間に、お茶と、ちょっと軽い作業とか知的活動というのは、雰囲気がいい。
 早く起きているので、ギリギリです!という時間的制約が少ないのもある。

 まあ、朝は5時に毎朝おきて家事、仕事してます…という人には難しいけれども、起きるのは6時過ぎから7時…という場合はこの1時間がかなり大きいと思う。

 基本、起きる時間が1時間早くなったら、ベッドに行ってから眠るまでの時間が短くなった。
 夜、ブラウズをしているうちに夜更かししやすい…というのも、眠くてどうしようもないので、寝てしまう時間が来るので、これはこれで健康的かもしれない。

 夫は、朝から熱いお茶が手間なしで飲めるというのがうれしいらしい。
 私も、夜に作っておくだけで、台所を片付けている間にちょっと作るだけだから、朝一番に入れるより楽。

 ミニサイズのマフラーも結構いいペースで仕上がってきた。
 朝の、一人手芸部ってとこだ。誰かと一緒ならもっと楽しいだろうけど、さすがに朝5時半ではねえ(笑)。

結婚相談所の広告を見て思う

結婚をしようと思って相手を探すことを「婚活」と呼ぶのをだれが始めたのかは、知らないけれども、私がこのブログを書いている画面にしょっちゅう、婚活の宣伝が出る。

「早めの婚活、正解でした」 by 27才女性(結婚願望高め)なんていうコピー。

…そうか…27歳で、昨今は、早めなのだねえ。

 私が学生の頃は、「クリスマスケーキ」という言い方がまだあって、「クリスマスケーキが一番売れるのはクリスマスイブの24日である」ということになぞらえて、「女性が一番売れる(結婚する)のは、24歳の時」だ、と言われていたものだった。そこから遠くなるほど「売れ残り」とされて、25日のクリスマスケーキになると、まあ当日だけど、ちょっとずれていて、26日には「今更感」が、27にもなると「間違いなく売れ残り」…といったような感じだということになっていた。
 30日、31日などの年末なんて、相手にもされない扱い(今考えたら結構ひどい)。

 私の姉は美人でも、もてるほうでもなんでもなかったが、「なにがなんでも24歳のうちに結婚したい」と、のんびりした彼をたきつけて24歳9か月ぐらいで結婚したぐらい、「ありがち」な話だったし、正直若いころにご祝儀の出費は痛かったものの、割と「24から25才で結婚」する子は私の友達にもいた。

 私の親ぐらいになると、もう、24「にもなって、彼氏の一人もいないんですってよ」というのはスキャンダラスなことであって、近所の「XXちゃんは、24にもなるのに、お見合いを嫌がって、お付き合いしている人もいないのだって」などと、聞きもしないのに、私が帰省するたびに噂話を聞かせてくれたものだった。

 世代が、もうちょっと下がると、「結婚適齢期は27ぐらいだった」という世代があって、その場合「駆け込み結婚需要」は29歳。
この世代になるとさすがにクリスマスケーキという言い回しは影をひそめていたらしいが、やはり「30になる前に」結婚したいというのが大体の線だったらしい。

 次の世代は、かけこみ需要が34になる時代。35までに結婚したい…ということになると、そこがぎりぎりの線になるわけだ。
すでに10年からのずれがあるわけで。このぐらいの頃に、かけこみで結婚した子が友達にいて、「かわいいドレスが似合わなくなっているから、ドレス選びに苦労した」とかそういう話が聞こえてきたものだった。

今じゃ、「そろそろ婚活を始めようか」…と思う年齢というのは、女性の場合でも、32ぐらいから、34ぐらいらしく、多分、駆け込み結婚需要は37近辺らしい。39にならないのは、多分、出産年齢の問題だろう。2人子供を産むことを考えると、39に結婚、40に出産、もう1人42で出産となるときついものね。37で結婚、38、40で2人という計算か…。

 クリスマスケーキの頃に、結婚した人なら、40歳で子供は高校生だものね。…そりゃ、幼稚園でお母さんの年齢の幅があるわけだよ。27で、早めの婚活扱いになるわけだ。

 時代って、変わるなあ…と思う。焦らなくていいのは、すごくいいことだと思うよ、私は。
 
それに、確かに、全員婚活しようかと思うのが32歳から34歳、そこからしばらく自力で婚活して、これはダメかもと思ってからこういうサービスに申し込む人が多いだろうから、ほとんどの女性が33才ぐらいから上だとしたら、27歳は目立つよね。
つまり、私たちの頃の婚活年齢でいくと、18歳とか19歳で婚活するわけだから。

確かに、私たちが若かったころでも10代で結婚は大抵「わけあり」…つまり出来ちゃった結婚だった気がする。
それと、「親同士が決めたお見合い結婚」にもこういうパターンがありだったかも。

あー。なるほど。婚活年齢の最頻値≒中央値ぐらいから、下に年齢が6年ずれると、そういう見え方をするんだってことよね。
そう考えると、確かに今時の27歳は「若い」んだな。

なんとなく、理解できた気がする。

毛糸湯のし器 自作

お気に入りの毛糸の帽子は、いつごろ編んだか…多分、子供がまだ幼稚園…入ってなかったかも?
今年、その帽子を出して眺めてみると、編み目が伸びている感じがする。やわらかくてかぶり心地がいいのだけれども…でもそろそろ、断捨離かなあ…。6、7年は少なくとも経っている気がする。

 実は、この帽子を編んだのと同じ毛糸が、手元にあるのはあるのだけれど、100均で買ったものなだけに、玉のサイズが小さめで25グラム2つで50gしかない。50グラムというと、帽子を編むにはちょっと、足りないので、同じ帽子を編むのはあきらめていたのだと思う。

 そんなことを思っていた時、ブログのコメントに、小さいころ、セーターをほどいて大きいのに編みなおしてもらった話を書いてくれた人がいた(たかさん、ありがとう)。…編みなおしか…。

 確かに、小さいころは、セーターをほどいて、ベストに編みなおしたのとか、袖と、裾に編み足してそこだけ色が違うのとかがあったし、ほどいて、すり切れたところだけ取り除いて、編みなおして毛糸のパンツやら、エリマキ(マフラーではなく、エリマキと呼ばれていた)やら、面積が小さいものに編みなおしたり、かぎ針で編んだ座布団になったり、最後はモチーフ編みになって、ひざ掛けにするのにためてあったりしたなあ…と思い出した。

 ウールの毛糸は、こうやると長持ちするのだ…とおばあちゃんが言っていて、母親がヤカンの湯気で毛糸を伸ばしていたのも、うっすら覚えがある。ほどいて、毛糸用の洗剤で洗って干した時のにおいが、高校になってから雨の日登校したときのにおいといっしょだったりするのだ(濡れたウールのにおいってことだね)。

 ってことはさ…。この毛糸だって、安かったけどウールなんだし…。ほどいて、蒸気にあてて伸ばして再生可能ってことよね?
と思って、ほどいて巻きなおしてみた。チリチリというか、波々というか…



 確かこういう時に使う道具ってのがあったっけね?と思ってネットで検索かけたら、確かにあった。あったけど、もう古くて、オークションでしか買えないものらしい。…まあねえ…みんな、やらないよねえ。
 でも、つかっている人のレポートは読めた。

 つまりどんな道具かというと、「鍋と、それにかぶせるフタ」みたいな恰好をしており、中にプーリーが1つ、入っていて、そこに毛糸を一回りさせて、下の鍋部分で水を沸騰させて、その湯気に毛糸を当てながら、引っ張ると、毛糸のクセが直る、とこういう仕組みのようだった。

 ふむ…。つまり…必要なのは、鍋、鍋のフタ、それから、糸巻きを、湯気が当たる場所に固定出来る何か、ってことだ。
 
鍋は、ある。鍋のフタも、多分だけど、鍋のフチに、何かを置いて、フタとの間に隙間が出来るようにして、、その間を通せば、いいんだよね。昔市販されていた毛糸再生器は、フタに穴が開いていて、フタの穴を通すと鍋の上を通るので、お湯に毛糸がひたらないようになっているらしいから。

 鍋のフタに、同じように穴をあけて、ボルトで滑車を1つ、中に固定すればそれでオッケー?
 形で行くとタジン鍋のフタなんかすごいよさそうだけど…
そんなもの買って加工するなら、毛糸再生器そのものがオークションで買えるかもしれないぐらい。


お金をあんまり使わないで、出来る方法を模索することに。予算、300円から500円。

…というわけで、そろえたのがこういう道具。
鍋のフタで、ネジでフタのつまみが取れるもの。(家にあったもの)
そのネジをホームセンターに持って行って、ネジ径を確かめて、長さが長いものを買った。(100円)
L字の金具。ネジの径が5㎜だったので、それが入るもの。これは、プーリーの固定に使う。(158円)
 プーリーは、真ん中がへっこんだ「工」の形をしていないと毛糸が外れるだろうから買ったけど、これ、もしかしてミシンのボビンでもよかったかも。ただ、プラのボビンだと、熱が心配だ。金属ボビンだったら安かったかもな。プーリーは120円。
 このプーリー、内側の部分だけあればよかったのに、外側の金具が取れない形式のモノしかなかったので、固定の方向に難があったから、金具が必要だった。

実際のところ、ミシンの金属ボビンだったら、ネジの長いのと、ボビンだけで鍋のフタの下に固定が出来たと思う。

鍋のふちに、フタが閉まらないように菜箸を置き、鍋にお湯を沸かして、毛糸を通してみた。
両手で「通す前」と「通した後」を両方もって、ちょっと引っ張り気味にするのがコツだと思う。
コンロの横にざるをおいて、通し終わった毛糸をいれていく。


じゃーん。見事成功。
鍋のフタがずれやすいのが難点だが、こんなもの、年に一回、使うか使わないか…というようなものなのだ。このぐらいうまくいけば十分。


毛糸再生器、自作(というほどでもないか)大成功。
 これで、編みなおしOK。
 
 面白かった。




 

編みなおしの帽子

昨日の記事で、毛糸を再生した話を書いた。
一晩乾かしてから、玉に巻きなおしてみると、確かに、新しいほうの毛糸よりちょっと細くなっている感じがする。

まあね…無理もない。でも、色はそのままだし、ほどいていく過程で毛玉も取ったし、湯気を通すと、古い感じは減った。あと、セーターとか、パンツとかではなくて、帽子だったのも幸いしたのだろう、すり切れているところはあんまりなかった。

