焼きおにぎり
焼きおにぎりは、好きだ。でも、正直、作るのが苦手だった。
アメリカに数年、住んでいて、日本のものがあまり手に入らなかった時にも、カリフォルニア米だの、中国米だのは手に入ったので、ご飯は割と炊いた。しょうゆも買えたから、しょうゆとごはんはあったものだから、おにぎりにして、醤油を塗って焼く、というのもやってみたことはあった。
大体、私の母が作っていた焼きおにぎりは、おにぎりを焼き網の上で醤油を塗りながらひっくり返しつつ焼く、という作り方のものだった。
これがね…。むずかしいんだ…。
醤油を塗ったら、醤油の水分があるものだから、おにぎりが割れて、ばらばらになる。ひっくり返すとなおのこと。網にくっつく…というか、当時は餅焼き用網なんて私の住んでいる街にはなかったから、フライパンでやるのだから、くっついて、こげて、ばらばらで、どう見ても、「焼きおにぎり」には見えない代物が出来る。
醤油を塗らずにしばらく焼いてから、醤油を塗ってなんとか…ぐらいまでが精いっぱい、料理というのはなかなかに、「見ただけではわからないコツ」とか、「下手な人には思いつかないコツ」とかがいっぱいあるんだよねえ…というわけで、結局あきらめていた。
それが、ここしばらく、料理のブログだの、そこからリンクされているレシピだのを見ているうち、「簡単焼きおにぎり」などというレシピに突き当たった。
「簡単って言っても、私がやったらどーせばらばらだってば」と思ったけど、一応、見に行ってみたら、簡単焼きおにぎりのレシピは、ほとんどが、ごはんに調味料を混ぜてしまってから握って、そしてオーブントースターで焼くものだった。
目からうろこー。それと、くっつかないクッキングシートか、くっつかないアルミホイル、または油を塗ったアルミホイルで、と書いてある。ふむ…。この前、新聞屋さんがくれたアルミホイルは、「餅がくっつかない」というのが売りのアルミホイルだった。あれを使えば、いいんでは…。
俄然、やる気になって、トライしてみた。
味噌と砂糖と、醤油と、ごま油、ごまなどを合わせて、ごはんに混ぜこんで、おにぎりに。そのあと、オーブントースターで数分焼いて、オーブントースターのふたを開けて、ひっくり返してもう一回焼く。
夕飯に、白いご飯の代わりに出したら、息子はおいしいと大喜び。ぱりぱりした外側が特に美味しい。これは、私が子供のころに食べた焼きおにぎりの味よりは、ずっと「おせんべい」の味に近いが、失敗しないで作れるというメリットがある。
もうちょっと、味が濃くてもいい、なんていうけれども、そうしたら完璧におせんべいだ(笑)。醤油をご飯を炊くときに入れて炊いたら、もっと簡単かも。
普通に、ご飯を1合炊くときに、当たり前に水加減をしてから、大さじ1杯水をすくいとって、その代わりに醤油をいれて炊いてから、出来上がったごはんに、お味噌大さじ1杯、砂糖大さじ1杯と、ゴマを大さじ1杯入れておにぎりにして、焼いたのもおいしかった。
なるほど、味的には、冷凍の焼きおにぎりは確かこういう味だったと思う。
刷毛で醤油を塗りながら焼くより、ずっと簡単!
