LuckyDuckyDiary

ピンクレモネードの謎

アメリカは清涼飲料水が、安い。コカ・コーラだとか、ペプシコーラの350ml缶が、一本、25セントから30セントぐらいの値段で買えてしまう。正直水のほうが高いぐらいだ。…というわけで、私は毎日、ダイエットコークと、カフェイン抜きのダイエットコークを消費しているわけだ。

でも、やっぱりずっと飲んでいると飽きてくる。ここで、紅茶、ハーブティ以外に出番が来るのが、粉のタイプのドリンクミックス。なんせ、そこでオレンジジュースあたりを選ぶとカロリーが高くなるので、ローカロリーのものを選ばざるを得ないのだ。ああ、中年って。

アメリカ人に、肥満の人は多い。日本よりずっと多い。だから、ローカロリーものは結構ある。
子供用は、日本でいうと、駄菓子屋さんの「ジュースのもと」みたいなやつがあるけれども、これは、一度試しに飲んでみたら、まあなんていうか…。化学っぽい味というべきか、エッセンス強すぎというべきか、つまり駄菓子の味で、結構つらかった。(カロリーも高かった)。代表は"Kool Aid" または"Tang" で、クールエイドのほうは、砂糖は自分で入れる。色と、酸味だけの粉状のが基本。最近砂糖が入ったやつも売るようになった。「タン」のほうは、オレンジ味が基本。タンは、「砂糖控えめ」もあった。甘味料入りで、まあ想像できる味。(100%オレンジジュースと比べてはいけない)。

大人用は、代表格は"Crystal light"、もちろん砂糖なんて入っていない、甘味料入りだ。発がん性とかを気にする人もあるようだけれども、100キロ越えがありがちな世界。その場合、がんになる「可能性」と、歩けなくなるまで太る問題を天秤にかければ、まあどっちにするかは決まっていると思う人が多いので、甘味料については、アステルパームであろうが、なんであろうが、使っている人は、多い。

味は、オレンジ、レモネード、ピーチティ、ザクロ+ラズベリー、ラズベリーレモネード…などがあって、クリスタルライトは結構高い(500mlに入れる1包分30セントぐらい)、安い奴は、スーパーのプライベートブランドなんかは15セントぐらいだろうか。ちなみに、クリスタルライトのオレンジ味は、かなりおいしかったので、前にアメリカに滞在したとき日本に買って帰ったぐらいだった。今回は、スーパーのプレイべートブランドも試したけど、wal-martのやつは、案外いけた。味は、どのブランドのものも、一番飲みやすいのはレモネードだと思う。 ほかのものが入れば、入るほど「人工的」な味がする気がする。特にピーチティと、ブラックベリーティというやつは、まあ、私がそういうフルーツのフレーバーが付いた紅茶が嫌いだからだろうとは思うけれど、おいしくなかった。

今日書こうと思ったのは、その1本5キロカロリーから10キロカロリーというその粉末飲料のうち、「ピンクレモネード」味について。レモネードというのは、わかる。水に、レモンと砂糖を入れたものが「レモネード」。簡単に作れるものだし、アメリカのレモンは安いし、缶入り清涼飲料などというものがないころから、アメリカではとてもよく飲まれたものだろうことは想像がつく。

で、なぜか、アメリカのレモネードは「ピンク」という種類がある。「ピンクレモネード」。これは、上等なものであれば、ラズベリーの汁が入っていて、ピンク色にしてある…というものも、一応聞いたことがあるけれども、たいがいは「色がつけてある」だけに終わるものが多い。食紅がといてあって、ピンク色をしている…のだけれど、これが「おいしそう」だと思うんだよね、アメリカで育つと。

青りんご味の飲み物に、緑色がついているのが日本の「無駄な色代表」だとすれば、アメリカの無駄な色付け飲料ナンバーワンは、このレモネード味のピンクだと思う。

今日、1ドル均一ショップで手に入れた粉末飲料(10包入り1ドル+消費税で安かった)は、ピンクレモネード味だったのだけれども、私の疑問は、同じブランドに「レモネード味」も存在すること。ほかのブランドではあるけれども、レモネード味との区別はつかなかった。もちろん見た目は、ピンク色なんだから、見分けはつくけど…。同じブランドのレモネード味もやっぱり買って試してみるべきだろうか。 買いすぎて、もうずいぶんたまってるんだけど。。。

これから、暑くなったらもっと消費するだろうし、いいかな。

ザクロ味とか、ブドウ味とかは、まだ試してないけど…。無難なのが柑橘系なんだよね。というのは、主な成分は、酸味料であるクエン酸と、甘味料だから。 ちなみに、ラズベリー味は、試したらうーん、という味だったし。レモネード味と2包で倍の水量で作って飲み切る。あと、薄めに作ったらおいしいかもしれない。

kindleが好き。

kindle、つまり、アマゾンで使う電子書籍端末。主に英語の本を読むのに使っている…というとかっこいいように聞こえるけど、つまりそれは、昔は日本語の電子本なんてもの、売ってなかったから。(あったけど、アマゾンのではなかったし、そのあと滅びた)

私がキンドルを使い始めたころは、キンドル2が出たばっかりのころ。私はSFとファンタジーがずっと好きで、早川SFだの、FTだの、創元推理文庫だのを読んでいて、そういう本をたくさんもっていた。著者はアメリカ人が多かったので私はアメリカのSFとファンタジーを読んで育ったことになる。

