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毎日更新!LuckyDuckyDiary

いらっしゃいませ。毎朝6時には更新します。さっくり読んでいってください。コメントくださった方はリンクさせてください、相互リンク歓迎、リンクがダメな方は連絡お願いします。

おうちで気分転換

外に出ない。自粛要請は「別にいいや」と思う人が多ければ多いほど意味をなさなくなる。
 みんなが守っているなら、「自分ぐらい」と思う人ばっかりだと、感染者は増えるばっかり…ということで、この際だ、がんばって外に出ない生活を続けている。

 息子はインドア派なので、大丈夫…のはずなのだが、やはりちょっと閉塞感がある様子。
 そんな時私の友達のところからラインで流れてきた、小学生の娘さんが庭にピクニック用の敷物を敷いて、おもちゃだの本だのゲーム機だのを持ち込んで、クッション、ひざかけ毛布でくつろぐ写真。

 友達のところは一戸建てだ。いいなあ、庭かあ。
 外部との接触はしないようにしているそうで、子どもを公園とかにも遊びに出していないので、その策としてそうなったのだとか。
 
 うちもやってみようか。前の日の夜に洗濯して、よく晴れたお昼ごろにはもう洗濯物は乾いているので取り込んで畳んで、物干しを片付けて、うちもピクニック用の敷物(2畳と1畳)をバルコニーに敷いてみた。
 
 ボルスタークッションと座布団、小さめの毛布も。
 息子がうれしそうな顔をして、そこで本を読んだ。友達のところの娘さんは今年4年生。うちの息子は中学生だが、まあ…。3年引けばそんなものでしょう…。まだまだ子供だなあ。

 息子が家に引っ込んだ後、私も日焼け止めを塗って、バルコニーの敷物の上で本を読んでみた。飲み物とお菓子も持って行った。
 確かに、何かが部屋の中とちょっと違う。
 皮膚に当たる風の感じとか、空気の開放感がある。体がここを「外ですね」と認識したのがわかった。

 これは効くかも…。
 
 そのあと夫もビールとポテトチップスなんか持って、ちょっと外に出ていた。
 しまったなあ。去年ぐらいに断捨離して、幼稚園の頃公園で日陰作るのに使っていたミニテント、捨てちゃったよ。
 バルコニーに張ったら面白かったかもしれない。

 

家にいる男子にイライラする時

 息子が家にずーっと…こんなにずーっといるのは、幼稚園入園前以来ではないかと思う。
 夏休みには遊びに行く先もあるし、長期休みには旅行にもいくしで、ここまでずっと家にはいないものねえ。

 「お母さん」という立場の人がどっさりいるLINEのグループでの話題になったのが、男の子は、女の子よりこういう時に邪魔である、ということ。

 まず立てる音が大きめ、声の制御が利かなくなりやすい、動きが派手なのに加えて、ダラダラしてなかなか勉強だの宿題だのをしてくれないとか、いうことを聞かないとか…というようなのも男の子のほうが文句が出やすい。
 女の子は機嫌が悪い親だとか、怒っている親の状態から空気を読んで、おとなしく勉強してくれたり、別部屋に行ってくれたりする子が多いのだけれど、男の子は超!空気を読まない、または読めない子が多いという話がすごく盛り上がった。

 まとめていうなら「女の子は割とちゃんとしているのに、どうして男の子はこういうことが出来ないのか」という話。

 その時に、割と年上のお子さん(高校生と中学生)の男の子のお母さんからの提案が面白かった。

「年齢から3歳引いて、そのぐらいの年齢だと思うと腹が立ちにくい」と。
 たとえば、女の子なら10歳で、自分が10歳の時出来たことを想定すると大体同じだが、男の子なら10歳でも「7歳ぐらい」と思っておくと、「まあ、7歳ならこんなものか…」と思えるという話だった。

 6年生の男子は「3年生」ぐらい。高校3年なら「中学校3年ぐらい」、中3なら「小学校の6年生」とこう変換するのだと。

 LINEグループ参加の男子のお母さんたちは全員「あー、わかる」となっていた。
 「わかりみがすぎる」なんていうスタンプがずらーーっと。

 5歳なら、2歳ぐらい。7歳なら4歳ぐらい、という小さいお子さんのお母さんも「ありかも」となっていた。
 上のお子さんが女子、下のお子さんが男子のお母さんも「大体そんな感じかも…」と。

 大人になってからの男子にそういう差はあんまり感じない気がするんだけど、どのあたりでクラスチェンジするんだろう、ね。

 私も思った。確かに、うちの息子もこの春から4年生なら、こんなものか…と。
 口には出さないけど、自分の気分の問題だからねえ。

 イライラしがちだけど、こういうちょっとしたことで気持ちが和らぐならもうなんでもいい。

こんなのも咲いていた

街路樹の根元にびっしり咲いていたのがこれ、芝桜。

 こういうのも咲いてたのか…。
 なんだか今年は外出が少ないのと、気持ちが何だか余裕がないのとの合わせ技で、こういうものに気づきにくくなっている気がする。

 ピンクと緑の取り合わせがいい。
 はあ…花はいいなあ。季節も暖かくなって、花粉用のコートはまだ羽織って出ているけれど、そろそろやめてもいいかも。

 鼻は微妙にムズムズするのはやっぱりヒノキ花粉か…。
 去年までは毎年ゴールデンウィークぐらいまでは洗濯物を中に干していたぐらいだものね。
 今年はコロナ関連で花粉症どころじゃなかったけど。

 スーパーで「今年はコロナコロナで花粉症のことすっかり忘れてた」と話をしている人の横を通った。
 同意。

 今年は花粉が少なかったのか、それとも気分でこんなに違うものなんだろうか、謎だ。

スマホ丸洗い

 スーパーに買い物に行って、商品を触っていると、なんとなくウィルスが心配に…。袋詰めしている台なんかもあるし、スーパーのかごもねえ…。

 そのあと、家に帰って手を洗えばいいだけなんだけど、その行き帰りにドラクエウォークだの、ポケモンGOだのがやりたい。スーパーにしか外出しないからね…。となると気になるのは、スマホの表面。ウィルスついてないのか?いや、昔からスマホの表面は細菌が、とかいう話はあった。手についているものがつくんだから、そりゃそうなるよね。それはわかる。見えないだけ。

 家に帰ってから、キッチンハイターで絞ったぞうきんでくるんで10分放置した後水拭き、とかやってみたのだけれど、どうもすっきりしない。前まで使っていたガラケーは防水だったから、そういうのだとジャバジャバ洗えるんだけどなあ。
 
 なんとなく自粛だし、罹患者も増えているしで、なんとなく「薄気味悪い」感じがぬぐえない。気分の問題だろうとわかっていてもだ。
 アルコールの除菌ティッシュみたいなステキなものはもう、どこかに消えてしまった。並んで買うのは、人が集まっちゃうので感染リスクが上がるからダメだ。水で拭いただけでも、ウィルスは減るということなので、何度か念のために拭いておこうか…。一応アルコールの入った手作りジェルをくっつけてこすって、そのあと水で絞ったハンドタオル3枚使って3回拭いておいた。まずはこれで準備完了。今までついた分があるとしても、落ちているか、減っているはず。

 ジップつきの袋にスマホをいれる。ちょっと横幅が余るけど、いい感じのサイズのがあったので、スマホをいれて、空気をなるべく抜いて袋の口を閉める。
 ちゃんと見えるし、タッチにも反応した。OK!

 買い物ついでにドラクエウォークをして、家に帰ってきたら手と一緒にスマホ入りのジップ袋をハンドソープでジャバジャバ洗う。水さえ漏れなきゃいいんだから。
 お風呂で動画見る時だってこうしてたからね!
 
 そのあと、きれいになった手でスマホを取り出せばいいよね。まあ、入れたまま使ってもいいけど。

 アルコール除菌が出来ないものは丸洗い大作戦。気分的には、これで全然違うし、ハンドソープでジャバジャバ洗えばウィルスも減る。
 しばらくはこれでいこう。
 買い物に使ったエコバッグも毎回洗濯。いっぱいあるから大丈夫!

 漂白剤の入った洗剤で洗濯して、すすぎを2度して、日がさんさんと当たるベランダで6時間干して生き残るようなウィルスならもうしょーがないわ、と思えてくる。
出来るだけのことをしているのだ、と思うことが、心の健康につながっている気がする。

ひとりだけのお花見

さすがに今年はちょっとお花見は、と書きたいところだけれど、正直今年も去年もその前も、うちは世間一般でいう「お弁当持ってお花見」をしていない。

 うちの夫は混んだところが大嫌いと来ている。それほど混んでいない、人がほとんどいないところでなら一緒に弁当をたべるぐらいのことはしてくれるが、人がぞろぞろいる場所は、通り過ぎるぐらいが関の山。
 そんなわけで、それほど残念でもない感じ?