ウールって、すごい。そういや、うっすら覚えがある。ウールの毛糸をほどいて、湯気に当てながら、「ウールだから出来る」のだと祖母は言っていた。「最近のカセンの毛糸なんかダメ」なんだと。色がきれいな、お友達がしていたマフラーも、「あんなカセンのもの」扱いで、私には何がダメなのかさっぱりわからなかったのだけれど、確かに、あの頃私が持っていたニット物は家で作るものが多く、そしておさがりだったり、編みなおしだったりしたものの、ウールだったと思う。

 なるほどね…。こうやって編みなおしていたのか…と改めて、眺める。
 ちょっと頼りなげなので、ゴム編みのところは2本取りにしてみることにした。
 さすが、2本にするとしっかりする。厚手のゴム編みになった。針は6号でちょっときつめに。

ゴム編みのかぶり口のところだけ、古いので編んで、あとは新しい毛糸で8号を使って本体を編んでみたら、なかなかいい感じ。
 これがなあ。ベレーじゃなければ、多分50gでもギリギリ行けたかもだけど…。とか思いながら編みまくった。
 最後の3段ぐらいが、足りなかった。あと1メートル、いや50センチあればいいのに!しょうがないので古いほうの2本取りをなるべく段染めが合うようにして、つかってしまった。

 残った分は…この量だと、何を編むにしろ足りない。最小のネックウォーマーにも足りないなあ…。
毛糸屋さんへ行って、この毛糸に使われている「からし色、レンガ色、深緑色」のどれかのウール毛糸を探すことに。


 深緑色の毛糸、ウールの並太毛糸、30g税込み216円。
 お、これでいいだろう…ということで買って、幅12センチぐらいのマフラーを編んだ。
輪にして、かぶってネックウォーマーに出来るようにするか、短めのマフラーみたいに巻くか…は、この30g足した分でどのぐらい編めるかによるな、と思いながら編み進んだ。

 再生分の毛糸は、細くなっていたので推奨針サイズより1つ小さめの5号で編んだら、古くて、細くなった毛糸で編んだことがほとんどわからない。

 なるほどねえ…編みなおすのって、ちゃんと意味があるんだね。
 新しい帽子は、一目ゴム編みの作り目が出来るようになったのもあって、編み目がキリっとしている。
 これで、お気に入りがもう5年、かぶれるよね。



今更のポケモンGO

日本に帰ってから、私はあんまりポケモンGOを遊んでいなかった。つまり、ウォーキングをしていなかったからだ。

でもあまりにもやせないし、出不精になってきたので、歩くかな…と思ったとき、ポケモンGOがやりたくなった。
今まではそういうのがやりたくなったら夫のスマホを借りて遊んでいたのだが、自分で出かけるとなったら自分のアカウントでやるしかないわね…というわけで、なんと、今更だけど、新しく始めることになった。

 実は使い慣れているので、遊ぶのに問題はないのだけれど、自分のモンスター、弱いって!
 今まで使っていたポケモンGOのレベルは38なんだもの、しょうがないよね…。

 つまり1年以上、かなり一生懸命遊んでこれなんだからねえ。

 となるとポケモンGOプラスがほしい。
頑張ってウォーキングをやるなら、買ってくれるというので、電器屋さんへ見に行ったら、もう生産中止?
えーー?夏には、コンビニでも見かけたってのに!!

 アマゾンではプレミア付きで5000円。うーーーむ。前においてあったローソンにも、もうないし、LOPPIで取り寄せも品切れです、と出て出来なくなっている。ポケセンオンラインでも売り切れだ。

 ないとなるとほしくなるんだなこれが…。
 
ネットで調べると、ソフトバンクとワイモバイルショップでも、扱いがあったらしい(夏ぐらい)。
 しょうがない、ポケモンGOをやりながら、商店街まで行って、ケータイショップをはしごした。ついでにローソンとゲオも見に行った。

 がっくり、見つからなかった。

夫が、「あのさ…レベル上げでジムレイドにいかない?」と誘ってくれたので、かなり駅から遠いほうへ歩いていく。
レベル40まであがったら、夫のポケモンGO+を譲ってくれるというので、それで我慢かな…と思っていたら、ソフトバンクのショップがあった。

こんなところにソフバンショップ…はっ!!!と思って入って聞いてみたら、なんと、PokeGO+が置いてあった!さすが、駅から離れているだけのことはある!

その場で買って帰った。
3日でレベル20は越えたけど…。先は遠そうだ。

でもこれ、歩いていると、ちょっと楽しい。川べりの遊歩道をプラプラと歩きながら、ポッポとか、トサキントとか、コイキングとか捕まえて歩いていると、歩くだけより、ちょっといい。

これがなー。3DSのほうへ転送出来れば、言うことないんだけど!
…という気分になるから、今まであんまりスマホでは遊んでなかったんだっけ、と思い出した。

まあいいや、しばらくウォーキングのお供にしよう。

しかし、 ポケモンGO+は、製造中止ってことはさ?新しい製品が出るのかなあ。
それとも新規参入プレイヤーが少ないし、いきわたってきて買う人が少ないからもう作るのやめたんだろうか。
これ、便利なんだけどね。

温めるとおいしいもの

朝起きて、掃除と洗濯が済んだら、焼き立てパイをおやつに、熱い紅茶でティータイム♪

…なんて書くとかっこいいけど、実は紅茶は昨日の夜沸かしてサーモスにいれておいた〇東紅茶(しかも薄いの)だし、焼き立てパイは実は偽物で、不二家のホームパイを、オーブントースターに1分から2分、入れて焼いたのだったりする。

でもね…これがおいしいんだ…。この季節になると、紅茶は熱ければたいていおいしいし、ホームパイは決して高級おやつではなくて、おうちでいつも楽しく食べられるお値段ではあるが、トースターであたためなおすと、バターと小麦粉の焼ける、あの香りがしてきて、口の中でかしゅっとほどけていく感じが、焼き立てのデニッシュペストリー顔負けの味。

ちゃんと個包装に入っていて、長持ちするし、1袋2枚ずつ焼いて食べるのはいくら体重が気になるとはいっても少量、自分で焼いたパイを(長持ちしないから)さっさと食べてしまわなくては…という状態になることを考えると、いいアイディアだと思う。

小麦粉を使ったお菓子で、この手が使えるのはほかには、オールアップルや、オールレーズン。オールあずき+栗は、絶対に焼いたほうがおいしい(味が和菓子っぽくなる)。
クッキー、ビスケットも、まあチョコが上にのっていたり、コーティングしてあるのは無理だとしても、大抵のものは温めたほうがこの季節はおいしいと思う。

夫が、「源氏パイ」じゃなくて、「平家パイ」ってのがあるの、知ってた?と聞いてきた。
源氏パイは、つまり不二家ホームパイの競合商品だよね。お砂糖の味のパイ。

えー。そりゃ源氏があれば平家だってあって悪いわけないけど、子供の頃に見たことはないなあ。
スーパーにいったら、あった、平家パイ。
なるほど、干しブドウが載ってる。

干しブドウに苦手意識のある私は、このパイを多分何度も素通りしている。
こないだ、オールレーズンが食べられるということがわかったばかりだからなあ。
これも、買ってあっためて食べたら…きっとおいしいよね。どうしようかな…

結局買わずに帰ってきた。ネットを見ると、2012年からの商品らしい。私が子供の頃にはなかったという記憶は正しかった。
今度、新しいものが試したい気分になったら、買おう。


灯台下プリン

私が今住んでいる町は、大きすぎず、小さすぎず、適度にいろいろな店が散っている。
電車に乗らなくても、割とおいしいケーキ屋さんがあり、100均や、雑貨屋さんがあり、手芸屋さんもあり、本屋も2軒ぐらいはあり…とまあ、交通費を使わずに暮らすのに便利な町だ。

 駅前から、家に帰る途中によれるケーキや、和菓子の店が数軒。
出口は1つじゃなくて2つあるから、それぞれの方向に2軒ぐらいずつ、ある。

 お土産を買ってきてくれるというので、私は駅前のケーキ屋さんのロールケーキ(カットしたの)をリクエストした。
ここのケーキ屋さんには、ライオン、キリン、うさぎなどの形をした焼き菓子があって、小さい子供がいるママ友さんの家に遊びに行くときに箱に詰めてもらって持っていくと、子供がわ~かわいい、と喜んでくれるので、結構使っていたのだけれど、夫はそのケーキ屋さんを知らなかったらしい。

 えー、いつも買ってるXX堂はだめ?と聞かれたが、今日はXX堂は定休日だよーん。
そんなわけで、口頭でケーキ屋さんの位置を伝えておいた。

 夫が帰ってきたが、「ロールケーキなんて、見当たらなかったよー」とのことで、プリンを買ってきてくれた。
うーん…あの店のクリームロールは、お店のシグニチャーピースともいうべきケーキで、イチ押しなのに、ないなんてこと、ある?

あの店に、こんなプリン、あったっけ…。確かに、私はその店で焼き菓子を買うことが多いのだから、見ている場所が違うということは大いにあり得る。けど…。

 これ、何プリン?カボチャプリン?…ときいたぐらい、オレンジ色っぽいプリン。オレンジムースですよ、と言われたら納得したぐらいの。ちなみに、「窯焼きプリン」というものだったらしい。

 卵の黄身が多いんだろうな…という質感のプリン。まったりとして、とろりと甘くて、スムースで。白身をたくさん入れたときのつるっとした感じはしないけれども…これ、おいしい。すごくおいしい。
 えーー?こんなにおいしいなら、XX堂のプリンとか、欧風菓子XXXのプリンは買わなくていい!もう、今度から、これ決定だから!というぐらい、好みの味だった。

 うーむ。見落としならぬ、「食べ落とし」。ほんと、こんなプリン、あったっけ…?

