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毎日更新!LuckyDuckyDiary

いらっしゃいませ。毎朝6時には更新します。さっくり読んでいってください。コメントくださった方はリンクさせてください、相互リンク歓迎、リンクがダメな方は連絡お願いします。

とけやすい?ゼラチン

お弁当のゼリーは常温でとけちゃったらまずいので、寒天と似たような材料らしい、「アガー」というものを使って固めている。寒天よりはちょっとやわらかめに出来るのと、粉末なので量を計るのが簡単。ただし、これはスーパーマーケットにはあんまり売っていないので通販で買う。

 これが、普通のゼラチンよりちょっと高い。お弁当の分はともかく、冷蔵庫から出して食べる分はゼラチンでもいいのでは?と思ったので、「業務用ゼラチン」というのを見つけて買ってみた。

 

【新田ゼラチンフード株式会社】というところのもので、細かめのフレーク状になっていて(パン粉みたいな感じ)お湯にさっととけるのが特徴らしい。

 普通のゼラチンと違って、袋がふわふわしていて、特殊加工なのはよくわかった。
 これが!私がバサッと入れたのが悪かったのかとは思うが、牛乳にはすごく溶けづらかった。

 結局ダマが出来て、ちょこちょこ溶け残ってしまい、息子に「残って固まってる」と言われるようなのが出来た。

 しょうがないから、次に使うときは水を入れた容器にゼラチンを振り入れて、ふやかしてから温めた牛乳に溶かすとOKだったが、普通のゼラチンの粉よりかさが高いので、水もたくさん必要で、分量外の分が増えるから水分量の計算が必要だった。

 1キロ使い切るの、大変そうだな、今度はごく当たり前のゼラチンパウダーにしようか、なんて思いながら、次はコーヒーゼリーを作る時、試みにふやかさずに袋の後ろの説明通りあたためたコーヒーに投入してみた。
 あっさり溶けた。

 えー?と思ったので、次にオレンジジュースで試してみたらそれもOK。なるほど……これは牛乳には気を付けて溶かさなくてはいけないけれども、他の液体だったら大丈夫なんだな。
 いっぱいあるからね!この夏はエンドレスにゼリー三昧といこうか。

 「おかあさん、オレはアガーのゼリーのほうが好きかもしれない」という息子の意見は、聞いていないふりをしておいた。

2層デザートに挑戦

ゼリーと、杏仁プリン、またはパンナコッタは結構な売れ行きで、安い1リットルパックのコーヒーで作るコーヒーゼリーも夫に好評、冷蔵庫がゼリーだらけになっている。

 パンナコッタ風ミルクプリンを作ったとき、これをコーヒーゼリーと一緒に食べたらおいしいのでは?と思いついたので2段に作ってみた。
 コーヒーゼリーが固まっただろうと思って上からミルクゼリーをいれたら、まだ固まり具合が浅くて、微妙な感じに混ざってしまったのも出来たが無事完成。(左の写真)

 で……食べてみたら、コーヒーゼリーが苦すぎ。ミルクプリンのほうと大体固さが同じぐらいで、コーヒーゼリーにシロップや、クリームみたいに絡まないので、一番上から下までぐっとスプーンをいれて、両方がスプーンにのるようにして食べないとおいしくない。ついでに言うと、ここまでコーヒーゼリーが苦いのなら、上のミルクプリンはもうちょっと甘くやわらかくしてもよかったかな…というぐらいだった。

 量は、パックのコーヒー全部を使って作ったので1リットルを10個にわけて、その上から白いミルクプリンを流し込んでいるのだから、相当な量あって、苦いよね、と思いながら食べきった。夫は「割と行ける」と言ってくれたが、結局一番おいしかったのはモザイク的に混ざってしまった、「固まっていないうちに流し込んじゃって全体にまざり気味になった分」であった。

 上にのせるミルク味の部分をもっと甘くして、崩してかけたらどうだろうか…と思ったけど、それならもう、普通のコーヒーゼリーにガムシロップとメロディアンミニをかけて食べちゃったほうがおいしいと思う。
 
 1リットル88円のアイスコーヒーのパック、「無糖」と「微糖」というのしかなかった。「しっかり甘い」のってウケないのかな、やっぱり。砂糖足すのが面倒なので、「うんと甘いの」とかあれば面白いのに。

 あ。そうだ。崩して上から牛乳とシロップかけて、太いストローで吸ったらよかったかも?うーん、もう1つも残っていない。

杏仁プリン

夏休みが始まった。

息子が家にいると、必要なのがおやつ。スーパーで買ってくる安いアイスクリームがどんどんなくなる。いくら6本198円系のアイスクリームだといっても、量が多ければ高くつくし、298円ぐらいするのに4本とかしか入っていないのなんかもあって、一番好きなアイスはクーリッシュ……となるともう1段高いから、「一日ひとつにして!」ということになる。

 コンビニや、スーパーのプリンやゼリーはおいしいし、お手軽だけど値段がねえ…。
 というわけで、ゼリーは数種類自作出来るようになったし、今回はもうちょっと違う味のものを作ってみることに。

 買ったのが、「杏仁霜」というもの。これはつまり、牛乳にとかすと杏仁豆腐の味になるというもので、これを寒天で固めると杏仁豆腐が完成するという粉だった。

 ところが、寒天が家にない。ゼラチンでいいか!というわけで、牛乳1リットルに、ゼラチンをとかして、一番安い生クリーム(植物性のもの。200ml198円ぐらい)をいれ、最後にこの杏仁霜をびんの説明書よりちょっと少な目に入れて固めてみた。

 息子は、「おかあさん、これ杏仁豆腐じゃないよ、杏仁プリンだよ」と言っていたが、プルプルのミルクプリン、杏仁豆腐風味と言った感じのものが完成した。えーっと……こういうものどこかで食べたぞ?
 
 わかった、パンナコッタだ。杏仁味が薄いのでそういう感じがするのかもしれないけど、このぐらいのほうがいいんだよね。いやパンナコッタにしてはすっきりしすぎ? ブラマンジェか。
 どっちにしろ、家で作ったにしてはなかなかの味。1つ100円から、128円ぐらいのスーパーのプリン類となら勝負できそうな味だと思う。

 量も120mlが10個とか出来るし、1つ50円程度の材料費。「1つ」が大きいので、満足度も高いし、私用には甘味料を使ってローカロリー化も出来るし、ばっちりだったと思う。
 蓋つきの入れ物に入ったゼリーが縦に4つ重ねて2本タワーのように冷蔵庫に入っているところに、プラコップにはいった杏仁プリンがずらっと並んでいるところはなかなか壮観。

すずしくなるまでは、デザートはこれでいいな。果物系とミルク系、あとはコーヒーゼリーぐらい。

マンゴープリン失敗

オレンジジュースや、リンゴジュースにレトルトのマンゴーピューレを混ぜて作るマンゴーゼリーは大好評。
何度作ってもすばらしい売れ行きで、結構な勢いで10カップ分、なくなる。

マンゴーピューレの箱に、マンゴープリンの作り方が書いてあった。
牛乳と生クリームをミックスしてあたためて、砂糖を入れ、マンゴーピューレを少しずついれて冷蔵庫で冷やし固める。
うむ、それほど難しくない。ゼリーだって似たような作り方だものね?

 やってみたら、なんだか……こう。ザラザラした感じの液体になった。
えーっと……

 マンゴープリンは今まで食べたことがあるが、だいたいこう…もうちょっとツルっとした感じだったような。
 牛乳と、マンゴーの酸が反応してモロモロになったんだろうなあ、これ。

ぬうう。マンゴーピュレは500g入っているのだが、箱には250gと書いてあったのを、大体液量で倍に増やして牛乳の比率が生クリームと半々じゃなかったのが、ダメだったのかなあ…。

 冷やしたら固まったので、食べてみたら、味はまあ、こんな感じだろう……という味だったが、ザラザラして口触りが大変悪い。失敗したなあ……。もったいないから私が食べるけどさ。
 次回は比率は箱に書いてある通りに作ろうか。それとももう、ゼリーはおいしく出来るんだからゼリーにしておくか。どうしようかな。

ボンタンアメ国際化

お菓子屋さんでおなじみ見られない場合は画像のリンク切れです【ボンタン飴】。(画像は製造元のセイカ食品さんのサイトからお借りしました)。
 息子がこの飴が大好き。味も好きだけれども、包み紙を取る手間がかからないのが特に好きな原因らしい。

 私もこれは昔からなじみがあるし、食感がおいしいので好きだ。抹茶味の「兵六餅」も、名前が「むらさきいもソフトキャラメル」というので勘違いしやすい商品も全部同じところの商品で、モチモチしているのがいい。

アメリカにいたときはこれがなかなか手に入らず、多分違うメーカーの作っていた「Botan Candy」というのがアジア食品店で売られていたが、似ているのはオブラートに包まれているところと、いいところ色ぐらいで、モチモチ感が薄く(多分売れなくて棚ざらしだから?)なんとなく昔デパートの屋上のゲーム機の景品に出てきたようなお菓子似ていて、食べると微妙に日本ぽくノスタルジック……ではあったのだが味は悲しかった。

 今はスーパーで買えるし、回転が速いらしくやわらかく、そして日本人にちょうどいい甘さで、買ったらあっという間だ。

 そのボンタンアメの内箱を見て、ちょっとした変化に気が付いた。
 

The wafer thin wrapping that melts in your mouth is made from starch. You can pop the whole candy into your mouth.