 まあ、公園で座ってゆっくり桜を鑑賞出来ないのは惜しいが、かといっていろいろなところに咲いている桜が美しくないわけではない。たとえば市役所の前とか、学校の横とかに咲いている桜や、近隣のおうちのお庭に植えてある桜、小さめの公園に植えてある桜、なぜか駅前に1本あったり、神社にはいっぱいあったりと、花が咲いていないシーズンには全然わからないのに、「あ、桜だったの?」というのが目に入る。


今年のお花見はこれで決まり!枝ぶりも美しく、私が背伸びしたらこんなに接写出来るぐらい、低いところまで満開だ。

 ちなみにこの写真の桜の木はスーパーまで歩く途中のおうちのお庭のだった。名前も知らないお宅のだが、ありがとうございます…って感じ。桜って気をつけないと毛虫もつくしねえ…。手入れが面倒なのに、こういう木をちゃんとお庭に植えていらっしゃるところが素晴らしい。

 きれいだなあ…。空の青さがうまくスマホのカメラでは写らなかったが、空の青と、ちょっとだけ見えている葉っぱの出始めの緑と、そして桜の薄いピンクの花びらと、濃い色の芯のところのピンクが、とっても、とっても春だった。

 こういうちょっとしたお花見もいい。お酒を飲んで騒がなくても、花は心を和ませてくれる。
 酔っ払いが出ないだけ、実は今年のほうが平和な場所も多いのではないだろうか。
 
 みんながちょっとずつ桜をひとりじめして、また歩いていけばいい。そういうスタイルのお花見もアリだと思う。
 この写真を撮った瞬間だけ、桜とふたりっきりで、春を満喫した。

自粛の誕生日

 前にメモしておいた分から。

今年の誕生日は、なんとなく自粛ムードだった。外食は感染の危険があるというので、3月頭には済ませてしまった。
 まあねえ…。誕生日だから、といって浮かれて外食に行って感染しました、というのはいかにもバカっぽいし、私も原因になりたくないものね。

 …と思っていたのだけれど、ふと名案が閃いた。

 今年は誕生日を自粛する代わりに、年齢も増えない…というシステムにしたらどうだろう!
 来年も同じ年齢。
 30代後半から後の女性なら、「その話乗った」という人がたくさんいそうだけど。

 おバカなことを考えていたらちょっと、気分が明るくなった。なんでも考えようだ。
 もちろん役所の書類の…という話ではなくて気分の問題なんだし、気持ちだけサバぐらいよんでもいいだろう。

  ちなみに遊び始めたばっかりの「あつまれ どうぶつの森」の村人の動物さんたちが、パーティをしてくれたのは面白かった。来た人が3人だったけどさ(初めて数日だったから、村人がそろっていなかった)

 子どもの頃は、春休みに誕生日を迎えるのがうれしかった。
 誕生日が終わってしばらくすると新学期が始まり教科書があたらしくなり、いかにも「大きくなった!」という気がしたものだ。

 今は…。ま、アラフィフになって誕生日がそんなにうれしい人もいないか。
 このコロナ騒ぎがおさまったら、おいしいお寿司でも食べよう。

折れない傘

 今年の花粉症は確かにちょっとましだった。
 私は大体ここまでの期間を布マスクで何とか乗り越えることに成功したもんね!洗濯物も結局外に干した。毎年大騒ぎして部屋干しにするやら、乾燥機をかけるやら…という感じだったのに、今年はコロナ騒ぎで紫外線の働きに期待したためこうなったけど、目が痛いぐらいになった日は3、4日だったのでまあよしとしよう。

 多分雨が多かったのもあると思う。3月は特に雨が多かった。4月に入ってからも、さっと雨が降って、すぐ止む、みたいな天気が時々あるのもありがたい。ちょっとでも降れば、花粉が飛ばなくなるから全然違う。
 雨が多いな、と思って、極小さい傘を持ち歩いていたのだが、ちょっと大きい折り畳みも買うことにした。
 条件は

1:昔風の2段の折り畳みであること
2:開いたときに今持っている最小サイズの傘よりは大きいこと
3:袋か、傘の柄のどちらかが腕にかけて持ち歩けるデザインであること

この3つ。基本私は「持ち歩きやすい傘」の3段折り畳みが苦手。きれいにたためないので、ぎゅうぎゅうぎゅうーっと無理矢理まとめて袋に押し込んでいる感じになりやすい。
 この条件で探していると「折れにくい傘」という触れ込みの傘が見つかった。
 まあねえ…。折れやすい傘なんか誰もいらないというのはある。といっても傘は大体折れやすさは値段に反比例。値段が低いほど折れやすく、値段が高いほど基本折れない。傘の骨の本数は多いほうが大体折れない。

 2200円ぐらいと、私が折り畳み傘に普段出している値段(700円)よりぐっと高いが、今回は【これ】をゲット。
 袋が長方形で、腕にかけられるように細いテープがバッグの持ち手のように縫いつけてあったのも点数が高かった。

 到着して、みてびっくり。傘本体の柄についている紐が「ゴム紐」だった。腕に傘を通して持つことが出来る。こんなの初めて見た。ゴムが伸び切っちゃったら…というのはあるけど、その時はまた考えよう。

 結構強風の日にさした。
 風にあおられると、ぽっこーん!と裏返る。
 「傘がおちょこになる」というけれど、そこまではいかない。壊れていないので、風が吹いてくる方向へ傘の石突きをむけると元に戻る。風上に向かって傘を楯のように持って進むとうまくいく傘。

 ちょっと方向を間違えると、ぽっこーん!
ああー。なるほどねえ。折れないけどよくひっくり返る傘だってことか…。風がない日にさすには全く問題がないけれども、それはどの傘でもだしなあ。
 
 さし方にコツがいる傘だってことか。
 一応さしたときに直径116センチだというので最小の傘よりは大きいし、折り畳みはダメになるまでこれでいくしかないな。
 今までの折り畳みは大抵強風ですごく折れた、とかが多かったので、使用期間が長くなるはず(だといいんだけど)。
 折れない機能よりも、袋が手にぶら下げられるのと、傘本体の紐がゴム紐だった、ということの方が便利な傘だった。

エタノールが買えない時の策

イソプロピルアルコール、買っちゃったのでもういいんだけど、ちょっと自分でも普段やる感じのことじゃないな…と思った。
 私は普段ここまで気にして生活したことがあんまりない。周りに当たり前に売られているものがないという事態に尋常じゃない焦りを感じているのと、なんとなく迫ってきているように見えるコロナウィルスが怖いので、反応がちょっと過敏になっているんだと思う。

 なんせこの家に10年近く住んでいるが、ドアノブを消毒したのは今年が初めてだったりする。
 
エタノールはどこにもないし、と思ったけど、これ、代替案はないの??
 と思ったら【厚生省のサイト】に、ちょうどいい情報があった。

 次亜塩素酸ナトリウムの0.1パーセント溶液で拭き、そのあと水拭きでOKだと。
 ええと次亜塩素酸ナトリウムっつーと、「キッチンハイター」だ。なーにーーーー!あれならうちにだってあるし!お店でも当たり前の値段で売っている。
 あと、あれだ。赤ちゃんの哺乳瓶消毒する「ミルトン」か。あったなあ。でっかいバケツみたいな容器にビンの液をいれて哺乳瓶漬け置きするの、懐かしいな。

 なーんかこう、焦って損した?そりゃ、外に出ている人はじゃぶじゃぶしたキッチンハイターとぞうきんを持って歩くわけにはいかないだろうが、家にいるのなら、キッチンハイターとぞうきんはありだ。まあ、手すりをなめちゃうお年のお子さんがあるとしたら(2歳以下だとそういうこともある)ちょっと気をつけないとだけど、もううちにそういう年齢の子はいないものね。

 どうしてもエタノールがないなら、キッチンハイターのスプレーと、アルコールを含まないウエットティッシュ(これは売っていることがあるよね)でもいいってことだね!においはプールの消毒剤の匂いなのがちょっと…だけど。0.1パーセントというとかなり薄いし、匂いもそれほどでもないかな。

 そして自分。ちょっとあせりすぎ。もうちょっと詳しく調べておけばよかったなあ。
 イソプロピルアルコールはお友達と分けよう。みんなエタノールの空き瓶を持っておいでね、とラインを送った。

 

消毒ジェル自作

アルコールの入ったハンドジェルを手作りに、というレシピを聞いたので、鍋でお湯を沸かしてスプーンや容器を消毒した後、作成してみた。必要なのはすでにもう作ってある保湿剤として売っているジェルと、ハーブのエッセンシャルオイル、それからエッセンシャルオイルを溶かすためのキャリアオイル、それから消毒用エタノール。

 これを教えてくれたのはブログ友達のなつみさん。ありがとう。

 自分で化粧水とかクリームとかを作るのもやっていたことがあるので、材料を聞いたら仕組みは理解できたので、後は混ぜるだけ。ちなみにキャリアオイルはホホバオイルで、エッセンシャルオイルは好みによるんだろうけど一応殺菌作用があるとされるティーツリー。

 ジェルは無香料のハンドクリーム売り場のチューブで。50g入りだった。
 キャリアオイル5mlにエッセンシャルオイルを10滴たらして(3ml入りで60滴ぐらいあるとお店の人は言っていた)混ぜてから、ジェルを鍋にいれ、ぐるぐるぐるぐる混ぜてから、最後にアルコールをこれも5ml…で少ないかな、と思ったのでレシピは5mlだったけどもう5mlぐらい足しておいた。

 ぐるぐるぐるぐると混ぜてから、小さいボトルに詰め替えた。
 手に塗るといい匂いがするし、ちょっとスーッとした感じがする。
 アルコールだけで使うと手が荒れるだろうけど、その分保湿剤が入っていて荒れにくい、ということなんだろうなあ。
 実際効果がどのぐらいあるかということより気分の方に効きそう。

 そしてこの瞬間、思い出した。なぜ私が普段…つまりコロナウィルス以前でも、このジェル状の手指消毒剤を使っていないかということを。
 ちなみにアルコールのhand sanitizerは、アメリカでは90年代にはすでにもう普及していた。
 アメリカの大学に通っていたが、女子のクラスメイトが使っているのをよく見たし、みんなポーチやポケットに持っていた。
 学校の売店にも売っていたし、普通にドラッグストアにもあった。値段は大体、携帯用の小瓶が99セント。面白そうだったので私も1つ買った。香りがいろいろあった。普通の化粧水と同じような香りのバリエーション、色は透明のピンク、透明の水色、透明の薄い緑みたいな感じ。瓶だけが色付きで、中身が透明なのも多かった気がする。

 トイレに行った後、それでぱぱっと手を消毒する子が多いので、私もそうしたけど、なんかこう…結局手が洗いたい。
 小さいチューブの洗顔料を持ち歩いて食事前に手を洗っていた私は(昼食は手で食べるサンドイッチが多かったから)結局、そのhand sanitizerよりせっけんとハンカチに戻ってしまったのだった。

 今回も自作のアルコールジェルを使った後、猛烈に手が洗いたくなってしまったのだ。
 これはつまり、外に出ていて手が洗えない人が使うものだなあ。私はせっけんでじゃばじゃば手を洗ってタオルを使うことにしよう。においだけ、楽しみたければそのあと塗ればいいや。

 これは趣味ー。化粧水とか、クリームとか石鹸を自作する趣味というのはあるのだから、その一環ということにしておこう。つまり私はこういうことがちょっと、やってみたかったってこと。
そういやあ、洗面所にこういうジェルの持ち歩き用小瓶が、確かにまだあるはずだ。私はそれを加水分解したゴムのべとつきを取るのにしか使っていない。中途半端じゃなきゃ、誰かにあげてもいいんだけどねえ。

