LuckyDuckyDiary

Ultimate Mahjongg20 レビュー

 これは互換モードで動くようになるまでちょっと試行錯誤したが、動いてからは面白かった。本当はソリティアソフトを買おうと思って買ったゲームだったけど、こっちがメインかというぐらい…というのはちょっと言いすぎか。でも、20種類のうち、何種類かはとても面白かった。

Solitaire これは普通の上海だった。選べる牌がマウスオーバーで反転する。

Two players 上海対戦版で、2プレイヤー用。

Water falls これは、昔マックとウィンドウズ版で流行った「まきがめ」とか「さめがめ」で、3つ以上同じ牌がくっついていたら、それをクリックするとグループで消えるというもの。最初からずらっと並んでいるのが特徴。ただし、グループがハイライトされるのでなく、選んだ牌だけがハイライトするので、大きいグループが取れるかどうかがぱっとわからないのが惜しい。

Memory 神経衰弱。

Arcade これは、Super collapseと英語では呼ばれていることが多い。ルールは同じ牌が3つ以上くっついているのをクリックしてそのグループを消すのだが、これは最初から牌があるのではなく、最初は3列ぐらい。そのあと下からせりあがってくるので、上まで詰まらないように消す。これもセレクトされたグループでなく牌1つだけが反転するのがなあ…。

Nanjing 多分、漢字にすると「南京」と書くのだろうけど、これは、2つの同じ牌で縦横斜めの線で結べる位置にあるものをクリックしてペアごとに消す…というゲームなのだけれど、直接くっついていなくても、ほかの牌が間に入っていてもいいというルールなので、盤面をよく眺めないといけない。牌が長方形というのもあって、「斜め」がわかりづらかったが、こういうゲームはほかに遊んだことがなかったので珍しかった。

Shisen これは二角取り、つまり「四川省」だった。牌が大きくて、画面が大きくて遊びやすい。

Tournament 上海が10ゲーム続けて出てくるので、全部解く…らしい。途中で手詰まりになるとそこまででやり直しになるので、まだ勝てたことはない。

Online play 同じソフトを持っている人と対戦できるらしい。試していない。

Sap tim pum これはブラックジャックと同じような遊びかた。CPUが親をやる。目指す数字は10+1/2で、数字のない絵の牌が1/2点。一度目のドローで6以下だと2つ目は絶対ドローしないといけないルールがあるので、すぐ目指す10ぐらいを越えてしまう気がする。

Dragon Hunter これは、マインスイーパー。ドラゴンが出たら負け。

Free cell これは名前に騙されてはいけない。トランプのフリーセルとは全く別物。これは上海で、「この牌がどけばなー。いいのになー」というとき、4個だけ、「フリーセル」の4枠に置いておける、という「ちょっとだけずるの出来る上海」だった。


Ten spot 足して10になるペアを取る上海。ただし、同じマークのものでないといけないというルールは上海と同じ。

Free Fall 落ちものパズル。5種類の麻雀牌が1つずつ、上から落ちてくる。それを3つ以上そろえる(縦横と、L字でも消えたけど、斜めに3つはダメだった)と消える。数字のない「裏側」を見せて落ちてくるものは、一番下に着く消えるけど、1つずつしか落ちてこないし、回転とかしなくていいので、のんびりしている。それと、マウスを使うと、左右は指定できても、「落とす」のは矢印キーでしか出来なかったのが遊びにくい。

Speed 5分間の制限時間付きで、取った牌の数によって点数の出る上海。

Triplets 隣同士の牌を入れ替えて、3つずつ、縦か横にそろえて取るマッチ3。ただし、デフォルトの「一萬」「二萬」「三萬」という牌がずらーーっと並んでいるのを見たときはくらくらした。そろえるのは無理な感じ。セッティングから「Tile Set」をもっと絵のついたものにしたほうがいいと思う。牌が正方形ならもっと遊びやすいんだけど。

Sudoku 麻雀牌で遊ぶ数独。ブランクの牌を一回クリックすると「1」そのあとクリックすると2、3と進んでいくのだが、もう決まっている数字と、矛盾する時は赤くなって知らせてくれる。

Double Deck 上海の牌が多い版。

Count down まず、取れる牌だけが表になっている上海が出る。上海のルールで同じ牌を2つずつ取る。絵とか漢字の牌は関係なく取れるのだけれど、数字の牌は各1から9までのペア(どのマークでも)が1回ずつしか取れない。1から9まで全部の数字のペアがマークに関係なく1回ずつ取れたら、勝ち。

Slide Puzzle 15パズル。牌の数が選べる…けど、今更パソコンでこれ?と思わんでもない。

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 …という20ゲーム。落ちものとかマッチ3とか、スライドパズルとか、数独とか、ブラックジャック系とか、さめがめとかは、正直もっと面白いソフトがある。マインスイーパーは、まあまあだけど、マインスイーパーは無料ソフトも多いので、これでなくても。
上海、四川省、南京、足して10上海、牌が2倍上海、フリーセル付き上海、カウントダウン。この7ゲームは割といいと思う。

後、このソフトの売りは、背景がたくさん選べること(2500種類だそう…といっても、こんな派手な画面、ずっと見つめたいかな?というようなものも多いけど)。それから牌がすごく種類がたくさん選べること。これの前のバージョンで450種類と書いてあるから、最低でもそのぐらいあるはず。…けど、やっぱり日本でよく見る、「普通の麻雀牌」って、見やすくできているんだな…というのがよくわかる。何百もあるうち、100個ぐらいは、「割といけそう」だったけれど、「ひらがな」「ヒエログリフ」みたいな牌は、もうわけがわからない。カタカナとかの牌もあったけど、これをどうこうしようと思った人は日本語なんか見たこともなかったのでは…というひどさ。果物、野菜や、ドーナッツ…ならまだましというような感じで、「面白いけど…」というものがほとんど。自分で作る機能もあった。

 赤の1から9、青の1から9、緑の1から9、黒の1から9…みたいなセットがあればいいのになあ…と思ったので、後で作ってみようかしら(笑)。ちなみに、トランプを模したセットはあったけど、小さすぎて無理な感じだった。今は、たった一つだけ、普通の麻雀牌の柄に、種類ごとに色分けされたタイルがあったので、それを利用中。結局これだけか的な。もう1つ、種類ごとに色分けされたのがあったのだけれど、それは数字がなくて、「△□」みたいな形になっていた。「麻雀牌に数字をいつでも表示する」というオプションがあるので、それを入れればもう少し見やすくなるかな。

駒を作ってみた。横100ピクセル、縦150ピクセルに、大きくて太いフォントで数字、東西南北、春夏秋冬と竜、花をフォントの色を変えて入れただけというシンプル極まりない作り方をした。

 ものすごく見やすい。だからゲームクリアが早くなるのはいいんだけど、なんかこれも寂しいんだよなあ…。トランプでいうと、マークなしで、ウノみたいに色分けしてある数字だけが書いてあるカードで遊んでいる感じで、「絵札」の複雑さが視覚に訴えるインパクトが欠けている感じ。やっぱり、普通の麻雀牌で遊ぶべきなのかもしれない。

 上海プレイヤーにとって、このソフトは買いか?については、日本なら「2000円以下なら」。上海が300面あると書いてあるし、そのうち半分が「牌が倍上海」だったにしろ、かなり遊べると思う。ちょっと珍しい南京や、四川省、足して10の上海も入っているので、それが遊びたいなら。アメリカじゃなくて日本にいたとして、ヨドバシカメラで1500円だったら、買ったと思う。ただ、上海「だけ」でいいなら、うーん。

 今、日本のアマゾンに見に行ったら、【こんなの】が1300円で売っている。そうかあ…。上海は、日本にも愛好者が結構いるんだな。ゲーム機版もあっちこっちにあるようだから、わざわざ英語版遊ぶほどでもないか…。

 日本に帰ったら、ちょっと探そうかな、こういうのも。

Big Bundle: Fun Packのレビュー


ソリティアソフトを買おうと思って、結局詰め合わせソフトを買って届いた「Big Bundle: Fun Pack」9本のうち、ソリティア1本、上海ソフト1本はもうレビューしたので、残りの7本。

 古いソフトだったからか、「Soda `pipes」は、私のパソコンの互換機能では動かなかった。しょうがないな…。

「SuperAneurysm」

名前が「スーパー動脈瘤」というものだったため、「ふざけんてんのか、深刻な病気を馬鹿にして!」と、いうレビューをされてしまって、どんなゲームかすら、まったくわからなかったゲーム。ちなみにこれは、パズルゲームだった。

 形と色の2つの属性のうち、「どちらか(か両方)」が隣のものと一致すれば、置ける。

ルールはこれだけだが、隣が1つならともかく、どんどん盤が埋まっていくので、置ける場所が減っていくし、条件に合わなければ置けないし…と考えていくうちに、手詰まりになって終了。これが、意外に「全然解けないわけでもなく、かといって簡単でもなく」なっていくのが面白かった。名前がもっと、ニュートラルなものなら、もっといい評価がもらえたと思う。ただし、これは遊び方が単純なので、20ドル出して買うか…と言われると、それほどでもない。5ドル…パズル好きなら7ドル99セントまでは出せるかなあ…。あんまり見かけないタイプだということは、確かにある。類似品を遊んだことがないなら。

 これの、アナログ盤パズルがどこかにあったような気がする。9枚のタイルを3x3の正方形に並べる時、すべてのタイルの絵がつながっていなくてはならない…というルールのパズルと似ている。でなきゃ、数独?あと【タントリックス・パズル】これ。これは、アナログのパズルだけど、これと何となく雰囲気が似てる。スマホで、パズル好きの私が買うなら、200円から250円。

「Pop,Pop,Pop!」

これは、「さめがめ」「まきがめ」のようなグループを消す系統だが、コマが正方形を敷き詰めた形でなく、配列が6角形を敷き詰めたときのように、隣同士の列がずれて配置されている(駒の形は丸)。だんだん画面の向こうからこっちに迫ってくるのを、消してとどめておく感じ。最初は2色から始まるので、子供向けか?と思うぐらい簡単だが、だんだん色が増える。結構ぽちぽち消しても、早さがあがるとなかなかおいつかなくなるので、アクションパズルが好きならこれもいいかも。のんびり考えながら遊ぶには向かない。スマホのゲームを思わせる軽さで、9本10ドルのパックに入っているからこそ(中古は5ドル)買いだが、1本でいくら、となると微妙。CDが3ドルなら、買うかな。スマホゲーだとしたら120円クラス。

「Lost Treasure of Alexandria」

マッチ3系。隣同士を入れ替えてそろえる系統だったのに、途中の面から、田の字型に選んだ駒を回転させる形式に切り替わってびっくり。ビジュエルドツイストのようになった。右クリックだと右回転、左クリックだと左回転に対応しているので、駒の形を見慣れてくるとかなり早く揃うようになる。面クリア式、時間制限あり。割と遊べるが、小粒?やっぱり、一本だけ売ってるとしたらCD版に7ドル以上出したくない。5ドルなら、ありか…と思って遊んじゃうだろうけど、今のスマホゲームに慣れていたら、いいとこ、150円か。

「Magician's Handbook」
アドベンチャーゲーム。謎解きと、画面からリストにあるアイテムを見つけるゲーム。結構文字数が多くて、読むところが多いのと、画面が結構暗くて、グラフィックが見づらくて、アイテムを見つけるパートで大苦戦。まあ、あんまりはっきりしていると、見つけるのなんかすぐ終わっちゃうので、これでいいかもしれないけど。4本セットで15ドルなら、買わんでもない…ぐらい。スマホゲーだとしたら、200円から250円かな。

「Eco Match」

マッチ3、隣同士を入れ替える式で、「絶滅しそうな動物を集める」とか、そのあたりが「エコ」らしいけど、環境が世界中で悪くなっている、それを改善…みたいな話がちょっと説教臭い。盤面にあるものを消したら、上から補充されるタイプの典型的マッチ3。良くも悪くも、ゲーム的には平均的すぎて、埋もれる1本。9ドル99セントで買って来たら、多分遊ぶ。ダウンロード販売1本6ドルでどこかで買えそうだけど、これだったら、同じような値段だすなら、ビジュエルドのほうが、ずっといいか。古いディスク版で1枚3ドルだったら、一枚買っとくかな…ぐらい。この分野はスマホでは多すぎで、値段が安いのばっかりなので、スマホだったら100円。

「Atlantis: Coral Quest」
 これは、輪になった、色別のビーズに、同じ色のビーズを当てたら消える…という、パズルボブルを、自分がその同心円になった輪の周りをまわりながらやる感じ。最初のほうの面しか遊んでいないけれど、回り込んでからでないと発射出来ない…というか、回り込んで、球が出て当たるまでの時間を計算しないとうまく当たらないので、慣れるまで難易度が高い上に、マウスを動かすのが忙しいゲーム。パズルボブルよりもマウスを動かす距離が大きい。あと、的になっているバブルの連なりの粒が小さいのは、あんまり爽快感がないのが残念。あと、どこかを先に壊すと連鎖…というのもないので、地味。同心円の一か所が切れていて、そこから内側の円周に当てるようになっているのだけれど、そこを一瞬のスキをついて狙うのが割とシビアで、あんまりカジュアル系ゲームとしてのニーズに合わないと思う。

砲台が固定で、回っているのに当てるのなら、もうちょっと遊びやすかったんだけど、慣れてないだけかな…。スマホ版で100円なら買うけど、ウィンドウズ98の時代ぐらいの感じのゲーム。箱のグラフィックだとZUMAとかパズループに似ていたのでちょっと期待していたけど、それほどでもなかった。

 うん…。やっぱり、9本で5ドルではなあ…。新品価格でも1000円、そうそう大作が入っているわけもなく。ただこれ、10年前に20ドルなら、絶対いいぞ、と思ったはず。今はスマホで100円で買えるゲームを画面が大きいタブレットでやる、とか言うのも多いし、100円で、うまくいけばかなり面白いものが買えることを思うと、昔のパソコンゲームが陳腐化して見えるのはしょうがないことかもしれない。

 2016年の今も昨日と一昨日レビューした2本含めて5ドルなら、全然文句のないソフト。新品10ドルでも、「まあ、1本1ドルぐらいなら…いっか」と片付けるソフトだと思うけど、20ドルだったら、よっぽど毎日ソリティアと上海やるんでなきゃ、やっぱり、1本ソロで売ってるものを買ったほうがよかったかなー。と思っただろうな。

でもまあ、9本のうち、ソリティア、上海、アレクサンドリアは、割とよかったので、1本150円ずつ払って、残りの5本がおまけ、1本は動かなかった…としたら、スマホ版だったと仮定しても妥当か。

ソリティアが好き(8)やっぱりこれかなあ…

 前に買った、「Ultimate Solitaire 1000」は、結局遊んではみたけど、ゲームを選ぶとき、選びにくい…という「UIの悪さ」は、慣れれば、遊ぶゲームがそれほどないため、なんとかなった。が、操作性の悪さがどうにも目に付く。多分、作った人が何人かいて、「うまく」作れる人が作ったんだなこれ…というものと、「なぜこれ?テストプレイしたのか?」というものが混在している感じ。

 大体のソリティアソフトでは、「そこに動かせないカード」をのっけようとすると、カードが元の位置に戻ってくるという動きをする。つまり「これはだめなのね」ということがちゃんとわかる。Ultimate Solitaireのうちの、いくつかのゲームは、枠内、または下のカードにピッタリ合わせていないと、びょーん、と返ってくることがある。それが、「そこに動かせるカード」でも。

 もちろん、ちょっとだけしか重なっていないなら、隣のカードと近い場合とか、「どっちに乗るのかわからないから、返すね」ということはどのソフトにもあるけれども、半分以上重なっていて、それが「あっている」動きなら、その位置に「吸い寄せられるように」動くソフトが多いのに、戻ってきちゃうんだな…Ultimate Solitaireは。これが、どのゲームでもそうなのなら、遊んでいるうちに手に癖がついてきて、大体遊べるようになるはずなんだけど、ゲームの種類によって、挙動が微妙に違う。ちゃんと吸い寄せられるのもある。だから、跳ね返ってきやすいゲームにどうも違和感が残ってしまって、「気持ち悪い」感じがぬぐいきれない。

 こうなると、やっぱりほかのソフトを探したくなる。結局、遊びたいソリティアの名前を検索エンジンに入れたら、オンライン版が出るので、それでしばらく遊んだ。
 そういうのをタダで公開してくれている人がたくさんいる。ありがたいことだ。
日本語のサイトで割とよかったのは【ここ】
難しめのソリティア、パズルに特化したのが【ここ】で。

2つ目のサイトは上海もいっぱい紹介してあって、いろいろ遊べそうだった。「広東省」というのは、昔はやった、「ライツアウト」で、一つ裏返すと周りのが反転…面白いけど、中国の「なんとか省」って、一体いくつあるんだろう(笑)。「紫禁城」というゲームがあって、倉庫番みたいな動きをしながら、くっつけて消す…というようなことになっていて、プレイステーションの「XI」と、マッチ3と倉庫番を足して3で割ったような…。ちなみに今もスマホで遊ぶようなアプリはあるらしい。でも、紫禁城って、マージャンゲームとは言わない気がするな。