早川書店とか、創元推理とかの出版社で目の利く人が、「面白い」と思ったもの日本語に翻訳するのだから、何でもかんでも出版されるアメリカのSFとかFTから、「面白いものだけ厳選」になっているので、日本語翻訳されているものに、駄作!というものは(まあ、昔は微妙なのも混ざっていたけれど)割と少ないと思う。日本語になる時点で「名作」とまではいかないにしても、「割といい」ものが多いわけだ。

で…。それだけで済むならいいのだけれども、シリーズが続くうちに、マンネリ化するとか、面白くなくなるとかすると、日本語版の売り上げが落ちる。そうなると、もちろん続きが翻訳してもらえなくなるわけだ。続きが読みたい…。どうなったか読みたい。もう、この際だから、読めるだけでいい。あんまりおもしろくなくても読みたい。そう思うシリーズものが出てくる。または、あんまりおもしろくないという評判だけど、同じ作家のものなら、どれでも読みたい、初期作品や、短編も読みたい。人気は出ないかもしれないけど、でも自分好み。そういうものも出てくる。設定とかが好みだが、日本ではそういうのを書く人があまりいない、とか、マニアックな好みになってくると、どうしても、そうなる。

となると、アメリカの作家、イギリスの作家、どっちにしても英語版を読むしかなくなる。(フランスとか、イタリアの作家のものはそういえば、あんまり知らない)

あとは、ハリーポッターみたいな本で、まだ途中で、早く先が読みたい…。英語で書かれていて、日本語の翻訳版が待ちきれない!こういう場合も、たとえ読みにくかろうと、先が知りたい!ということのために、頑張って読んじゃうわけだ。

未翻訳のものを読む利点は、あとは値段。、たとえば、早川のSF文庫は、700円台から、1000円ぐらいしてしまう本もめずらしくはない。それも、英語版より厚みが出るので上下巻に分かれていたりする。が、英語版だと、1冊で7ドル…。半額で読める。日本語版は、ハードカバーのみ1500円(それも上下巻で3000円)英語はペーパーバック8ドル。そりゃあ、おこづかいで買うのだからして、1ドル250円ならともかく、100円から120円、というあたりだと、間違いなく英語のほうがたくさん読める。

もちろん、読める速度が大体10倍ぐらいかかってしまうけれども、大体翻訳が全然かからない、ということだってある。まあ、10年ぐらいたったら、翻訳されたのとかもあるけど、そんなの待っていられない…または、英語と日本語だったら、日本語のほうが早く読めるし!と読みはじめても、なんだかしっくりこない翻訳だ…。というケースもあったりすると、英語版を読むわけだ。

あとは、本好きの人には、みんな覚えがあるだろう問題が。それは、場所の問題。本というのは、保管場所がいる。15冊もあるペーパーバックのシリーズだったら、厚いものなら幅が30センチでは足りないこともある。が、電子書籍というのは、体積がいらないので、何百冊もとっておけるわけだ。「図書館にいけば…たぶんあるから」と家に置いておかないような名作本を読む趣味があるならいいけれども、大体の図書館は古いSFの文庫本なんてものを取っておいてくれない。

昔はつまりamazon.comでしか電子書籍が買えず、あとから日本でスタートしてからも、日本のアマゾンでは買えないものが多かったので、私はアメリカのアカウントで端末と書籍を買っていた。ゆえにほとんどのものはアメリカのアカウントに入っている。(シリーズまとめ買いは、今でもアメリカ版のアカウントのほうが多いし、割引率も高い)

最近は日本語のアカウントでも、いい感じにコンテンツを売るようになってきて、20冊セットだのなんだの、日本語の本も買い始めた。キンドルは2つ用意して入れていた。日本語版はこっち、英語版はこっち、と。

日本のキンドルストアで、うっかり英語版の無料本(アメリカでは有料だった。その仕組みがわからない)を買ってしまってからというもの、もう、どっちがどっちだかわかりづらくなっていたのだけれど、新しいキンドルを今回渡米するにあたって設定しながら面白いことに気付いた。

新しい端末を買って、最初、日本語版アカウントで日本語の本を読んでみた。おおお、いいぞ…
でも、アメリカに行くにあたって、2つ持ち歩くのが面倒くさい。と思ったので、日本語版の登録をはずして、アメリカのアマゾンに登録して、ダウンロード…したら、なんと、両方のコンテンツが読めた。つまりkindleに前もって入れておいてから登録を外せば、入っている分だけは読めるのね…ということがわかった。まあ、どっちにしろ、自分で買ったものには変わりないんだし、読めればいいんだから…。

ただ、「コレクション」という名前のフォルダ分けは、はずれてしまって、ばらばらになる。クラウドにコレクションを登録しておいて、決まったところにダウンロードしたら入るようにする…というような機能は日米どちらか片方のものしか使えない…というわけで、100冊以上の日本語アカウントで買った本をちまちまと端末上で整理する面倒さといったら…。(パソコンにつないで、ファイルを動かしても、キンドル上のコレクションには全く反映しない。この点だけは、キンドルの欠点だと思う)

それと、しばらくこの端末では日本のアマゾンで書籍を買わないつもりにしないと、全部やり直しになる。(アメリカのアカウントから登録をはずして、日本のアカウントに登録、買う>日本のアカウントから外してアメリカのアカウントに戻す)。

これは、容量の大きいコミックスを買う人には、多分我慢できない設定だと思う。kindle内に、数十冊しかとっておけないから。でも、字だけの本を読む人になら、十分使えると思う。(現在、800冊とか入っている)