気分がちょっと上がるコツ

 相変わらずマスクが手放せない。もしかして自分もかかっているかもしれないが、症状が出ない…ということだってあるし、そうなると他の人にうつさないようにするのに、マスクは、一応効果的ということになっているので、つけている。

 私のマスクは手作りマスクなので枚数に制限があるわけではない。好きなときに取り換えて洗濯して、干してからアイロンかけて準備OK。探し回って、並んで買うよりは気楽だろう。これが仕事でマスクが必要な人となると、絶対買わなきゃいけないのだから、大変だろうな、と思う。

 …とはいえ、なんとなく気が滅入る。それほどアウトドア派じゃないので、普段なら家から出ないのにそうそう問題があるわけでもないはずなのに、お出かけ不可、となった途端にちょっと出かけたくなるのはなんともあまのじゃくというか、問題アリというか…。

 今日は、アルコールをいれたジェルを作ろうと思って、ハーブオイルを売っているお店まで行った。
 お友達から教わったレシピで、要はジェル状の保湿剤をまず買ってきて、そこにエッセンシャルオイルと、ホホバオイルとアルコールを混ぜる…という感じのレシピで、基本必要なものはすでにもうジェルに入っているから、ちょい足しなのがいい。

 ティーツリーオイルと、それを混ぜ込むためのホホバオイルで、すでに1600円。うげえ、高い。
 まあでも趣味というのは…それもアロマ系の趣味というのはお金がかかるのはもう知っていた。通販でエッセンシャルオイル買ったらもっと安いんだろうけど、今、今日作りかったかったからなあ。しょーがない。

 4月になったことでもあるし、4月分の小遣いもある。
 そして消毒用のアルコールは梅酒のびんを消毒したときのが、まだある。

 お店に、いろいろなアロマオイルや、ブレンドしたアロマウォーターのサンプルがある。
 マスクを外して、裏側にシュッとスプレーさせてもらった。

 オレンジウォーターの、なんていい匂い…。
 おいしそうな、オレンジの香り。

 気分がちょっとあがる。
 マスクをしたまま、深呼吸したくなるようないい匂いだ。

 こういうの…買うのもいいかも?
 実際に薬効があるかどうかはさておき、いい匂いというのは気分がよくなるなあ。
 それほど長く残る香りじゃなかったのもいい。10分後にはそんなににおいがわからなくなった。

 こういうちょっとしたことでも、しばらくなら気分が上がるところを見ると、まだ、大丈夫なんだな、という気もしてきて。
 ラベンダーや、ベルガモットや、ローズマリー。

 そうだ、鶏の煮込みにローズマリーいれようっと。
 最後は結局食い気なあたり、性格が出る。

梅の実が余るわけ

かなり前にメモしておいた分から。

 同じコーラス団に入っている人と話す機会があった。
 カジュアルなのに、ところどころお上品な感じがチラッと見える人で、すてきな人だ。

 結構長時間の練習があったときのこと(1月)。私がコーラスの練習が長くて疲れるので夕飯作ってきた、という話をしていた時に、「今日は味噌を仕込む予定があるのだ」といっていた。

 味噌…。確かにあれは手作りできるのは知っている。うちの祖母は樽で味噌を作っていた。
 でも、この昨今手作りするって、すっごいな!!

 ちなみにバーミックスを使って、電力でこしらえるのだと言っていたがどっちにしろすごい。
 そういう手作りを全然しないなあ。梅だけはジュースにするけど。
 というと彼女は、梅は梅干しにすると言っていた。だろうなあ。味噌を作る人にとっては梅干しごとき、簡単だろう。

 実家の山の梅がね…余るのよ。と

 あーーー。この人、多分旧家のお嬢さんだ。どおりでなんとなくお上品なわけだ。おうちで山林を所有しているのだろう。
 かなりの田舎に実家があるのだそうだが、柿とか、栗とか、他の果物はお猿さんとか鹿たちが食べちゃうのだけれども、梅だけは酸っぱいから動物が食べないんだって!
 えー。そういう理由なんだ…?知らなかったなあ。

 私の実家は田舎だけれど、梅が生えている山があったわけではなく、梅は栽培されているものだった。
 なるほどねえ…おサルさんかあ…。
 山の木から木へ飛び移り、果物を食べるおサルさん。すごいなあ。
 鹿もいるんだね。

 恵みを分け合って過ごしている、そんな物語のような世界がどこか薄青い空の下に見えた気がした。

一番暇なのは誰だ

なんとなく外出を控えましょう、という話になって、ちょっと閉塞感がある昨今。
 ずっと家に閉じこもっていると体に悪そうな気がするのでちょっと歩きに出る。ついでに夕飯の買い物も。

 商店街には、ポケモンGOの招待レイド場がある。そこでバトルをしておくと、特別なポケモンが取れるグループ戦闘への招待状が来て、決まった時間に戦いに行くことになる。
 アプリで「戦闘が出来るエリア内に入った」という感知範囲が広く設定しなおされたのは要は密集しなくても遊べるようにだろう。

 決まった時間に始まる、その開始時にいるとたくさんの人が集まっているので人数上限の20人でバトルできることが多く、負けにくいので開始時間を狙っていくのが常道。

 …というわけでその場所にぱらぱらと人が集まって、戦闘グループは自動で振り分けになるので、そのまま開始までの準備時間が2分。そこに、やたら大声のおじさんが通りかかった。

 「あんたら、本当に暇なんだねえ、こんな時間に、何にもやることがないのか?時は金なりって知らないのか!」
…と、集まっている私たちに向かって大声で叫んでいる。

 「一番暇なのは多分アンタだよ」…と全員が思ったのだが、お互い顔を見合わせて苦笑、そのまま全員でスルーした。
 こういう時に出来る気晴らしというのは大切なんだよ、本当に。

 時は金なり、というのは多分、もっと時間に追われる仕事をしている人のためにあるんだと思うよ。
 スキマ時間がたくさんある仕事の人はそういうことは考えてないからねえ。

 もっともそうなことを言っているけれども、結局暇なのは全員同じだよ、ほんと。真昼間っからさ。
 人に向かって怒鳴ってるぐらいなら、人に迷惑かけずゲームしてる方が100倍マシだよねえ。

 楽しみを見つけるのが下手な人というのはいるもんなんだなあ。ちょっと気の毒というか、なんというか。

キャッチセールス

商店街を歩いていると、ティッシュを配っている人がいた。
しょっちゅういるので別に珍しくはない。ケータイの…今はスマホのというべきか。キャリアのお店が近隣に全種類あるので競合が激しく、お客さんは取り合いだ。

 今私が契約しているスマホ会社に不満はないので、全部スルーするのだが、今日のお兄さんはしつこかった。
  聞き流していたのでセリフは全部覚えていないが、最後のセリフに思わず噴き出した。

 「ティッシュどうですか、貴重品ですよ!」
 
 あはは、確かにちょっと前は売り切れてたからね!
 今はもう商品戻って来てるけど。

 ふきだしついでについ、受け取ってしまった。うまいというか、やられたというか…。

 こういうトークが出来るのも、そういう職業には必要なことなんだろうな。

マスクをめぐる話

 マスクなんて売り場にあるのをずいぶんもう見たことすらないが、「あったのかもなあ」と思わせる痕跡はちょっとずつ目にするようになってきた。多分朝から並んで手に入れるとか、そういう話なんだと思う。

 マスクは種類問わずひとり1つです、という張り紙の下に、店員に暴力をふるったり、暴言を吐いたりする場合は警察を呼びます、とあった。

 つまり、マスクがひとり1つですよ、と言われて怒って暴れたり、店員さんを罵ったりする人がいた…ということだね、これは。やれやれ、店員さんも大変だ。お客さんも大人げないというか、ひどいというか…。

 買占めが起こって、手に入れたい人が手に入れられないという状態をこれだけ見ていながら、自分が買うときはめいっぱい買おうと思って、それがかなわない場合に罵ったり暴れたりする体力があるならマスクなんか作ればいいのにね。

 やっぱり家庭科は全員履修にするべきかな、と思う。少なくとも簡易なマスク…布を折って2カ所10センチずつ縫って、ゴムをいれるだけ、みたいなものは小学生でも作れるし、家庭科で実習しておくといいと思う。
 一度も作ったことがないものは取り掛かるのが大変だけれど、いちどやったことがあると思えば2度目も出来る人は多い。
 この現代日本で生まれ育つとどうしても物が潤沢にある生活に慣れてしまうのはあるとは思う。でも、ないならないでやっていけるとか、ないならないで工夫するとか、ないならないで作るとか…というような心構えはあるほうがいいよね。

 すごくお年寄りで、何もできない状態にあるとかだったら、そういう人は工夫できないかもしれないけれど、朝からコンビニに来て、店員さんになぐりかかれるぐらいなら、まだ余裕がありそうだ。
 
 ハンカチをたたんでゴムで口元に固定できるようにするだけ、みたいな簡易な作り方だっていろいろ紹介されているのにと思うと、その殴り掛かる人は…そうか。多分情報にアクセスできないんだ。
 ネットにアクセス出来ず、他の人とのつながりが少なく、市町村でやっているマスク作成講座の存在を知らせてくれる人もなく、新聞を読まず、情報源はラジオとテレビだったら、そうなっちゃうのか…。

 簡単なマスクの作り方を印刷してからっぽの売り場に「ご自由にお取りください」とか置いておいた方がいいのかもしれない。厳しいなあ。私もこれから年を取るけど、気を付けて情報収集出来るようにしておかないとね。
 ぱっと気づいたときには棚から商品が消えて、テレビでは新型の死ぬような病気が流行っているというニュースばっかりやって、詳しいことはわからないのに予防に効きそうなアイテムが全然買えなかったら…きっと怖いだろうなあ。

 店員さんに殴り掛かった人に、「マスクはほとんど予防効果はない」と言われていることを教えてあげたら、きっともっとこわかったかもね!とちょっと意地悪なことを考えた午後だった。

ちょっと遠くへお出かけ

一応不要不急の外出は控えること…となっている昨今。
 私の生活は意外といつも通りなのは、私の勤務場所が自宅だからだろうなあ。
 買い物とウォーキングを兼ねて、習い事はマンツーマンのピアノのみで、残りの習い事や集まりは全部キャンセル。

