俺のキャンディ
スーパーのおつとめ品が入っているワゴンを見ることにしている。
たまに面白いものが入っていることがあるのであんまり買わないようなものを試してみる機会にいい。大体、3割から、4割、安くなっていることが多い。おつまみとか、おやつとか、瓶詰とか、ちょっと珍しいソースだとか、ドレッシングだとか、箱入りのなんとかの素だとか。
今日は、ちらっと私はこの袋の端っこを見て、てっきり「おつまみ系」だと思って手に取った。
キャンディ…?それも、ミルクのキャンディだ。予想外。
なに、この野太い外見。ミルクのキャンディは、好きだ。味覚糖の特濃ミルクとか、カンロの?だっけ、金のミルクとか、結構食べる。でもこのキャンディ、ワゴンに入る前に売り場で見たか、と聞かれると、しょっちゅう行っているスーパーだけど自信がない。
それと、男女差別…みたいな話になるけど、男性で、「俺はキャンディが好きでー」という人をあんまり見たことがない。大体日本の商品で、「私の」なんとか、とつく商品は、おもちゃ=女子向けが多いと思う。(わたしのテディベア、とか。(ちなみにこれは女児向けゲームの題名))「俺の」とつくと、なんとなくだけれども、」食品、たとえばラーメンとかで、ボリュームがあるものが多い気がする。
確か、コンビニデザートに「俺のプリン」みたいな大きいのがあったかも…と思いだした。
けど、このキャンディはそれほどボリュームがあるわけでもない。
味…は、ほかのメーカーのミルクキャンディとそれほど違わないと思う。おいしいキャンディで、なぜこれが、賞味期限が迫っているわけでもないのに4割引きでワゴンに入っているのかわからない味だった。
…やっぱり、この、商品カテゴリと微妙にずれたネーミングが問題?それと、甘いものが好きな女性が買いづらいのも、大いに関連していそう。なぜ「俺」じゃなきゃいけなかったのか…。
ミルクキャンディが好きな男性には、買いやすくてよかったかもしれないけど、やっぱりキャンディの購買層は女性のほうが多いと思うので、やっぱりこれが叩き売られていたのは、売れ残りだからか。
私的にはお得な感じがあったのでよかった。