とこういう注意書きが入っている。確か前から、「菓子を包むオブラートはでん粉よりできております。そのままお召し上がりください」という日本語の注意書きはあった。まあ、子どもはこういうものを読まないので、周りの子供たちが食べるときぺちゃくちゃおしゃべりをする。「これはねえ、包んでいる紙もたべてもだいじょうぶなんだよー、とけるの」などと私も姉あたりから教わったのだし、4歳か、5歳かそのぐらいだったろうか、子供会のおやつかなにかに出たときは私も得意げに吹聴したものだ。

 他のお菓子がどうしてそうならないのか、べんりなのにねえ、と言い合ったこともあるが、つまりこれはやっぱりちょっと珍しいのだね。ちなみに、オブラートをむくのはとても難しい(破れるから)。国際化、してみたんだねえ、つまり。
 やっぱり東京オリンピックに来て、これを手に取る人を想定しているのであろう。

 しかし……ひと昔前のこういう商品の英語の注意書きに比べて格段の違いだと思う。20年前は、今でいうグーグル翻訳みたいなすごいのがあったものだ。国際化がきっとこれからも色々な商品で進んでいくのだと思う。
 いつか、ヨーロッパの製品みたいに6か国語で注意書きのあるお菓子とかが出回るのかもしれない。


マンゴーゼリーを作る

子どもがお弁当に持って行っているカップゼリーは、費用の点から手作りだ。
1パック税込み108円ぐらいのジュース1リットルと、果物50円から100円ぐらいまでと、砂糖とアガーが大体2、30円で10個出来るのだから(砂糖はアガーの箱のレシピの半分ぐらいしか入れない)1つ30円かかっていないけれど120mlぐらいのサイズ。

 安っぽいゼリーでも、そのサイズのものを大安売りで買って69円。安めのを買って89円、近隣のスーパーでのいつものお値段は99円(税抜)。そう考えると、作る甲斐は十分にある。

 たくさん出来るのが難と言えば難だが、息子のおやつに、朝ごはんの足しにとガンガン消費されるので余ったりはしない。
 息子は、プリンよりケーキより、絶対ゼリーが好きというほどゼリーが好きらしい。
 息子は「絶対オレンジ味が一番おいしい」といい、オレンジ味はリンゴ味とか、ミックス味(使うジュースの味による)より人気がある。

とはいえ……4月から3カ月以上ゼリーをしょっちゅう食べ続けると、ちょっとバリエーションが欲しくなるのも確か(私が)。

出かけた先でちょっと見に寄った輸入食料品やさんで、箱入りのマンゴーピューレを発見。フィリピン産で、500グラム入っているのに250円ぐらいと格安だった。
 ずっしり重いな、と思いながら帰って、オレンジジュースをベースに、アガーをいれて砂糖50グラム、煮立ててから火を止め、最後にこのピューレをいれてみた。
 ピューレというからもっともったりしているのかと思ったが、どっちかと言えばタプタプした感じで、細く口をあけて、ぴゅーっと注ぎ入れることが出来る感じだった。

 ちょっと、甘すぎかな…という味になったが、冷蔵庫で冷やしたらちょうどいいぐらい。
 息子に出したら、「5つぐらい食べられそうなぐらいおいしい」と大絶賛だった。

 ちょーっと原価はあがるけど、「この味のマンゴーゼリーが1つ50円では(市販品には)あり得ない」ということには全員が同意した。
 本当は生クリームとかをいれて、マンゴープリンにしてもおいしいらしいのだけれど、牛乳系をいれると一気にダメになる速度があがるのでお弁当にはちょっと心配だしなあ。冬になったらやろうか。

 ちょっと重たいけど次回出かけたときにあの店によって、2、3箱買って来よう。
 大きめのボウルになみなみとマンゴープリンを作って、おたまで次ぎ分けて食べるのとか、いいなあ。

胸肉でひき肉

お弁当で食費がかさんでくるという話はちょっと前に書いたけれど、どうもこれ、息子が食べる量が増えているという線もありそうだ。大体、息子が1歳位の頃から私が手にしている家計費予算はそれほど変わらない。

 ただ、息子の紙おむつの代金は息子の離乳食費に徐々に繰り込まれ、おむつ代が要らなくなった時ぐらいから入った習い事予算は、ある程度まで増額されて、ピーク時が小学校2年生ぐらいだったか。
 そこから少しずつ習い事が減っていき、習い事の料金分は食費に繰り込まれていった。

 塾代は桁が違うので別予算だが、習い事も塾をのぞけば1つになったのにいうほど予算が余っていないそのわけは、つまり息子の食べる量が増えてきて、米代とか食費が上がっているからだと思う。
 鳥のモモ肉パックなんて2つも入っていれば3人で食べて余った時代もあったのに、今じゃ息子は1枚ペロッと食べてしまうので2つでなく3つ入りが要るし、魚の切り身だって私と夫はひと切れでいいが、息子はひと切れじゃ物足りないようだ。食費が増えるのも無理ないよねえ。

 とはいえ、はいそうですか、と言えるほど予算増額が出来るわけもなく。
 肉系のおかずがたくさんほしいみたいだけど、トンカツみたいな大型の肉は高い。ひき肉料理はちょっと予算が下がるんだけど…。

 この前【ハンバーグを作る時、自力でひき肉を作る話】を書いた。フードプロセッサーで普通の肉をミンチにする話。
 鳥の胸肉のミンチはスーパーで100gあたり100円ぐらい。もうちょっと安い肉屋さんもあるが、高いところでは120円ぐらいする。
胸肉のパックは安かったら100g45円の場合はまさに安売り間違いなしで、普段でも78円近辺。

 45円の胸肉!安い!と思ったときに、豚肉と牛肉がミンチに出来るなら、鶏肉だって出来ないわけないよね!と思いついた。人参とシイタケをフードプロセッサーにかけてみじん切りに。そのあと鶏肉を適当な大きさに切ってひき肉にして、ニンジンとシイタケと、卵を練り混ぜてから型に入れて、オーブンで焼いてみた。

 和風のミートローフになって、とてもおいしかった。これは使える。ちょっとあっさりしているけれども、胸肉なのにパサパサした感じがしないし、四角く切ってお弁当に入れるのにちょうどいいし、おまけに100グラムあたり45円なので800グラムで大量生産しても肉代は360円!ほかの肉を800グラムも買ったら、と思うと断然安い。
 割と好評だったし丸めて焼いて、照り焼き味にしてもいいな。

2つ3つ年齢が上の男の子がいるお母さんの話を聞いていると、お米をあっという間に五合ぐらい食べちゃうとか、食パン1斤ぺろっと食べるとか、回転寿司食べに行く前にラーメン食べてから行くとか、いろいろな話を聞くからなあ。うちの息子はスポーツをやるタイプではないのでそこまでは基礎代謝が上がらないだろうけれども、今より大食いになる可能性は高い。
こういうおかずも、頑張って開発しよう。

 

コッペパン

コッペパンを上下に割って、いろいろなものを塗って供するパン屋さんの話を聞いた。

 ジャムやあんこ、カスタードクリームのような甘いもの系統から、キャベツとかカツ、ハムや照り焼きチキンなどのおかず系までいろいろあって、おすすめは、とママ友さんに聞いたら「あんこバターかなあ、結構おいしいよ、安いし」ということだったので、ちょっとおもしろそうだと思って行ってみた。

 ひとりで食べるおひるごはんというのは、家で食べるなら納豆とごはんだとか、昨日の残り物だとかになることが多い。何も残っていないなら袋入りのラーメンだとか冷凍のうどんだとか…どれにしろ安く、早く、簡単に。買うとどうしても300円では済まないことが多いが、今回のパン屋さんは新しいお店と食べ物の体験ということで予算はなんと太っ腹の500円。

 販売専門で、食べる場所はなかった。お店に丸椅子が2つ。まあ、どうしてもそこに腰掛けて食べたければ止めないけどね、ぐらい。持って帰ることにして、じーっとメニューを眺める。
 2つ組み合わせるのがスタンダードらしい。

 よし、決定。「リンゴジャムカスタード1つ」。
 冒険っぽい組み合わせもいろいろあったのだけれど、このあたりの「絶対問題のなさそうな組み合わせ」でためすことにした。
 なんとお値段は210円だった。思ったよりずっと安い。
 スーパーで90円ぐらいで売っている、真ん中にクリームの挟まったパンのことを考えると倍額ではあるが、カスタードクリームとリンゴジャムが本当にたーーーっぷりはさまっているので、スーパーのと比べてはいけない感じがする。

 持って帰って、紅茶をいれてから、えい、とかじりついた。
 コッペパンだ…。小学校の給食のやつだ。脳裏に給食の時間に毎日かかっていたポールモーリアの「恋はみずいろ」と「オリーブの首飾り」がよみがえってくるぐらい、給食っぽいパン。

 こんなパン、何年食べてないだろう。卒業して給食を食べなくなって以来、食べたことない。

 私が食べていた給食には、カスタードクリームは出たことがなかった。リンゴジャム、イチゴジャム、マーマレードはあった。袋入りの、果肉感なんか全然ない割と甘いジャム。
 ジャムのせいなんだろうか、この給食っぽさ。

 絶対不味くはない……というか、これ、私が小学校とか中学校の時に食べていたら絶対うれしい味だと思う。あまくて、たっぷりあって、ジャムとカスタードクリームの相性もいい。
 おなかがすく年齢の中高生なら210円でこんなにたくさん食べられるのには、すごくお得感もある。
多分、そういう年齢ならおこづかいが許す限りにおいて、友達と一緒に寄り道して食べるような感じになるだろうなあとも思う。
 
 しかし、不思議な味だ。
 もうひとくち食べたら、もっとおいしいかな、と思わせる。
 そう思いながら、もうひとくち、もうひとくち、と食べていたらなくなった。

うーーーーーーーんーーーーー。すごく、すごくおいしいとは言えない。でも「割とおいしい」。確かにそうだ。
 やっぱりこれは、もう一回、違う味の組み合わせで試せってことなのか。

やっぱりカロリー的に禁断の「バターあんこ」を試すべきなのか、どうか。

四角いクリームパン

 夫のお気に入りのパン屋さんで「クリームパンが半額」になるというチラシが入った。クリームパンは大体好きだ。あれはどっちかというとパンの中でもぐっとお菓子寄りで、カスタードクリーム入りの柔らかいパンはどのパン屋さんのものでもそれなりにおいしい。

 私が食べたことのないクリームパンだそうなので買ってきてもらった。
 7センチほどの立方体。珍しい形だなあ。私の知っているクリームパンは大抵平べったい形をしているのに。
 
 ずっしり重い。これがおいしいパン屋さんのパンでなければ生焼けを疑いたくなるような重さ。Xの切り目をいれて4つに切ったら、あららら…お皿の上にカスタードクリームがあふれてすごいことに。あわてて外側に倒してこぼれないようにした。

 すっごいなあ…。パンはカスタードクリームを閉じこめるためにあるだけで、クリームを食べるためにあるんだな、これは。おいしいパンだというよりはカスタードクリームが多すぎでクリーム好きの私が半分しか食べられないってどうなのよー。
 夫と息子が1/4ずつ食べた。