 あとは歯医者ぐらいという、本当にヒマな予定表だ。

 しばらくどこへも行っていない。正確にいうと大体1カ月は全然出かけていない。
 なんとなくストレスがたまる…。

 繁華街はともかく、もうちょっとすいているところだとどうだろう?
 そう思って、県内の大きな街の商店街まで出かけた。

 一応アーケードの商店街があるというのは知っていたが、前に一度行ったのは20年じゃきかないな、30年弱前に一度誰かにその駅のそばのお店に誘われていったことがある…程度の街。ほとんど初めてと言っていい。

 割と観光客が多い場所でもあるらしく、中国韓国からの人で商店街が混んでいるという話もある街だったが、さすがの今は閑古鳥……とまではいかないか。でもかなりすいていた。

 アーケードの商店街を隅から隅まで歩いて、おいしそうなお菓子を買い、近所にはない100均でちょっとおもしろいものがないか見て回って、文具店で新製品の鉛筆削り(すごく小さい)を買ったり、本屋で雑誌をちょっと見てから、すいている喫茶店で紅茶を飲んで帰ってきた。

 かなりストレス解消したと思う。
 ヨドバシカメラとか、いかにもな繁華街にも行きたいと言えば行きたいけど、やっぱりもうちょっとコロナ騒ぎが沈静化するまでは、あんまり混んでいるところにはいかないほうがいいかもしれないし。
 繁華街ではなく、住宅街にある商店街というのも、楽しかった。やっぱり「初めての街」というのがいいのかな。

 これでもう1カ月、がんばろう。

サイズぴったりの黒いパンツ

 黒いズボン(なんとなくパンツ、と書くと下着のパンツが頭に思い浮かぶ年代だ)というのは大体の人が一枚ぐらいもっているのではないだろうか。
 
 合わせやすいし、形によってカジュアルになったり、「ちゃんとした」感じになったりするが、一枚ぐらいあっても絶対に困らない、そういう服だと思う。

 私の服にもあるんだけど、これがね…。
 大体スタイルがモデルさんからはかなり遠いので、「合うズボン」は貴重。
 どれを履いても大体ぴったり、などというステキな話はまずないので、「大体あっている」というか「履ける」かどうかというのが判断基準になる。

 ぴらぴらしたリボンを結んで履くのだとか、ぴかぴかした飾りが腰のあたりにバックルのように縫い付けてあるのとか、へんにふわふわしたのだとか、その反対にやけに足首が絞ってあって脱ぎづらいのとか…。意外と間違いなくシンプルで全く特徴がないもの、というのがなかった。

 ぴらぴらリボンはなんとなく好きではなく、謎の金属のぴかぴかクロームメッキが縫い付けてあるのはまあ、見えないように上から服をかぶせてきていたが、これがなきゃいいのに、と毎回思うし、ふわふわのはどうも外でトイレに行くときにじゃまっけだし…足首が絞ってあるのは、せめてすそがもう2センチ、ストレート気味ならなあ…と不満に思っていた。

 気に入らない順に長持ちするのが(それはつまり履かないからだね)何とも言えない。

 息子の学生服の洗い替えでも買うか…と暇つぶしにネットショッピング。
 「どんなサイズでも、必ず見つかります」
 おお…なんと頼もしい。

 確かにサイズは上から下までずらっとあった。結構細かい。
 
「どんなサイズでも」…って、私のも行けるのかなあ。そう思って試みに、もうそろそろ古びてきた割と気に入っているデニムパンツのサイズを計って比べてみた。

 結論からいおう。あった。
 
 息子のと、私が入りそうな黒いズボンを注文。
 息子はまあ、割とこの年ならこのぐらいの子もいるよね、という体つきなので、サイズがぴったりなのがあるのは当然だが、小太りの私の分もあるとはねえ。すごい。

 そして大変シンプルなストレートの黒いズボンだ(股下サイズは計ってお店に知らせて直してもらった)。
 冬物、夏物どちらも手に入るし、これからもずっと手に入る感じだし。
 
 黙って履いていれば、これが標準学生服のズボンだとはわかるまい。まあ、ちょーっと高いけど、気に入らないズボンを何本も買うよりは。これは「毎日履いても3年ぐらいはもつ」ように作ってあるみたいだし、いいだろう。
 各種サイズはメモしておいた。

 学生服を売っている店に行って私が試着するのは微妙だろうから、実店舗では買いたくないが、ネットで通販だったらばっちり。
いいアイディアだった。

音読カードのカバー

 卒業シーズン。今まで貯めてきた親としての知識が、全然役立たなくなる日が来た。
 これは幼稚園卒園の時も思った。幼稚園では要るもの、することが、あんまり小学校では役に立たないということは多い。

 誰かに…。小学校に入学、通学中のお子さんがある人に伝えたいことがあるとすればどんなことか、と思ったときおもいついたのがこれ。

 子どもは国語の教科書を読んでくる宿題を持ってくることがある。その時配られるのが「音読カード」。大抵、画用紙を二つ折りにした中に、題名と日付、回数と親のサインをいれる欄が印刷されたプリントが糊でくっつけてある…という体裁のものが多い。

 甥姪のも、息子のも住んでいた地域と年代はバラバラだが、大体そうだった。
 姪はそういうものをちゃーんとクリアファイルなどにはさんで持って帰ってくることが出来て、ちょっと角が折れたりすれたりはしたものの、ひどいことにはならなかったが、息子の場合はひどかった。

 ランドセルの下の方に折れて入ってもみくちゃになっていたりする。クリアファイルも持たせていたし、連絡帳のカバーは後ろにファスナー付きの袋がついていて、プリントはここに入れてきてね、と頼んでいたのにだ。

 厚紙の表紙ならもうちょっとましだろうが、色画用紙というのは結構ペラペラ。破れるのにそう日数はかからなかった。
 先生にもう一枚くれというのも無理がある…ということで一年目は似たような色の画用紙を買い、自作。

 これにはコツがある。まず、これ。【埼玉福祉会粘着剤付きフィルム】。これは、図書館の本にかかっているようなフィルムで、何種類か買ったけれど「埼玉福祉会」のが一番貼りやすいと思う。

 この埼玉福祉会の直接販売のサイトにリンクを張ろうと思ったのだけれども、一般向け商品がみつからなかった。50メートル巻きはさすがにいらないな。
 ちなみに文具屋さんでは「ピッチン」という名前で売っている。これを音読カードにブックカバーのように貼る。
 折れてもなんとか持ちこたえられる強度がつくし、油性ペンでないと書けないような表紙になるので落書きが減るし、角が折れて千切れる事故も減る。

 これは初めて音読カードを使う宿題が出た時に、子どもから預かって貼るのが吉。
 ママ友さんが遊びに来た時、一年生の息子が床に放り出していた音読カードを見て、「いいなあ、XX小学校はこういうのもしてくれるんだ?」と言われたことがある。

 いや、これは自分でやったんだよ、そうしないとボロボロになるからねえ。と言ったら、いかにそこのおうちのお子さんの音読カードがひどい状態か…という話が聞けたことがある。
 「やっぱりこういうの、しないとだめか…」とその人はがっくりしていたが、ボロボロなのを見ているのがイヤなら、するしかない。なんせ低学年男児は「そんなことどうでもいい」という子が結構いるから。

 消しゴムが真っ黒で鉛筆の芯の折れたのが暇つぶしにぐさぐさ刺してあって、消したら汚れるような消しゴムでも、先生から配られたお知らせのプリントが学校の机の中でジャバラになって何枚も死蔵されていても、筆箱の鉛筆が全部芯がギリギリまで使って丸くなっていても「そんなことは気にもならない」のが男子…。

 生まれてからこっち、ずっと女子だったお母さんたちにはちょっと理解しがたいだろうし、「うちの子、大丈夫なのか…」と思うだろうけれども、話に聞く限りでは「あるある」のよう。

 音読カードがちぎれてボロボロで、だんだん面積が減って滅失するんじゃ…という状態を回避するにはフィルムを貼るこのひと手間が必要ってこと。
 結局6年貼った。

 絶対いいコツだと思うんだけど、このコツはもう使わないので、誰かに伝授したかった。
 がんばれ、小学生のお母さん(特に男児の)。

春を感じる時

もうすっかり春。そう思うときはいつだろう。

夫に言わせると、「寝ている時に暑くなって、靴下脱ぐようになったらもう、すっかり春」なのだそう。

私はやっぱり、カイロを毎日貼らなくなったら、かなあ。
 …そうだ!カイロ。貼るカイロ。買いに行っておかないと。生理痛になったときにあると違うからね。季節問わず必要なので、シーズンの最後に1箱買うことにしている。

商店街のドラッグストアへ行ったら、おおう、もうない。商品が全然ない。
 ちょっと歩いて昔からある薬局へ行ったら、まだ積んであった。買えた。

 私にとって「すっかり春」は、この薬局にしか使い捨てカイロがなくなったら…だな。
 
 この薬局は昔からあるからだろうか、お客さんの年齢層が高い。冷え性が解消するのは多分若い人より遅いからね!
 半そでの男の子が、長そでカットソーの若いお母さんと歩いているのを見た。
 もう、春だなあ。

 ちなみに私はまだ、薄手のコートを花粉よけに着ている。早く花粉が飛ばなくなるといいんだけど。

そんなことを思っていたなんて。

ちょっと用事があって、午後から夕方にかけて出かけた。
 かなり長時間かかる可能性がある物だったので、夕飯を全部作って、あとはあたためるぐらいで終わり!という状態になってから出た。ご飯はタイマーで炊けるし、さすがに7時までには帰れるだろう。

 珍しく私のほうが夫が家に到着するより遅いというスケジュールとなった。
 こんなことは本当に滅多にない。大体一緒に出掛けているか、私のほうが大体先に帰って来ることが多い。

 帰ってからしばらくして、夫が言うには、1人で家に帰って来るのはかなりさびしいと。
 特にリビングの照明がついておらず、なおかつ気温が低くて寒いうえに、いつもなら帰って来てから私がごはんの用意などをしたりしながら適当に話しかけてくれるのに、それがないとなんだかぽつーん、となったのだと。