英語版(といっても、ソリティア遊ぶのは、ルールをすでに知っているなら、言葉なんかあんまりいらないけど)【Solitaire Network】ここ。
【Pretty Good solitaire】が、かなりよかった。2つ目はソフトの宣伝のために出しているところ。

 この最後の「Pretty good solitaire」これが、すごくよかった。種類が多かったし、遊びやすかった…ってやっぱり製品版があるんだね…。ちなみにお値段は29ドル、CDがほしければ35ドルであった。結構するなあ…。でも、探し続けて、よくわからないソフト、3本ぐらい買ったら、全部使いにくいソフトで遊ばなくても30ドルぐらい、いきそうか…

 じーっと見て歩いた。 買ってから、コードを入れる方式だけど、今年の夏のアップデートが「無料でいいですよ」となっているのは2013年に買った人までか…。3年。3年もちゃいいか…差分の販売は11ドル。1年あたり10ドルで遊んで、もう3年いけるとしたら、1年7ドル見当。 一応、古いのも今のパソコンで動くことは動くっぽい。ていうか古いのは、たとえばパソコンが急にだめになって、なくしたらどうするのかと思ったら、古いファイルもダウンロードできるように、サイトにおいてあった。 一番古いやつは1999年にソリティアを買った人は、ここからダウンロード、だって。1999年。そりゃ、すっごい前だな…。17年前。結婚はしてたけど、息子は影も形もない頃だ。パソコンは多分、ウィンドウズ98だっただろうか。

 それより前のゲームをダウンロードさせろ、というのはちょっぴり、無茶だという気もしてきた。17年遊べば、新しいソフトを買う気になりそうだ。ダウンロード販売の何が嫌かって、もう一回手に入れる方法がないところだけど、このサイトはつまり、1999年から続いてるってことだよね。カスタマーサポートは、ちゃんとしてそうだ。だって、17年たっても、つぶれてないんだから。

 30日無料バージョン、ダウンロードしてみた。920ゲームだって(笑)。やりすぎだから。
ちなみに、マック版は700ゲームらしい。十分だよねえ…。

 プレイしやすい。ちゃんとカードが吸い付くし、ダブルクリックで飛んでいく。あと、遊び方のファイルに、「これと似ているゲームはこれ」とリンクが張ってあるところ。ちょっと遊び心地が違う?となった時、そこに飛んで遊べば似たようなのが遊べるのと、オプションでルールがいくつか変更できるものが多いので、自分好みに遊べる。

 ピラミッドで、ピラミッド型の部分だけがなくなったら「上がり」だと思ってきたのだけど、ソリティアソフトによっては、「手札も全部なくならないとだめ」という難しいルールになっているのも多い。これが、両方選べるようになっていた(2ゲームに数えてあった)でも、ピラミッドの段を減らして、「ミニ」とかそういうずるい手段を使ってゲーム数を増やしていない。ただ、手詰まりになって、やり直すときに、並べ方の手順が違って、遊び心地の違うものは2つに数えてあった。クロンダイクを2組のトランプを使ってやる分は2ゲームに数えてある…けど、これは納得がいく。カードの大きさを、レイアウトによって変えたり、目の悪い人用識別しやすいバージョンがあったりするのがうれしい(ああ、中年)。

…割と納得のいく出来かもしれない。といってもそりゃあね…CD手に入れたら4000円するんだもんね…。100円でたたき売られているソフトと比べちゃいけないわけだよ。ダウンロード版でも3000円。値下げなしのフルバージョンだもん…。

 私のパソコンゲームコレクションで、一番高いのは、8ドルの「Emerland solitaire」だ。グラフィックが美麗で、大変楽しかった。あとは、4本で3ドルとか…3本で7ドルとか…6本で10ドル…?ダウンロード版でもそのぐらい。しばらく遊んで考えよう。

イチロー選手

イチローには、本当にお世話になっている。
 もちろん、私はイチロー選手とは、全く面識がない。が、アメリカに住んだことのある日本人は、全員、イチローに世話になっていると言ってもいいと思う。

 イチローが出てくるまで、多分アメリカで一番有名な日本人は、ジョン・レノンの奥さんの、ヨーコ・オノ。といっても、この場合有名なのは旦那さんのほうであって、奥さんにももちろん活躍の歴史はあるのだけれど、90年代にはあんまり詳しいことを知っているアメリカ人はいなかったと思う。「ああ、ジョンレノンの奥さんが、日本人だねえ」程度。

 イチローも、もちろん渡米してメジャーリーグに入ると聞いたときには、日本人はみんな「おおおー」と思ったが、メジャーリーグではもちろん無名だった。スポーツ選手とはいえ、イチローはアジア人、体格は6フィートにも満たず、マッチョにも見えず、人種差別も入って、ずいぶんな酷評ぶり…だったのは最初だけ。

 イチローは、だまーって、安打を量産し、盗塁をしまくり、挙句守備で、無理そうなボールを取って投げ返すその剛速球のコントロールのいいことったら…。「レーザービーム」と呼ばれていたのは、覚えている人も多いだろう。「スターウォーズの映画のよう」って一体何と比べてるの?という評価も聞いたことがある。

 人種差別主義者が黙らざるを得ないぐらい、活躍した。アジア人が白人にかなわないなんて、イチローを見れば、酔っていても言えないぐらいだった。彼はその年、首位打者になったからね…。四捨五入したら4割?と思うぐらい打ったし、スポーツに全然興味がない私も、野球のニュースだけはみたぐらいだ。打つだけじゃない、「外野手がキャッチするところを楽しみに見る」なんて野球は、イチローがいなかったときには、なかったものだと野球ファンの友達は言っていたっけ。「昨日の、イチローのプレイみた?」まず、野球好きの話題はこうだった。

 当時は私たちが日本人とみると、「イチローのファンだ」とか、「イチローは日本人だろう、彼はすごいな!」と、話題にしてくれる人が多くなった。日本人のイメージが、メガネ、出っ歯、首にカメラのカリカチュアされた、ドラマに出てくるヘンテコなおじぎをする日本人ではなく、「イチロー」に書き換わったのだ。イメージアップ、それも大アップだった。

 それと、スポーツ好きの男性だけでなく、子育てしている年齢層の人たちにも、彼はものすごく感謝されていた。彼は「クリーン」だったから。つまり、薬物と縁がなかったということだ。実はアメリカのスポーツ選手というのは、薬物疑惑のある人が、うんと多い。ドーピング疑惑だけでなく、麻薬とか、覚せい剤とかそっち系。アメリカでは、金の力は正義で、「お金持ちになりたい」「金の稼げる仕事に就きたい」もう、赤裸々に公言するものであって、「やりがいのある仕事に」も「人の役に立つ仕事に」もなにも、「儲からない仕事の、何がいいわけ?」という風潮がある。単純な子供(特に小学生男児)だとなおのこと。スポーツ選手は、年間何億円も稼ぐのであるから、素晴らしいと称賛されるし、あこがれる子供も多い。

 けれども、薬物疑惑で逮捕とかになると、「彼のように、なれるといいわね」とは、なかなか言えないものだ。金は儲かるほうがいいが、薬物はやっぱり困る。ゴシップ雑誌の根拠なんかない噂話であろうとなんとなくいやなものだ。でも、イチローには、そういう話は、まったくなかった。安心して、「イチローみたいに、なれたらいいわね」と言えた。 

 体格が小さい子供にも、「イチローを見なさい、彼は、小さくても(アメリカ基準だと6フィートないからスポーツ選手としては最小クラス)ああだよ?トレーニングで、一流になれるんだ」と言えた。彼は、準備に余念なく、あれだけ活躍する一流選手だというのにトレーニングを欠かさない。オフシーズンであろうと、ストレッチをし、筋トレ、ランニング…。基礎練習をやるわけだ。試合があるときも、早く来てそういうことをやるのがすごいと報道されていた。(ほかの選手は、そういう風に毎日やる人はいなかったらしい)

 子供のお手本に、ものすごく「いい」。努力と、一流でもそれを維持する力。簡単に稼げる金というものはない、自分の持っているものを使って、一生懸命やろうね?というのを教えたい人は多い。
「彼は、本当にすばらしいと思う、子供がロールモデルにするのに、どれだけありがたいか」というお母さんたちを私は何人も見た。彼が日本人だから、私との話題に出してくれるという要素はあるにしても、「カッコよく活躍して、有名で、裕福で、そして努力をする」この要素がそろったイチローは絶賛間違いなしだった。

 乱暴な言葉遣いをあまりしないし、下品なことも(それほど)言わないし、唾を吐いたり、ガムをかんだりしながらインタビューに答えないし、言葉少なに、ちょっとイイことを言うのが、またいい。イチローの本が英語でもどっさり出ている。8月に出た本の題名なんかすごいよ?「Ichiro Suzuki--Baseball's Most valuable player」(野球史上最高のプレイヤー)とか。子供用の伝記もあるし、【絵本】の題材にもなっている。あと、【彼をインタビューして、言葉を集めた本】なんかも出版された。彼は「ZEN」だ(禅のことらしい。東洋の神秘みたいなもので、わびさびとか、渋さとか、ああいう感じのことで、イメージがすごくよくて、あこがれる人が多い言葉)と言われている。

 いいよなあ、イチロー選手…。かっこいいよな…。そしてアメリカに住んでいると、日本人としてのアイデンティティを持ったまま、活躍してくれるイチローが、本当にありがたいな、と思う。いまだに、日本人がドラマに出てくるときには、「ぼわーん」と銅鑼の音がするんだけど(日本でも中国の人が出るときにはそうなることがあるよね)、これが「カキーン」とか、バットの音になると面白いのにな、と今思った。

 野球選手としては、40代で、相当な年齢だということだけど、まだまだ、伝説を作ってほしいと思う。

ソリティアが好き(9)ソリティア決定版

 30日間無料だったのに、あっという間に買いたくなってしまった【Pretty good solitaire】。(リンクはオンライン版で、無料で遊べる)カードはスタンダードなのが遊びやすいのは確かだけれども、ちょっときれいなのもあるし、背景も落ち着いたものが選べるし、たとえば「なんでもないの緑の無地」とかが一番遊びやすかったりするんだけど、そういうのもある。

 「アコーディオン」「王様の結婚」「シータワー」「ギャップ」全部あった。トライピークスとかピラミッド、ゴルフのルール簡単版もあったし、ギャップは、配り直しを無限にするというオプションが(笑そんなことしたら、絶対上がるよね?)「時計」は、私が知っているタイプのは名前が「Travelers Clock」となっていた。900種類あって、まさかこれがないはずないよな…と思って、「運だけで決まるゲーム」というカテゴリを出して探した。

 さすがにこれだけあったら、思いつく限りのものはあったけれど、正直知らないのが多すぎて、これ全部遊ぶかなあ…状態。いろんなゲームを分類出来るようになっていたけれども、「まだ遊んでないもの」というカテゴリが作ってあったのが笑えた。そりゃ900個以上あれば、毎日遊んでもなかなか全部は遊びきれないだろう。

 ただし、このソリティアも「ソリティアビルダー」というソリティアを作る機能がついているのだけれども、クロンダイク、40人の盗賊、スパイダー、ファンの4種類から選んで作る感じにしかならなかったので、Ultimate solitaireといい勝負かも。

 【メインページ】に飛ぶと、大きい文字でWarning!とか書いてあるので、何かと思うんだけど、

「Pretty good solitaireには、中毒性があります。仕事の効率が落ちても、配偶者、子供、ペットが放ったままになっても、責任は持ちません。あなたが、「もう1ゲームだけ!」といって遊んでしまって、睡眠不足になっても、責任はとれません」

…ってさ。
全然注意じゃないよね。ったくいきなり出てくるから、ウィルスとか、偽物のサイトがあるとか、そういうのかと思ったよ。

 ウィンドウの大きさによって、自動でカードのサイズを変えてくれたりする。音は最低限で、切ることも出来る。ルールの細かい違いでも2つに数えてあったりするのも確かにある。クロンダイクなんか、トランプ1組、2組、3組、4組…ってさ、まあそうだろうけど…。2組までなら遊んだこともあるし、ソリティアの本にも載ってるし、理論上はまあ何組使おうと出来るんだろうけど、アナログで4組のトランプを使ってやるなんて面倒で考えたくもない…からこそ、パソコン版があるのかなあ、やっぱり。

 実は2組までのソリティアは、本にも乗っていることが多い。だから私は、同じトランプで背中の柄違うものを2組そろえるのが好きだった。初めての渡米のときには、2組セットのトランプがとても安く手に入ったのでびっくりしたけれど、それは多分、ソリティアの愛好家が一定数アメリカにいるからだろうなあ…というわけで、やっぱりアメリカならではのソリティアソフトなのかもしれない。

日本では、「トランプ」という名目で、30種類もないぐらい?細かいルール違いなんて「そういうもの」として遊んでしまうのが普通になっているみたいで、細かいルール違いがあるとしたら、クロンダイクの1枚めくりと3枚めくりがあるぐらい?でもこれはウィンドウズ付属のときもそうなっていて、みんながルールを知っているからだろうしな。

 買っちゃおうかな、ともう思っているのは、支払い方法に「アマゾンペイメント」というのが入っているから。これはなにか…というと、「アマゾンで支払います」というのにチェックすると、アマゾンの画面が開いて、アマゾン(アメリカの)に登録してあるカードで払えてしまって、アマゾンから請求が来るようになっているらしい。

 アマゾンにはクレジットカードも登録してあるし、わかりやすいし…。よくわからない、初めて取引するソフト会社にカード情報を出さなくていいわけだ。アマゾンは何年も使っているから気楽だ。

 ソリティアソフト、決定版はこれにしよう。やっぱり何回遊んでも遊びやすい。

だんだんマヒしてくるもの

 アメリカで暮らしている期間が長くなるにしたがって、最初は「!!!」と思ったものも、素通り出来るようになる。それは、何か…というと「銃売り場」。

 銃を持ち、武装する権利が法律で認められているアメリカでは、もちろん銃を売るのだって合法だ。だから、スポーツとしての「射撃」とか「狩猟」とかも、ポピュラー。狩猟は「スポーツ」で、つまりバス釣りとかと同じで「獲物を狩る」からだろう、ライフルを売っているのはスポーツ用品売り場。空気銃ではなくて、金属の弾が出る、本物だ。安い奴は1万円前後、1万5千円出せば買える。

 もちろんこれは「スポーツ用」。弾のサイズは直径数ミリで、まあこれで人を殺そうと思ったら相当、打ち込まないとだめで、こういうもので生き物を狩るとしたら、リス、うさぎ、ウズラ…みたいな小動物。昔は「夕飯」を自分で取ってくる…というのだって
あったのだから、これはこれで、役にたったはずだ。

 これが、「子供用」があるんだな…。プラスチックで、青やピンクの【マイ・ファースト・ライフル】

 この「My first なんとか」というのは、子供用品にはすごくありがちなフレーズで、アメリカの子供のあこがれと言えばまず「My first Pony」。アメリカでは「家ではなかなか買ってもらえないけどほしいペット」のトップはポニー。乗るやつね。そりゃ、小さいとはいえ、馬。高いし大きいし、世話が大変。そりゃ買ってもらえる子供はうんと少ない。だから、「ポニーの人形」が人気がある(リカちゃんや、バービーみたいに着飾らせてお世話して遊ぶ)。「My first Bible」だの、「My first ABC」だの題名が付いた絵本もあるし、昔ソニーが「My first Sony」と名付けたカラフルなラジカセを売っていたこともあった。

 自転車にも、My first bikeもあるし、クレヨンやトランポリンや、お人形や…ともかく子供が使いそうな文房具やおもちゃには、たいていこのフレーズが付いたものがある…がしかし、「ライフル」と、My firstというこの二つが、くっつくのがアメリカだよな…と思う。

 このマイファーストライフルは、もちろん一回に1つしか、弾が出ないので連射は出来ない。こういうもので狩れる何かは、銃を向けなくても人間から逃げるようなものばっかり…または、「射撃」で生物でない的を撃つことを前提。こういう、小さい射撃用を「脅威」とみなす人は少ないので(それでも子供が、子供を撃って死なせる事故があるけど)子供用プレゼントにする人がいるわけだ。推奨年齢は8歳からだが、誤射しているのは、4歳とか、6歳とか、推奨年齢よりずっと小さいのが、うわぁ…ってなるけど。子供にとっては、おもちゃにしか、みえないよね…。ピンクのプラスチックの、こんなのが部屋に転がってたら、見かけだけならゲーム機用のガンコントローラといい勝負だ。

