LuckyDuckyDiary

かわいい銀行カード

昨日の日記に書いた、財布に「入っているはずだった銀行カード」は、通帳を探し出して、残高照会したら預金は普通に残っていたけれどカードが見当たらない。
 しょうがないので次の日に銀行まで行って手続きしたら、住所も、電話番号も、ずーーっとずーーーーっと前のが入っていたので、パスポートと保険証があったのを幸い、全部リニューアルにした。

銀行窓口のおねーさんが、「赤いのにしておきます」と言った瞬間、私は、おねーさんを止めた。
「ディズニーのは、もうないんですかっ」
…そう。この銀行は昔の東京三菱銀行。今はえーっと三菱UFJ銀行、なのかな?20代の時、通帳をこしらえてからこっち、カードはプーさんのものだったのだ。

 そうさ…。おばさんになっても、かわいいカードがいい。なぜかというと、かわいくないカードだと他のと区別が付かないからだ。大体、マスコットがスヌーピーというだけで、近所になかった三和銀行のカードを作ったり(三和銀行って、今何銀行になっているの?)、この銀行のカードだって、ディズニーキャラクターだったから作った、というようなOLだったんだから…。
第一生命に入っていたのも、くれるカレンダーがディズニーだったからとかね、うん。馬鹿とは思うよ、でも、これが大枚はたいてキャラに使用料払っているということの意味なんだしね…。

 昔、若かった頃は黙っていてもディズニーの通帳と、ディズニーのカードにしてくれたもんだったんだけど、さすがにアラフィフの声も聞こえてきた今となっては、そういうことはしてくれないんだなあ。

 せめて、「こういう種類がありますが、どれになさいますか」とか聞いてくれればいいのに…。ちょっとはずかしかったが、今、一瞬はずかしいのを我慢しておけば、ずっとまたディズニーのカードが使えるんだから、とぐっと、こらえておいた。

 手続きをしてくれたお姉さんは、「あ…」という顔になったあと、「じゃあ、ディズニーの方にしておきます」と言ってくれて、何食わぬ顔に戻って手続きしてくれた。ありがとう。

 ふー。そうさ…。こういうお仕事している人はおぼえておいてね…。おばさんになっても、かわいいものが好きな人は多い。特にディズニーはファン層が厚いのだよ。
 いらない人は、「いえ、普通のでいいです」っていうだけなんだから、聞いてあげてねーーっ。

サイモンピンボール Simon the sorcerer Pinball

 

Simon the sorcerer、と聞いて、ああ、あれな、と思い浮かぶ人は、結構なゲーマーだと思う。それも「洋ゲーマー」だ。古いPCのアドベンチャーゲームで、相当プレイヤー数は多く、媒体がまだ、フロッピーディスクの頃からあった。1993年のゲームで、アミーガなんかにも出ていたりして、おとぎ話のパロディが含まれているのがなかなかに面白く、アメリカでは好評。実は、今、アップルでもiphoneで遊べるのが再販されていたりするらしい。

 中年向き懐ゲーとして、GoodOldGamesでは販売されているのが、このSimon the sorcererの1から3まで。パズルパック、4と5もあるらしいのだが、最終の5が2009から2010年、6は作られるという話はあったが頓挫したらしい。

 で…実はこのサイモンシリーズには、ピンボールがあるという話だった。1枚もののテーブルで、2D、大したピンボールではないという評判ではあったが、これが、手に入りづらいことったらない。大体、アドベンチャーゲームが好きな人と、ピンボールが好きな人は、プレイヤーとしてかぶらないことが多いので、人気シリーズといえども、いうなれば、「星のカービィ」本編は出た本数が多くても、「カービィのきらきらキッズ」(パズルソフト)の売れが悪いように、出た数が少ないのか、オークションでも20ドル越え。さすがに、発売年が98年では動くかどうかもわからないし、この値段は出せないよな…と本場アメリカであきらめて帰ってきた。



 日本に帰ってきてから、一応念のため、新しいソフトが出ていないかチェックしてみた。
 アマゾンの検索で出るピンボールはもちろん、今まで見たのばっかり…持ってないのもあるが、今回アメリカで手に入れたものも多いし…と思いながらチェックしていたら、【ゲームファン1200ピンボール】というソフトの写真が、あ???
 これは、サイモンピンボール!!!題名に出ていないからわからなかったが、何度もアメリカでパッケージのグラフィックだけはPCで見たから!盤面が、Simon the sorcerer pinballだということがわかった。450円ぐらいだったので注文。(さすがに新品はなかった)
 ツクダシナジーってなってるけど、つまりオセロとかルービックキューブとか作ってたツクダの関連会社かな、これ。

 しかし、灯台下暗しー。日本にあったとは。ちなみに、ウィンドウズ8だと、にっちもさっちも、互換モードをいじっているぐらいではどうにもならなかったので、ウィンドウズXPのパソコンで試してみたら無事、遊べた。
 動きは割と、いい感じで、テーブルは1つしかないけれども、カメラワークもギミックも、「98年なら、これで十分」遊べるレベル。worm pinballや、devil’s islandよりは地味だけれど、これだけやりこむなら、優秀。ボールの動きに破綻はないし、こつをつかめば高得点が狙える。
 遊べて大変満足。古いパソコンも、やっぱりとっておくべきかもしれない。

iphoneカバーにストラップホールをつける

 iphoneカバーは、最初に買った、かわいい、しかもストラップが付いているのが、ちょっと邪魔だな、と思い始めた。後ろにぱかっと開くところが付いていて、中にカードが入れられるようになっていて、ついでにミラーがついているんだけど、正直化粧を直すほど長時間外出しないし、ミラー、要らないかも、と思い始めたら余計邪魔な気がしてきた。

ミラーは顔に何かが付いているかどうか確認するのに便利と言えば便利だけど、一緒にご飯食べている人に聞けばいいんだよね…それと、トイレの鏡というものもあるからなあ。

 そう、女子力の高さと、ミラーの必要性というのは比例する。ここまで女子力が低いとミラーというものは、要りそうでいらない。

 背面がポケットになっていて、カードが差し込めるケースがいいな…。液晶面のフタはないのがいい。
それかいっそのこと、背面カバーだけでもいい。カードは財布に入れる…というその選択は、全く、最初のカバーを選んだ時と違うものになっていた。

 探すと、問題はポケットではなくストラップ。ストラップをつけるための輪が、カバーについているもの(ミラーつき現カバーの方式はこれ)と、背面の真ん中か、側面に小さい穴が並んで2つあって、そこにストラップを通すものがあった。

 後ろにポケットがある+ストラップホールがある…という商品がない。

自分で穴をあけることにした。なあに、手持ちの電動ドリルというのは、そういう時のためにあるのだ。自己責任ったら、自己責任。

 ちなみに、プラスチック製の一番安いカバーには、側面と背面に小さい穴が2つセットであいていて、ストラップが通せるようになっているらしかったので参考にするためにゲット。

 背面にポケットの付いたかわいいケース、これもゲット。

 プラスチックの透明カバーの側面の穴に、ストラップを通してiphoneを装着。
 ストラップは、びくともしない。つまり、素材がやわらかいからなんとかカバーとiphoneの間に入っているが、紐がこれより太かったらアウト。カバー素材の弾性により、なんとか…といった感じ。

 触った感じも似ていることだし、と背面ポケットカバーの側面に、1.5ミリの穴を2つ、あけてみた。最初ドリルが滑ってちょっと塗料がはげたが、まあ、多くは望むまい。金色だったので、あとで金色のペイントマーカーでも探して塗ろう…。
 
 同じようにストラップ装着に成功。ただし、このカバー、まあどれもiphoneカバーなんて同じかもしれないが、きっつきつ。もう一度はがそうと思ったら、iphoneの塗料が0.3ミリ角ぐらいはがれて、爪が割れた。

 カバーを外すコツってあるのかしら。
 でも、カバーが簡単に外れて落下!というのも困るのだし、このきつさでいいのか…。
というわけで、無理矢理ストラップつきにする作戦は成功。

 大体このドリルを買った理由は、10年ぐらい前に、USBメモリを使い始めた時、キャップがなくなるからだった。キャップに穴を開けて紐をくっつけて、(中に結び目をつけると、抜けなくなる)それをUSBメモリに結んでおく…というのがやりたかった。今でこそ、ぐるっと回して収納するUSBとか、中に引っ込むUSBとかがあるけれども、最初はキャップが付いているのしかなかったからなあ。

 後は、息子が幼稚園の時におしぼりケースのふたをなくしてくるので、それも本体に紐でつないであったりとか、スイミングの会員証をプラスチックのカード入れにいれて、穴をあけてスイミングスクールのカバンにつないであるとか…。

 意外と、使い道があったんだよね、電動ドリル。
 こういうちょっとした工作が楽しい。

ビャクダンのトイレットペーパー


トイレットペーパーの在庫というものは、うちでは大体12から16ロールが限度。それより多くなると、トイレの戸棚に入らなくなるので、大体、3、4ロール残っているときに12ロール入りを1袋買うことが多い。

コツは、その時、袋から全部出して棚に並べ、1つは適当な袋に入れて、洗面所の下に入れておくこと。なぜそんなややこしいことをするかというと、この「1つ」は、買い忘れたときのため。

 大体、普段はあまり考えないですごしているのがトイレットペーパーの残量。食料品や、洗剤と違って、あんまり念頭に登るわけではない上に、案外かさばるので、「次回でいいや」という選択をされがち。ただし、どーーーうしても、絶対に、ないと困る…というカテゴリでもあるので、そのどうしてもいるが、今は買いにいけなかった時に、この最後の1つが、役立つわけだ。

 ちなみに袋にいれた1つが、既に1つ、洗面所の下にある時は、古いほうをトイレの棚に入れる。なんとなくあんまり古いトイレットペーパーを使うのがいやだ、というだけ。

 で、この最後の1つを取り出すことになったら、面倒でも「トイレットペーパーが最優先の買い物にいく」ことになっている。これは最後通牒というか、フラグというか…忘れっぽい自分のための、マークなのだった。

 今回、無事あと2つぐらいまでトイレットペーパーを使って、そろそろ買ってもいいなあ…という状態になったので、トイレットペーパーを選びに行った。

 選ぶポイントは、「シングルロールであること」、エンボスか、柄入りかで、ウォッシュレット用があればそれもいいな、ということ。ちなみに、月末で微妙に資金がない時は、もちろん「安い」という選択肢も念頭に入れるが、今回はまだ、「雑費日用品費」は潤沢だ。

 そんなわけで、うるさくないようで、ちょっとうるさいトイレットペーパー。

 今日は、見事バーゲン品をゲット。
 家に帰って、戸棚に並べると、脳裏に、緑の木漏れ日が…。
 お寺の…暗い部屋の中から、明るい外を眺めて、張り出したひさしだか、屋根だかの、黒い木材が並んでいて、この香りがした。

 一瞬、過ぎ去ったその光景。

多分、母の里が檀家になっていたお寺の、部屋に通されて待っている時に、小さい私が見たものだと思う。本堂だか、それとも住職さん家族が住んでいらっしゃる部分だったのか…。
 柱や、家の部品は全部黒光りしていて、畳はまだ青く、緑は真夏のあざやかさ。
 こどもは、わけもわからず、もらえるお饅頭だの、カルピスだの…。

 トイレットペーパーは、「びゃくだん」の香りだった。
香りを識別する脳のパーツと、記憶をつかさどるところが近いところから、香りから古い記憶が連想されることはあるそうだが、これはまた、なんていうか…古いし、全然思い出したこともないことだったし、すごーく意味もないし!

 袋から出して、しばらく置いておいたら、香りは飛んだらしく、記憶はこれ以上戻ってこなかったが、なんていうか、一瞬だけ、きらっと見えたのが、とても面白かった。

PTA総会

役員に当たってから1回目の、総会の時のこと。

役員の顔合わせと、説明があるのがこの総会。
ドキドキしながら出かけた。

いつものパンツとTシャツ…だけではまずいよね、と思って、ジャケットも着用。
雨が降って肌寒い日だったので、暑くはなかった。

夫は「役員の仕事というのは、初めての人がやってもどうにかなるように出来ているのだから、心配しなくていい」というのだけれど、私が本当に心配なのは、仕事の内容のことではない。人間関係のほうなんだってば…。
「そんなもの、全員仕事だから、と思って粛々とこなして帰ってくればいい」というのは、正論だけれども、なかなかそういう風に淡々と、ではすまないかもしれないところが、こういう活動をする時に「怖いこと」なんだよ…。

 広報委員は6人。PTAの本部の人から、「全員が連絡を取れるように、お互い自己紹介と、連絡先交換をしてください」と言われて、6人で連絡先を交換。私は普段、LINEは使わないのだが、こういう時はしょうがないので、LINEで連絡先交換をする。一人残らずスマホ利用で、LINEを持っているところが、時代だなあ…。

 広報委員長と、副委員長はくじ引き。今回は、ありがたいことに「はずれ」を引いた。ほっとした。
 さあ、これさえ当たらなきゃあ、もうあとはね…なんでも決まったとおりやっとけばいいんだから…。
 自己紹介をし、ドキドキしています、とかこういうのやるの初めてで…とか、子供は何年何組ですとか、他に弟妹が、兄姉がいる、なんていう雑談をかわす。私は、うちは一人っ子だと言うこと、何年何組、男児だということ、役員は初めてで、とてもドキドキしていること、去年は一年、アメリカにいたこと…とまあ、みんなと同じような事を話しておいた。

 全員、役員をやるのは初めてだということがわかった。立候補した人が4人、くじ引きで私みたいに当てた人が2人。
 全員、「なんとか一年、仲良くやっていかなくては自分が辛い」ということがわかっているので、それなりに気を使って、フレンドリーに、と思ってくれているのがわかった。私もそう思うし、ここは全員、何とか乗り切る方向で…。

 総会が始まった。最初にPTA会長さんの挨拶。男性だったが、まあ、その楽しげで親しみやすい雰囲気、なめらかなスピーチ、笑顔と、どれをとっても間違いなく「なれています」という雰囲気。一瞬、講演会でも聞きに来たような錯覚を覚えた。
 なるほどなあ…。こういうのに、慣れていて、やってもいい、と思う人がやるのだと聞いたことはあったけど、さすがだ…。

 校長先生、教頭先生の挨拶、PTAの副会長さんやら、会計さんたちの挨拶…と終わったところで、「じゃあ、全員、一言ずつお願いします」っておいおい、そんなのきいてないよーーーっ。

 1年生の学級委員から、スタートして、6年生まで、それからスポーツ委員、広報委員、地域委員…と順番が回ってくる。
 長いセリフが言える人は、「みなさんで協力し合って…」とか、「自分も楽しんで出来ればいいな、と思っています」とか足している人はいたが、「何年何組、XXです、一年間、よろしくお願いします」<これが多分ミニマム。

 私は、かみそうだったので、用心のため、ミニマムのセリフで終了させた。そういう人も半分ぐらいはいた。そうだよね…みんな緊張するよねえ?

 はあ…終わってよかった…と思ったら、次は「引継ぎ」。去年の広報委員さんが何人か来てくださって、コツとか、手順とかを教えてくれるという。
 去年一年、学校にいなかったので学校便りは見ていなかったのだが、バックナンバーを見せてもらってびっくり。スッゴい立派なカラー印刷だった。
 学校便りって、いつの間にカラーになったの??(話によると、3年前からだって。読んでない、みてない覚えてない!)