あと、こういう味の、焼いていないおにぎりが、大韓航空の機内食で出た気がする(笑)。もうちょっと、唐辛子辛い味がしたけど。
息子がお茶碗2杯ぐらいのご飯をぺろりと食べてしまうのでびっくりだった。
味はある程度ついていれば、どれでもおいしいと思う。やっぱり焼きおにぎりがおいしいコツというのは、「こんがり、ぱりぱりに焼けているところ」だと思う。
コンロで、弱火の遠火で、とか焼くのは難しいからね…。味がもうちょっと、しょうゆっぽくならないかなー。
また作って実験しよう。
アメリカに数年、住んでいて、日本のものがあまり手に入らなかった時にも、カリフォルニア米だの、中国米だのは手に入ったので、ご飯は割と炊いた。しょうゆも買えたから、しょうゆとごはんはあったものだから、おにぎりにして、醤油を塗って焼く、というのもやってみたことはあった。
大体、私の母が作っていた焼きおにぎりは、おにぎりを焼き網の上で醤油を塗りながらひっくり返しつつ焼く、という作り方のものだった。
これがね…。むずかしいんだ…。
醤油を塗ったら、醤油の水分があるものだから、おにぎりが割れて、ばらばらになる。ひっくり返すとなおのこと。網にくっつく…というか、当時は餅焼き用網なんて私の住んでいる街にはなかったから、フライパンでやるのだから、くっついて、こげて、ばらばらで、どう見ても、「焼きおにぎり」には見えない代物が出来る。
醤油を塗らずにしばらく焼いてから、醤油を塗ってなんとか…ぐらいまでが精いっぱい、料理というのはなかなかに、「見ただけではわからないコツ」とか、「下手な人には思いつかないコツ」とかがいっぱいあるんだよねえ…というわけで、結局あきらめていた。
それが、ここしばらく、料理のブログだの、そこからリンクされているレシピだのを見ているうち、「簡単焼きおにぎり」などというレシピに突き当たった。
「簡単って言っても、私がやったらどーせばらばらだってば」と思ったけど、一応、見に行ってみたら、簡単焼きおにぎりのレシピは、ほとんどが、ごはんに調味料を混ぜてしまってから握って、そしてオーブントースターで焼くものだった。
目からうろこー。それと、くっつかないクッキングシートか、くっつかないアルミホイル、または油を塗ったアルミホイルで、と書いてある。ふむ…。この前、新聞屋さんがくれたアルミホイルは、「餅がくっつかない」というのが売りのアルミホイルだった。あれを使えば、いいんでは…。
俄然、やる気になって、トライしてみた。
味噌と砂糖と、醤油と、ごま油、ごまなどを合わせて、ごはんに混ぜこんで、おにぎりに。そのあと、オーブントースターで数分焼いて、オーブントースターのふたを開けて、ひっくり返してもう一回焼く。
夕飯に、白いご飯の代わりに出したら、息子はおいしいと大喜び。ぱりぱりした外側が特に美味しい。これは、私が子供のころに食べた焼きおにぎりの味よりは、ずっと「おせんべい」の味に近いが、失敗しないで作れるというメリットがある。
もうちょっと、味が濃くてもいい、なんていうけれども、そうしたら完璧におせんべいだ(笑)。醤油をご飯を炊くときに入れて炊いたら、もっと簡単かも。
普通に、ご飯を1合炊くときに、当たり前に水加減をしてから、大さじ1杯水をすくいとって、その代わりに醤油をいれて炊いてから、出来上がったごはんに、お味噌大さじ1杯、砂糖大さじ1杯と、ゴマを大さじ1杯入れておにぎりにして、焼いたのもおいしかった。
なるほど、味的には、冷凍の焼きおにぎりは確かこういう味だったと思う。
刷毛で醤油を塗りながら焼くより、ずっと簡単!
あと、こういう味の、焼いていないおにぎりが、大韓航空の機内食で出た気がする(笑)。もうちょっと、唐辛子辛い味がしたけど。
息子がお茶碗2杯ぐらいのご飯をぺろりと食べてしまうのでびっくりだった。
味はある程度ついていれば、どれでもおいしいと思う。やっぱり焼きおにぎりがおいしいコツというのは、「こんがり、ぱりぱりに焼けているところ」だと思う。
コンロで、弱火の遠火で、とか焼くのは難しいからね…。味がもうちょっと、しょうゆっぽくならないかなー。
また作って実験しよう。