 今、そんな銃社会のアメリカで「規制の対象にしたらどうか」と言われているのは、連射の出来るライフル。一人でそれほど長くない時間、三分ぐらいで何十人も負傷、またはが死ぬみたいなことになるもの。こういう銃は、2014年まで、軍隊にしか売らないことになっていた。個人向けがなかったわけだ。軍隊でこういうのを訓練で撃ったことがある人がいて(たぶんかなり人数はいたはず)、2004年から2014年まで、期限付きで規制する法律があったのが、失効して、最近はこういう銃が一般向けに販売できるようになった。

 こんなものを「必要」とするのは、戦場にいる人だけじゃないのか…と思うのだけれど、銃を撃つのを趣味にしている人がいるのがアメリカ、「こういうのがいい」と思って買ってしまう人も出る。儲かれば売るのが商売の鉄則、これがものすごーーーく売れたらしい。

 で…乱射事件を起こした人が、「元軍人」だったりすると訓練されているだけに、ものすごいヒット率、もちろんゲームじゃないので、的は本物の人間だったから、大惨事…という事件が起こっているわけで。

 これが、一発撃って、ロード、一発撃って、ロード…というタイプの銃なら、目隠しして並んでいる18世紀ロシアの処刑場ならともかく、瞬く間に50人なんて無理なので、こういう大惨事は避けられるだろうから、というのが、規制したほうがいい、という人の意見なわけだ。大量殺戮可能な武器の抑制。

 銃規制が来て困るのは銃を作っている人と、銃の愛好家。この二種類の人の集まりが、「NRA」(全国ライフル協会と訳せばいいかな)という団体で、銃を規制されたら困るので、「殺傷力の高い銃を規制」したいヒラリー+オバマ陣営と対抗する、トランプの支持をして、お金を出している。

 どんな銃をもってしてでも、武装する権利を保障するとトランプは言う。もちろん丸腰の市民vsテロリストみたいな話はいやだと思うアメリカ人が多いのはわかる。でも…正直、全員武装していたら、テロリストに撃ち返せるというのは、理論上可能でも、よっぽど訓練された軍人ならともかく、いきなり夜にお酒飲んでるお店に入ってきて乱射する犯人に、自分も弾幕に身をさらしながら撃ち返せるのか?…と言われると、ねえ。

 「犯人も、自分も」持っていない。こっちのほうが断然安全なのを日本人の私は知っているからなあ…。全員武装していないと、いつ撃たれるかわからない社会に、アメリカ人は住みたいだろうか。「全員武装していれば、テロは防げた」…全員が、軍人ならね…。多分。

 全員徴兵のあるスイス人とかなら、まあ…どの大人も訓練されていると仮定すれば、、ありかもしれないけど…。それでも、やっぱり無理だと思うなあ。テロの命は意外性だから。「今から撃ちますからねーっ!」といって始めるテロはない。ちょっと聞いただけなら、「全員武装すれば、テロリストに勝てる」というのは正しく聞こえるけど、実のところは、そうじゃないんだよね…。

 家を出る時に銃をかついでさあ出発、ってどこの北斗の拳だ…と思う。北斗の拳という漫画は、核戦争で文明社会が滅び、人々が細々と生き残って、群雄割拠し、強いものが弱いものを踏みつけにする世界を、強くて優しい正義の味方がやっつけていくストーリー、つまり…弱いものは強いものに従え、または強くて乱暴な相手に襲われたら、返り討ちにしろ、というような世界の物語だった。

 トランプのいう「強いアメリカ」は、そういう世界に見えてくる。ショッピングセンターで乱射事件が起きたとき撃ち返せるように…と連射ライフルをお父さんがしょっていかなくてはならない日曜日。

「下の子を抱っこひもでだっこして、上の子の手を私がつなぐから、あなた、ライフル持ってね。途中で足りなくならないように、弾帯ベスト着ていってよ?スコープはこないだ割れたから、取り換えといたから。子供がぐずっても、防弾ベスト、脱がせないでよ!逃げ回るのに、着せるの大変なんだから!」

…いやだよね、やっぱり。

ノストラダムスの大予言

 「ノストラダムスの大予言」というのを、最近の人は、もう知らないかもしれない。でも、今、中年の人なら、絶対、聞いたことがあるはずだ。「小学五年生」なんていう雑誌を買うと、時々「21世紀の未来には」なんていう特集があって、街には、モノレールが走り、車は自動運転になっていて事故は無くなって、なぜか、そこに描いてある人間は、宇宙服みたいなつなぎを着ていて、家にはアンテナのついたコンピューターがあって…。21世紀になった今、顔だけ出してカバーするツナギの服なんて誰も着ちゃいないが、家にコンピューターがあって、外出しなくても買い物が出来る…というのはある程度実現したなあ、と思う。

 それと同じような特集記事になっているのが「海底に都市を作ったら」とか、「宇宙旅行が実現したら!」なんていうののほか、「1999年、予言は本当になるのか」と「南極の氷がとけたら、どうなるでしょう?」なんていう記事だった。

 南極の氷がとけたら、東京は水没するというので、そういう絵が描いてあった東京タワーがてっぺんだけ残して水没して、みんな海底都市で、みたいな牧歌的なのから、温度が下がって、沈んだ挙句もう一回氷河期が来て、ほとんどの人が生き残らないみたいな怖いのもあったと思う。

 1999年、「恐怖の大王が降ってくる」というノストラダムスの大予言は、そういう記事の中でも、ひときわ不思議なものだった。地球の温暖化や、科学技術の進歩といったようなものは、「いつか、起きるかもしれないのね」というものでも、まず、ノストラダムスは「予言」。もう何百年も前の人が書き残したことだというではないか。すでに過去!それが未来のことをはっきりと予言していて、「当たる」??これは確かに、子供にとっては宇宙船開発より、ずっとずっとわけのわからない怖いことであった。

 田舎の物置…とか、蔵というものは、なんでもかんでも入っているところであって、祖母の家の物置には年上のいとこたちの本や雑誌がどっさり入っていた。学研の雑誌や読み物もあったし、古い学年誌もあったし、オカルトっぽい雑誌もあった。特に「ムー」なんてのは、それ系に特化した雑誌で、出版された本で、写真と見まごうばかりのイラストに、私は夢中になってそれを読み漁った。中性子爆弾が落ちたら、生物だけが死んで、建物は残るとか、隕石が降ってきたら、ほとんどの生物は人間含めて生き残らないとか、温暖化で氷が解けたら日本沈没だとか、マヤの遺跡にあるカレンダー途中で終わるのは地球が滅びる予言だとか、ナスカの地上絵は宇宙人が描いたとか(笑)、太陽が恒星としては晩年にあたるので、そのうち太陽の光が弱まり、地球はどんどん寒くなって氷の惑星と化し、誰も住めなくなるとか(笑)もう、SF小説の設定にしろ、陳腐すぎると言えばそうだけれど、小学生にとっては、結構怖いものだった。

 今、こんなことを思い出したのは、【ノストラダムス・ソリティア】のせい。これがね…偶然見つけたんだけど、面白いんだ…。オンラインバージョンしか見つからない。検索してみると、グーグルショップにもアップルショップにもダウンロード版があるらしいのだが、日本のアップルアカウントだと、出てこない。多分、アメリカのアカウント作ったら出るんじゃないかな、と思うけど、アカウントの国を切り替えたら、違う国で買ったアプリが使えなくなるというのがあるため、切り替えられないんだよね…端末もう一つ古いのがあったら、アカウント2種類あってもいいかな…とは思うけど。

 これは、隣同士(縦横。斜めはだめ)の連続した数字を2つ、選んでクリックして消すと、その数字が「年数」として貯まる。0と9は、連続しない。最大が98、最小が01ということになる。
 最初に出てくる数字は、10個ずつ8列の80個と決まっていて、クリックすると、上にせりあがっていく。たての一列を消したら、空いた列は詰まっていく。

 数字が足されていくとき、上半分の画面に、その他された数字の年に起きた歴史的出来事が表示される。たとえば最初、98、とクリックしたら、「98年、アレキサンドリアの港を保持するため、トロイ人がナイル川と紅海をつなぐ水路を再度開けなおした」とか。どんどん消していったら、1手消すたびに歴史的出来事がたまっていって、メニューにいってから「Your Predictions」あなたの予言、と書かれたところをクリックすると全出来事がスクロールで読める。歴史的事実がどの番号にもつけてあるところがすごく手がかかっただろうけど、何が面白いって、最初のほうは、中国の話がうんと多いこと。そのあとギリシャ、ローマを越えて、中東付近の話がいっぱい出てきて、だんだんヨーロッパが多くなっていって、それからアメリカに移って…となっていく。もう706年の「Emperor Zhongzong」って誰…?って感じだけど(笑)。(今調べた。唐の、中宋皇帝らしい。遣隋使とかやったころだな、多分)

ゲームの目的は2012年を超えることらしいのだけど、今までの最高記録は2010年。その次が2009年だけど、大体1700年代まで?早ければ1400年ぐらいで終わってしまう。1800年台ぐらいまで行けたら、おお!今回は結構行った!という感じ。

 これね…。確かに、やめられないんだけど何が面白いのか説明できない。昨日からずーーーっとやってるんだけどなあ…。一度、2012年越えたらやめよう…と思っているのだけど、まだ越えられない。

アメリカの櫛

「この前旅行に行ったときに使った櫛、まだ持ってる?」と夫に聞かれた。そりゃ持ってるけど。旅行の時に持っていく歯ブラシとか、耳栓とか、せっけんとかシャンプーの小さいのとか、細かいものをいれた「旅行用ポーチ」があって、そこに入っている。
 
そのポーチに入っているものは、基本普段は使わない。泊りがけで旅行、となったとき、ポンとスーツケースに入れれば、足りないものが出ないようになっている。そうでないと、私は細かいものを家に置いていってしまうからだ。日本のホテルなら、歯磨き、歯ブラシ、くし、コットン、綿棒、髪ゴム、シャンプーにせっけんぐらいまでは、もらえてしまうことが多いのだけれど、アメリカではなかなかそうはいかない。少なくとも、私の家で泊まろうと思うホテルだと、コップはあっても、歯ブラシは、ない。シャンプーとせっけんがついていたら「今回は、奮発したなあ」ってなものだ。

私が旅行用ポーチに入れている櫛は、ハンドルが長く、折り畳みナイフのように二つに折れるもので、確か、日本で旅行した時のホテルのアメニティだった。あまりにもいい櫛だったので、持って帰ってきた。ブラシをくれることもあるのだけど、ブラシは髪の毛がからんだのを掃除するのが面倒という理由で、旅行には持って行かないことが多い。

「あの櫛借りたら、すごくよかったから、使わせて」というので、洗面所に櫛を出した。彼は、私が日本から持ってきた、やわらかいヘアブラシが「なんかすっきりしない」のでいやなんだということだった。固いほうがいいのだって。確かに、日本で彼が愛用していたブラシは、プラスチックだったね…。

これには、一つ問題が。もう1つ、櫛がほしい。旅行用のポーチに入っていないと、絶対次回の旅行で入れるの忘れて出発する自信がある。100均のやつでいい、と日本なら言うだろうと思う。プラスチックの、なんでもないやつでいい。汚れたら、水道で洗えるようなのがいい。夫と子供は、いざとなったら櫛がいらないぐらいには、髪が短い。でも、私はさすがに無理なぐらいには、髪が長いわけで。

1ドルショップの櫛。12本入り、1ドル。ええと…そんなにたくさん、入っていなくていいってば。1本でいいんだよ…。1本1ドルなのは、ヘアブラシのみ、櫛がない。ヘアブラシって、かさばるんだよね…。

しょうがない、1ドル12本、試してみることにした。

やっぱり失敗。「ぺなぺな」だ。櫛が湾曲する。同じ形の櫛が、何本かずつ入っていたので、二本重ねて使うと、ちょっとまし…?つまり、使えないな、ということがわかった。

…こういう感じの櫛、昔々に、実は見た。それは、「おまけいりお菓子」のおまけの櫛。もっともっと、ミニチュアだったけれども(たぶん人形用)、確かあれで自分の髪をとかすとこういうしなり具合だった。

一応、2本は、旅行用ポーチに放り込んでおいた(ないよりまし)。でも、どこかで3ドルぐらいだして、100均ぐらいのが買えるなら、買おうかな。
 

ソリティアが好き(10)ほかのもあった。

ついに注文してしまった、「Pretty Good Solitaire」のサイトには、ほかにもダウンロード版ゲームがあった。

よく遊ばれる有名どころだけを集めた「ライトバージョン」ともいうべき、【Goodsol Solitaire101】(ただしこれも20ドルぐらいする)とか、タイマー付きで、早く完成したら追加で得点が来るシステムを採用、これも有名どころばかり75種類のソリティアが入った【Action Solitaire】(これも20ドル)、細かいルールを気にしないで、ある分だけでよければ、の傑作選というか、普通のソリティアソフトだったらこの程度というか30種類…の【Most Popular Solitaire】(これは17ドル)、フリーセル系だけ12ゲーム集めた【Freecell Plus】(えー。13ドル。フリーセルマニアは買うのか?)とか。

 今見ていて、うわ、これ、いいの?ってなったのが、【Freecell Wizard】。これは何がすごいって、上の「フリーセルプラス」と似てるんだけど、ゲームの配られ方に番号がついている。一つずつ解けるんだけど、その配置についている番号が、1,000,000番まではウィンドウズ付属のものと同じなんだって。マイクロソフトに訴えられたりしないんだろうか。あれを一個ずつ解いて、「絶対無理」とわかっている番号とかがあるんだよね(ネットにそれを解いているグループがある)。ウィンドウズ標準だったやつより便利になっているみたい。自動で、出せるカードが動いたり、ダブルクリックじゃなくてシングルクリックで動かせたりするとか。フリーセル系のゲームが15個おまけについて、10ドル。微妙…。いや、でも私の父は買いそうだな…。彼は一つずつ、番号をチェックしながら解いていたものね。

 「Spider Wizard」ってのと「Solitaire Wizard」(<これはつまりクロンダイクだな)両方シングルクリックで遊べて、ゲームが途中でもセーブ出来て、同じ系統のゲームが15本とか16本とかで13ドル。でもこれは「番号がウィンドウズ標準と共通」とは書いていない。残念。

クロンダイクは番号が共通だったら、ほしい人がいそうなのにな。スパイダー「だけ」フリーセル「だけ」クロンダイク「だけ」…って人はこれでもいいかもだけど、これで13ドルはなあ。

あ、でも。マイクロソフトのソリティアが5本セットでも、「これは遊ばないから、いらない」となる人なら、1年に10ドル払っても、来年にはまた期限切れで払いなおすこと考えれば、ちょっとバリエーションがあって、遊びやすくて、5年遊べれば元は取れるよね。

 各ゲームどれも、「ちょっと簡単になってるやつ」と、「難しくなってるやつ」と「カードが多くなってるやつ」と「遊び心地が違うバリエーション」が入っているから、割とよさげ?

