ハードorソフト
昨日の日記に書いた、黄金桃の飴は、ハードキャンディ。私にしては珍しい買い物だ。
私が自分のお金でキャンディなんていう必需品ではないものを買えるようになってからこっち、私はずっとソフトキャンディ派だった。キャラメル…とくに「ハイソフト」というキャラメルは一時ものすごくたくさん買った。私はハイソフトに入っている写真のカードをコレクションしていたのだ。
当時、ハイソフトはコーヒーや、ホワイトもあったと思うが、一体何箱買っただろうか。
明治のクリームキャラメルや、ヨーグルトキャラメル、キャラメルでないなら、ボンタン飴に兵六餅、それから最初は「ゼリー」という名前がついていたが、グミキャンディの最初のころのもの、そして色とりどりのグミ。もちろん、ハイチュウもあったし、ぷっちょあたりの複合系のキャンディも大好き。
今お気に入りのキャンディは、塩キャラメルや、小梅ソフトキャンディか、果汁グミか…。ともかくソフトキャンディ。
黒飴、梅干し飴、ニッキ飴、はっか飴、抹茶飴、そして缶入りのサクマドロップ。田舎の子供の口に入る飴というのは、おばあちゃんが缶から出してくれるこういう固い飴が多かった。缶にくっつきかけているのもあったりして。そのあとから、缶入りや、量り売りでない飴が出始めて出てきた飴が、確かバターボールとか、ライオネスコ―ヒーキャンディとか…。どれにしても固い飴だった。
多分…。ああいう飴は「長持ちする」のがよかったのだと思う。当時は飴を2つ口に入れるというのは、「しないこと」だった。
そして、ただ、飴をなめながら黙って座っている…という時もあったと思う。甘さというのは、子どものエンターテイメントだった。
時間、あったんだなあ…。
ソフトキャンディは、噛んで飲み込んでしまうとあんまりもたない。忙しい生活のリラックスに、というような隙間時間のちょっとした楽しみのようなもので、大人になったからなのか、キャンディは、忙しい時間にちょっと食べたり、電車のホームで口に入れることが多くなっている気がする。
ハードキャンディを、買おうかな…。食べたことがないキャンディがいっぱいある。
新しいものを食べることは、脳を働かせるのにいいっていうしな…。買ってくればいいだけなんだから、簡単だし、そして…確かに滅多にやったことがないことだ。
ちょっとした変化。
長い間、やっていないこと。
自分の好みが固まってしまって、考えることや、毎日やることや、楽しみのためにすることが、どうしても同じような事ばかりになる日常に、こういう変化というのは、いい。
あんまり冒険してみる方でもないし、怖がりだし、変化が好きではないという性格もある。
でも、このぐらいなら多分…。
そう思うとちょっと楽しくなってきた。ネットで「ハードキャンディ」なんて検索したりして。
パインアメってのは、私も知ってる。それにオレンジ味があるんだって。
オレンジ味のハイチュウ好きだ。果汁グミのオレンジも。…ってことは多分これもいけそう。
そーっと、踏み出してみる。こんなことでも、変化だから。
ドラッグストアの100円お菓子コーナーに、オレンジアメはあった。
小さいころ、好きだった「いちごみるく」のキャンディのチョコレートバージョンもあった。
知らないものだなあ。
食べて、ブログでレポートするってのはどうかな、うん。
オレンジの飴は、おいしかった(感想になってない)結構味が濃い感じで、酸味があっておいしい。
息子に食べる?と出したら、「鳴らない」と不評。そりゃ…穴が開いてるのはそうだけども、笛ラムネとは別物だってば。
ハードキャンディって、ソフトキャンディを噛んで食べてしまう時と違って、すごく長持ちするので、1袋あったら、余るかも。
べとべとにならないうちに食べないとね。
12神剣!
息子は行ったことがない町だったし、私は結婚の挨拶にはいったけど…程度、そこのそばの観光地は有名なので、あるのは知っていたが、行くのは初めてだった。
名物のお饅頭、海産物、木工細工…。お土産物やさんは、なんていうのか、修学旅行の時かったようなおみやげものでいっぱいで、すごく懐かしい気分。息子は、木刀とか、本物っぽい?模造刀にくぎ付け。…私が小学生のころの修学旅行で、意味もなく男子は全員木刀の大きいの、または小刀程度の小さいのを購入に及んでいたものだったが、さすが、小学生男児。刀がほしいのだね…。
お店でばら売りの、出来立てのまだあつあつのおまんじゅうを食べて、無料のお茶まで飲ませてもらい、お父さん…これ買って、と指さした刀はお侍さんが腰に差す、太刀サイズ。無理無理!
キーホルダーなら、1つ、買ってあげよう。ということで、見始めたら、本当に面白いものがいっぱい。絶対、絶対これは、小学生男児が好きそうな…「DRAGON BLADE」という、西洋風の剣に竜がくっついたのとか、手裏剣っぽいのとか…。それがまた、12カ月の誕生月別ってのが。
私も女児向けなら見たことがあった。誕生石(カラー)の、指輪だとか、チャームだとか…星占いのシンボルが付いたお守りだとかそういう感じの。でも男児向けは初めて見たなあ。
「DRAGON BLADE」と検索するとスマホ向けゲームが出るのだけれど、これはちょっと違う。
これは「12神剣 ドラゴンブレード」というのだ。
裏に、1月から12月の件の名前と特徴がリストしてあるので、ここに引用させてもらおう。
1月☆炎波の神剣:弾け飛ぶ猛火のごとき大炎を沸きあげる剣
2月☆妖闇の神剣:闇の世界に光り輝き、真の道を示す幻の剣
3月☆水魂の神剣:一点の曇りもなく不乱の心に導く平和の剣
4月☆斬月の神剣:月光の流れをも斬り裂く不惑の剣
5月☆封邪の神剣:心の中にはびこる悪を封じる、天が与えた剣
6月☆猛牙の神剣:全てを打ち砕き、全てを飲み込む魔力を与える剣
7月☆翔華の神剣:天に舞う鳥の如き、平和の華を咲かせる剣
8月☆烈風の神剣:全ての悪を一掃する大風を巻き起こす剣
9月☆水弾の神剣:戦乱の時代に水面の如き静けさを取り戻す剣
10月☆乱舞の神剣:群雄乱れ立つ中から覇権をとる力を与える剣
11月☆幻光の神剣:悩める世界を正義へ導く一閃の光を放つ剣
12月☆瀑雷の神剣:乱れた世界を一掃する凄まじい瀑雷の剣
…どうですか、皆さん。
ゲームに出てくる伝説の剣というのは多いから、割と慣れていると思ったけど、なかなかのインパクト。
ちなみに息子は最初、11月の剣を手にとり、これがいい!といったが、途中でパッケージが誕生月別なのに気が付いて、自分の誕生月のにしたようだった。どれでもいいのにねえ。ちなみに表側には、それぞれの剣の名前と、特徴が1つだけ書いてある。
ふーん…。こういうのがいいのね(笑)。
かっこいいーーー。と喜んでたけど、かっこいいのの半分ぐらいは、この剣の名前とこの文章のせいだと思う(ラインストーンの色が違うだけで後は全く同じ剣だし)。この文章は、台紙にしか書いていないので、捨ててしまうから記録として残しておこう。
こんな文章、誰が考えてるんだろうなあ…一般公募だったら面白いのに。
…で、それを買って大喜びして、おいしいものをあちこちで食べ、帰ってきてから帽子がないのに気が付いた。
息子のお気に入りの刺繍の名前入り帽子だったので、かなりしょげていた。
家に帰ってからも、旅行の楽しかったことより、帽子がなくなったのが残念なことが時々、頭に浮かぶらしい。
スマホに取っておいた写真を見比べて、大体、この時点まではあったかも…という時間にちょうどこの神剣を買ったお土産屋さんに寄っている。夫は「そんなもの、出てこないよ、もうしょうがない」という感じだったのだけれど、今これを書く前に、テーブルの上に放り出されていた神剣がはいっていた袋に、お土産物やさんの名前と電話番号が!!!
いっぱい並んだお土産物屋さんの名前なんか覚えていなかったので、無理かなと思っていたのだけれど、名前と電話番号がわかるなら、問い合わせ出来る!
電話をかけたら、あった!お気に入りの帽子だったので、ちゃんと学校名と名前が書いてあったのも幸いした。着払いで、とお願いして送っていただくことになった。ありがとうございますーっ。
お土産物屋さんの店員さん、親切だった。
お土産屋さんがくれる袋なんて、意識したことなかったけど、今回すごく役にたったなあ…。
息子がきっと、目を輝かせて喜ぶだろう。
あの顔を見るためだったら…。私はつい、自分のためにはしないようなことでも、してやりたいと思ってしまう。
子どもには一般的なのか、それともうちの息子だけなのか、感情の起伏が激しいし、うれしいことも、悲しいことにも大人よりずっと大きく反応するからなあ…。
楽しい旅行の思い出についた傷が、バンドエイドを貼って修復できたような、そんな気分。
12神剣のご利益だったりして。
ついにPCが壊れたかも
うーむ。もう本格的に壊れたと思ったほうがよさそうだ。
夫にパソコンを買ってくれ、と交渉、icore7でメモリ8G、13インチのマックブックエアにしてもらうことになった。
わーい。といっても、私はウィンドウズ8.1を使っていたのだけれど、今回買い換えるにあたって、10にしないとだめかもしれない。結構古いソフトも使っているので、OSを新しくすると不具合が出るものが時々あるので、面倒なんだよねえ。
ちなみに、「ゲーム用パソコン」という名目で売っている、もっとメモリが大きくて、ディスプレイがいいのが欲しい、と交渉したんだけど、「そこまでは、出せない」と却下になった。ピンボールゲームって、結構新しいのはパワーがいるんだよね…。まあ、動かないわけじゃないし、STEAMなんかはバージョンを分けて出していたりして、パワーがないパソコンでも走るようにしてくれていいるものも多いんだけど。
でも、最初からicore7のマックブックがいい。と交渉したら、通ったかどうかわからないよね。ブラウズぐらいなら、もっと安いパソコンで十分なんだから。一応、高いゲーム用パソコンからは妥協した扱いということで。ちなみにメモリは16乗せてくれ、というのは却下だった。4か、8で十分だと。まあね…。
普段使うパソコンが電源が入らないとなると、なかなかいつも見て回っているブログが見られない。
そうすると、お返しに訪問してくださる方も減って、順位がどんどん下がる。
まあ、上の方の順位になったからと言って、うちのブログは宣伝のなんとかを全然やっていないので、なにがどう、というわけでもないんだけど。ちなみに一応広告は出るんだけど、これは「無料でブログを作っているから」出るものだから、私になにが手に入るわけではなく、無料でブログを作れるだけ、ということになっている。
お金払って作るほど、いいコンテンツがあるわけでなし!普段の生活だの、思ったことだのを書いているだけだから、これでいいんだろうけど。
パソコンが注文して来るまで結構時間がかかるみたいなので、皆さんのところへの訪問はとびとびになるかもしれません。
ちなみに自動であと一週間ぐらいは更新するんだけど…。
パッと思いついたときに下書きにしておかないと、書きたかった事をすっかり忘れるからなあ…。
仕方ない、気をつけてメモをとっておくことにしよう。
ピンボール実機の旅
つまり、今の時代、ピンボールというのは大体パソコンゲームが多いので、パソコンゲームではないものをそう呼ぶわけだ。