おいしい、でも、こんなのあったっけ…と不思議なのとうれしいのと、おいしいのの狭間で、パタパタしている私を見て、「今度、一緒にお店に行こうか」と夫が誘ってくれた。

意外と、あのお店とは違う店だったりしそうで、今から楽しみにしている。

大人になったら食べにくくなるもの

細いレース用かぎ針のキャップがなくなったとき、ヤクルトのストローがうまくはまった話を、ちょっと前に書いた。

その時、こういうストローのもっと固いので、空気をスホスホとやった感覚を思い出した。

私が、小さいころにヤクルトを飲んだ時ではないと思う。私は、滅多なことでこういうものを飲ませてもらえなかったし、(必需品じゃない上に高いから)似たようなビン入り飲料を飲むときは、アルミのフタに、えいっと穴をあけていた覚えがあるからだ。

でも…なーんか覚えてるんだよなあ。

ストローより、プラに厚みがあって固く、口にくわえていたのは確か。
上のほうをかみつぶして…あ。キャンディだ。棒付きのキャンディ。

棒付きキャンディを食べ終わってから、しつこく棒を口から離さないときの感じだ。

確かに…三角のイチゴキャンディの棒付き、それから不二家のペコちゃんのうすべったいカラーのキャンディ(ちょっととっておくとすぐベタベタになるんだ)、それから…チュッパチャップス。
「チュッパチャップス」オフィシャルには「チュッパチャプス」と書くらしいが、私たちの近所の呼ばれ方ではチャップス、と小さいツが1つ多かった気がする。

近所のスーパーにみにいって、手に取ると、確かに、棒はストローのように中空だ。
買って帰ってから、まず、カッターナイフで刻み目をいれてから、2センチぐらい残して折り取って、かぎ針に差してみたら、ばっちりだった。

で、もう1本取れるかな…と思ったけど、なんと、キャンディとの境目部分は中空じゃなくて閉じていたのでダメっぽかった、残念!

キャンディ1つにつき、キャップ1つってとこ。
…というわけで、短くなった棒付きキャンディを食べることにした。

甘い…。そして棒が邪魔!!
昔は、この棒がついているところがなんとなくよかったんだけど、これ、大人になったら棒が邪魔だ。食べづらい。
子供時代から、大人になるどこかの時点で、棒付きキャンディの棒が要らなくなる時がきっとあるんだな…。どこだったんだろう。
ふと、パラソルチョコレートが食べたくなった。

ビューティフルサンデー

このブログにリンクしてある「色即是空―かくありたし」の記事に、【ビューティフルサンデーの話】があった。この曲は、昔、オリジナルとカバーx2の3種類が同時にオリコンランキングに入ったという話で、当時大流行だったという。

私も、この曲が好きだ。この田中星児さんは私にとっては「歌のお兄さん」で、あのさわやかな歌声と、明るく弾むような曲調は、本当に心楽しくなるいい曲だと思う。レコードが、家にあった。

大体昔は、「日曜日」というものの価値がもっとあった。なにせ私が小学生当時の土曜日には午前中だけとはいえ、学校があったからだ。
クラスメイトや先生と顔を合わせ、4時間目までとはいえ普通に授業をするのだから、休日感ゼロ。日曜日になると、「今日は、何をしようか」という気分になる子供は多かったはずだ。

田中さんバージョンの「ビューティフルサンデー」を動画で視聴してみると、今もさわやか。持ち歌が40年以上同じというのもすごいが、なんていうか声が昔と変わらないのもすごい。まあこないだ亡くなったドキンちゃん役の声優さんも四捨五入すれば60歳というお年で、あんなかわいい声なんだから、声というのは訓練によって、それほど老けないということもあるのかもしれないけど。


私も何度もこの歌を聞いたけれど、イメージとしては、木洩れ日の遊歩道か、森の脇の小道を、ギターを1本もった歌のお兄さんが、歩いているような感じ。さわやかな、晴れた五月の中を、きらめく太陽に照らされながら…。なんて美しい自然よ、緑あふれる季節に、さわやかな風に吹かれながら、自由に出かけようと誘う曲。

なんたって出かけるのは「彼方」なのだ。ここではないどこかに、自分を歓迎してくれる人たちが待っている素晴らしい場所がある。未来の…まだ知らない場所へ、どこまでも歩いて行けそうな、そんな歌だった。心浮き立つ出立、一緒に、手をつないで…。
だから、「君」はあくまで脇役で、隣にいるのだけれども、やはり主役は自分。
足取り軽く人生を明るく進んでいく、そういう歌なんだと思っていた。

これが、同じ時にヒットチャートに入った、「トランザム」というバンドのバージョンになると、全然歌詞が違う。実は初めて聞いたのだけれども、これは落ち込んで泣いている女友達を、男の子がなぐさめ、つらいことがあったら打ち明けてよ、友達なんだから、という感じに始まって、実は君のことが好きなんだと告白する歌だった。うーむ。もしかして原曲はこういう恋愛の曲だったの?

…と思ったので、多分原曲と思しき、「ダニエル・ブーン」の曲を聞いてみた。一応、こっちは「全部英語の歌詞のものが原曲である」という知識はうっすらあったが、意識して聞くのは初めてだ。

 …うーん?これ、実は「近いか遠いか」ということでいえば、田中星児さんバージョンのほうが近いと思う。
日曜日に、公園にデートにいくような歌だ…ということがわかった。
でも、なんかこう…もっと個人的な歌だという感じがする。

公園にいくと、君がまっている。なんて、なんていい日なんだろう。
僕を好きだって、君が言うんだ、本当に、本当にいい日だ…。と僕がニコニコデートしている歌だね、これ。

この素晴らしい日曜日が終わらなければいい、だから2人で太陽を追いかけてドライブしよう、なんて楽しい日曜日だ…という歌だってことがわかった。

英語で、beautiful!と一言、評価された場合、外見の美しさとはあんまり関係がないことが結構ある。つまりBeautiful!というのは日本語にすると「すばらしい!」とか、今風にいうと、SNSの「いいね!」と同じような雰囲気。

そしてあと、これに関連する言い回しとして、「It's (not) my day」ってのと、「saves the day」というのがある。
It's my dayのほうは、「今日は、すごく物事がうまくいく。(私にとって)いい日だ、ラッキーデーだ」というような感じ。NOTが入ると、「今日は何をやっても、だめだなー」とか、「うまくいくはずだったことが、うまくいかなかった」時に使う言い回し。

「Ichiro saves the day」と、こう来た場合は、日本語にするとしたら、「イチロー、大活躍」とこうなる。つまり、ピンチを救うような大活躍をするのが、「saves the day」。台無しになりそうな日を「救う」という感じなのがこの言葉が選ばれる理由なんだろうね。

beautiful dayというのは、だから、口語としては、自然が美しい…のではなくて、楽しい、いい日だってことで、ダニエルブーン版は、つまり、恋をすることで、すべてが素晴らしく見えるあの恋愛初期の高揚感を歌った歌だってこと。ずっといっしょにいようね、どこまでも、いつまでも僕たちは一緒だよ、楽しいね、素晴らしいね、うれしいね!という歌。これはこれで、なんだかわかる気がする。

でもそれを、さわやかな季候と、陽のひかりに照らされた明るい自然のすばらしさを歌った感じにしたのが、日本語普及版で、これは「月が綺麗ですね」をI love youになぞらえようか、という感覚にすごく似ていると思う。
ちょっと多めに見積もったところで、歌を歌いながら晴れ晴れとトレッキングか、ウォーキング…みたいにしか、聞こえないもんねえ。

私が持っていたレコードは、確かこの歌と一緒に「動物園へいこうよ」なんていう歌が入っていたのが、この「ハイキングに行けそう」な感じを余計に強めたのかもしれないな…と、今、気が付いた。

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
このブログを書いたときに、ビューティフルサンデーを久しぶりに聞いたのだけれども、これ、キャッチ―だ。頭の中に残ってしまって、なんとなく口ずさんでしまう。みなさんも、ご一緒にいかがですかー。

編み針いっぱい…

100均のデニムを2枚つなげてから、ジャバラに折って、3、4センチ間隔でミシンをかけて作ったウォールポケット。
そこにポケットごとに号数をわけて、編み針をいれようというわけだ。

今まで、ごしゃごしゃと筒状のものに立ててあった編み針を、部屋中にわけて分類。

…神社のおみくじより多いな…。
私が棒針で編み物をするようになったのは、18の時。
当時は、「女の子は、短大で十分」という風潮もあった。つまり結婚適齢期とされた25歳以下で結婚しようと思うと、22で卒業する四年制大学で、働いて3年では、ちょっと働く期間が短いから、(だって、当時は「寿退社」という言葉が堂々と、まだあったからね)、20歳で卒業して、5年働き、寿退社して専業主婦というのが、まだ有効だった最後の世代(だと思う)。

そんなわけで、短大にいる女の子たちは、まあ、併設の大学の3年に編入しようなんて言う野望がある子はともかくも、それほどキャリア志向でもなく、なんとなく「今、お付き合いしている彼と結婚かなあ…仕事はお給料よかったら、つづけたほうがいいんだろうけど…」ぐらいのノリ。都合、専業主婦をやる=料理や手芸が割と好きだ…というタイプの子が多かったように思う。

当時は「お菓子作りは割と好き」。小物づくりや、編み物は「女の子なら、このぐらいは、ねえ」みたいな子たちがどっさりいたのだ。
冬はもう、休み時間は編み物している子でいっぱいだった。
2週間でセーター編めるような友達がいたし、本を見ながらセーター編んで、わからないところはうまい子に聞く…というような感じ。私も、当時付き合っている彼に、セーターあげられたらいいなあ…なんてふんわりしたことを考えていたので、友達が、「教えてあげようか?」と言ってくれたのをいいことに、針を相談して買い(確か10号棒針4本と、8号棒針4本だった)、編み物ライフに飛び込んだのだった。

私の隣でセーターを教えながら編んでくれたナオちゃんは、編めたセーターを「まこちゃんにあげる」とくれたりして、びっくりしたが、そのあとも、私は5本指の手袋の編み方とか、ミトンやマフラーだとか、ワッチキャップだとか…といったようなものを編んだ覚えがある。

20年以上前の針は、安いものだったのもあって、プリントが剥げてしまって号数不明。
プラ板に、指定のサイズの穴が開いた、「編み針ゲージ」というものがあるので、それで1本ずつ、サイズを同定。
かろうじて読めるものもあるが、もう、汚く見えてもいいから、油性ペンで「8」とか「7」とかサイズを書き込むことにした。
3…じゃないな。2…には入らない。えー?多分これ、渡米したとき買ったやつか?2.5と書いておこう。
かなり湾曲した4号針。細いからなあ…。多分手袋とか編んだ時に曲がったのか?
6号の針も、何本か曲がっているのがある。思い切って何本か捨てる。6号いっぱいあるもんね。