日米アカウントの統合というのもあるそうなのだけれど、日本に登録した端末でアメリカのコンテンツに使えなくなるものが出るというし、主にアメリカで購入したものが多い私には、向かなさそう。日本に帰るまでの一時的なものとして、使うならこれで十分。

…と思っていたら、今使っているkindleの、ひとつ前の普及版機種の「白い端末」が発売されたーーーーっ!!!ううう。私は、白いキンドルだったkindle2を大変気に入っていたのだけれども、それを壊して、それ以来ずっと、黒い端末を使っている。白い機種は、「あとから」kindleの廉価版に1回出たっきりだった。(暗いところでも読めるライトがついていない機種。ライトは必須なので、この廉価版はあきらめた)白いのがほしいなあ…。

最新版のkindle(高い。4万円する)よりも、普及版で色が白いのがほしい!と言ったら夫に、あきれられた。彼は電子ガジェットが好きで、最新版がほしいタイプ。私は、前の機種でもかわいければそっちで、というほうで…。ケータイの機種変更のたびに、色を重視して選んでは、あきれられている。

白…。日本に帰ったら、買おうかな(日本でしか売っていないらしい。たぶん私みたいな人が、日本には、いるんだと思う)。
なんだか、気が済まなかったので、キンドルに貼るデコレーション用のデカールを買って、手持ちのkindleを白地に花柄にした。うむ…。白いのに貼ったら、シールの隙間が目立たなくてもっとかわいいだろうなあ…。

うんわかってる。こういう端末は、外側より、中身。コンテンツが重要なんだよ…。今使ってるKindle Voyageは、使いやすいし、好きだ。でも…。夫は、「しょうがないな…今度のクリスマスにでも買う?」と笑ってくれたけど。

私の古いキンドル4のおさがりで使っている息子は、「新しいのかったら、それ、くれる?」と喜んでいた。
えー…。これ、高かったんだよ…?やだよ、今年の誕生日プレゼントだったんだから(二万円以上した)。

アメリカにいても、自分の持っている本の8割(残り2割は、紙の本)が持ってこられるというのは、いいことだ…。
どんな時も、これを読んだら元気が出るという本もあるし、一年に一度、読み返す本もあるし、何回読んでも泣ける本もある。

昔は旅行に行く時にもあんまりたくさん本は持っていけなかった。重かったからね…。厳選して3冊ぐらいは持って行ったけれど、3冊なんて、行きの飛行機で全部読めてしまう。繰り返して読める本で、もし、なくしても、惜しくない本というのは、あまりないものだ。
 でも、今は、500冊持って歩ける。あれも、これも、それも…飽きたらすぐほかの本が読める。17時間のフライトにも、長編シリーズを持っていけばばっちりだ。

表紙がとれて、ばらばらになったペーパーバックを電子版で買いなおしたものを読むたびに、懐かしく思い出す、表紙が折れて、ページが黄ばんで…裏表紙がテープで貼ってあった、私の本。そのエッセンスだけを…。本の個性というか個体差というものに感じる愛着はもうなくなってしまったけれど、それを補って余りある、「いつでも読める」幸せが、キンドルには、ある。

いつでも、持ち歩きたい。そういう本に、一生で何冊、出会えるんだろう。 もっと、本が読みたい。

コメをとぐザル(アメリカ編)

アメリカでお米をとぐ時に、ザルが使いたい。こう思った時、探すのは案外大変だ。
colandarと言われる奴は、あるが、これが、ものによっては、穴が案外大きくて、コメが落ちてしまう。
strainerという名前になってるやつは、要は茶こし…の役割が出来るものはみんなこの名前で、直径15センチぐらいのものを買えば、用途は果たせるけれども、これが品質がいろいろ。

今回は、どうせ一年、と思って安い奴を買ったら、網がさびた。ナイロンメッシュのもののほうがよかったなあ…。へなへなして使いづらいけどー。夫は「ステンレス」とか書いてあるやつ買えば?といったが、そういうものは遠くの店に買いに行って、7ドルぐらい出さないといけないのだ。近くの店のやつがつまりこのさびたやつなんだからね…。いまいち、彼は問題点がわかってない。
そう。私はそういう店に行くとなったら、彼に運転してもらって、遠くのスーパー(所要時間、ハイウェイに途中でのって30分)につれていってもらわないといけないのだ。

野菜をゆでて、お湯を捨てるときに使うコランダーはどっちにしろ1つは必要だったので買ったけれど、スーパーマーケットで適当なやつを買った。2ドルぐらいのプラスチック。もちろん、縦長の穴が開いているので、米なんか洗おうものなら、だだもれになるのは目に見えている。

もちろん、1000円出したら、どこかにある…けれど、ここで絶対、1000円出したくないのが主婦というものであって。

…と考えながら近所のスーパー(所要時間、アパートのドアから店まで5分)大きい買い物カートを押して食料品を買っていたら、なんか、プラスチックのざるが、展示状態で、4種類ぐらいの色と、2種類のかたちのがおいてある箱が、果物売り場にあった。なんじゃこれは。

あーーー。わかった。プラスチックのパックにはいった、ラズベリーとか、ブルーベリーとか、ブラックベリーとかを、このザルに移して、水道で洗い、そのままテーブルに出しましょう!というコンセプトの商品だ。大きいストロベリーのパックはたぶん無理だけど、標準的なその他のベリー類なら、確かにピッタリのサイズ。丸と、四角があった。色は、赤、オレンジ、黄色、緑。