 「俺が話をしなくても、適当にしゃべってくれるじゃない?それがいいんだ」
…だって。ええー?それは初耳。私は家に一人で過ごすことが多いから、大体誰とも口を利かないでいるわけで、家に帰ってきた人はつまり息子でも夫でも話し相手にされる。誰かと話をしたいわけだ。話題はそんなにあるわけでなくても、読んだもののこととか、相手がそれほど興味があることではないことがあるのも承知の上で話をしている。
 それに夫は適当に聞き流して、それっぽく相槌を打っているだけだと思っていた。
 あんまり熱心に人の話を聞いているようにも見えなかったから、彼の相槌は私へのサービスだと思っていたのだ。

 意外だ。気分よく話を聞いていたらしい。心地良いバックグラウンドミュージックのような扱いなのだろうか。迷惑なのをサービスで返事してくれているのは、優しいなあ、と思っていたのだけれど、私のおしゃべりを好ましいと思ってくれていたなんて。
 すごくうれしいな。結婚してもう二十数年。それでもまだわかっていないことというのはあるものなんだねえ。

 やっぱり家で、「おかえりなさい、今日はねえ…」と迎えてあげたいな、と思った。

現代の源氏物語

 滅多に会わない友達と、久しぶりに会う機会があった。
 とはいっても、グループで集まったときにサラッと話をしただけに終わったのでさほど長時間話せたわけではないのだが、彼女が現在お付き合いしている人は小学生のお子さんがある、既婚者なのは知っていた。

 それだけでもなんていうか「都合のいい女」にされていることは想像に難くないが、もうしょうがない。もうすでに友達みんなに「やめておけば」と言われていて、とまっていないのだから。これは彼女の選択だと思うしかない。

 今日書きたかったのはその話ではなくて。
 彼女が言うには、「彼が私に会いたいと思っている時に胸が痛くなる」そうだ。
 ロマンチスト…。という話ではなくて、実際に時々痛みを感じるのだそう。

 それ、大丈夫なの……?とツッコミかけたが、黙っておいた。

 そして極めつけが。
 「奥さんの生霊が憑いてくるので、肩がこって、苦しくなったりして体調が悪い」
……のだそうだ。

 源氏物語=平安時代に書かれた物語で、今風にいうならば「王朝ロマンス」であろう。
 そこには六条の御息所の生霊によって、葵の上が悩まされるという話が出てくる。平安時代の物語に書かれた話で、私は「へー」と読んだのだが、まさかこの現代にそういうことを言い出す人がいるとは思わなかった。

 私の友達の顔はかなりまじめで、ふざけて言っている感じではなかった。痛みを感じるのも、体調が悪いのも嘘ではないのだろう。感じていることを「うわー、うっそー、ウケるー」と否定することは簡単ではあるのだが、多分、感じている痛みとか、苦しさはその子にとっては事実なのだということはわかる。

気持ち、感情と、客観的な事実の差はともかくも、千年の時を越えて、男女の三角関係だの、複雑な修羅場だのに身を置いている人の気持ちというのは変わらないものなのだね。
  
 それをどういう風に表現するかということには時代に、文化によっていろいろあるだろうけれども、平安時代と同じというところが本当にねえ…。感心するというか、なんというか。源氏物語というのはてっきり空想だけで書いたのだと思っていたけれど、紫式部のそばにも、こういう人がいたのかなあ、なんて思うとおもしろい。

 友達だってもうアラフィフに足がかかろうかという年なんだし、ちょっと心配だ。
 「体調が悪かったら、ちゃんとお医者さんへ行ってね」ぐらいのことは何とか言えたけど、それ以上のことはなかなか、言い出せなかった。

 友達甲斐のある人でいたいとは常々思っているけれども、難しいな。
 ちょっと苦々しい気分が残った。

ひとつもあっていないオレオ

 家でおやつにしようか、と思っていると息子が「おかあさん、前に食べたあれ、また買っておいて」という。
 それだけではわからない。ポテトチップ?えびせん?それともサラダせんべい?と聞き返す。

 「ほら、あの白いオレオ」
 

オレオは大体外が黒い。外側が白いのもあるけど私は見たことしかない。
 「ビスコ?」
 ビスコなら息子が小さいころから散々買った。でもそれなら名前は知っているはずだ。案の定違うと。


わかった、これでしょ!
  これなら戸棚にある。これはうちのローリングストックで、非常食を兼ねている。普通のクラッカーだけよりも食べやすいし、案外消費期限が長いし、割とうちでは好まれるお菓子でもある。
 そしてこれは外側は「ビスケット」じゃなくて「クラッカー」だから!と言いながら袋を出して来たら、違うのだそう。


「えっとね、味がチーズのやつ」
……っというとこれかー。
 「白いオレオ」。一つもあってない感じがする。それでわかればエスパーだよ。あっているのは「サンドしてある」というところだけじゃないか。
 息子の日本語能力というのか、説明する能力はまだまだというか、ちょっと、大丈夫なんだろうか?
 夫に、これを何と説明する?と聞いたら、「チーズがはさんであるアレ」になりそうだと言っていた。まだそっちの方がわかりやすいか。ただし、ビスケットとクラッカーの区別はそれほどつけていないらしい。私は全然食べたときの感じが違うと思うんだけど、彼としては中身の味が甘いか、そうでないかというところの区別が一番大事なのだそう。

 まあ、それはそうだけど。息子はチーズのほうが大好きらしく、私が出したクリームの方を食べてびっくりしたことがあるそうだ。確かにお皿に載っている状態で袋がないとわかりにくいものね。
 消費期限がそれほど違わないならローリングストックは今度からチーズの方にしようか、と言ったら、「ストックにならなくなる」という意見が。つまり大好きなのでガンガン消費してしまって、戸棚にいる時間がほとんどないかもしれないって。
 そんなに好きだとは知らなかった。
 

家事休暇のあと

 1日の家事休暇終了で、朝から洗濯と掃除と皿洗い。なんのことはないまとまって2日分やるだけで、休暇にしなきゃあ仕事量半分なのだが、それは言わないお約束だ。

 裁縫で布を裁断したり、型紙を作ったりとかしたのに片付けを全くせず作業を進めることだけに没頭したり、台所も朝から晩まで全く片づけなかったので、かなり家が荒れている感じがする。

 夫は私が病気になったりしてこういう風になったときに「家が荒廃している」と表現していたが、まさにそれ。
 ゴミ箱はいっぱいいっぱい、床には朝一番で夫と子供がバタバタと出て行ったときの旅行の準備の残骸がまだ残っており、布の裁ち屑とか、糸くずとかが落ちていて、流しには洗っていない食器がたまり、掃除をしていないのでそこはかとなくほこりっぽい。

 今日も夫と息子が帰ってこないので趣味のことだけにしようかとも思ったが、台所とリビングの荒れた感じに居心地悪さを感じる。洗濯をして、旅行準備の残骸を片付け、ごみを拾ってホコリ取りモップを電気製品にかけてから床をモップで拭き、掃除機で集まったごみを捨てたらやっぱりすっきりした感じがする。

 毎日それほど役に立ってないかも、と思ってやっている掃除や皿洗いだけれども、やらないとやっぱり、荒れてくるんだなあ。
それほど片付いているわけでもない、雑然とした部屋だが、打ち捨ててあって荒廃しているのと、掃除はしてあるのとでは違うのがよくわかった。

 居心地のいい家をキープするのは面倒なときもあるけれど、ちゃんとやった分だけ居心地がよくなっているのだと実感するのは、ハウスマネージメント業(主婦業ともいう)者として必要なモチベーションを保つのにいいことだと思う。
 あんまりはっきり見えない家事だけれど、全体の居心地をアップするのって、ちょっとしたことなんだよね。
 ゴミ箱がいっぱいになると、ごみ箱にかぶせておいたゴミ袋を箱の縁から持ち上げて立てて、ごみがこぼれないようにしておくという非常用手段を取る夫だけれど、こういうのって捨ててくれるようにならないかなあ。

 ちょっとしたことが違うんだと彼にわかってもらうのはなかなか難しい。
 

ひとりの夕飯

今日は息子と夫が旅行でいない。
 私は行かなかったのは、別にスノーボードをやりたくはないから。スノーボードとかスキーとかをしに行く場所というのは、それ以外の観光資源があんまりないところが多い。スキーとスノーボードをやらないなら荷物番ぐらいしか出来ないのだ。
 おいしいものを食べる家族旅行はまた今度全員でやることにして、私は家で趣味を堪能しましょう、というのが今回の旅行(にいかない)の目的。

 絶対に料理しない。
 基本、掃除というのは1日ぐらいすっ飛ばしても大丈夫。洗濯もまあ、次の日に大量になるが飛ばしても大丈夫だが、料理はなかなかそうはいかない。家でゆっくりしたいと家族の誰かが思うと、外食せず家でご飯を食べたいということになるし、そうなると朝から晩までのうち、少なくとも1度や2度はご飯を作成、そして後片付けが必須になる。
 そんなわけでうちでは一番休みづらい家事は料理。旅行のいいところは「三食自分で作ったのではないごはんが出るところだ」というぐらいなのだが、それを今回は家でやろうという魂胆だ。

 まず朝ごはんは前の日に買っておいたパン。飲み物はティーバッグと電気ポットでいれる。これぐらいならまあ、出先のホテルでもやるからってことで。

 昼ごはんは、近所のパン屋さんのパン。とってもおいしい菓子パンや調理パンを売っているお気に入りのパン屋さんで、ちょっとお高いので特別なときに食べることにしているパンを食べる。チーズにナッツたっぷりのモチモチしたパンと、おいしそうなナッツの載ったデニッシュ。手芸の材料を見て回る。
 
 夜は冷蔵庫に入れておいたシチュー。
 これは断じて残り物ではない。これは夫と息子と夕飯を食べた昨晩のメニューといえばそうだが、これはわざわざ一人前余計に作成して今日の夜に備えておいたもので、言うなれば「作り置き」。
 電子レンジであたためれば熱々で、お皿一枚で大丈夫。

 お皿を洗うのは明日にして、空き時間のすべてを手芸に投入。11時にベッドにもぐりこんだ時にはとても充実感があった。
 旅行に行くより、いいかもしれない…。掃除せず、洗濯せず、料理せず、趣味だけ時間たっぷり。

 たまには、こんな日もあっていい。誰にも気を遣わず、好きなことだけする日。
 ずっとこんなことしてたら、それはちょっと体に良くない気もする(メニューが偏るから)けど、こんなことは半期に一度ぐらいだからねえ。
 面白かった。

寒いのに!