70年代とか80年代の、古くからあって、そうなるともちろん、当時のピンボール台というのは、エレメカ。動く部品も多いし、物理作用を利用して動くゲーム機なので、ゴムに当たって跳ね返るとか、穴に落ちるとか、バネで打ち出されるとか、そういう「機械的」な動きをするので、とても壊れやすいし、メンテナンスが大変。基盤さえこわれなければ、コントローラ部の部品取替えだけで終わってしまうコンピュータが入ったアーケードゲームとはものが違うので、壊れて廃棄になるケースも多く、あんまり古いものは残っていないし、新しいものもゲームセンターには敬遠されがち。
…というわけで、滅多なことで実機を打つ機会がなかったのだけれど、アメリカ滞在中にネットで、ピンボールがどっさりおいてあるところが大阪にある、という話を読んだ。
絶対帰国したら行こうと思って、おこづかいをとっておいたのだけれど、今日、ついに出かけることに。
朝早くから出発して、新大阪へ。新大阪から地下鉄に乗り換えて、心斎橋へ。
地下鉄、といいながら全行程地上を走ってたけど…。
BIG STEP SILVER BALL PLANETという場所。すごかった。本当にいっぱいあった。ピンボールシミュレーターでしか見たことがないものも、版権物で全然そういうゲームにでてこないものも、そして全く見たことないものがどっさり。
噂だけ聞いたことがあった「BANZAI RUN」。縦型の画面のバイクが、ボールを持ち上げて上に運ぶというギミックがかわいい…。
PCゲームでしか見たことがなかった、エイトボールデラックス、スペースシャトル、ブラックホール、ブラックナイト、ファンハウス、ホーンテッドハウス…ウィリアムスの台と、ゴットリーブの台と、スターンの台。新旧のスターウォーズ、スタートレック、インディペンデンス・デイ、バックトゥザフューチャーなんかの映画の台もあったし、KISSのピンボール台もあった。
PSのKISSピンボールは不人気だということだったけど、そりゃしょうがないわ、全然違うしー。というぐらい違った。古いほうと新しい方があって、古いほうは、確かにあんまりギミックのない台だったから、これそっくりに作っておけばよかったのになあ、と思った。
古い台は、ボールがすごく落ちる。多分だけど、バーに置いてある時代のマシンは、ボールが落ちやすい。アーケードに置いてあるようになってからも、結構落ちる?でも2000年ぐらいからあとの台はほとんどが個人向けの販売という時代だからか、1クレジットで結構長く遊ばせてくれる。すごーく最近のものらしい、「ホビット」と、「オズの魔法使い」(多分2013年)も遊んでみた。
すごい…。パソコンの画面が入っていて、ムービーが再生されたりするものだから、それに目を奪われているうちにボールが落ちるという、なんともなことになったけれど、派手で、面白かった。見たことのないJersey Jack Pinballというメーカーだった。
このピンボール台も、見とれて気が散ったりすると落ちるけれど、真面目にボールを見ていれば案外落ちないので、個人消費者むけなのかなあ。調べてみると、老舗メーカーがあんまり作らないので、自分で会社を設立した、というような人が作ったらしい。すごいな…。
PCのピンボールを帰国以来ほとんど遊んでいなかったので、ピンボールが下手になっていて、実機でもすごーーく、よく落として「あっ」ってなること多し。
「ピンボールは実機でないとダメ、PCのシミュレータなんか認めない」という人もいるけれど、PCのものも、私はよく出来ていると思うし、PCの方で打ち慣れれば、実機でも結構、ボールをもたせるのは可能だと思う。でなきゃ、実機を打った経験が昨日まで合計で5回程度、という私が「エクストラボール」とか、「リプレイ」とか取れるわけがないものね。
とはいえ、やっぱり実機がお金がかかるのは確かで、100円で4クレジットという安いものはともかく、100円1クレジットのものが多くて苦戦。200円3クレジットのものもかなりあったけれど、値段のつけ方がちょっと謎?古い順番に安いのかと思ったら、意外と新しいのに安いのがあったり、古いのに高いのがあったり。メンテナンスの都合なのかな。
この前実機を遊んだのはアメリカで旅行したときのホテルにあったのを打った時だけど、2回ぐらいしかやらなかったから、今回はもう、かなり散財して遊んだ。
PC画面だと、盤面自体が小さい。実機が如何に大きいか…大体ベビーベッドぐらいあるもんねえ…。
一番奥のほうなんか見えなくて、ボールがごちゃごちゃそのあたりで動いている時は、一体どうなってるのかわからなかったりする。
コーラの自動販売機があるんだけれども、「ガラス瓶」のコーラが入っていて、がちゃーんごろりーん、と出てくる。自販機についている栓抜きをつかって、ビンをこじあけながら、この感覚、ひさしぶりだな…と思った。おまつりに、こういう自販機が出て、コーラが買えたことがあったなあ。なんて懐かしく思い出した。
2時間ぐらい、3500円から4000円分ぐらい、遊んだら、足が疲れてきて、ついでに集中力も切れて、あっという間にボールが落ちるようになってきたので、あきらめて帰ってきた。ピンボール台をちょっとゆすると、もうちょっと落ちないのかもしれないけど、こういう「動態保存」にしてくれるところは少ないし、実機でナッジをかけたことないので、かけ方の加減もわからないのもあるし。下手して傷みが早くなってもいけないし、他にこんなに遊ばせてくれるところはないだろうから、そーっと遊ぼう…という感じ。
こんなに疲れるまで実機を遊んだのは初めてで、面白かった。まだ遊んでいない台もあるし、また、お小遣いがたまったら、遊びに行こう。
帰りに、マクドナルドへ行って、カルピスシェイクを飲んだ。コップが青に白の水玉なのがかわいい。
こういう期間限定のものは、気がついたらなくなっていて、あー。おいしそうだったのにー。と思うことが多いので今回は試せてよかった。とてもおいしかった。なんていうか、レギュラーのフレーバーになればいいのに…という感じ。しっかりカルピス味。昔から変わらない懐かしいあの味で、そういや、今年はまだ、カルピス飲んでないな…と思った。
ちょっと遅くなったけど、下ごしらえだけはしていったので、帰ってから大急ぎで夕飯。
1人で出かけても、さびしくならなかったし、楽しかった。
あんまり1人で出歩くのは、ちょっとさびしくなるので好きじゃないと思っていたのだけれども、場所と目的を選べば、大丈夫なんだな、ということがわかった。ピンボールは、1人で遊びたいし、自分のペースで休みたいものね。
結構散財したけど、パチンコと違って、お金になる!というような期待値はまったくないので、中毒にもならなさそうだし。
次回は、もうちょっとパソコンで練習してから行く!Attack from Marsも、Creatures from the Black Lagoonも、Black Knightも、すごくよく知っている台のはずだったのに、全然ボールがもたなくて悔しかった。
借金をする人にならなかった理由
そういうブログは、借金をどうやって返すか…というような話とか、グチのほかに、節約のアイディアや、節約レシピなんかがあるので結構面白い。
結構いい生活をしている人のセレブっぽいブログは、「へー」という感じで、うちの生活費とのかけ離れ具合から、あんまり参考にはならなくて、興味深いという理由以外に読むメリットはないが、借金があって、節約必須の場合は、その真剣さも生半可ではない。生活費に出せる分に「予備」なんてない。ある分だけ。ないものはないったらないので、ないままで!というその潔さがいい。見習わなければな、と思うところがある。
生活に無駄を出さない、ぎりぎりの最低限を見極めるのは、なかなかに難しいものね。
夫は、「ああいうのはPVを稼ぐとお金になるんだし、本当ではないことを演出して書いて、金もうけに使う人もいるから、あんまり真剣に本当だと思って読むんじゃないよ」と私に言うのだが、いやー。あれが全部ニセモノだとしたら、みんな文章と構成が上手いよ。
ギャンブル、借金につぐ借金、巻き返そうと思ってまたギャンブルしたり、うまい話に騙されたり、株で失敗したりして、なんでそこでそうなる?と思わせるのが上手いし、さっさと弁護士にでも頼んで借金まとめて、任意整理したら絶対金額が下がるって!と思うのにそれをしないでじわじわ減らない借金を返しているとか、ちょっとでもいいから、仕事を選ばずにお金稼げばいいのにぃい。と思わせるところがあるとか、確かに小説のように読ませるところがある。
まあ…人気が出るブログが何万円も儲かるらしいからね…小説書いて本を出して稼いでいる人と同じようなものだ、といえば同じようなものだし、フィクションだとしても読んじゃうけど。
借金でどうしようもなくなったんで、無料相談に電話かけて、任意整理しました、今働きながら月々3万円返してます、終わり。では確かに盛り上がらないもんね。
借金の入り口に多いのはやっぱりパチンコ。あれはうわさでしか知らないが、5000円あっても、1時間と遊べないらしいではないか…。どれだけ金額の高い趣味か。
結局、光の速さでお金がなくなってしまい、その現実味のなさに「なぜ今、手元にあれだけあったはずのお金がないのか」ということに納得できず、今なら取り戻せるはず、と根拠ない確信をもってパチンコを何度もやると、借金になってしまうものみたい。
私も、「一攫千金」ってすごくいいと思うし、たとえば1万円持っていって、その日のうちに、それが10万円になって返ってきたとしたら、その割の良さにきっと癖になってしまうと思う。
多分、私がパチンコをやる人にならなかった原因は、パチンコをやる前にゲーマーになっていたからだと思う。
なんせ、私のところにゲーム機がやってきた経緯だってひどいのだ。
*…*…二十数年前…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
私のところへ、大変がっかりした友達が遊びに来た。
「あの駅のところの、古本屋の親父はケチだぞ?これで200円だといいやがった」
大きい紙袋いっぱいの何か。
まあね…。古本というのは、買い取り価格があって、私もバイトしたことがあるからわかる。たとえば「ドラゴンボール」は当時1冊どれでも50円から200円の値がついたが、「ときめき☆オレンジ○ード」は、「ただでも引き取るな」と言われていた。紙袋1杯で200円というのは、ありそうなことではあった。
「全部そろってるし、動くし、ソフトも何本もあるのに…」
というので、本ではないのね、ということが分かった。
それ、何?と聞いてみると、それはゲーム機。本体、コントローラ、接続用ケーブル、ソフト何本か。
面白そうだ。当時私は、ゲーム機をプレイしたことがほとんどなかった。実家では禁止されていたし、友達の家で遊んだとしてもそれほど長時間は遊ばなかった。
自分の家で、やってみたら面白いかも、とふと思ったのだ。
「じゃあ、いくらぐらいで買い取ってもらうつもりだったの?」
と聞いたら友達は2000円だといった。当時、ゲーム機というのは2万円ぐらいはしたもので、中古だって5000円ではきかないのが当たり前だった。
聞けば借金があるのだとか。パチンコでお金が足りなくなって友達に借りた…というような借金だったので、それほど心配ではなかったが、私は友達に「じゃあ、お友達価格で3000円で、引き取ろうか」と提案した。
2000円で十分だ、と友達は焦っていたが、私も3000円以上は出さないし、使い方は教えてくれ、ということで、3000円で決着。
テレビへのつなぎ方を教えてもらって(RFアンテナ式だった)、ソフトを入れて…。
シューティングが多かった。ゲームセンターの機械と違って、お金入れずに遊び放題!
