アメリカの風邪薬
風邪をひいた。
日本からちょっとだけ、持ってきた風邪薬は、3つずつ飲むもので、瓶の中身を全部持ってきたのだけれど、本当にちょっとしか残っていなかったので、2回分ぐらいしかなかった。1回分飲んで、じゃあ、もういいや、アメリカのを買うか…ということで、ちょっと症状が和らいでいる間に買いにいった。
渡米回数も、滞在期間も長いので、試したことももちろんあるのが、これ。(左の写真)これは、ヴィックス社の。タイレノール、ダイメタップブランドもあるのだけれど、最初の渡米の時、適当に買って試したらよく効いたので、この1種類しか試していない。
初渡米で日本から来たばっかりの時は薬を半分に割るという道具を買って、バチーンと割っていた。が、固いものを二つに割ると勢いで飛び散るのでばらばら?みたいなやつを拾い集めて飲むのがいやになって、無理やり飲み込むようにして、慣れた…というのが本当のところ。大丈夫…アメリカ人は全員、これを飲んでるんだから…とね。
で、これは「co-pack」と言われるタイプ、オレンジの方が昼用、緑の方が夜用。オレンジの方は眠くならない、緑のはすごく眠くなる…というもので、これは半額ぐらいのジェネリックでも同じ、色は業界でそろえてあるみたい。(間違えて飲む人があったら困るからだろうね)。本当は2つずつ飲むらしいのだけれど、身長180センチ、135キロのアメリカ人にでも効くように作ってあるのがアメリカの薬、150センチ台の私が飲むなら、半分でOKだ。このほかに効き目を強力にした「severe」(シビア、つまり症状がひどい時に飲むものらしい)というタイプもあるが、買ったことはない。
ちなみに、これを2つ一度に飲んだことがある夫によると、「これ、2個飲んだら、仕事に行っても平気だ」と笑っていたから、相当効き目はあるとみたね…。私も、今1つ飲んでちょっと経ったところだから、こんな文章ブログで打ってるわけで。(そういうことすると、長引くから寝なさい、と夫には叱られた)夜用と、昼用が別のシートになってるのかと思ったら、同じシートに乗っているのが面白かったので写真撮って、ブログにしよう、と思ったんだもん…。
日本で、妊婦さんが風邪ひいたら「これなら飲んでも大丈夫ですから」とくれる「アセトアミノフェン」が主な成分で、dextromethorphan…というのは調べたところ咳止めで、doxylamine succinate(睡眠補助)というのが緑の方に、phenylephrine HCL(鼻づまり除去)というのがオレンジの方に入っていた。
昼用オレンジ、夜用グリーンの2本セットの液体版もあったけど、多分こっちのほうが長持ちするだろうと思ったのでこっちにした。
子供用の風邪薬は、日本からもってきたのがあるんだけどなー。
あったかいスープが飲みたい…と思っても、結局自分で作らないとない、というところがなあ…しょうがないので、非常用だったスープの缶を開けてあっためて、チーズクラッカーと一緒に食べてあったかくなったところで、これを5分ぐらいで書いたので、子供が学校から帰ってくるまで、寝ます。
あと、夜は、緑の方を飲んで寝る。 アメリカに長期滞在の時には、飲みなれた風邪薬、おなかの薬、痛み止めぐらいはもってきたほうがいいなあ…と思ったのでした。ちなみに生理痛用のイブプロフェンは、日本のようにカフェインとか配合してない、なんでもない錠剤は、かなり安い。フィルムコートも、糖衣錠もないけど。
日本なら、葛根湯なんだけどなー。あと、龍角散とか。あの「効きそうな匂い」がちょっと恋しい。