 おいしいけど…おいしいけどクリームパンじゃなーい!いつもなら、クリームパンというのはクリームが少ないという文句が出る方なんだけど、いや、パンが少ないのも実はよくないなんて初めて知った。

お弁当の鮭

 お弁当のおかずは、なるべく夕飯のものも使うようにしているが、大体夕飯には3種類しかおかずが出ない(つまり、作らないから)。汁があったりするとお弁当には入れにくいし、お弁当の中身は種類を増やして少しずつの方がいいかなとか思うものだから、別に材料が必要になることが多い。

 ちょっとずつだけどお金が余計にかかる。食費が微妙に圧迫気味なので安いおかずの工夫がいる。
 というわけで、材料を探してみた。鶏の胸肉を刻んだ「チキンライス用」と、もも肉版の「親子丼用」が安いので、照り焼きを作ったり、煮込みを作ったりして何回か作ったけれどもバリエーションがないなあ。

 魚売場に、変に安いパックがあるのに気づいた。
あー。これは頭とか、骨の近くとかの、切り身にした魚の残り部分をまとめて売っているパックだ。

 アラスカサーモンと書いてあるパックを買ってみた。切り身…というほど大きいパーツが取れる感じでもないし、フライパンで焼いたらくっつきそうだったので蒸してみた。
 食べられる部分だけ取ってほぐして塩味をつけてから弁当用の紙カップにいれたら16個に分けてもまだお椀一杯以上余る。こーれはダメだ、多すぎる。
 10個分だけとっておいて残りは夕飯に食べることにした。

 鮭をご飯にたっぷりのせたら、瓶に入った鮭フレークよりもずっとおいしいと大好評。そりゃ、脂のってたからね、アラスカサーモン。これは意外と普段の節約にも貢献しそうだ。

安くてローカロリーのゼリー作成


暑くなってきた。最近愛用しているのがこれ、見られない場合は画像のリンク切れです【スカイウォーターグレープフルーツ味】。何年か前には、「梅味」というのがあって、それはカロリーも低くて愛用していたのだけれども、最近は味が変わって、ローカロリー7キロカロリーの「ライチ味」と、70キロカロリーぐらいの「グレープ味」と「グレープフルーツ味」がある。まあ、1リットル70キロカロリーはほかのスポーツドリンクよりも割とローカロリーではある。

 本当は糖分とかの配合が変わるから吸収率の点からみるとよくないのかもしれないけれども、グレープフルーツを絞って入れてゼリーを作ってみたら大変おいしかった。

1: 砂糖大さじ1杯にアガーを大さじ1杯ミックスして、スカイウォーター1リットルのうち600mlぐらいを使ってアガーを煮溶かす。
2:沸騰したら火を弱めて1分ぐらいたってから火を消して、残りのスカイウォーターをちょっとずつ混ぜる(がばあっと入れずに、タラタラ入れて混ぜるのがコツ)
3:最後にグレープフルーツ果汁1個分をミックスして注ぎ分けて冷やす。

 10個分ぐらいにわけて、これで元のスカイウォーターのカロリーが70キロカロリー、砂糖が12グラムから15グラムぐらいで多くて100キロカロリー。グレープフルーツ1つのカロリーは可食部分で80キロカロリーぐらいらしいので、ゼリー1個分30キロカロリーぐらい。
 まあ、1つ30キロカロリー以下なら、ローカロリーおやつとしてありだろう。
 
 ただの水から作るよりも市販の香料が入っている分、ぐっと市販のゼリーに近い味がするし、果汁を絞って入れることでスーパーで1つ100円で売っているローカロリーゼリーよりぐっとおいしいのでいいアイディアだった。

リーフパイ

お友達がくれたリーフパイ、とてもおいしかった。

 リーフパイというのは、とても単純な作りをしていて、フルーツだとかナッツだとかチョコレートだとか…ということは全然なく、ただ小麦粉と、バターと砂糖だけみたいな材料で作ってあるらしい。
 単純だからこそ、さっくりした口当たりとバターの香りがおいしさを左右する。

 ちなみにこれは、私は全然知らなかったけれども、【クラブハリエ】というところのなのだそう。
 そこのお店のバームクーヘンが大変おいしくて喫茶室は朝からびっくりするぐらいの行列なのだそうだ。

 かなりここからは遠いのだが、わざわざそれを食べるために朝うんとはやくに車で何時間か走り、ついでに並んで食べてきたのだって。
 行く時間によっては、お断りされてしまうことがあるのだそう。えー。車でそんなところまで行って断られたら目も当てられない。朝から行くのが多分正解なんだけど。
 うーん。これは確かにおいしいけど、もう一度は難しそうだなあ。

 百貨店には入っているところもあるのだそうで、これからリサーチしようと思う。

 


ハンバーグをもっとおいしく作るには

お弁当にハンバーグが入っているといいな…と息子が言うので、ハンバーグを作っては焼いて冷凍している。
ハンバーグのスタンダードな作り方は、多分こう。
1:玉ねぎをみじんぎりにする。
2:玉ねぎを炒める
3:ひき肉とパン粉と卵と調味料、それから炒めた玉ねぎをミックスして混ぜる
4:焼く

でも、しょっちゅうハンバーグを焼いているとこの手順が結構面倒くさい。

やる気がある時に玉ねぎを炒めて冷凍保存したり、肉売り場に売っている袋入りの「これとひき肉を混ぜたらOKよ!」みたいなものを使ったりして4月からいろいろ工夫してみた。

 冷凍食品売り場のハンバーグよりは好みに出来上がる。けれども、どうもこう…すごーくおいしくはならないなあ…。
この町一番のハンバーガーを出すというアメリカンレストランのハンバーグはおいしいよねえ。ああいう風にならないのかしら。

多分ね?国産牛肉のひき肉を100パーセント使えばおいしくなるとは思うけど、それだとお値段の方も、それならもっと他のものが食べられるんじゃあ……という感じになる。もうちょっと安くて、そしてもうちょっとおいしくなるといいなあ。

 いつものお肉屋さんへ行って、特売だった国産豚・豪州牛あいびきミンチを購入。ついでに豪州赤身モモ肉切り落としというのもゲット。ミンチが500gぐらい(100gあたり128円ぐらい)、それから赤身モモ切り落としのほうは200gぐらい(100gあたり238円)
 1000円ぐらいはかかったけれども、これは半分は今日のおかずに、そして残りが大体12回かそこらのお弁当のおかずになるので、それほど逸脱した金額ではない。

 切り落としの牛肉をフードプロセッサーにかけてひき肉化してから、通常通りに混ぜてハンバーグ作成。
 
 夕食に、これこれこういうわけでちょっといつものと違うんだけど、どう?と出したら、夫は「食感が違う」とまず一口目で感想を述べた。そのあと食べる速度が上がって、「すごくおいしいよ」と。 夫はいつも「おいしいよ」と私の料理を食べてくれるが、「すごくおいしい」というのはなかなか出ない。
息子も、かなり多めに盛っておいたのに「もっとないの」とかいう始末。

 余るかな、と思ったのに全然で、いつもより多めに作ったのにぺろりとなくなってしまった。
 やっぱりハンバーグのおいしさが変わるのは、肉部分をどうするか、なんだろうな。家計のことを考えると、いつもの作り方でそれなりに食べられて……というほうがお金がかからないんだけれども、やっぱり家で作るハンバーグがすごくおいしいというのは魅力的だ。
 ちょっと面倒だけど、確かに食べ応えがある感じでおいしかった。ソースなんか、なんにもかけなかったけどばっちりだったし。

 自分でひき肉にすると、こういう感じなんだねえ。これからもがんばってトライしたい。

ゼリーいっぱい

お弁当のオレンジゼリーは好評だ。帰ってからのおやつに食べ、夕飯のデザートに食べ、お弁当に持っていくという三段構えでどんどこ消費される。

 夫が、コーヒーゼリーが食べたいというので、そっちもついでに作った。
 アイスコーヒーの激安の1リットルパックを買って、500mlの中にアガーを溶かして沸騰させたのと、残りの500mlはちょっとだけあたためて(50度ぐらいにすぐなってしまうけど、アガーが固まらない温度で40度近辺でいいらしい)混ぜて作成。

 簡単!一応、これもあったほうがいいかな…と思って、「メ〇ディアンミニ」も買ってきた。
 トランス脂肪酸ゼロとかになっていて、工夫しているんだなあ…と感心した。

 食べるときにかけたら、「甘くない…」といわれたので、ついでにホットケーキの時のシロップをかけて食べたらおいしかった。
 アイスコーヒーの安いのは、「微糖」しかなかったのだけれど、この際だし砂糖を足して作ってもいいかも。

 コーヒーゼリーも材料安くでかなりたくさん出来そう。
 砂糖をもうちょっと入れて作って、崩して牛乳かけてストローで吸ったらおいしいかな。
 そういう飲み物、どこかのカフェにありそうだよね。

ロシアケーキ

ロシアに知り合いはないけれども、近所のお菓子の量販店で売っていて気になっていたのがこれ、ロシアケーキ。

 形が【ヨッシーのクッキー】に出てくるクッキーに似ているので、これがケーキと呼ばれていることは知らなかったけれども、見たときに、ヨッシーのクッキーのあれだ!と思って買った。

 ちなみにロシアケーキというのは案外歴史のある物らしく、ロシア皇帝のお抱えお菓子造り職人だった人が日本へ来た時広まったらしい。

 直径7センチぐらいはあるので、ちょっと大きめで、クッキーにしてはボリュームがある。イチゴジャムはわかるけど、なぜキウイジャムなのかは謎。キウイというのは、私が小さかった頃は果物屋さんにもなかったし、ケーキ屋さんでも使われていなかったと思うので、帝政ロシア時代のロシアにも多分キウイはなかったのでは…と思うのだけれど。
 チョコ、ナッツ、ホワイトチョコまではなんとなくわかる気がするけど、やっぱり緑はミントリキュールで色を付けたメレンゲとかだったのかなあ。