どうみても針のプリントは8だが、編み針ゲージの「7」に通ってしまうものがある。捨てる。こんなのが混じっていたなんて知らなかった。

まあ…ねえ…直径にして、0.3ミリしか違いがないような号数なんだから、そんなものかもしれないねえ。きっと当時200円で買った針だよ(当時は最安。最近は100均があるからいいけど、当時は100均に編み針なんかなかった)

時々、ちゃんとプリントが残っているのがあって、たいてい「クロバー 10」とか。こういう高い(4本1000円以上する)タイプのは、字を彫り込んでから、インクが入れてあるから、すり切れにくい。

8号が14本?なんでこんなにいっぱいあるんだ…。10号も、7本(半端だ)。6号が15センチぐらいの、25センチの、30センチのあわせて30本ぐらいジャラジャラある。まあよく編む号数ではあるが…。
4本か5本のセットで売っているはずのものが、なぜ「7本」とか「6本」になるのか。

どの針も、4本か、5本になるようにして、残りのあまり分を、輪ゴムでまとめて戸棚に押し込む。メモ付き。
「2018年12月までに、一度も触らなかったら、全部捨てること」

輪針はこないだ、セットで買ったけど、結局帽子のてっぺんの目数の少ない場所とか、手袋の指部分とかを編もうと思うと、4本針を全部捨てるわけにもいかない。でも、どの号数も4、5本ずつ輪ゴムで留めてウォールポケットにいれたら、かなりすっきりして、ほしい号数がすぐ取れるようになった。

そして、9号の針が3本しかない…。やっぱり買うべき?ネットで見たら、「国産棒針100円」なんていうのがある。
1組、買おうかな!と思ったとたん、気分が上がった。

やっぱり、買い物はいいね!
そう思って自転車にのって、近所の手芸やさんまで行って、9号の短いのください!と言ったら、すみません、品切れですー。…ってえー?
カタログを見てもらったら、ハマナカの短い針、「ハマナカあみあみ」は、8号の次は10号らしい。なるほど…。ないわけだ。
お店の人も、「あー、ないんですね!」と目からうろこ状態のようだった。あららららら…。

ネットで買おう…。とすごすご帰ってきた。

メモを忘れない方法

中年になって、買い物メモは必須になった。
まあ、買い物だけでなく、済ませなくてはいけない用事なんかも書いてあるわけだが、このメモを、家において出ていくこと、多数。

持っていないメモの中身を思い出せるぐらいの用事なら、それはつまりメモをしなくても思い出せるぐらいはっきりした、重要なことの時が多い。問題は、メモにしないと思い出せないぐらい、「まあ、今すぐやらなくてもいいけど、いつかやることになるから、思い出せた時にね」というようなこと。

例えば、5ミリぐらいの穴が開いて、繕いながら着ているアンダーシャツの替えを買うとか。
まだ4ロール+予備1ロールあるけど、トイレットペーパーをそろそろ買うとか。
毎回、今度にしよう、と思っている、つかえる店がとても少ない商品券を食料品買うときに使うとか…。
息子の上着は、割と丈がギリギリだから、ちょっと大きめでも、もう買っても多分、いけるなとか。

でも、メモを忘れる。すっかり忘れる。

出かけるときに、忘れているとすぐわかるもの=財布とスマホ。
この2つは、たいてい持って出かけるから、どちらかにメモっておけばいいわけだ。

財布の中にメモをいれるというのは、やってみたけどレシートに取り紛れて捨てること数度。
スマホの「メモ」というアプリでトライしたけど、これが…スマホの画面で、チマチマと打ち込むのが大変。

私は、ケータイの数字ボタン形式、またはタッチパネルのフリックで字を打ち込むのが苦手だ。
パソコンなら考えるのと大差ない速度でいれることが出来るのだが、スマホは画面が小さいから、タッチキーボードが打ちづらく、なおかつ変換がこなれていない。

…パソコンでメモを作って、それをスマホ側から見ることが出来たらいいわけよね?
そういうアプリ、あったよねえ…。

グーグルのクラウド上にファイルがとっておける、グーグルドライブでいいか。これならもう使えるし、知ってるアプリだ。
…というわけで、「グーグルドライブ」をPCだけでなく、スマホにもインストールしてログイン、パソコン上で普通にキーボード使って文字を打って、スマホからクラウドドライブにアクセス、メモが表示出来るようになった。

私のパソコンは、家にいるときは大抵オンまたは、スリープですぐ立ち上がるから、メモを書こうと思ったらさっさとかけるし、それがスマホに反映されるし。これでOK。

スマホを忘れて家を出るのは、ポケモンGOを始めてからやらなくなったので、これでいけるはず。
実は手で字を書くより、パソコンで打つほうが早くてきれいだし…。

これでますます、手で字を書かなくなる。
これで困るのは、お葬式とか、結婚式とかの芳名帳なんだよな…。どんどん字が汚くなる。
あと、学校の連絡帳。
手書き用に、字を練習する機会を設けてもいいかもしれない。

インフル上陸

(今はもう全部終了してから、これを書いています)
夫が週末、「微妙に寒気がする、風邪かな」といっていた。
土曜、日曜がそれなりにすぎ、風邪気味なまま…と思っていたら、日曜日の夜、熱がぎゅわーーーーん!と大上昇。
38度半。

子供だとそれほど心配な温度ではないが、大人だとちょっとね…。
薬を飲んで、寝て、夜中に起きた。「多分、薬が切れた」といって起きだし、熱を測ったら、おっと、39度半。
げげえ。

一日寝込んで、「インフルかねえ…」と私が言うと、「いや、これは普通の風邪だって」…ってねえ、否定することに意味あるの?

まあ、しょうがない、どっちにしても対処法は水分、安静、暖かくて静かな環境…ぐらいしかないわけだ。
汗をかいて起きる、熱を測る、水分を飲む、眠る…薬を飲む…。

シーツとベッドパッドが交換しまくり。何かおなかに入れるわ、とベッドを離れた瞬間にベッドメイキング。
着替えもどさどさいる。湿気てるどころではない、びしょびしょに汗をかくのだ。40度なんて、結婚以来、出したことない高熱。

洗濯、洗濯、また洗濯。ベランダいっぱい、干しまくりだ。
ベッドの下のほうは、シーツとベッドパッド交換でいいが、掛布団まで、手で触ってわかるほどの湿り具合。
それでも、布団が掛けたいというので(息子の場合は、多分暑いからいや、と布団を着ない)私の布団と交換して、湿ったほうをリビングで布団乾燥機にかける。
布団カバー交換と洗濯。もう、面倒くさいので、布団カバーの中の紐を結ぶのもやめ。

というわけで、大体4日、すごい高熱が出て、そして4日目の夜にいきなり下がって、起きたらブラウズ出来るぐらいになっていた。
夫は病気と戦い、私は洗濯物と戦った一週間だった。

とはいえ、夫本人は、高熱で39度半あっても、「ポケGOの今日のレイドパス(1日1枚、無料でくれる)が無駄になるからー。どれでもいいから、レイドに行ってきてー」…なんていうぐらいだったので、まあ…病院はいかなくてもいいな…とは思ったけど。

結局病院に行かなくって、インフルの検査してないんだけど、やっぱりインフルかなあ。
私の、インフルエンザの予防接種(11月末にやった)って効果あったのかしら、隣にいてもかからなかったってことは。

…とりあえず、早く寝よう。うつりませんように…。

通りすがりのポケモンGO

14日までだった、ポケモンGOのホウオウレイド。終了前の週末に、ホウオウレイドに、行ったときのこと。

ポケモンを倒した後、自分のスマホ画面で、ホウオウを捕まえるのだけれども、大体、捕まる率は体感で、3度に2度ぐらいじゃないかな…いや、それよりちょっと少な目か。半分よりちょっと上ぐらい?

つまり、そのあたりにポコポコ出るモンスターが割とつかまりやすいのに、この「レイド」の、それもレベル5のモンスターはとても捕まえにくい。

ボールも、ただ投げただけではだめで、ぐるぐる回してカーブボールを投げるとか、捕まえやすいタイミングが、モンスターに重なる輪の形で表示されるので、その輪が最小になったとき投げると捕まえやすいから、それを狙うとか…といったような工夫がいるということになっている。

輪のサイズは、大>中>小>大>中>小と繰り返すので、ちょっと遅れると一番大きい輪=一番取りにくいタイミングになってしまうし、カーブボールはポケモンとの距離も何種類かあるので、なかなか投げ分けるようなことができない。
これはちなみに、手慣れている夫のほうが上手い。うまくボールが投げられると、Nice, Great, Excellentと、3段階にほめ言葉がでるのだけれども、私はナイスか、グレートどまりだが、夫はグレートとエクセレント連発が出せる。

だが、私の捕獲率もだいぶ上がってきたし、これも練習するしかないわね…というわけで、私はいつもとてもゆっくり、モンスターを捕っている。ほかの人が捕り終わって、帰るぐらいにまだボールが7個とか、残っているぐらい。

私より、10歳ぐらいは、上かな…という感じの女性プレイヤーに、「ホウオウ、取れました?私もう、全然で」と話しかけられた。
私はぐるぐるとボールを回しながら、ホウオウの位置が投げやすい場所に戻るのを待っていた。
「とれないときは、全然ですねえ…半分ぐらいでしょうか」とか答えながら。

「その、ぐるぐる回すのとか、出来なくてねえ…取れたことないのよー」
「回して、グレートとか出ても、取れないときは取れませんよねー」

…と、私はボールを投げて、おお、ゲットー。今回は取れたぜー。

「あの…やってもらってもいい?」

「えー?失敗しますよ?半分ぐらいは」
「失敗してもいいから、やってもらえる?」

(いや、まあ失敗してもいいっていうならやるけど…)