 ワードで作るとしたら、えーっと何層になってるんだ、これ?と、作る手順を頭に描く。
 意外と、面倒かも…。背景色、写真(それも影がついて、角が取れてる)吹き出し、説明文、カット…

 写真は、遠景で顔が識別不可、または後姿などがいいという話だったり、写真のチェックがかなりきびしい話、印刷所の話、出来た学校便りを、教育委員会に渡し、他の学校の学校便りと交換する話…ってええ?他の学校に届ける??そんなことまでするのか…。全然知らなかった。

 …と思いながら話を聞くと、結局なるべく最初から「取材」「原稿作成」「チェックに回して印刷」というような役割を分担したほうがいい、という話だった。

 フリー素材みたいに見えたが、それにしてもカット多用、凝ったデザインで、これはワードで作るとなると、私だと時間かかるなあ…と思っていたら、「大体のレイアウトだけ、みんなで相談してくれたら、これ、私作ってきます、フォトショップで作っちゃえばいいですよね!」という人がいた。「イラストレーターで作るともっといいかもしれないですけど、フォトショップでよければ」だって。よければもなにも、大歓迎。

ついでに、写真は「カメラじゃなくてスマホで撮る方が多分はっきりうつらなくて好都合」だということになったので、取材班は、スマホ構えて写真を撮ってくればいいだろう、ということになった。

 フォトショップを使う人は、「そういう仕事」なんだって。なるほど、お仕事そっち系で、広報立候補、ってことになるわけだねえ。
 みんなで相談して、ノートとかに、こういう風に写真貼って、ここに説明、みたいなラフな案を手書きメモ書きで出せばOKらしいので、そのぐらいなら、と他のメンバーもほっとしたようだ。

 去年の人も、結局そういうのが出来る人(イラストレーターだったらしい)が、引き受けてやったらしいから、こういう感じになったんだね…。インタビューとか、写真取るのとか、手分けして取材をして(これは働いている人がやるより、仕事のない人がやったほうがいいだろうということで、主婦(私含めて3人)が主に引き受けることとなった。

 なんとか、やっていけそうな気がしてきた。
 
ラインのグループも作って参加したし、多分、多分大丈夫。

茶碗蒸し作成に挑戦

ダシ300ml、これは白だしとお湯で作成。60度まであっためる(温度計使用)。
卵を3つ、混ぜてからダシに投入。
モロゾフのカップにほうれん草と鶏肉を入れておいて、上から卵液をそそぐ。

フライパンでお湯を沸騰させる。その後、最弱火にして、フライパンに2つ折りのフキンを敷いて、カップを置く。ふたをして20分、その後余熱でごはん時まで放置。

これでちゃんと完成した。ちょっと、最後の方、上が盛り上がってきたので、やりすぎかな、と思ったけど、食べたら大丈夫だった。15分で火を止めて余熱にしたほうがよかったかな…。

調子に乗って、卵3つに砂糖を45グラム混ぜて、鍋の端に泡がずらっと並ぶまであっためた牛乳と混ぜてから、ざるでこして、同じ方法で蒸す…というのもやってみた。前は確かこうやってプリンを作ったはず…と思ったけど、こっちは15分で、カップの外側からわかるぐらい、周りにスが入った。

まだ食べてないのでわからないけど、実は内側だけしか、おいしくないかも。
鍋のお湯が、カップを入れるとき、熱すぎたのが敗因?
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
うーむ、たべてみたら、ザラザラというか、ぶつぶつというか、つまり熱の掛けすぎだった。
今度は、ガス台ではなくて、電気鍋を利用して、もっとゆっくりやろう。
茶碗蒸しは割とおいしかったのに、プリンはだめだったのは、多分、プリンの方は温度を測るとか面倒がってやらなかったからだと思う。
茶碗蒸しはこれでいいとして、プリンはリベンジしよう。

はかりが壊れた

はかりが壊れた。
炊き込みご飯の素を作成しているときのこと。
ニンジンと、ごぼうをフードプロセッサーでみじん切りにしてからちょっとゆでて、そこに油揚げとしめじをこれまた、フードプロセッサで軽くみじん切り…というには不ぞろいのバラバラにして、「チキンライス用」と書いてある、一番安いこまぎれの鶏肉をまぜてから、小鉢1杯分ずつに分ける。

まあ、大体60グラムぐらいにわければいいかな…と、ラップを入れた小鉢にそのたきこみごはんのもとを入れようと思って、まず空の小鉢を載せ、その後ボタンを一回押すと、表示が「0」になるので、そこにスプーンでつぎわけたら、小鉢に山盛りいれても50グラムにならない。

小鉢を持ち上げると、絶対、50グラム以上あることがわかる。
 いくら私が鈍いといっても、この重さが18グラムではないことぐらいはわかるぞ?と思って、もう一度乗せたら、今度は5g、と出た。ありえない。

 計量カップをのせて、一度スイッチを押して表示を0にしてから、水を100mlいれてみた。
 43g。もう一度乗せると、32g。見事、壊れているな…ということが発覚。

 何度かやってみたけれども、間違い方に規則性はなさそう…ということは、これはもう使えないってことだな…と諦めが付いた。

 このはかり、いつから使ってたかな…考えてみると多分、私が石鹸を作りはじめた時だったから、2002年。うわ、15年か。壊れても無理もないや…。錘を使った物理方式ならともかく、これは電子はかりだもんねえ。

 同じメーカーのはかりをゲット。ちょーっと安くなってるかな…。1g単位で計れて、2kgまで計れるちょっと、デラックスなのにした。今までのはかりは1kgまでだったから、値段的には1つ上のだと思う。これも15年、使えるといいな。電池は、前のはかりは単4を3本という大変半端な感じだったのに、単三2本で、すっきり。電池が大きいけど、単三の方が安いし、手に入れやすいし、大体電池は偶数のセットで売ってるんだからこっちのほうがいい。

 メーカーも、色々考えているんだなあ。

ゲーテ詩集


実家も、ちょっとずつ断捨離しているらしい。
元気な時にやっておこう、と思ってくれるのはたいへんありがたい。
私も時々顔を出して、「まこ、これいらない?いる」という質問に答えることになる。

ずーーっと前から、「服は全部捨てて」とお願いしていたのだが、それでも、「もし、いるのがあったら困るから」というので、見に行ってきた。
うーむ、私は自分が行った時、かなり捨てた覚えがあって、まだ残っているとは…状態。

結局、バンドの衣装のタキシードが出てきて、さすがにこれはもう入らないよ状態。
男装出来るぐらい、細身だったのがウソのようだよね、もう。
あとは、「これは姉のやつでは」というのがあって、親はこれは私のだと思っていたらしいのだけれど、ピンク系は実はほとんどが姉のもの。スーツとか。
 コートは、キャメル色のロングコートが、私のじゃないか、といわれた。確かに、私のワードローブにありそうな、シンプルな形と、ありがちな色だが、私はロングコートが嫌いだ。買ったはずはない。というわけで、多分姉の。

結局自分のだけチョイスして、捨てた。
「まだ着られる」とか親がブツブツ言うものもあったが、正直その「まだ着られる」を着る機会はないと思う。

 そして本。これがなあ…。
コミックスのうち、電子版で持っている、または買えそうなもの(作家によっては、熱心に電子化してくれるケースもある)は、どんどこ捨てる。

 源氏物語は、多分誰の訳でも、図書館にあるから、捨て。続き物で半端な小説、全部捨て。英語で買いなおしたSFが多かったので、まあいいや、と。日本語版では途中まで出て、そして不人気で翻訳しないのがあるのがなあ。
ゲーテの詩集が、2冊。なぜ、ゲーテだったのか…。

 読むと片方は、あんまり気に入らない訳が、そしてもう一冊は、多分こっちが好きだったほう、かなり覚えがある。

 井上正蔵訳、好きだ。
 ドイツ語なんて出来やしないから、元の詩がどんなのかなんて知らないが、
『五月のうた』の
5連目の、

 そのすばらしい恵みは
 さわやかな野に
 花にけぶる
 まどかな地に

 この4行のためだけに、私はこの詩集が買える、と思う。

 白鳳社の青春の詩集/外国編6、と書いてあるが、この一冊だけしか持っていない。
 そして、裏表紙をあけたところに、300-と、鉛筆で値段が走り書きしてある。多分、どこかで、ゲーテの詩集を読み、気にいって買おうと思って、普及版っぽい1冊目の本を手に取って買ったら、訳が違ってしっくりこないので、どこかの古本屋で、この訳を探して買ったのだろう。

 どうするかな…取っとくかな…と思ったが、【アマゾンに電子版が】あるじゃないか…。

 うんうん、これでいいよ、電子版があるなら、これはもういい…と思ったけど、一応、一読してから捨てることにしよう。懐かしい本だしね。

 いい時代になったよね。ずっと、キンドルにとっておけるのは、うれしい。
 

ちょっと頑張って掃除

ゴールデンウィークに入る直前のこと。
最近断捨離もちょっとずつ進めて、ついでに掃除も、「やればやらないよりはきれいになる」というスローガンの元、気がついたところをちょっと拭くとか、いつもよりちょっと奥をふさふさでホコリ取りしておくとか…と、がんばってみた。

するとね…。なんとなく、なんとなーーくだけど、住み心地がちょっと、いいような…。
取れない汚れもあるし、やっぱり息子の部屋なんか、ものが多いので、ごちゃついた感じはあるけれども、からむホコリは減り、必要なものが見つかるようになった。

 床のはしっこの方が、汚い…というのもぐっとましになり、そうなると、ちょっとやる気が出て、メラミンスポンジなんか片手に、ちょこっとずつ汚れを落として…

 少しずつ、本当に少しずつ…と思っていたけど、どこかで、「割といける感じ」にくるっとひっくり返った気がする。

これ…ちょっとがんばったら、「お客さんが呼べる」ぐらいまでいくんじゃ???

…と思ったので、GW前に、がんばってみることにした。

 カウンターに置きっぱなし(便利だから)のものを、片付ける。
 台所に出しっぱなしの(どうせ使うから)ものを棚に、収納に、片付ける。
 テレビ台の中身をだして、中に(後ろのコードを通す穴から?)入る大量のホコリを掃除する。
 テレビに雑巾がけ(画面が汚かった)
 リビングのテーブルの上に乗っているごちゃごちゃした子供のものを片付ける。
 食卓に乗っているものも、片付ける

…とおめでとう、これは、「お客さんが来るときレベル」の片付き方に、無事、なった。

これが、毎日キープできればねえ…。

後はざっと掃除機をかけたら、OK。
夫と息子には「これで、なるべくもたせて?出来れば家庭訪問まで!!」と厳命。(GW明けに来る)

今まで、つまり断捨離前までなら、ここまで来るのにこんな短い時間ではどうにもならなかった。
もちろん、今だって他の人の家と比べたら、そんなにきれいでもなんでもないんだけど、でも私が、「あーあ」と思わずに人を上げられる程度にはきれいなわけで、今までだと、ほとんど一日かかってここまで持ってこれるかどうか…。
毎日、ちょっと気をつけて拭いたり、片付けたりしておくと、違うんだなあ。

夫は「びっくりしたよ、ここまできれいになるなんてねえ」と喜んでくれた。
息子は何にも考えずにカードゲームを床にぶちまけてデッキ構築を始めて、私に「やめてよぅーーーー」と叫ばれた。

…片付かないよね、ほんと…。まあ、カードは、寝る前に片付けてねっでなんとかなるけどさ…。

これ、3日に1回ぐらいやっておけば、もっと時短出来るかなあ。


窓拭きのコツ?

 ガラスを拭く話。
 ガラス拭きを、前にしたのって、いつだろう。全然覚えていないし、去年渡米する前にやった覚えもない…ということは、もしかして、住んでからこっち、やってないのかもしれない。

 ガラス拭きがキライだ。やらないのにキライだ。

 なぜ、キライなのか考えてみた。

だってね?【60歳までに断捨離】のみどり子さんにならって、玄関の掃除毎日とか、トイレの掃除毎日とかさ?出来てるわけだし、トイレ掃除が「きらい」とかじゃないんだよね。あれはちょっと面倒だが、キライとは認識されていない。

 でも、ガラス拭きはキライだ。実家にいる時にやったけれども、まず、決まってやることになっていたのは、年末。かなり寒いところで、屋根に上って外側を拭かなきゃいけない場所とかもあるわけで、つまり、かなり寒くて、とても手が冷たい。

 濡れ雑巾1枚、乾いた雑巾1枚で、窓がかなりたくさんあった。1年に1回しかやらないので、かなり汚れていて、水拭きをしたら、大抵ガラスに筋が付いた。
 それを乾いた雑巾でふき取る。窓の内側からスタートして、外側を何枚か拭き終わるころには、雑巾は真っ黒、洗いながらやるのが冷たいし面倒だし、雑巾が足りないし。そして最後に雑巾を洗うと、水道の陶器が汚れ、バケツも汚れて、それを始末するのがいやだった。

 そして、結果は完璧を求められた。どんな細かい汚れも、落とさなくてはならない。自分が映って、汚れはどこにもなく、拭いた後は鳥が激突する事故が起きるぐらいだった。
 ここまで完全に落とす必要があるのか、と思ったものだが、「もうすぐお正月だから」というわけのわからない理由で、話は終わってしまう。
 針の先ほどの小さな落ちにくい汚れに、泣いたものだった。(ガラス用洗剤なんていうものは、なかった)

 私だって、ガラスはすごく汚れているよりは、キレイな方がいいと思う。でも…。

 そんなわけで、キライな理由を、なくすとしたら…と考えてみた。

まず、冬にやらない。今は、いい季節で、寒くはないし、水を使っても手が冷たくならない。大体、年に1回しかやらないにしても、冬にやらなければ、この問題点は解決だ。

 雑巾は、たくさん用意する。そして、最後に洗濯機で洗う。
 これで、雑巾不足と、洗うのがいや問題は解決。しょっちゅうやったらもったいないだろうけど、年に何回やるんだ、というぐらいのことだし、いいよね?
 古いタオル、絞ったの6枚、乾いたの6枚ぐらいか。(ガラスはベランダに出る窓、4枚)

てきとーにやる。頑固なこびりつき汚れは「おとさない」。ふつーの汚れが落ちればいいんだし、ぬれた雑巾の跡がちょっとぐらい残ってもOK。でないと、絶対、やる気が出ない。
 やらないより、やるほうが絶対ましになるはずだものね、ハードル低めで。

 名づけて、「ちょっとだけ、てきとーにやってみて、ダメならもう二度とやらない(かもしれない)大作戦」で。

雑巾を洗面所の下から発掘。といっても、これは去年の古いタオル。6枚をぬらして絞る。
6枚は乾いたままで。

濡れタオルで、窓を拭く。雑巾の面を変えて、4回ぐらいふいたら、汚れがつかなくなった。
タオルを裏返して、もう一回拭いてから、乾いたタオルで1回拭く。
割と、きれいになった。サッシの汚れも適当にわかりやすいところだけ、拭く。


濡れたタオルのきれいな面を使って、何度も拭くと、それだけで結構汚れが落ちるんだね。
「たくさん使う」ということのメリットだね。1枚5分以下。乾いたタオルはガラス4枚に1枚で大丈夫だった。

…適当にやると、こんなに簡単に終わるんだ…
年末のあの苦労はなんだったんだ…。
 残りの2枚で、内側を1回拭いて、乾いたタオルで1回拭いたら、ずいぶんキレイになった。
ふと思いついて、メラミンスポンジをぬらして持ってきてこびりついた汚れをちょっとこすったら、ばっちりだった。その後、適当に乾いたタオルで拭いたら、ずいぶんいい。

 気をよくして、渡米前に拭いておいたけれど、その後放置だった、網戸も、ガンガン拭いた。
表裏とも、、うすーく汚れが付くぐらいまでにしかならなかったけど、きれいさは歴然。
 網戸の方が大変だった。

 これさ…。1ヶ月に1回ぐらいやっとけば、ガラスの外側と網戸、両方やっても10分とかで終わるんじゃないのか…?なにも、ピッカピカじゃなくていい。「大体きれい」ならいいんだものねえ?

えいや、と洗濯機に雑巾を放り込み、洗剤をいれて洗濯。
 真っ黒な汚れは灰色に残っちゃったけど、でも…雑巾だし、いいや。

今日は、がんばった!という感じがするし、窓も確かに明るい。「薄汚れた」雰囲気がしなくなった。

 洗濯物を取り入れるとき、網戸につっこんだ。見えづらくなっているらしい。目が悪いのは自分でも自覚があるけど、まさかこうなるとは…。
 
やっぱり、多分私はこの家に住み始めて以来、ここまで網戸をきれいにしたことはなかったんだなあ。…ってことはさ。あと5、6年やらなくて平気ってことか?