 まさか、アンゼリカだったってことは…あるかもしれないな。昔、緑色でケーキに乗せる材料といえばグラニュー糖をかけた蕗の砂糖漬けで、これが「アンゼリカ」と呼ばれていた。昔クリスマスのチョコレートケーキにのっかっているもみの木が、蕗の砂糖漬けだったと聞いた息子は、「うわあ」という顔をしていたが、いつごろからだろう、見なくなったなあ。

 帝政ロシアのお菓子か…今みたいにどこへ行ってもケーキやクッキーが買える時代じゃないんだものねえ。ヨーロッパの子供の本を読むと、大抵、いつか大金持ちになったらとか、好きなことを何でもできるとしたら、というたとえに出てくる「コンスタンチノープルの皇帝」。すごくいいことが起きたときに「コンスタンチノープルの皇帝とだって代わりたくない」というのだけれど、ロシア皇帝だってずいぶんだ…なんてことを思いながら食べた。

 味?味はまあ…こんなのもあるだろうな…という味で、百貨店のお高いやつのほうが多分おいしい。
 でも5つ350円ではそんなものだろう。値段の割には、紅茶に合うおいしさだった。
 一度買ってみたいお菓子で、体験したので面白かったのでこれを書いたのでした。
 

おいしいオレンジゼリーの作り方

常温で固まったままのゼリーが作れるゼリーの素は、近所のスーパーにはない。成城石井とか、イカリスーパーでは見るけれど、うちからは結構遠いので、この前に作ったゼリーは通りかかったとき買っておいた保存版だった。(そろそろ使わないと賞味期限がギリギリだった)。ゼラチンと寒天は近所のスーパーにあるけど、寒天の食感がいまいちだというので、近所では買えない新しい材料を買うことにした。
 常温で固まったままで、なおかつちょっとやわらかめのプルプルに出来るだろう材料は、「アガー」というらしい。
 ちなみに、代表的なメーカーは、粉寒天で有名な見られない場合は画像のリンク切れです【伊那食品】

 息子に、「何のゼリーがいい?」と聞いて、リクエストのオレンジジュースで作ることに決定。
 近所のスーパーの一番安い100%ジュース1リットル108円。濃縮果汁還元のもので、いつでもあるタイプ。
 
 砂糖60グラムとアガー粉末小さじ2杯を乾いた容器で混ぜる。
 水250グラムに、砂糖+アガーをさらさらと入れながらよくまぜる(ダマにならないように少しずつ入れる)。
 
 水(砂糖+アガー入り)を沸騰させる。
沸騰したら火を止める。
 オレンジジュース500mlを温めて(沸騰しなくてOK、40℃ぐらい)鍋に投入、混ぜる。

箱に入っているレシピには、水300ml、ジュース400mlと書いてあったが、果汁は多いほうがおいしいかな!というわけでこうなった。
 ここまでで味見をしたら、なんだかこう…「濃縮果汁還元」という感じの味で、なんていうんだろう…。6個298円系の味。
悪くはない、ないが…給食のも大体こんな味だけども…。
 
 こないだゼリーの素にオレンジ果汁をいれて味を改善したのを思い出して、ミニサイズのオレンジを切って絞って果汁投入してみた。50ml前後。搾ったパルプ部分もスプーンで削っていれる。
 
 冷やしてから味見したら、おおっと、これは!という感じにおいしかった。これはあれだ、細いプラスチックカップに入ってケーキ屋さんにあってもいいような味だった。
 …というか、ケーキ屋さんにあるやつは、こうやって作っているのでは…と思ったぐらい。
 それがちょっと言いすぎだとしたら、あとは、贈答品で箱に20個ぐらいならんで入っていて、プラカップにアルミ蒸着のフタがくっついていて常温保存でおいておけるゼリー。ああいう味を思わせる。ちょっと高くて普段は家では買わなくてお中元でくるタイプの味。
 
 微妙にやわらかめで、カップのネジ蓋はぎゅっと閉めよう…と思うような感じだが、味は家で作るものとしては最強レベル。
 アガーはこれがあと49回、作れるぐらいある。
 108円のジュースで2回作れるし、オレンジは8個300円のものだということを思えばええと、150円以下で6個から7個。
 やっぱり手作りが断然安いな…。

 お弁当にもたせた後、夕飯後に夫に出したら、「おお、これはお店のみたいだね」と喜ばれた。
 帰ってきた息子は「これならいくらでもいける!」と大絶賛。

 前においしくないといっていたゼリーの素のゼリーを「一袋で1リットルぐらい出来ちゃうんだから、割り当て分は食べてね」といったら、「1個でいいよー」とイヤそうな顔をしていたのに、その手のひら返しが笑える。
 でも、実は私も思った。これなら残ったら私がおやつに!って。

 ケーキより、クッキーより、プリンよりもゼリーが大好きな息子のおかげで、ゼリーだけは作るのがうまくなったような気がする。


おいしくないゼリーの処理方法

 お弁当のオレンジゼリーが息子に不評だった。
 確かに食べてみると駄菓子っぽい味だ。

 ひと口だけならこれでいいけれども、小さいカップにしろ1杯分となると微妙か。

 ジュースを買わなくても作れる大袋入りのお湯で溶かすタイプで、寒天が主原料なので常温で溶けないのがいいところ。ゼリーの素で一番有名なのは多分、ハウス食品の「ゼリーエース」だと思うけれども、あれはゼラチンで固めているのか常温だと液体になってしまうらしいのでお弁当には不向き。

 この大袋入りの問題点は一度にどっさり出来てしまうところ。うちでデザート容器に使っているネジ蓋付きのプラカップで7個から8個分出来る。
 この不評デザートが冷蔵庫にあと6個残っているというわけだ。

 捨てるのももったいないしなー。半分ぐらいは私と夫が食べちゃうにしてもあと1回、2回は弁当に持って行かせたい。

 しょうがないので味を改善できるか実験することにした。一度全部鍋に入れ直してあたためて溶かす。
 ちょっと固めだったので水を1割ぐらい増やして、砂糖を足す。

 味見をしたら、薄い。そりゃそうだ。水を足したからね。家にあったオレンジを絞って入れてみた。
 これは自転車で行く一番安い八百屋さんで8個320円で売っていた激安のオレンジで、とても小さかった。

 すると、たった一つ、それもかなり小さいオレンジなのに、突然おいしくなった。何、この差。スプーンで果肉の絞りかすを削って取って投入。かきまぜてからつぎわけて、冷やしてみた。

 ちょっとやわらかく、口当たりがよくなったし、なおかつ味も大改善。息子に味見させたら、「これはいける!」と喜んでいた。
 なるほど…。お菓子や、ジュースに書いてある果汁10%なんて、ないも同然と思っていたけれども、確かに今回のゼリーに入れた量なんて、500mlに対して50mlあったかどうかすらあやしい。それでこの味の違いがでるんだから、すごいよね。

 香りといい味といい、ちょっとの果汁でも効果はすばらしかった。今度から市販のゼリーの素を使うときは足すのも考えよう。
 たいして時間がないなかで食べるお弁当。デザートぐらい、ついてもいいよね。
 
それとやっぱり、ジュースを使うほうがいいかもしれない。
 100パーセントぶどうジュースをいれて作ったときは文句は出なかった。

牛丼


用があって出かけた町は、それほど小さくはないが、駅のそばまで住宅街がはりだした町だった。
 おなかは空いている。でも商店街とか、ショッピングモールが見あたらない。
 駅のそばに、チェーンの牛丼やさんがあった。よし!今日は牛丼に決定だ。

 一人で外食が出来ないという女性は結構いるらしい。おしゃれなレストランでも難しく、ラーメンだとか、牛丼になるともう一段階難しいものだと聞くが、私はもう平気だ。

 アメリカにいたときは、一番安い食事といえばハンバーガー。出来たてなら、それなりのハンバーガーと、量だけはあるポテト、どこかに水道水の塩素の後味が残る薄目のコーラ。これでも、6ドルぐらいで食べられれば安い方だった。
 
 日本なら、500円あれば牛丼が食べられるのに…と毎回思ったものだ。牛丼の肉は、実は固いものなのかもしれないが、薄切りにすることでその問題をクリア。
 アメリカの薄切りは1センチだと云うことを考えると芸術的だ。

 全くおいしいとしかいいようがない短粒種で粘り気のある白米。生で食べられる卵(アメリカの卵は殺菌処理されていないので生では食べられない)をかければ、しょうゆが勝った甘じょっぱいたれと、卵の黄身が、牛肉にからんだその味が…あああああ!

 大体そのぐらいで考えるのをやめておかないと悲しくなってくるので、目の前のハンバーガーを食べることにしていた。
 
 正真正銘の牛丼と、生卵と、白菜の漬け物、それからサービスの味噌汁を前に、うれしくなった。牛丼やさんでこんなにニコニコしているおばちゃんは私だけだろう。

 白菜の浅漬け、こういうものをアメリカで食べるのは難しい。ちょっと鷹の爪なんか散らして、いい味加減だ。生で食べられる卵は、最近はタイに高級品として輸出されているらしい。どこでも生で食べられるわけではない…ということを知らない日本人も多そうだ。
 そして、サービスの味噌汁!ちゃんと味がする。アメリカで出てくる味噌汁というのは、塩分を気にする人がいるので、ものすごく薄い。出汁なんて入っていない感じで、味噌を溶いたところに、角切りの豆腐と、水で戻さず、鍋にそのままいれたとおぼしき乾燥わかめが入っているのが多かった。
 磯くさく、そして塩加減は離乳食もかくや…というぐらい薄い味噌汁。おいしいわけがない。

 日本の牛丼屋さんのサービス味噌汁はちゃんとだし入り味噌の味がする。だしを別に取れ、とかぜいたくは言わない。これは店で食べずにお持ち帰りする人にはついていない味噌汁なのだ。(値段は持ち帰りでも違いはない)とても平均的な味の味噌汁だけれど、これをアメリカで飲んだら感動しただろうなあ…。

 甘辛いたれと、卵の黄身がからんだ牛肉は、私がアメリカで妄想していたものより、ずっとおいしい気がした。
 アメリカに長期滞在すると、回る寿司が3倍おいしく食べられる魔法がかかるというのは前から知っていたけれど、牛丼も2、3倍はおいしく食べられると思うなあ。
 もちろん、牛丼が3000円もするのなら、全然すごくない。そういう値段のものはおいしくて当たり前と思うからね。でもこれがミニサイズの牛丼とはいえ、卵とお新香と、味噌汁もつけて410円というのが、本当にすごいなあ、と思う。