私は、すごーーーく楽しんだ。「駅前のケチな古本屋」は5本で200円のソフトを道端の段ボールに放り込んで売っていた。会社帰りにその段ボールを物色し、他のゲームショップも周り、電気屋街へ行き…。数十円から千円ぐらいのソフトは、月給手取り17万かそこらとボーナスがあれば、割と買えた。家でゲームを友達と遊ぶのは、飲みに行くのより、カラオケに行くより、ずっとずっと、安上がりだった。家でご飯を作って食べて、ゲームをみんなでやって。ファイナルファンタジーも、ドラクエも、テトリスも、ファイアーエムブレムも、マザーも初めてプレイした。
友達と旅行なんかすると、月末にサバ缶と米しかない。というような生活になることもあったが、そんな時でもゲームは楽しかった。
30分1時間で5000円消えてしまうパチンコ…。5000円あったら、いいゲームが買える!と、そう思うようになると、ゲームセンターや、パチンコがお金の割に楽しめないと思えてくる。
ゲーム機のゲームには一獲千金の夢はないが、半日で10万円なくなる、なんていう危険もないわけだ。
あれからン十年経った今でも、むしゃくしゃしたときに、私が遊ぶのはパチンコではない。やっぱり、ゲーム。高くても5000円、安かったら200円、またはストック分から遊ぶ。
大人で、ゲーマーというと割と眉をひそめられるところがあるのだけれども、借金をしないで遊べるというのはいいところだと思う。
あの時…。借金のために、私にゲーム機を売ってくれた人はもう音信不通だけど、増えていく借金と、先行きの見えない不安をつづったブログを読むと、あの3000円は、いい買い物だったな、と思う。
パチンコに行って遊んだら、きっと大儲け出来てすっきりするだろうと思う前に、「ボウガントレーニング撃とう…」と思える方が家計に優しい。
怖いもの見たさで、「きっと自分でやっちゃったら、怖くてドキドキするだろうなあ」と、借金ブログを読んでいる私はちょっと馬鹿だと思う。でも…。やっぱりゲーマーになってなかったら、借金でパチンコ、やった気がする。そんな気がしてくるぐらい、ブログが真に迫っているのが、あるんだよねえ。
やっぱり、みんな文章が上手いよ。。
腕時計の選びかた
見やすくて、軽くて、安くて、そして正確。これで十分、というのがまた、2人とも同じだったりするのが面白い。
自分の父親と同じような人を結婚相手に選ぶ人が多いというのは、聞いたことがあるけれど、私にも当てはまるのかもしれないな。特に、こういう実利主義的なところ、父と夫は似ている。
夫のお父さん、つまり義父は大変なおしゃれさんで、持ち物に気を遣う人。夫も義父からもらった時計を持っているはず。社会人になったときお祝いにもらったそれは、かなり高いもので、なんていうか、つまりブランドものだった。
夫は「いや、あれはいいものなのかもしれないけど、重くて」だって。
ブランド時計形無し。父に至っては、電池交換まで自分でしたと言っていた(夫のはまだ電池が切れていない)。
この前、玄関においてある夫の腕時計を借りてみたら、確かに見やすい。そして、軽い。私の時計は、金属バンドのシチズンのカレンダー付きソーラーだったのだけれど、確かにちょっと重いから、このプラスチックバンドのカシオ、確かに軽くて、いい感じに思えた。
疲れている帰り道に、時計を外してカバンに入れたくなることがある…ということは、やっぱり私の時計は重いのか。
私も、同じのを買おうかなあ…。アマゾンで見てみると、時計のスペックが書いてあって、それが重さ18グラム。軽いな…。
この時計の女性用は…ちょっと小さ目で、文字盤も男性用よりはっきりしないが、なんと9グラム!9グラムというと、10円玉2枚分ぐらい。うーむ、軽い。
この商品をチェックした人は…のところには、シチズンのものもあった。実はカシオよりシチズンの時計を使っていることが多いので、見に行ってみたら、こっちは18グラム。倍かあ…。でも、男性用と同じ重さだし。
レビューを見ていると、中に入っているムーブメント部分がどこのメーカーの何番だ、とか型番を書いている人がいる。マニアだなあ…。
【シチズンで14グラム】の時計発見。カシオの9グラムのほうがいいかなあ…。それとも文字盤がくっきりしている14グラムにするべきか。
色で時計を買ったことがある。かわいいから、という理由で買ったこともある。ほしい機能がついているから、と買ったこともあるけれども、重さを見て買うのは、なんだか斬新だ。
カーテンをはずす
家じゅうのカーテンを全部洗濯するのに成功したので、大変気を良くした初夏の私。
リビングのカーテンは、レースのと遮光カーテン、自分の部屋のレースのと、模様付きカーテン、寝室のレースのと3級遮光カーテン…。
窓を開けるのに大変いい季節なので、寝室の遮光カーテンはともかく、リビングも、私の部屋も、いつもはレースのカーテン。リビングなんか、レースのカーテンも閉めていないことが多い。
転勤が多かったので、時々は一戸建てに住んだし、時によっては、隣の建物と接していたこともあったから、カーテンというのは「外からのぞかれないように」閉めるものだった。でも、今、マンションの中層階で、近所にはそれほど背の高い建物もなく、カーテンは純粋に「日光避け」としてしか使っていない。
冬は「防寒」があるわけだけど、今のシーズンはいらないなあ。
これ…厚手のカーテンって、ずーっとつるしておいたら、夏が終わったらまた、洗うよね?でもこれ、夏は使わない気が…。
寝室の遮光カーテンは必要だけれど、今の防寒用カーテンは、もしかしてしまっておけばいいのでは…。のぞかれやすかった部屋の時は、割と夜は閉めていたのだけれど、そういや、この家に来てから、閉めていない。ただ、「ずっとそうしていたから」カーテンを買ってつるしておいたってこと。
冬にしかいらないなら、汚れないようにしまっておいて、夏のカーテンを外して洗って秋から冬…という時についでにかければいいんだよね。レースのカーテンを洗濯後掛けなおすタイミングで。
最近断捨離して、あいていた寝室のプラスチックケースに、冬用のカーテンを全部たたんでいれた。すごい!2メートル半x4メートル弱分のカーテンが、入る!
私の部屋の冬用カーテンも、ちゃんと片付いた。
断捨離したから、しまう場所があいたんだね。すごい。
洗濯の手間も省けるし、なんだかカーテンが白いのだけになって、軽い感じに見えるようになった。これもいいな…
将来の不安
それと同じような話で、私が思うのが、子供に兄弟を作ってやれなかった、ということ。私も若くはない。今から子供を作るとしたら、かなり「人類の限界に挑戦」みたいな話になってしまう。
でも時々、お子さんが4人あるママ友さんと話をしたり、2人のお子さんをつれている家族連れの兄弟が仲良く遊んでいるのを見ると、将来、私たちが死んだら、息子は孤独になるんだなあ…とか思ってしまう。
そこで、ちょっと落ち込む前に、私は毎回、思い出しておくことにしている。
昔も一人っ子はいた、と。そしてそのフレーズさえ思い出せれば、次に思い出すのは、離婚済みの元義弟のこと。
元義弟は、ものすごーーく借金をする人だった。それもかなり簡単に。普通の会社員だったので、何十万の借金を、右から左へ返すわけにはいかない。借金が家族に発覚するのは数百万にふくれあがってからで、数カ所のローン会社から、連絡が入るから。
一度ならず、数度やった。
夫婦である義妹が協力するのは、まあしょうがないとしても、義理の兄である私の夫、同居していた私、義両親、そして義弟の両親と兄弟まで、大騒ぎ。義弟の両親が数百万、出したこともある。義弟のお兄さんが出したこともある。ある程度は、裕福だったようだけれども、うなるほど金持ちではなかったらしく、彼らも困ったらしい。
まあそれはね…1年で500万円、数回持っていかれてみろよ、と思う。老後の蓄えだっただろうに、数千万…というのには多いかもしれないが、1000万以上、パー。それも病気の治療とかなら納得もしようが、たかが飲み会でぱーーーっとおごったとか、パチンコですったとか、そういう話。
今は、もう元義弟がどうしているのかしらないが、こういう兄弟が、こういう子供がいたとしたら、大変だろうなあ、と思う。上のお兄さんはごく普通に家庭を営んでいるのだし、もうこれは義弟の性格としかいいようがない。
息子を見ていると分かる。どんなに一生懸命教えたとしても、耳に届いているのかいないのか、その気があるのかないのかもう、本当に本人の性格というのは出る。かなり小さいころから。子供がどう育つかは全部親の責任みたいな報道もあるけれど、私はどうもそうは思えない。
ある程度までしか、教えられない。そういうものだと思う。
…まあ話はそれたけれども、私にもし、こういう兄弟がいて、連絡があれば毎回、お金を貸してくれ、とかよこせ系の話ばっかりだとしたら…いざ病気だなんだ、となったとき、助けてくれると期待するだろうか。多分無理だと思う。
手続きぐらいなら、してくれないかな…と思う人も多いだろうけど、多分、お金にだらしない兄弟が、そういうことをしてくれるぐらい誠実で実直で手間をかけてくれるかというと、確かに望み薄だろう。
それなら、お金を払って雇った、シルバーセンターの人の方がまし…というものだ。でなければ、ひとりか、ふたりか、こういう非常時に、なんとかややこしいことを頼める友人がいるかどうか…のほうがずっと考える余地はある。
私は、母親と折り合いが悪い。面倒は見るなら義母の方がましだと本気で思うし、しょうがない、今も病院とかの非常時には付き添うけれども、なるべくならかかわりたくない。姉も遠くに嫁いでいて、私よりは母と仲がいいけれども、それでも、「どうしてあんな人なんだろう」と愚痴ることがあるぐらいだから、いざとなったら実家の家でも土地でも売るなり抵当に入れるなりして、お金で人を雇いたいと本気で思ってしまうような人だ。
親子がいつでも仲良く、なんていう話はないし、子供がそばに住んでいる時代は終わっている。子供の生活を犠牲にしてまで親の面倒を見る…というのは無理があるし、みんな行政や、民間のサービスを頼る時代になったのだ。
みんな、将来は老人になる。不安は誰にもある。
兄弟がいない。親戚が少ない。子供がいない。村社会で、群れで暮らしていたころの本能がまだ残っているからなのか、血族が多いということを安心材料にしがちだけれど、この現代に、その安心感が実際の安心になるのかというと、これは運程度の話でしかない。
子供が大変に親孝行(でお金に余裕がある)子になるとは限らないということ、兄弟姉妹が自分と仲良しで思いやりがあるとは限らないということを、忘れてはいけない。プラスも手に入らないが、マイナスではない。プラスマイナス、ゼロで。
戦争で、子どもや、孫を亡くした人だってたくさんいたはずだ。戦争がない時代でも、親の方が長生きしたケースは絶対たくさんあるし、兄弟がない人だって、きっとたくさん、いたはずだから。なんとかなる。そう思って行こうと思う。結婚した相手と、友達と助け合っていければ。
不安に思っていても、何が変わるわけじゃない。頑張ってご飯食べて、ちょっとは運動して、なるべく節約してお金を貯めて、ある程度元気でやっていけるように。
不安になりやすい日もあるな、と自分でも思う。体調が悪かったり、寝不足だったり、ホルモンの関係だったり。そして多分…ちょっと更年期なんかも入っているのかなあ。
落ち込みやすい時は、自分でも気が付いて、ちょっと、一休みできるようにしないとね。
財布の断捨離
財布の中には、野口さんも樋口さんもほとんどいないが、お店のポイントカードだけはいっぱい入っている。(ちなみに福沢さんは、絶対いない)これを今回断捨離してみることにした。
最近、買い物をしたとき、メンバーズカードにポイントをくれるお店は結構ある。Tポイントカードなんか、いろいろなお店で使えたりするし、ドラッグストアのチェーン店なんかもそういうサービスがある。
けれども…実際、私がそういうポイントをもらえるサービスを使うことはとても少ない。ポイントをためて、それが「ものを買えるか、賞品と引き換えに出来るぐらい」たまるカードは、多分…近所のスーパーのカードだけだ。2枚ある。私が通うスーパーは、4軒あるが、そのうち2軒は「格安」なのが売り。ポイントサービスは、導入せず、その分、お客様に還元します、というような注意書きがあったりする。スーパーのカード2枚は、とっておく。
ケーキ屋さんのカード、シュークリームやさんのカード、喫茶店のカード。どれも年間、数回。シュークリームやさんは昔1回、1つもらえるところまで押せたことがあるが、たしかあの時はお友達に箱で持って行ったというようなことがあったとき。…ってことはこのあたりはもらえるほど、たまらないので捨て。
ドラッグストアのカード、3種類。これも正直なところ、年間数十ポイント貯まればいい方だ。50ポイントごとき、一度底値じゃない時に洗剤を買ったらパーになる程度。いらないや…。ポイントに期限もあるみたいだし。
美容院のカード。5年ぐらい使ってない。今切っているところの2倍近く取るのに、大して出来が変わらないもんね。捨てる。
ツタヤのカード。最近私が借りに行くことはまあ、滅多にない。いいや…これも。
Tカードが使えるレストランもあるけど、そういうところに行くときにお金を払うのは大概夫だ。捨て。
コンビニのポイントカード。この種類のコンビニは、アメリカから帰ってきたら近所から消えていた。一番近いところで…ええと…。多分自転車で30分ぐらいかかる。違うコンビニが近くにあるので、多分使わない。捨てる。
保険証、カードタイプ。さすがにこれは要る。
パン屋さんのカード。これが微妙!お誕生日に10パーセント引き…。そして全部貯まると200円分。これが、貯まる年と貯まらない年がある。ここのパン…おいしいんだよねえ…。高いけどさ…。幼稚園のそばにあったので、お迎えがあったころはもっと買っていたんだけど、最近幼稚園に用事がないので買わなくなっている。でもポイントに期限はない。
これは、おいておくか…。
クレジットカード。1枚は私の口座から落ちる私のカード。もう1枚は夫の口座から落ちる家族カード。この2枚はいれておいたほうがいい。
銀行カード。よくあるATMで使えるメガバンク系のカードで、クレカ利用不可の時に使う(かもしれない)非常用。使わないけど、これは何かの時に使うためにあるからとっておく。
クレカ2枚、スーパーのポイントカード2枚、保険証と銀行カード、パン屋さんのカード。7枚か…。だいぶすっきりしたのでいいとしよう。
これを書いた後、ドラッグストアにいった。「XXカード、お持ちですか?」「ないけど、いいです」と答えておいた。こういうと、「お作りになりますか」と聞かれないで済む。楽でいい。だんだん、ものぐさになっていくなあ。
広報委員のお仕事
学校だよりを年に数回作って出す、ということだけはわかっていたのだけれども、「へーーー」となったのが、市内の小中学校で作っている学校便りを交換することだった。つまり、うちの学校で作った学校だよりは、市内の小中学校の広報委員さんと、教育委員会へ、配られる…ということだった。
えー。ほかの学校のも、見たいってことなのかねえ。
そして、学校だよりを、協力して作ればいいだけ…なんだと思っていたのだけれども、「学校だよりを作るコツを伝授します」という講演会も聞きに行かなくてはならないということだった。毎年、こういう題目で講演会をやってくれる人があるらしい。
まあ、そういうコツを知っているどころか、大概全員初めて、という状態で学校だよりを発行せねばならないのであるから、聞きに行くのは悪いアイディアではないだろう、ということで全員参加となった。
見本をもらい、どんな工夫があるかというレクチャーがあって、つまり学校の授業みたいだったので面白かったけれど、一つだけ、広報の存在全否定だなあ…と思ったことがあった。
学校だよりは、「なぜ読まれないか」というアンケートを取ったらしいのだけれど、「売っている新聞と同じように字ばっかりで読む気にならない」とか…。そんなこと言われたってねえ?写真集でも出せというのか。
これ以上字を少なくしたら、夏休みの絵日記かというような状態になるのではないかと思う。
最近活字離れが進んでいるというけれど、本当なんだねえ。これはやっぱり、スマホのように1行の行数を減らし、行間をあけて、カナを使って白っぽくするといいとか、そういう話だったのだけれども。
私のブログも、字がみっちり詰まっているから、「字が多すぎて読む気が起こらない」とか思われていそうだ。
こんなに掃除したことない!新境地?