 いつも買い物をする商店街へ行く途中、自転車の女の子を見た。それだけなら別に珍しくもないのだが、目を惹いたのはその子がワンピースを着ていたからだ。

 パフスリーブの、薄い水色に同じく薄い緑のストライプで、何度も洗濯して、まあ子どものお洋服にはありがちな色褪せ具合。広がったスカートで自転車に乗るのにも不自由はなさそうだった。

 薄手のコットンで半袖。この寒いのに!足は元気よく素足にサンダル……ってねえ、大丈夫なの?私はダウンベストと、薄手とはいえコートを着ていたのに!
 
 いや…男子はね?結構みるのよ。ものすごく寒い冬のさなかに半袖半ズボンにクロックスみたいな子。昔にもいた。冬でも半袖半ズボン、足はゴムぞうり。いたけど…。女子は珍しい。
 それも自転車だと体感温度の低さは相当だろう。ワンピース一枚で上着はなし。

 子どもに声をかけただけで「事案」になって、学校用の連絡システムで「不審者出現情報」になってしまう昨今、男性とは違ってそれほどは警戒されないおばちゃんとはいえ声をかけるわけにもいかない。多分…多分大丈夫なんだろうけど、この現代、違う心配もある。「虐待」というやつだ。

 服が足りない場合、またはお洗濯などを頻繁にしてもらえない場合は、こういう季節外れであろうとそれしかない状態になることがある。他人との付き合いが希薄になった令和の今、近所や親戚からのおさがりなどもないうちも多いだろうから、古びてはいるが実用的というのも難しいとしたら…。

 まあ、ここまではっきりと目に見える感じに目立つので学校の先生あたりに目をつけられる可能性は高いから、大丈夫だとは思うけど…と自転車を立ちこぎにしてぐんぐん遠ざかっていく彼女を見送った。
 
 「誰かがきっと対処するだろう」と思ってしまうと、誰も対処しなくなるという話のことを思い出した。
 本当に虐待されているとしても、きっとその子は「これで大丈夫」というだろう。そういうものだ。
 「自分が好きでそうしているのだ」と取り繕うと思う。

 あの子がいい隣人に恵まれていますように。学校にちゃんと暴力を振るわれていることを知らせたり、児童相談所にも話が行っていたにも関わらず家に帰されて命を落としたお子さんの裁判の話を読んだのは最近のことだ。
  
 アメリカだと、そういう話が来た時点で警察が踏み込んで子供を保護出来てしまう。あっという間に保護施設に送られて、それが間違いだったとしても子どもを取り戻すのにすごく時間がかかるのだが、それでも…。みんな「間に合わなかったら困るから」と受け入れているシステムだ。
 もう日本もそのぐらいのことをしてもいいんじゃないかと思う。命がなくなってからでは何を言おうと、何をしようと戻ってこないのだから。

 早く暖かい季節になればいい。そうしたら半袖の子どもをみても、これほど心配にはならないのに。
 帰りに小学校の前を通ったら、笑いながらかけていく半袖半ズボンの男子の3人組を見た。ああ、寒そう!でも心配にならないのは多分、グループになっているからだ。
 女子はなあ…。人目も気にするから、季節を反映した格好が出来る子が多いからね…余計に心配なのかも。
  あの子がお母さんも頭を抱えるような、元気な女子…だといいんだけれど。

今度はトイレットペーパーかい!

友達からのラインで、トイレットペーパーが切れたから買おうと思ったら、売り切れ続出だ、という話が。
昨日、熊本で局地的に品不足になったところがあって、きっと熊本地震の記憶がまだ新しいので、デマでも不安を感じて買いたくなる人が多いのだろう、なんていう記事を新聞で読んだところだった。

 はあ……。きっと昨日のニュースを見た途端に、「あ、うちもひとつぐらい買っておこうかな」と思った人が多かったのだろう。そしてそれを見た人がまた、「マスクみたいになくなるかも?」と思って買いたくなるという現象が起きているのだと思う。
 消費税が10月に上がるというときに買いだめをした人が多いらしくて、製紙会社には過剰在庫があるということだったから、すぐにまた店に並ぶだろうけど、社会の時間にオイルショック(1973年)を習った、つまりあれってことだ。

 実はうちの母、オイルショックの時に案の定というかやっぱりというかパニックになって洗剤とトイレットペーパーを買ったクチらしい。父は「やめておけ!」と止めていたらしいが(これも、父らしいと思う)、どうしても心配で、半間の押し入れの上の段に入るだけトイレットペーパーと洗剤を買ったのだとか。母は「もっと買った人もたくさんいたのよ」と言っていたが、正直情けない。

 父はトイレットペーパーがなきゃあ、新聞でも何でも使えばいいんだ!と(注:田舎の方ではそういうこともやっていたらしい)怒っていたのだって。当時くみ取り式だったからね…。今の水洗トイレで新聞紙なんか流したら詰まるかもだけど。洗剤は、家に固形石鹸が山になっていた(贈答品だった)ので、それでいいじゃないか!と。結局全然なくなったりはしなくって、もうかったのは製紙会社だけだったというオチだったのだそうだが。

 製紙会社の陰謀とかじゃないとは思うけど(今そんなことをしたら後でたたかれるからね)、オイルショックで馬鹿を見た人が身近にある私はなんとなくトイレットペーパーを買う列に並ぶのが嫌だな、と思ったのだった。
 後世に…2、3世代後の人に「2020年マスクデマトイレットペーパー事件」とか言われたくないよね?それに引っかかった人にもなりたくない。大体の仕組みだってわかってるんだし、社会でオイルショックを教えるのは何のためかというと、こういうことにひっかからないようにするためなんだから。

 マスクも、コロナには効果それほど効果がないらしい。それを血眼になって買い求めるのがなんかもうばからしい。花粉症のひとはわかる。マスクは花粉症に効果があるんだから。ストックがないわけじゃないけど、意地でも今年は布マスクで乗り切ってやる!
 マスクも、トイレットペーパーも、なんかもういやになってきた。
 同じようにもう嫌になった人は、僕と握手!

ボトルの茶渋取り

 あんまり家事には堪能なほうではない。どちらかというと必要最低限、といったところ。
 毎晩、朝に飲む紅茶を作ってベッドにもっていっているぐらい。
 
 そういうことをしていると、ステンレスボトルに茶渋がつく。
 中をのぞくと茶色っぽくなって、がんばってメラミンスポンジとか、ボトルの中を洗うブラシとかでこすっていたのだがイマイチ取れない。結構高いブラシもあったんだけど、ちょっとなら取れても、全部は取れない。

 ポット洗浄剤と言われるものを売り場で見て、中身がほとんどクエン酸なのを見て、クエン酸を溶かしたお湯なんかも入れて置いてみたりしたことはあるのだけれども…。
 塩素漂白剤、いわゆる「ハイター」と書いてあるものはあるんだけど、あれの匂いは正直嫌いだ。それと、あれはステンレスボトルに使っちゃっても大丈夫なのかどうかがちょっと疑問で、念のため使ったことはなかった。

 取れないってことはだな!口にも入ってこないってことだよな!と、おおざっぱさを全面的に適用して、茶渋は気にしないことにして使っていたのだが、やっぱり洗うたびちょっとだけ、ちょっとだけ気になる。

 もう全面的に茶色くなってるし…もうお小遣いで新しいボトル買っちゃおうかな!なんて思ったりして。

 …でもさ?みんな使ってて平気というか、私よりずっときれい好きだとか、家事がうまい人がいそうな気がするのに、みんなが対策してないわけないよね?と思ってネットを検索してみた。

 そしていくつかのサイトやブログを見て歩いて、大体の共通項がわかってきた。

 使うのは「酸素漂白剤」なこと。どうも、効く素材は「過炭酸ナトリウム」と言われるものらしいこと。
 過炭酸ナトリウムはプラスチックとかステンレスには使えるが、鉄とかアルミには使っちゃダメなこと。
 つまりステンレスボトルはこの酸素漂白剤をいれたお湯を入れておけばきれいになること。

 うーん、私、この表示どこかで見た。この名前を知っていると思う。

 洗濯洗剤だか、漂白剤にこういうの書いたのあった!と思って洗面所の棚を探したらあった。粉の酸素漂白剤。割と有名な洗剤メーカーの代表的な名前のものだ。
 これは子どもの真っ白ユニフォームを漂白するのに使っていたけど、匂いが結構するんだよね(好きじゃないにおい)。鍋にこれをいれて、ぐつぐつ煮ると結構ふきんとかが白くなるのは確かにある。

結構、他の成分も入っているなあ。水のPHを整えるものとか、補助剤が入っているのかも…とまず、試してみた。
 うーん、一応取れなくはないか?でもやっぱりにおいが嫌いだ。
 
 参考にしたサイトの中には、「匂いがしない」と書いているところもあった。そこで紹介されているのが見られない場合は画像のリンク切れです【太陽油脂の酸素系漂白剤】だった。えーっと、これはカテゴリではなくて、そういう商品名のよう。太陽油脂はたしかせっけん作ってる会社で、ここのせっけんシャンプーとか、クエン酸リンスとか、添加物の少ない昔風のせっけんとか…というものを使ったことはある。

 これは中身にいろいろなものが入っていない過炭酸ナトリウムの単剤のようだ。こういうのが結局単純でいいのかも、というわけで買ってみた。30度から50度のお湯に2リットルあたり8グラム溶かして、と書いてあるので、1リットル入る容器に4グラム計って入れて、1リットルの溶液にして、水筒とボトルにそそいでためたまま2時間ぐらい放置。
 ビンゴ。ものすごく取れてピッカピカ。
 信じられないぐらい。「しまったぁ、茶渋が付いたときの画像を写真にとっておけばビフォーアフターでブログに載せられたのに!」と思った。
 まるで内側だけ新品?と言うぐらいピカピカ。そしてにおいも全然しない!
 勢いあまってしばらく使っていない水筒も出してきて、茶渋とった。
 どのボトルも水筒もピカピカ!うれしいな。
 
 10年前に知りたかったなあ。今度から愛用しよう、これ。
 



貧乏趣味

今日のお昼は、パン。割とご飯派なのだけれど、一枚だけ残ったパンは今すぐ冷凍か、明日にカビかのどちらかだ…というぐらいのぎりぎりなのがわかるのは長年主婦をやっているうちに身についた能力と言えよう。