というわけで、私は彼女のスマホを受け取り、ボールを回しては投げ…回しては投げ…
あ、失敗した…

グレートでたーーーー
あ、逃げた…

ナイスが出たー
あ、逃げた…

…と二人で一喜一憂しながらボールを投げ、見守り、無事、あとボール残り3つぐらいでゲットに成功した。
「うわーーーうれしいわーー自慢できるわー、ありがとうーーー!」
…と大変喜ばれた。

聞くと、小さめの隣町の人らしく、ポケモン仲間はいるのだが、つまりプレイヤー人口が少ないので、ホウオウを倒せるほど人数が集まらず負けたりするらしくて、ホウオウが捕れている人が少ないらしい。

こっちの街の駅前のほうが、人が集まる分、成功率が高いからね…。確かに、レイドそのものがなかったことならあるけど、レイドがあって参加して、勝てなかったことはない。
「どこのどなた様か、しらないけど、ありがとうございましたー」
「いえいえ、うまくいってよかったです、失礼しますー」
…と帰ってきた。

そうだよね…ポケモン1匹で、午後いっぱい、幸せな気分になれるんだもの、いいよね。
なんとなく、すごくポケモントレーナーっぽいな…と思った。

ポケモン本編のストーリーだってこんな感じだよね。
「…という道具を持っているなら、交換してくれないかな」
「わあ、あなた、…というポケモンを持っているのね?私のXXと、交換しない?」
なんていうキャラクターが出てくる。

まあ、ゲーム内では「ボールを投げた人の」ポケモンになっちゃうだろうから、これは無理だろうけど、なんとなく、同じ感じがした。

道を歩いていて、飛び出してきたポケモンが、見たことがないポケモンだったときのあの気持ち。
新しいポケモンが、ポケモン図鑑に登録されるときの、あの感じ。
そして、投げたボールが、揺れて失敗するか、うまく捕れるか、見守っている時の、息をつめる瞬間。
スマホのゲームより、本編のほうが絶対いい、と思っていた私だけれども、やっぱりポケモンGOは、よく出来ていると思う。

おまけに今日は、プレイヤーとの交流まであった。
今度ポケモンセンターにいったら、ジムバッジが、ほしくなりそう。3つ目ぐらいまでね?

本性って、変わらないと思うけど、でも。

この帽子は、平らに編んでから、最初と最後を綴じ合わせて輪にしてから、片方の端をしぼる…という作り方の帽子だった。

前に作ったのと、折り返し部分の処理が違って、端がまっすぐになるのがいい、という触れ込みで、毛糸を買った手芸屋さんがくれた編み図で編んだ。

友達にあげようかな、と思って編んだので、ちょっと高い毛糸だった。
帽子をとりあえず編んで、綴じて完成させたんだけど、なんだか、あんまりとじたところがきれいじゃない。
何回見ても、やっぱりきれいじゃない…。人にあげるのはやめよう。そう思ってから、残りの毛糸でネックウォーマーもちびちび編んだ。

ネックウォーマーがお揃いで出来たのは、帽子が出来てから2週間とかあとなのに、帽子を全然かぶっていない。

きれいに出来なかったのが、心にひっかかっていて、ああ、ここのところ、きれいじゃないなあ…って毎回思うから。
大体、ちゃんと技術がないからこうなるんであって、とじるとか、はぐとかも練習しないとダメなわけよね…。よくみたら、綴じ方が間違っている。間違っていたらきれいにできないのは当たり前だ。きれいにできる方法が「定番」として教えられているわけだからねえ。

 なんとなくだけど、うまく出来るようになりたければ、練習するしかないのに、うまく出来なかったらどうしようと思って手を付けない…という癖がやっぱりここにも影響している気がする。

というわけで、ネックウォーマーが編めたのを機に、はさみを持ってきて、えい、とほどいた。もうどっち側が編みはじめで、どっち側が終了側なのかもわからなくなったので、両側数段ずつほどいて、キリがいい感じになったところで編みなおした。

そして、本を目の前において、「下からいれて、向かい側にわたって、さっき入れた目に上から通してー」とか声に出して独り言をいいながら、1目ずつ綴じた。いや、まああんまり褒められた挙動ではないかもだけど、黙ってやると間違えそうなんだもの…。

50目分やって、見てみたら確かに、かなりきれいに綴じることが出来たので、これは多分、正しい。ただ、メリヤスはぎで1段分、増えたように見えちゃうところが…まあ、これは構造上しょうがない、1段減らしておかなきゃいけなかったんだな…。といっても編み図には、そのことが全く書いていないので、多分これで正しいのだと思う。

 思い切って、直してよかった。これでもう、自分でかぶってもよし、お友達にあげてもよし!という感じになった。
時間もかかったけど…。(最初から、ちゃんとやればよかった)今年の冬は、「適当になんとなく」やっていたことをちゃんとやり直して、本の通り編めるようになりたい。
 こういうことをごまかしてテキトーにやってきたのが本性ってのも、ちょっと悲しいもんね。
 出来ないかもしれないから、適当にやってごまかすのは、もうやめる。少なくとも編み物に関しては!(弱気)

出来そうなところからまずはやってみる。


池の周りに杭を打つ問題が苦手だった

このベレー帽を編むときのこと。
しばらく編み進んでいくと、あれ??目数がたりない?

12角形に作ったはずなのに、11角形だった…。ガーン。いやもう、このまま編むけど…。10角形と12角形がかぶれる以上、11角形がかぶれない理由はない。

これは、あれだよ。算数の問題でさ?
A:100mの並木道に、5m置きに木を植えます、木は何本必要ですか。<これと
B:周りの長さが100mある池の周りに、5m置きに木を植えます。木は何本必要ですか。<これ
…の違いがわからん、というあれではなかろうか。

ちなみにこれ、3年生ぐらいでやるんだったと思うけど、私はこれがとても苦手だった。
池の周りに植えるときは、出発点と、終了点が同じなので、20本。いや、ちがう?19本?(大人になってもこれか!)
でもって、直線に植えるときは最後にもう1本いるので21本いるはずなのよ。

これの差だよね…。まず、編み物は一直線に作り目をしてから、輪にするのでええと…
ともかく、そのあたりで計算を間違えたんだと思う。
いまだにえーっと…って思うぐらいだもんねえ。12ヶ所で増やして12角形にしたい場合はーええと12で素直に割ってから、輪にすればいい…のかな?だよね。もっと数字を減らせばわかりやすいか。4角にするとしたら…頂点4つ、辺が4つ。12角にするとしたら、12辺になるんだから、12個に割ればいいだけ。

ちなみに、ほかの算数、大体高校出るぐらいまでは、大丈夫(つまり、点数的に8割ぐらいは取れる)だったんだけど…。ここだけ、ピンポイントでダメだったんだよねえ。知能検査とかやったら、ここだけ引っかかるんだと思う。

小さい靴下

家のそばの歩道を歩いていると、道端の柵に、小さい靴下が2つ、洗濯ばさみで留めてあった。
クリーム色とカフェオレ色のその靴下は、とても、とても小さくて。

これは、ベビーカーに乗せられた赤ちゃんが、お母さんが気付かない間に、スパッと靴下を取って落としてしまったものだと見た。
赤ちゃんは体温が高いからなのか、靴下が要らないと思う子が多いのもあるし、ただ単に、暇つぶしに脱ぐこともあるし。うちの子の場合は自分で出来るようになると、面白くて脱いじゃうという感じだった。

そう…靴とか、靴下。何度かなくなった覚えがある。ベビーカーに乗せて、散歩から帰ってくると靴が片方ないとか、靴下が片方とか両方ないとか…という事件は結構起きた。

「あっあっ」と指さすので、何事かと思ったら、靴が落ちてたことも(これは教えてくれるパターンだが、こうなるようになったら、滅多に靴、靴下を落とさなくなった)

その靴下のある所だけ、なんだかかわいい。一番手がかかるころで、一番「そんな細かいこと見てられない」時期だから、柵に止められた靴下なんて、目に入らないかもしれないな…と思うけれど、もう子供がかなり手がかからなくなったので、私にはばっちり、見えてるわけで。

あの頃のことを思い出す。息子はまだ、声は出せても話は出来ず、毎日毎日、二人で過ごして、私は日本語が話せる人と話がしたくてしょうがなかった。にっこり笑った息子がとてもかわいかったこと、自分のご飯を食べる時間がほとんどなかったこと…。外出に必要な荷物がとても多くて、冬の外出は大変だったなあ。

ちんまりした靴下は、もう2日たつのに、まだ、そのままだ。

茶色いベレー

今年着ている冬物のコートは、何にでも合いそうな、薄い茶色。
私はそういえば、黄緑色とか、水色とか、薄いピンクとか…のコートは着たことがない。

コートといえば、大体、紺、ベージュ、茶色、こげ茶…紺を除けば大体、「褐色」だ。
あ、でもチャコールグレーと、黒、グレーも確か…一度ぐらいずつは試したかも。でも断然、そういう色が多い。
クリーム色から、こげ茶までとなると、大体マフラーとか、帽子とかも茶色系が合わせやすい。

というわけで、こげ茶色のベレー編んだ。
今度はちゃんと12角形になったもんね!!でも、ちょっと糸が太めだったので青いベレーより一回り大きい、オーバーサイズっぽくなった。帽子は、割と小さいので2日ぐらいで編めてしまう時も。
 一番時間がかかるのは、最初の「輪にしたゴム編みの作り目」。でも、前は出来なかったので3段ぐらい平らに編んでから輪にしていたのだけれど、編み方の本を見てチャレンジしてみたら、なんとかなった。


これが、その本。見られない場合は画像のリンク切れです【一番よくわかる棒針編みの基礎】。これは、中身検索じゃなくて、本屋さんまで行って、実際に見てから買った。
同じ出版社で、もっと新しい、それも同じ題名の本もあるらしい。
なぜそんなことになっているのか不明だけど、多分、解説を読みながら編めるものが違う…のかな?私はこっちの本で全く問題がなかったのでこれを買ったけれど、アマゾンのレビューでは編みたいものがない、もっさりしているというようなレビューもあったから、流行を取り入れてだんだん新しくしていくものなんだろうね。
実際、編み方を参考にするだけなら30年前の本でもいいわけだから。

 初心者向けの本はほかにもあったけれど、ほんとーーーっに初心者向けで終わってしまうものもあって、そういう本には、ゴム編みで、なおかつ輪にした作り目がのっていなかったりしたので、これは多分、初心者に、毛ぐらいは生えた人向けであろう…。