網戸も時々拭いておくことによって、「すごっ」という真っ黒汚れは雑巾につかなくなった。
床も、まあまあ、掃除機がかかっている日が増えて、すみっこの掃除機が上手く届かないところは、ふわふわのハンディモップで真ん中の方へ掃きよせるという技も、気が付いたら使うようになり、確かにホコリが減っている感じがする。
朝に、玄関、洗面所、トイレを掃除する…というのは、ちゃんと続いているので、洗面所と、玄関と、トイレの床には雑巾がかかっているのだけれど、リビングの床は、掃除機だけ。
断捨離をしていて見つけたのが、フローリング用のドライシート。つまりクイックルワイパーにくっつけて、床を拭くシート。
全然そんなものかけないのに、多分だけど、この家に住むことになったとき、浮かれて買ったんだと思う。
…封も切ってないのに全捨てにしようかと一瞬思ったのだけれど、ここはやっぱり、一応使うべきか…と思って、朝に掃除機をかけた床に、軽くかけてみた。
薄黒くなる。うーーむ。掃除機で取り逃した分があるってことなのかねえ。
一応、うちの掃除機には、「ごみ残しまセンサー」というふざけた名前のセンサーがついていて、ごみを吸っている間はそのセンサーのランプが付く。ランプが消えたら、それはその位置にはもう吸うものがないですよ、ということになっているのになあ。
毎日フローリングに雑巾がけをするという話をきいたことはあったんだけど、「そりゃ、まめだな」以上の感想はなかった。
その人のお母さんも、フローリングとか廊下とか、こう、雑巾がけしていたっていう話で。私は母親が雑巾がけなんかしているのを見たのはつまり「何かをこぼしたとき」ぐらいで、正直必要性は感じていなかった。
でも、ささっと拭いただけで、これだけとれるってことは…。雑巾かけたら違うってことか?
フロアシートの、「ウェットタイプ」は、近所のホームセンターで800円ぐらいした。 たかっ!!!
32枚入っているとはいえ、800円???(あとでグーグルしたら、もっと安いものもあるのがわかった)
しょうがないので、ためしに家で掃除に使っているマイクロファイバーのクリーニングクロスを、水でしぼってからクイックルワイパーにくっつけてみたら、ちゃんと保持出来た。20x30cmぐらいのもの。てきとーに、なでるように床を拭いてみた。
ワイパーの形に、四角く薄黒く汚れる。…これでもとれそうだ。
晴れていたので割とすぐ乾いた。
歩いてみると、違う。
はだしだからわかるんだと思うけど、足触りがちがう。
これは、夏の、おばあちゃんちの、板の間の足触りだ。
祖母と同居していた叔母は、家事が堪能で、マメだと評判だった。
藁ぶき屋根の日本家屋と、台所+ダイニング+風呂トイレが、別棟で、廊下でつながっていた。昔は土間だったという場所が、一段下がった板の間で、その横が玄関、そこを超えると現代風の台所と、ダイニングがある。
家で一番涼しいのが、奥の仏間と、この板の間のところだった。ちょっと薄暗いのが難点だったが、ここに座り込んで、冷たい板の間で本を読むのが大好きだった。あの、つるつるした板の間は、多分…雑巾を毎朝かけていたのだろう。
下に床暖房がある私の家のリビング、つまり多分床は「新建材」とでもいうべき素材だろうし、あの家の、年季の入った板の間とは全く違うものなのだろうけれども…。
でも、同じだ。
つるつるした表面に、雑巾をかけて、ほこりを取ったときの感じ、なんだねきっと。
なるほど…あの感じが、私の実家の廊下にはないのは、「新しい家だから」だと思っていたのだけれども、多分、「雑巾がけをしていないから」だったのだね(笑)。
足の裏なんて、鈍感そうに思えるのに(固くなってるし)、意外と、わかるものなんだなあ。
毎日は無理でも、はいつくばって雑巾かけるより、ワイパー使ってかけたら楽だというのもわかったし、時々、水拭きにしようかなあ。確かに気持ちいい。
自分でハードルあげてる感じもするけど、違いがあるというのが、わかったらやっぱり味わいたい気もする。
ちゃんと干した布団、洗濯したシーツ、おいしい食べ物・・・・と同じ。さらさらした床も。
なくてもいい。いいけど…あったら、やっぱり、あったほうがいい。
私にとっては、掃除の新境地だった。
ダイヤモンドを拾う話
「まこちゃん、ダイヤモンド、拾いに行こう!」
私は本が好きな子供で、もうこの年の頃には小学生向きの本も読んでいたから、ダイヤモンドというものがどんなものかということはある程度知っていた。
とてもうつくしいものであること。
お姫様が身に着けるようなものであること。
めずらしいこと。
そして…とても、とても高いこと。
そしてそういうものが近所に「おちて」はいないことも、ある程度はわかっているつもりだった。
でも、もしかしたら??
ちょうど小学生が帰ってくるかどうか、という時間なこともあり、「早くしないととられちゃうから」と私を急がせるまりちゃんは、つまり
「ともだちがいのある子」だった。
走っていったら、「だいぶなくなっている」とまりちゃんは言ったが、それでもまだ、片手にいっぱい、拾えるぐらいは落ちていた。キラキラ光る、「ダイヤモンド」は確かに、道に落ちている何かにしては、とても珍しい形をしていた。
ほとんどが、立方体か、直方体の形をしていたのだ。
近所の小学生も拾いに来ていた。
「ぜんぶとっちゃうのも、よくないから、あとの人にのこしたほうがいい」と思った私たちは、片手いっぱいの収穫に大変気をよくして、その場を離れた。
まりちゃんの家の、外の水道でそれをきれいにあらって、だいじに持って帰った。
日の光をきらきらと反射して、薄い水色に見えるそれは涼しげで、ダイヤモンドではないかもしれないという疑いは口には出さなかった私も、それがきれいだということには、全く異存がなかった。
お友達にわけてあげたりして、3粒ぐらいまで減って、私の宝物箱のなかに、かなり長く入っていた。
今なら、ちゃんとわかる。あれは、車のフロントガラスが割れたものだったのだと。
でも、あんなにわくわくするお誘いは、あの夏の日以来、聞いたことがない。
毛布を収納
これが、毎回収納にこまるんだよねえ。冬の布団は、円筒形に巻いて、シャツを着せておくという収納方法をネットで読んでからは、ちょうどいい大きさの円筒形洗濯ネットにいれて、ごみ袋にいれて押入れにいれておいたのだけれど、これが、上の方に積んでおくと転がり落ちてくる。
ふっと思いついて、長い座布団カバーを買って、たたんだ毛布をいれてみたら、ばっちり。ちょうどいい座布団に。
冬は、うちでは座布団は不人気だ。床暖房があったかいので直接座りたくなるので、座布団はなくていいということになっている。
でも、夏はあってもいいなあ…。
というわけで、長い座布団が2つ、出現した。中には大きい毛布が1枚入っているのと、冬の布団が入っているのが出来た。
枕になるのもあってもいいなあ…ということで、これは100均でデニム生地を買い(いい感じにストレッチデニムだった)片側を縫い閉じ、片側を紐で閉める形式にしてシュラフのカバーみたいなのを作成して、円筒形にした布団と毛布を押し込んだ。
洗濯ネットに入った毛布をリビングに置いておいても、あんまりもたれたり枕にするには向かないように見えるけれど、こうして布でカバーすると、クッションぽく見えていいな。
リビングに、ソファをかわない?と夫からは提案されていたのだが、長い座布団が、ちょうどソファみたいに使えるということもあるし、どけて掃除をするのにソファより便利なので、しばらくこっちで、ということになった。
子どものころに済ませた方がいいこと
一年生の時には、4本入りの箱入りソーセージを買ってやると大喜びしたものだ。
ほしいのは多分、ソーセージでなく、シールだったのだけれども。
ポケモンパンも、大好きだった。でも、今なんか、「いる?」と聞くと、「もーー!おかーさん!」と照れていやがる。
でも、まだそうめんのピンクのとか、緑のが入っているのは入っていないのより喜ぶ。
「ほねほねザウルス」という食玩も、一時はお年玉代わりにとか、誕生日プレゼントになるぐらい、大好きだったのだけれど、もう今はほしがらなくなった。
ソーセージに、焼き印で模様が付いたのも、「どっちでもいい」ぐらいになった。小学校低学年の時とか、幼稚園の時は、「これがいい」とほしがったのだけれど。
買ってやってよかったな、と思う。私の親は、こういうものが本当に嫌いだった。
合成着色料が入っているものを、必死で排除していたし、洗剤も、「粉せっけん」でないとだめ、体に悪い、というような、かなり極端にそういうものに気を使う人だったと言っていい。
ピンクの桜でんぶ、黄色いたくあん、赤い福神漬け、柴漬け、色付きのそうめん、赤いウィンナー。
このあたりが全部アウト。もちろん、常温保存のウィンナーなんて毒物扱いで、給食にそれが出た時、私がどんなに感動したか…。
食玩なんていうものは、お金の無駄(まあ、これはわかる)、駄菓子も、全面禁止だった。
だから、なんだろうか。私は今でも、駄菓子が好きだ。
焼き印つきのウィンナーも高野豆腐も、実は喜んで買った。「ねるねるねるね」なんか、息子と私のどっちが喜んでいるかわからないぐらいだった。
ラーメンのスナックも、ぱふぱふしたコーンスナックも、ソース味のあられも、どのぐらい魚介類が入っているのかわからないフライも…。あと、小さいドーナッツとか、チョコの入ったマシュマロとか、シュワシュワ泡が出るラムネとか…。
姉も、私も、こういうものが大人になっても食べたいのが残っている他、姉は2人の息子に、がちゃぽんを時々やらせた理由を「小さいころ、全然させてもらえなくて、いつか…と思っていたから」と語っていたし、粉せっけんで、真っ白のものを洗うと、今のは知らないが、昔のは蛍光増白剤が入っている合成洗剤にはもちろんかなわなくて、何年か着続けているようなものの時は、並ぶと自分のだけ、黄ばんでいるというようなことになったのが気になった…という話題は、盛り上がった。
カップ麺が素晴らしいものに思えるというのも、姉と私共通だ。
カップ焼きそばなんか、社会人になるまで食べたことがなかった。
これ、買う?と指さした箱入りウィンナーを、「ううん、いらなーい」と断った息子をみて、やっぱり、子供のころに、こういうものは食べておいた方がいいんだなあ…と思った。
駄菓子も、食玩も。多分カラーのそうめんも、ほしがらなくなる日が来る。
ねるねるねるねも、「えー、いらないよー(笑)」という日が来るだろう。
体に悪いという人もいるけれども、時々、ちょっとだけなら、いいかなあ、と思うのだ。
禁止されたら、初めて食べた後にやめられなくなるから。
ねるねるねるねの2色のを、一緒に作った午後。おぼえておこう。
2枚は無理だ
ミニマリストと言われる人は、2枚しか持っていないとか、そういう話も聞く。
たとえば、下着は、1枚をはいて、もう1枚は洗濯に出ているので、収納場所自体がいらない、などという話を聞くと、すっごいなあ、と思っていた。
でも、この雨の時期、濡れて帰ってきてから気が変わった。
無理ー。たとえば、午前中買い物に行くとする。帰ろうと思っている時、雨が降った。
傘はあっても結局ちょっと、濡れる。まったくカラカラの状態で帰ってこられるぐらいの雨ならいいけれども、梅雨とか台風とか…だと結構、濡れる。帰って、お昼ぐらいに着替えをする。
ここまではいい。でも、そのあと、夜お風呂に入って着替えるとき、パンツが足りなくなる。
パンツ1=洗濯機に入っている。
パンツ2=さっきまではいていた
パンツ3=洗濯したばっかり
…とこうなっていれば、新しいパンツがはけるが、パンツが2枚しかない場合、「昨日の夜着替えてから、朝まではいていたパンツをはく」か、「さっきまではいていたのをはく」の2択になるからだ。
または、濡れて帰ってきて着替えた時、脱いだ下着をすぐ洗って乾かす。という作業がいる。
半日で、雨の日に乾くか…というと、微妙だよねえ…。
洗濯物が乾いていないというシチュエーションも考えると、最低数は「3」ではなくて、「4」かもしれないという気もしてくる。
室内でも、24時間干せば、大概乾くから、5枚はいらないだろうけど…。
雨の日に外に出かけることが年に何回あるんだよ、濡れて帰ってきたらすぐ洗って、ドライヤーで乾かせばいいじゃーん。と言われると、確かにそうかもしれないと思うけれど、年に1回ではないと思う。多分、少なくとも数回。