そして、水が落ちる穴が、とても小さかった。おおおっ。2合ぐらいまでなら、米を洗うのにぴったり!!2ドル。
オッケー。これ買うー。果物売り場に、ザルがあるとか、思わないよなあ…。盲点だった。

アメリカでコメをとぐ時のザルは、果物売り場にある。それも、夏、ベリーのシーズンが始まる頃に。侮るなかれ、こんなばかばかしいような情報でも、ネットで検索するとひっかかる。アメリカに、住むことになった留学生が、検索しないとも限んないよねえ…とふと思ったので、これを書いておく。

日本人が当たり前に、安くで手に入れている素敵な商品が、ほかの国にあるとは、限らない。ああ、日本の百均だったら、小さめのステンレスのざるなんか、100円で買えるのになあ…。

まくらがほしい(アメリカ編)

フワフワしていない枕が、ほしい。 夫は、一番近所のスーパーで、一番安い枕を買っていた。そうなると、中に化繊の綿が詰まったやつになってしまう。圧力をかけたら、すぐぺったんこになる枕で、ふわふわ…に間違いはないが、頭が乗っているところは薄っぺらく、どっちかといえば、クッション向き…?

彼はまったく、そういうことが気にならないタイプ。「俺、これで平気」と言って、何にも言わずに利用中だ。
うん…そういう人だ。彼は「細かいことが気にならない」人。最低限の機能があれば、そこらあたりはこだわらない。ゆえに、いくつかの「とてもこだわりたいグッズ」を除けば、何を買うにしろ楽。彼がこだわるのは、デジタル系統のもの…パソコン、タブレット、スマホ、プリンタ、スキャナ…とかそういう類のものだけ。

私は、こだわりはあんまりないほうだと思っているし、服には特に無頓着なほうだが、日本では割と安めで、テキトーに手に入っていたものが、なかなか手に入らない今、「慣れ親しんだもの」がほしいほうなんだな、ということを実感している。

日本で愛用していた枕は、ストローを短く切ったようなものが入った枕で、近所の安売り店で600円台だったもの。枕の中では、最安値だったと思う。洗濯ネットみたいな感じのネットに、そのストローの短いのが入っていて、上からカバーをかけて使用していた。

 昔は「そば殻の枕」とか、「プラスチックビーズの入った枕」とかを使っていたこともある。ちなみに、テンピュールの枕を使っていたこともあった(当時15000円した)けど、沈み込む感じが実は、苦手?ということがわかって、固めの枕にもどってしまった。

アメリカで使う枕…。ふわふわの枕ばっかりで、固めと書いてあるものも、要はどのぐらいみっちり、綿がつまっているか…またはスタイロフォームというからには、発泡ビーズが詰まっているか…というような話のしか見つからず、ビーズの入ったものがないか、と思って、pillow beadsと2語で検索かけたら、そば殻の枕の輸入物?と思しきものが。23ドル。ううーむ。高い。

最近、サクランボがシーズンになってきて、私はサクランボを食べながら、ふと思いだした。
そーいや、昔サクランボの種が入った枕、あったな。ドイツのやつ。
それは、正確には温めて、湯たんぽとして使う枕だったのだけれど、まあどこに当てるかの違い。

サクランボの種を眺めてみたが、きれいに果肉を落として、乾かして、枕に入るほどたまるまで、ひと夏かかりそうだ…。

子供のクラフトに使うプラスチックビーズ(Pony Beads)が、大量に売っていたのを思い出して、クラフトショップに見に行く。一袋、5ドル半。んーーー。2袋ほしいか…。10ドルか…もうちょっと考えよう。

と考えながら、ふと、そういや…小豆を入れた枕って、話に聞いたな…。と思いついた。
豆でいいなら、スーパーにある。

スーパーで一番安い[Pint Beans]という豆を買ってみた。1.35キロで3ドル半。持ってきた洗濯ネットに詰めて枕カバーに。ちなみに、ネットの情報によると、時々電子レンジにかけるとか、オーブンで焼くとかして、虫害を防ぐ工夫がいるそうだけど、まず、今日はこれで寝てみる。

スーパーのカートに入れるとき、「これは、実験だけど、買ってほしい」という話をしたのだけど、私が嬉しそうに「まくらー(^^♪」と見せにいったら、「実験てそっちだったの??」とびっくりされた。てっきり料理の実験だと思ったらしい。

まあね…メキシコ料理に出てくる、豆のペーストは、多分この豆だもんね。
さあ、どうでるか…もっと小さい豆がいいか、いっそ、米がいいか…。どれも、ものによってはとても安かった。
毎日使うものだし、うまくいくといいな。

ケーキが食べたい(アメリカ編)

アメリカのケーキは、とても、甘い。色も派手で、あんまり食べたくないようなものもある。試してみたい人は、コストコへいって、ケーキを買ってくると、「なるほど…」と思えるはず。ともかく、日本のケーキ屋さんのケーキ、コンビニのケーキ、そして100歩譲って箱に詰められてお菓子売り場に売っているケーキまでいれて比べても、日本育ちの私には「食べられない味」だ。

薄甘いものを、ちょっとだけ食べたい…というときのものは、まず見つからないので、ここはもう作るしかない。アメリカのケーキミックスというのは、つまり…出来上がりが「アメリカンスタンダード」に焼きあがるようになっているのだからして、甘くて、色が派手。水を混ぜて、型につめて焼いたら終わりという簡便さながら、食べられないだろうとわかっているものを焼くほどケーキを焼くという作業に魅力があるわけではない。