プレーンで、模様のないものを編むのは、それほど大変じゃないんだよなあ…。問題は、レースっぽくとか、アラン模様(なわ編みとか)っぽくとか、編みこみ模様をいれたいとか、そういうことを考えると突然難しくなるところ。
柄が入ったものも、編めるようになりたい。

カットの腕前

私は、このブログを読んでいる人なら、薄々わかっていることと思うけれども、おしゃれではない
 髪の毛なんか、せっけんで洗ってクエン酸を溶かした水でリンス、何もつけずにそのままドライヤーでゴーーーっ!と乾燥。それも、風量が多いという触れ込みのドライヤーで、マイナスイオン?髪の毛のつや?そんなもの気にしないっ。早く乾くのがいいのよ!とばかりに全力。

 朝は、合計8ストロークブラシを(前、左右、後ろ2度ずつ)かければ終了。
面倒なら、手でちょこちょこっとなでつけておしまいだから、髪の手入れとしては最低限。男性でも、もっとやっている人はいると思うし、女性でこういう手入れの仕方になっている人を私は見たことがない。もっと丁寧にブラッシングするとかくしけずるとかする人が多いだろう。ブローで形をつけたりとか、パーマをかけたりとか、複雑な形に結う人も女性には多い。

 だから、切ってもらうときは、「一番手入れが要らないようにしてください」とお願いして、ショートカットにしている。
18歳ぐらいの頃、一度丸刈りにしたら、涼しいかな…と本気で考えたことがあるぐらい。丸刈りでないにしろ、スポーツ刈りか、自衛隊のレギュレーションカットくらいまで切ったら、涼しいだろうなあと思ったのだが、友達が全員、大反対で「いや、いくらおしゃれじゃないといっても、女の子なんだから、それはやめようや」と説教されたことがあるぐらい、短い髪が好きだ。

長いと固くて太くて多い私の髪は、なんていうか…重たいのだ。一応20歳になる時には成人式で振袖を着用するために伸ばしたので、長かった時期もあるのだが、邪魔だから、と三つ編みにしておいたらいや、もうシメ縄。ずっしり、みっしり。
 これはバラすとたいてい苦笑されるが、自分の髪の毛が指にささったことだってある。

そんなわけで、「手入れが要らないように」切ってくれる1000円カットは、大変重宝だった。
…が最近、異変が。

今まで数年、何の問題もなくそのカット屋さんで切っていたのだが、見慣れない人に当たった。
いつも通り、「手入れがいらないように、このへんとこのへんが、はねるように生えているので、直さなくていいように切ってください」と頼むと、「えっ?」みたいな反応。

 切ってもらうと、なんていうのか…頭の後ろ側の髪の毛が一カ所浮く。ぬらしてとかしなおさなくてはいけないぐらいに。
 下のほうも一カ所、そうなる。だーかーら、こういう風にならないように切ってほしかったのに―。別に切りに行く間隔があいたわけでも何でもない。ただ、切ってくれる人が違っただけ。

次回、行ったときは、元からいた人だった。同じように頼んで、今度は1カ月、全く大丈夫だった。
 となると、原因は切った人なんだよね、やっぱり。いくら私がこういうことに鈍いといっても、さすがにわかる。
私には全く詳細が分からないが、違う風に生えているところを、そういう風に切れる人と、それが出来ない人がいるのだ。

 多分…。例えば、今払っている1000円ではなくて、5000円とか10000円とか出せば、そういうお店のどの美容師さんに当たっても、上手く切ってもらえるのかもしれない。でも、1000円ではな…。あんまり贅沢は言えない。

 一応、名札の番号で指名もできるので、今度から一番新しい人は避けようかな…と思うのだが、さすが1000円カット、誰も番号を指定していない。小太りのユニクロですらない服を着たさえないおばちゃんが、美容師を指名、なんてちょっと、こう…。気おくれがするなあ。鼻で笑われそうだし。

 毎朝10秒で手入れが終わる簡単さと、その時の恥ずかしさと、天秤にかけてどうするかなあ…と私は迷っている。

たこせん

薄い、オレンジ色のえびせんべいに、ソースを塗って青のりをかけた…というおせんべいのことを、なぜかうちの息子は「たこせん」という。
 タコはどこにもからんでないんだけど、学校の夏祭りの屋台に出て、ひとり1枚、タダでもらえるという券が配られるので、この小学校の子は、ほとんど全員、このたこせんを食べるらしい。

 近所の神社の秋祭りに、足を怪我していけなかった時は、「たこせん…」と涙ぐんだぐらい、これが食べたいらしかったので、しょうがない、私は夫がソース味を好まないので滅多に買わないソースを買い、青のりを買ってきて、家で作った。

 「えーー?おかーさん、作れるのー?」ってねえ…。おかーさんがいくら料理が下手だといってもね!!!さすがにこれは作れるってばさ。

 ソースを塗り、青のりをふりかけ、ついでにほそーく絞り出したマヨネーズ。
 喜んで、バクバク食べるんだなこれが。

 子供時代の好みというのは、本当に独特で、例えば昔、近所で物売りのおじちゃんが持ってきていた薄いおせんべいに水あめはさんだのとか、ソースをサンドしたおせんべいとか、死ぬほど酸っぱい梅ジャムつけたせんべいとか、駄菓子屋さんの店先で焼いていた、小麦粉とネギ混ぜたのに、醤油とかつおぶしかけたのとか、寒天でかためた、風船に入ったヨウカンとか、あったな、と思い出した。

 秋に買ったソースが、もちろんまだ残ったままなので、そろそろ消費せねば、というので、もうまた、おせんべい買ってきて、また作ったら、やっぱり喜んだ。
 
 これ食べきったら、ソースの残りは捨てよう。今度はお弁当用小袋とかで買うか。
…と思ったらね?塗ったのがソースじゃなくて、「つけてみそ、かけてみそ」という田楽味噌だったことが判明。

チューブ容器がそっくりなんだもん…。(そっちは買ったのは最近)
 息子は「違うけどおいしい」と。
私も食べてみたけど、ソース味より、好きかも。
 青のりとマヨネーズかかってたら、醤油でもいいんじゃないかなあ。

…っていうか、ソースを消費するという最初の目的から、すっごい外れてるし!

薄着男子

子供の友達が遊びに来て、5時半に帰っていく。
帰ろうとする子に、「忘れ物ない?あ、xx君、上着は?」、と私は声をかけた。
息子の友達は、トレーナーだったのだ。上着は…?

「上着、なーい!息子ー、じゃあねー!」と帰って行った。

寒い格好だなあ…。もう5時半ともなれば、気温は間違いなく一桁、5度、4度、3度。

ふと、その時思い出した。
…いたわ…こういう男子、私のクラスにも。

私が小学校の、4、5年ぐらいだったとき…。確かに森下(仮名)君は半袖、半ズボンだった。
 ついでにいうと、足は裸足で、ゴムぞうりだった。学校指定の、硬質ゴムの青いやつだ。
先生も、うるさいことを言わなくて、体育であろうが、休み時間のドッヂボールであろうが、運動靴でなく、このゴムぞーりだった子が結構いた。そうだ、走るときは、裸足のほうが早く走れるから、という子もいて、裸足のほうが早く走れる子と、ごむぞーり愛用者は、結構かぶっていたと思う。
リレーの時は、ぞうりを脱ぎ捨て、素足で走るのだ(そして大概、とても速かった)。

一年、半そで半ズボンで通した森下君に対抗して、次の年は奥田君(仮名)も、確か…。
うちのクラスで半そで半ズボンを通したのは確かこの二人だったが、隣のクラスの橋本君とか、その隣のクラスの北川君とか…いたいた。確かにいたよ、薄着男子。
 当時の半ズボンというのは、今の膝丈っぽい半パンツではない。もう、ぎりぎりミニマムの半ズボンで、床に座ると中に履いている下着が丸見え、みたいな、とっても短いものだった。昭和50年代の子供というのはみんなそういうぎりぎり短いのををはいていた。形がそれしかなかったのだろう。
 膝下ぐらいの長さのパンツは「バミューダパンツ」という名前で、登場したのはかなり後のはずで、どちらかというと、「長ズボン」のカテゴリに入っていた気がする。ともかく半ズボンといえば短い…のだけれど、不思議なことに、私たちよりちょっと年上、5年から8年ぐらいさかのぼった年齢の人に聞くと、小学校の時の半ズボンは今息子が履いているのと同じような長さだったりする。

多分1970年あたりの「ホットパンツ流行」とともに、男子のズボンも十数年、短くなったんじゃないかと推測しているのだけれども、そんなわけで私たちの年齢は、もう太ももが全部出るブルマと、最低ラインに短い体操パンツをはいて学校生活を送った世代。今考えたら、ほんと短かすぎ。

 息子や、息子の友達がしゃべっているのを聞くと、小学生って何年たってもあんまり変わらないんだな、と思う。そして今日の薄着男子君を見ても。

 「女子」だったころは、ああいう格好で大丈夫なのかなあ、と思ったものだが、男子は「母ちゃんは、馬鹿は風邪をひかないと言っていた」なんていう子もいたものだ。お母さんになってから、そういう子供を見ると、寒そうで心配なんだけど。

 「男子って、本当にもー」
私の中の、女子が、そういったのが聞こえた気がした。

Eテレの腹巻帽子挫折版

Eテレの、「すてきにハンドメイド」で特集されていた「腹巻帽子」。これはどういうものかというと、腹巻…にはちょっと細いけど、形が腹巻で幅が27センチ見当(つまり周りの長さ54センチ)、30センチ+30センチの筒を2色の毛糸で続けて編んで、60センチ長さの筒を作成。真ん中でねじって半分をかぶせて2重になった帽子の形にしてかぶりましょう、というもの。

 紹介されていた毛糸がすごくきれいな段染め毛糸で、私はその糸を実は買った。100グラムとか150グラムとか太さによって玉の大きさが違うのだけれども、どれにせよ、細めで結構たくさん編める。

 毛糸を買うと、近所の毛糸屋さんは、編み図をくれる。その編み図は、Eテレの帽子が、編みはじめと編み終わりがただのメリヤス編みなのでくるりんと丸まっているのに対して、ゴム編みになっていた。
 ゴム編みでスタートもいいなあ…と思った私は、輪に編む帽子を、編み始めた。