子供の送り迎えは習い事も減ったから、少なくなってはいるけれども、やっぱり湿気た服を着ているのはどれにしてもいや…となると、やっぱり、ミニマルでも3、4枚ほしいな、と思う。
やっぱり自分からいかないとだめなのかも
4月末にランチしてからこっち、全然連絡を取っていなかった。
一応、ラインの交換はしていた。ラインは、PTA役員に当たったので使うようになった。
ライン相手には、このママ友Yさんと、広報委員全員、それから夫と、習い事の先生が入っている。
もう…あんまり連絡くれないしなあ…。あんまり気が向かないのかなあと思ってちょっと、気分が暗くなったのだけれど、割と間口の広い人だし、付き合いやすい人なのだから、もしかして杞憂かもなあ…という気もしたので、「最近どうー?」とラインを送ってみた。
軽く、何回か近況報告をやりとりしたあと、「今、Tさんと一緒にいるんだけど、来る?」とお誘いが。
Tさんは、私も知っている人で、幼稚園のバザーの手芸グループで何度も一緒になった人だ。会えば話せる人だけれど、3年ぐらい前かな、仕事を始めるのだ、という話になってから、あんまり時間が合わなくて、疎遠になっていた。
一応日本に帰ってきたときに、Tさんにも一言連絡は入れていて、「また近いうちにお茶でも」「そうだね」ぐらいのやり取りに終わっていた。
ここはやっぱり、行くべきでしょう!なぜ私も最初から誘ってくれなかったか、なんてすねている場合ではない。
「今、出るわ!店はどこ?」と聞いたら、よくランチに使ったことのある店だった。自転車で10分。
そう…化粧っ気もないし、服も万年、普段着と余所行きの区別がない私のこと、Tシャツ、ジーンズ、日焼け止めのパーカー、ということは、パーカーはおれば出来上がりだ。日焼け止めは洗濯物干すときに塗っていた。
ついて、テーブルに合流したら、「早っ」といわれ、「まこさんて、フットワークが軽いよね」と言われてしまった。
「普段着と、外に出る服が同じだからねえ」と答えておいたけど。
「今日も二人ともきれいにしてるねえ…」といったら、日本人らしく、「いやそんな」ってなってたけど。
この2人は、私がどんな格好をしていても、平気で一緒にご飯を食べてくれる人だ。
Tさんは、「この組み合わせで会うと、素直に話が出来るのが、いいのよね…」と言ってくれ、Yさんは、「気楽に会える人は、たくさんいるわけではないから」と。
ま、まずいぞ。私はちょっと気を使っておかなくてはうっかり、いらんこと言うかもしれんからな…。
とブレーキを掛けながら、話をする。
Tさんは、仕事をやめたそうだ。なるほど…。それで今、ランチに誘っても行けるわけだね。
全員、同じ年の男児もち。「ああ…うちもそうだよ…」という話になる。
手芸の話とか、学校の話とか。なぜ、仕事を辞めたかとか。
Tさんがしみじみと、「やっぱり、時々は外に出ないとだめよね、全然気分が違うわ、ランチ出来てよかった」と言っていた。
彼女もやっぱり、私ときっと同じなのだ。専業主婦で、一番下の子が小学生。家事だけして、家にいたら、なんていうかこう…気分が上がらなくて、落ち込む時もあるんだろうな。
ちなみにYさんは、下のお子さんがまだ幼稚園。7月、9月はバザーの準備が入ってきて、忙しい時期だ。下手をすると、バザーの2週間ぐらい前には、週に4回とか幼稚園に行くことになったりするので、こつこつと準備をしておかないといけない。彼女にとっては幼稚園のカレンダーに沿って生活するのは6年目、勝手知ったるスケジュール…というわけで、今取り組んでいるバザーで売る品物の見本なんか見せてもらった。おお、今年もかわいいねえ…。毎年出る手作り品は、大人気で、結構売り切れる。細かい細工物とか、刺しゅうのブローチとか、ピンとか…。
私も、こういうものをちょっと作ろうかな…という気分になったし、話は面白かった。今回は私も、「ああ、いわなきゃよかったのねー」と後から思うことはなかった。
毎回、ちょっとしゃべる前に、一度止まって「気を付けよう」と思っておこう。
こういう気の置けない人と話すときに練習しておくと、どうしても話をしなきゃいけない気まずい人と話すときもちょっとはましになるかもしれないし。
久しぶりにランチして、楽しかった。 Tさんとラインの交換もしたし。
今度から、時々は声を掛けよう、自分から。
誰かが誘ってくれないかなあ、なんて待つよりもね。
ダメなら、断られるだけ。…でもこのYさんて、本当にいい人なんだよねえ。
きっとTさんも、ランチするなら、まずYさんと、と思ったのだろうな。
裏で、どんなことを言っているかわからないような人、とは絶対思われないのがYさん。
人のいいところを見つけるのが上手くて、欠点を見過ごすのがうまいというか…。
会って話すと、ほっとする人だと思う。
こういう人に、なりたいなあ…。
梅のキャンディ
学生の時に、私が持ってくる梅干のおむすびは、山歩きをしても悪くならないのでいいのはいいんだけど、味が酸っぱすぎるので、食べない人は食べなかった。「オレ、これ好きだ、おばあちゃんのと味が一緒だ」と笑ってくれた人の顔を私はまだ覚えている。つまり、市販の梅干に慣れた人は食べられないぐらい酸っぱい梅干。
1人暮らしになったとき、スーパーの梅干は試した。甘い…。はちみつ梅干とか、そういう名前のものも、多分、違うもので味付けしてある梅干もあったけれど、どうも違和感が。(今はそういうのでも平気だけど)
アメリカに初めて行った時は、祖母の作った梅干を持っていったのだが、これは長持ちした。多分昔ながらの塩分どっさりだったからであろう。2年経っても、味は変わらず食べられたぐらいだった。多分なくなりさえしなければ、3年経っても5年経っても食べられただろうと思う。
だから、私にとって、「干し梅」とか、「梅味」とかのお菓子は、割と「お菓子」としてはありだけれど、梅干といわれるとなあ…というものだった。一つだけ、「梅干し純」というのだけは、本格的に酸っぱいと思うけれど、後は割と、ウメ味のお菓子。
ハードキャンディを買ってみるという試みの第一弾として買って見たのが、干し梅がまるごと、べっこう飴に埋まっているという【味覚糖 点心梅飴】というもの。甘い梅干と思うと、「えーーべっこうあめー?」となるんだけど、梅味のお菓子というカテゴリだと、かなりおいしいと思う。予想外にべっこう飴と干し梅のコンビがよかった。
そして、種まで入っているので、なめ終わってからもしばらく口に種を入れておくと、次の甘いものが食べたくならない…というのもあって、一つ食べると長持ちする。
近所のドラッグストアで108円なのもあって、リピートして2袋目を買ってしまった。
ただ、内容量が少ないのが問題か…。持ち歩いても、べとべとしてくる前になくなるという考え方もある…ということで、この飴はまたリピートしよう。
いや、リピートしたらだめなのか。新しいものに挑戦するのが目的なんだものね。
小さい財布にする
今使っているのは、この街に引っ越した時に買ってもらった財布で、二つ折り。
お金を持ち始めたころは、がま口程度で十分だった。滅多にお札なんてもっていなかったからね…。数枚あるとしても、たたんで入れてしまってOKだった。
カードだって学生の頃は一枚も持っていなかった。
学生の頃は手ぶらで行動するのが好きで、荷物がない時はポケットに小銭を突っ込んでいるのを、友達がやめたほうがいい、と財布をプレゼントしてくれたのがきっかけで、財布を持つようになり、私はずっと財布をおしりのポケットにつっこんでいた。そのままずっときて、長い財布はちょっと試してみたことはあるが、なんだか重いので、すぐやめた。
子供が生まれてから、カバンは必須になった。赤ちゃんを連れていると、色々なものを持ち歩かなくてはいけない。
その数年を越えることで、はじめて私は「カバンを持たずに外に出ると変な感じがする」という癖が付いた。
それまではプライベートで外に出るときは、ポケットに財布とハンカチだけ、持っている。というのがいいと思っていたのだから、これはなかなかに、大きい変化だった。(ケータイは赤ちゃんうまれてから、持った<遅い)
何万円もする財布を、ステータスとして持つ…という考え方の人もあるのは知っているが、私も夫も、そういうのをやらない。
ただ、形は使い慣れたのがいいというのがあるので、その時手に入ったもので値段はいろいろだ。100均にいいのがあった時は使ったし、今使用中のやつは、うっかり百貨店で買ってしまったため、10000円ぐらいした。大体1000円から3000円ぐらいのものが一番多いと思う。
この大きさより、小さくなるかな…。と思ったとき、私はこないだ断捨離をはかったとき、たんすから出てきた財布の事をおもいだした。もう10年以上前に買った、「フェリシモ」という通販の財布。パーティとかに持っていくハンドバッグが小さい時、財布が入りにくくないですか…というふれこみのもので、そういうバッグにも入る財布、ということで売っていたもの。
その時持っていた「よそいきのハンドバッグ」が確かに小さかったので、買った財布。
私の財布にしては珍しく3000円ぐらいしたので、数回使ってきれいなまま取っておいたのだが、色も明るくてバッグの中でも探しやすそうだ、ということで、今の財布の中身を移してみた。
ちなみに、今フェリシモをチェックしてみると、おなじものはないけれども、小銭入れがもっといい感じになったのが売っている。これがだめになったら、買おうかな…。
これまでの財布は黒っぽくてカバンの中で探しにくかったけれど、この財布は黄色いので、目に付きやすいのがいい。
それと、数日使って見たけれども、小銭がたまらないように気をつけておけば、このサイズで十分だった。
特筆すべきは、これはパンツの前ポケットにいれても、邪魔にならないということ。
エコバッグだけ持って買い物にいける。2つ折の財布は、前ポケットに入れておくと自転車こいだら落ちるし、おしりのポケットも、座っていると落ちて座席に残ってしまうという事故があるので、すっぽり入って落ちないサイズなのはすごくいい。
おまけに、持っているものでなんとかなったので、お金もいらなかった。
一応ネットで検索してみた感じだと、「小さい 三つ折り 財布」というのが多分使いやすい検索語だと思う。アマゾンには1000円ぐらいのもあった。
カードは保険証は持って歩くのをやめて、「クレカ2枚、銀行カード1枚、ポイントカード3枚」だけいれて、お札も、5枚か、6枚か…というあたりが一番たくさん入っている時、という状態なので、いけるけど、もっとたくさん持ち歩く人なら、だめかもなあ…とは思うけれど、小さいポシェットにも入るから、身軽に出かけたいときに。
これと、スマホと、ハンカチだけ。
断捨離の一種、といえるんだろうな、これも。
いつか、スマホで全ての支払いやポイントが管理できるようになったら…ほんとにスマホだけで出かけられるんだろうな。
ちょっと楽しみ。何年ぐらいかかるだろう。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
いつも、拍手ボタンを押したり、コメントを入れてくださったりするみなさま、ありがとうございます。パソコンの調子が悪くて、新しいのがなかなか届かず、皆さんのところにお伺いするのがほとんど出来ていないんです、申し訳なです。ちなみにブログの記事は前々から予約投稿してあるので勝手に更新するんですが…。暇をみて、ゆっくりお伺いします。
日用品のストック
1つは、蛍光増白剤が入っていない、安いもの。普段は228円ぐらい、底値は158円だった。
もう1つは、蛍光増白剤が入っているもので、汚れが残らないとか、黄ばみが出にくいとか、そういう触れ込みのもので、298円、これは底値が248円だった。
体操服とか、真っ白なものを洗う時は、蛍光増白剤入りを使用。普段は安い方を使用していた。
で…1年アメリカに行って帰ってきたら、洗剤の値段が全然変わっている。
安い方の洗剤の値段が、全然安くなくなっている。値上げをしたらしい。重さが変わっているわけでもないようだけれども、278円が、普段の値段。底値は今のところ、248円か、228円のどちらかだ。
高かった方の洗剤が、普段の値段が248円。そして底値が198円!!