日本のレシピを使うのは、かなり難しい…というのは、普通のスーパーには、「薄力粉」「強力粉」といったような用途別に小麦粉が分かれていないから。Self-rising-flourってのと、All-purpose-flourの2種類しかなく、Self-risingのほうは、ベーキングパウダーとか、塩とかが入っているらしい、パンとかケーキ用で、all-purposeのほうは、小麦粉だけバージョン。多分、中力粉なんだろうか。小麦粉…といえば、これですね、終了ーっ。という感じ。

パンを焼くときは強力粉を、ケーキのときは薄力粉をというのは日本ではよく聞く話で、レシピに小麦粉、と書いてあるそのあとにカッコして、どの種類を使う、と指定してあるものが多い。これを間違うと、うまく焼けない…ということになっている(けどやったことは、いまだにない)。

ちなみに、長期間アメリカに滞在して、どうしてもケーキが食べたくなって作ってみたけれど、ぱっさぱさに出来てがっかりした覚えがある。

今回は、ぱっさぱさでも、納得して食べられるものを作ったので、ブログに書いてみた。それは、「コーンミールブレッド」。アメリカ南部の食卓によくあがることになっていて、サンクスギビングとかにも出てくる、トウモロコシの粉を使ったパン…ということになっているけれど、これが薄甘くて、ちょっとざらざらした(そして、家で、うんと昔におばあちゃんが焼いたような)ケーキっぽさが、ちょっとある。

これのことを思い出したのは、最近言ったレストランで、これのすごーくおいしい、あったかいのを、出す店があったから。料理が出されるのを待っている間に、パンを出してくれるレストランは、結構あるけど、そのレストランのコーンミールブレッドが、本当においしかった。バターをちょっとのせて食べたら、「もう、料理はいいや。これだけ食べて帰る」と言いたいぐらいだった。

スーパーで、「コーンブレッドミックス」を探すと、ケーキミックスではなくて、パンケーキの素のところにあった。
「水を入れて、型にいれて、焼いたら出来上がり!」
「ミルクと、卵を入れて作ります」
「ミルクと、油、またはバター、卵を使って作ります」
大まかに分けて、この3種類。

で、量あたりの値段は、材料をたくさん足すタイプほど、安い。原材料が安いからだろう。
夫と、「たぶんこれ、卵、バター、牛乳を足す奴が一番おいしくできるよね…」と相談して、買ってきた。
混ぜて、焼いて、焼き立て食べたら、すごくおいしかった。焼き立てだったからか、レストランのに負けない味。

材料を全部いっぺんにボウルにまぜて、型に流して25分焼く。たぶん、小学生の料理経験のほとんどない息子にも焼けそうなものだった。
面白かったのは、箱に「5,000フィートより高い高度に住んでいる人は、All purpose flourを大さじに1杯と、牛乳を小さじに2杯足しましょう、と注意書きがあったこと。

気圧が低いと、ベーキングパウダーが利きすぎて膨らみすぎになるとかかなあ。5000フィートというと、1500mぐらいだよね…。日本でそんな標高の高いところに住む人って少ない気がする。でも、いま、アンデスの山の中に住んでいる人が頭に浮かんだ。いそう…。南アメリカとかにも、こういうの輸出されてそうだもんねえ…。

今ネットで調べてみたら、スキー場のあるような街でも、1200mとか、そのぐらい。黒部ダムでも1470mだってことは、このコーンミールブレッドは、問題なく焼けてしまう。
アメリカって、ねえ…。やっぱり、無駄に広くて、人口が散っていて、そしてそういう山の中で暮らしてしまう人がいそうだ。

本の選び方(中年編)

私は、SFとかファンタジー小説が好きだ。ビデオになったのとかでいえば、「星界の紋章」みたいなスペースオペラ系とか、ハリーポッターとか、指輪物語のようなファンタジー小説も好きだ。でも、それと全く違う分野も、結構すきなのがある。

日本人で、女性に、とっても受けがいいのが、「赤毛のアン」シリーズ。全巻何度かにわたって訳されているし、カナダのプリンスエドワード島のガイドや、赤毛のアンのクラフト本や、料理本、紀行文、エッセイ…なんかが入れ代わり立ち代わり出版されている。1980年代の古いのから、最新の今年のまで、関連本の多さといったら…。もちろん、ミーハーだとは思う…けれどもやっぱり私も好きだ。
ものすごく大きくて分厚いクラフト本も持っているし(大きくて高すぎて、捨てられない)料理本や、紀行本や…。そういうのだってさんざん読んだ。

これを書いたモンゴメリは、特にいい作家だと思うけど、つまりこういう「女の子がだんだん大人になっていく様子」を書いた小説というのが、赤毛のアンほど有名じゃなくとも、かなりたくさんある。有名どころだと、小公女セーラ、若草物語、ポリアンナ(このあたりは名作劇場アニメになった)つまり、ジャンル名としては「少女小説」になるんだろうか。女の子向きのビルドゥングス・ロマン。
男の子用は、アクションもの、事件が起きてそれを解決する系の冒険ものになりやすいのに対して、女の子向けは、その子の生活を書いたものが多い。学校や、家での出来事、恋愛、結婚、子育て。