 私はこういうのに13ドル払っちゃうぐらいなら、もっともっといっぱい遊べるし、3倍近く払っても900種類(まあ、バリエーションを数えなくても300個ぐらいありそうだし)遊べるほうがいいけど(と思ったから買ったし!CDまで注文した)。

 あと、上海とか四川省とか、パズルゲームが入ったソフト「Pretty Good Mahjong」ってのもあるらしい。面白いのは、麻雀牌でフリーセルとか、クロンダイクとか、ギャップをやらせるところ。何が面白いんだろう…。これも30ドルってのがなんとも言えないけど、30日のフリーバージョンはやっぱりあるから、ちょっとやろうかな。オンラインバージョンないのか…と思ったけどカードのソリティアのほうには、【120種類も遊ばせてくれるオンライン版】があったくせに、上海のほうは一つもないってどうなの…。プレイする人口が重なっているから、作ってみたけどカードソリティアが本職ですからー…ってことなのかもね。

太いのか細いのか

アメリカでクラフトをするとき、いろいろとわけがわからなくて困ることになるのが、いろいろなものの「太さ」。材料のもそうだし、道具のもそう。針なんか「号数」がついているものが多いのだけれども、「昔からの慣習」でついているものが多くて、刺繍用の針なんか、アメリカ(とイギリス)の#24は、日本では22番だっけ(うろ覚え)、びっみょーに、番号がずれている。クロスステッチ用のブロックタイプの布では、穴が広がらないぐらいの太さで、なおかつ糸が痩せないように「十分太くないとだめ」なので、結構ピッタリのを使うほうがいいみたいなのだけれども、てっきり番号がずれていないものだと思って買ったら、なんか違う…。となって、調べたら太さの違いが判明した。外国の本とかも売っている刺繍のものが多い手芸やさんには【換算表】もある。見ておくべきだったなあ。

 これが、毎回ずれているというのなら、私だって毎回調べる手間を省かないのだけれども、たとえば、針金の規格は同じだったりする。あ、これは同じなんだね…。ってなった。あと、「25番刺繍糸」というのは、どうも外国のものしか最初はなかったらしく、それに合わせて日本が作った結果、全部同じサイズになったぽい。なぜ番号が「25」なのかについては、全く不明。5番刺繍糸とか、8番パールコットンとか、どうも刺繍系は番号は同じ…というか、ポピュラーな5番と25番を除くと、日本で売ってるやつは「DMC」という、イギリスアメリカと共通のメーカーのだけ。同じも、揃うもないよね、「そこのしかない」んだから。

 ビーズのサイズも、ちょっと、ずれがある。日本のビーズは、粒の大きさ、穴の径の大きさが、「こう」と書いてあったらその通り間違いないものが多い。どれにも、合わせたサイズの糸を買ってくれば通るし、パッケージの中に使えないビーズがそれほど混ざっていない。日本製ビーズの欠点は、お値段が高いことだけだ(笑)。アメリカで手に入るものは、安いものもたくさんある。が、粒がそろっていない、形がそろっていない、穴の径がばらばら。100粒のうち、2割、下手をすると3割、「これは通らないな、別のときに使おう」というものが出ることも。まあ…お値段見れば、文句も言えんわ、という…。リーマーとかで削ればいいのかもしれないけど、そこまで凝るほどでもない…。

今、困っているのは、ビーズのネックレスの糸のサイズ。通るサイズぎりぎりの糸を使わないと、結び目でビーズが止まらないものが出る。が、穴の径がばらばらで、ぎりぎりのサイズを使うと通らないビーズ続出。木工用ボンドで糸の先を固めて斜めに切って頑張っているけど、やっぱりこれは、ピンでつなげるタイプにしないとダメかなあ。ビーズ用の針、持ってくればよかった。

日本のビーズなんかさ…。ビーズの大きさが同じのでも、「穴が大きい」のと、「普通の穴のサイズ」のが買えたりするのになあ…。いや、まあ確かにアメリカだと同じ値段で何倍?というぐらい買えるけど…。

あと、糸のサイズも、近所の店にもアマゾンにも出てくるのはほとんどが#6。これが、ポピュラーな太さなのであろう。そのほかに#4もあるっぽいんだけど、ええと、これは数字が減るとどっちになるわけ?針金は、数字が小さくなると太くなるんだけど…。調べたら、数字が小さくなると細くなることがわかった。こういうのも、あんまり統一されてないよね…。おまけに「偶数しかない」とかさ。メーカーが違うと、数字の体系も違ったりとかして、「何番」かはいいから、実際のサイズを書いてくれ…と思う(探さないととても目立たないところに書いてあったり、ネットで調べないとわからなかったりする)。

この感じでいくと、私がほしいのは、#6よりちょっと太いものだと思うのだけど、2mで300円ぐらいする。高い…。1本半ぐらい作れるとは思うけど…。シルクだからなのかなあ。日本のやつは、ナイロンだけど、15m巻とかで400円前後なのに…。調べたら、ナイロンのもあったけど、どっちにしろ2mで3ドル前後。

スイス製の、輸入物があった。20ヤードということは18メートル、7ドルか…まあ、いいかな。と思ったけれども、サイズが#6、と検索をかけたのだけれど、太さへの言及が全くない。
「サイズ換算:: Size 1-A, Size 2-B, Size 3-E, Size 4-EE, Size 5-F, Size 6-FF, Size 8-FFF」だって。

わかるわけないだろう…という感じ。この、アルファベットのサイズはつまり、ヨーロッパ規格?それともアメリカのサイズにこういうのがあるのか…。調べて見たけど、わかりやすい表とかmmでの表記とかが見つからない。しらべるのにしばらくかかりそうだ。

ローマの

「ローマの建国」、「Cradle of Rome」というゲームがある。これは、3つそろえて消す系、つまりパズドラとか、ズーキーパーとか、パネポンとか、ポケとるとかと同じようなパズルの、うんと初期のころからあるやつで、最後まで行こうと思うと相当難しくて、途中までやってはやめ…途中までやってはやめ…。人気があるので、ローマだけじゃなくて、「ペルシャ」とか「エジプト」とか「アテナ」とか続編もある。

 昔は【ローマパズル】とも呼ばれていて、フリーバージョンがあるし、オンライン版ならあちこちでタダで遊べる。
 
フリーで広告を見ると全部遊べるというバージョンで、名前が「Cradle of Rome」となっているバージョンは【ここの「Free Play」ボタンで】。オンライン版とかで、無料のものもあちこちにある。


 これ、DS版になると、なぜか日本では「くるりんブー」とか「くまもんボンバー」とかキャラものになってしまうのだけど、アメリカのやつはたいてい何かを「建てる」のが多い。そろえて消したものが、材料になって、それを使って建物を建てるとか、施設を作るとか。あ、そうだ、【ジュエルマスター】は、ダウンロード版とカートリッジ版があるけれど、これはキャラものではなかったっけ。ダウンロード版を持っている。

 この、パズルで素材を取って、建物を建てるゲームは制限時間ありで、早く終わると時間が余った分ボーナスで素材をくれるのだけれど、これが微妙に少なく、時間ぎりぎりまで素材を取り続けたほうがいいのか、それともさっさと終わらせてもらったほうがいいのか、迷うゲームバランス。そして、いくつかの章に分かれていて、最後の章の終わりに到達したとき、足りなかったら有無を言わさずゲームオーバーという(親切なバージョンは、最終章のはじめまで戻してくれる)のが、私の持っていたバージョンで、最後までやったけどエンディングにたどり着けずやり直し、ずがーん。となって、放置中だった。

 最近パソコン版CDで、ものすごく安売りになっていたこの「ローマの建国」を買って、ちまちま進んでいる。ムズかしい…。全部で100面、多分だけど、最後に足りなかったら残念だったね、ゲームオーバー。ってなるタイプだと思うので、それは避けたい。

 でもこれ、最初のほうの面なんか特にそうだけど、盤面が大きく、コマの種類が少ないため、すごーく連鎖してしまう。で、勝手に終わっちゃうのね…。そうすると、素材が取れなくて、メニュー画面で建物を建てる時に、材料が足りないので次の面にいかなくてはならず、面を無駄に消費するので、100面までに、決まった建物が立たないかもしれない、という感じになってきた。

 こういう時は、ネットを調べるに限る。やっぱりあった、「チートコード」。今までクリアした最終面を戻す、というチートがあった。ということは、今50面あたりなのだけれど、それを5面とかに戻せるわけだ。素材を取り直しするチャンス…。

 「無敵」とか、「無限にお金が…」「ライフ無限」とか、昔は、そういうのやるの、邪道だと思っていたけれど、当時はものすごくゲームに時間を使えたしな…今は、ちょっとだけなら、こういうのもいいかな、と思う。もちろん、ポケモンみたいな対戦とか、交換があるやつはやらないことにしている。ファイルに不具合が出たら困るしね。でも、自分のパソコンの中だけで遊ぶやつなら…。

 と思ったが、「このファイルを書き換え」と書いてあるファイルが、ゲームがインストールされたフォルダの中のどこにもない。隠しファイルかと思って表示させてみたけど、ない。ぬううう。出来ないとなると、なんだか損したみたいな気がする。

 一度、いつも使っているゲームサイトで、ダウンロードしてみた。ダウンロード版のフォルダには、そのファイルがある…。書き換えてみたら無事成功。ということは、チートの情報は間違ってない。

 私が持っているCDバージョンは、ダウンロード版より、バージョンが新しかった。ちぇ…。残念…。

 最近、ダウンロードして遊ばなくなったゲームって結構あるなあ、1時間の無料時間も終わってるやつがあるから、捨てないと…。と思ってコントロールパネルからアンインストール。たまに、このフォルダに、いらないもの残すことがあるからな…と思って、「ユーザー」の自分の名前のフォルダの中にある「App_Data」のフォルダの中を探して、アンインストールされたゲームのためのファイルとフォルダをゴミ箱へ入れて削除ねー。と思いながら捨てていたら「Roaming」フォルダの中に、見覚えのある名前発見。これは、Cradle of Romeの開発元だ。私はこの名前の入ったロゴをゲームを立ち上げるたびに見るのだから、ここ2週間で何十回もみた。

 中をのぞいてみたら、なんと…。チートをするのに使われるファイルが、そこにあった。
 やってみたら、うまくいった。これでレベル10まで戻ってもう一度材料集めなおそう…。

 久しぶりに、「ファイルを書き換える」なんていうことをやった。昔、マックを使っていたころは、リソースエディタをわからないのにいじってみて、すべてのアプリケーションのメニューバーが赤白のギンガムチェックになる、とか、開いたウィンドウの背景色が、白じゃなくて、薄いピンクになるとか、遊んでみたこともあったなあ…。そこに、お雛様の絵のアイコンをずらっと並べて、飾っておけたりしたんだよね、懐かしいな。

 おひなさまか…。季節外れだけど、かわいいかな…探してみたら、こんなのを作っている人がいた。ウィンドウズのツールバーのところに、飾るものいっぱい。ゲームになってるのもあるらしい。互換モードで動かしたら、ちゃんと動いた。おひなさまだけじゃなくて、桜とか、紅葉とかいろいろあった。今、私のデスクトップだけ3月仕様。うん、かわいい。

避難訓練って…。

 トイレの便器の上に、立っているちっちゃい女の子の写真が、シェアされていた。普通の、家のトイレで、やれやれ…子供ってねえ。と思うような写真だ。そういうかわいい写真は、SNSではあっちこっちでシェアされる。トイレットペーパーをガラガラーーーっってやって、半分埋まっている赤ちゃんとか、誕生日に、ケーキを手で食べてベッタベタのチョコレートだらけになった子とか。

 ただ、今回のこの便器の上に立つ子供の写真のシェアは、実はそんな話じゃなかった…という。

 これは、保育園でやる「避難訓練」の真似だったらしい。銃乱射事件が起きたとき、逃げて、トイレに隠れて、便器の上に立つと見つかりにくい。この動きを子供に覚えさせる避難訓練。

 日本人には、ちょっとわかりにくいかもしれない。日本の公衆トイレは、ドアの一番下と、床の隙間は数センチ。昔、田舎の小学校の鍵の壊れたトイレで、トイレの使用中には、友達にドアの下に足を引っかけて閉めてもらうという技があったから、少なくとも足の甲が入るぐらいの隙間はあるだろうが、その程度。多分、和式トイレのことを考えれば、外から見えないようにするには、そのぐらいの低さまでドアがいる。それが当たり前になっている状態で、洋式トイレを導入したので、いまだにドアの下の隙間は、あっても、10センチ…もないよね。 まあ、だから小さい子がうっかり鍵をかけてしまった時は大変だ。開けられないし泣いてるし、消防署が出動するような騒ぎになるし、中で何かあっても全然わからない。

 アメリカは、トイレの使用状態は必ず座ってなので、30cmぐらい、見えちゃっても平気なわけだ。150センチ台の私が座ったら足がぶらぶらする便器もあることを思うと、大体私の膝ぐらいまでは、ドアと床の間に隙間があることも。そうすると、外を歩くと、誰かが中に隠れているのが見える。 まあ、こうなると、子供が閉めこまれるという事故は起きない。ちっちゃい子だったら、しゃがんでくぐれば出られるからね。おかーさーん。とトイレ中の親御さんが入っているトイレに入れちゃうというのもある。
 
 これは実は隠れるのには向かない。足が、膝まで見えるわけだから、誰かが入っているのがよくわかる。隠れるためには、見られるのを避けるために、便器の上に立つのがいい。そうすると、ぱっと見は、誰もいないように見える、静かにしていれば…ばれないかも…。

 …というのが、この避難訓練。地震のでも、火事のでも、ハリケーンのでもない。学校が、幼稚園が、保育園が銃を持った人に襲われたときの、訓練。

 アメリカは豊かで、いろいろ進んだ国かもしれない。でも、こういうのを見ると、なかなか、これと引き換えにしたいものというのは、ないのではないかなと思う。もちろん日本でも教える。「知らない人についていっては、いけませんよ」それに、防犯ブザーも持たせる。「暗くならないうちに、帰りましょう」と5時には役所で鐘が鳴る街も多い。
 女の子なら、ある程度の年齢になったら、電車で痴漢に遭ったら…というような注意もしなくてはならない。

 でも…3歳児が、こんな訓練をしなきゃいけないというのは、なんとも言えないなあ…という気分になる。

 アメリカでも、銃の規制がもっと本格的にあったほうがいいんじゃないの?と思うのは、こんな時だ。なかなか難しいのはわかるけどね。

アメリカに何を持って行くか

アメリカに長期滞在するという人に、「経験者として聞かれる」ことで、一番多いのは、「アメリカにもって行ったほうがいいものは、何か」。
あとは「アメリカの生理用品って、どうなってる?」 この2つ。
まず1つ目。
アメリカに長期に行くときに持って行ったほうがいいものは、

刃物(包丁、はさみ(いいものと、百均の両方)、爪切りと鉛筆削り)
洗面器。折り畳みでも、たためないやつでも。
日焼け止め用長袖上着(少ないんだこれが。手の甲をカバーするやつはまず、見ない)

次点で布のガムテープと目の細かいザル、百均のゴマすり器とおろし金(プラでOK)とスライサー兼用でも。
学校に行くなら鉛筆と消しゴム。ボールペンも、三色のが1本か、2本あると違う。
 鉛筆を使うなら、絶対、鉛筆削り。どんなタイプでもいいけれど、日本製を。
裁縫道具系だと針、ゴム通し、安全ピンはどれもちょっとでいいけど、あると全然違う。アメリカで買える安い針は、気を付けないと刺さりにくいというか…これも刃物と同じらしい。

綿棒は、棒部分がプラが多くて「びょんびょん」ってなるので、耳かきに使いたいなら、耳かきを持っていくか、日本の綿棒を。黒い綿棒はアメリカでは見ない。ただ、高い奴は軸が木のもあるので、そういうのが上手く見つかれば。

木製の櫛は高いので、使っているならそれを持って行ったほうがいい。安くて木製ってのがない。
日焼け止めはテスターがない。白残りするのが多いので、愛用品があるなら。
ナイロンタオルを使っているならそれも。100均ので十分。
おはし。食洗器OKのタイプが重宝する。
アクリルたわし(スポンジはあるが、高い)
100均にあるような、いろんなサイズのジップ付きビニール袋の詰め合わせ。特に、15センチ四方より小さいものは、手に入れるのは大変なので、小さいのだけ持って行ってもいいと思う。

パソコン用品、特にマウスとヘッドフォンは日本よりずっと高いか、ショボいの2択。…じゃないな、「高くてしょぼい」というのもあるから、3択だ。通販で買うなら、まあ…という感じではあるが、お店で買うとそうなる。

文具、特にスティックのりと、ホッチキスは日本のが優秀。ハサミは言うに及ばず。クリップ類は量がとても多い。ちょっとだけ、入れておけば足りるなら、そうしたほうがいい。

包丁は、数万出せば間違いなくアメリカでも買えるが、日本で3000円台のやつを買っていけば、1,2年の滞在なら平気。アメリカでは30ドルの包丁でもひどいのがある。それより安い奴は、日本の百均の包丁といい勝負と思ったほうがいい。

ハサミは、紙を切るだけなら、ちゃんとした店で売っている5ドルから10ドルのものを買えばまあ、いけないわけではないが、安くて切れるハサミはない。「よく切れるねえ」というハサミは10ドルでは買えない。(日本だと500円でも結構いいし、1000円出せばかなり違うから)

スライサーは「結果が分厚い上に、あんまり切れない」(のに10ドル以上とか)なので、日本の100均のやつで十分、ホームセンターの398円ならいうことない。

 荷物に余裕があったら、ホームセンターの398円でいいから卵焼き用の小さいフライパンも重宝した。小さいフライパンが少ない。卵焼きをお弁当に、というのをやるなら必要。丸いのは「ノンスティック」じゃなくて、「スキレット」扱いで鋳鉄のが多い。アメリカの調理器具は全体的に大ぶり。

 コンビニと、ホームセンターとイオンみたいな便利な品揃えの店が少ないので、特にホームセンターで買うようなものが見つかる店は「ウォールマートスーパーセンター」ぐらい?ケーズデンキとか、ヨドバシカメラに当たる店もすごくとびとびにしかない上に、品ぞろえの悪いことったらないので(ベストバイとか)結局アマゾンで通販ということになりがちだから、ほしいものが決まっているとか、いつもこれ、というのがあって、小さいなら「予備を1つ」持っておくのは悪いアイディアではない。

 どうしても、日本から家電を送りたいということなら「掃除機」をお勧め。ほかの電気製品は、まあ、なんとかなるが、掃除機だけは、すごく高いやつはよくても、うるさい。卓上用の小さいのなんか、アメリカのはうるさいだけで、全然吸わないことも。1万円ぐらいで買える掃除機は間違いなく日本のやつのほうが優秀(で静か)。
 