 いやいや…やっぱり時々は、がんばろう。
一応「コツ」とか題名に書いちゃったけど…普通、コツというのは「うまくいく秘訣」みたいなものの事を指すのだろうけど、今回のコツは、「雑巾をたくさん用意する」これは、コツだと思う。でも、「いい加減に、てきとーに拭いて、落ちない汚れは落とさない」というのは、コツじゃない気がする。

 でも…。てきとーにやる、のほうが、「全然やらない」よりましだもんね。
 私はちゃんときっちりやるのを目指すと、全然やらないで終わってしまいがちなので、これは自分用コツ、ということで。
 

懐かしいコミックス

 自分の本棚も、頑張って断捨離中。完全版を2004年に買った4冊セットのコミックが、一冊432円で電子化していた。ううう。本棚の奥へ入ってしまっていると、取り出しにくいからな…。電子版買うかな。本はきれいだし、売れそうではある。

 猫十字社の「小さなお茶会」。最初は400円ぐらいのコミックスを買い、その後、口絵部分とかがカラー化した豪華版を買い(ただし、品切れで全巻は買えなかった。アマゾン以前の時代だったからね)、それから完全版を買い…。電子版を買ったんだから、私はファンとして、この作家さんに、ちゃんとお金を払って作品読んだよ、と思う。
 だって…同じ内容の本を4回買ったんだからねえ。それでも取っておく、と思えるぐらい、好きな本だ。 この人には、未完の大作、「幻獣の國物語」というのがあるのだが、どうにかして続きが読みたいけど、無理だろうなあ…。

 「幻獣の國物語」最初はコミックだったのに、途中で小説になった時はびっくりした(買ったけど)。小説でいいんだ、どうなるかだけ、教えてーー。続きがわかるならプロットだけでも…買ってもいい…というぐらいなんだけど、ネットで調べた感じではもうあんまり同人活動とかもしていないみたい。残念。

 小学生の時から読んでいるマンガを、今、電子版で。もう、どんな出会い方をしたのかすら、覚えていない。

 この「小さなお茶会」は、私もいつか、こうやって誰か大好きな人と暮らしたいなあ、という望みを持たせてくれた本だ。
 おいしいお菓子と、お茶と、星と、本と音楽と…そしてときめく心を持って、日常をすごすこと。
 私の愛読ブログ、「OKKANABIKKURING」の、ちょっと前の【「ヒュッゲ」の記事】にあったような、一言で言い表しづらい、日常なのだけれども、ちょっといい、そして非日常なのだけれども、手の届く範囲にありそうで、なさそうで…思い出に残るような、でも字に書いたり、話したりすると突然香気の失せるような、そんなすばらしいもの。

 当たり前の事を書いた日記帳の、次のページに突然、すばらしい非日常が隠れているような、そんなマンガだった。

 今読んでも、やっぱりいいな、と思う。
 ぱらぱらとめくった思い出の本の中に、思いがけない押し花がはさんであるように…。

 聞き古したCDの中に、一曲だけ、心に響く曲があるように…。

 ふと、気が向いて降りた町に、素敵な喫茶店があったときの、幸せな気分。

 でなきゃ、突然寄ったブックオフに、まさかと思うような探していた本があったりする。

 そんな、誰に言うでもないのだけれども、きらりと光る、そんな一瞬のときめきを、ただそれを見せびらかすのではなくて、ポケットにいれておいて…

 それがハンカチと一緒に、時々出てくる、そんな、二重にも三重にもなった、「日常生活」。

 それが、この「ちいさなお茶会」なんだってこと。

 私も、そういう小さな、すばらしいことに、気がつきたいな、と思う。

逆断捨離

風邪で寝込んだ時には、こうだ!という決まりは、大抵の人にあると思う。
たとえば、夫は卵入りおかゆを作って欲しがる。白いおかゆに、卵をいれて、ぐるぐる混ぜたのが、義母の作る病人食のデフォルトだったらしい。私は、おかゆとくれば、梅干か、菜っ葉ぐらい(七草粥のような)だと思っているので、最初頼まれた時は、えー?と思ったものだ。
 息子が寝込んだ時も、たまご粥を作ってやれとうるさい。夫は食欲がある場合でも、病気の時はそうしてもらうのがいいらしい。そして、おなかがすいた、とお菓子なんか食べていたりするので、だあっとなるんだけど、ともかく卵のおかゆは要るのだった。
 
 私の場合はオレンジジュース、それからヨーグルトかなあ…これは、頼めば買って来てくれる。スポーツドリンクもね。彼は、麦茶がいいらしいので、風邪を引いたらペットボトルにいれた麦茶を枕元に持っていくと喜ばれる。

 食べ物、飲み物以外だと、彼は、風邪を引いたとき、熱があろうとなかろうと、効果があろうとなかろうと、汗をかくぐらい、暑くして寝たいらしい。

 普段、民間療法とかには、「へっ」程度、そういうものをテレビの星占いほどにも信じていない彼なのだが、風邪の時は布団をどっさりかけて、時々着替えながら寝るのがいいのだって。

 パジャマは、あんまり気にしなくていい。彼はステテコ、ズボン下、パジャマのパンツ、ジャージ、なんでも動員しておけばいいらしく、上はTシャツか、下着のシャツでOKだから、数は足りる。
 問題は、シーツ。

冷たいシーツに寝かせると、やっぱり体が冷えそうだし、上のシーツも替えておかないと布団が湿っぽくなるから、結構頻回に取り替える。彼がトイレに行った時とか、ご飯食べる時とかにちょこっと取り替えておかなくてはいけないのだけれど、前まで、これにちょっと、イラつくものを感じていた。

熱がある時はしょうがないし、「そうなっちゃった」のなら、もちろん、病気だし優しく取り替えてあげたい。でも、熱もないのに、わざわざ布団を余計にきて、暑くする意味って何?って思っちゃうのだ。

 洗濯は洗濯機がするんだし、シーツは一気に6枚干せるし、取り替える作業なんか2分もいらない。大して手間がかかるわけじゃない。この苛立ちは、「手間」に対して起きるものではないんだな…。

 じゃあ、どうして?と考えてみたらわかった。これは、「シーツが足りなくなったらどうしよう」って思うから、そうなる感じがする。

 そんなわけで、1枚650円のコットン100%シーツを8枚、購入してみた。こんな安いシーツ、他に見たことなかった。水色、白、ピンクがあったので、水色で。(楽天で、フラットシーツ、と検索したらそれが一番安かった)
 安いだけあって確かに薄手だ。650円だけのことはある。でも、乾くのが早い!
 1日3、4回取り替えても、晴れていたら余裕!いくらでもどうぞっ。という感じ。

そして、やっぱりイライラしなくなった。
 「大丈夫、まかせろ」という感じ?
 私も、病気の時にはシーツと枕カバーは、パリパリ、さらさらがいい。
 きっと、夫もそうだ。うれしそうだし、ありがとう、と喜んでくれるし。

ついでに自分のも取り替えて、いい気分で寝よう。
断捨離は、大事だけど…やりたいけど…でも、いっぱいあるほうがいいものも、あるなあ、と思ったのでした。

おしゃれじゃない紅茶事情

薄い紅茶が好きだ。ちゃんとした喫茶店で、ポットで出してもらう紅茶は、持ってきてもらった途端大急ぎで注いでしまう。本で読むような「ちゃんとしたいれかた」で作る紅茶もたまにはおいしいと思う。でも、毎日飲む時は、薄いのがいいんだなあ…。

ティーバッグ1つで1リットルぐらい…は言いすぎか。でも600mlぐらいは出来てしまう紅茶。それに牛乳なんか注ぎ足して飲むものだから、夫が、「あ、おいしそうだね、オレにもちょうだい」というミルクティは、出したら、「どこか遠くに、紅茶の気配がする」とコメントされてしまう始末。

 節約主婦だし、それなりにおいしいと思えるならこれで十分!というわけで、ティーバッグは一つ10円ぐらい。
 そこに、アメリカから持って帰ってきた激安の甘味料(同じ種類のものでも、日本では甘味料がとても高い。あれ、何なんだろうね?)を1袋、それから角砂糖1つ。

 計量カップ(写真の)に、ティーバッグをいれて、それから500mlのサーモスにそれを注ぐ。100ml残るので、それは牛乳をいれて、ミルクティーにして、その場で飲む。…とこれで、午後とか、夕方とかにちょっと飲みたい時に紅茶が飲めるというわけだ。
 サーモス、優秀。実は次の日の朝になっても、あったかい(熱くはない)。

  この計量カップ、実は100均のもの。ポリプロピレンで出来ていて、耐熱温度140度、余裕のある耐熱温度なのがいいし、注ぎ口があって、これがフタはないけど、いいティーポット代わりになるんだな…。(紅茶をいれるときは冷めにくいように皿をのっける)
 2002年に、石鹸作りをはじめた時、台所用品と、せっけん用品をわけよう、というので買ったのが最初だった。

 入院の時に、手術後どうしても頭が洗いたくて、お茶を給茶機から注ぎ分けるためにもってきていたこれで、部屋の洗面所でこれを使って頭を洗ったことがあるとか、渡米した時、洗面器がなくて、これを手桶代わりに使ったことがあるとか、はたまたゼリーや、プリン液や、ダシや…ともかく600mlぐらいのものは大体これをボウル代わりに使うとか…ともかく大活躍。

 だいぶ古びてきたのでそろそろ替えようかな、と思って100均にいったら、ない。
 まあねえ…100均の品揃えというのは、ある時にはあるが、ない時にはない。
 1.耐熱温度が140度 (低いのは70度とかがあるので注意)
 2.注ぎ口がちょこっと、じゃなくて広めについていること
 3.ハンドルが丈夫なこと(ホームセンターの塗料売り場のは、ここがだめだった)
 4.600ml以上、余裕ではいること(すりきり600ではなくて)。(100ml差と侮るなかれ、意外と500のが多い)
…これを満たす計量カップで、なおかつガラスではなく(割るから)、100円というのは、少ない、というか正直これしか見たことない。
 探し続けて、ついにマイナーな100均で発見。4つ、買っておいた。キレイに重なるので、収納に問題なし。3つはストックにしておく。
 そんなわけで今日も、紅茶作りに活躍中。

 なんか、違うよね。おしゃれじゃない。紅茶ってこう、ティーポット(陶器の)で、お茶の葉をいれたら、ティーコゼーを(パッチワーク。自分で製作)かぶせて、砂時計でもって時間を測って、それをこう…お高そうな陶器のカップでもって飲む…というのが正しいような気がする、気がするけど、そこで計量カップ(100円)なところが、私なんだなあ。

 便利だから、いいんだ…。おしゃれな生活に憧れがないわけじゃない。でも…こういう工夫で安いものを便利に使うというカテゴリも、なんだか楽しい。サバイバル?いや、ちょっと違うな。
 貧乏生活?うーん。本当に貧乏だと、紅茶なんか飲めないもんねえ。光熱費と茶葉代と、サーモスの事を考えた時点でこれは十分、貧乏カテゴリからは遠ざかる。節約生活。こっちだな。
 節約工夫100均大好きカテゴリ(長い)。

 




アメリカ最後の旅行の話

せっかく、アメリカにいるのだから、と思った割には、それほど観光をしなかった。グランドキャニオンとか、ラスベガスとか、見てもよかったのになあ。というわけで、せめて最後に飛行機に乗って帰るとき、こういうところへ寄るのはどうだろう、と相談して寄ったのが、ワシントンDC。ここには、有名な「スミソニアン博物館」があったり、国立美術館があったりする。

←たとえば、こんなの。

多分、見覚えがある人は多いと思う。これは、確かに日本で展覧会が来たとき、見に行った。写真を撮るのは自由なので、ちょっとずつ、とっておいたのの1枚。どれをみても、有名なのが多いことったら!どれも、「美術の教科書で見た」系統。ピカソの絵も、ゴッホの自画像も。

息子は、「きれいだけど、で、なに?」程度の話なので、あんまりじっくり鑑賞してくれない。小学生なら無理もないけど…私は小学生の時、美術館はもうちょっとゆっくり見たけどなあ(滅多に行けないからという理由もあったと思うけど)とか思いながら、みて回る。



夫が、「ドガ」の踊り子の絵を見せたい、といいだした。この美術館は広いのだ…。いっぱい部屋があって、もうどこにもかしこにも絵がいっぱいでよっぽど気をつけていないと、どこを見たのかみてないのかわからなくなる。地図もあるけど、何世紀、どこの国とかいわれてもさあ…。
 これはパリのルーブル美術館を見に行った時もそう思ったけど、下調べしていかないとダメだね。警備員さんは、全ての部屋にいるのだけれも、あんまり美術の質問には答えてくれない感じ。
ドガの踊り子、というのが一体英語でどう呼ばれているものやら!!
四苦八苦の末、ドガは「でいがー」と発音することがわかった。(アクセントは2音節目)現地の読みをカタカナにして移すことが多い日本語に対して、英語は「英語だったら、こう発音するはず」という綴りから英語法則に当てはめる読み方をすることが多いので、こういうことになるんだよねえ…。 


見たさ!ドガの踊り子!30秒だったけど(笑)。
モネの睡蓮も見た!一瞬だったけど!

もうちょっとゆっくり見たかったけど、しょうがない。短い時間でも、本物が見られた、ということでよしとしよう。しかし、猫に小判感、半端なかった。

 どれも、きれいだったなあ…。
 この美術館、なんと入場無料!!こんなに…本当にいっぱい、有名な絵があった。
 日本で、セザンヌの美術展、一体いくらする?ターナーの風景画、レンブラントの人物画、見ようと思ったら2000円で見ることが出来ればラッキー、大抵、そういう有名な、そして人気の絵がくるとなったらチケット2500円とか、3000円ぐらいはする。
 こういう感想は「芸術」とか「美術」とかからはすごく遠いところにあるのかもしれないけど、現実問題、この息子のいい加減な鑑賞の事を考えたら、子供に見せてやろう、という気が、親のチケットと子供のチケットで4、5000円、出そうかと思うか?