 あんなに鮮明に頭に牛丼を描いてあこがれたことがあったせいか、私は牛丼が昔よりずっと、好きになったと思う。

ラミーチョコレート

ちょっと前に見られない場合は画像のリンク切れです【ロッテのお酒入りチョコで作る飲み物の記事】を書いたあと、近所に「ラミー」も買いに行った。

 ちなみに、飲み物に使ってから、もう一回作ろうと思ったら、カルヴァドスもバッカスも空になっていた。夫が「おいしいねえ」と喜んでいた。うーん。私ももうちょっと食べたかったのに…。
 で、ラミーも二人でお茶をしながら、わくわく開封して食べてみた。

 まず、私から。
 「味はおいしいけど、レーズンなくてもいい」
 チョコレートは口の中で溶けてなくなるタイプがいい気がする。もちろん、アーモンドチョコレートとか、乾燥イチゴとかウエハースが入ったカリカリした感じのものは噛んで食べるの前提だからいいけど、ラミーは噛んで食べるには具が少ないのと、歯ごたえがないし、溶かして食べていると、口になんだかレーズンが邪魔。

 夫は、アイスクリームで一番好きなのはラムレーズンという人なので、期待して食べていた。「なんか、レーズンが邪魔という感想はわかるが、味はとてもおいしいので、これはこれでヴァージョン違いとしてあり」だという感想だった。

 私が干しブドウが全体的に嫌いなだけかもしれない。
 近所にバッカスとラミーを150円で売っている場所を見つけたので(ちなみにドラッグストアだった)また、買おう。

 カルヴァドスのほうが見つかりにくいんだよねえ。もう一度食べられるといいな。


 しかし…年をとったな、と思う。

中学校に入ったころだろうか。友達が、ウィスキーボンボンというものをくれたことがあった。
 1つ20円で駄菓子屋に売っているものなのだそうで、すごくおいしいのだと。
カシャっと壊れる砂糖の殻に、お酒の味がきつくて、うわっ。と思った覚えがある。正直おいしいとは思わなかった。

 もちろん、ありがとう、おいしいね、ということにしておいたけれど、どことなく友達が「こういうお酒が入った大人のお菓子を食べる私」というのにちょっと酔っているような気がして、クラスの何人かは喜んで食べていたようだけれども、私はなんとなく、別にそんなもの食べたってえらいわけじゃない、みたいなことを思っていた。

 単にお酒が苦手なだけだった気もするけど。
 確か、このラミーとかバッカスみたいなチョコも、学生時代に一口もらったことがあったはずだし、バレンタイン近辺には瓶の形をした洋酒の入ったチョコレートだって食べたことがあったが、正直おいしいと思ったことはあんまりなかった。
 何千円もするようなチョコレートの中には、相当アルコールの入ったものもあったっけ…。バブルの頃はすっごいのもあったし、そういうのをくれる人もあった(自分では買わなかったけど)。
 かなり上等なものもあったように思うのだけど…。

 でも、今、確かに私はこのチョコがおいしいな、と思える。

 お酒とチョコレートという組み合わせに苦手意識がなくなった感じ。
 

昔読んだ岩波少年文庫の見られない場合は画像のリンク切れです【コウノトリと6人のこどもたち】という本に、「ワインボール」というキャンディが出てくる。多分ワインが入った飴…。私はこの本を繰り返し読んだけれど、ツンとくるウィスキーボンボンの味が、ワインボールというキャンディとリンクしてしまってちっともおいしそうに思えなかったのだけれど、今読むとどうなるんだろう。おいしそうな感じがするかなあ…。
 大好きな本だった。また読みたいな。
 



果汁グミ「Peelé」感想

100均併設でなおかつ安売りが多いドラッグストアへ。この店は、お菓子が安売りになっていることが多い。300円が基本のものが200円になっていることが多くて、大手製菓メーカーのものが値下げになっていることが多いので、スーパーで買うのが惜しくなるような店。

 そこで、明治の果汁グミのブランドで売っている「ピーレ」というグミをみかけた。(パッケージの字は「Peelé」となっているけれども、面倒なのでカタカナ書きで)

 「果汁グミ」はグミの中ではかなり古い方で、私はこれのオレンジとグレープはかなりたくさん食べていると思う。
 このピーレはレモン果汁と、レモンピールが入っているのが売りらしい。
 一袋50円。激安だ。おひとり様4袋までとかいてあったので上限いっぱいまで買う。
 レモン味というのは、酸っぱいだけでも案外それっぽいし、クエン酸は材料としては高くない上、レモンの酸っぱさの成分とまったく同じなので、大いばりで添加出来るから、レモン味は割と安上がりな味といえる。

 とはいえ、香料の入れ方によってはひどくまずくなるのもレモン味の特徴で、レモンの香りの洗剤を思わせるようなものもアメリカで食べたことがある。家族全員、ひとくちでギブだった。

 このピーレは、しっかり酸っぱくて、かなりおいしい。香りにも嫌みな感じがしないし、いくらでも食べられそう…。ちょっと目が覚める感じだし、リフレッシュにもってこい。ちなみに夫には「見ただけでギブ」といわれた。彼は酸っぱいものが苦手だ。それを聞いた息子は一つ食べて、「俺すっぱいの全然平気ー」ってそれ、威張りたかっただけよね。もったいないからもうあげない!

 おひとり様4つとかじゃなかったら10袋ぐらい買ってきたのに…というぐらいおいしかった。
 私がこのシリーズが好きというのもあるんだろうけど…でもこの安売り具合ということは、この店では売れなかったんだろうなあ。廃盤になる前に食べよう。

 こういうの食べると、アメリカの果物味のお菓子はおいしくなかったなあ…としみじみ思う。好みというのが、子供時代に作られてしまうからなんだろうけど、やっぱり日本のお菓子が一番好きだ。

ミンティア「アロマミント」レビュー

ミンティアの見られない場合は画像のリンク切れです【アロマミント】というのをコンビニで買った。通常版のミンティアと違って、MINTIAの文字がばーんと書いていないパッケージで、AROMA MINTという文字の方が目立つように書いてある。

 レモンと、オレンジと、多分グレープフルーツ?のような柑橘っぽい絵が描いてあるけど、それほど酸っぱくない。

 どちらかというとレモンピール系の味で、ちょっと苦みが。レモンのミンティアとは似ていない。どっちかというと、大粒のほうのミンティア「MINTIA BREEZE」の、OASIS GOLDと系統としては似ているのではないだろうか。

 OASIS GOLDが好みの私としては、小粒でもよければこれでもいけるなあ、という感じ。ただ、大粒の方を食べ慣れているとあっという間になくなるのが残念。
 
 フルーツっぽさよりは、アロマと言うだけあって、香り重視で、酸味は期待しないほうがいい。ミント感はcoolよりは薄いが、フルーツ系ミントよりは強めで、大体ミンティア全体で見ると真ん中ぐらいだと思う。

 香りがいいのが売りのガム…これはフルーツ系のボトルガムを思わせる味。最近は、ガムを噛む人が減っているということだから、そういう香りがいいガムを噛む人、タブレットタイプのブレスケア商品、たとえばグリコのBREOあたりを食べる人を取り込みたいんだろうなあ、という商品だと思う。


 
 100円だからねえ…試せばいいようなものだけれど、おいしくないミントって余るし、始末に困るので、レビューが欲しい人もいるかもと思ったので書いてみました。いま出ている通常商品で一番近いのはライムミント?ブリーズのほうなら、オアシスゴールドか、シャイニーピンクのカテゴリに近いと思う。
 
 柑橘系の味が欲しいなら、レモン味とはっきり銘打っているもののほうが酸味があっておいしいし、ミントぽさがほしければ、wild&
coolか、大粒のMINTIA BREEZEでもリフレッシュブルーのほうが…と思うので、なんていうか中途半端と言えば中途半端。
 でも、その真ん中あたりのがほしかった!という人には合うので、ミントっぽさもマイルド、酸味もマイルド…というのがよければこれで。香りは確かにアロマとうたうだけあって、強かった。

おいしい飲み物がほしいとき

コーヒー、紅茶、ホットミルク、麦茶にほうじ茶、昆布茶…。
簡単に作れる飲み物は、大体このぐらい。
 夏なら、炭酸の入ったものという選択肢もあるけれども、甘くて…いい匂いがして、元気が出そうなものが飲みたい、と思ったとき、ネットでこのレシピを発見した。

【ロッテのお酒の入ったチョコレート】を、ホットミルクに溶かすレシピ。

 うーん、レシピとは言えるほどの難易度がない気がする。上のリンクは、ロッテの商品とレシピが載った公式サイト。

「ラミー」とか、「カルヴァドス」とか「バッカス」とか、何種類かあるのだけれども、今回はカルヴァドスで試した。
 ちなみに、「バッカス」も買ったので今度試そう。


 
電子レンジでマグカップに牛乳を温めて、チョコを4粒入れてかき混ぜて溶かして、なんだか溶け残ったのでもう30秒ずつ2回電子レンジにかけて、スプーンでぐるぐる混ぜて完成。

 夫には、「甘すぎだけど、いろいろなものが入っている味がする」という評価で、イマイチ…?なので私の分を作るのはやめて、自分で飲んだ。
 ホットチョコレートにお酒をいれたようなー…ってそりゃそうなるに決まってる!でも、誰の家にも香りのいいお酒があるわけもなし、そういうものをひと瓶買ったら、結構するものね。これはお手軽で美味しい。
 紅茶にラム酒をいれたのとかは本にも出てくるし、「ラミー」もよさそうだ。

 ふつーのミルクチョコレートをホットミルクに溶かしてホットチョコレートにするのもココアとはちょっとちがっていいかもしれない。
 
この飲み物は確かに、原価を考えるとすごくおいしい。こういうドリンクをカフェで頼んだら一体いくらかかるか…。
袋入りのホットチョコレートの素を溶かしたようなのでも、400円ぐらいすることを思えば、ねえ。

 甘くて、いい匂いがして、体が温まって…。
 こういうものを飲む効果ってある。
 雪が降るのを見ながら、マグカップで手を温めて飲む、甘い飲み物って、雰囲気があるよね。