 ここまでぎりぎりのやつを冷凍すると何となく焼き直して食べたときにおいしくないし、カビが生えてから食べるのもちょっと、そこまではなあ。と思うので今日食べることにした。スーパーの特売品、5枚100円のスライスチーズ(底値。だがこのメーカーの物は薄い)をのせて、トースト。
 お供はティーバッグのストレートティ。(1つ4円ぐらい)
 昨日の残りの味噌汁もあったので野菜摂取はそれで行う(番外)。

…とまあ、かなりの安さなのがちょっと誇らしいというべきか。
 お皿にチーズトーストのせて、あつあつの紅茶をふうふう冷まして飲んだら、これはこれであり…。
 南向きのリビングの床が日の光であたたまり、腰に貼り付けたカイロがいい感じのお昼どき。

 こんな気分、いつぶりかなあ。なんか今日は気分があがっているってことだ。いい…。なにがちがうかわかんないけど。
 私はこんな気分になった午後のことを、遠くに思い出した。

 多分、一人暮らしを始めたばっかりだった、22歳だったころ。
 私の休日の昼食もこんな感じだった。安い1斤128円ぐらいのパンだったか、でなきゃあパンの耳だったか…。
ティーバッグは1日1つしか使わない、と決めていた。

 温かい紅茶というのの大切なところは「お湯じゃなくて味と色がついていること」と、「あったかい」というところにある。そう割り切ってしまえば、ティーバッグを2回使う、がんばって3回…というのは別に出来ないことでもない。
 大きめのマグカップでまず1回。これは一番おいしい。
 次は待ち時間を長くして、2度目を飲む。まあ、ありだ。
 最後は牛乳を鍋にいれて、そこにティーバッグをいれて牛乳をあたためて、ちょっと甘くするのが休日の楽しみだった。時間があるからこそ出来ることだと。

 そのあたたかくて薄甘いミルクティをおやつに、コタツで本を読むのが楽しかった。
 私はそんなわけで、今でもかなり香りのない紅茶が飲めてしまう。

 老後に2000万ないとダメ、とかそういう話も聞くけど、年金がいくら少ないと言っても、節約しても食べ物に困るほど…ではないんだよね、実は。贅沢品や旅行、余裕に回すお金が少なくなるだけ。

 あの頃、ティーバッグを3回も使う生活をしていても、パンの耳を食べていても、夕飯のメインが1枚50円の干物でも、幸せな気分で生活は出来た。そう思うと多分やっていけそうだなあ、と思う。
 
 思うに今日の幸せ感はどこからきているのかと思い返すと、この日記を書いている日がまた、「今季一番の寒波」の時だというのが大きい。外に出たらものすごく風が冷たくて「これが冬なんだよねえ」という感じで、暖冬終了か…と思うような寒さだったから。
 家の中にいられるというだけで、幸せ感があがった感じがする。

単純というのか、現金というのか、やっぱり幸せは比較の問題なのかね、やっぱり。
 あの頃、あんなに幸せだったのは、仕事をしていて、家でゆっくりできる日が週に2度しかなかったからなのかもしれない。
今は、掃除と洗濯とごはんさえどうにかなれば毎日家にいられるからね。働きに出たほうが休みの幸せを満喫できるとかなのかなあ。それとも体力がなくなった今は、疲れてそれどころじゃなくなるだろうか。

 お湯をもう一度沸かして、ティーバッグから紅茶的要素をぎりぎりまで引き出して。
 当時は「これは紅茶風味のお湯だな、白湯よりゃ、いいか」なんて思って、そんな自分がおかしくて笑いながら過ごした。
 こういうのもちょっと自分の趣味が出るよね。貧乏でも幸せに生きていけるのは、多分いいことだ。特に自分にそれほど稼げる手段がないのなら。

 不幸だ、と嘆きながら過ごすよりも、必要なところにだけお金をかけて、そうでないところは軽く、ないものはない、でやっていけるのは多分そういう能力がある気がする。そういう能力は失わずにいきたい。

テレフォンカードの今

 息子に携帯を持たせていない。でも小さめのタブレットはもたせている。連絡手段はラインが基本。
タブレットには、その位置がわかるアプリがインストールされており、両親のスマホから位置が確認できる。

 息子が一人で習い事のイベントに出かけた。帰りに乗換駅で待ち合わせてレストランでご飯食べましょう、ということになった。ちょっと珍しい行動パターンだが、もうそういうことも出来るだろう、と思っていたのだけれど。

 イベントがある位置から、息子のGPSが動かない。とっくに終わっている時間のはずなのに、その位置からぴくりともしない。
 GPSの不具合か…と思ったが、そのあと夫のスマホに謎の電話番号から電話がかかってきた。
 相手は半べその息子で、タブレットをなくしたというのだ。

あああもう。面倒なことを。
 探し回って、見つけられず、会場はもう立ち入りが出来なくなっており、一緒に探してくれた子のケータイを借りて、リュックに私がずっと前に入れておいた夫と私のケータイ番号を書いてラミネートしたカードを発見してそれを使って電話が出来たらしい。
多分そのラミネートカードを作ったのは3年とか前だ。よく入ってたなあ。

 とりあえず居場所はわかったのでそのまま息子に指示を出して電車に乗せて、合流したけど、まだまだ一人で不慣れなところへ出すのは無理があるのかなあ、とちょっとがっかりした。私が子供だった頃はこのぐらいの年齢で電車で乗り換えをして一人で出かけて帰って来ることが出来たのに。

  持ち物の管理が悪いのは小学校一年生の時の通信簿に書かれるぐらいの時から。最近は減っては来ていたが、ぽん、と持ち物を置いてその場を離れるようなことをまだやるということだね、これは。

 そりゃね?スマホだったらポケットに入るのかもしれないよ?でもそういうものを持たせるほど自己管理が出来ないんだよね、まだ。スマホなんぞ持たせたら動画見っぱなしになる。タブレットの中身のアプリも親が管理しているしさ。
 
 というわけで、そういうタブレットの電池が切れた、壊れた、なくした…というようなときにもう1つ、連絡手段を持たせようということでテレホンカードを導入することになった。電話番号を書いたカードは作り直してプラバンにした。
 公衆電話は駅とか、学校、公共施設の前にあることが多いから、連絡できるはず。

 小学校の前の公衆電話で電話をかける実習をやった。テレホンカードは半分ぐらい使ったものが診察券入れに挟んであったのを使った。これ、何年か前の入院の時使ったんだね、きっと。

 家に他にテレカがない。ネットで調べたらコンビニにあるという話だったので近所のコンビニを回ってみた。
 「すみません、うちにはおいてないです」 <3軒
 「あー、5000円のならあるんですけど、いいですか?」<1軒
いや…さすがに国際電話とかじゃないから5000円は高すぎ。

 駅前のコンビニで「1000円のでいいですか?」<ついに発見。
 105回数、1000円のNTTのデフォルトパターンのを売っていたのでとりあえずゲット。

そうだよねえ…いらないよね、もう。
 でも病院の時にほしいかも、と思ったので50度数がどこかにないかと思ったら、ネットで販売していた。
 50度数x5枚、柄は選べません、2480円、送料無料。

まあ、これでいいだろう…。
 柄は、プロ野球チームの1枚、風景写真の温泉宿の宣伝1枚、伊勢神宮式年遷宮の1枚、観光地の風景の宣伝1枚、そして有名な芸能人(故人)のものが1枚。なるほど、柄が選べないわけだね…。

 昔付き合っていた人がそういや、テレカのコレクターだったな、と思い出した。
 その時はジブリのだとか、子猫や子犬の写真なんかのかわいいのを選んで彼が私にくれたっけ。
 イラストと、ちょっとした詩を描いたのもあったなあ。

 テレフォンカードをきれいな絵のように集めていた時代というのがあったんだよね。
 多分歌手のやつは使いたがらないだろうから、病院の診察券入れにそれをいれて、残りは取っておいた。
 *…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
 …という話を友達にしたら、「1枚売ってくれない?」と頼まれた。
 そこの家のお子さんは、そういう連絡の時用に、とお金を持たせてはあるのだが、「ジュース買っちゃった」とかで使ってきてしまってなくなるということが時々起こるので、テレカを持たせる方がいいかと思ったらしい。
 テレカって、電話以外に全然使い道がないからねえ。

 式年遷宮と、野球チームと、温泉宿と観光地、どれがいい?と聞いたら笑っていた。温泉宿の風景が売られていった。

ちなみにタブレットは問い合わせをして、私が後日取りに行った。

「ペイ」、電子決済の必要性

結局昨日に聞いたことのある支払方法をネットで検索して特徴を調べてみた結果、わかったこと色々の話。

どこでもいつでも現金のようには使えない。
 そりゃそうだわね…。政府はどうも、この電子決済を勧めたいようで、今だと5パーセントぐらい還元があるっぽいので、確かにいい話じゃあるのだけれども、つまり「そのぐらいやらないとみんなが使わない」ぐらいには不便ってことだ。

 ファーストフード、カフェ、それから百貨店。このあたりは結構対応しているみたい。
 飲食店でも大型チェーン店に多い。多分東京通勤圏ではもっと便利に使えると思うけど、このあたりだとそれほどでもない?