 ちょっとでいい。ちらっとでいい。教育というのは、すぐには効果が出ないものだ。でも…子供の頃に、本物を見せてやれる機会があるのは、やっぱりいいことだと思うのだよね。全然、芽も出ないかもしれない。全く忘れてしまうかもしれない。でも、何百人、何千人のなかに一人、本物を見て、すごくいいな…と感動してくれる子供がいるとしたら。

 やっぱり、こういうところには、アメリカの国力を感じる。大人も子供も、交通費さえあれば、この名画、彫刻、見放題!太っ腹だよね。
 
 ちなみに、私が写真の青い服の女の子を日本で見に連れて行ってもらったとき、私は丁度この女の子と同じぐらいの年だった。
 父にねだって、この絵葉書を買ってもらったので私はこの絵をとても良く覚えていた。
 また、会えたね…。レースたっぷりの、この青いワンピース…。そして、赤くて大きいこのリボン。
 美術には全然詳しくないけれど、いいな、と思った。
 
 いつか、また会えるといいな。

洗濯の思い出

花粉が飛ぶ季節も完全に終わり(少なくとも私の鼻は、終わった、と言っている)、外にシーツが干せるシーズンがやってきた。晴れていれば、何でも乾くし、布団も干せるし、主婦としてはうれしい限り。気温も上がって、乾いたかそうでないかの判別も簡単だ。

 なんとなく湿気た洗濯物、半乾きの洗濯物、今洗った洗濯物…と3種類ぐらい干してあったりするとそれだけで気分がどんよりする気がする。乾燥機をかける電気代をケチり、もとい、節約し、浴室乾燥のガス代も節約して、部屋干しにしていると、なんとなく…乾いた洗濯物の匂いも、よろしくないような…

 それが今、朝に干したら昼には乾いてしまうぐらい、絶好調。
 
シーツも、枕カバーも…布団カバーも。
 子供の頃、うちの母はあまり、そういうものを洗わなかった。布団カバーには、タオルが仕付け糸で縫いつけてあって、これだけを洗う。布団カバーは、だからシーズンに1回しか、洗わなかったのではないだろうか。

 シーツの取替え頻度も、多分、2週に1度ぐらい、冬は毛布を敷いていて、シーズンに1回、取り替えたぐらい…だと思う。
 理由は多分、洗濯機のサイズ。3キロだか4キロだかしか洗えない、2層式。確かにシーツなんか、2枚洗えるぐらい?今私が使っている洗濯機は9キロ洗えるから、シーツなんか、全部取り替えても余裕だからねえ。

 節水、節電、そしてクリーニングに毛布を出すなんて、とんでもない。毛布はなんと夏、お風呂で足で踏んで洗っていたのだ。私も手伝ったことがある。ウール100パーセントの毛布をお風呂で踏み洗いすると、目が詰まって水が汲めるのではないか、というような…。起毛ではない毛布だったなあ…。
 毛布、というものはそういうものなのだ…と思って大人になって、ふかふかの「マイヤー毛布」なんていうものを見たときは、あのウールの毛布と同じカテゴリとは思えなかったものだ。

 当時は、家事をしない子供という立場にあったから、布団カバーや、枕カバーの洗濯がしたくても、言いだせる雰囲気ではなかった。節約節水節電、バスタオルだって何度か使ってから洗うことになっていたぐらい。
 
 でも、今…。いい匂いのする布団カバー、洗い立てのシーツと枕カバーをセットする時…。
 大人になってよかったな、と思う。夫にも、贅沢させてくれてありがとう、と思う。多分、節約するのなら、このあたりから行くのが穏当だとは思う。シーツと枕カバーは1週間に1度の取替えで十分だし、布団カバーは、シーツをかけてパジャマを着て寝ているのだから、多分3ヶ月に1回ぐらい、洗えば大丈夫だろうからだ。

 布団を布団カバーごと、干せば、風邪のウィルスなんかだと紫外線で20分で死滅するというし、湿気ていなければそれなりに気分良く使えるはずだ。

 あんまり、エコでもないしね…。

 でも、今…。パジャマの洗濯を2日に1回、布団カバーの洗濯年に2度か3度、シーツは夏に1週間に1回、冬は1ヶ月に1回以下に戻れるか、と言われるとやっぱりいやだな、と思う。
 
人は、贅沢になれるものなんだなあ。
 布団カバーの洗濯を検索すると、「襟カバー」というものがあるらしい。特に汚れやすい、布団の襟元につけて、洗う回数を減らしましょう、と。なるほどー。多分、カバーを丸洗いで洗濯しないとなれば、これが次善の策だろうな。
今はシーツを上にかけて、折り返しているけど…。

…って、私は一体、何の準備をしているんだろう。
 節約生活の準備?今、出来るのなら、いいわけだよね、ちょっとぐらい贅沢でも…。

 なんとなくすわりの悪いこの感じ。貧乏性ってこういうことなのかもしれない。

スイッチのゲーム

ずううっと売り切れの品薄で、買えなかった、Nintendo Switch、アマゾンで買えたのでゲット。マーケットプレイスじゃなくて、Amazon.co.jpの出品だったので、大丈夫だった。

最初の発売日に買わないと、コントローラが赤と青になっているのじゃなくて、黒いのになるという話だったのに、到着したら、ちゃんと左右のコントローラが赤と青だった!!わーい。

 携帯機としてはとても大きいが、据え置き機としては小さい、そういう感じ。あとコントローラ、ちっちゃい。
私と息子は大丈夫だったけど、夫は「小さすぎてもちづらい」と言っていた。私は、小さいとは思ったけれども、実はゲームボーイミクロはまだ使っているのでああいう、ちまちました操作感になれているのだった。

 ゲームは、「いっしょにチョキっとスニッパーズ」を買った。
 スプラトゥーン2は買うつもりなんだけど、他のゲームで今、これがほしい!というものがないので、これと、あと、「1-2-Switch」というのを、息子に購入。

 スニッパーズは、2人で遊ぶと面白い。そこ、ちょっとちょっと!これ切って!止まってじっとして!!動くなってのに!と叫びながらプレイ。コントローラが1個しかないのに、画面上で動くところが上下2画面あるところが、なれないとなかなか難しく、あ、だから、上のキャラがそっちにいったら、下のキャラがぐるっと回っちゃうじゃーん、あ、落とした!!と、たかが左に動くだけで大騒ぎ。
 「どれが」「どっち側に」「どうする」のか、という説明をお互いにしないといけないので、息子の国語力増強が見込めるかも?

 「あのあれをちょっとそうして」ではわからないから、上のキャラなのか、下のキャラなのか、回して、なら「どっち回し」なのか。
 
息子「おかーさん、右」
私  「どっちのキャラ?上?下?」
息子「下のキャラ」
私  「下のキャラね、はい、動くの?」
息子「回して」
私  「時計回り?それとも左回り?」
息子「左回り」

…という感じ。国語の成績を上げるには、論理的に話す癖をつけてください、と、いわれるとママ友さんが言っていた。塾で、国語の成績があがらないと、英語で言うところの5W1Hをはっきりさせて、家でも話すようにしてください、と言われるらしい。
 お互いにコミュニケーションをとらなくてはいけないスニッパーズは、割とそういうところに役立つかも…。

…と思うぐらいしかないぐらい、激烈にゲームがない。
1-2-Switchも、やってはみた。けどなんていうか、あれよ、Wiiが出た時遊んだ、メイドイン・ワリオ。あれと本当に変わらない感じ。あの時はやっぱり、動きでコントロールするのが、すごく新鮮で、楽しかったけど。
 まあ、今回のSwitchは、振動が、ただ適当に震えるだけじゃなくて、色々な震え方とか、断続的に、とか、手で持っていると、振動の進む方向があるような、とか、不思議な感覚が再現されるところはある。たとえば、コントローラの中に、ボール(重たいもの)がいくつか入っていて、それをコントローラを傾けて転がして、いくつはいっているか当てる…というミニゲームがあった。

 コトン、コトン、コトン、とボールがぶつかる感じとか、転がる方向とかの感じがすごくそれっぽく再現されていたのは面白かった。
 この振動の違いを上手く何かに使えるといいんだけど…。
 コントローラを振ると、財布にいくらぐらい入っているか見当が付く(RPGで)とか、ポーションとか水筒の中身が重い時と軽い時で反応が違って、どうなっているかわかるとか…まあ、そこで色々思いつくのが、ゲームを作っている人ってことなんだろうけど。これから、どうなるんだろう。

 任天堂ファンの私としては、ゲーム機が出るときは絶対買おうと思うし、ゲームもなるべくなら買って、任天堂を応援したいところではあるけれど、今のところ、まだ「これっ!」というのは、ないな…。
 
 どうぶつの森と、ピクミンシリーズと、それから、nintendogsと、ポケモンシリーズ、それから面白いパズルゲームがあったら、是非欲しいなあ。もうちょっと、ゲームが発売されるのを待ちたい感じ。ゼルダの1つ前のソフト、買ったけど遊んでないし。マリオパーティは買おうかと思ったけど、評判悪いしなあ。

 …とかいいつつ、任天堂ファンだからね、遊ばなくても買っちゃうんだなあ。

断捨離しないとねえ、とか言いながら、ゲーム機の入った引き出しをみたら、3DSLL(New!でないほう)大小1台ずつ、DSiが大小1台ずつ。DSLite(x2)、DS初代(x2)、ゲームボーイミクロが、紫とファミコンカラーの2台、GBASPのバックライトが1台、フロントライトが黒、ピンク、ファミコンカラーの3台、電池式のGBAが2台…。ついでにゲームボーイライトが1台、ゲームボーイカラーが、青と、ピンクの2台、ゲームボーイポケットが1台。

 もちろん、最新現行機種であるNew3DSLLと、北米版2DSがあるという…携帯機だけでも、これだけあるからなあ。
PSP2000x2、3000x1、PSVitaTVもあるけどなっ。
 ゲームキューブは壊れた時のために2台あるし。ただ、64とスーファミとファミコンはもうない…と思ったらそうだ、ファミコンは、手持ちの謎の偽ファミコンみたいなのがある(笑)。
 
 まあ、GBと、GBAは、だいぶバーチャルコンソールになったから、もういいかもしれないけど…。
 ダルマンバスターズと、ソルダムと、GBCのドラクエ3と、銀河が、バーチャルコンソールになったら、いいのになー。
 こないだ、ゲーム好きの友達に、GB関連、まとめていらないか?と打診したら、「今、メルカリとかで高うなっとるで、ちょっとまったほーがええんちゃうか」といわれた。そういうのが面倒だから全部まとめてあげようと思ったのにー。

 …とか思いながら、電池入れて遊んじゃったりして。スイッチもいいけど、結局ゲームって、本体よりソフトだよねえ…。
 だって、私ゲームボーイのソルダムを1時間もあそんじゃったもの。
 他の筐体に、出てないんだよねえ、これ。

…と書いてから、今、「ソルダム ゲーム」をグーグルにかけたら、なんと!!スイッチに出ている??えーーー!!!
【公式サイト】まであった!
題名は「ソルダム開花宣言」だって!ほんとっ!買う!!

…パズルゲーの中では、うんと知名度が低かったんだけど…。ついに、ついに白黒のゲームボーイを断捨離する時がきたのかもしれない。

枕カバー

シーツの事をちょっと前に書いたけれど、うちには枕カバーも結構たくさんある。
布を袋の形に縫った枕カバーは作るのも簡単だし、ただ、かわいい布が使いたい買いたい、そういう理由で1m買って、袋を作るのはちょっとした楽しみなのだ。

 これは、旅行の時の荷物をまとめて入れる袋にもなる。
 形としては取っ手のない紙袋と同じと思えば、わかりやすい。
 長期旅行の時も、枕カバー=布袋にまとめて入れておけば、スーツケースを開けたり閉めたりした時、荷物がバラバラになったりしないので、便利。

柄は色々なので、青いのは夫の、シマシマは息子の、花柄が私の…とかわけておいたり、「あれ、どこに入ってた?」と聞かれた時、「緑のチェックの袋ー」とか答えるのに便利だったり。旅行しないときは、枕カバーとして普通に使えるし。

また新しくもう1枚、作りたくなった。でも、実は10枚ぐらい、あるんだよね…。
やっぱり、どれか断捨離すべきだろうか…。

プリントがはげて、薄くなってきたのを捨てようかなとは思うのだけれど、服ではあるまいし、はげたところで別に困らないのが、枕カバー。一番古いのは多分、10年以上使っている。
この布、かわいかったけど、何に使うでもなくてずっと持ってて、それから枕カバーにしたんだよね…枕カバーにするにはもったいないぐらい、高い布だったりしたけど!とか、これはシーツの真ん中が薄くなって破れた時、無事だった端っこを使って作ったんだよね、とか。

やっぱり断捨離候補は古いシーツ製かな…。
こういうものって、「実用だから」という大義名分が立つから、つい、作りたくなってしまうけど、服を買う時のことを考えたら、「多すぎてもう要らない」という種類のことでもある。

でもなー。服だって、ときめかなくなったら断捨離っていうしな。

おしゃれな服を着ない分、こういうところに、かわいい成分とか、気に入ったデザインとかを求めたいのかもしれない。

ひとりのよるに。

滅多にないことだけれど、夫と息子が泊りがけでいなかった日のこと。

私は、暗くなってから、帰路についていた。
今日は、誰もいない日。

家に帰ったら…。夕飯は、適当に鍋でも食べよう。
5月ともなれば、暖かいはずなのに、なんだか夜風が冷たい。

鍵を開けて、ドアをあけ、一歩踏み込むと、明かりがついた。

あ、そうか。これは自動でつくようになっている、センサー付き電球。

明るいと、ちょっといいね…。廊下の電気も、私が歩くと、ともる。

台所へいくと、ごはんが、たけている。
ちゃんと、昼過ぎに出かけるとき、仕込んでいったんだもの、当たり前だけれど、これがちょっと、うれしい。

野菜と肉を鍋に放り込んで、夕飯にする。暖かい湯気、熱々の鍋で、おなかいっぱい。

 …お風呂の、暖房機能を、5分だけオンにして、暖かいお風呂場でシャワーを浴びる。
 ちょっと贅沢だけれど、冷え切ったところに入りたくなかったのだ。特に、一人でいるこんな時は。

 家が、びっくりするほど静かだ。息子一人分で、全然違うものだな…。
 ラジオをつけた。

 一人暮らしをしていたころは、確かこうしていたっけ。
 部屋へ帰ってきたら、大急ぎで電気をつけて、ラジオのスイッチを入れて…。
 そうだ、寒い時期には、寝るしばらく前に、ゆたんぽを布団に入れておいたものだった。
 冷たいベッドというのは、さびしい気分をひどくする働きがある。

 レンジで軽くあたためた、レンジでゆたぽんを布団に入れる。冬ほどアツアツにはしないけど、ちょっとあるといい。
 足の先が特に冷たくなりやすいからなあ。もう5月だというのに、結構冷え性だ。

 歯を磨いて、ラジオをけして、ベッドへ。ちょっと温まりながら、スマホの音楽プレイヤーで、スムースジャズを流す。

 さびしい時に、こうしてちょっとずつ、緩和出来るように細かいことに気を使っておけばいいだけ。

 暗い部屋で、寒くておなかがすいていて、周りが静かだと、やっぱり気持ちが落ち込むものね。

 まあ、寝るときに電気は消すけど…。
 
暖かくて、おなかが減っていなくて、ちょっと、音がして。
 20代の頃と、変ってないな…こういうところ。

だって、同じ人なんだもんねえ…。そうそう変わるわけ、ないよね。
 あ、でもあのころは、寝る直前でも、ホットミルクとか飲んでた。
 今は歯を磨いちゃったら、もう何も口にいれない(歯と体重が気になるから)。

多分…家族を持たず、独り暮らしだったら、私は毎日こうやって暮らしたんだろうなあ。
 それでも、元気にやっていけただろうか。

ふと、「避難訓練」という言葉が頭に浮かんだ。

 火事にならないうちに、やっておく避難訓練。学校には消防車が来て、みんな並んで整然と避難する練習をしたものだ。
 地震の避難訓練もあった。
 「やっておけば、いざという時にあわてず、出来るから」と。

 これは、独り暮らしの避難訓練なんだな…。
 一度も、火事にあったことはない。
 地震の時には、私は学校には、いなかった。

 だから、避難訓練が役に立ったことはあんまりない。
ないけど…。でも、うっすらと、心強いことではある。

 大丈夫…。訓練しておけば、いざとなったら、きっとできるから。
 
そんな予定は、全然ないんだけど…
 一人の夜は、私にふと、そんなことを考えさせる。

不幸と幸せの距離

息子が帰って来た途端、涙目。

もう、学校行きたくない。今日最悪だった、と。

そりゃあ、困ったね、何があったの?とびっくりして聞いてみると、つまり、漢字練習が毎日宿題に出るのだが、あんまり汚いと「イエローカード」が出て、それが3枚たまるとレッドカード、つまり「やりなおし」になるのだという。

まあ、そんな日がいつか来ると思ってたよ…。
彼は、漢字練習が嫌いだ。早く終わらせたいがために、字がものすごく汚い…というか、「早書き」で、魚屋の値段表みたいなのだ。
私は口うるさく、字が汚いよ、そこはちゃんと留めて!としつこく言っていたのだが、もう高学年になると、親の言うことなんか聞きやしなくて、バトルっぽくなるので、夫からは、「まこは気になるだろうけど、何も言わないでおいて?そのうち学校でダメだしがくるだろうからね?」となだめられていた。

 あと1回でやり直し決定、絶対きれいになんて無理!と、思って、書き直しがイヤで、こういう感じにがーんとなったらしい。
 
なんじゃそらーーー。と思ったがここは、私が色々言わないほうがいいだろう。
 漢字が嫌いで、きれいにかけ、とうるさい先生が嫌いというのは、前から耳にはしていた。
 こういうすっごく些細なことでも不登校とかになったりするのが現代っ子ってやつで。うちの子はかなり打たれ弱いところがあるのだ。アメリカの小学校で、成績さえよきゃあ、あとはどーでも、という指導方針で1年やってきて、細かい規則のある日本の小学校にストレスを感じているということもありそうだ。

 それに、これを機に、字をきれいに書いてくれるなら言うことない。

「大丈夫、絶対ひっかからないようにおかーさんが見てあげよう」
…と偉そうに恩を売っておいた。
「今日、お父さん帰ってこないから(飲み会があった)宿題終わらせて、外食しようよ、何でも好きなもの、食べていいよ?」

しょんぼりしている息子を見かねて、ついそう、言ってしまった。
石窯で焼いたピザを出す、イタリアンは息子が好きだ。うーん、予算2人で3500円越えか…デザート食べたら、4000円?
ちょっときついなあ…

なんて思いながら、漢字の宿題を見る。
「そこ、とめて」
「そこは払う」
「それは下が長い」
と、いちいち指摘しながら漢字をかかせる。

そしてノートの注釈をみると、「きれいに書きましょう」とは書かれていない。
書かれているのは、「ゆっくり、書きましょう」。

なるほどぅ…先生もわかってんのね…。

これでもレッドカードだったら?というので、これでひっかかるなら、お母さんが、学校に、どこをどうしたらOKになるのか聞きに行ってあげよう、絶対ひっかからないから。と保証しておいた。(ちなみに、後で見たら花丸がついて、かえってきた)

宿題も終わって、どこに食べに行く?と聞いたら、
「ぼく…サイゼリヤがいい」と。
えーーっと…わかった。寿司とか、石窯ピザとかじゃないのね?