 本当は寝る前にこういうの飲みたいな…と思ったんだけど、やっぱり歯のことを考えるとそのあとに歯をみがきたくなるからなあ。物語には、寝る前にホットミルクを飲む話はよくあるし、ちょっと憧れるんだけど、そのあと床の冷たい洗面所に5分、と思うとあきらめて寝よう、となる。
 
 なかなか本の主人公みたいにはいかないものだ。

お酒が入っているので息子には飲ませなかったが、寒いシーズンが終わってしまうまでに、何度か作ろうと思うレシピだった。

自家製切干大根

実家に行ったとき、親が網袋に入った切干大根をくれた。
ちょっと茶色がかった大根で、おいしそうだった。

おや?これは?と聞いたら母がうれしそうに、「お父さんがしてくれたのよ」と。
つまり、父が千切り大根を作り、ベランダに干して作成した完全自家製らしい。

大体この時期に実家に顔を出すと、大根祭りになっていて、特大の大根を持って帰れと言われることが多かった。
これが困るんだ。2時間の距離、電車にのって大根2本背負って帰るのは大変。小さめの、とかじゃない。八百屋さんで売っていたら、まありっぱな大根…というしかないサイズ、真っ二つじゃなくて、3つに切ってもスーパーのカット大根に勝てるだろう。

小さい種が、ここまで育つんだもの、農業ってすごいね…と感心しきりだったのだが、重いし、持って帰って特厚のふろふき大根を煮て、次の日におでん作って、もう一本はみぞれ鍋に…と消費が大変だ。
 父の趣味と実益をかねた家庭菜園は、家庭菜園と呼ぶにはあまりにも大規模、近隣の人も大根をもらってくれなくなるぐらいの迫力がある…というわけで、編み出したのが乾物作成ということらしかった。
さすがに乾物は、軽いし、保存期間も長いので好評なのだって。

 スルメのように生で食べてもおいしいというので、ダイエット系おやつとして家にかえってからそのまま食べてみた。
甘くてうまみがあって、かなりおいしい。…っていうか、これ、カロリー大丈夫?という味。
 私も大根が安くなった時、作ろうかな。

おいしいビスケット

マイクロビオティックという言葉は、多分十数年は前から、聞いたことがあった。英語の発音だとこれは「マイクロバイオティック」みたいなので、日本風にカナにするのなら、ミクロビオティック、となるべきなんじゃ、と思うのだけど、なぜか「マイクロ」のほうはしっかり英語読みで、なぜかbioticの方はローマ字読みで「ビオティック」なのが謎だ。
 これの略語は「マクロビ」らしい。うーん…いかにも日本風の四字略語になるとしたら、「マイビオ」となるはずなのにどうしてそうなったのかはわからない。
 大体、マイクロ=microは、とても小さいという意味がある。日本語では最初は、「ミクロ」という読み方で入ってきていて、「ミクロの決死圏」なんていう映画の題名になっていたり、「ミクロマン」というテレビのシリーズがあったり…。
 で、マクロ=macroの方は、大きい、という意味を付与するので、全く逆の意味になるのに、この単語、英語で書くとしたらmicro-bioticだと思うんだけどこれが訳した時「マクロビ」ってことはmacro-biotic、みたいになるのはなぜだ!もやもやする。

 まあ、それは日本でこの話をするときには通じるのだからいいとしておいて。
 大体、私はこのマクロビというのが嫌いだった。
 最初見たときはそういうレストランが近隣に出来た時だった。
 シンプルを気取った、白い壁に木目そのままみたいなインテリアのレストランで、小さい器に、ひとくちぶん…?みたいな量が出される、ベジタリアン間違いなしとしか言いようがない料理で、妙に味が薄い、粒食みたいなのが多くて、キヌアだとか、そばの実だとか、ボリュームがなく、小鳥の餌か、米と小麦のアレルギーがあったらこういう感じか…という感想が頭に浮かぶほど。
 なおかつ、ランチだけで1500円で済めばマシ、2000円越えなんていうのを食べた時だ。
 けっ。何が自然派、マイクロビオティックだ。と思ったものだ。

 本当に自然なものしか食べないというようなことをする人もあるというのは知っている。よくあるveganだけでなく、火を使わないという制限をいれる人もいて、生のナッツと、野菜と果物しか食べず、砂糖を取らず、塩も最低限、ミルクも飲まないし、卵も食べない、穀物と豆類は熱をかけないと食べられないものが多いので、自然の中で生きていくしかなかった縄文以前の人間でももっと効率的にエネルギーを取っているだろう…というような食事をする人だ。欧米圏で定期的にブームが起きては終息するので知識としてはある。ビタミン不足に陥りやすいし、人間が動物の一種であるということを忘れているんでは…と思う時がある。


 イギリスの村の生活を書いた本を読むと、やたらとビスケットとお茶が出てくる。朝ごはんに食べている人もいれば、夜寝る前にココアと…という人もいるし、お茶の時間に食べる人もいる。そのビスケットが、おいしそうなんだな…。
 調べると、乾燥フルーツが入ったビスケットとか、いろいろな穀物が入った二度焼きだったりとか…。

 果物入りのビスケットということは、東ハトのオールレーズンみたいなやつかなあ…などと思っていたのだけれど、今日スーパーで衝動買いしたこれ、見られない場合は画像のリンク切れです【マクロビ派ビスケット】これが、それっぽかった。
 アーモンド、カボチャの種、ヒマワリの種、オーツ麦、玄米フレーク、それからクランベリーが入っているそうだ。

 マクロビはどうでもいいけど、このビスケット、それほど甘くなく、上品な味で、かみしめるとなんともいい味だ。
 旅行…じゃないな。「旅」だ。旅の携行食に出そうな味だ。物語で主人公が旅に出るときに、持っていく。

 いろいろなものが入っていて、ひとくち食べると木の実の味。もうひとくち食べると果物の味がしました。
 

…と書いてあるようなビスケットだ。森の中で小さな焚火をして、お茶を沸かして、金属のカップでお茶を飲み、このビスケットを惜しみながら一つかみしめた主人公は元気が出て、口笛なんか吹きながら遠くへまた歩いていく。そんなビスケット。

 いい味だった。もう一袋買おう。朝ごはんに食べるといい感じ。
 ただ、シリアルバーにありがちな、べとべとした感じはしない。さっくりしたミニバーといった風情で、歯ざわりもいい。
 クランベリーだけじゃなくて、リンゴとかブルーベリーとかもあったらいいかなあ。

  ココアの方は実は全然試してないけど、なんとなく味が想像できるので、こっちだけでいいかなー。ココアがたくさん入っていると素材の味がしなくなりそうかも。いや、でも一度は試すべきか。
 どっちにしろ、なくならないうちに飽きるまで食べたい味だった。
 


ポケモンドーナッツ(今更)

今更だけど見られない場合は画像のリンク切れです【ポケモンドーナッツ】を食べた。

 ポケモンのマグカップもついでに1つゲット。(写真撮るの忘れた)12月に始まったばっかりの時は、「おひとり様1つ限り」とかだったり、売り切れました、となっていたりでなかなか買えなかったのだが、さすがに一度食べたら気が済んで、例えば一緒に売っているおもちゃは1カ月に1回切り替わるとしても、3回食べればいいだろうし…と思うとすいているのも不思議ではない。

 かわいい。これは確かにかわいい。ピカチュウの方はバナナ風味、ボールはイチゴ風味だったが、なんかこう、バナナ味のチョココーティングが、結構くどい。アメリカのカップケーキを思わせる味だ。

 息子は半分でギブ。私と夫で「もったいないから」と残りを食べた。
 うーん…ポケモンGOは遊んでるし、私は基本ポケモンファンだが、このドーナツは1回でいいなあ。
 
 次になにか面白い形のドーナッツが出たら多分また食べるんだけど(私はこういう新しいものが好きだ)、やっぱりこれは、「うわあ、かわいいねえ」といって買って、「わははは!バナナ味だ!味は今一つだねえ」と、親しい人と笑いながら食べるのがいいものだと思う。

 しかし…無理してバナナにしなくても普通のチョコ味でよかったんでは。においだけはぷんぷんするけど、本物のバナナとの味の違いはよくわかる感じ。合成!というにおいだった。やっぱりアメリカのお菓子と似てる。
 黄色っぽいケーキ生地で作って、甘さは控えめでほっぺにはこれと同じ丸い糖衣チョコがのっているのとかがいいなあ。

 ポケボールも、別に赤白じゃなくて、ピンクと白ぐらいで十分じゃないか?
 ふんわりしたケーキドーナツに、厚紙でポケボールのボタン部分と上下がわかれる線をいれるぐらいで、厚紙とったら普通においしい、というのがいいなあ。

 やっぱりドーナツは味でしょう…。
 今度は、ポンデリングとか、フレンチクルーラー、食べようね!と夫と約束した。



コテージパイ、またはシェパーズパイ

イギリスの物語の13冊セットを、じりじりと読み進んでいる。
朝ごはんはゆでたまごとトースト、マーマレード。お茶の時間にはスポンジケーキ。

引っ越してきて忙しい親子連れを、お隣さんが誘う。
「お昼を食べにいらっしゃいよ、遠慮しないで、ただのcottage pieだから」

cottage pieってどんなパイだろう。この単語が食べ物関連で出てくるので私が知っているのは「cottage cheese」。カッテージチーズというと、日本ではパック詰めだが、大草原の小さな家のローラとか赤毛のアンとか…というような時代だと、これは牛乳を酸で固めて、水分を絞って作るものだったらしい。
 本格的な酪農をする人が作る時は、酵素を使って固めて水を絞り出して発酵させるらしいが、そういうのとは全く別で、割と素早く出来て、なおかつ売っているものではなく手作りが基本。レモンで固めると上品だが、酢で固めるのが安上がり…というのはどの本で読んだんだったか忘れた。
 
 ってことはこれはカッテージチーズのパイ…?と思ったが、ここはやっぱり調べてみるのがいいだろう、ということでネットで調べてみた。レシピがいろいろ出てきたが、コテージパイというのは、下がひき肉とトマトとタマネギとニンジンで、その上にマッシュポテトを積み、そこにチーズをかけて焼いたパイらしい。
 パイというより、キャセロールとかで作る、どっちかと言えばグラタンみたいな感じ?ミートソースのポテトグラタンを薄切りポテトではなく、マッシュポテトでやったということみたい。

 シェパーズパイ、つまり羊飼いのパイと言われるパイは肉が羊で、コテージパイは牛肉なんだとか。
ふむ…。手間を省くレシピだと、インスタントのミートソースの素と、お湯で練って使う粉のマッシュポテトで作るんだって。

出来そうな気がする。

つまり…下がミートソース(とは最近は言わないのか。昔はスパゲッティミートソースと言ったのだけれど、最近はボロネーゼというらしい)上がマッシュポテト。
 挑戦してみた。

タマネギとニンジンをフードプロセッサーでバラバラにして炒める。牛ひき肉と、鶏ひき肉を炒める。多分豚肉で作るよりそれっぽいだろうけど、鶏肉が入っているのは節約だ。
 そしてこの前100円で買ってきたソース用と言われていたトマトの種をどけてから、切って一緒に炒める。ちょっと汁が出るけど想定内。塩味を付けて、うーん、どこから見てもパスタソースだ。
 スパゲッティ茹でて、これをかけたら休日のおひるごはんになるだろう。

 ジャガイモを圧力鍋でシュッシュと2分加熱。ある程度冷めてから、フードプロセッサでマッシュというか、練りポテトに。
 物語の中では「just cottage pie, nothing special」特別なものはないのよ、コテージパイだけだから、なんて謙遜してたけど、これ作るの結構手間がかかるね?