…んだけどさ?これが、そのメーカーの毛糸で一番太いものを使ったにもかかわらず、案外大変。これを、つまり30センチ2つ、60センチ長さ編むわけ?120目?(注:一番細い毛糸を使う場合は、目は150目らしい) ぬーーーー。大変すぎる…。というわけで、23センチぐらいまで行ったところで、これ、二目一度して目数減らして、上を絞れば普通の帽子になるよねえ?と、10パートにわけて、2段に1回二目一度して減らして、12目になったところで糸を通して絞ってしまった。



 opalの8本撚り毛糸、150グラムのちょうど半分で帽子が編めた…ということで終了。残りの半分は、ネックウォーマーでもお揃いで編もう。
 
 編み終えてみると、やっぱり腹巻帽子にすればよかったかなあ…という気もしてくる。リベンジだな、リベンジ。
次はもうちょっと違う色にしよう。

クリスマス・オーナメント

クリスマスの飾りとか、オーナメントとか、ツリーとか。

正直に言おう。今年、うちにはそういうものが全然ない。今年に限らず、かなりの年、ない。

 アメリカにいたときは子供の言うなりに、電飾付きツリーを買ってやったし、飾りもした。
だって…安いんだもん…。3000円もあれば、もう、すっごいキラキラピカピカ、ちかちかした、2mぐらいのが買える。
捨てるときも簡単、アメリカのゴミはほとんど分別がないのだ。ゴミ置き場に持って行って突っ込んで終わり。

一応、「生まれた年のオーナメント」から順番に一つずつ揃える陶器メーカーのなんちゃらであるとか、ネズミーランドにある、年号入りの何とかであるとか…を1つずつ揃える、などというのを考えたことが一度もなかった…とは言わない。特に子供が生まれてからは。

でも、結婚以来、転勤、転勤、また転勤。ついでに外国駐在が数回。お互いの実家に置かせてもらっている荷物もないではないが、もう、荷物が煩わしい。

どんなに大事にしているものでも、持ち運びは面倒で、特に季節アイテムはもう…。
 レゴや、プレイモビル、チョコレートのアドベントカレンダーは何度か買ったが、今年はインフルエンザ騒ぎにやられて、12月頭にはないといけないはずのアドベントカレンダーが買えなかった。

 息子はちょっと残念そうだが、その程度。クリスマスには、ケーキと、チキンと、ピザね?でOKだった。
 大体ね、クリスマスは「シェア」の精神と、そしてつまり教会でミサにあずかるっつーのが大事なわけよ、本格的にするならば。
 ミサ?それなに?という状態で、クリスマスなんか祝わなくていいよ、ほんと。(とちょっと愚痴ってみる)

…いや、プレゼントね、出すから、それは。
なんでもいいんだよ、子供はお祭りで楽しげなら。

ブーツに入ったお菓子、買ってくれってねえ、息子…いいけど。クリスマス終わったら値下げになるから、そのときにね!
思うんだけど、ブーツだけとっといて、中身毎年詰め直せばいいんでないか。きっとそのほうが安いよ。
嫌いなお菓子入ってなくていいと思うんだけど。

きれいだから詰めるんだろうけど、金平糖って、余るんだよねえ。

  子供が朝の支度をしながら、クリスマスソングを口ずさんでいた。
 それも、幼稚園とかで習ったのでないやつで、どこで聞いてきたんだ…ってなった。

街も、人も、心楽しいクリスマスシーズン。みなさんもいいクリスマスを。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
ちなみに…これは予約投稿しておいた。
実際のクリスマスイブは、大変のんびりと暖かい部屋の中で過ごし、ディズニー映画なんか見て、子供のリクエストでチキン、ピザ、町のケーキ屋さんのケーキ。定番だな…。

 夜に、一応近所の教会でミサがあるのもわかっていたのだけれども、クリスマスイブのミサは実は嫌いだ…。だって、混むんだよね…。普段、閑古鳥が鳴いているよーな、人の少ない教会のミサ(冬は人が少ないととても寒い)でも、この日だけは、大変に混む。
 どんな理由があるにしろ、ミサに人が来るのはいいことだから、と普段から通っている人は準備のお手伝いなどに駆り出されたりするのだけれども、近くの結婚式場のチャペル(本物の教会ではない)さえ、ライトアップされて夜に開放されるそうだからねえ。来る人には多分あんまり区別がついていないと思う。

 クリスマスが、夏ならなあ…。もっと出かけるんだけど。寒いのが嫌いなのでひきこもりでメリークリスマスだった。
ポケモンGOでサンタ帽子かぶったピカチュウ取ったし、サンタ服っぽいポケモン、デリバードも取ったし。
後は2キロのタマゴから、サンタ帽子のピチューが出てくれば最高なんだけど。

プチ手芸部

子供が幼稚園だったとき、バザーの手作りグループとかでよく一緒になったママ友さんたちと、プチ手芸会を開催…。といっても、おしゃべりの時間みたいになったけど、何がいいって、「こういう手芸キット買ったけど、まだ作ってないんだ」とか、「最近手芸本で見た、これ、やってみようと思って毛糸買ったー」とか、「これ編んだよー」とか、「このビーズのブローチ、作ったのよー」とか、そういう話が気兼ねなく出来るところ。

こういうことやらない人には、全然興味の持てない話だろうし、作ったものを見せられても、なんとコメントしていいか…という感じになってしまうだろうから、「わあ、いいねえ、どのぐらい時間かかった?」とか、「どのお店で買ったの?」とか、話が広がっていく会話になるのはつまり、ある程度趣味の範囲が似ている人なわけだ。

編んだよ、とベレーを見せたら、難しそう…といわれたけど、「実はとっても簡単だよ、今度一緒に編む?」とかそういう話にもなった。
私も、「こういうキット、買ったんだ」と道具付きのキットを見せてもらって、「今度一緒に、やり方覚えよう」なんて話になったりして、それも、お互いこういう趣味があるからこそ、無理して合わせてるんじゃないってことがわかるし、いっしょにやる?とおすすめするにしても、ある程度その気のある人だとわかっていると、いい感じがする。

 こういうことが本当に苦手な人にお勧めするのもなんだからねえ…。
これは、どの位材料がいるか、とか、こないだこういうのを体験教室で作ったんだけど、なんかだめだったー!とか、雑談も全部そっち系なのがいい。

  結局、一番小さいお子さん(1歳半)がいる人の、材料がぐっちゃぐちゃになったの…毛糸とか、リボンとか、アッと思う間にこれだよね、まだこの年ではねえ、なんて笑いながら、もつれたリボンをほどいてスプールに巻き、2色の毛糸が絡まったのを毛糸玉に巻きなおして、おしゃべりして、これから何を作るか、というような話をして帰ってきた。

人が作ったものを見たら、やる気が出るね、また1月になったらやろうね、と言いながら終了。
さびしくなる日もあるけれども、こうやって楽しくできる日もある。

 少しずつ、がんばろう。知り合いがもっと増えて、出来れば親しく時々お茶ぐらい飲める人がもっとできればいいなあ。

久しぶりのポケモン(ゲーム)

散歩のお供にポケモンGOを、というのは変わりないけれども、ついに初めた、ポケモンウルトラムーン。
ポケモン好きのブログ友達がプレゼントしてくれたキャンペーンコードで換金アイテム取りまくり+息子のコロコロコミックのコードで、序盤から大変お金持ちで、自分のキャラクターの髪型をすぐ、変更することが出来た。

大体、ゲーム内だというのに(またはゲーム内だからこそか)髪型変えて、色を変更するのに5000円いる。バトルの賞金が100円に満たない試合も多いというのに、えらく高い。ポケモンを捕まえるボールだって200円するし。失敗が多いから、湯水のようにボールが減るんだけど…。

前作サンムーンの早期購入特典のゴンべは、ポケモン捕獲に大変便利な技を覚えていたのだが、そういう特典が今回はなくて、なかなかうまく捕まらないが、今回資金は潤沢、ボール投げまくりだ。

それと、服も高いけど、前のサンムーンより私好みの服を着ていたので、しばらくはそのままで。
なんせ前回のポケモンの女主人公のかぶっていた帽子は、トサカとしか言いようのない格好で英語圏では「チキンちゃん」呼ばわりだったからな…。

 いつも通り、ふらふらと世界を旅していく主人公。ストーリー展開は前作と大差ない。シールを集めるとか、ちょっと違うところもあるけれど、これはつまり、ルビーサファイヤのあと、エメラルドが出るような、パールダイヤモンドのあと、プラチナが出るような「補完別版」だということなんだね。

眠たくなりながらゲームしていて、そうだ…パラスいたらいいよな…マヒさせること出来るし、眠り粉も出せたっけ…。明日散歩にいったら、パラス取ろう…

って、無理だって。ポケモンGOで取ったモンスターはゲームに持ってこれないから!
 残念…。家のそばに、すごくパラスがよく出る場所があるんだけど。
 
本当に、ポケモンGOのモンスターが、持ってこられたら一番いいのになあ。
  3DS版にそういう歩きながらポケモン取るモードが付いたの、出ないかな。

靴下を2枚

寒いと、気分が落ちてくる気がする。
特に、雨が降っていたりするとそうなる。私が住んでいるあたりは、まだこの季節だと雪ということはないが、冷たい雨がしょぼしょぼ降っていると、外に出るのが本当に嫌になる。

 80年代から90年代のドラマには、主人公が落ち込むと必ず出てくるのが電話ボックスと雨のコンボだったりしたものだけれども、雨に降られて、かけた電話で会話がうまくいかないのがつまり、落ち込む原因で。

 雨に濡れながら、さびしい気分で歩いていると、そりゃもうドラマじゃなくったって、ダメダメな気分になる。
 今…電話ボックスってどこにあるっけね。あんまり近辺じゃ見ないな。

 暑いか、というぐらい暖かくして、体中ぬくぬくして、足もぽかぽかあったかで、甘くて熱い紅茶なんか飲みながら…となると、そこまでは悲しい気分になりづらいことに最近気づいた。