 食品用ラップは、Raynoldsのを買えば高いけどいける。ほかのメーカーのは日本のほどはくっつかないことが多い。安い奴は、本当にくっつかない。後、箱についている刃の切れ味が悪い。もしも、1つもっていくならば、30センチ幅を。箱はアメリカのラップを中に入れて再利用したら、切れないラップでも使える。アメリカのラップは12インチつまり30cmが主流。

 あんまり見ない便利グッズに「S字フック」がある。小さめのものを4つぐらい、あったら便利だったな…と思うことはよくある。

あと、「ひも」という物体はかなり手に入れづらい。日本で新聞紙を束ねるような用途に使うもの。100円で一巻き買うわけにいかないのが残念。もちろん、気を付けて買いに行けば、ある。が、巨大。5mもあれば、いろいろ使えるんだけど。今回ものを干す場所を作るのに利用したが、5mだけ、もってきておいてよかったと思った。使い捨てないで利用する[ロープ」はあるので、本当に長期滞在ならそれで。キャンプ用品売り場か、手芸材料のところにある。

 100円で売っている、洗濯バサミが10個ぐらいのついた小さいハンガー。
 基本、洗濯物は乾燥機に入れるのだけれど、何せあっつあつでぐるぐる回すので、(温度が低い設定でも、相当な温度)そういうことを想定していない日本のもの、特に靴下は傷みやすい。靴下だけでも、干せたらなあ…ということであるといいかも。500円ぐらいで売ってるやつなら、たくさん干せる。安くて便利なのを、まず、みない。

 コーヒーを自分で豆をひいて作らないのなら、コーヒー用スプーンの長いやつ。こっちのは、短いのに、缶とか袋が大きくて、手にコーヒーが…。もちろん、10ドル出すつもりなら買えるが、日本で100均で売ってるやつで十分だった。ひいて小さいカップに入っていて、それをセットするコーヒーマシンが主流なので、そっちを使うなら、それで。

 弁当箱。お弁当を作る機会が少ないにしろあるなら。100均のでいいが、やっぱりジップロックのコンテナとは違って詰めやすいと思う。日本式弁当が上手く詰まる箱はあんまり買えない。サンドイッチ、野菜スティックとディップ、ポテトチップの袋…みたいなアメリカ式弁当にするのでないなら。

 折り畳み傘。大きくて重くて、ジャンプ式のならある。邪魔だし重いし、たたむのに力がいるし…。車社会のアメリカとはいえ、一本あったら重宝する。ちなみに、「日傘」は売っているところを通販以外で見たことない。女性なら、晴雨兼用の日傘にもなるやつを1本、お勧め。夏の行楽地で、あればなあ…と思う機会はあると思う。

 筆記具は愛用のものがあればOKの社会人で、調理を自分でしないなら、「爪切りと耳かき」かなあ…。綿棒で耳掃除をしたい人なら綿棒で。

まあたいていのものは、「金の力」で解決できると言ってしまえばそこまでだけどねえ。日本から送ってもらうのだって、出来るんだけど。でもスーツケースに入れていったらよかったかなあ、と思ったのは、このあたりで。

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ネーミングが、とてもいい

魚が食べたい。一匹丸ごと出てきて、塩味がついてるやつ…たとえば、シシャモとか、サンマとか。いや、この際だからもう、煮干しでいい…というぐらい、魚が食べたい。

 近所のスーパーで手に入る魚は、まず、サケと、あとティラピア。鮭は割といいけど、かなり脂っこい鮭で、なんていうか「鮭」というより「サーモン」なんだなあ…。
 ティラピアはなんていうか、味が薄い。魚っぽくないんだよね。まあ、そういうタイプのが好まれるということはあるんだろうけど。

 後は、ツナ。ツナ缶。うーむ。燻製の牡蠣の缶詰はあるけど、あれもなんか、違う。オイルサーディンはあるけど、1つ3ドルぐらいする。あれは1缶では1人しか食べられないよねえ…。3人分いるとなったら、缶詰というのは案外割高。9ドルあったら、かなり肉が買える…と思うから、魚が食べられないのか(笑)。そうだね。

 スーパーは、何軒かあるのだけど、「古い魚の匂い」がしない魚売り場は1つだけ。そしてやっぱり鮭と、エビと、白身魚だけ。イカとか、青い魚はあんまり見ないなあ…。

 外食に行っても、サケのグリルはあっても、スパイスどっさり、またはソースいっぱい。まあ…たまにはこんなのもいいかもしれないけど…。

 すっかりしょげていたら、夫が「冷凍のエビはどう?外食するより、安いから買おうよ」と勧めてくれた。塩味の焼きえびはおいしかった。しばらく、これでがまんするしかないなあ。

 今度サーモン買ったら、切り身じゃなくて、へらで崩しながら塩かけて炒めて、ご飯に乗せようかな。日本のサバ缶に、味噌いれて、フードプロセッサにかけて、ねぎの刻んだのいれたのを、しいたけに乗っけて、焼いたのが食べたい(やけに細かい)。

 こっちでも似たようなのが作れないかなあ。しいたけって売ってないんだよね。売ってるキノコで白いマッシュルームの次にポピュラーなのは、「ポートベロマッシュルーム」といわれるやつで、結構大きい。ツナ缶で作ったらおいしいかな…。

 今度缶詰売り場を見つめてくる。アメリカって、魚の名前に言うほど区別つけてないからな…。それとも食べたり加工したりする魚の種類が少ないだけなのか。青魚と言われる種類だって、全然食べてないわけ、ない…と思うんだけど。

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これみて、これ。サヴァ缶(…というか出落ち?)いや、このネーミングセンス、ほんといい。日本語とフランス語、両方知らないと面白いのがわかんないけど。
実はブログの記事を書いてから、日本のアマゾンにサバ缶を見に行って発見した。

だははは、と笑ったら、気分がだいぶ回復した。

落ち込みそうな時にちょっとだけ、気を付ける。

今日は夫は仕事で留守、夕方まで帰ってこない。子供はお弁当持って学校。これも帰りは四時見当。私はとりあえずバタバタした朝が終わって、後は洗濯物が乾燥機から出せるようになったら、たたんで片付けたら終わり…というところまで持ち込んだ。夕飯の下ごしらえは済んでいるので、夫が帰ってきたら30分以下で用意できる。

 ちょっとゲームをして、本を読んだらもうお昼。日本なら、こんなのんびりした日はお昼ご飯を食べてから、ちょっと買いものにでも出ようかというような日だ。手芸の材料か、新しい雑誌を買うか…ついでにゲーム雑誌でも立ち読みして、100均で雑貨なんか見て回って、遠くのスーパーに特売品がないか見て回って帰ってきたら子供がちょうど学校から帰ってくる。

 でも、今は、それが出来ない。アメリカの店はどこも遠いし、運転してくれる夫は仕事で今日はいないし、私が出られるところと言えば、歩いて行ける公園だけ。日本に、帰りたいな…。閉じ込められている感じがする。

 とりあえず、おなかがすいた。おなかがすいたときに考えることなんて、絶対、いいことなんかない。…っと。白いごはん、ないや。夫と子供の弁当分で、なくなっちゃったんだった。うおぅ、米も、1合ないや。そうだったね、昨晩気づいてたはずだった。

 はあ…パンより断然米派の私、白いごはんさえあれば、あとはふりかけ程度で平気なんだけど(大事にとってあるインスタント味噌汁だってある)、さすがに、ないコメは炊けない。日本なら、ここでちょっと外出して何でも買えるのに…。日本にいれば、スーパーは自転車でいけばすぐだ。

 …なんか気分が落ちてくるのがわかる。まずい。夕飯に作ってあるものを食べると、もう一度作るのが面倒だ。落ち込んでるとか言う割に割と冷静?弁当のおかずの残りの卵焼き1切れ(どうやっても入らなかった)と、ニンジンのゆでたのがちょっと残ってる。…こういう時には、もう、食べなくていいや…とか、あんまりいい加減なことすると、もっと気分が下がるのだ。がんばれ、自分。

一番大きいお皿ゲット。26センチの。そこに、ニンジンと卵焼きを乗せる。あ、チキンあった。そうだよ、これは、もう3日目。お弁当に入れて、悪くなったら心配だから、持たせなかった。これ食べよう。その横に、三角のチーズ乗せる。日本の6pチーズみたいなやつ。それから、カップに、緑のブドウと、子供の今日のおやつに出そうと思ってたイチゴの切ったやついれて、置いてみた。あ、突然ちょっとそれっぽくなったかも…。
 夫がおつまみに食べているクラッカー、炭水化物これでいいな。
 とどめにビン入りピクルスまだ残ってたから、小さいの3つぐらいのっけて…。


うんうん、ちょっとそれっぽい。もうちょっと格好良くのせれば、おしゃれ料理ブログみたいだー。そこは私だから、テキトーにしかやんないけど。ちょっと、元気出た。あるものでも、なんとかなる。 落ち込みそう、と思った時、ちょっとだけふんばっておくと、落ちる角度が小さくなる気がする。なんていうか真っ逆さまに転落するんじゃなくて、ソフトランディング。

明日はもうちょっと、おしゃれに盛り付けようかな。 
今日は買い物にいったら、お米買わないとね。

ピンボールコントローラ―がほしい(1)

ピンボールコントローラがほしい…。【ipad用ピンボールコントローラ】はもちろん購入済み。縦長のiPad画面は、縦長のピンボールゲーム画面にピッタリ…なんだけど、10インチでは、どうしても迫力がたりない。たとえ、きれいな画像じゃなくても、もうちょっと大きく見えないかなあ…となると、都合、パソコンになってしまう。パソコン画面は、24インチとかの大きいものがあるし、外部ディスプレイにつなぐというオプションがあるパソコンは多い。

 パソコンのピンボールソフトは、大概キーボードを使って遊ぶことになっている。欧米のキーボードは「右シフトキー」「左シフトキー」を別物として扱うことが多いので、このキーがフリッパー右とフリッパー左に当てられていることが多く、日本のパソコンでは、キーボードが「シフトキー」としか割り振られていないことが多くて(つまり右左の区別がない)フリッパーが両方同時に上がってしまう…という挙動をすることがある。

 こういうことの回避のため、パソコン用ピンボールソフトは大概「どのキーを使うか」という「キー割り当て」を変更させてくれることが多い。

 ゲームパッド、つまり普通のゲーム機についているコントローラ風のパソコン周辺機器が、ソフトに対応している時はいいけれども、ゲームソフトが「キーボードのみ」に対応している場合は、しょうがない…。ゲームパッドの代わりに使えるのは、【こういう10キーパッド】、数字だとかエンターキーとかTABキーだとかがついているので、これをゲームの設定から割り当てて使う。微妙に持ちにくいが、まあ、キーボードでプレイするよりまし。

 ゲームパッドに、キーボードのキーを割り当てて、ゲームパッドのスイッチ押したときに、決まったキーの信号が送られるようにする…というものすごく便利なソフトもある。一応お値段はついているようだが、タダで使用できるのが、本当にありがたい。
【JoyToKey】というソフトで、解凍して使用、ゲームパッドはアマゾンで1000円ぐらい出せば【安いのが買える】

 うん…いいんだよ、うん。ゲームパッドでプレイも。でもなーーっ。箱の左右の側面に、つまり、ボタンを押す向きが下にじゃなくて、横向きのボタンがほしい。テンキーを箱の右と左に貼れ?うん。USBポート2つと、2000円で出来るだろうけど!…そうだよね。入力がキー1つだけっていうUSBのボタンがあれば、それでいいわけだよねえ…。テンキーのキーが1個のやつって、ないのか?オンと、オフしかなくていいの。

 …プログラマブルキーボードというのが検索かけたら出てきた。たっか。1万円越えだ。無理。

 【ネットで探して出てきたピンボールコントローラ自作サイト】の人は、電子工作をしていた。ボタンとか、配線とか、はんだ付け出来る人は…というようなものだった。む…むずかしそー。【auduino】これが、そのボード。配線とプログラミングをして、「小さいキーボード」として動作させ、それをゲーム用ボタンにくっつけて、そのボタンを箱につけて出来上がり。

 うっ。やってみたいけど、敷居たかそー。
…と思っていたら、そのarduinoの検索結果に子供用のおもちゃみたいなのがいっぱいひっかかる。それが、【メイキーメイキー】というもの。まず、USBでパソコンにつないで…。自分(?)に線をくっつけ(ワニ口クリップ付きの線がついているらしい)で、テキトーなものをボードにつないで(バナナとか)そのバナナを触ると、電気が通って、スイッチになるらしい。

 タッチスイッチになるんだね。で、これをじーーーっと調べると、どうも、キーボードの上下左右の矢印と、スペースバー、それから、マウスクリックが出来るらしい。

…ってことはよ?タッチでピンボールが遊べるようになるってことよね?

ピンボールにいるスイッチは、最低3つ。(フリッパー左右、ボール発射プランジャー)か、多くて6つ(フリッパー左右、プランジャー、左右と中央ナッジ)。この際だ、プランジャーはあきらめるとして、左右上下の矢印キーと、スペースを認識するならば、これは使えるのでは…。

ちなみに、難しそうと思ったauduinoで、このMakeyMakeyは作成されているらしい。つまり、プログラミングとか、配線とかを省いて子供にも遊べるようにしてあるんだね!!わーい。簡単そうだー。

 お値段42ドルだったが、なんと…私が見ているサイトを見て「面白そうだね、息子と遊ぼうかな」と夫が買ってくれた。わーい。どうせ息子が飽きるのが早いに決まっている。今までもよくそういうことはあった。知育おもちゃ系は、大体そういう感じになるんだから、夫も懲りないな、と思うけど、息子が飽きたら私のにしていいんだから、今回は黙っておいた。

 今、バナナを5本使って、ピアノ?みたいにして遊んでいる。パパにつないで、パパがタッチするとなる。息子がタッチしてもならないが、パパと手をつなぐと、鳴る。おもしろーーーい!つまり、「電気が通っている、通っていない」をやるおもちゃだと思えばイイっぽい。 飽きるまで遊んでおくれ!そしたら、後は私が遊ぶから!

ピンボールコントローラ自作(2)メイキーメイキー

 MakeyMakeyは、電子工作の知識はまったくいらないものだった。男性は、電子回路みたいなものを多分中学校の「技術」で習うのだろうが、私はまだ「家庭科」を女子が「技術」を男子がという頃の人なので、残念、はんだ付けは経験があまりない。実は、ポケモン銀の電池を取り換えるというのをネットで見てやった時、どうしてもはんだごてが必要だったので、一回だけやってみたことはあるが、こわごわだったし、あれでいいものやら、さっぱりわからない。(はんだごては500円ぐらいで買った)

 私が覚えている「電気の回路」といったら、それは小学校の低学年で、電池と豆電球でやるやつで、並列と直列があって、アルミホイルでくるんだ厚紙を画鋲で止めたみたいなスイッチがあって、それで全部がつながると、豆電球がともり、スイッチが上がって、つながってない時にはつかない…それだけ。でも、それでもじーっとこのメイキーちゃんを見つめるとわかってくることがあった。

 GNDと書いてあるのは「グラウンド」だそうな。そのGND端子と、メイキーの「スペース」「クリック」「左」「右」「上」「下」これがつながっている。
GND-(メイキースイッチ右)―バナナ
例えばこういう風につないでおいて、GNDに自分をつなぐ。
自分ーGND-(メイキースイッチ右)ーバナナ
で、自分がバナナにタッチすると、回路が輪になってつながって、メイキーの右スイッチが「右」というコマンドを、USBを通じてパソコンに送る。

こうなっている。ちなみに、自分を入れない回路も作れて、その場合は、
GND-(メイキースイッチ右)ーバナナ これを作っておいて、
バナナからもう一本、線を出して、GNDにつなぐと、メイキー右スイッチはちゃんと「右」と言うらしい。
スイッチが入っている間中、ずーっと連続して、「右右右右…」とやるのだって。

…ってことはだ。もしも、スイッチが「オン」「オフ」のあるものだったら、押したらON、離したらOFFで、USBから「右」という信号が送れるってことよね?

厚紙をアルミホイルでくるんで、2枚作ってから、付属のワニクリップつき線でタッチでオンオフするかやってみたら、ちゃんとできた。

ワニクリップを両手につかんで、「右フリッパー」「左フリッパー」だけは、メイキーの右スイッチと左スイッチでやってみた。おお、金属部分にふれると、ちゃんとフリッパーが動く!