結婚でゴールイン、物語が終わってしまうものも多い。恋愛に焦点を絞って、年齢層をちょっと上に想定したのが、「ロマンス本」で、そっちになると、結婚後の生活は、あんまり書かれないものが多い。ウェディングドレスで、終了。

こういうのを読むと、何となくそのころの空気を体験したような気分になって、自分が日本で送っていたのではない子供時代に生きているような気分になる。そして、そのころの年齢の自分の気分が、私を包んでいる気分がして。

だけれども、これが、年齢とともに、「いつも」はアピールしなくなってくる。たまには、いいのだけれども、自分の経験が積もりすぎてきたといってもいいだろう。 大人になってからの年月も、長くなったなあ…。


ここで、日本の新潮文庫の赤毛のアンでいう「アンの友達」「アンをめぐる人々」あたりが、ちょうどよくなってくる。いろいろな人を観察して書いたんだろうな…というようなものや、近所の人、知り合い、友達に起こる、いろいろな事件…新聞に載るようなものでなく、「ご近所の噂」になるようなことをつづったもの。

こういうものが、なんとなく、いい。実際に、ママ友さんや、近所の人や、知り合いや…なんていうところでされる噂話は、あんまり好きではない。自分がまきこまれると面倒だし、お金だの、社会的地位や、仕事や、どうしてもお付き合いしなければならない事情などが絡んでくると、大変つかれる。でも…。自分は、まきこまれないのであれば?

登場人物が、繰り返し、繰り返し出てくると、性格というものもわかってくる。口うるさいけれど、お世話焼きで、実は知ってみればいい人だった…とか、そんなものに縁がない顔をしてくらしているのに、ロマンチストだったとか。そういう人普通の人たちが住んでいる村の話。

ミス・リードという作者が書いた本がこれ系統で、イギリスの片田舎の19世紀の教室が2つしかない学校を教えている独身(そしてもうわかくない)女性が、書いた…という設定になっているのが、シリーズになっている。村は2つあって、フェアエーカーというのとスラッシュグリーンで、2つの別シリーズ。どれも、小さな村の生活と事件を扱ったもので、これがまた、イギリスぽく、古き良き時代っぽく、そしてのんびりしている。読んでいると、イギリスの田舎の村で、休暇中…という気分になれる。

もちろん、キンドルには全冊入っていて、ついでにこの作者の自伝まで買ってしまうという状態に。

ウィットに富み、文章が美しく、そして主人公の年齢が、中年で、「ちょうどいい」わけだ。
まだ、老齢には遠く、十分元気で、明るくて、そして「文学的にちょっとセンチメンタル」なんだけど、そこはほかの人には、あんまりばらしていなくて、彼女の文章の中だけにあって。 その「自分の中で」起きていることが文章になっているのがいい。

私がこの本をどっさり買ったので、アマゾンが時々、こういうのは、どーよ?と出すリストのほかに、私はアマゾンのレビューも時々読む。このシリーズと「こっち」が、愛読書です、というレビューに出てきたのが、【Mitford series】だった。
うーーーむ。聞いたこともないわ。

リンクを踏んで、探しに行ったら、なんと、本編だけで9冊もあってで、そして、1冊目が安くなっていない…ということは、割と人気本ということだ。「結構古い」か、「あんまり人気ない」「はじまったばっかり」という本は、たいてい1冊目はディスカウント。タダ、というものもあるぐらいで、まず1冊読んで面白ければ残りを買ってね、というやつだ。

これは1冊残らず、定価販売か…とおもったら、5冊ずつになったお得パックが…とおもったら、たったの10パーセントオフだった。すくなっ。3割4割割引になるのもあるのにーーー。

…でも、つまりこれは、期待が持てる。面白そう…ということで、最初はサンプルダウンロード。女性教師ではなくて、こっちは男性牧師が主人公だった。中年、独身、そして甘いもの…特にパイに目がない。

いけそうだ。セッティングはアメリカの小さな町で、確かに、ありそうな感じ。大変牧歌的で、ガーデンクラブと、病院のボランティア会があるようなところで、日曜日にファーマーズマーケットで野菜が売られていて、パーキングメーターがあるほどは都会じゃない町。

アメリカにいたら、車でどこかに遊びに行くときに通り過ぎるようなところだなあ…。という町が舞台で、ちょっといい感じ。時代的には、「ちょっと前」だ。ケータイがあんまり出てこないぐらいには。

めざせ、10冊読破。語彙は平易で、軽く読める感じなのもいい。中年の読書は、知識習得でなく、気分。
作者はJan Karon(女性)。シリーズ名はMitford Years というらしい。
レモネードでも作って、アメリカのオールディーズをラジオで聞きながら、長い午後を過ごすときによさそうな本だった。

小麦粉の違い

ベーキングパウダーと塩を足したSelf-rising-flourのことを書いてから、そういやあ、本気で調べたことないなっ。と思って、検索してみた。

そう…私が、アメリカに生まれて初めて滞在して、ケーキを焼いたころには、「グーグルはなかった」のだ!!うわあ。年がばれそう。

薄力粉と、強力粉のような差は、アメリカの小麦粉にはない…と書いたけれど、実はメーカーによって、「タンパク質少な目」と言っているものがあって、小麦のタンパク質=グルテンが、11パーセントのものが、「ふつうの」、8パーセントのものは、「ケーキ用」だそう。なるほど…。ちなみに、日本語で薄力粉と強力粉の違いを検索してみたところ、7パーセントから8パーセントが、薄力粉、8.5から10.5パーセントを中力粉、11から13パーセントのものを強力粉と呼んでいるらしい。