 それと、ドラッグストアはいろいろ対応していた。都市通勤圏、または郊外で使うのならイオン、ドラッグストアチェーン、ファーストフードチェーンということになりそう。トイザらスとか、アウトレットモールとかの郊外型の大規模店舗がちらほら対応している。

 ヨドバシカメラとかビックカメラ、それから通販のアマゾンや楽天あたりのポイントとからめて対応している感じがするので、私が使うとしたらアマゾン、楽天、ヤフーショッピングならまあ…多分使うかなあ。

 クレジットカードはすでにもうそのあたりで使っていて、今まででもクレジットカード会社のポイントはもらっていたから、それが「ペイ」のポイントになり、クレジットカード会社の景品とか支払いでなく、他のことにも使えることになるのが、多分、クレジットカードとの差になる。

 うーむ。つまり…外でコーヒー飲んだり、お茶をしたり、コンビニを使ったりする頻度が高ければ多分、ポイントがたまる。
 ファーストフードの利用が多いとか、近所のスーパーがイオンだとか、そういう人も。
 または「買い物は百貨店で」という人もポイントがたまると思う。

コンビニのスイーツ、お弁当、コーヒー。こういうものを買うのはやっぱり会社に勤めている人だろうなあ。
 スタバでコーヒーをしょっちゅう飲むのも多分、外で仕事をする人だろう。

 外食は大好きだが、基本家族で行くのでその場合支払いは夫。
 息子と2人で行くときは確かにあるが、回数が少なく金額が低い。
 ママ友さんとランチ…もないわけではないが回数が少ないし、ひとりで600円出してスタバのコーヒー飲んだりしないからなあ。

 それで1回「今回は家でお茶のもう」と家に帰ったらポイント還元分どころか、という額が節約できてしまう。

 となると、いいところ通販で使って、ポイントを稼ぐぐらいが関の山ってところだろう。
 近所のスーパーがイオンなら、使ってもいいんだろうけど。
 ちなみにうちの近所のスーパーで対応していたのはdカード。スーパー独自のカードのほうが還元率が高いという仕組みだったので、ただでさえ貯まらないスーパーのポイントが更に貯まらないだろうことを考えると、微妙だ。
 近所のホームセンターは楽天ポイント対応だった。財布がカードだらけになることを思うと、もういいや、という気分。
 どこでも同じカードが使えるようになったら、使ってもいいんだけど。

 一応メルペイはもう持っているから、しばらくはこれで。
 なるほど、政府が5パーセント還元をエサにしないといけないわけだよ。
 まだまだ主婦にとっては使いどころは微妙だ。


 

「ぺい」の話

「今、ドラッグストアで要るものない?絶対必要なもので1500円分ぐらい」
……というラインが夕方、夫から送られてきた。

 駅前のドラッグストアにいると見たが、珍しいラインだ。
絶対必要なものはドラッグストアにはあることはある。でも1500円というと、例えば電器屋さんとかだと大した金額ではないが、洗剤の値段を考えると意外とドラッグストアで1500円は「たくさん」だ。

まず洗濯用の洗剤。これは必ず一定ペースで消費する。こういう箱のやつが168円以下なら買って、と洗剤の箱の写真を送る。それより高いならいらない。

 それと「私が使ってる歯ブラシ、あれ一本買って。暖色系のやつ(寒色系のを買うと夫が間違う)」これが250円ぐらい。大抵割引がないのでこれは普通にゲットしてオッケー。

 あと食器用洗剤のこういうやつの「5回分」が278円ぐらいなら買って。300円にのるならいらない。と写真を送る。

 歯磨き粉のいつものやつの大型は結構高いから、それはどうか、と送ったらなんと置いてないらしい。確かに私はその歯みがきを違うドラッグストアで買っている。

 1500円って意外と難しいね、と返事が返ってきた。
 確かに…。いつも食べているシリアルの特大は?598円以下なら買っていいと思う。

 あ、そうだ!鉄分のサプリ。サプリ系は結構高いからね!800円とかするから。
鉄分のサプリは飲まないとすぐ立ちくらみがするようになって、ものすごく効果がわかりやすいのでサプリ系にちょっと疑心暗鬼な私でも飲む気になるサプリだ。

 あとはかなりのロングパスになるが、ラップの22センチのこういう耐熱温度のもので50m以上を……とか。
 ゴミ袋の半透明で、こういうサイズの1枚8円以下で。(普段のは1枚6円)
 トイレのこういう洗剤詰め替え用が99円なら。
 トイレの手洗いの所にのっている洗浄芳香剤の青いのが詰め替えが178円以下、2つ328円以下なら(青限定)

 ここまで送ったら「テキトウに組み合わせて買うよ、ありがとう」…と返事があった。

 普段こういうものは私がもらっている生活費からやりくりして出しているので、ここで旦那が身銭を切って(?)くれるのなら家計に回っている分で私が使える分が増えるので、私としては歓迎だ。「うち全体の家計」からなので出どころは結局同じだが、管轄が違うので気分が違う。この分で普段は買わないようなものを備蓄したり、プールしておいてちょっと予算不足な時に使えるのがいいんだよねえ。夫もそのあたりはうるさいことを言わない。

 洗剤を持って帰って来てくれた夫に話を聞いたら、つまりこれは「PayPay」のせいらしい。
 買い物額の半額を2000ポイントになるまでポイントで還元してくれるというキャンペーンに乗りたかったのだって。
 つまり全部で4000円分買い物して、2000ポイントもらいたかったのだが、彼が欲しかったものを2500円分で買い、残りが1500円、支払いの出来る店を近隣で探したところ、それが商店街のドラッグストアだった、とこういうことになっていたらしい。

 こういうキャンペーンとかに冷静であんまり「乗らない」のが特徴の夫にしては珍しい浮かれぶりだ。
 どう計算してもお得にしか思えなかった、と珍しいことを言っていたが、多分PayPayを使うことが結構あって、便利に使っているのだろう。

 私が登録しているのは「メルペイ」。メルカリを使う(もっぱら買うほう)のに便利というか、支払い方法を登録すると1000ポイントだか、2000ポイントだかくれるキャンペーンの時に登録して、そのポイント金額内で買い物して終わったという状態。
 これはあんまり使わない都市銀の口座がちょうどメルペイの指定銀行にあったのでそこを登録した。

 この口座、なんで持ってるんだ?と今考えたけど多分これはまだあんまりATMが多くなかった時代に、自分が使っている地方銀行とかゆうちょのカードが使えないATMしか見つからなかった時、または手数料が700円とかかかるような時に、「どこのATMでも一応使える」ので作ったカードだった、気がする。

 つまり旅行先とかで土地勘はないけど、現金がすぐ必要みたいな時のことを想定して作ったってこと。それと引っ越ししてすぐにお金が欲しい時のためにも。前は引っ越しが多かったからね…。一応10万円ぐらいは入っていたはずだが、事実上休眠中みたいな口座。

 そういう口座を用意していた時代のことを考えると、確かにこの「なんとかPay」は便利だねえ。
 最近はクレジットカードを使える店も増えたけど、少額、たとえば200円とかだと使えないお店も多い。それを現金じゃなくてこのなんとかペイで払えばいいわけだ。

 確かになあ…。でもこれで心配なのは、お金を使っている感覚が少ないこと。
 「ぴっ」ってやったらOKなので、たとえばうちの息子でいうと、交通ICカードに慣れてしまって、この間カードを忘れた時に切符を買わせたら、「結構高いんだね」と驚いていたからね…。
 実際に500円玉1枚では足りない金額が必要だというのがわかっていなかったのだろう。

 私だってそう。たとえば財布の中身を確認して、「これは買えるかな?」と見れば絶対間違えないし、いくら私が計画性に乏しいとは言っても仕組みは単純。お金があれば売ってもらえる、なければ今回は見送り。ほしいものに見合った金額をちゃんと用意してから出かけて買い物をする、そういうスタイルになる。

 家には生活費をわけて保存した封筒があるから、「日用品費」とか「食費7日から15日」なんていう個別の封筒の中身を見つつ、この分を財布に入れておいて…とかざっくりと予算を組んで買い物。生活必需品を普段通りのペースで買えば不足がないようにしてあるので、余ってもちょっとだけ、足りなくてもちょっとだけで、数カ月分ならせば大体一定額。

 1カ月に1回、口座から現金を下ろしてきて予算分けする封筒の中身も現金、お財布の中身も現金なので減ったらはっきりわかる。普段は買わないような消費パターンになると、「あ、なんかキツイ」とすぐわかる。そういう時はつまり、昼ご飯を家で食べなくて外で買ったときが多い週だったり、ちょっと珍しいものをふっと買ったときだったりする。

 でも、このナントカPayを使ったとしよう。
 すると「ぴっ」って払って、いくら減ったかが確認しづらい。口座から勝手にひかれていく、またはクレジットカード会社と連携していて、クレジットカード使用と同じ状態になり、1カ月分まとめて引き落とし。

 もちろんクレジットカード系の物なら明細を見ればわかるし、口座だってどこから引き落としがあったかは記録するのだからちゃんと記録を取ってみればいいだけのことなんだけれど、忘れっぽいし、のど元過ぎれば熱さ忘れるしで「あ、ちょっと使いすぎた?」と分かったときにはもう、引き落とし後。

 いくら500円、300円でもちりも積もればなんとかで、4ケタならともかく5ケタになってたりしそう。
 正直、今自分が持っている交通系ICカードの残高を答えよ、と言われても全く見当がつかないぐらいの管理状態。交通にしか使わないという条件で現金の要らないクレジットカード連携のチャージ(それも夫の口座から落ちる)で3000円、5000円と機械で適宜チャージさせてもらっているものだが、これと同じ感覚でなんとなくチャージ、なんとなく引き落としになったら…。交通費は必要なときにしか使わないので無駄遣いにはならないが、軽い飲食代や、ちょっとしたものの買い物に使うことになったら危ない感じがする。

 もしも使うとしたら、
1:なるべく1つか、多くても2つに絞って
2:プリペイドでおこづかい分を前もってチャージする範囲で
3:入っている金額が少なくなったらその月は終了で
……ぐらいのことを考えないとダメな気がする。

ポイント還元分が多くて、なおかつ使えるお店が多くないとあんまりメリットはないな。
ちなみに夫によると「使えますか?」と聞いて「さあ…ちょっと待ってください」式に対応されることもまだあるそうで、似たようなサービスで「あ、ラインペイはOKですけど、ペイペイはだめなんです」みたいな話になることもあるとか。

 nanacoとかは確かプリペイド方式だった気がするけど、あれってどこで使えたっけ。
 ラインは利用しているから、ラインペイでもいいかもだけど、近所にどのぐらい対応店舗があるんだろう。
 それに…食料品と日用品以外での買い物になると、もう通販ばっかりだしさ…。まあ、楽天ポイントは買ったら楽天が勝手にためてくれるから問題ないし。(大体貯めて、次の買い物の時使っている)

 とか考えてたら、まだ私にはこのなんとかペイ、要らない気がしてきた。
 さすがに「現金払いは今受け付けてないんですよ、お支払いサービスはもってらっしゃいませんか」とか言われるようになったら考えないとダメだろうけど…。それでも最初はすでに持っている交通系ICを考えるだろう。

 かなり使う近所のスーパーのポイントさえろくにたまらないというのにね。
 家電製品とかの高額商品を買う夫はともかくも、消費が少なめの私にはそれほどでもないサービスだ。
 もうちょっと調べよう。

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