というわけで、前まで安かった方の洗剤の使用をやめた。
気を付けてみておくと、割と198円で高かった方の洗剤が買える。
こういうのって、結構変わるんだな…。
あとは、生理用品。これも、使っていたものがなくなっているような…。モデルチェンジするとわからなくなるんだよね…。
ストックも、あんまりたくさん置かないようにしようと思っているのだけれど、足りなくなったときにすごく嫌なものでもある。大きさ別に数種類おいておくほうがいいんだけれども、小さいのは大きいものの代わりにはならないところがなあ…。
あ。そうか。トイレットペーパーみたいに、ちょっと予備に別のところにとっておいて、夜とかになくなったら、それを使って次の日に買いに行けばいいのか。そうしよう。
ストックをついつい、いっぱい置いておくと、どうしても物を入れるところがごちゃごちゃになってくるから、ストック分を減らすというのはいいアイディアだと思うのだけれど、絶対足りなくならないぐらい取っておきたいという気分もあるんだよね…。
タオルとか、フキンも、こういう傾向がある。あと、アイスノンとか、頭痛薬とか、調味料とかも。
近所にちゃんと、買いに行けるところがあるんだよ、ね。つい、雪がすごくたくさん降る地方に住んでいた時(しかも赤ちゃん連れ)とか、一番近くのスーパーが20キロ先だったアメリカ時代とかのことが忘れられない。ストックというのは、そういうところに住んでいると大事なのだ。特に自分ですぐ、買いに行けないとなるとね…。
アメリカの洗濯洗剤の液体は、ものすごく大きいのがあるからなあ…。重さ10キロぐらいあるんじゃないの?と思う洗剤ボトルがあった(巨大)。
たくさん入っていると安いのは、どこのものでも同じ。しょうがないから、小さいのを最初買って、あとから大きいのを買い、夫に詰め替えてもらって使っていた。
ちなみに愛用していたのは、一番安い(ウォールマートブランドの)Purexだった。日本では、TideとGainが人気があるっぽい。コストコで買えるとか。でもあの大きさのビンを置いて置ける気がしない。アメリカでは洗濯機とボイラーがおいてある小部屋というのがあったので、その部屋に洗濯洗剤と洗濯機と、乾燥機と、ボイラーだけがある、という状態だったのだけれど、「洗濯室」なんて日本の住宅事情では無理だもんね。
それを考えると、毎日でも行こうと思えば買い物に行ける…一人で、好きな時に行けるというのは、すごくいいな、と思う。
そしてお店には、いつもストックがある。日本のお店はかなり品ぞろえもいいし、品切れも少ないものね。
目指せ、少な目のストック。物が少ない家の方が絶対、掃除も整理も簡単、というのを忘れないようにしないと。
おなかの風邪
おかゆなんかも作ってみたのだが、食べるとともかくダメで、リンゴジュースもダメ、というぐらい。暖かい麦茶はOKだった。
2日めも、何にもいらない…と言いながら寝ているのを見ると、心配だ。熱もある。
夫が、おみやげに、とゼリーを買ってきて、ゼリーが大好きな息子が食べてしまった…けど、最近のゼリーって、カラギーナンとか、寒天が入っていたりするからね…消化が悪いのでは…と思ったのだけれど、私も微妙に風邪がうつっていて説明が面倒くさかったので、リンゴジュースとゼラチンでジュースを作っておいた。「こっちにしといて」と。
次の日には、リンゴのすりおろし、たべる?と出したら、小さいころは文句言わずに食べたのに、テクスチャがいや…とかわがまま言うんだからもう…。薄切りを出して、「しっかりかみ砕くのよ!」と出しておいた。
他のものが何にもいらない、ゼリーなら食べてもいいけど、野菜スープいや、とかわがままだなあ、と思っていたら、夫が、ガツンとお叱りを出したので、黙ってスープは飲んでくれた。
もー。心配。今日もおかゆはイヤだというのがなあ。しょうがないから、夫と私で食べちゃったけどさ。(割とおいしかった)
米っぽいもので、と思って、家におやつに買ってあった三色だんごを1つ、出してやったら食べたけど。
あとは、半熟卵は、食べたし、まあ今日はこれでしょうがないか…。
明日は元気になるかなあ。4日目の今日。ロタとかノロとか、しばらくやってないし、ここまで風邪が長引いて熱が出ることも少ないのでやきもき。
ちなみに私はなんとか動けるぐらい。熱はなく、食欲もないが、おかゆはOK、微妙にダイエット?
夫だけ、まだなんともないので、夕飯は作っているけど。このままちょっとずつよくなって、体重がついでに減ったら言うことないな!と言ったら、苦笑いされた。
もうちょっと食べられるようになったら、白身の魚とかも出すかな…。
おなかの具合って、熱と違ってはっきりわからないし、なかなか、どれなら食べられるとかわかりづらいんだよね…。
まあ、2、3歳のころと違って、おなかがすいたと泣くのに、食べさせたら吐いた頃よりましか。
私も、早く寝よう。
自動氷作り機
けれども、実はこれ、取り外してしまって使っていない。
大体、使い方がわかんなかった。水はどこからいれるんだっけ…的な。
だってさ?今まで私が使ったことがある冷蔵庫はみーーんな、冷凍庫に製氷皿を入れて置くタイプだったんだもん…。
ちなみに、冷蔵庫のメーカーのサイトの質問コーナーを見ると、「三日に一度は掃除をしましょう」とか書いてある。
…それ、めちゃくちゃ面倒くさいよね?
いや、一週間に一度、というのもネットを見ているとあったけれど、暑いのに冷蔵庫あけて、わざわざ取り外して洗って、また水いれておく?
私はやらないな…と思う。それなら、ふつうに冷凍室に製氷皿をおいて、氷をいれる入れ物も用意しておいて、製氷皿から外していれて、へってきたらまた外して入れて…おくほうが楽だ。
3日に一度!みんなまめなんだな…。
と思っていたら、やっぱり「カビがはえる」とか「汚れのようなものが混入する」とかいうのもあるらしい。
そうだろうねえ…。多分だけど、掃除しないとそうなるんだろうな。自信と共に断言しよう、私の家のも絶対そうなったと思う。
…というわけで、うちは30年、40年前と同じように製氷皿を使用中。
100均ので、細長い氷がとれる(ふつうの製氷皿の倍の大きさ)のが、ひねったときうまく取れるので愛用中。
今日、広告に、この自動で氷を作るところのクリーニング用品が出てきたので、いろいろ調べて、これを書いたのでした。
楽よ、製氷皿、ほんとに。
ぐるぐるタオル
何度も取り換えるより、もっと長持ちさせる方法はないかなあと思ったとき、ふっと思い出したことがあった。
大草原の小さな家の、ローラが初めて汽車にのって、お母さんと、妹たちと、ホテルについたとき、ホテルのタオルが、輪になってかかっていて、全員が乾いたところを使うことが出来た…と書かれていたっけ、と。(多分「大草原の小さな町」だと思う)
うちのタオルかけは、輪になっていて、どこかが外れるわけではないので、タオルを輪にぬいつけてしまうとかけられない。
端にスナップをつけてみたらどうだろう…ということで、手芸用品入れを発掘、無事、ハンマーと治具で取り付けるスナップを発見。
15センチ幅の細いタオルなので、2つでいいかな、と思ったら、スナップが5つ入り。2枚が両端、1枚は真ん中に1つ。
これで、タオルのちょうど使われやすい位置をずらすことができるようになった。
使ってみると回しているのは私だけっぽいけど、確かに湿っていない部分を使用出来て具合がいい。
ローラの物語は1880年ぐらいだけど、いやー。150年近くたっても、参考になる。
豚肉の手柄
固まり肉を使ったのだけれど、やっぱり安い肉だったからなのか、それともこういうふうに出来上がるものだったのか、かなり、脂が多い。
息子はおいしい、おいしいと大喜びで厚切りを食べるのだが、私と夫は、薄く切って食べた。
おいしいけど、案外脂っこいね…。というのが、私と夫の感想。
残った分を次の日に、細かく切って、野菜炒めにした。
豚肉をいためてから、にらとニンジンとシイタケをいれて、最後にぐるっとしょうゆをかけて。
いつもなら、これはごま油とかサラダオイルとか、手元にある油をフライパンに入れて作る。
なんだかこってりして、近所の中華料理店の野菜炒めみたいな味だった。
「今日の野菜炒め、すごーくおいしいけど、これはやっぱり、まこ、あの何とかの素とか使った?」
そう…料理が上手くない私は時々、市販の材料を用意してこれを入れたらすぐ出来上がり!というようなものを使うことがある。
「ちがうんだよー。今日のはね、多分豚肉のせいー」
ちょっとうれしい。
残りの豚肉を、よーく焼いて、脂を出してカリカリにしてから、息子に出した。これも好評。
フライパンに残った脂を、牛乳パックの底を切り落とした皿にいれて、冷蔵庫にいれておいた。
そのあとも、炒め物を作るとき、スプーンですくって、フライパンにラード投入。
これだけでもおいしく出来た。
体に悪いかなあ…と思って、あんまり動物性の脂を取らないようにはしてるんだけど、このぐらいなら…。
溜まった分をとっておいただけで、数回使えたし、それで確かにぐっとおいしくなる。
これで野菜炒めがおいしくたくさん食べられるというメリットと、動物性脂肪で体に悪い…というのが相殺してくれるといいんだけどな。
ローストポークは、今度はもうちょっと、脂身の少ないお肉でこしらえよう。
OG会
子供が幼稚園にやっとあがった…というお母さんたちは、習い事だとか、趣味だとかを追及する時間は、そのころまでほとんどないと言っていい。ともかく小さい子供というのは手がかかるし、ひとりで出かけるというのはなかなかに難しいことではあるし、お母さんの趣味にはお金なんてかけられない…というおうちは多い。
大体、おかあさんたちの人間関係というものも、滅多に会わない学生時代の友達…はみんな結婚出産転勤であちこちに散り、知り合いといえばもう、子供関連の「ママ友」だけ、という人もかなり多いので、人間関係を少しずつ作っていく機会=親睦目的で、お母さんたちの、おしゃべりのニーズを満たす=ストレスが減る、という効果も期待されているのであろう。
そんなわけで、お金のかからないクラブ活動というのが幼稚園に用意されていることがあるわけだ。近所の幼稚園には、絵を描くクラスがあるそうだし、バレーボールチームがあったりする幼稚園もある。
活動時間は、主に子供が幼稚園に行っている時間帯で、終了と同時にお子さんお迎え、幼稚園から一緒に帰るという、なんとも便利なことになっていることが多い。
3年間、お世話になったのが、コーラスクラブ。これのOB会をあつまってやる、というので出かけてきた。
私がお世話になっていたころの人達で、今も現役という数人は現役組の席、私が全然しらないOB組が10人ほど、それから、私と同時期にいた人が何人か。
お菓子を食べ、お茶を飲み、定番の歌を歌って、久しぶりに歌を歌ったな…と思ったところまでは、まあよかった。そのあと、どの歌が難しかったか、というような話もする。大体、音楽を趣味でやったことがない人でもバレーボールクラブじゃなきゃこっち(文化系がこれ、運動系がバレーボール)みたいな話になっているのだから、オタマジャクシが読めない人も入ってくる。
すると…耳コピで歌えるようにするしかないわけで、アルトとソプラノ2部合唱になると困難が生じてくる(特にアルト)。回数をこなして、覚えてなんとかするしかないわけだが、お母さんたちの中には、高校の時コーラス部だった!(それもコーラスで有名な学校)なんていう人も混ざっていたり、それこそ、音大出身の人がいたり。実力バラバラ、声の出具合ももちろんバラバラ。義務教育の音楽以来初めて、という人だって入っているはずだ。
音符が読めない人は、上手い人を頼りに、歌うわけだね…。で、私は、この人はうまかったねえ、と話題に出したわけだ。
するとね、みんなが、ああ、あのひと…というので、出してくる話が、お洋服と、靴と、カバンのブランドの話なんだね。
私には全然わからなかった。
いや、毎週会ってたのよ?練習は毎週あったんだからして。
同じ人間を見ているわけよ、でも、靴が、どこのヒールだったかなんて、ほんっとに気づいてないの。
みんな、みただけで靴のブランドがわかるんだ…。
お洋服も、どんな服を着ていた人だったかなあ、なんて全然覚えちゃいないわけよ。
そりゃ、ビキニとか、割烹着とか珍しいものを着ていれば、私も多分印象に残るだろうけど…。そんな珍しいものを着て幼稚園に来る人はいない。
そして、その人はとてもきれいにしていた、という話なんだけど、お母さん方ってほとんどの人がきれいに着飾っているようにしか、見えなかったしなあ。(私は例外)その人だけが特別、力を入れておしゃれをしていたかどうかが、見分けられていなかったらしい。
ただ、声の質がとても素晴らしいアルトだったことは覚えている。音楽的でよく響き、のびが良くて、出にくいはずの低音がとてもクリアだったし、オクターブ以上の跳躍が出てきても、絶対音程が揺れなかった。初見が早くて、調号を読むのが上手く、転調しても絶対大丈夫、私が初見でおたおたしている時も、合わせておけば絶対、間違えないで済む…という大変頼りになる人だったのだ。
わからなくなったら、その人の声を聴けば、回復出来るという、大勢でコーラスするときに実に、実に助かる人だった。
でもほんとーーーに、どんなお洋服だったかとか、靴だったかとか…全くおぼえてねえー。っていうか、コーラス部って、スリッパはいてたよね、練習室では。そりゃ靴なんて覚えてるわけない…んだけど、みんなはそのあとのお子さんお迎えとかの時の靴を見てるんだねえ。
その人の声はいい声だった。本当に。頭に思い浮かべることが今も出来るほど印象深かった。中高とコーラスをやっていて、多分そのあとも歌っていたという話は聞いたことがあったからね…。
別に私が落ち込む必要はない気がするんだけど、でもなんだか話を聞いたりしたりするとき、普段使わない回路を使って、とてもくたびれた気がした。ひとりだけ、違う世界が見えている…のじゃないな、ええと、一人だけ、見えてないのか。
こういうのって、自分に何かが欠けていることを思い知らされているような気がして。
ちょっとこう…。落ち込んでるんだなあ、うん。
ガラスピッチャー
確か、これを前にやってみようと思ったときは、息子が幼稚園に行きはじめて、毎日お茶を持たせるようになる…という時だった。
「おちゃ、いや。おみずがいいノ」と3歳の息子のセリフ。
まあ飲むのは間違いなく息子…ジュースを入れろというのは禁止だが、水は禁止じゃなかった。というわけで、麦茶のために買ったポットだのなんだのは、全部、使わないままとなった。
浄水器の水を、冷蔵庫の氷をいくつかいれた水筒にいれれば、それでOK。楽ちんだったのだが、この前、息子に言われた。
「おかーさん、お茶、入れてくれない?」
いや、そりゃいいけど。麦茶でいいのか、と聞いたら、それでいいらしいので、ティーバッグの麦茶を水に入れるという方法で、お茶を常備しておくようになった。
遊びに行くときや、習い事に行くとき持っていきたがったりするので、いつでもある方が便利だしね。
家に毎日あるとなったら、なぜか夫まで麦茶を飲むようになった。なるほど、なければ飲まないけど、あれば飲むんだね?