メーカーの例もあげてあったので、今度スーパーで眺めてこよう。

そして…パウンドケーキとか、焼こうかな…。薄力粉買ったら、いけるよねえ。
ちなみに、パウンドケーキって、バター1ポンド、卵1ポンド、粉を1ポンド、砂糖を1ポンド使って作るから、そう呼ぶのだときいたことあるけど、ほんとかなあ…。

なんでも、グーグルは便利だ。ちなみに、粉、砂糖、バター、卵を、全部同じ重さ入れて作ったものは、パウンドケーキと呼んでいいらしい。こってりしてそうだ。おいしそうだけど。

ああ、これも持ってくればよかった(アメリカ編)

アメリカにいて、ああーっ。持ってくればよかった…と思うものというのは、時々ある。

ガムテープ、それも布のやつ。あれは、本当に、なぜアメリカではないんだろう…。あるのは、「ダクトテープ」といわれるもので、これがね??手で切るのがすごくやりづらい。日本の布のガムテープは、うまくまっすぐ、横に破れるのだけれども、ダクトテープはハサミで切るのでなければ、縦にビっとなることが多くて、ストレスがたまる。

爪切り…は今回は持ってくるのを忘れなかった。アメリカには、おばあちゃんちにあった30年ものの、観光地のおみやげにも負けるか…というような爪切りしかないので、注意。

スライサー。なにも、それほど上等でなくていい。おろし金と、スライサーが一緒になった、プラスチックの300円ぐらいのやつ。短期間なら、100均だって、アメリカの安い奴より、いいぐらい(というか、安いのが、ない)。

はさみ。刃にノリがくっつかないやつ。ホームセンターの500円ぐらいのやつがあれば、全然ちがう。こっちのはさみは、正直切れない。100均のやつをついでに2つぐらい放り込んでおくと便利。(こっちの100均のやつ、買ったけど、大体切れる以前に、刃を「開く」のすら大変という代物だった) 日本のキッチンばさみが恋しい。

綿棒。紙軸のやつ。アメリカのは、プラ軸で、耳に突っ込んでけがをしたという事故(と訴訟)をさけるためか、とてもやわらかく、ビヨンビヨンして、使い勝手が悪い。

そして、今回、ああっ。あれ、もってくりゃよかったなあ。と思ったのは、「ゴマすり器」。100均に売ってる、ハンドルぐるぐるまわすやつ。すりごまは、持ってきたけど、ずっともつものでもないし、なくなるし…。ゴマそのものは、結構売っているところがあるのだけれども、それをするのが出来ない。まあ、ビニールにいれて、上からバンバンたたけば、つぶれるというのもあるけど面倒。

今日それを、アジアンマーケットで5ドルで見た。うーーーん。買うべきか、買わないべきか。たいていの野菜は火を通してから、しょうゆとすりごまであえれば、日本風になってくれるので、よく使うんだけど…。ちなみに、ものすごい量の、ゴマペーストは、インドコーナーにあって、3ドル半。こっちでいいかな…。醤油でのばしてから、あえれば。

…と悩んでいたら、夫が、「うちの親に送ってもらえば?すりごま頼むほうが、絶対早いよ」と言い出した。
そうだけどーーーー。
 うん…。そうだね。

なんかこう、自給自足しちゃいたい気分というのがあるだけなんだけど。

グリークヨーグルト

月日がたって、変わる。 気づかないうちに、そういうことが起きる。

アメリカのヨーグルトは、少なくとも十数年前は、「どれも甘くて食べられなかった」ものだった。プレーンヨーグルトを、フルーツヨーグルトと一緒に購入して、半分に…お酒のように「割れ」ば、食べられるので、そうしていた。日本でよく見る、ダ○ンだって、パッケージそっくりなのに、ため息が出るほど甘かった。

ひとつだけ、結構高いブランドに、食べられるものがあって、それは茶色い牛マーク、クリームの層がてっぺんにうっすらのっていて、メイプルシロップの入ったものだった(今もある)このBrown Cowブランドは、「ちょっと甘いけど、結構おいしいね」というやつで、ただしほかのヨーグルトより値段がちょっと高かった。

最近、Greek Yogurt、つまり、ギリシャヨーグルトという名前のものが目に付くようになった。これは、10年前…いや、5年前にも全く見ないものだった。一応どんなものかということは、知っているけど…。

ちなみにこれは、本当にギリシャでそうやって作っているかどうかは知らないけれども、日本のスーパーで売っているプレーンヨーグルトを、目の小さめのざるか、コーヒーフィルターにいれて、一晩、水を切ると出来る。ねっとりして濃厚な感じ。ジャムを混ぜてから、水を切ると、なかなかにおいしいデザートになる…というのは、どこで読んだんだっけ。タダで配ってる雑誌か、ミニコミの料理コーナーか…「ちょっとした簡単なデザート」みたいな感じに載っていた。

これが、アメリカで、ちょっと普通のヨーグルトとは違う、口が広くて背が低いカップに入って売られている。なぜか、グリークヨーグルトは全部、カップの形が違うのだった。で、40% less sugar than regular yogurt と書いてある。「普通のヨーグルトより、40パーセント、砂糖が少ない」。 ふーむ。ここで、騙されてはいけない。気を付けないといけないのは、アメリカには、「甘味料」をいれて、「砂糖」を減らしたものも、こういう表示になることがあるからだ。味がもう、あっまいのなんの…そりゃ、カロリーは低いかもしれないが、舌に感じる甘さは、アメリカ流、ということになる。