…ねえ、スイッチ、って部品として売ってるよね…。私が見に行ったピンボールコントローラ自作してた人は買ってたものねえ。部品やさん、いくーーーーー!アメリカの部品屋さんといえば、「Radio Shack」これだけしかない。それは昔アメリカ滞在をしたとき覚えた。スピーカーとか、パソコン周辺機器とか、ラジオとかを売っている店。ネットで検索したらいつも行くドーナツ屋さんの、隣??えー?見えていないもんだねえ。

 わーい。1つ、買ってきたスイッチは、足が2本。てことは多分これ、片方がGNDで、片方が、メイキーのスイッチにつなげばいいんだよね?配線はワニクリップなんだから、むずかしくはない。はさめばいいだけ。
ちなみに、足が3本あるスイッチもあったんだけど、あれは何用?2本足が多かったので、2本がスタンダードなのであろう、と思ってそっちにしたけど。

スイッチをカチっとやったら、フリッパーが上がる。おおお、これでいいんでは??
…と思ったけど、フリッパーが下がんないのはなぜよ?もう一回押したら、下がった。
あああ?ちょっと違う?よね?ピンボールのスイッチというのは、押せばON、手を放すとOFFだ。ぬうう。ピンボールのコントローラ作ってた人は、「ゲームスイッチ」という部品を使っていた。が、その検索語だと部品なんて出ない。出るのはテレビに画像入力するゲーム機を入れ替える道具だ。英語では、なんと呼ばれるものなのであろうか。調べよう。

ピンボールコントローラがほしい(3)

アマゾンのレビュー欄で、スイッチのことを書いている人がいて、いくつか読んだ結果、どうも私がほしい「手で押している間はON」で「押すのをやめるとOFF」になるスイッチはMomentary push switchとかMomentary push button switchと呼ばれていることが分かった。私と同じように「押したらON」なのは当たり前ではないのか?となっている人がいて笑えたけれども、つまり押したらもう一度押すまでそのままになっているスイッチがほしければ「ストッパー付き」を買うのだということで、つまり私が買ったのは「ストッパー付き」だったらしい。日本では、一度押したらそのままになって、次に押したらオフになるのは「オルタネイト」というらしい。ということは、ええとalternateだな、見当つけて探しに行ったら、検索ではmomentaryのほうもひっかかってきてわけがわからなくなった。どうも、アメリカではパーツを売っている店Radio Shack(もうこれしかないといっていい感じ)のカタログナンバーで話が進んでいるらしく、カタログナンバー何番「をベースにしたスイッチ」とかの表記がまずわからない。まあ…いいだろ…日本に帰ってから買おう。
 それにどれにしてもアメリカのパーツ、高い。かっこいいけど、スイッチ一つに12ドルは、ないよね…。

 私がネットでピンボールコントローラを作っているのを見た人は「加速度センサー」なんていうのまでつけていたけれども、そこまではなくていい。フリッパーと、ボールを打ち出すのがスイッチで出来ればそれっぽいし、そうだ、この、メイキーメイキー、タッチパネルスイッチになるのよね?ってことは、箱の側面と前面にアルミフォイル貼っておけば、ポン、とタッチしたらナッジ、と判断はしてくれるってことでいいわけだ。まあ、勢いよく、ばしっとやったら加速度でスイッチが入って、ナッジと判断されるほうがそりゃかっこいいけどー。あ、でもそうなってるだけなのか。

だとしたら、加速度で動くスイッチを、メイキーにつなげておいたら、加速度でオンになった、メイキーが「左」とか送ってくれたら、それでいいわけだ。そういうスイッチ、あるのか…ていうかそりゃあるよね?世の中の製品に入っているものは、誰かが作ってるに決まってる。ということは、部品は、どこかで買えるに決まってるわけだ。値段はともかくとしても。

調べて見たら、3軸加速度センサーキットは出たけど(自作サイトの人が使っていたのはこれ)、メイキーちゃんでは難しいかな…。「傾斜スイッチ」といって、傾いたり倒れたりするとオンオフになるものはあった。多分、これで、ナッジ検出は出来ると思うけど…でも、小さい箱で作って、バンバンたたいて遊んだら、ナッジを「した」「しない」は検出しても、左右中央の区別は無理だろうなあ。がっしりしたものを作って、その筐体の左右の壁にくっつけておいて、振動検出ならともかく。…と思ったら、誰かが夏休みの宿題に、金属球をいくつか、針金の輪の中心にぶらさげて、振動によって、オンオフで、点灯する豆電球を変えて、震度計を作ったという話が検索にかかった。

…つまり、ピンボールの実機でティルトを検出する仕組みと同じだな(笑)。まあ、私がまず作りたいと思っているようなちょっとした装置でティルトを本当に「ばん!」ってやって長くスイッチが入りすぎたらティルト。というのは難しいか…。大体実機でやるときは、ティルトどころか、実機が痛んだら困ると思うものだから、ナッジなんてほとんど使わない…というプレイスタイルでは、それほど必要性もないともいう。

 だったら、軽く触れるとナッジ。というタッチパネル方式で十分か。じゃ、アルミホイルとかまぼこ板か厚紙で、側面と前面に貼ればいいわけだ。

 左右上下、スペースとクリック…うーん。左右にフリッパー、上下とスペースにナッジを割り当てて、プランジャーは、まあエンターキーでも何でも割り当てて、そこだけキーボードで遊べればいいかなあ…。マウス左クリックは、ピンボールソフトでは何にも割り当てられないのだ。キーボード上にキーがないから。

 もういっこ、メイキーにキーがあればいいのになあ…。あと、私がよく遊ぶゲームは、ESCキーがポーズとかメニューに戻るキーになっているんだよね。エスケープキーがメイキーにほしい。

 「Makey makey assign more keys」と検索してみたら、【もっと難しいことをメイキーでやってみるガイド】ページがひっかかった。おお、やっぱり?やっぱり、みんな、もっとキーがほしいよね?

 …で読んでみるとわかった。プログラムを書き換えることが出来るんだけど、それはつまり、これの大人用【arduino】のプログラム用ソフトを使って書き換えるというもの。メイキーちゃんは、その手間を省いた、プログラムは最初から入っているバージョンなんだけど、もちろん、もともとは同じものなので、書き換えが利くわけだ。

 けど…むずかしそーーーーーう!!!
読み進めるうちに、わかってきた。実は、このメイキーちゃんの端子、まだまだ使っていないところがあったらしい。裏側の、左側に、「WASDFG」という文字が並んでいたのだけれど、実はその端子1つ1つが、その文字を出力するらしい。ということは、この「W」の端子は、「右」を出す代わりに、「w」というわけだ。ワニ口クリップで挟めるようにはなってないんだけど、付属に細い線がついていて、それを端子にさしこみ、ワニ口クリップでつなげばいいだけ…ということは、私がキーをWASDFGの6個に、ソフト側であてはめればちゃんと動くわけね。ピンボールコントローラにするには、必要スイッチは6個なんだから、書き換えはいらなさそう。

ほかにも、メイキーが出力できる信号はマウス右クリックもあることがわかった。スイッチを入れると5ボルトの電気が流れる端子も、メイキーの上の方についていることも。なるほど…LEDとか、はさんだら派手に光りそうね(笑)。…ニューゲーム、ってやったら光るのとか…いいなあ…。

あ、でも、一瞬しか光らないか…。プランジャーボタンで、ぴかぴか光るボタン(アマゾンで見た)にするのはどうだろうか!!

ちなみに「上下左右、スペースとクリック」は全部一気に押しても反応するけど、ほかのキーは一個ずつのほうがいいらしい。
ということは、上下左右とスペースにフリッパー2つとナッジ3つを割り振って、ほかのキーでプランジャーをやればいいわけか。プランジャーだけは、ほかのと一緒に押すことはまずないからね。

 メイキーメイキーって、要は、キーボードをばらばらにしておけるものだと思えばいいのね。で、それぞれに配線をして、隣同士とかじゃなくて遠くにボタンを配置したら、コントローラの出来上がり、と。

「こんなの、絶対無理」ではなくて、「もしかしたら、出来るかもなあ…」と思えるのが、楽しい。だって、木工作ならね?ホームセンターで「何センチの穴をここと、ここに開けてくださいと言えば出来るし(たしか1回30円ぐらいだった)または塩ビパイプの短いのに紙粘土と一緒に詰めて、貼っちゃう…というような工作レベルなら私にだって出来る。塩ビパイプが固くてダメなら、丸いクッキーの型とかでいいんだし。ものすごい見かけになるかもしれないけど(笑)、プレイした体感がよければそれでいいわけだし、電線が通るぐらいの穴なら、私が日本に持ってる電動ドリルでばっちりだ。

 アマゾンで部品見てたら、アメリカのほうがずっと、ずっと高い。何のせいなんだろう、やっぱり、日本は中国に近いから、輸送費の関係なんだろうか。昔、パソコンマニアの彼とのデートが、秋葉原の部品屋さんだったことを思い出した。あの時はおつきあいで、なんとなく出かけていて、全然面白くなかったけど(笑)、今なら、楽しめそうだ。

とりあえず、段ボールにテープでコーラの缶を缶切りで開けたトップ部分を貼って、そこにワニ口クリップで配線。

メイキーメイキーをぶらぶらさせながら、やってみた。フリッパーが横向きのタッチスイッチになるだけでも全然違う。

ここから先は、日本に帰ってからになるだろうなあ。それとも、今座っているミニサイズのテーブルの左右に、スイッチ貼り付けちゃうか(笑)。

ピンボールコントローラ自作(4)ボードの設定書き換え

一晩遊んで、わかったのは、やっぱり線が段ボールの外側にプラプラしていると、大変邪魔…ということと、ボタンがもっとほしい、ということだった。
 大体、ピンボールは遊ぶのに左右フリッパー、ボール発射プランジャー、左右と正面のナッジ用ボタン…しかいらないといえばいらないんだけど、そのほかにも「カメラ切り替え」とか、ハイスコアのときに自分の名前3文字入力してリターンキーを押すとか、「ありがちな操作」がある。気分を出して遊んでいるときに、マウス握りなおすのが嫌なんだね、つまり。

 メイキーのボタンは、デフォルトで上下左右矢印キー、スペースバー、マウス左クリックの6つ。
マウスクリックはいらないから、ここに、リターンキーが入るとうんといいんだけどなあ…。私がArduinoの書き換えプログラムを使う人のフォーラムの初心者講座を、真剣な顔して読んでいたら、夫がどうしたの?と聞いてくれた。

 ええとね…。と説明をすると、「あ、それ、説明書にあったよ?見てみたらどうかな」だって。
えーっと…メイキーは説明書がいるほど、ややこしい動きをするものじゃなかったと思ってたけどねえ、と思いながら、小さい紙の説明書を箱から発掘して読んだ。

 書き換えをするときには、【このサイト】に行くこと、と書いてあったので、行ったら、なんと…出てきたのは絵文字。

 形で見分けるしかないものの、まず自分のメイキーがどっちかを選ぶ。(私のはクラシックだった)
バージョンが1.2であることを確認。 

 そのあと、上下の矢印スイッチを付属のワニ口クリップでつなげる。 それから、左右のスイッチもつなげる。
それをUSBでパソコンに接続すると、認識される。

 ワニ口クリップをはずす。

…とやってから、あとはGND部分を片手に持ち、もう片方の手で右矢印スイッチを押して、書き込みをしたいキーを選んで、
「Click」ボタンで選択(画面の変化させたいスイッチがグリーンに変わる)画面上のキーボードから目的のスイッチを探してクリック。
それを繰り返して、全部終わったら上下の矢印キーでセーブ(または、キャンセルでやり直し)
で、書き込みが出来てしまった。

うーむ…思ったより簡単、というか、これなら小学生でも出来る。
メイキーは子供用のおもちゃだと思っていたので、こんなことさせてくれると思わなかったけど、意外にハイテク…。
ちなみに夫は、電気製品の説明書を熟読するタイプ、私はテキトーに使うタイプだ。故に私は、10年ぐらい使っているものでも、こんな機能あったんだ?ということがよくある。性格って出るよね。

…というわけで、目的のスイッチが使えるように設定できてしまった。おおおぅ、すごい。メインの6個だけでなく、端っこの方に小さく配置されていたスイッチも、ばっちり。テンキー操作を採用しているソフトも多いので、ASDFGとかってなっていたアルファベットが出るスイッチは、数字の1から6を割り当てておいた。いつか、全スイッチつかえるようにしようっと。

そして、なんとかして、これを内側に配線して、邪魔な線なしで遊べるように。これを書いたら工作してくる。

ピンボールコントローラ自作暫定完成

アマゾンの段ボール箱と、粘着テープと、針金とコーラ缶のトップ部分と、シリアルの箱を切り抜いた厚紙と、アルミホイルと…そして、電子おもちゃキット、メイキーメイキーで作成した、ピンボールコントローラ。見よ、この勇姿(笑)。


 赤いUSBの線は、パソコンにつなげるところ。それから、丸いスイッチと、正面の中央ナッジ用のパッドは、まず、針金を「P」の形に曲げて、そのあと首の輪になった部分を90度倒して、頭の部分をアルミホイルでくるんだものと、丸く切った厚紙をアルミホイルでくるんだパーツをテープでくっつけて、針金を段ボール箱に刺して、内側でメイキーメイキーとつなげてある。

 いや…まあね?釘とか、ねじとか、ボルトとナットとか、金属の画びょうとかね?そういうものが家にあればそれでよかったのよ。つまり、段ボールに刺して、奥から引っ張っても抜けず、外側部分にタッチできればいいわけだから。でも家にはどれもなかったんだな、これが…。日本だったら、釘なり、ボルトなり、小袋一つなら100円程度で、私がひとりで買いにいけるのに。ちなみに、手元には、ビーズ細工に使おうと思って、先月買った針金があった。図書館の本で、ワイヤーワークを見たので、やってみたくなって買ったのだけれど、やってみたら、どうにもこうにも硬くて、私が持っているミニサイズプライヤーではきれいに曲がらない。ネットで調べてみたら「ジュエリー用」の針金というものは、種類が違って、もっとやわらかいのだ…ということがわかったので、残りは放置になっていた。
 いやー、なんでもとっとくものだね。ちゃんと役立った。


ちなみに、メイキーメイキーについていた、ワニ口クリップ(ミノムシクリップとも呼ぶらしい)は、便利だったが7本っきりしかついていなかったし、端子の形によっては、「じゃんぱーぴん」という(名前は夫が教えてくれた。聞いたことない言葉だった)ものしか使えないというので、付属のジャンパーケーブルを使ったのだけれど、これが…うまく入らなくて、ついでに引っこ抜ける。ちょっと動かしただけで、ぱら…、ってなる。ぬううっ!ってなりながらがんばった。夫が、ケーブル見に行く?といって、車を出してくれたのだけれど、なんとびっくり、20本セット19ドル99セント…ないわーーーー!そんな値段出すなら、このインチキなケーブルで頑張る!というわけで、これが出来上がった。

これは横から。写真右下部分のアルミホイルが四角く貼ってある部分が、側面ナッジスイッチ。アマゾンの箱の黒いテープの上に見えているのが、ジュースの缶のプルタブ部分。指をかけて開ける部分が外側に飛び出していて、手でタッチしてスイッチをオンオフにする。ジュースを飲むとき、缶の内側に入る部分は、段ボールの切り込みに刺してあって、内側でメイキーメイキーとワニ口クリップでつながっている。 天面のスイッチは、ゲーム中断にESCキーを使うソフトが多いのでESCと、カメラ変更のTABを、それから右側がプランジャーに割り当て、左側はハイスコアを入れるのに使われやすいリターンキーに割り当て。


結局、使ったスイッチは同時に押せる6つ(メイキーのメイン部分)に「左右矢印、7,9,0、スペース」を充てて、フリッパー左右、ナッジ左右中央、プランジャーに。
メイキーの左右に小さく配置してあるスイッチに、「ESC、TAB、エンター、バックスペース」を割り当てて、中断、カメラ変更、ゲームによっては、もう2つぐらい、スイッチがあったほうがいい、または思ったキーの割り当てがない時用に。どれか、使えるだろう…ということで。

 夫が、私がメイキーメイキーのことをいろいろ調べて、そういうキットの話をするので、面白そうだと思って、メイキーの元であるarduinoについて、調べたらしい。「小さいパソコン」として動作するのが面白そうだ…ということで、彼はなんと、似たようなキットを買ってしまった。それも、ボードだけじゃなくて、いろいろついた「セット」。 「すごく簡単に、ブラウズぐらいならできるパソコンができちゃった」のだそうで、ライナックスパソコンとして遊べたらしい。「簡単すぎ。これがこんな値段だってとこがねえ」と喜んでいた。

 何がいいかっていうと、その夫が買ったその、セットには、素敵なジャンパーピンケーブルが一束、同梱だったこと!!これ、5本ぐらいちょーだいーーーとねだって、もらって配線しなおしたら、「すごく気を付けて、入れないと入らない上にすぐ抜ける」だったのが、「スパッと入って、ぴたっと止まる」んだなこれが…ピンの下に、黒いプラスチックが巻いてあって、入れたり抜いたりするのがすごく簡単。
 
 道具って、大事なんだね…。ていうか日本のアマゾンでは【ほしいケーブルが60本で300円】とか!!うううう。いいなあ…日本に帰ったら、素敵な部品買って、木箱かなんか作って、入れなおすんだー。ボタンも部品屋さんで買って作りたいなあ。…いっそ、テーブルに作り付けにしてしまうとかどうだろう。リビングのテーブルが、ピンボール台に!…夫が嫌がりそうだけど。でも木製ということを考えれば、穴をこう…ちなみに、手持ちの電動ドリル用の穴あけ刃は安いのは千円ぐらいからあった。うううむ。あ、でも、幅が広すぎて手が届かないかも。だから、真剣に考えることじゃないってば

ちなみに、ゲームはとても快適に動いた。段ボールとアルミホイルでも、やっぱりキーボードで遊ぶのとは全然違う。やっぱりピンボールのフリッパーのスイッチは、横向きについてるのがいい。タッチスイッチじゃないのを、ここの2つだけ、買おうかな…と今、アマゾンを見て悩んでいる。

ピンボールコントローラ、やりなおし。

しばらく遊んでいたら、微妙に誤動作するようになってきた。フリッパーが、ボタンを押し続けてもピタッと止まらなくてパタパタする。もちろんそんなことになったらボールがこぼれるわけで…。アナログのピンボールだと、0.2秒とか離すわけにはいかないから(人間の反射速度からいっても)、こういう挙動はどうやっても無理なんだけど、デジタルだとなあ…。

【どのキーを押したかわかるように見せてくれる所】があったので、そこで画面を見ながら使ってみたら、フリッパーのスイッチが、押していると、チラチラ点滅する。
接触不良かなあ…。

まあ、ね…入っている線だけでは足りなくって、アルミホイルとか、テキトーな針金とか、1セント硬貨とか、セロテープとかでつないであるのだからして、針金同士がくっついてしまう部分には、輪ゴムがまきつけてあるという…。そりゃ接触不良にもなろうというものだ。

ほかのキーも接触不良っぽいが、早い話がちらちらしても、時々動けばいいキーだと気になっていないだけっぽい。ワニ口クリップのついた線がもっとほしーい。アマゾンで10本6ドル…。近所のRadio Shackの半額以下だ。質が悪いものも混ざっているというレビューもあるけど、なんのことはない、時々つながってないのがある…というだけ。大丈夫…。絶対クリップよりまし。

着くのを待つ間に、ふと思いついた。アルミ缶って、細く切ったら、使えないかな?コーラの缶は、はさみで切れるしね!