まあ私だってそうだもんね。
となると、ポット2本で、1本目が切れたら2本目を出す、1本目に新しくティーバッグと水を入れて冷蔵庫に入れる…という2本入れ替え方式にするほうがいいかなというわけで、1本はピッチャーで、2本目は1.3リットルのプラスチックの容器にいれかえていた。注ぐときはピッチャーの方が便利なんだけど…。
これが、一本目のピッチャー。ガラスで出来ていて、すとーんとした形。プラスチックのフタが、かぱっと外れるのが簡単だし、これは私の手が入るぐらい口径が大きいので普通のスポンジで洗えるのがいいところ。
欠点はと言えば、フタがゆるいので、倒したらダダもれ、ってこと。でもこれは今年から冷蔵庫の上の段をとっぱらったのもあって、たてて入れて置ける場所が増えたから、大丈夫。
これ、もう1本ほしいなあ…と思ったのだけれども、買ったのが前のことすぎて、どこで買ったか、不明。
…とはいえ、私がこんなものに300円以上払ったはずはない。多分、100均出身だ。
自転車でたどり着ける100均は、「100均コーナー」を含めて、6カ所。そのうち2つはダイソーだから、商品構成は似ているだろうから、1つだけ回ればいいとして・・・・。1軒ずつ回る。まあこれじゃなくても
1:手を突っ込んで洗える
2:フタを取るときに、「ぐぐぐぐ」とがんばらなくてもいい
3:1リットルぐらいは容量があって、冷蔵庫のポケットに入る(2リットルは重くて取り回しが悪いのでいや)
…という条件を満たせば、 他のでもいいのだけれど…と思いながら、回ってみた。
2リットルなら、手が入るという条件は簡単になるのだけれども、1リットルとなると、結構口が小さいものが多い。びん洗い用のスポンジって、うっかりおいておくとカビたりするので、使わなくていいのなら、そっちのほうがいいんだよね…。
セリアには、そっくりだけど500mlというピッチャーがあった。うーむ…。半分はなあ、少ないよねえ…。
3軒回って、4軒目がダイソー。普段一番よく行く100均なんだけど、あったかなあ…と思って後回しにしておいたんだけど、普段は見ない食器売り場を見たら、あった。
あらら、ここだったのか…。一番最初に来ればよかったよ…町中走っちゃったじゃないか…。
そして、なんと200円だった。あーらら。まあ、便利なのはわかってるしねえ…。使い勝手もいいことだし、200円でも、いいか…。
ネットでレビューしている人を見たら、口のところからもれる、という人がいたけど、多分だけど、その人は注ぐときに、フタの向きに決まりがあることに気づいていないんだと思う。ビンの中に、ふたがはまり込む形になっているのだけれども、ふたの「切れ目」の部分をピッチャーの注ぎ口に合わせないとそうなる。
あと、熱いお湯を急に入れたら割れる、というのもあったけど、これは確かに耐熱ガラスではないので、水出しではない、お湯で煮だしたお茶を沸かしたてでいれたら、そうなるだろうな…と思う。こんな大きい耐熱ガラス製品が、300円以下で買えるわけないやね。
200円なりに、使える。割れないように大事に使おう。
スプラトゥーン同梱版買った
スプラトゥーン同梱版、届きました。
アマゾンが独自でセットにしていた、アームズのソフト(カートリッジ版)もついでに届くという、悪い言い方をすれば、「抱き合わせ販売」ってやつで、チャーム3つがセットになっているのが売り。
本家任天堂が売っていたスプラトゥーン同梱版だけで届けてくれるのは、あっという間に売り切れて、乗り遅れて予約できなかったので、次善の策ということでこうなった。
もちろん、任天堂は時々スイッチを本家オンラインショップで売るのだが、焼け石に水というか、10分で売り切れになる始末、もちろん前もってお知らせがあるわけではないから、そういうものを買おうと思うとネットに張り付いているしかない。
私もそこまでは、リロードしながら待つのも時間がもったいないし、夫も仕事があるので、その手はあきらめた。
アームズが発売日に届いたので、散々遊びながら、スプラトゥーン同梱版を待っていたわけで。
色違いのコントローラもかわいい、1台目は息子が誕生日プレゼントに買ってもらったものだったが、この2台目同梱版は私の「クリスマス前倒し」なのだった。(すごーく前倒しだけど)
てっきり、ソフトはダウンロード版だと思っていたのだけれども、なんとびっくり予想外のカートリッジ版だった。
ステッカー付きだけど、これどこに貼ろうか。
もともとカートリッジ版を1本買い、どっちの本体にダウンロード版を入れるかとか、それともプレインストール版なのか、と話し合っていたのに、本体同梱版もカートリッジ版だったので、どっちで使っても、同じだねえ、となった。
私はもともと、カートリッジを入れ替えるのが嫌いなので、なるべくダウンロード版でと思っていたのだけれど、しょうがない、デフォルトの1本はこのスプラトゥーンに決定だ。
2台持って分かったこと。
コントローラーは、本体にさすときに、もともとついていたのとは違う本体にくっつけると、そのまま認識して使えてしまう。左右さえあっていればOK。これはいちいち認識させなきゃいけなかったwiiのとは違って便利。
これ…好きな色のにしたくなるなあ。
交代しながら遊んでるけど、全員で遊びたくなるなあ。据え置きのwiiUを2台、とは思わなかったけど、これは携帯機的使い方もするから、複数台買ってしまう気がする。
次の同梱版が、もっとかわいければ…とは思うけど、実は同梱版本体といっても、違うのはコントローラ部分の色だけだった。
本体とか充電スタンドとかに、プリントが入ったものがあったら、もっと買いたくなるだろうな。
出そうなのは、たぶんだけど、マリオ、ゼルダ、どう森、ポケモン、ってとこだよね。ポケモンはポケセンだけでしか買えないパターンだろうから、やっぱりどう森同梱版か!
…だめだろうな、今回買ってもらったし。どう森が出るとき、同梱版買ってー、といったら、却下!って絶対言われる。
体を拭くシートを試してみた
大体昔はあんまりこういうものがなかったように思う。
昔…山歩きとかをしていた、20代の頃は、沢の水で顔を洗ったことはもちろんあったし、タオルを濡らして首にかけたり、帽子を濡らしてかぶったりしたし、キャンプの時は川で水浴びだってした。でも、こういうものは使わなかったのは、なかったからかなあ…。
これがなぜ、目に留まったかというと、日焼け止めでSPFの高いものを使うと、お風呂のせっけんでは取れない感じがするので、メイク落としを探していたとき、シートタイプのメイク落としが目について、楽そう…と思って買ったらば、そのあとから、おすすめ商品として通販の画面に出てくるようになってしまったからだった。
ちょっと、メイク落としシートとは傾向が違う気がするが、しょうがない、多分「同じカテゴリの商品」に分類されているのであろう。
男性用のすっきりメントール系、女性向けのお花や果物の香りのするもの、肌にやさしいもの、あせも防止の薬用、そして介護用の大判??もう、なにがなんだか…。どれにもそれなりに愛用者がいるものらしく、どれのレビューを読んでも割といい感じだった。
この手のもので、昔使っていたのは赤ちゃんのオムツを替える時につかう、おしりふき。あれなら数年お世話になったことがある。おしりふきという名前はともかくも、あれはつまり「ウェットティッシュ」として便利に使ってしまったものだった。別に気にせず手もふいた。顔は…あんまり外では顔は拭く機会はなかったような…。でも口の周りがよごれたら、それで拭いたことはあると思う。
こういう時に、まず試すのは私のデパート、100均。
パウダーが入ってない、アルコールと香料と水分いりのシートが30枚100円。まずこのあたりからか…。
サンリオのキャラクターの柄だった。昔「キキララ」といっていたキャラクター。なつかしいなあ。
ついでに、「メイク落としシートのふた」というものもゲット。これは、テープになっているウェットシートの上にプラのふたを貼って、使いやすくしましょう、という商品で、「ウェットティッシュのふた」という名前の商品よりも小さいもの。
これは便利そうだ…再利用出来そうだから、今度旅行に行くとき携帯用ウェットティッシュにくっつけよう…。
朝、起きた時に、汗っぽいのでこのシートで体を拭いてみた。パウダーなしというだけあって、サラサラにはならないし、うーん。ちょっとべとつくかな…。確かに、いい匂いはするけど…(せっけんの香りだって)。
とてもシャワーが浴びたくなってしまった。だめだ…。シャワーしよう…。
そりゃ、本物のシャワーに勝てるわけないよね…。3分間で、もちろん自分がせっけんの香りに…なるにきまってるわな。
お昼に、外から帰ってきて、汗ダラダラ―な時にもう一回試してみた。
確かに…拭かないよりまし。でも、水道で顔を洗ってしまった方が、やっぱりさわやかかもしれない。
もしかしてサイズの問題なのか?と思って、タオルを絞って体を拭いてみた。
んー。背中まで拭こうと思うと、このサイズ(20cm四方ぐらい)ではやっぱり不足だな…。
介護用だと、30cmx55センチなんていう特大があるみたいなのだが、携帯用のおしゃれ用品では20cmから25cm四方ぐらい。
それと、これ、外でお仕事している人が会社に戻ってきてから化粧室とかで首筋とか、顔とか拭くのにあるのかもしれないけど、これで一生懸命拭いちゃったら、化粧取れるよね?首はそれほど塗ってないけど、顔は拭いたら、化粧やり直しか…と思うと、それならいっそ、ばしゃばしゃ洗顔しちゃっても同じなんでは…。
専業主婦で、家に帰ったら、いつでも大きいタオルでおしぼり作って(熱いのとか)がしがし顔を拭けるとか、洗面所で周りを気にせずばっしゃばっしゃ顔が洗えるとか、それどころか朝でも昼でも、シャワーが浴びられるとか…水がもったいないとしたら、バケツに水を汲んで、手桶で体にかけるとしたって、これよりずっとさっぱりする方法が使えるとなれば、いらないものだった。
うーん、残念、新しくて面白そうなものだったのに…。
なんとなくあきらめきれずに、角質が取れる美肌シートとかいうのも、1つ、買ってしまった。これは、汗ふきシートをたくさん出しているメーカーの商品だった。まだ、試していない。(試したら、またブログに書きます)
こういうシートが役に立つ時…。それはつまり、「水がほとんど使えない時」か、「旅行の移動中で、さっぱりしたい時」かなあ。
でも、「水が使えない非常時」まで、このウェットティッシュ、取っておけるんだろうか。
ネットで見てみると、さすが…こういう災害非常時用の商品も出てきた(介護用大判と似たようなものだった)。パッケージをあけなければ、2年半とか、とっておけるそうだ。個別パックになっているものの、個別パックだけ、あけていないものは、4カ月もつらしい。
…どこかにひっかかるものがある。私はこれと似たような商品をもっと安くで、どこかで、それも、取って置けるタイプのを見た。
100均の、(また100均か、という突っ込みはなしで)旅行用品コーナーにあった、携帯用タオル。
直径2cmぐらい、厚さ1cmぐらいのタブレットみたいな形をしていて、ペットボトルのキャップ1杯分ぐらいの水で十分、濡れタオルに(といっても、不織布だけど)なるもの。
濡らさないといけないけど、非常時でも、飲み水が配られるような状況は多いので、そこからキャップ1杯分なら、こういう用途に出せる気がする。あれでいいんでは…確か100均で個包装20個ぐらい入っていたはずだ。
これのもっとデラックスなのは、ディズニーランドなんかのお土産になっているのをみたことがある。水につけると広がってハンドタオルになるもので、空気を抜いて小型のニベアの缶ぐらいの大きさに固めてあるもの。こっちは300円ぐらいして、再利用出来るコットンのパイルのタオルになるもので、必要となる水はもっと多いだろうけど…
…っていつのまに、この話は非常時の話になったんだっけ。
そうだ、旅行にウェットティッシュを持って行って、すっきりする話。
香りつき、パウダー入りも、一度は試そうかな…。
男性用の、30cm角の大判汗ふきシートも、気になる。
まずは、この100均のシートを使い切ってから。
サクランボのパックで
これがポリスチレンでないなら、でろーん。ってなって終わりだが、そうなったら、アルミホイルごと捨てればいいのだ。
…と思いながら待っていたら、無事縮まって、ちょっと丸まってから、また平らに戻った。
じゃーん。というわけで、プラ板と同じ遊び方が出来たのでした。
印刷だし、すごくきれいに出来上がった。ちょっと、波打っているところが残ったけど、十分。
自分であんまり絵が描けないので、こういう完成形がいい感じになるものは好きだ。
小さかったころ、これと同じ仕組みのアイスクリームのふたがあって、近所の子がもっていたのをうらやましく眺めたのを思い出した。サンリオのキャラクターが描かれていて、すごくかわいかったが、うちには、ポップアップ式のトースターしかなく、なおかつ買ってもらえるかもしれないアイスは、大抵は、一番安いやつに限られたから、手に入る望みは、まずないものだった。
プラ板、まだ好きだ
新しいパソコン!