サイゼリヤで、「たまご、のせていい?」と半熟卵をのせたカルボナーラを注文。(588円)。
「ドリンクバーもいい?」 (普段あんまり飲ませないけど、今回はいいか!)小学生110円。
 そして、「パンチェッタ…」というので、どのぐらい食べる、と聞いたら、ちょっとがいい、というので、私が、チキングリルにパンチェッタがひときれ、ついたのを注文、息子のお皿にのせてあげよう、ということになった。(599円)。
私も、ドリンクバー。(大人用190円)。

 パンチェッタを、すごっくおいしい…と食べ、カルボナーラを着々と口に運ぶ息子。

 私:「日本は、いいね?これ、5ドルぐらいなんだよ?」
息子:「えーー?アメリカで食べたら、12ドルだよ、これ」

…確かに。アメリカで住んでいた家のそばの、イタリアンレストランでこんなパスタ食べたら・・・・ディナータイムなら、そのぐらいする。ランチタイムでも10ドルかな…。
 野菜ソースののったチキングリルが、鉄板でジュウジュウ音を立てながら運ばれてくる。
 こんなの…食べたらアメリカだったらこれも、多分12ドルか…13ドルはしそう。
そこに2割増しでチップがかかるんだもん…。ランチタイムで11ドル99セントだとしても、実質15ドルぐらい払うことになるんだものねえ。お水なんか、自分で冷たいのをタダで飲めるところも、日本はいいなあ。

 「おかーさん、チョコレートケーキ、たべていい?」
 「どうぞどうぞ」
そう!!サイゼリヤはお値段もリーズナブル。デザート300円で2人分食べてもたかが知れている。
 そして正直言うと、味も、アメリカの、アントレ12-3ドルクラスのレストランに負けていないと思う。
そりゃ、3、40ドルクラスには負けるかもしれないけど、特にパスタはいい勝負。
日本人好みのゆで加減だってこともあるだろう。アメリカのパスタは基本、日本人にはゆですぎのやわやわだ。
 アメリカで5ドルでごはん食べようと思ったら、ハンバーガー+フレンチフライ限定?。
 サンドイッチさえ、レストランで食べると8ドル9ドルする。

ドリンクバーを2度、取りに行って…。
「おいしかった…。今日はいい日だった…」
ニコニコ嬉しそうな息子。

 えー…学校から帰ってきたときの涙目の最悪話はどうなったの?

幸せそうな笑顔はとてもかわいいし、おなかがいっぱいになったんだなあ、というのは親としてとてもうれしい。
パンチェッタと、チョコレートケーキと、ドリンクバーで解決しない問題ではなかった、というのはいいことだよね。
小学生男子って…単純というか、かわいいというか…。

不幸と幸せの距離が、とても近いんだなあ。
 私も…ちょっと見習おう。気持が落ちた時も、簡単に手に入るもので、気持ちを切り替えられるように。
 不幸な気分を抱え込んでいても、結果は変わらない。やらなきゃいけないことはかわらないのだ。
 そうしたら、おいしいものを食べて、幸せな気分になっておくのは悪いアイディアではない。

「そりゃあ、よかった。おかあさんも、うれしい」
そう、返事して、会計して帰った。2000円、すてきだった。

100均材料でカバン作成

アメリカで買った、この左側の写真のお人形の服を作るべく、色々な本をチェックしている。
 けれども、決まった人形、たとえば、リカちゃん、ジェニー、ブライス…とか、サイズがはっきりわかっているお人形のお洋服ならともかく、こんなマイナーな子の型紙というものは、ない。体の形も、人気のあるドールとはかけはなれているので、これ1冊あったら、OKというものではないわけだ。

アマゾンで見つけた本が【ドールソーイングBOOK 型紙の教科書】。

これは、たしかにいけそうだ…というわけで、買って眺めたら、大変面白かった。
ネットを調べると、さすが今時、サイトぐらいもっていらっしゃるわけで。
【お人形服制作講座*手作りぬいぐるみ服】アメブロにサイトがあった。読んでみたら面白いの。もうね…うわあ、キレイ、かわいい、ってなるものから、ぬいぐるみの型紙はこうやって取る、というコツとか。


 丁度ゴールデンウィーク中で、ヒマだったので、全記事読んでやれと(それほどなかった)思って、見ていたら、人間用、というか、ドール用でない記事が?これだけ、全然毛色が違う。【被災者支援バッグ】。これ…なんとなく作れそうな感じする。

裏地付きバッグなので、ロックミシンがいりません。
ミシンでも手縫いでも作れます
なみぬい、かえしぬい など基本的な運針が出来れば、小中学生でも製作出来ます。


…って、ねえ?確かに出来そうな感じがする。

子供の手提げ袋ならともかく、フタがついたカバンを作るって、すごーく敷居が高そうと思っていたのだけれども、子供の手提げ袋の、手提げ部分をつけるところが太くなって、ちょっと移動してふたがついただけとかいわれると、その気になってくるから不思議だ。

 そんなわけで、今回は、肩掛けカバンに挑戦。
 ひもは、このサイトでは、左と右に1本ずつ作って、体に合わせて結ぶことになっていたのだが、これは「ほぼ日、くまのバッグ」のななめ肩掛けバッグを持っているので、1mぐらいあれば自分にあうことがわかったので、1m、1本で作成することにした。

 

材料は、これ。
全部百均で調達した。
 一番後ろの、白っぽいのがバッグの内側にする分で、50センチx80センチのコットンはぎれ(ダイソー)。
 本体はデニムのカットクロス。60センチx70センチとかいてあるので、本体と肩のストラップはこれで(ダイソー)。
 ウォールポケット(ダイソー)は、このサイトには書いてないけど、バッグの内側に入って、ポケットになるようにつける。(上の方を4センチぐらいカットして捨てる)
 チェックのクッションカバー、これは表がチェック、裏が白い布で、2枚になっている。これがフタ(とフタの裏)部分。(セリア)

洗濯した時に、縮むといけないので、布を水につけてから、干して、アイロンをかけてスタート。


っていうか、このデニム、ストレッチデニムかも?100円では文句も言えない。伸びないように気をつけて、アイロン。
 作り方を見ながら、裁断、と思ってちょっと嫌な予感。最初の型紙に60センチって書いてあるってことはよ?縫い代、いれたら、60センチじゃ、だめなんじゃ?
 必要分は縫い代つき、62センチだった。あーらら、布は60センチってかいてあったってことは、たりない?と思ったら、デニムは63センチあった。なるほど…「60センチx75センチ」って、タグに書いてあったもんね。というわけで無事足りた。
裁断終了ー。


んでもって、直線縫い。フタは、既にクッションカバーとして縫ってあったので、使えるところはそのまま。片方の端だけ、自分で縫って、裏返す…と思ったけど、なんとなくペラい。古いタオルを切って重ねて縫ってから、裏返すと、無事分厚くなった。材料費がちょっとあがったけど、これは雑巾につかうようなタオルだし、いいか…。お金があったら、多分これは「キルト用ドミット芯」とかを使うのだと思う。

内側の布は返し口を残して…本体は両端を縫って、両方にマチをつくって…肩掛け部分は、60センチ長さが2本、とれたので、1mになるように継いで、筒に縫ってから裏返して、端ミシンにしておいた。確かに…これなら、根性あったら、手縫いに出来ると思う。フタとか、ひもとか、端ミシンなしで、1パーツずつ出来るたびにアイロンをかけておいたらそれでちゃんと出来そうだ。全パーツ完成。


 後は、裏表を間違えないように、作り方をジーッとみながら、組み合わせる。
内側になる袋の裏側が外側になるのと…本体は表にして内側の袋の中に入れて、ぐるっと一周縫う。

…内側の袋がちょっと大きかった?ぴったり合わない。しょうがないので、横の縫い目のところで適当につまんでサイズをあわせてしまった。大丈夫、これを使うのは私だし、売るわけじゃないし!
 ひっくり返す時、返し口がちょっと狭かったので、中に入れたウォールポケットが硬くてひっくり返しにくかった。返し口は手が入るぐらいあったほうがいいかも。
 返し口は、かがって閉じるとかいてあったけど、面倒くさかったのでつまんでミシンで細く縫ってしまった。これでいいや。

完成。
自分が縫ったとは思えない出来。材料費400円(プラス古いタオルと、ミシン糸代)にしちゃ、立派だ。
中にポケットいらないなら、300円だもんねえ。
すごく、上手く出来たと思う。これ、フタの部分だけ、高い布を使って作ったら、絶対それっぽいと思う。
100均のクッションカバーでさえ、この出来なんだもん。かわいいプリントの布とか使ったら、よさそうだ。
 これ…子供が幼稚園の時に見つけていればなあ。
バザーには手作り品を絶対何品だすこと、みたいな規定があって、泣きそうになったからな、あれは。こういうの、作れたら絶対ウケたと思う。
こういうのを、考えてネットに出してくれる人は、本当にありがたいな、と思う。
さっそく作り方は印刷して、必要なところだけ取っておいた。もっと高い布で、かっこいいやつも作る!
 結局人形の服は出来なかったけど、これはこれで、面白かった。

マスク増産

風邪をひいたときには絶対作る気が起きないけど、風邪をひいたときしか、いらないもの、なーんだ。
それは、マスク。

私も、夫も、4月の終わりぐらいに、やたらにセキが出る風邪をひいた。

私は湿気たマスクが嫌いだ。出かける時、不織布のマスクをかけたら、着いた先で室内に入ったら取って、帰りはまた、新しいマスクを付け直して帰ってくるぐらい。だから、花粉症用マスクは格安のものを使っている。

風邪の時は、花粉がどうこうというのはなくて、飛沫が飛ばなきゃいいんだから、(そうでないと布団とかシーツまでしぶきがかかるから)ガーゼのマスクが付け心地が不織布よりも、ずっといいな、と思ったのだけれど、これが枚数がなかった。
洗濯して再利用すると、マスクのガーゼというのは洗ってから作るというようなことをしていないからすごく縮む。
 あとは、家にあったのは息子が給食当番に使うマスク…。これが子供用で小型、大人には使えない。

家には、昔、新型インフルエンザが猛威をふるい、マスクがすごく買いにくくなったとき、私が作成した布マスクが4枚あった。2枚は布を縦横に3つずつに折った、市販の平面ガーゼマスクと同じ作りになったもの。残りの2枚は、曲線を使った、立体マスク。
4枚もありゃ、いいじゃないか…と思うかもしれないが、そのうち平面タイプの2枚は、ゴムが伸びていた。風邪をひいて、寝込んでいる時に、ゴム交換というのはあんまりやる気にならないものだ。

ガーゼマスク、2枚100円…。一応ストックは数枚あったが、そんなに安くはない。
 それと、息子がやたらとこの、ガーゼマスクをなくしてくる。名前を書いていないのが敗因かもしれない。
 一度落とすと、誰のものなのかがわからないのが、消耗品だ。

 家にあるガーゼマスクを使い切ったころ、風邪は沈静化したが、マスクは作ろう、と思った。
 夫と、私と、息子が使える分。再利用前提で、息子のには名前明記しよう。
 あと、作れば市販のものとは見かけが違うからね…。落としてもわかりやすいだろう。
 ちなみに、給食当番をするとき、マスクがないと学校で使い捨てのマスクをくれる。次の日家から使い捨てマスクを持って行って返さなくてはならない。この用途のためだけに、うちには個包装のマスクが用意されているんだから、ほんと…困る。
こういう男子、いたよなあ…。忘れ物、落とし物が多いの。私が小学生のころ、クラスにもいたが、自分の息子がそういうタイプだとはねえ。

型紙は、無事発見。子供用の型紙もあったけど、これは確か幼稚園の時にはフィットしたが、今はもうちょっと大きい方がいいかも?
 このマスクは、型紙は左右対称に取らないとダメなので気を付けて裁断。半分が表、半分が裏のマスクは困るからね…。
 家にもともとあった手作り立体マスク2枚。これがずいぶん長い間、傷まないで保存されていたのには理由がある。
 つまり、このマスクは、「かわいすぎ」た。外にしていくには、ちょっとかわいらしすぎる色柄だった。シンプルなものを着ていることが多いので、マスクだけ、浮く。夫にいたっては、家の中でつけるのも、「機能に問題はないんだけど、微妙」とお勧めしたら言われてしまったぐらいのものだった。
 
 家の中に、すでに水をくぐっている状態で、それほど柄がかわいくない布は、あるか…ということで探してみた。
 ゴムが緩んだマスクは、薄茶色のチェックだったので、いけそうだったから、ほどいて、アイロンをかけなおして再利用。
真っ白の綿麻のハンカチ発見。断捨離代わりに、これも使用。
 息子の給食エプロンを作った無地の青い布がまだ、残っていたのでそれも。

ダブルガーゼの水玉模様が30センチほど。これ、何作ろうと思って買ったんだろう?ポーチかなあ。これはまあ、裏に使うか、私のにしよう…

こういうものを作るとき、一番早いのは、「家庭内手工業」方式。つまり、1工程を枚数分やって、次の工程に移るのが早い。
 子供用は縫い代のサイズを大きくして対応。

 真ん中の縫い目を縫う。
表裏2枚の上下を縫って本体完成、
裏返して、左右をジグザグミシンに。
 上下がわかりにくいので、上に端ミシンを入れる。
ゴム通し部分を縫う。
 ゴムを通して結んで完成。

 マスク12枚、4枚はちょっと小さい息子サイズ。名前を油性ペンでいれた。
 これでしばらく、大丈夫。8枚あったら、二人で風邪をひいても足りるはず。
 あと、使えないものがずっと置いてある、という状態から、使えるものが用意してある、に変化したのは、いいことだ。
 かわいすぎるのは、家でだけ私が使えばいいもんね。外に出るときは今日作ったのをすればいいし。
 
 面白いのは、なんとなくだけど、花柄とかの派手なやつより、水色で、裏が白、とかのほうが、「マスクとして真っ当」な気がするところ。真っ白のはどうだろう、と思ったけど、黄ばんだりしそうなので、薄い色がついている方がいいかな、と思ってやめておいた。薄いミントグリーンとか、水色、薄いピンクあたりがやっぱり、イメージとしてそれっぽい、というのがあるんだろうな。




三級遮光カーテン

朝、とても早く目が覚めてしまう。
日の出とともに。寝室のベッドは、頭の側が東向きの窓。
明るさと共にこういう目覚め方をすると、体内時計が調整されていいのだという話をどこかで読んだことがあるが、それにしても日の出が早い昨今、6時前は早すぎだ。

遮光カーテン、買おうか、という話になったが、私は迷っていた。
昔、「一級遮光カーテン」を買ったことがあったのだが、これが、暗いの。当たり前だけど。
狭い部屋で、片方は開けられても、もう片方はベッドに上らないと開けられない、というような感じで、こまめに開け閉めしなかったら、部屋がものすごく陰気な感じに。