やってみたら、なんと…。コーラの缶てね、電気通らないの!!ちなみに、外側の、プルタブの部分だけは通った。最初スイッチにその部分を使っていたので気が付かなかっただけらしい。ナッジのスイッチがアルミホイルだと破れやすいかな、と思って、缶を切り開いてアルミ板作って、入れ替えようと思ったのに。一円玉は電気が通るのに、アルミ缶の内側って、電気が通らないなんて、誰が想像する?(ちなみに、表側もだめ。ただ、断面は通るときもあるかも?ぐらい)
アルミホイルを細く折ったやつは電気が通る。けどやってみたら、メイキーメイキーの周りにごちゃごちゃからまってきて、全部のスイッチが短絡してしまうという事態に。だーーー。絶縁て、セロテープで出来るの?

 ダメだ、効率が悪すぎる。針金で作ったタッチスイッチ部分も、配線の具合によって、ショートする時も…。クリップの被膜を両端だけはいで作った針金だと、ましだけれども、被膜を剥ぐ長さが足りなかったり長すぎたり…。メイキーメイキーは、かなり敏感なスイッチなので「通ってる」というのをかなりの率で出してくるけれど、「いつでも」「間違いなく」「押してる間ずっと」となると、いい加減な仕事がしてあるとだめっぽい。

 買い物だ、もう。段ボールにグラグラしないで留まるように、ボルトと、ナットのセット。遠くのホームセンターに、行ける機会があった。あとはワニ口クリップ付き線。届いた線は、付属のものよりも、ずっとグリップがしっかりしていて、一番細いジャンパーピンから、3.2ミリのボルトまで、がっちり噛んだ。
 

switchスイッチは、ペットボトルのふたに穴をあけて(安いペットボトルのふたは高さ5mm程度で、薄くて柔らかい)そこにボルトを入れて、段ボールに差し込み、裏からボルトで止める。買ってきたワニ口クリップ線(10本)で、ピンケーブルの片方をはさんでから、メイキーの裏のスイッチに配線して、ボルトの足部分と接続。さすが…。どれを押しても、全然チラチラしない。



 うん…最初からこうすりゃよかったよね?絶対手間はもっと少なかったはずだ。あと、オンオフのあるスイッチではないので、GND部分は「私」につながっていないといけないのだけれども、アルミホイルで作ったブレスレット…が付け心地が悪いんだなこれが…。それも、結構ぴったりくっついてないとダメだし。なんかいい方法ないかな…クッキーの缶のふたを、ワニ口クリップ線でメイキーにつないで、座ったときに足をのせてみたらうまくいった(笑)。缶は缶でも、クッキー缶は電気が通るんだね。寒くなるまではこれでいいだろ…。やっぱり、つなぐ線との接触がいいかどうか…というのが問題っぽい。
ただし、クッキーの缶も電気が通ったのは銀色の裏側だけ。柄が付いている側は電気が通らなかった。
…これさ、ねじを2つ並べておいて、手が触れて、両方がつながったら、オンで、とかで自分につながなくてもいいのも出来るかなあ。そうすると、ええと…ええと…線がもう何本余計にいるんだ?スイッチ1つにつき1本いるんだから…。やめよう。日本に帰って本物のスイッチ買った方が絶対安い。

ウィンドウズ再インストール

ゲームをゲーム販売サイトからダウンロードして遊んでいたら、ハードディスクが手狭になってきた。空き容量が減ってきたってことだ。昔のゲームは、CD1枚に入る量で、とか制限があったのもあって、容量が小さかったのだけど、今、ダウンロードで売っているゲームのファイルの大きいことといったら…。「ギガ」単位占有する。私のパソコンは、実はマック。買ったとき、きっかり半分にマック領域とウィンドウズ領域を分けて、デュアルブート、つまり「マックOSとウィンドウズOSが両方立ち上がるように」してあったわけだ。

 実は初めて自分で買ったパソコンがマックのOS7だった私は、1998年ぐらいまで断然マックのファンだった。自分でOSの改造とかが簡単だったマックは、おもちゃとしても面白かったし、いらないソフトがあったら、そのソフトの入ったフォルダごと全部ゴミ箱に突っ込んでしまえばOK、OSの領域に書き込みは少なかったし、たとえば設定とか、必要な拡張機能とかが付属の場合は、どのソフトのものなのか、たいてい見分けがつくようになっていて、自分で整理しておけるのが、お気に入りだった。大体ウィンドウズパソコンは、ユーザーが触っちゃいけないところが多かったし(いらないかな、と思って捨てると動かなくなることが多かった)、ソフトをインストールしたら、わけのわからないファイルがあちこちに増えて(それは今でもそう)それが容量を圧迫してくる…ぐらい、そのころはハードディスクが小さかった。

 が。当時マックは高かった。お値段がウィンドウズの動くマシンと同等のものを買おうと思うと、1.5倍ではきかなかったのではないだろうか。貧乏の前にあえなくウィンドウズに乗り換え、そのままウィンドウズの操作に慣れた。そして、ハードディスクは容量が大きくなって、小さいファイルなら、いらないものが転がっていても問題にならなくなり、そしてマックは、なんでも全部ユーザーに見せなくなり、不可視ファイルが増え、そして手動でアンインストールしたとき、残骸として残ったファイルが捨てていいのかわからなくなってしまった。そういうことを自分で出来るのが「自分のおもちゃ箱を整理する」ようなのが楽しかったのに、私が気に入っていたそういう部分はもうOS8.5か9のあたりで、なくなってしまって。

 でもなんとなく…。だから、夫が新しいパソコン、これはどうだろう?と勧めてくれたとき(多分夫が買いたかっただけ)両方、使えるよ?という甘言に乗ってしまったのだった。最初はマックで使ってみたりもしたのだけれど、手がウィンドウズ操作に10年以上かけて慣れてしまって、マックが使えない体に…マックでないと出来ない用途にパソコンを使うということもなく、マックのほうはもう数か月立ち上げていなかった。

 よっし。マックの領域減らそう。そう思ってやってみたら、ウィンドウズの方からはどうにも操作不能。マックの方からやってみたら、なにがどーなったのか、ウィンドウズが立ち上がらなくなった…となるとこれは夫に持っていくべきだ。彼の方がパソコンの知識がある。

 「これは、だめかも?動作中のOSが乗っているパーティションの切りなおしなんて、なぜ考えたの?」…叱られてしまった。なんとなく出来そうだったんだもん…。
「どうしても、なくなったら困るファイル、ある?」

うーん。書きためておいたブログの文章が、5、6個…と後はゲームのセーブは取り戻しようがないけれど、実はどうしてもなくなったら困るというようなファイルは実はあるのは日本に残してきたデスクトップの中であって、このパソコンにはない。

 工場出荷状態に戻してもらってから、マックが立ち上がるのに最低の領域をマック領域に充ててもらって、残りをウィンドウズ領域に切りなおしてもらった。

 なにも、残ってないパソコンでも、デスクトップの柄が元通り(ただのデフォルト)になっただけで、「あ、もう大丈夫」な気がして(笑)。全然大丈夫じゃないから。ウィンドウズ更新をチェックしたら300ファイルぐらいダウンロードしないといけないらしい。

…いつまでたっても終わらないので、結局一晩放置で、寝てしまった。

パスワードがわからない時。

 全部クリーンインストールしなおして、一晩かけて更新した、ウィンドウズ。復元ポイントを念のために作って、さあ、じゃあこれで…と思ったら、パスワードが必要なサービスに、ログインするためのパスワードがわからないのが多いことに気が付いた。

 …パスワードのメモ、なくなってるよ(汗)。覚えているものも、いくつかあったが、覚えていないものの方が多い。プレイステーションネットワーク、SNSサービス2つ、任天堂のIDに、クレジットカードのオンライン明細見に行くパスも。

 無料メールは使っている年月が長かったからか、パスワードは覚えていたけれど、他のが怪しい。実はこのFC2にも入れなかった(笑)。しょうがないから、まずオンラインのメールのアカウントのパスから。わからないものはメールでパスワード変更のURLを送って変更する。

 そのあと、そのメールアドレスをIDに使うサービス(FC2とか)のパスをチェック。ノートを持ってきて、紙に書いていく。大体、パスワードは何種類かあって、それを2つ、3つ、または半分とか組み合わせているのが多いはず…なんだけど、長年使っていて、わからなくなるたびに適当に変えているので、いざ全部集結するとなったら、大変!

 「古いパスワードが入っていますよ」というケースが多い。しまった、そういや、このパソコンに変えたとき、似たようなことやってるよ…。

 全部そろえて、どのサービスも入れるようになったと確信できるまでに半日かかった。
…そして、なぜか、ソニーのネットワークサービスは日米で2つだと思っていたのに3つあったり(笑)、任天堂アカウントも1つしか使ってなかったけどなぜか2つあった。

 パスワード管理ソフトをネットで調べたら、30日間無料…ってことはそのあと有料とか、あとは「パスワード1つ、覚えておけば後は暗号化して保存しておけます」とか。うーん、その1つを忘れたら、えらいことだな…。みたいのが多かった。あとは、自分の携帯番号を登録して、参照するためには、その電話に送られる暗証番号が要るとか。ケータイのない、今はこれは無理。

 パスワードそのものをメモにしておくのも、よくないかな、と思ったので、「自分なら連想できるヒント」を書いておく。全部思い出せるはず…結局、リストとヒントの羅列を紙に印刷して、ファスナー付きの袋にいれて、パソコンの裏にテープで貼り付けておいた。もう一枚は、念のためスーツケースに入れた。

 夫はそれを見て、「結局、アナログが一番いいのかもね」と笑っていたが、彼はパスワードを保存するソフトを使っているそう。パスワードの管理、みんなどうしてるんだろう。

 ちなみに、昔絶対なくなったらいやだと思っていたオンラインゲームのパスは、ものすごく長くてややこしいパスだった。が、毎日それを入力していたので、頭では思い出せないくせに、構えてから、今からログインと思ったら今でもそれが打てる。面白い。筋肉の記憶力ってあるんだよねきっと。20文字ぐらいあって、数字とアルファベットの大文字小文字が混ざってるのに。メモ帳立ち上げてから打って、その文字列もパスワードの1つに加えておいた。【パスワードの強弱をチェックするサイト】に行ってから打ち込んで調べたら「とても強い」パスワードだといわれた。他のは「普通」とか「強い」どまりだったのに。

 どのサービスにも入れるようになって、ほっとした。いつもこのブログで使っているタグも、メモ帳に移しなおしたり、変換で出るようにしたり。エディタもダウンロード出来たので、そういうことをメモした文書をオンラインストレージにいれておいた。今度、クリーンインストールになったら、使うもの…と。夫は「さすがに、オンラインストレージにパスワード保存はやめなさいね?」と言っていたが、うん…それはさすがに、やめておく。でももし、パスワードをどこかに管理しておくソフトを使うなら、その「一つだけ覚えておけば」というパスワードのヒントぐらいは、書いておいてもいいかもなあ。

いつもの環境に戻す作業

 ネット上のサービスが使えるようになったら、次はゲーム。いつも行っている【ゲームハウス】というカジュアルゲーム販売サイトは、再ダウンロードをいつでもさせてくれる。こないだ買った【Pretty Good Solitaire】も、サイトから再ダウンロード。あとはちまちま買ったソフトをディスクドライブから、インストール…。

 私のパソコンて、ゲームしか入ってないね、今(笑)。適当に目に優しそうな壁紙を探して入れ、持っているゲームCDからゲームをインストール、ショートカットをゲーム分野ごとに分けてフォルダに入れてデスクトップに置く。ショートカットの名前を短くしていっぱいフォルダに並ぶようにして、大体絵で見分けられるようにしてみた。うむ…。ピンボールはウィンドウズのショップのやつだし、まだ一つも課金してないから問題なし!ちなみに昔のウィンドウズに入っていたピンボールは、自分のブログのリンクから取りに行った(笑)。なんでもとっとくべきだねえ。

 で、ブログの文章はいくつか書きためておいた分が消えてしまったので今度から下書きはネット上のクラウドドライブに取っておくことにした。グーグルでフリーメールを作ると、15ギガバイトの容量をネット上にとって置かせてくれるというので、テキストファイルならもう、十分だものね。ついでに、デスクトップに敷き詰める画像で気に入ったのだけ、入れておいた。15ギガだものねえ…。昔私がパソコンを使い始めたときは「メガ」つまりギガの1/1000で、「キロ」という単位がまだ現役だった。まあ、今だってテキストファイルなんかキロバイト単位しかないわけだけど。ふと思いついた。回線が早ければ、だけど、今パソコンを変えるとしたら、引っ越しとか、すごい楽じゃないか…?前までは私は外付けハードディスクにバックアップを取っていたのだけど、CDとかDVDで手に入らないデータって、かなり少ないのではないだろうか。その分だけ、オンラインのストレージに入れておいたら、ダウンロードしたらいいだけ…? 