お皿にミート部分をつぎわけ、マッシュポテトをのせてチーズかけて…と準備していたら、「今日は何なの?なんかがんばってるけど」と夫。
コテージパイになる予定、だというと、彼はパイ皮は?と疑問に思ったらしい。

 うーん…これは名前はパイだけど、キャセロール料理とかグラタンに近いみたいだしねえ…という話をしながら、じゃあ、パイ皮を載せたらどうなるだろうね?と思いついた。

 その時点で15時とはいえ、さすがに今から小麦粉とバターでパイ皮を作る根性はない。特にふっくらふくれる、層になったやつなんか、ものすごい面倒だからね…。
 パイの下側ではなく、上だけ、パイをかぶせるというのでいいか、ときいたら、それでOKだというので、スーパーへパイ皮買いにいった。18センチ四方2枚で500円。たかっ。
 でもなあ…確かにパイ皮を自力で作ること考えたら、バターの代金と手間賃だけで500円は妥当だ。
 しかしあまりにも高い…。しょーがないので1枚をびろーんと伸ばして2枚分にしてみた。パイ皮に切れ目をいれるのってむずかしーい。くっついてしまった。まあ、つまり開いてればいいだろう、うん。というわけで、卵の黄身を塗って、オーブンへ。



 

うーん…200度は温度高すぎか…?うちのオーブンは小さいので、このお皿だと1つずつしか入らないんだよね。というわけで完成。ちなみにパイの白っぽいとこも、サクサクではないが、やけていないわけではなかったそうだ。
 食べながら、これ、マッシュポテト入ってたらパイ皮要らないかも、だって。
 うん…私もそう思うよ。


ちなみに私のはパイ皮なしで、チーズをのせてからそのまま焼いた。

食べてみたら、うん、おいしいポテトグラタンですね…という感じだった。ホワイトソースなしでもおいしいので、マッシュポテトが余ったとき作るかなあ。マッシュポテトって、フードプロセッサー使うと、結構多めに作ってもちょっと作っても手間は変わらないからなあ。
 思ったよりボリュームがあるので、これはグラタン皿でもっと小さめに作るか、パウンドケーキの型で作って、最後に3人で分けるのがいいのでは…ということになった。コテージパイというか、アメリカのキャセロール料理にはこういうのが多かった気が。
 パイ皮をのせるなら、ポテト部分いらない、と言われたけど、それは多分、ミートパイというんだと思う。どっちかだなあ。

 パイ皮をおいしそうに焼くのってむずかしいねえ。時々レストランにある、シチューとか、オニオンスープにパイ皮かけて焼いたのとか、いい色に焼けてるものなあ。ああいう風にするにはどうすればいいんだろう。

まあ、今回は「やってみて、そこそこうまくいった」でいいかな。



フグ鍋

夫が新聞の広告を見て、「ねえ、フグ鍋セットってのがあるんだって、買わない?」という。

えー。フグなんて、家で食べるもんじゃないよー。と思ったが、夫は、デパートの広告を持っている。なるほどー。つまり、高い食材を売っているところへ行けばあるんだな、きっと。

 もちろん私は自力でフグ鍋なんか出したことはない。

「どうやって作るのか、見当つく?」
「普通の鍋みたいに、ダシで煮ちゃえばいいんじゃないの?」
「一度やってみようか」

…ということになって、さすがにフグ鍋セットは日常の食費では無理、ということで、「フグを食べにお店に行くことを考えたら半額だよ」という夫が出資してくれることになった。

 昆布だしでいいかね?ということで、私は昆布を水につけて、昆布だしを取り、そのあとあっためて鰹節などをほうりこんで一応混合ダシに。ちょっとだけ醤油をいれて、うすーーく味をつけておいた。
 煮立てたダシに、千切りの人参、大根と、白菜をいれて煮てからテーブルに持っていき、フグを夫と二人で煮てみた。

うむ…おいしいフグ鍋になった。おお、いけたねえ!と喜んだ。
 すごくたっぷりあったし、皮もパックに入っていたので、それだけダシで煮てから切って食べた。
私はこの皮が好きなんだけど、フグ鍋を食べに行ったら、ポン酢で味付けした湯引きフグ皮というのは別料金のこともあるからねえ。
 フグの身より皮のほうが好きなぐらいだが、これは夫と息子には好まれないので、全部私が独り占めした。
 うーん、家でフグ鍋、いいかもしれない。

 寒いからねえ…夜に出ていかなくていいし、後片付けが大変だけど、家でやってくれたらうれしいなあ、というのが夫の感想。

 こういう、家では作っていない料理に、夫は挑戦したいんだって。
一応、作るのは主に私なので、そのあたりちょっと気を付けて発言してくれているみたい。これが食べたいから作って、と丸投げにはしないで、一応、協力してくれるっぽいので、私も付き合うことにした。

 そう…。彼が作ったことがない、家で食べたことがない場合は、もちろん私に作った経験なんかない。そして私は、初めての料理がぱぱっと準備できるほど、料理の腕なんかない。やったことがない、ということは、もちろん失敗の可能性は考えておかなくてはならないのだ。そのあたり、理解してもらっているのが助かる。

 また食べたいというので、「材料さえ買ってきてくれれば出来るよ」といっておいた。
 つまり、鶏肉の鍋との違いは、材料の値段の差にあるのだから。
 
 近所のスーパーに行って、よくよく眺めてみたら、「アンコウ鍋セット」とかがもっと安い値段で売っていた。
 こういうのでもいいなあ…。

初めてステーキを焼く

 うちでは、「ステーキ」というものは、「外食で食べるもの」に分類されていた。薄切り肉を炒めるとか、固まり肉を煮るとか…というレシピは作っても、大体高い肉をだめにしたらどーするんだ、もったいない!というわけで、ステーキが食べたくなったら外食に決めていたのだが…。今回はちょっと事情があった。

 夫の誕生日があったのだが、その前の2週間ぐらいというもの、夫の仕事はとてもたてこんでいたのだ。
 疲れているのが目に見えてわかる。朝も早いし、夜もいつもより遅い。

誕生日の外食は、しなくてもいいや…と彼が言うのだ。珍しい。大体、誰かの誕生日が来た時には、外食が基本の我が家。
特別メニューを作らなくてはいけないかも、というプレッシャーを私が感じなくていいように、そうなっている。
ちょっと高い外食で、豪華なものをデザート含めて食べるのが通例だったが、彼は疲れている日に外に出たくないらしい。

まあね…。この場合、私の場合はおさしみがいい。多分息子の場合も、「オレ、いくら丼がいい」とかいうだろう。もしくは「ピザ!」と来るかもしれないが。夫は…魚よりは肉…だろうなあ。

 付け合わせはもやしをゆでたのと、ニンジンの煮物と、トマトぐらいでいいや。
問題は肉。
 まず、ネットで「ステーキの焼き方」を検索だ。
 250グラムのステーキを焼く動画などを見て、大体の手順を覚える。
 うむ…だめなら刻んで焼き肉のたれをかけて食べちゃえばいいか…

肉の専門店で、ステーキ肉を選ぶ。なんたって今日はお誕生日、特別予算で肉に4000円と、ケーキに1000円ってとこで。普段なら月末までとっておく「予備費」と、この際だ、まだ使っていなかった「日用品費(洗剤とかを買う)」の封筒から3枚ずつ1000円札を抜いて出かけた。
 ピンクのミル付きの岩塩と、あらびきコショー、それから小びんのニンニクの香りつきのオリーブオイルも買う。

 うーん、カルビステーキ半額330円。100グラム。息子のはこれでいいかな…?いや、もうちょっとほしがるか。750円の半額とか、680円の半額とか…豪州産カルビだのハラミだの…を300グラムぐらいゲット。そして国産ステーキ1500円ぐらいのサーロイン1枚。
250グラムのステーキ肉ってどこに売ってるんだろう。どれを見ても大体150グラム。
 息子と私は豪州産でいいし、今日は主役の夫だけ霜降りかな…。合計3000円。あ、思ったより安いかも?半額バンザイ。

 焼く前に室温に戻す。
 焼く直前に塩コショウ。
 あつあつのフライパンに、ニンニクオイル。焦げ目が軽くつくまで片面焼いて、ひっくり返して、火を止めてフタしてしばらく待ってから出す…という方式だった。厚手のフライパンで、と書いてあったが、うちのフライパンはアサヒ軽金属のやたら高くて分厚い多孔質アルミ。料理は下手だが、道具は上等だ。余熱料理に向いている。

 まだ中がちょっとピンク…という状態で出すのに成功。
 夫は、「俺だけ違うなんて、そんなさびしいこと言わないでよ、全員で分けようよ」というので、焼けたはしから夫がカット。
 私ももぐもぐ食べながら次々焼いた。