夜勤で昼間は寝る、というような生活なら、これは必要かもしれないけど、ここまで暗い必要、ある?となって、結局、昼から映画を見ようか、という時ぐらいにしか使わず、部屋の向きもあったんだろうけれど、使用頻度のあまりの低さに、いつしか断捨離されて、今はもうないぐらいだ。

 うーん…。「キロロ」という名前のカーテンが、ホームセンターにあった。紺に、星の柄でちょっとかわいい。
 これが「三級遮光カーテン」だということだった。

1級、2級ときて、そのあとなんだから、それほど、遮光しないよね?でも多分、ちょっと厚手で色が濃いので、物理力で朝、それほどまぶしくなくなりそう…
 それに、お値段のほうも、まあ…リーズナブル?取り寄せ品に150幅があった。これと、100幅を組み合わせれば、いけそうだ…というので、注文。

結果、3級遮光で十分だということが分かった。雨戸より明るいし、閉まっていても真っ暗じゃなくていい。
部屋がある程度は明るくなるので、徐々に目が覚めるという働きも、弱まったが健在。

しかし、うちのリビングの窓といい、寝室の窓といい、サイズが微妙。2m20cmとか、2m40cmとか…。
出来合いのカーテンは1m用2枚セットが多いんだよね…。

リビングのレースのカーテンも、確か真っ白だったはずなのに、10年もたつと、「もとは生成り色で、黄ばんだ」としか思えない色。
日本に帰ってきてから、洗ったけど結局、色はとれなかった。
1mのカーテンを半分に切って、もう1枚にぬいつければ、1m50になるよね…。本当に、サイズが違うものって高いから、そうやって、1m50のカーテンを作って1mのと組み合わせたら・・・・1mが一枚余るけど、それでも1m50を2枚頼むより、安い。

よし、そうしよう。レースのカーテン、ホームセンターに買いに行こう。
パッと、買いに行けるのが一番いい。安っぽいという話も、あるけど、でも…。実質安いし、実用的だし、だめになったら、また同じのが、多分買えるし。

なんだかやる気が出たので、ホームセンターでカーテン買って、そのまま真っ二つに1枚を切って、それぞれ縫い合わせて…。
1時間ほどで、カーテン新調。古いのは洗濯して、まだきれいだった分は、実家に電話して、いるかどうか、打診してみた。

 前回実家に行ったとき、父の部屋のカーテンが、実にひどいことになっていたのだ。私が、多分幼稚園児ぐらいのころからあったはずというカーテンだが、一部破れていたし、前回洗濯したのって、何年前…というような様相を呈していた。

母は渋ったが、サイズも合ったし、父は喜んでくれたので、持っていくことになった。

そういやあ、昔はカーテンを自分で縫っていたなあ、母は。
作ったものを捨てるのがイヤということなんだろうけれども、あんなにボロボロで、汚いとやっぱり…
確かに大物だけど、やっぱり捨て時というものは、あると思う。
同じ時に揃えて作ったリビングのカーテンは、何年か前に新調していたのに、どうして父の部屋のだけだめなんだかも、よくわからない。

考えるのよそう。ともかく、カーテンはどれも長さが同じに見えるようになったし、幅が足りない感じもしなくなったし、レースのカーテンはどれも真っ白に見えるようになった。

あと、ホームセンターで買ったカーテンは、どれも洗濯機で洗濯できるし。年に2回ぐらいは洗おう。

手術(ミニ)

皮膚がちょっと、盛り上がって、そのあと、てっぺんが傷になって、かさぶたになって。
かさぶたがはがれて血が出て、また、かさぶたになって…と繰り返すので、これは何ぞや、と思って近所の病院へ行った。

「腫瘍」で、上が「びらんになっていて」出血する、のだと言われた。

じゃ、切りましょうか、麻酔して、手術します、ってねえ、突然言われてびっくり。

「今ですか?」と聞き返してしまった。別に何の意味があったわけでもない、多分反射。

「あ、もちろん、別の日に予約を取って来ていただくのでもいいんですが」
…といわれても、別に何の急用があるわけでなし。ただ、ちょっと覚悟がなかっただけなのだ。

「今、切ります…」
というわけで、局所麻酔で切ることになった。麻酔が効くまでの間、ぼーっとする。

さっきまで聞こえていなかったBGMが、落ち着いて寝転がっていると聞こえる。
合成されたオルゴールの音楽だ。

懐メロ?結婚式とかにかけておくのにいいような曲だ。

「野に咲く花のように」
…なつかしいな。

ただ、自然に風に吹かれて、そして人をさわやかにして。
野の花のように、生きていけたら。そういうことを歌った歌だ。

私が教会で上げた小さな結婚式で、この曲は友達がみんなで歌ってくれた。
大体、キリスト教の結婚式では、式次第に、歌を歌うところがある。まあ、誰も居なくて二人と牧師さんだけ、という場合はどうするのか知らないけど、参列している人たちがいるときは、全員で歌うことになっている。

いかにも賛美歌…という曲目になりそうなものだけれど、教会の外では知名度がない歌が多いため、教会の歌集には、「讃美歌集」のほかにも、それっぽい歌が集めてある別の本なんかが置いてあることも多い。
 その歌の本に、この「野に咲く花のように」が載っていた。

 どの歌を歌う?となったとき、この歌は「あ、みんな知ってるね」となったのだった。
 即席だったけど、合唱して、教会の天井は響きやすい作りだったので、とてもきれいだった…。
 
 20代だったあのころは、ただあるがままに、自分の心の思うままに生きていても、素朴に、自然に、そして時には人の心をさわやかにするような、素敵な生き方が出来るものだと信じていた。

野の、花のように。

 それが、とても難しいことだと…。人にいやな思いをさせないように生きていくだけでも、割と気を使って、それでも失敗して。
 ああ、あんなこと、言わなければよかった、しなければよかったと、思うことが一体どのぐらいあることだろうか。

 星の数ほど…。

 1人でも、顔を上げてりんと立ち、太陽が当たるときも、北風が吹くときも、ただ、そこにいて、あるがままに生きて、誰にも迷惑をかけないでいられたら。
 ちょっとそんなことを夢に見る。

 でも、さびしい気持ちが、それを不可能にする。
 
誰かと、ふれあいたい。暖かい交流が持ちたい。

 「おなもみ」という植物のことをちょっと、思い出した。
小さいころは、その実を「くっつきむし」と呼んでいた。

 とげとげした実で、それが生えている草むらで遊ぶと、服にくっついてくる。
 手入れがされている場所ではなくて、雑草ぼうぼうの場所に生えているものだ。

 素足で踏むと、かなり痛いし、手で触っても結構痛いし、ぎゅっとなんか握れない。

野の花も色々。私はかわいい花じゃなくて、オナモミなのかもしれないな…。一生懸命誰かにくっつこうとしていて。
 
…と、そこへ先生がやってきた。
手術は、すごく短い時間で終わって、縫い目と、ガーゼ。
48時間経つまで、濡らしちゃいけないというので、防水フィルムを買いに行った。縫ったばっかりなので、ちくちく痛んだ。
今日のシャワー、ちょっと大変そうだな…

 48時間たったら、シャワーで濡れてもOKらしい。そのあと、化膿止めの軟膏をのせて、バンドエイド(の大きいの)を貼っておくことになった。1日1回、貼りかえるんだって。
 湯船に浸かるのは、だめらしい。12日間ぐらいで抜糸しましょうか、となった。


 

人並みの暮らしと50万円

埼玉で【人並みの暮らしをするとひと月、50万円必要】とかいうような話があった、というので、色々なブログにその記事の感想があったのを読んだ。

 正直なところ、50万円なんて、ローン含めたとしても、かかったことがない。ま、うちはまだ子供が小学生だということも大きいだろうけれども…。自分では「人並みの生活」をしているとおもっているわけであるから、この記事はちょっと、えー?ってなった。

 確かに、関東…というべきか、それとも、「東京通勤圏」というべきか、というあたりは、生活費が高くなる傾向があると思う。転勤であっちこっちに行ったけれど、「鹿が車にぶつかって廃車になった」というような話が「あるある」だった地域は生活費が安く、自転車を駅前に止めておくのにお金がいるような地域は生活費が高い。

 でも…。東京通勤圏とはいえ、50万円?

大体、こういう記事にだまされちゃいけないのだ。絶対、何か、からくりがあるにきまってる。
テレビ、新聞、ネット、本、何でもいいけど、活字になったり、放送されているようなことは、全部が本当なわけではない。
うまーく、そう見えるように操作してあるときだって多いのだ。

 うちの母親は、こういうのにコロっとひっかかるたちで、(父はひっかからないので、それほどひどいことにはなっていない)例えば古い話だと、あのオイルショックの時、父の反対を押し切り、トイレットペーパーを半間の押入れの上の段いっぱいに買ったという前科があったり、「界面活性剤が体に悪い」という風説を信じて、高い化粧品を買わされたり、水素水が体にいいと、浄水器のできそこないみたいなのを売りつけられたり、している。

周りが止めてもぜんっぜん聞きやしないし、自分の自由になるお金があるものだから、そういうものを買ってしまって、いいの!と言っているのが、疲れるんだよねえ…。(化粧品も、水素水の機械も、喜んで使用中だ。体にいいのよ、と幸せそうでは、ある)
 だから、私は絶対そういうのにひっかかりたくないのだった。

ただ、私の頭はあんまりよろしくないので、どこが、どう違う!ときっちりわからないこともある。
今回は、じーっとニュースのネタ元をにらんでみた。

回答者の7割以上が持つ物を「必需品」とし、それを持つ生活を「普通の生活」と定義

多分、今回の落とし穴は、この部分だと思う。

私が子供のころ、クラスは大体40人だった。7割だと28人が持っていて、12人が持っていない。
12人といえば、結構な人数だ。これが、38人が持っていて、2人が持っていないのなら、かなり、普及具合が違うだろう。でも、正直12人も持っていないものなら、それほど「人並みになれない」と悩むほどでもないという感覚が私にはある。

「ガンプラはもっているが、ファミコンはもっていない」
「ファミコンはもっていないが、ラジコンはもっている」
「ラジコンも、ガンプラもないが、ファミコンはもっている」
…とまあ、こういう感じに、クラスでは、持っているもの、持っていないものが散らばっていたものだった。ガンプラもラジコンも、ファミコンも、クラスの男子の7割ずつぐらいが持っていたと思う。いや、ガンプラはもうちょっと普及していたかな…?でも、つまりこれを、このニュースの方法で、考えるとしたら、
「ファミコンと、ガンプラと、ラジコンを全部持っている」でないと「人並みの生活が出来ていない」と判断する、ということなんだよね?

それは、「人並み」でなくて、「結構な贅沢」ではないのかなあ、と思う。
ファミコンも、ガンプラも、ラジコンも持っていない!という子は、天体望遠鏡を持っていたりしたもので、みんな、「どんなものにお金を出すか」ということについては、好みに応じて、人それぞれ、ということは子供だってわかっていた。
 どれも持っている子は、「あの家は金持ちだからな」という認識があった。人並みという言葉は、割と「ぎりぎりから、まあまあぐらい」であって、余裕で上の方、というのは、「人並み」よりも間違いなく上だ、という感覚があったわけだ。

大人になってからでいうと、多分自家用車は7割よりたくさんの人が持っているだろう。でも、自家用車がなくても、都会なら十分生きていけると思うし、服飾費は、多分年間10万円以上かける人も、多分7割以上いるだろうけれども、そういうことに関心がないなら、もっともっと低い値段でやっていって、全く問題は起きないので、これも、「人並み以下」という意識は持ちづらい。
 つまり、7割の人が持っている時、3割の人は持っていないということが計算に入ってないんだと思う。

これが9割か、95%の人が持っているものを「必需品として」計算したら、もっと下がるんじゃないかなあ…
50万円x7割で、35万円。35万円x12ヶ月で420万円…となると、既婚男性の給料のボリュームゾーンがこのあたり・・・・というのとも合致すると思うんだけど。

 なんて話をしていたら、夫が言い出した。
「大体、この話はさ?最低賃金を上げてくれ、という交渉をするために出したみたいだよ?「労働組合連合会」とかが出してるんだから。そしたら、「今の給料で、大体やっていけますよねー。そうですよねー」ってデータが出ちゃったら困るから、こうしたんじゃないの?」

…ってそうか。なるほどねー。

で…この表、改めて見直して思ったんだけど、関東で東京通勤圏で家賃5万円って、どんなところなんだろうか。7、8万円は出さないと、子供2人で4人家族はつらいんじゃないかなあ。それか、かーなーり、田舎だよ、想定されている地域が。おそ松君のアニメのエンディングじゃないけど、「空気はうまいが、町へは遠い」というような、電車の始発駅から座って通勤地域?

 そして食費が10万円って、ねえ?30台で子供小さいのに、こんなにかかる??よっぽど上等なレストランで週に何度か外食して、お惣菜買わないと、こういう値段にはならないと思うんだけど…。これは食事を用意しているのは、自炊をする節約な主婦ではなくて、手間を省いて仕事を優先、おまけにちょっとセレブなマダムだと思う。

 あと…通信費。これ、高いよ。家にネット回線入れるのは、人並み、確かにそうだと思うけど、この通信費だと、スマホでよっぽどいいプランとって、家にびゅんびゅん高速のネット回線いれて、相当なオンラインゲーが遊べると思う。
 
 確かに、東京の私大に子供を入れたら高いだろうな、というのはわかる。でもその時には、大抵の人は、いろいろな経費を削るんじゃないかなあ。
みんな、「どれもこれも、全部は手に入らない」ということはわかってるよね。
子供を私大に通わせるなら、お母さんもパートに出て収入増やすとか、通信費は安いプランに乗り換えるとか、車を買い替えないで長く乗るとか、外食は減らすとか…。

どれもこれも、今の生活で「かなりいい」レベルのものをいつも手に入れたい。人が持っているものは自分もほしい。というようなことを考え始めたら、多分、この50万というのは妥当な線、またはこれじゃ足りない線なんだろうなあ。

50万円必要な生活は、ミニマリスト、ダンシャリアン、節約、そして「普通の生活」のどれとも、遠いと思う。

衣替えしながら断捨離

靴下の入れ替えをした。

大体、私も夫も、子供のものも、普段履く靴下はあんまり種類をたくさんにはしない。
つまり、上手く買えれば、だけれども、全く同じ靴下を買って使う。

私のは、足首のところまでの黒で、足の裏に滑り止めがついているもの2足セット3つ。夫のは、基本5足セット1つか3足セット2つ。子供のは柄違い3足セットが多いので、なかなか全部同じとはいかないが、3足を2セットとか、同じのがかぶるようにする。

これは、なぜかというと、紛失事故のため。なぜか、気をつけているはずなのに靴下が迷子になることがある。その時、引き出しに戻しておく。迷子になる回数が増えても、全く同じペアならどれをとっても大差ない。穴が開いたときも、大抵両足が一度にあくことはないので、穴が開いたものを捨てても、開いていないほうが他の靴下と同じ…となると、うまくいけば長持ちさせることが出来る。

 これは、「秋月りす」さんのマンガ、「OL進化論」で、課長さんが毎年、同じソックスを10足買う、というエピソードを読んで覚えた。
課長さんは、今年は黒、次の年は紺、と一年ごとに色を変えて、古び具合がわかるようにしていた。だから、うちも、チャコールグレーか、黒か、紺ぐらいでそうしている。

冬物を夏物に入れ替えるのもついでに出来た。古い下着を捨てて…と思ったら、さすが去年アメリカに持って行くとき古いのばっかり持っていったから、今回は捨てるのがなかった。残してある下着は、来シーズンにも着用可能な感じ。
長袖のTシャツで、すそがかなり波打っている=のびた、とわかる物を全部捨てる。(ちょっとしか波打っていない場合は続投)
毛玉が目立つようになった夫の長袖のポロシャツも捨て。

断捨離の意味がなんとなく、飲み込めてきた。「整理整頓」とか、考えなくて「抜いて捨てるだけ」で、大丈夫なのかな…と思っていたのだけれども、びっちりぎちぎち、みっちみち…でないのなら、乱雑なら、乱雑なりに、ほしいものが出せるようになるんだね。

問題は私の下着…。ひらひらしたタイプのとか、かっちりしたのとか、滅多なことで要らないんだけど、年に何回か「ちゃんとした格好」を要求される時には、そういう下着がいるんだよねえ…。あと、寒い時にお寺なんかにいくと、かなり冷えるので対策用のタイツとかレギンスとか。滅多にはかないのでキレイなんだけど…滅多に要らない…と思ったので思いついて、洗濯ネットにまとめていれてみた。
邪魔にならなくていい。もう1つ、ネットを持ってきて冬用のフリースの靴下と部屋履きをまとめてみた。冬になったら、今度は夏物をネットに入れる。引き出し1つの中で、収納と使用中がわけられて、衣替えは引き出しの中で終了だ。これいいな。

パジャマも入れ替え。
夏のパジャマは結局、上がTシャツ、下が薄手のパンツというのが多い。パジャマを買っても、上半分はきれいなまま残り、下半分はボロボロになっていると言う状態になりやすい。そういう上半分がいっぱい出てきたので全部断捨離(揃いの下半分は消費されて、もうとっくの昔にない)。多分今年も、Tシャツを着るだろうから。

ゴムのゆるんだパジャマパンツのゴムの入れ替えを…と思ったら、パンツの内側が見事に、薄くなって破れていた。
寿命だな…。これ、丁度いいサイズだったのに…
これと同じサイズのがほしいなあ。と思った。
パジャマというのは、みんな似たように見えても、ちょっと小さいのとか、余裕があるものがある気がする。
これはぴったりだった。

…ってことはさ。と思って、はさみで縫い目を切って、広げてみた。
これを型紙代わりに使えば、大体同じに出来るんじゃないの??だよね?

