ベジマイト初挑戦
オーストラリアや、ニュージーランドの南半球の国で、食べているという、「ベジマイト」というものを皆さん、ご存じだろうか。
これはそっち方面に旅行、留学に行った日本人が大抵「おいしくない」と思うものらしい。オーストラリア(またはニュージーランド)は、いいところでご飯もおいしかったけど、あれだけはねえ…というようなものだと聞いたことはあったので、実は興味があった。
ただ、ほとんどの日本人が「だめだこりゃあ」と思うものだということは、私も一口食べてギブ、ということは大いにありうる…というわけで、お土産に一瓶、買ってきて、とは言えずにいた。
ちなみに、カテゴリでいうとパンに塗るものらしい。ピーナッツバターみたいな硬さのペーストだということだった。
今回、ついにそれを試す機会に恵まれた。一瓶でなくて、1パックのもの。どんなサイズというと(写真撮るの忘れた)ホテルの朝ごはんのバイキングで出てくる、個包装パックのジャムぐらい。スプーン2杯ぐらいの量だった。
クラッカーにそーっと塗って、パクっとやってびっくり!塩味。
私はてっきり、この物体は甘いと思っていたのだ。ジャムとか、ピーナッツバターと似てるんでしょ?と。塩辛さ度で言えば、ノリの佃煮ぐらいのしょっぱさ。味は…なんとも表現のしづらい味で、たとえるとするなれば、カマボコにこのベジマイトを薄く塗り広げて、上からイクラを3粒ぐらいのっけたようなカナッペか、オードブルが旅行先で出てきたとしたら、
「ねえ、これ、なんだと思う?」
「よくわかんないけど、ここの名産?」
「慣れたら、おいしいのかもしれないけど、微妙だね」
「うん、一口なら、大丈夫だけど」
…という会話が交わされそうな味。発酵食品らしい。つまり…納豆的な立場?外国の人が納豆食べたら、確かに「なれたらおいしいかもしれないけど、だめだ」に、なりやすいことを思えば、確かにそのあたりに位置している感じがする。
ちなみに、私は納豆のことを外国の人に説明する時に、「牛乳のたんぱく質が、発酵したのが、チーズで、これは、大豆たんぱくが発酵したものだ」と説明することにしている。「大豆の腐ったもの」とかいうと、やっぱり、ウゲっとなる人が多いのだが、自分が知っているものとの関連で考えると、そういう反応が出にくい。
アメリカヨーロッパ圏の人は、ブルーチーズや、ヤギのチーズに刺激のある風味がついているのと同じで、納豆も慣れるまではね…とやると、「試してみる」と挑戦する人が多い。私は納豆をおいしいと思っているし、日本食を一緒に食べているときに、ウゲっという反応をされるのが嫌で編み出した。
ベジマイトも、確かに…慣れるまでは無理系だった。
でも…試して面白い経験だったのは確か。
中年になると、初めて、っていうことは減るものねえ。ちなみに、息子にもお勧めしてみたのだが、息子は頑として一口も食べなかった。
これはそっち方面に旅行、留学に行った日本人が大抵「おいしくない」と思うものらしい。オーストラリア(またはニュージーランド)は、いいところでご飯もおいしかったけど、あれだけはねえ…というようなものだと聞いたことはあったので、実は興味があった。
ただ、ほとんどの日本人が「だめだこりゃあ」と思うものだということは、私も一口食べてギブ、ということは大いにありうる…というわけで、お土産に一瓶、買ってきて、とは言えずにいた。
ちなみに、カテゴリでいうとパンに塗るものらしい。ピーナッツバターみたいな硬さのペーストだということだった。
今回、ついにそれを試す機会に恵まれた。一瓶でなくて、1パックのもの。どんなサイズというと(写真撮るの忘れた)ホテルの朝ごはんのバイキングで出てくる、個包装パックのジャムぐらい。スプーン2杯ぐらいの量だった。
クラッカーにそーっと塗って、パクっとやってびっくり!塩味。
私はてっきり、この物体は甘いと思っていたのだ。ジャムとか、ピーナッツバターと似てるんでしょ?と。塩辛さ度で言えば、ノリの佃煮ぐらいのしょっぱさ。味は…なんとも表現のしづらい味で、たとえるとするなれば、カマボコにこのベジマイトを薄く塗り広げて、上からイクラを3粒ぐらいのっけたようなカナッペか、オードブルが旅行先で出てきたとしたら、
「ねえ、これ、なんだと思う?」
「よくわかんないけど、ここの名産?」
「慣れたら、おいしいのかもしれないけど、微妙だね」
「うん、一口なら、大丈夫だけど」
…という会話が交わされそうな味。発酵食品らしい。つまり…納豆的な立場?外国の人が納豆食べたら、確かに「なれたらおいしいかもしれないけど、だめだ」に、なりやすいことを思えば、確かにそのあたりに位置している感じがする。
ちなみに、私は納豆のことを外国の人に説明する時に、「牛乳のたんぱく質が、発酵したのが、チーズで、これは、大豆たんぱくが発酵したものだ」と説明することにしている。「大豆の腐ったもの」とかいうと、やっぱり、ウゲっとなる人が多いのだが、自分が知っているものとの関連で考えると、そういう反応が出にくい。
アメリカヨーロッパ圏の人は、ブルーチーズや、ヤギのチーズに刺激のある風味がついているのと同じで、納豆も慣れるまではね…とやると、「試してみる」と挑戦する人が多い。私は納豆をおいしいと思っているし、日本食を一緒に食べているときに、ウゲっという反応をされるのが嫌で編み出した。
ベジマイトも、確かに…慣れるまでは無理系だった。
でも…試して面白い経験だったのは確か。
中年になると、初めて、っていうことは減るものねえ。ちなみに、息子にもお勧めしてみたのだが、息子は頑として一口も食べなかった。