炊飯器でオムレツ
フライパンで作る料理で、特に、オムレツが作れない。卵をフライパンで焼きながら軽く混ぜて、かき寄せて裏返して、「木の葉の形に」整えるオムレツ…というのは、出来たためしがない。
一応、一人暮らしを始めたとき、ここはやっぱり練習すべきかと思ったので、やってみたのだが、炒り卵のやわらかいの…ぐらいにしか出来ず、あとは薄焼き卵を竹串ではがすとうまくいくのはわかったものの、結局オムレツは出来るようにならなかった。
とはいえ、主婦をやっていると、ある程度は料理が出来なくてはならない。卵焼きは、お弁当で毎日作るうち、大変上手につくれるようになった。テフロン加工の四角いフライパンを使い、卵1つにつき、水分大さじ1杯をいれ、その水分に片栗粉を小さじ半分、溶かしておくというのさえ守れば、ちゃんとできる。
なので、うちではオムレツ風のなにかがちょっと、お皿に乗っているときは大概、卵焼き。チーズが入っていたりするが、作り方は卵焼き、ということ。
夫が、イタリア料理店のアペタイザーとか、スペイン料理店とか…あとはアメリカの朝ごはんレストランで、スペイン風オムレツ、つまりハムとか、ピーマンとか、じゃがいもとかが入ったオムレツを食べるとき、「また作ってよ」というのだが、そうだね、と返事はしてみるものの、あんまり気は進んでいなかった。
なぜなら…ああいうものはたいてい、フライパンにくっつくから。
目玉焼きもそうだし、ハンバーグもそう。油をいれて、と書いてあるから、入れはするものの、なんだか、やっぱりくっつくし、目玉焼きは絶対、お皿に移すときに黄身がやぶれる。はがすときに、なんだかそうなっちゃうのだ。
鉄のフライパンを、ぜったいくっつかないように油にならして、焼いて…というような話も、あこがれとともに読んだことはある。絶対くっつかない、フライパンか…。
でも、たいてい、「新しいテフロン加工のフライパン」でない限り、くっつくのが、私の料理。新しいフライパンもそのうち古くなってくるのだからして、そのうち、くっつくようになってしまう。
そんなわけで、私は、「絶対くっつかないほうがいい料理」だけを焼く用途に新しいフライパンを1つ、もっているぐらいだ。
ハンバーグとギョーザは、それで焼く。炒め物とかはほかのフライパンで作るのだ。
…というぐらいくっつく料理な私に、オムレツなんてねえ。
だが、今回のオムレツは、「炊飯器で」作るオムレツだった。
「炊飯器で作るオムレツ」と検索すれば、いっぱい出る。
卵1つに対して、水分(牛乳のことが多かった)大さじ1程度のレシピが多い。そこに調味料と、野菜と、ハムをこまかくきってまぜて、炊飯器にいれて、「炊く」。炊飯器の釜には、オリーブオイルを塗っておくのだそうだ。
…じゃがいも、ハム、ピーマン、玉ねぎをフードプロセッサーにかけ、卵に牛乳と混ぜる。エイ、と流し込んで焼いたら、なんと大成功。さっき夫に食べさせたら、「完璧だったよ」と喜んでくれた。お店で出るのみたいだったって!
でも、うっかりご飯を炊くのを忘れたのは、ちょうどごはんを炊く時間に、オムレツが中にはいってたからだな(笑)。
いいよねえ…。炊飯器料理。
私みたいな、不器用な人にも、成功すること間違いなしのレシピというのは本当にありがたい。
一応、一人暮らしを始めたとき、ここはやっぱり練習すべきかと思ったので、やってみたのだが、炒り卵のやわらかいの…ぐらいにしか出来ず、あとは薄焼き卵を竹串ではがすとうまくいくのはわかったものの、結局オムレツは出来るようにならなかった。
とはいえ、主婦をやっていると、ある程度は料理が出来なくてはならない。卵焼きは、お弁当で毎日作るうち、大変上手につくれるようになった。テフロン加工の四角いフライパンを使い、卵1つにつき、水分大さじ1杯をいれ、その水分に片栗粉を小さじ半分、溶かしておくというのさえ守れば、ちゃんとできる。
なので、うちではオムレツ風のなにかがちょっと、お皿に乗っているときは大概、卵焼き。チーズが入っていたりするが、作り方は卵焼き、ということ。
夫が、イタリア料理店のアペタイザーとか、スペイン料理店とか…あとはアメリカの朝ごはんレストランで、スペイン風オムレツ、つまりハムとか、ピーマンとか、じゃがいもとかが入ったオムレツを食べるとき、「また作ってよ」というのだが、そうだね、と返事はしてみるものの、あんまり気は進んでいなかった。
なぜなら…ああいうものはたいてい、フライパンにくっつくから。
目玉焼きもそうだし、ハンバーグもそう。油をいれて、と書いてあるから、入れはするものの、なんだか、やっぱりくっつくし、目玉焼きは絶対、お皿に移すときに黄身がやぶれる。はがすときに、なんだかそうなっちゃうのだ。
鉄のフライパンを、ぜったいくっつかないように油にならして、焼いて…というような話も、あこがれとともに読んだことはある。絶対くっつかない、フライパンか…。
でも、たいてい、「新しいテフロン加工のフライパン」でない限り、くっつくのが、私の料理。新しいフライパンもそのうち古くなってくるのだからして、そのうち、くっつくようになってしまう。
そんなわけで、私は、「絶対くっつかないほうがいい料理」だけを焼く用途に新しいフライパンを1つ、もっているぐらいだ。
ハンバーグとギョーザは、それで焼く。炒め物とかはほかのフライパンで作るのだ。
…というぐらいくっつく料理な私に、オムレツなんてねえ。
だが、今回のオムレツは、「炊飯器で」作るオムレツだった。
「炊飯器で作るオムレツ」と検索すれば、いっぱい出る。
卵1つに対して、水分(牛乳のことが多かった)大さじ1程度のレシピが多い。そこに調味料と、野菜と、ハムをこまかくきってまぜて、炊飯器にいれて、「炊く」。炊飯器の釜には、オリーブオイルを塗っておくのだそうだ。
…じゃがいも、ハム、ピーマン、玉ねぎをフードプロセッサーにかけ、卵に牛乳と混ぜる。エイ、と流し込んで焼いたら、なんと大成功。さっき夫に食べさせたら、「完璧だったよ」と喜んでくれた。お店で出るのみたいだったって!
でも、うっかりご飯を炊くのを忘れたのは、ちょうどごはんを炊く時間に、オムレツが中にはいってたからだな(笑)。
いいよねえ…。炊飯器料理。
私みたいな、不器用な人にも、成功すること間違いなしのレシピというのは本当にありがたい。