後ろの原材料表示をじーーーーっと眺める。ここには、何がどのぐらい入っているか、という表示が入っている。砂糖だの、塩分だの、脂肪分だの…というものは、全部ここで確かめることが出来る(法律で、書くことに決まっている)。1 serving つまり、「一人分当たり」どれだけ入っています、と書いてあるのだけれど、ここにもちょっと注意がいる。 一人分「何グラム」、この入れ物に入っているのは、「2人分」とか、「4人分」、とか書いてあったりするからだ。パックに「半分」が一人分だったりすると、もちろん、砂糖の量も、脂肪の量も、半分に書いておけばいいわけだ。こんなの、1カップ、食べちゃうってば!2人でなんか分けないよ!というような、見せかけ上の砂糖の量や、脂肪の量を少なくするためのトリックがある。

大丈夫…。今日見たグリークヨーグルトは、1カップで1人分。砂糖は…15グラム。おお、確かに少ない(Brown Cowブランドは同じ重さで21グラム)。甘味料は入っていない。いけそうだ。

帰って、おやつに食べてみたら、下のほうにフルーツが入っていて、大変おいしかった。日本のと大差ない味だ。おおー。
いろんな味があったし、しばらく楽しめそうだ。すごいぞ、ギリシャ。

ちなみに、ブランド名を調べてみたら、ここ数年で、ものすごーーーーく売れて、ヨーグルト界に、大革命をもたらしたそうだ。へえ…。 というわけで、アメリカでヨーグルトの甘さに困ったら、グリークヨーグルトを試してみるべきだと思う。今回食べたヨーグルトのメーカー名は、CHOBANIというやつだった。ネットで調べたら、2005年に、トルコからやってきた人が、アメリカのヨーグルトはおいしくないので作ることにしたそうだ。 うんうん、そうだよね…。…ってことは、上には10年前になんか見なかった、と書いたけど、10年前には、どこかにあったんだね。有名じゃなかっただけか。今回、気づいて食べてみてよかった。

こんなところに、カルビー。(アメリカ編)

子供の遠足のおやつに、「ヘルシーなスナック」を持ってくること。という指定がある。アメリカでは、二極分化が進んでいて、そりゃもう、ものすごく気にして、砂糖の量とかを考えて、揚げたスナックなんか何がどうでも食べさせない、ナッツ入り、フルーツ入りの穀物バー(はちみつで固めてある)みたいなのを食べさせている親御さんがあるかと思えば、色が派手で、ものすごく甘い何か…とか、ポテトチップス、そんな塩辛い上に大きい袋、全部食べさせちゃっていいの?というぐらい(日本のお徳用BIGサイズが、通常サイズ)全然気にしていない人もいるので、学校のほうでは、そういう指定をすることで、おやつにばらつきが出にくいようにするらしい。

おやつの交換は、アレルギーとかのせいで、「全面禁止」。ボランティアの親が買っていくスナック(全員分)には、健康食品ブランドの、ハニーフルーツバー(穀物、ドライフルーツをはちみつで固めたもの。じっくりかむとおいしい、朝食用シリアルみたいな味)とか、リンゴの切ったやつ(リンゴを皮つきのまま、8個ぐらいに切ったもの。そういう状態のものが、果物売り場にある)とかが書いてあった。

ほかにヘルシーなスナックとされているのは、うすしお味のピーナッツとか、クラッカー類ぐらいだろうか。あと、ピーナッツに砂糖衣をかけたやつは「まあ、あり」レベル。チョコレート、ポテトチップスはダメらしい。グミは、フルーツ系のものは、「ヘルシースナック」と歌っているのがあるので、多分それはいけるんだろうけど…。

ヘルシースナックねえ…マシュマロはだめだろうね(笑)、なんて言いながらスーパーを散策していたら、野菜売り場に、クリスピーフルーツと書いてある袋発見。果物チップか…。リンゴのなんか、日本にもあったよね、割とおいしいし。これもいれようか?ドライフルーツと似たような扱いで、ヘルシーと認めてもらえるかもよ?

…と、手に取ったとなりに、「エンドウ豆」のついたパッケージ発見。snack.jpg
(画像はamazon.comから拝借)
うーん、ヘルシーそうだけど、こっちは野菜か…。食べるかな… と思って眺めていたら、
「これ、よくみて?」 夫が、パッケージを手に取って指さした。「Calbee」 かるびー…カルビー??? あの、カルビー?サッポロポテト、ジャガビー、かっぱえびせん?あのカルビー?
…だよね。ロゴの形が、おんなじだあ…。

一度、かってみようか。ということになって買ってみた。まだ、食べてないけど、明日のおやつに食べるんだ。
うすしお味みたいだし、これが、「さやえんどう」スナックと同じ味だといいなあ…。しかし、パッケージがなんていうか、こう…ヘルシーさを気にする大人向けの感じがする。健康食品ショップに売ってる、あんまりおいしくない(けどヘルシー)なおやつは、こういうパッケージなのが多いんだよね。 Laysのポテトチップ、Cheetosのシェアが大きい「子供が大好きスナック部門」では、分が悪いと思ったんだろうなあ。確かに、アメリカ市場に食い込もうと思えば、いいニッチではある。 スナップエンドウだけじゃなくて、「レンズマメ」もあったし、トマト味とか、フレンチドレッシング味もあったので、美味しかったら、試そうっと。

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    まこ

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