新旧とも、MacBookAirの13インチで、同じもののはずだったのに、bootcampをいれて、ウィンドウズ化するとき、ウィンドウズ8を新しいほうは受け付けてくれなくなった。全然動かない、立ち上がらない、というガーンな事態に。
このままだと、大きくてきれいな文鎮状態になってしまう…ということで、夫にヘルプを頼んで、ワイプしなおしてもらい、工場出荷状態に直してから、windows10を入れ直しにするのに、丸一日ついやした。
…というわけで、はからずもwindows10にアップグレードになってしまいましたとさ…。
まだ音楽ファイルとかも戻っていないし、クラウドにおいてあるものも多いのだけれど、何とかブログぐらいはいつもの環境でみられるようになった。
今回は最初から、キーボードにシリコンカバーも付けたし、画面にブルーの光をカットするというフィルムも貼った。
音楽CDを読み込みなおして、mp4だったファイル形式も、新しいものに変えようかなあ、と考えているところ。でもそれをやると、何枚CDを読み込むことになるのやら…。内蔵ドライブがないので、外付けからだし、1枚1枚…。うーん。
でも、クラウドドライブからダウンロードする手間だって似たようなものだし。
あまりにも古いパソコンにそっくりすぎて、新しいパソコンという感じがしないのがちょっと残念。
あと、なんとなく嫌なのが、スタート画面のところに並べて置くタイル。
前までは大きさは、「小、中、横長、大」とあったのに、小と中しか選べなくなっているものが多くなっている。
8.1では4種類選べるのに、なぜ10で2つしか選べないんだろう。この変化を入れる意味って何?
時々しか使わないものを小さく、よく使うものを大きく置いておきたいのになあ。
*…*…*…閑話休題*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
土用の丑の日だったらしいけれど、私は、絶対土用の丑の日にだけはウナギを食べない。なぜかというと、その日だけ、絶対高いから!
どうせなら、数日なり、数週間ずらすなりして、安く買いたいと思う。何百円も違うんだもの。
なんとなく、あの宣伝に乗せられて、余計なお金を払うのが悔しい気もする。
うなぎはおいしい。おいしいけど…土用の丑の日でなければ、もうちょっと値段も下がる、または同じ値段で多めに買える。夫も、その日に食べたいとは思わないようなので、うちでは丑の日は食べても「うどん」だな、ってことになっている。
「う」がつけばいいんだから、と。
こういうところも、家族での意見があっていないともめるだろうな…と思う。
こんなものに、高いお金使って、と言われる、その日に食べたい派の人とか、高いから、と節約してずらすつもりが、、丑の日といえばウナギに決まってるだろうが!と言われる私みたいな人とかが出そうだ。
メラミンスポンジを使い捨て
これは、水拭きでは落ちない。もっと小さいころなら、色鉛筆とか、クレヨンのはみ出しとか落書きとかがテーブルについたのも。
水に濡らしたメラミンスポンジで、あっという間に取れるのがいいところ。
もちろん、こすりすぎるとニスだってはげちゃうのだけれども、うちにははげて困るような高級なものはないので、しょっちゅう使っている。
水道の白い水あか汚れも、流し台の汚れも、およそ固くてつるつるした表面の、日常の汚れでこれが通用しないものはかなり少ない。というわけで、私は3cm角の立方体のメラミンスポンジ(100均)を愛用している。
アメリカでは、なぜかあんまり見かけなかったのだけれども、日本ではどのスーパー、ホームセンターにもあるので便利。こすっているうちに、メラミンスポンジも小さくなっていくので、消耗品なんだけど、ちょっと使っただけで、取っておくとき置き場所に困る。水でぬらさないと効果が出ないので、濡れても大丈夫なところにおかないといけない=引き出しとか、戸棚の中はだめ、ということもあって、薄黒くなって、ちょっとヨレたメラミンスポンジがぽん、とおいてあるとなんとなく、片付いてない感じがする。
かといって、3cm角で大体3-5円となると、使い捨てはもったいないんだな…。
母の病院に付き添う時に降りる駅前に、全然知らない100均があった。ちょっと待っていてもらって、ぐるっと中を見て回る。
すると、「お徳用メラミンスポンジ」という袋が目に付いた。
でっかい袋だった。「端材なので、不ぞろいです」というのと、「端なので、粉が出ることがあります」とかいてあったが、これはつまり、端っこだけのカステラが安いとか、切り落としのお肉が安いのと同じ理由っぽいのね…というわけで興味深く買ってきた。
普通百均で買えるメラミンスポンジというのは、はがきぐらいのサイズで、厚み4cmぐらいのものか、3cm角キューブ30個か、4cm角20個ぐらいか…というようなのが多い。今日買ってきたお徳用パックは、長さ20cm、幅7-8cm、厚み3cmのものが11本も入っていた。お徳用きわまりないな…。試しにちょっと切り落として使ってみたが、私には、前まで使っていたものとの区別はつかない。
ちょっと問題になることがあるとしたら、これは「アンカット版」であること。自分で切らなきゃいけないのだ。
3cmキューブに切ろうか…と思ったけど、「これ、使い捨てサイズに切れないかな?」と思った。
羊羹みたいな形なので、たててから、薄くスライスしてみた。厚み5mm、高さ7-8cm、幅3cm。一番下は適当に切ったらつながったままになった。これを袋に入れておいて、一枚ずつちぎって使えばいいんでないか…。(袋には粉が出ると書いてあったけど、それほどは気にならなかった)
洗面所掃除につかったら、半分ぐらいになって破れたので、終了と同時に廃棄。うむ…計画通り。
スーパーで定価で売っているもので、これをやったらちょっともったいないかなあとか思っただろうけど、このお徳用袋ならではのいいアイディアだった。
…こんな安いメラミンスポンジ、あっていいのか…ほんと置き場所に困るぐらい、お徳用。こういうものが買えただけで、かなり幸せ度アップ。108円にしちゃ、とってもいい効果だと思う。
母の通院の付き添いも、悪いことばっかりじゃないな、とふっと思えた午後だった。
マンションを選ぶ時、気が付かなかったこと
近隣の人に聞くと、この場所は、昔は結構大きい会社の寮の跡地だったんだか、工場の跡地だったんだか…といったような場所で、公園が目と鼻の先にある。元建っていた会社は、戦後それほど経たないうちに、この土地を買い(そのころはとても田舎だった)あとから、町が周りに出来ていった、というような歴史がある(息子の社会科の資料集から)。
今は工場なども移転してしまって、全く周りに痕跡はないが、古くから住んでいる人によると、かなり大きい敷地だったらしく、中に木も植わっていて、敷地内で集会や盆踊りも出来たとか。
…で…昔と変わらずこの地に住み着いているのが、セミ。つまりその敷地内はアスファルトで固めたとか、コンクリだったとかいう話は、古い時代のものだし、なかったのだろうから、地面と木がある近所の公園ともども、生息域に含まれたらしく、毎年、シーズンには毎日とても簡単に「蝉が羽化するのを観察」する夏休みの宿題が出来るぐらい、セミがぞろぞろ出る。
私だって、山を歩いていて、そちこちからセミの声がするのは、別にいいと思う。夜明け、または夕闇がやってくるころに聞こえるヒグラシの声なんか、なかなかに情緒のあるものだ。
だがしかし、このあたりのセミと言ったら!!蝉しぐれなんてかわいいものではない。群れを頼んだ大音声、雨で言えば土砂降りもいいところ。楽器でいうと、シンバルをガンガン打ち鳴らして、今まさにクライマックス!!!という感じ。(ただし、クライマックスはかなり長時間、毎日やるんだな…)
最初の夏にはびっくりした。 どのぐらいやかましいか…というと、自転車でマンションの前まで走ってくると、自転車置き場の入り口をくぐるころには耳に音の圧力を感じるぐらい…。耳栓がほしいかも、と思う。
うちは、中層階だから、まだましだと思うけれど、1階から3階ぐらいまでは相当うるさいはず(木の高さが2階相当ぐらいだから)。
もちろん窓をぴっちり閉めれば音は小さくなるのだけれど、四六時中エアコンをかけているわけでもなく、窓を開けたいときもある。入口、中庭向きの窓(木が植わっている)と、反対側の木がない窓との音圧の差は歴然。
暗くなるとセミは鳴かない…はずではあるが、この現代には、街灯というものがあってな…。
その明るさにだまされたセミがたまにいて、夜に突然、鳴きだすのがいる。全員で大合唱されないだけ、ましとはいえ、一匹でもかなり音量がある。セミって、手に乗るようなサイズの癖に、どうしてあんな音量が出るんだ、アンプ内蔵か!!(注:調べてみたところによると、内臓しているらしい)
自然のことだけに、どこへも文句が言えるわけでなし、なおかつ捕まえようにも、夜にセミなんて、発見は難しいし、飛んで逃げるし…。街灯だけでなく、部屋の窓へ飛んできて、その明るさに、「はっ。今は昼??」と思ったセミに網戸で鳴かれた日にはもう!
そして、夏の盛りを越えると、お目にかかるのが、仰向けのセミ。死骸なら動かないが、うっかり自転車で跳ね飛ばすとまだ動いて鳴くのがいるんだよ…びっくりするから!!!
やっぱりこれも、すごくたくさん出る。そうだよね…声からいくと、数百単位では利かないぐらいいるはずだから…それが全部、ひと夏で去っていくのだもの、そうなるよね…諸行無常。
セミの声の集中豪雨を浴びながら、秋になるのを待つ私は、自分がちょっと、残酷になったような気がするのだった。