 やりたいわけじゃないけど、今度パソコンがクリーンインストールになったら…ということを想定して、オンラインストレージに入れておこうかなあ。

iOSアプリ、レトロピンボール

 ピンボールというのは、日本では1クレジット100円の設定が多いのだけれど、アメリカでは25セント1クレジットが多くて、1ドルあったら4クレジット。遊べる時間が長いから、というのと、もともとアメリカで作っているものなので、アメリカで人気が高い。日本だと、まず実機の大きさで輸送費がかかるのと、電圧の問題があったり、メンテナンスの手間と、その部品(の輸送費)が高くて、どうにも…ということは、実機は全盛期でもアメリカよりずっと稼働台数が少なかった。

そうなると、「ピンボールゲーム」の愛好者ももちろんアメリカの方がずっと多いわけで、日本でピンボールゲームは「発売されない」のが多い。それこそ、ゲームボーイや、DSなんかの携帯機から、ゲーム機、パソコンに至るまで、本当に日本で手に入れるのが難しいものが多かった。秋葉原の輸入ショップや、中古ショップを探し回ったものだった。

 アメリカで、最初にピンボールを遊んだのは「Epic Pinball」。これは「シェアウェア」つまり、デモ版は雑誌の付録なんかに収録になっていたもの。ただでテーブル1つだけは、時間無制限に遊べた。

お金がなかったし、ネット環境も貧弱だったので、今みたいに「ファイルダウンロード」なんて出来るわけもなく、「インターネット」はパソコンの知識がある人がほとんどの時代、私はその「無料ゲーム」をさあ、何時間あそんだことか。そこで「ピンボールが楽しい」ということを覚えて、アメリカ滞在したときに、なけなしの小遣いはたいて、当時はPayPalなんてないから、「国際送金為替」を作り(すごく面倒)、CD版を送ってもらったのだった。

 そのEpic pinballそっくりのゲームがitunesショップにあった。名付けて【レトロピンボール】。大体、ピンボールと名前の付くものはまず一度は見てみる私のこと、久しぶりに見て回ったのだけれど、知ってる人なら絶対わかるぐらい、似ていた。特に「アンドロイド」(これが昔無料だった)なんかもう感涙物のなつかしさ。


 思わず120円払って、全テーブルアンロックした。ちなみに、ボールが10個かな?落ちてしまうと、「ボールを買いませんか?」と言われるが(注:消耗品のわりに高い)、立ち上げなおせば、また遊べるので買う必要はないと思う。

 しばらく遊んで気が付いた。曲が違う…。そりゃそうだ、当時はOSが「DOS」というのをベースに作られていたゲームだったので、音の出し方自体が違う。大体、「サウンドボードが乗っていないパソコンのために、パソコン自体にビープ音を出すために乗っている小さいスピーカーで音を鳴らします」というオプションがあったぐらいだから、音楽も何音源というのだろう?ともかく最近のゲームとは全くクオリティが違うものだった。今、サウンドカードがなくて音が出ないパソコンなんて、見ないよねえ。

 いろいろ調べてみると、なんと、このレトロピンボールを作った人は、Epic pinballを作った人らしい。なるほど…作者が同じなら著作権の問題はないわな、多分。えーーっと、わかるわかるけどーーー。どうせなら、まったくおなじのを移植してくれればいいのにーーー。プレイした感じは、確かに似ている。でもその…ノンアルコールのビールが、「ビール」ではないように、これも何かが違うんだよなあ…。

ちなみに、私は日本の家にこのCDをちゃーんと持っている。家のパソコンには、夫がセットしてくれて動くようになったのが入っている。あああ。遊びたいなあ…

 ネットを調べに行ってみた。「Epic Pinball」アマゾンでCD買えるよ(笑)。つい、クリック。多分私が持ってるやつと同じCD。日本にあるんだけどね。送料込みで4ドル。 古くても、なんでもお金を出せば買える時代。いいねえ、ほんと…。

レトロゲームをパソコンで動かす

来年の春になれば、家に帰って遊べるというのに我慢できず買ったEPIC PinballのCD、着くまでに時間がかかる。その間にネットでもっと情報を調べてみた。
画像が出る。人気あったんだよね、このゲーム。ちなみに、これの前作はSilver Ballという名前だった。デモ版のダウンロードも、いっぱい出てきた。テーブル1つだけ、デモ版でも無制限で遊ばせてくれるという「無料でいくらでも遊べるデモ」という素敵なものだった上に、立ち上げたときに「コピーしてみんなでシェアしてくださいね」なんていうのが出るものだったので、おすすめに従って、みんなでわけまくった…という感じだろうか。

これと同じように出回っているのが、ウィンドウズ付属だったピンボール。ウィンドウズ付属のディスクについていたファイルを持っている人が多すぎて、これも「売るほど価値がない」ために、マイクロソフトはいいとは絶対言わないけど、これも事実上、適当に出回っている
私でも、それなりに安全なファイルが探せるぐらいにたくさんある。(見に行くサイトには、注意。ダウンロード出来るけど、マルウェアとか、宣伝がやたら出てくるようになるのとかをついでにインストールされちゃったりするサイトがある)



 Epic Pinball、デモ版だけでも、遊べればいいかな…と思ってダウンロード。DOSのエミュレーションソフトと、ローダーもダウンロード。「アンドロイド」だけ遊べた。うむ…。早くソフトがつかないかな。この【D-fenderReloaded】というのはDOSソフトをDOSをウィンドウズ上で動かすエミュレータであるDOSBOXで使えるようにするものなんだけど、めちゃくちゃ簡単だった。昔、日本では売っていなかったソフトを動かそうと思ってDOSBOXを使ってみたときは、四苦八苦して最後は夫に頼むしかなかったぐらい難しかったのに、クリックだけで、あっという間に自動で設定ができてしまった。これはいいなあ…。古いソフト、例えばウィンドウズとか95とかのソフトとかも、動かせるようになるってことだよね…。家にある古いCDが思い浮かんだ。Pinball Dream(ゲームボーイのもある。パソコン版に比べて、ゲームボーイ版のしょぼさにがっくりだった)とか、Pinball Fantasyとか…。当時のソフトって、5ケタするのが当たり前だったんだよ?新品は…だけど。輸入で、あのころ一体、対ドルの円っていくらぐらいだったんだろう。1ドル250円ぐらいとかだったんだろうか。

DOSゲームのことを調べていたら、古いゲームばっかりをまとめて、ちゃんと使えるように調整して、売っているサイトがあることがわかった。もちろん、合法的に。

見に行ったら、昔苦労して買ったソフトがまとめて9ドルとか(笑)。【GOGゲーム】うーん…iPad版とかで持ってるのもあるけど、確かにパソコンで遊べて10ドルとか6ドルとかだったら、買おうかしら…。見て回ったらウルティマシリーズとかウィザードリィとかの古い洋ゲーが山のように…。

 確かになあ…設定の手間を考えれば、6ドルなら、出そうかなあという気になる。GOGというのは「Good Old Games」の頭文字らしい。なるほど…。子供のころとか、若いころに遊んだゲームが、もう今のパソコンでは動かない…という、金に余裕が(昔よりはある)中年向きだ。パッとダウンロードして、ダブルクリックでゲームが遊べるなら、いいよね…。しまったなあ。iPadでお金出して買ったものが結構ある。グラフィックが昔のまま、遊べるならほんと、こっちでも…。中年になるとね、グラフィックって「すごいほうがいい」とは限らないんだよね。「昔懐かしい」というのがあるから。ファミコンや、スーファミや、初代プレステがいいということもある。パソコンゲームも…。
 おこづかいが、足りなくなりそうだ。

EPIC Pinball

古いCDだったが、「Epic Pinball」は【D-fenderReloaded】というソフトを使って、読み込みが出来た。そして!このD-fender、ダブルクリックするだけでそのゲームが立ち上がるショートカットアイコンまで作ってくれる!これが、ちゃんと動くのがあまりにも当たり前すぎて、変わったことをしている感じはしないけれど、DOSなんだよね…?これを使ったら、多少グラフィックは昔っぽいけど、ウィンドウズ98ぐらいのゲームを遊んでいる感じになる。すごい…。このDOSBOXというソフト、昔…10年ぐらい昔、使ったことがあった。どーーーっしても動かないソフトがあったから。それは「トリスタンピンボール」。

 このピンボールソフトはマック向けには、売られていたのだが、ウィンドウズ版というかDOS版は、外国向けのフロッピー入りしかなかった。それを秋葉原で買ってきた私は(かなり、高かった)、当時ASUSのパソコンを前に、大変困ったのだった。夫が「DOSエミュレーション」というものを教えてくれて、(それも英語版)、セットアップはパソコンの知識があんまり多くなかった私には、ややこしいものだった。外付けフロッピーディスクドライブを発掘して、ファイルを読み込んで…。「フロッピーが生きてて、よかったね」というのが感想で、あとでCDに焼いてもらった。

 その時はこのゲームだけ、動くようにして、設定とかもこのゲーム「だけ」でよかったのに、絵が変になったり、音が出なかったり…。せっかく高いお金出して買ってきたんだから、遊びたいということで何時間もかけたけど、それが今はどうよ、立ち上げて、ファイルをCDから読み込むオプションを探して、あっという間になんとかなった。効果音が出ないので、サウンドボードの設定情報を探したぐらいで、全然問題なかった。

 技術の進歩には目覚ましいものがあるなあ。前はこういうことでわからないことがあったら、そのソフトのサイトまで行って、フォーラムを探すとか、自分で一つ一つ設定を変えて試すとか、時間のかかる手順が必要だったのに。(そして、出来なくて、結局夫がやってくれた)やっぱり検索の精度も上がっているんだな、と思う。どうやって「似てるけどいらない情報」をはねてるんだろう。

 パソコン使用人口が増えているのと、ソフトのアップデートがあるのと…。そしてコンピュータの性能が上がっているのと。あと、10年前より、英語が読めるかも(笑)。手に入る情報が英語のと日本語の両方あれば情報量が増えるよね。ピンボールは確かに日本じゃ不人気ジャンル、英語の方が断然情報が多い。

ちなみに、「トリスタンピンボール」はiPad用とiPhone用が安くで買える。256色のDOS版もかわいかったけど、さすがにiPad版があるので、もう遊ばないだろうけど、当時たしか新品は1万円じゃきかなかったはずだ。昔のパソコンソフトって高かったんだよね。

 エピックピンボール、堪能した。やっぱり元のやつのほうがいい。ちぇ、120円だったけど、iPad版のアンロック、ちょっともったいなかったかな。ボールを打ち出したとき、すごい速度でボールが落ちる挙動も健在。そうだったね…。Pot Of Goldは、特にボールを打ちだしたらすぐに、左のフリッパーを上げておかないとフリッパーにかすらないで落ちるんだったっけ。 20年の時を超えて、戻ってきたゲームだった。

プログラミングって、出来たらすごいのね…

ipadで使える【ピンボールコントローラ】…ただし、アプリ1個だけ。というものはある。見に行ったら現在の値段のあまりの安さに驚愕。実はこれ、ブルートゥースで、iPadとつなげて使えるようになっているという代物。結構ハイテクなんだけど…。

   これ、中身をねじ回し使って開けて、配線してメイキーのスイッチとつなげたら、ピンボールコントローラ(パソコン用)になんないかな??というのがまず頭に浮かんだので、買ってみた。だって、送料込みで500円ぐらいだったからね…。これ…私はもちろん日本には持ってるけど、送料こそ無料だったものの、59ドルとかだったんだよ?6000円だよね…。はあ。。。なんて思いながら、買って、ネットを見ていたら面白い記述があった。

なんと、プログラムを書いて、このpinballDUOをパソコンでブルートゥースにつなげて、左右のフリッパー用ボタンを「シフトの左右を押した」と認識させたり、プランジャーボタンを「スペースキーを押した」と認識させてしまうことに成功した人がいた。おおぅう。すごい。ちなみに、このPinball Duoには、「ナッジ感知」機能はない。それはipad本体を振るか、画面タッチをすることになっていた。
なので、3つしか、ボタンがない…ということになるので、ほんと、フリッパーとボール発射「しか」できない。でも…。やってみたら、すっごい雰囲気が出た。

私のパソコンはUSBポートが2つしかないから、ブルートゥースだったら、つなげるのにもいいし。ちなみに、その話題が出ていたのは【ピンボールアーケードのファンのためのフォーラム】で、作者の人のサイトは【これ】。こういうのかけたら、ピンボールコントローラって、もっと簡単に作れるのかもしれないねえ…。いいなあ。

キューリのキューちゃん

SNSで、お友達がキュウリを「箱」でもらったので、きゅーりのキューちゃん漬けを作成した…というのを書いていた。きゅーりのキューちゃんは、私も知っている。あれは、常温保存ができる上に賞味期限が長いので、しばらく外国滞在…というときに、日本が恋しくなったとき食べるのに持っていけるからね。あと、日本にいるときでも、「白いご飯だけはあった」けど、作り置きも材料もなんにもないという、どうにもだらだらしたお昼ごはんの時に、「ああそういえば、あれはあったね」と出してくるものというか…。そういうくくりの食べ物。

だが、今回は、もう渡米して半年、キューちゃんはとっくに消費されている。あれって、「作れる」のか??初めて知った。まあ、もちろん、工場で大量生産されているものは、時間と工夫と、材料があれば、ある程度までは作れるのは私も知っている。難しいのは「発酵」系統。納豆、ワイン、チーズ…みたいなものは、(お酒は法律にひっかかるんだっけ)かなり難しいよね。納豆は、納豆菌(ハンズにいったらあるそうな)と、ゆでた大豆と、こたつで作成するというのは、渡米が長かったとき、かなり真剣に検討したものだったけど。

 ネットでレシピ検索。ものすごくいっぱい出た。「しょうゆ:300ml」??多いよ、それ。アメリカ…しょうゆ、高いからね…。しょうゆだけで400円だ。日本だと、1リットル198円なんていうやつがあるので、それで作れば80円だけどね…。

 いくつもレシピを眺めるうちわかってきた。最低限の共通項は、こう。

1:キュウリを塩漬けにする。
2:ゆでたりしぼったりして、キュウリに含まれる水分(と塩分)を減らす。
3:しょうゆ、さとう、酢、しょうがを合わせた調味液を沸騰させる。
4:調味液が熱いうちに、キュウリ投入、漬け込み。

切り方が、分厚いか、薄いか。それから、絞る、絞らない、ゆでるゆでない、味のバリエーション、それから、漬け込み時間と、冷めたら汁だけもう一回ふっとうさせて、また漬け込むという回数の差がある。

しょうゆが一番少ないパターン150ml(酢が50mlはいってた)で調味液作成。砂糖も100gとか入ってたけど、かまわない。砂糖と酢は安いからね…。キューリは、アメリカの、特大(注:これが普通)のキューリ、3本で1キロ。5mmぐらいの薄切りにして、塩をしてしばらくおいて絞る…のが、大変!握力が必要だった。

 絞ったやつを、熱い調味液に投入、そのあと出かけて、3時間ぐらい放置にしておいたやつを食べたら、ジャジャーン。ちゃんと、キューちゃんっぽい味がした。すごーーーい。しょうがも、高くなかったので、これでもか、というぐらいいれたら、おいしかった。実は、店で売っているキューちゃんを食べるとき、もうちょっとしょうがが入ってればなー。と思っていたので、ほんとばっちりだった。

 日本にいたら、こんな面倒なことしなくても、キューちゃんは食べられる。200円ぐらい出せば、確か1パック、買えたはずだ。でも、アメリカではこれはつまり遠くのお店に行って、高い値段、それもキューちゃんじゃないの、多分キューリの漬物「だろうなあ」という見かけの、中国語がわからないやつとか、韓国語が謎のやつとか…のパッケージしかないこともあるぐらいだから、味が「好みの範囲に収まる」と分かっているものが作れるなら断然いい。
白いご飯に、キューリの漬物。こんなのでも、なかなか手に入らないものね。とても、日本ぽくておいしかった。

このキューリ、実は家では種類がちがう「イギリスキュウリ」みたいなのしか買わないので、使わない。なぜかというと、皮がとっても固いから。サラダにすると、かなり薄切りにしても微妙に口に皮が…。多分、すごく大きくなるまで取らないからだと思うのだけど…(イギリスキュウリは皮が柔らかい。その代り痛むのも早い)でもこれ、キューちゃん漬けにすると、皮の感じが、ぱりぱりした歯ごたえがあって、これはこの固いのがいいかも?という感じ。

汁だけ、こして冷凍しておいた。再利用してもう一回作ろうっと。

コレクションてこんなものよね

アメリカ滞在も、大体半分。改めて「アメリカでしかできないことをやる」ということを考えると、アメリカでしか買えないゲームソフト…特にピンボールゲームを買う、というのがいいアイディアに思えてきた。なんたって、「輸入ソフト」というのは、それだけでお値段が高い。挙句、古いのが多いのであるからして、動かない…どうやってもだめ、ということだって(私の知識では)あるのだから、高い値段出して、売れ残りの、またはデッドストックのソフト買って、動かなかったらショックだものね。

 ネットで調べて出てくるソフトを1つ1つ、洗い出しにかかる。これが何が大変って、どのプラットフォームで出たかによって、違う題名で売ったソフトがあること、それから、2D見下ろし型画面のソフトで、評判が良かったら、疑似3Dとかにして、同じテーブルだけど、バージョンアップ版として出ているのがあること、それから、何本かまとめて売っているのはいいけど、中身がはっきり、箱に書いていないのがあること。

そしてとどめに、私が自分のコレクションを全部は覚えていないこと(笑)。パソコン版にまとめようか、とは思っているけれど、PSバージョンだったっけこれ…?覚えちゃいないわな…。

多分、この画面は見覚えがあるけど、100均のピンボールソフトはこれか…?となったExtreme Pinballとか、覚えはあるけど、多分…ディスクを真っ二つに割ったかも…という覚えまであるDreamPinballとか(買おうか、やっぱり)、確か4000円ぐらい出して、新品買ったはずだけど、一度も動いたためしがない「3Dpinball Thrill Ride」」とか…。

何本か、ほしいと思うものがあったけど、レビューは「動かない」レビューが多い。つまり、「ウィンドウズのなんとかでは、動かなかった」というもの。そうだろうなあ…。発売は1997年なんてそりゃ、動く方が変だってば。でも、今、暇だしな…。こないだDOSのピンボールも動いたし…とちょっと、ゆっくりやってみようか、という気になった。

 しかし、Pinball Expressのレビューはひどい。こんなの買うぐらいなら、アイスキャンディ買った方がまし、だって(笑)。そっちの方が絶対楽しめるってか。まあ、ね…。でも、やっぱり…コレクションてさー、全部ほしいんだよね。

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