アイロンかけて延ばしておいた。
今度、作ろう。パジャマなんだし、どんな柄でもいいわけだからね…。上下買って下だけ使うより多分安上がり。

 謎の…これなんだろう、と思ったら、とっくに捨てたコートのフード部分だった。
 フードが好きではないので、取り外し出来るコートを買って、外して、そして捨てればいいのに、とっておいたんだなあ。一度も活躍の機会はなかったけど、これも断捨離。2枚あった。はあ…そりゃ、引き出しがいっぱいになるわけだよ…。
フードなしのコートは使えても、コートなしのフードは使えない。

 トレーナー。色がはげて、首がのびてる感じで、そして毛玉が…ってそうか、これは冬用パジャマだ。
 うーん、この際だし、断捨離か!夫に相談はしない。したら、絶対「まだ着られる」っていうもんね。
 破れるまで(かなりびりびりに)、着られると主張するからなあ…。断捨離とはちょっと相性が悪い。

最後に、ハンドタオルの断捨離に挑戦。これは洗濯して4つにたたんで、引き出しに立てて並べて入れてあった。
なぜか、茶色というだけで、夫の引き出しにクマのプーさんのタオルが入っていたり、ニンテンドーポイントでもらったマリオのがでてきたり。

なぜか、タオルは「いくらあってもいい」なんて思ってしまう私。もし、使う時になかったらどうしよう、みたいな事を考えているんだよね。
でも、1日に2枚以上使うことなんてないし、洗濯は毎日しているのだから、4、5枚あれば十分…。
そして、ほとんどが100均出身。
100均出身で、もう5、6年は…いや、息子がうんと小さい時のも出てきたから、7、8年のも混ざっていると思うけど古びて来ているのを断捨離。

息子が幼稚園(とそれ以下)の時持たせていた、かわいいけど、今はもう…という柄全部断捨離。
ミッフィー、プーさん、シンカンセン、セサミストリート…、ドーナツ屋さんの景品。
結局、夫の分が5枚、私のも5枚ぐらいしか残らなかった。
一枚だけ、サイズがすごく小さいのをとっておく。これはカバンの底の方に、予備に入れておくのにかさばらないから。

捨てるものをまとめたら、ゴミ袋2つ分はあった。服はたたんでまとめて紐で結んで、集積所に持っていった。

ふう…午前中の仕事としては悪くないと思う。
これ書いたら、お昼ごはん食べよう。

服の全数チェック

衣替え、および服の断捨離はもうこれで終わり、と思えたので、数えてみた。
あとで計算しやすいように、行の頭に数量をいれている。

5:半袖(Tシャツがユニクロ3枚、ユニクロでないの1枚(もらいもの)、ブラウス(自作)1枚)

2:長袖ブラウス(スーツの下に着る淡色。7分袖1枚、長袖1枚)

5:長袖 (襟の付いたコットンシャツ2枚、ユニクロTシャツ3枚は色違いで同じ形)

6:ジャケット類(スリーシーズンのもの3枚、夏用3枚といっても、冬はコートを着てしまうので活躍の機会は少ない。)

2:夏用パーカー (日焼け防止用、柄もの1枚、無地1枚)

1:毛糸のカーディガン (ユニクロの)


1:セーター (冬、長袖のTシャツのかわりに着るもの。洗濯をいつすべきか悩むのであまり着ていない)


5:ベスト (ダウンベスト2枚、ナイロンの、コットンの、レースのをそれぞれ1枚ずつ)

3:コート(ダウンの、毛の、それから春用を1枚ずつ)

 *…*…*…*…*トップスここまで。30アイテム。

6: パンツ普段用 ジーンズっぽいの5 夏用1 (っぽいの=デニムではなくて、デニム調のもっと軽いのを履いているから)

2: パンツお出かけ用(グレーと黒。オールシーズンこれ。でも、友達、家族と出かけるならデニム調で十分で活躍の機会は少ない)

2: 冬用パンツ(スキー用と、特に寒い時用オーバーパンツ1枚ずつ)

9: スカート 家用夏4、外用スリーシーズン4、夏用1

1: ジャージのパンツ1枚 (主に旅行用)

*…*…*…*…*ボトムスここまで。20アイテム、トップとボトムで50アイテム。

3: スーツ3組 春秋用。何とか冬にも対応?

1: 喪服1組 これも、上からコートを着て、全シーズン対応。

*…*…*…*…*ここまでで54アイテム。

2: 水着とパーカーセット (夏泳ぎに行く時着る。UVパーカーがいやに派手で、プールでしか着ないので、水着と一緒にしてある)

7: パジャマ(旅行用上下1セット、夏用パンツだけ短長中ぐらいの1枚ずつとTシャツ2枚、フリースパンツ1枚)

8: 冬用下着(上3枚(ヒートテック)下5枚(ヒートテック3枚、コットン2枚)

5: スーツまたはスカート用下着(キャミソール、ペチコート、濃淡1色ずつと、ブラ1枚)

2: スポーツブラ1枚、短いスパッツ1枚

6: 夏用下着 (カップ入りブラトップ6枚)

6: ショーツ6枚。(オールシーズン同じ)

4: ストッキング(新品、肌色っぽいのと黒1枚ずつ)、タイツ、かかとが抜けているスパッツとストッキングの中間みたいなの(名前はなんだっけ)1枚ずつ(両方黒、防寒用)

15: 靴下 淡色2組、濃色6組、冬用3組、冬に靴下の上から履く部屋履き4組)

7: スカーフ、マフラー、ストール(毛糸の3枚、シルクの1枚、コットン2枚、リネン1枚)

17: 帽子(毛糸4、春秋5、夏8)

3: 手袋(冬用2、夏用1)

*…*…*…*…*ここまでで82アイテム、累計で136アイテム。
あ、あと、エプロンが1枚、レインコートが上下セットと、膝丈のと、レインハットがあるから140かな?
帽子はちょっと減らしたほうがいいかもしれないなあ。
でも、これは間違いなく「断捨離後」。

今年、夏用のトップスは1、2枚買いたい…またはブラウス2枚ぐらい作りたいなあ。
秋に入って、ユニクロで長袖を売り始めたら、もう2枚ぐらい欲しい。今のは、ちょっとヨレ気味だ。

リストを見て、断捨離するとしたら、旅行用パジャマと、セーターぐらいか…。
パーカーは柄物はいいけど、白の無地に、シミ発見したしなあ。多分5年は着てるし、柄物はあわせにくいからこればっかり着てるので、そろそろ断捨離候補…?だとしたら断捨離するのは実は柄物のほうってことじゃないか?「あんまり着ない」んだものね。

夫に相談してみた。こっち(柄物)断捨離してー。そいで新しいのが2枚ほしいー。こっち(白の無地)はここに、でっかいしみがあるんだよー。
「全部いっぺんに買うのはやめなさい、買うのが楽しいのはわかるけど、2度にわけるほうがいいよ」
…んー。堅実と言えば、それが堅実か。
私が買うパーカーの予算なんて、高くて2000円なんだけど、買ったらやっぱりうれしいものねえ。
…趣味の一環として、つくろうかな!そしたら、ええと予算1000円で、一枚出来るはずだもんねえ。無地の、白い布なんて絶対安いから。
最近、服屋さんではおりものみたら、ボタンとかファスナーなんか最初ッからないですからーーー。というデザインのものが多かった。あれなら、確かに出来そうだもんねえ。実は、ああいうものを作るので難しいのは、身頃と袖ではなくて、襟と、前の合わせの部分のファスナーとかボタンとかなんだから、そういうのを全部省けば、(襟は襟ぐりのところから、前たてのすそまでつながっているというデザインも多かった)きっと裁縫初心者の私にも…とか、うっとり夢を描いているうちに、2枚一気に買ってほしいというおねだりは失敗した。


あと、枚数が多いのは靴下だけど、靴下と、下着は割と消耗品だし、しばらく買わなかったら漸減していく。

実は、下着はよくみたら、「これ、着ていない感じだな、っていうか新品?」というものがあった。これは多分、普段着ている分が3組ぐらい。で、残りの分は多分、「旅行に行く時もっていっている」分だと思う。
 旅行に行かないのなら、全部3つずつでいいわけだけれども、旅行で、例えば4泊となると、持っていく分4枚、朝から着用分1枚、それから前の晩着て洗濯して干していくのが1枚必要だからねえ…。向こうで手洗いというのも、干せる場所がない時もあるし…とか思うと、なかなか全部3枚でいいよね、とは思い切れないところがある。

下着は、「普段の分」「旅行のみの分」とわけておいて、旅行分はすぐ出せなくてもOKにしておき、古くなったら旅行用のものを普段に回して、新しく旅行用を買う…というのはどうだろう。そうしたら、普段の分が減って整理しやすくなるよね。旅行なんて、年に何回もない。

 断捨離すると、クローゼットの引き出しにいれておくものが、防寒用それから季節はずれの帽子だけになった。あとはハンガーでクローゼットにかけておく(ちょっとぎちぎち気味だけど)、または引き出しに全部収納出来た。

なんと、枕カバーまで収納出来てしまった(服は寝室にしまってある)。

これで、衣替え楽々?真夏用のものと、真冬用のものを、ちょいちょいと入れ替えれば終了のはず。

卒入学用のスーツとか、喪服とかは、どうしたってとっておかなくてはならないし、下着と靴下類は、消耗品としてカウントせず、帽子、手袋、ストール類も、数えないとすれば…。50枚前後。こんなものだと思う。

断捨離のコツサイトなんか見てると、半年使わなかったら断捨離とかいうけど、喪服なんか半年ぐらい間違いなく放置になると思うし、子供の入学式に着たスーツは、卒業式にも着るんだ!とか思ってるから、断捨離しない。

…もしかして、枕カバーを引き出しに入れなかったら、全部入るかな…。でも、そうすると枕カバーをクローゼットに入れることになるので、毎日替えるのに面倒くさいから、これでいいか。

これを書き終わったら、私の旅行用下着を別に分けて、夫のほうの断捨離もやろう。
そうしたら、夏物をちょっと、作るとか買うとかする!(楽しみ)
子供の分は今のところ「サイズアウト」という便利な機能が付いているので、断捨離はうまくいっているから、考えなくていい。

 実は、「衣替えのない生活」というのをやってみたかったんだけど、ちょっと、無理かなあ。
ミニマリストだと、服は10枚とかだそうだけど、それは無理な感じがする。
冬が終わったら冬物を捨て、夏が終わったら夏物を捨てないとだめじゃないのかなあ、それ。
ボトムスが3枚、ブラウス3枚、上着3枚、ベスト1枚…って通勤着だけで終わりだよ、10枚なんて。
部屋着とか、遊びに行く時の格好はどうするんだ…。

まあ、ミニマリストにはならないから、この数でしばらくやってみる。
うまくいくなら、1枚買ったら、1枚捨てるのもいいよね。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
ちなみに、この記事は6月11日の記事として書いていたのだけれど、数日前にいつも読みに行っている【60歳までに断捨離】のみどり子さんが、タイムリーに、【服の数を数えた記事】を書いていらっしゃったので、その話を私も早く出したくて、記事を入れ替えて更新してみた。

簡単、手抜きプリン(リベンジ編)

前回作って、息子には"'s grainy"と渋い顔をされたプリン。
「ぶつぶつしている」のをこう表現するらしい。つまり"It is grany", grainというのは穀物の粒みたいな「粒」のことを指すので、こうなるんだろうな。

夫がいうには、「そのカップ、かわいいけど、前はこう、もっと平べったい大きいので作ってなかった?」って。うーん。
長期渡米の時は、私はプリンを耐熱ガラスのパウンドケーキ型で作っていた。アメリカは卵と牛乳と砂糖が安い。牛乳を1リットル、卵を10個入れたプリンはかなり大きい。パウンドケーキのようにスライスして食するのである。

さすがに、20代の頃ならともかく、今そんな食べ方をしたら絶対、むくむくと体重増加するのは目に見えているので、プリンは卵3つ、牛乳300mlぐらいで作ることにしている。

多分まだ2000年になっていない頃、ネットで見かけたレシピでつくったんだけど、多分レシピの出所は【プリンワールド】だったはず。

でも、私が覚えているレシピとは違っているので、もう当時のレシピはないのかも。

当時のレシピは、卵1個に牛乳100ml、グラニュー糖大さじ1杯。私は、4グラムちょっと切るぐらいの角砂糖を家で使っていたので、それを4つ。

卵はどのサイズでも別に困ったことはないけど、大体高いので大きいのを買わないから、Mサイズで。白身も黄身も全部使う。
黄身を多めに入れるレシピもあるみたいだけど、どうせあとで濾したとき、ざるに白身が残っちゃうので最初から分けなくてもOK。

卵と、砂糖を混ぜる。泡だて器はめんどうなので出さない。大き目のフォークで混ぜちゃってるけど、問題は出たことがない。
ただ、「泡立てない」と書いてあるレシピは多いので、あんまり長時間力強く混ぜない方がいいと思う。なんとなく混ざってればいい。

牛乳を鍋で温める。鍋の周りに、泡がずらっとならんできたーー。というぐらいでとめる。
牛乳が盛り上がってきて、もしかしてこれは沸騰したんじゃ!…となった人は、火をとめて、ちょっとぐるぐるまぜて、微妙にさますといいかも。私はめんどうなので、ぐつぐつしたのでなきゃ、そのまま使う。

砂糖入り卵液を、牛乳の鍋に投入、すかさず混ぜる。
薄黄色の、卵液になるはず。ここで、黄身の色をした、濃い黄色の点々が浮いている、というあなたもそのまま気にせず、さっきのフォークでぐるぐるしておけばそれっぽくまざります。

漉す。茶こしはちょっと小さいかな?金網のざる、味噌こしなどを使用。
めんどうだけど、この工程は、省くとかなり、おいしくなくなるのでがんばりましょう。コーヒーフィルターだと、すっごい時間がかかるのでお勧めしません。
ここで、黄身のつぶとか、白身のかたまりとかが、こされて網に残ります。もったいない…ような気がするけど、均一に薄黄色の液体が大体落ちたな、と思ったらそこで終了させること。
 ここで、プリン液の温度が、下がっているとスが入りやすくなるのは経験済み。

今回、蒸すときに、「フライパン用蒸しプレート」というのを利用。フライパンに水を入れて、この足つきの穴あき網みたいなのを中にいれて、沸騰させる。沸騰したら、一度火を止めて、プレートの上にハンドタオルをおいて、注ぎ分けたプリンを置く。今回は耐熱ガラスのケーキ型を発掘して利用。これでないと、高さがありすぎでフライパンのふたがしまらなかった。うちでは、これを大型グラタンを焼くときに使ったりする。