 息子も大喜び。全員揃って「いただきます」という感じにはならなかったが、楽しかった。
 2枚目に焼いたサーロインは、柔らかすぎて、とけてなくなるねえ…となった。

「俺ね、こういう柔らかいのじゃなくて、1枚目とか最後に焼いたのでも十分だから、今度からそういうの出して」と夫。
 「半額のがあったら、買ってくるね!と約束した。

街のフレンチレストランのステーキにはもちろんかなわないが、「家でこんなのが食べられれば十分」と言われたし、「こういうの、苦手だと思ってやっていなかったまこが、がんばってくれたのがうれしいよ」とほめてもらえた。

 量も、もっと少なくてもいいかもしれないということで、3人で半額600円分ぐらいあればいいのでは…という試算で、あー、それなら多分、気を付けておけば買えるね、と相談しながら、カットケーキを出して、3人で食べた。
夫がお気に入りのケーキ屋さんのいちごショート。ホールは余るからやめておいた。(一切れ400円)

 誕生日っぽい気分になってくれたようなので、よかった。
 
 やっぱり、家で食べるののいいところは、3000円にしてはたくさん食べられるところだと思う。
 外食で焼いて出してくれるってことは人件費がかかってるってことだもんね、そりゃそうなるってことなんだけど。
 
ちなみに、夫も息子も、ソースがかかったステーキより、シンプルに塩と胡椒(息子は胡椒すらほとんどいらないぐらい)だけでいいらしいので、その点も評価が高かったっぽい。
 
今度は、私は大根おろしとしょうゆで和風にしてもいいな。

出来なかったことが、出来るようになるのってうれしい。

駅前のお寿司屋さん

息子が行きたいという学校の学校見学会。そのあとにポケモンGOコミュニティデー。
ついでにその学校の近所の科学博物館のロボットプログラミング講座、というもう、盛りだくさんすぎて大変疲れる週末。

最寄り駅に降りたときには全員、家に帰りたいモード全開。だが、このまま帰ると、私がごはんを作るのが嫌になるのは目に見えていた。
家のそばの定食屋さん(安い)でいいやね…と思っていたら、息子が、もっと「いいもの」が食べたい、という。
ファミレスや、フレンチレストランもあるし、回る寿司(高いのと安いのと両方)もある。が、ここで息子は、大変機嫌悪く主張した。「後戻りしたくない」と。

駅から家までの帰りに、どこかへ回り道をするのが嫌、ってことね?全くわがままなー。でもその気持ちはわかる。今日はつまりかなり長い間歩いていたのでくたびれたのだろう。私もへとへとだ。
 駅の階段を下りて、遠くへ歩くのと、定食屋さん(安くてテキトウ)なのと、どっちが嫌なのよ…という話をしたとき、「あのお店、お寿司だよね?」と息子が指さした。

確かに、お寿司やさんだね。チェーンとかではないお寿司屋さんだ。なんとなく、敷居が高くてはいったことはない。この駅前にきっとずっと前からあるんだろうな、といったたたずまい。
 夫が、「入ってみようか」と言った。おっけー。こういう時にお金を出すのは夫だ。ちょっと高いかもな、とは思ったが、夫は自分が入ろうか、と言ったのなら、後から高かった、とかそういうことは言わない人だからね、入って試せばいいってことだ。

 最初は、控えめに行きましょう、最初から特上とか頼んでおいしくなかったら残念だものね…というわけで、夫と息子はにぎりの並を。私はちらし寿司の並を注文した。
 出てきた湯飲みがびっくりするほど特大。子供には冷たいほうじ茶を、私と夫にはあつい緑茶。とてもおいしいお茶だった。

 息子も夫も、ものも言わずに食べていたが、身が厚くて、とてもおいしかったらしい。イクラの軍艦にそえてあったキュウリの切り方の細かさに、「みておかーさん、これすごいよ」と喜んでいた。
 私は、といえばちらし寿司なんて久しぶり。マグロ、イカ、蒸したエビなんかが載っている、いかにも、なちらし寿司だったけれども、これがね…すばらしかった。

 なんていうのだろう、これは江戸前の寿司ではない。文化の薫り高い、上方の寿司というべきだろうか。
まず錦糸卵がとても細く切ってあって、かかっていた魚のそぼろが、これは多分お店の手作り。着色料のピンクの、あの市販のデンブなんかそばにもよれないお上品な味だった。
 ごはん部分にいろいろな美味しい味がするものが混ざっていて…甘辛く煮しめてから細かく切ったしいたけとか、香ばしく炒ってから切ったゴマとかぐらいしか見た目はわからなかったけれども、どこを食べてもしみじみとかみしめたくなるような懐かしい味。

 こういう味のするごはんが入った箱入りの押し寿司を、家にくるお客さんが持ってきてくれたことがある。ご飯の上には、薄くアナゴや鱧の甘辛いのが乗っていて、四角いのを二切れぐらい、お皿に乗せてもらってお相伴にあずかった。電車に2時間も乗ってくるような遠いところから来る人だったが、「家のそばのおいしいお寿司屋さんのものだ」という話だったっけ。
 実は小さかった私は、お菓子を期待していたので、ちょっとがっかりしたのだが、それを吹き飛ばすようなおいしさだった。
 もう30年、いや40年ぐらい思い出していないようなことだったのに、突然そんなことが頭に浮かんだ。

おいしい。ちょっと甘酢漬けのショウガものっていたが、これも、回る寿司や、牛丼チェーン店のテーブルに備えてあるものとは明らかに違う味だ。もしかして、これもこのお店で仕込んでいるのだろうか。多分そうなんだろうな…。
 もちろん、スーパーのお寿司売り場で「ご自由にお取りください」と書いてあるガリの袋の中身が、これの真似だということは、わかる。別物というほどには違わない。
 でも、ガリとはかくあるべしというのがわかるぐらいには、違う。
息子は食べないのがわかっていたので、息子のにぎり寿司の台に乗っていたのは「これ、おかーさんがたべてもいい?」ともらってしまったぐらいだ。

ちらしずしを口に運びながら、しまった…と思った。
こんなおいしいのを食べてしまうと、スーパーとか、コンビニの398円のちらし寿司が食べられなくなってしまうではないか…。

 ごはんの味。のっている錦糸卵や、デンブの味、そしてショウガの味。どれもみんな少しずつ…しかし決定的に違う。
最後の…その90パーセントと100パーセントの違いがあるとしたら、最後の、とどめの10パーセントの部分が行き届いている感じ。

 チェーン店のちらし寿司は、魚が90パーセント。デンブと、錦糸卵とショウガが90パーセント、そしてごはんが90パーセントの出来。掛け算したら0.9x0.9x0.9=0.729で、73パーセント。
 ここのお店のは、1x1x1=1で、100パーセント。一つ一つはちょっとしか違わなくても、最終結果にぐっと差がつく感じがする。

 本当にいいちらし寿司だった。週末なのに結構すいていたので、これはやっぱりお店がなくなる前に食べに行こうね、と、お店の人が聞いたら気を悪くしそうなことを言いながら帰ってきた。
 夫は、「あれで並だなんてねえ…。もしかして、初めてだからサービスしてくれたとかじゃないんだろうか」と言うぐらい、おいしかったそうだ。

 この街にもうずいぶん住んでいるのに、前を何度通り過ぎたことだろう。
 多分だけど、法事の時の仕出しとかもしてくれそうなお店だったから、実はそういうことのほうがメインなのかもしれない。古いお店みたいだしね。
 高いほうの回る寿司ぐらいの予算で、ずっと満足度が高い、と夫が喜んでいたので、また行くことになるだろう。次回もちらし寿司にしようか、それとも巻き寿司にしようか。楽しみになってきた。

シチューの次の日のメニュー

シチューのルーというのは、大抵「5皿分」か「10皿分」が一箱になっている。
もちろん、箱入りのルーがなくてもシチューが作れるということは知識としては知っているが、そこまでなかなか手がかけられない。

なんのせいなんだろう、洗濯と掃除を済ませてしまうと、なんとなく気力がたくさんは残らない、そんな日が割とある。更年期だからなのか、季節の変わり目だからなのか、単に体温が下がって血流が悪くなっているからなのかわからないが、そんなわけで昨日のメニューは圧力鍋に4つ切りにした玉ねぎをいくつかと、ニンジンのテキトウ輪切りと、すでにカットされている唐揚げ用チキンを圧力鍋で煮て、箱入りのシチューのルーを放り込み、そのあとにブロッコリーとしめじをいれて煮たクリームシチューと、ベビーグリーンとプチトマトを半分に切ったのを適当に積んだサラダだった。
 
 圧力鍋で作ると、シチューというのはとてもうまく出来る。肉も野菜も柔らかいし、温かいクリームシチューというのはやっぱりこのシーズンになるとおいしい。

 次の日、つまり5皿分がミニマムのシチュー作成において、余った2人分をどうするか、という話になる。
3人でもう一回食べるには足りない。
 そして今日もだるーい感じが…。なるべく楽に…ということで、献立はドリア。

特大のモモ肉が売っていたのでそれを買い、切って炒めるのすら面倒だったので、ご飯を炊くときに水にコンソメを溶かして、上から鶏肉を乗っけて、一緒に炊飯。
 炊飯終了後、しばらく冷ましてから、鶏肉だけサルベージして、フォークでバラバラに。
 フードプロセッサでしめじと、ニンジンと、赤いピーマンをばらばらにする。豆苗も細かく切る。

鶏肉とバラバラ野菜をシチューの鍋に放り込み、野菜に火を通す。

…しまった、ソースがちょっと足りない?チャーハンぐらいの感じに…。
しょうがない、あわててホワイトソースの素と牛乳で増量。

 ごはんを炊飯器から、ばっこん、とシチュー鍋に放り込み、ほぐす。

コレールのボウル(これがちょうどいい大きさだった)に、盛って、上からスライスチーズをのっけてオーブントースターでチーズが焼けたら出来上がり。

 レタスをちぎって、トマトを切って、はい、ドリア定食。と出したら、「おかーさん、これおいしい」と息子にも好評。

 チーズをかけて焼くの、最強。煮物、炒め物、メイン、汁物を全部作るより、ぐっと手間がない気がしていい。
 今日もなんとか、乗り切った。

シチューの時はつまり、2日分の献立が決定するってことだよね。
 こういう献立を、もう何種類か開発したいものだと思う。

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    まこ

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