ベッドに入る時も、絶対絶対、冷たいところには入らない。湯たんぽか、電気あんかか、なんかそういうものをいれておいて、温かくなったところに入るのがコツ。

 つまんないことかもしれないけど、毎日絶対、靴下は2枚にしてみた。フリースの靴下の上に、フェルトの上履きを履く。
 足が温かいだけでも、気分が違う感じがする。

たかが、靴下2枚。でも、違う。
 ついでに使い捨てカイロを腰に貼って、15円。
セーターもう1枚追加して、ちょっと動きづらいけど…温かい。

ネックウォーマーもする。家の中でも。

気分が落ちる、悲しくなる…というのはしょうがないけど、こうやってちょっとずつ暖かくしておくと、ちょっとだけ、エッジが和らぐ気がする。
 
10代、20代の若いときは、重ね着をして、カイロを貼っている大人を、寒がりだな、と思っていた。
でも、中年も極めてきて、今、確かに違いが判るようになった。

体温を作り出す機能が下がるんだね…。 そして体温が下がるってことは、気持ちにまで影響するんだ…。
だとしたら、やっぱり大人になっていくにしたがって、こういう方法も身につけなきゃいけないってことなんだろうな。

別に難しくはないところがいい。
靴下を1枚ではなく2枚。
ネックウォーマー、カイロ、長い下着。

新聞の日曜版なんかで宣伝しているエベレストに登っても大丈夫という、温かい肌着、買っちゃおうかな…と思ってネットで調べたら、いや、ものすごく高いものだった。上半分だけで1万円じゃ効かない。16000円とか。

これは、もう10年たったら、考えよう。

年末大掃除をしない。

いや、何もここまではっきり言い切らなくてもよさそうなものだけれど、しない。

今年は、ちゃんと毎日掃除をするようになったという一年で、トイレも、廊下も、リビングも、寝室も、例年になく、ほこりが少ない。体調が悪いときは2日に1回になったりはしたし、お風呂はまだ多分掃除の余地があるうえ、自分の部屋はまだひっくり返っているが、それでも、今から全面的に大掃除をしないと、ほこりっぽすぎて、年末正月休みに入ってから、悲しくなるから…という理由で掃除をしていた年に比べれば、もう全然違う。

一応、お風呂の排水口はすっきりさせた。あともしやるとしたら、風呂のフタと床にカビ取りの出来る、泡の洗剤を吹き付けてしばらくおいてから流す…をやるかやらないかぐらい。そのぐらいなら…やってもいいかなあ…。寒いけど。

でも!リビングとそれにつながる和室の掃除機はかけたし、雑巾がけもしたし、廊下も玄関もトイレも洗面所もいつもどおり掃除機かけてから、濡れたクイックルワイパーかけてあるんだから、大丈夫。寝室…は確かにもうちょっと整理するかな…。でも、床とベッドは問題なしだ。

 別に、年末「だから」といって、掃除するのがいいとは思わない。掃除はもっと乾燥していて、窓が開けられて、水が冷たくない時期にやるほうが絶対いいと思う。でも、なんのせいなのか、年末になると掃除したほうがいいような気がしてくるんだよなあ。

 だから、ここで確認。それほど、やらなくても今年は大丈夫。居心地よく過ごせる程度には、きれいになっているからね。
 年末年始も、普通に掃除する。<多分、これが違う。

今までは、年末年始は掃除なんか絶対やらなかった。何にもしないで次に掃除するのは、もうほこりが増えてきて、我慢できなくなってから。だから、年末とかにまとめて掃除になったんだから。

 毎日おなじよーに掃除しとけばいいだけよね、うん。

おせちの話

おせち料理、皆さんのところでは作るだろうか。

うちでは、義理の実家に行くので作らない。つまり正月は全面的に実家で過ごすのであるから、食べ物は消費して家を空にしていくのである。

家に戻ってくる頃には、もうお正月…というほどでもなく、普通にスーパーもやっているし、どのお店も通常営業。
ただ、2、3回実家に帰らなかった時は、お店のおせちを買ったこともある。

私の実家では、おせちを作る。もう、ものすごーーーく材料をたくさん買い、まずカズノコが高かったという文句や、面倒くさいお煮しめや、ほうろくで炒って作る田作りや…まあ、見本みたいなおせちをこしらえる。
 私の母は、毎年毎年、文句を言いながら作る。黒豆なんか、鍋にいっぱい煮て、近所に配りまくる。あれは面倒なものだし、やわらかく、つや良く炊き上げるのが自慢の秘伝のレシピ…というほどでもないが、40年ぐらい前?もっと前?に新聞に載っていたレシピで毎年作って、そりゃもう、年季が入っているものだから自慢の出来具合、毎年その黒豆を期待して自分の家では作らない…という人が近所に結構いるのである。

 面倒くさいと言いながら、お煮しめなんかもう…大鍋にいっぱい、家族は何人?というぐらい出来るし、栗きんとんは毎年くちなしの実をどこからとってくるか(そして取っておくか)とかうるさいのなんの。いちいち、どの料理にもこだわりと、面倒な手続きと、時間がいる上に、途中で「煮なおして」食べなくてはいけないぐらいの量が出来る。

 私も姉も家を出たから、作る量は多分…減っているとは思うが、ああいうものは減らしたつもりでも案外出来てしまうもので、毎年もう、家の近所の人にもらっていただいているらしい。

 楽しいならいいんだよねと思うのだが、その割に毎回文句を言う。
クチナシの実が今年は手に入らなかった(庭にならなかった、または近所の人からのもらい物がなかった)買ったら高かった、カズノコは何グラムでいくらした、栗きんとんの栗を(この時しか使わない)ミキサーでペーストにするのに何時間かかった…。

文句を聞くほうが嫌ンなってくる。

それに対して、義理の母のほうは、「みんなが食べないものを抜いていったら残ったのはこれだけ」という触れ込みで、1段目に一応、縁起物である黒豆、田作り、カズノコなどが詰めてあり(これは購入する)、残りの部分に紅白なます。
 2段目には、伊達巻と紅白カマボコがずらりと入っていて、3段目には栗きんとんだけが詰まっている(迫力がある)。

みんなに「一応縁起物だから」と黒豆田作りカズノコを配って、その後、好きにカマボコと伊達巻、栗きんとんを食べさせるわけだ。

一段目は1日目だけで紅白なますだけになり、伊達巻とカマボコも、1日目の昼か、夕方ぐらいには「残り」という感じになり、一番長持ちする(たくさん入っているから)栗きんとんだって、3日になれば、もうほとんどなくて、詰め切れなかった追加分が冷蔵庫のボウルから出てくるぐらいがせいぜい。

 私の実家の「まだあるのか…」というエンドレス残り物大会とは全く別の雰囲気で、断然義理の母のやり方のほうがスマートだと思う。
 もちろん、伝統的おせちをこしらえるうちの母はそれはそれで、すごいと思う。
 でも、「後始末」ということを考えると、大家族が1軒の家にどっさり住んでいて、なおかつ親戚が集まって、お店もどこも開いていないから、おせちだけを食べた時代とは、やり方も変わってくるものだと思うのだけどね…。

 いつか、私たちも、「実家」というのがなくなるぐらいになったら…その時はおせちは買うかなあ、という話をしている。

源氏パイとおまじない

あったかい紅茶をいれ、源氏パイの小袋を破り、2つに割ってまさに食べようとしたときに、思い浮かんだこと。
「源氏パイを2つに割って食べると、付き合っている人と別れてしまう」という注意。

…なんじゃそら。
なぜそんなことが思い浮かんだのか。
目を閉じ、周辺情報が思い出せるかやってみる。

がやがやした教室と、制服…中学か?
そうだ。「おまじない」だ。私が、13歳だか、14歳だったころ、こういうおまじないを信じている子は、周りにとてもたくさんいた。

たとえば…
A:好きな男子の靴にこっそり自分の名前の字数のリンゴの種をいれると両想いになれる
B:好きな男子と自分の名前の字数クリックしたシャーペンの芯を、名前を書き込んだハート型を塗りつぶして折れずに使い切れたら、両想いになる
C:夜12時にクシをくわえて合わせ鏡をすると、将来結婚する人の顔が見える

…とかそういう感じの色々。
Aのおまじないは、いろいろと亜種と材料違いがあったものだが、下駄箱の靴の中にリンゴの種が入っていた男子はいやがらせか!と思っただろうと思う。ちなみに、嫌な相手の腰に昆布を巻くと、離れて行ってくれるという逆バージョンもあったのだが、相手に昆布を、それも嫌いな相手に昆布を巻きに行く、またはその人が巻かせてくれる…という条件があまりにも現実離れしていたために、こっちを試した人は聞いたことがなかった。

Bについては、長く出したシャーペンの芯をすり減らす作業は大変時間がかかった(なんせ、山田花子、鈴木一郎だと、合計13クリックだから)。一度、なにこれ?と友達が机に置いていた芯を出したままのシャーペンの芯を親切のつもりで引っ込めたら、えらい勢いで怒られたことがある。私はそっち系統は全く信じる気もなかったので、「紙やすりでやったら?」と提案したが、つまりこれは、塗りつぶしている時間の間に、誰かが気付いて、ハートの中の文字を見れば、誰が誰を好きか…ということは一目瞭然になって広まってしまうので、それなりに相手に自分がいいと思っています…ということを遠回しにでも伝えることができるので意外と有効に働くことも。

Cは、誰かが口伝えにきいてきたのだが、「クシ」は「串」なのか「櫛」なのか判然とせず、さすがに小道具がそこまで違うと効果が出ないだろう…という予測の下、試した人がおらず、効果のほどは謎、という結論だった。

どれも今考えると、とても面白いけれども、多分…この「源氏パイを半分に…」のおまじないは、そういうおまじない群の1つだったのだと思う。源氏パイはハート形だから、恋愛系統のおまじないにはもってこいだ。
 別バージョンに「将来結婚できない」もあった気がするが。

ペパーミントリキュールをいれた、グリーンのゼリーを作って、その周りに、銀のアラザンを飾って「妖精の鏡」を作り、一晩月の光にあてておくと、願い事がかなう、というような、やたら手の込んだおまじないの載った本もあったなあ。

今考えるとそんなものを部屋においておくと、のつくアレが、出るだけに終わりそうだ、とか思うけど。
 一応、信じるほうでいくとすれば、私はもう結婚してるから、大丈夫だな、こうやって食べても。

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    まこ

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