モロゾフのプリンカップは使用したかったのだけれども、今回、どーしても私は、「うまく出来たプリン」が食べたかったので、失敗するなら1回成功したのを食べてからだな!ということになった。

15分、コンロの一番弱火のところを使って蒸す。これがね?前回失敗したときは、「強火力」のところの一番弱火、でやったと思うので、今回は、一番小さい火口の、一番弱火にしてみた。

15分加熱したところで、ナイフをプリンにさしてみた。
 ナイフにプリンがつく…ということはまだだな…。
もう15分加熱すると、今度は大丈夫。

冷却。 あったかいプリンって、なんかだめだ。やっぱり冷たくないと…。

底にちょっとだけ、スが入っていたが、今回はそれほど気にならず、普通に食べられた。
…というわけで、成功。

次回は、蒸しプレートなしで、タオルを厚手のにして、モロゾフで作ってみるかな…。

材料費を考えると、200円以下で、400ml分ぐらいはあると思うから、やっぱり市販の、こういう味がするのより、安い。
まあ、一番安いプリンより、高いけど、そういうのは味が違うものね。
バニラビーンズ?生クリーム?わはは、全部ない。バニラエッセンスさえはいってない。入ってないけどこれで十分。

一度、もっと甘いのを作ったことがあって、夫に、「バニラエッセンス、入れすぎだったりしない?」とコメントされたのだが、バニラエッセンスは一滴たりとも、入っていなかったということがあったなあ。
 単に甘すぎだっただけ。でも、夫には、内緒にしておいた。

カラメルソースすら省いてるから…。ちなみに、上のリンクのサイトのカラメルの作り方には覚えがあった。
プリン…。やっぱり、おいしいよね。タンパク質たっぷりで、元気が出る気がする。

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
昨日の記事をアップしてから、やっぱり多いのは断然帽子だな!と思って、夕飯が終わってから、帽子をベッドに並べてみた。
よく見たら、子供の帽子が1つ、まぎれていた。かぶれるところがすごい。うちの息子、頭大きいからな…

でもやっぱり子供用、帽子のつばが、そういえば小さい。それとそっくりな帽子があるので、たぶんこれと間違えたんだね。
冬用帽子、リバーシブルでこげ茶色とベージュ。形が似ているこげ茶色の1つ、ベージュの1つを断捨離決定。
要はこの帽子2つの役割はリバーシブル帽子で出来るはず。

黒い帽子のうち、1つは、もっと髪が長かったときのもの。髪が短いと似合わない帽子だな、これ…。
他のはそうでもないのに、なぜこれはダメなのか、わからないけどしっくりこないので捨て。

白い夏用、薄汚れていたので、昨日の記事を書く前に洗ったんだけど、乾いたら縮んでいた。キツイ。
うーむ、余計なお世話だったか…。断捨離に「なってしまった」。割と使い勝手よかったのに…。

ツイードのキャスケット。かぶってみたら、微妙に若作り…。帽子が5角形だというのもあるんだろうな。
…買ったの、何年前だ?子供が幼稚園ぐらいってことは、5年前ぐらいまでは出番が多かったけど、最近かぶってない。
これは、安売り好きの私にはめずらしく、帽子屋さんで買ったものだったはずだ。
買ったのは多分、20年…ぐら…いまえ…かな?いや、もっと前かもしれない…。

長年使ったけど、多分これは、ながーーーい賞味期限が、切れた、って感じだな。高かっただけのことはあった。
今度はツイードはベレーにしようかな。今度は六角形か八角形にしよう。

6個、断捨離。うむ…帽子は夏5、毛糸の4、冬2の11個になった。
アルパカ毛糸で、ベレー編むつもりだったんだけど、編んだのは既に4つ。まあ、作る楽しみというものもあるので、これはこれでいいか。

カプリコの思い出

カプリコというグリコのチョコレート、みなさん覚えていらっしゃるだろうか。
覚えている…というか、現在も販売されているので、お店で見かけることも多いと思う。
正式名称は、「ジャイアントカプリコ」。小さいのがパックになったのも、ある。

でも、これは案外、大人になったら食べないチョコな気がする。

昔…。私が田舎の子供だった頃、これを、オヤツに出すおうちは、「お金持ち」だった。
ほとんどの子が兄弟姉妹がいた田舎のこと、これは1人に1つが基本のお菓子だから、不経済なのだ。
遊びに来たお友達の分まで頭数出すとなれば、袋入りのお菓子なら4人100円で済むところが、カプリコだと400円。

もちろん、貧乏だった私の家では出るはずのないお菓子であった。
故に…最初に食べた時の衝撃はなかなかのもの。
一応、コーンに入ったアイスクリームには、経験があった。でも、エアインチョコ(という言葉は当時、なかったと思う)は初めてで、さらにコーンに入って、手に持って食べるチョコレートというのは、かなりの珍しさ。

私はそのイチゴのカプリコを少しずつかじりながら、世の中には、おいしいおやつがあるものだ…と、おばーちゃんちで出る芋けんぴや、鈴カステラとの違いをかみしめたのだった。
ちなみに、当時は、「チョコレートをたくさん食べると鼻血が出る」といわれており、板チョコでさえも、子供にはたくさん食べると体に悪いという風潮があった。現に、当時伯父には、パチンコでとった特大の板チョコレートを丸ごと何枚も食べて鼻血を出した、というエピソードがあったらしい。本当かどうかはわからないが、当時のチョコレート、一体なにが入っていたのだろう。


そのあと、「ぬーぼー」「霧の浮き船」なんていうエアインチョコレートもあったけれど、この分野、そういえばあまり競合商品がない気がする。今は、霧の浮き船のほか、「ぷくぷくたい」という最中入りチョコレート、あれが確かエアインチョコだ(結構おいしい。どっちかと言えば駄菓子系の味だが、実は好き)
 カプリコは、大人になって、1人暮らしをした時、心ゆくまで食べて、なおかつ子供がもっと小さい頃は、オヤツに「ミニカプリコ」を出して、自分が好きなヨーグルト味だけ自分で食べて、残りは息子に食べさせたりとか…で、もう十分食べたな、と思っていたのだけど、今回、「カプリコのあたま」という商品をみかけて、つい買ってしまった。

 これはつまり、イチゴカプリコの、てっぺんだけをひと口サイズにした商品のようだ。
 
ジャイアントカプリコは、上の方こそ「XX味」とかいてあるパッケージの通り、たとえば、イチゴとか、ヨーグルトとか、カスタードプリン(確か、期間限定にこんなのがあったと思う)とか、メロン、京都に旅行すると抹茶味とか…そういう特殊な味だったりするのだけれど、途中から、普通のミルクチョコレート味になってしまう。
 いつも、最後まで上の方と同じ味ならいいのに…と思っていたので、なるほど、ここだけ食べたいのは、私だけじゃなかったんだなあ、と思った。
 
 イチゴカプリコが好きなら、すごくいいと思う。確かにおいしかった…
おいしかったけど、やっぱり、カプリコはコーンに入っているのがいいなあ…という気もした。

 カプリコの、いいところは多分、あのコーンにあると思う。コーンだけ食べてもおいしくないけど、でも…。
 久しぶりに、ジャイアントカプリコ、買って食べようかな。

もしかして「カプリコの頭」は、カプリコの試供品なのかもしれない。

老眼鏡に、ついになるのか?

去年の、末ぐらいから、そういや…目が見えにくい気がしていた。特に、ビーズの細かいのの、見分けが付きづらい。

ずっと、ド・近眼だった私は、見えない、と思った瞬間、それを顔に近づける習性がある。が、そうすると余計見えない。
ちょっと離すと見えるんだな…。

これが、噂に聞く、ろーがん、というものか!!!と、思った。

元々小さい頃から本好きだったためなのか、ずっと目が悪く、めがねを掛け始めたのは小学校に入ってすぐぐらい。
以来めがねをずーっとしていて、コンタクトは20代の頃にしていたが、手入れの面倒さはめがねの比ではなく、つまり結局めがねに戻ってしまった。

高校生ぐらいからめがねをした人は、めがねの枠がとても邪魔だと聞くが、小さい頃からめがねをしているからであろう、私はめがねの枠が全然気にならない。なので、めがねは自分の一部になっている。

故に、目が見えづらいという状態に慣れているわけで、さほどショックでもなかった。
やっぱり、「遠近両用」とかなのかねえ…。と思いながら、この街で行きつけの眼鏡やさんの、創業祭の割引き葉書が届いたのをしおに、めがねを作りに出かけた。

 私が、パソコンと、キンドルの愛用者であることを、ここのご主人は知っている。ここのご主人もキンドルを使っているのだとか。
 そして、今不自由を感じる作業は、片手に工具を持った、ビーズ細工なのだ…ということを話すと、めがね屋さんのご主人は、「そうですね、これだと、近視の度を下げるだけで、調整出来ると思いますよ」と言った。

  あーーー。なるほどねえ…。てっきり、「老眼用」のレンズを入れるのかと思ったけど、こんなひどい近視なんだもん…度を下げるので同じような効果が出るよね?
  …ってことは、一つ前のめがねをかければ、解決だったかもな…

目から何センチのところまで見えたいか…一番至近距離で22センチぐらいから、遠くまでが見えるように調整した。
 19センチぐらいから遠くまでみえるようには出来ます、といわれたけど、計った感じだと、それで十分だった。
ただ、このめがねは車の運転とかには向かないといわれたけど、そこはいらないから。

 老眼とも、うまくつきあっていかないとね。レンズの厚みが、今までより薄くなった、なんて初めて経験した。

 

白いパーカー買った

捨てようか、どうしようかと思っていたパーカーが、破れた。
さすがにこうなると、なんていうか、踏ん切りがつく。

出かける先はユニクロ。たいてい、前がファスナーになっているパーカーで無地なものを売っているはず。
白か、グレーか、水色か、うすーいピンクか、まあそんなところでいいかな…と思って出かけた。

案の定あった。コットンで、厚手のTシャツぐらいの布のものと、速乾系の化繊。
女性用のパーカーは手の甲が隠せるように、親指を入れる穴が開いている。
生成り、白、グレー、パステルカラーの黄色とピンク。 

もうちょっとだけ、長さがあるといいなあ…。男性用はどうだろう。
グレーの杢、生成りの杢、紺、ダークグリーン、黒、白。
これもいいなあ。

正直男女向けどっちだってかまわない。私は割と大き目の服を着るのが好きだ。ダラダラして見えるだろうが、最近の服は、結構長いものも多いし、「そういうものですよ」という顔をしてきてしまえば、それほど目立たないものだ。

男性用が、ちょうどいい長さ。これ、身幅はちょっと広いけど、長さがちょうどだし…
ないのは、親指の穴だけ。

ないなら、作ればいいやね…。袖は結構長めだったので、作成可能だ。

縦にハサミで切る、というのもなんとなく失敗率が高そうな気がしたので、とりあえず縫い目のところをちょちょっとほどいて、ほどけないように始末してみた。
指を外して着ればそれほど目立たなかったし、これでいいや。要らないと思ったら、縫い閉じればいいだけで元通りだし。

 出来てから、「新しいの買った!」と夫に見せたら、「通常運転だね、いつものだ」と言われた。
うん、その通り。でも実はこれ、前のよりちょっと、丈が長いんだよー。うれしいな。
 でもこの生地は化繊のより、多分もたない。こすれて毛玉が出ると思う。
 2年ぐらいは、着られるかなあ…。3年いければ、いいんだけど。ちなみにお値段は1990円。

ウーゼルって、誰?

【このブログの2月終わりの記事】で、そういや、アーサー王物語をまともに読んだことがない、と書いて、その後、私は子供用のアーサー物語を手にしたのだが、そのストーリー展開のあまりの遅さと、いろいろな民話や伝説から物語になったから当然とはいえば当然の、つじつま合わせに疲れて、物語を追うのがつらくなってきて、思いっきり挫折した。

 えーっと、誰と誰が兄弟で、お母さんが違うのがこの兄弟で、あとから違う人と結婚した…ということはこの人は父親が違う…?おまけに親子で名前が同じだったりするのがまた…。調べてみると、名前が似ている人は混同されていたり、物語の成立年代によって、すごくいい人だったのに、後の時代の物語では悪役をやっていたりするのが、薄い知識とあいまって混乱のもと…。

これは英語で読んでいるから、大体の筋書きがつかみにくいのでは、と判断して、私は日本に帰ってきたのを幸い、図書館にアーサー王物語を探しに行った。

 トーマス・マロリー版ではなく、ローズマリー・サトクリフのアーサー王物語を発見したので、読み始めた。
さすが日本語、速度があがる。

 といっても、人物相関図がほしい…と思うような物語なのは変わらず(そりゃそうだね)、スタートはアーサーなんか影も形もないところからスタート。各種伝承入り混じって、もとの物語や民話は絶対数が多いよね…と思いながら進む。

この、ローズマリー・サトクリフ、結構子供向けの歴史物語を書いていて、ローマ帝国とか、ブリテンが…サクソンが…まあ、あのあたりのものを読むのにとても面白いのだけれど、このアーサー王の物語は多分、大人向け。

 王様が殺されて、その息子がアンブロシウスとウーゼルの兄弟…と読み進めていく。
 なんとかウス、というのは割とローマ帝国が絡んだ文化圏だとよく出てくる名前だよね。
 セレヌンティウス(<メロスの友達。走れメロス…は日本の作家だけど)とか、フラヴィウス、アントニウス、ティベリウス…。

 だけど、この物語では、かなりあっさり、アンブロシウスさんは戦死。
 その後活躍するのはウーゼルさんだった。

 読み進めると、ウーゼルさんはブリテン大王に戴冠されて、ウーゼル・ペンドラゴンを名乗る、とある。

 ペンドラゴン??この称号を名乗るのは、アーサー王物語のなかで、たった一人、アーサーの父ちゃんである。

 ウーゼルって、ユーサー・ペンドラゴンのことだったの??

あー…。Utherで、thが、有声音だとしたなら、ゆーざー、だよね?
Webster-Merrimanのネット辞書によると、ゆーさー、か、うーさー、というような発音だった。THはにごらないらしい。

…うーむ。百歩譲って、まずそれをにごった音にしたとして、うーざーになるとして…。最後のRまたはLを、ら、り、る…と書く表記法、たとえば、Beautifulを、「ビューティフ」と書く英語を無理矢理カタカナに直す方法は、結構あるから、EをTHの方へくっつけて、ローマ字読みにして、うーぜ、までいったら、あとはルをくっつけて、ウーゼル、と。
HERを、「はー」と読もう、というのは割とたくさんの人が覚えてるでしょ…?そこはTHERだったら、TH+あーになって、「ざあー」か、「さあー」になりそうなものなんだけどなあ。

 ウーサー、ユーサー、ウーザー、ユーザーのうち、どれかなら、多分、「あ、アーサーのお父さんになる人だ」とわかったと思うんだけど。
 
実のところ、英語で、単語の一番最後に来るLは「らりるれろ」ではない。どっちかというと「う」の発音の方がずっと近い。
なので、Beautifulは、「ビューティフル」と発音するよりも、「びゅーてぃほう」と発音する方がそれっぽくなるし、wonderfulも、「ワンダフル」と発音するよりは、「わんだほう」の方が、それっぽいわけだ…というのは、英語の発音のコツなんていうのを読むと、すぐ出てくる。

 単語の最後のRも「らりるれろ」ではなくて、舌を後ろに巻いて、「うー」というのが近い。私はこれを教える時、「あうーーワンワンワン」と、アニメで夜がふけたということを表すときに出る、遠くで遠吠えしながら鳴く犬の声があるでしょう、あれを思い出して、舌を後ろに巻いて、アウーーーってやってみてください、と教えていた。

ディーゼルとか、イーゼルとか、そういうものと関連がありそうな感じがするよね、ウーゼルって…。

 農業機械の革命児、ディーゼル・ペンドラゴン新発売!
 
 イーゼル・ペンドラゴン!安定性抜群、キャンバスの固定に便利な爪を装備しました!

…そんな感じ。
 読書がなかなか進まない。

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