塾はいつから?
授業参観の休み時間に、息子のクラスメイトのお母さんに話しかけられた時の話。多分、1年生の時にも同じクラスだった…と思う。一応、顔と、苗字と、お子さんの名前はわかっているぐらいの人だった(珍しい)。
お名前はAさんとしよう。
「まこさんのところ、受験するんだって?うちの子も受験したいっていうのよ、塾とか行ってる?」
…と聞かれたが、ちょっと、Aさん…遅いんじゃないのか…とここまで出かかった。
そう、塾の新年度は4月ではなくて、1月とか2月。11月ということは、確かに入塾するとしたらこのぐらいから準備は要るだろうが、5年生から塾というのはちょっと、珍しいぐらい遅い。3年生はちょっと早めにしても、4年生からというのが通例だろう。
「塾の模擬テストみたいなのには、行ってる?あれはタダのもあるから、何種類かはうちでもやったよ、後から勧誘の電話がかかってくるのがうるさいけどね」
ほとんどの塾は大体ABCと三種類ぐらい(つまり上中下みたいな感じ)にクラスが分かれている。点数によっては、最難関用のクラスとかに塾代半額で招かれたりするようだが、そんないいことはうちには起きなかった。
すると、Aさんはそれがね…と話しはじめた。
その話を総合するとこうだ。
まず、そういう話を学校でする子が増えてきて、Aさんの息子さんは、「あ、俺もやってもいいかも」と思ったらしく、お母さんに「俺も私立受験したい」と言ったのだが、そのつもりが親御さんの方には全くなく、近所の公立に普通に進学、と思っていたので驚愕。
誰から聞いたのか、というわけでその話をした友達のお母さんに聞いてみたら、そのお友達は3年生から駅前の塾に行っている。そのお母さんに、「無料入塾テストがあるから、受けてみたらどう?」と言われて受けたら、結果は郵送されてきたものの、点数はどん底、勧誘の電話すらかかってこず、こっちから問い合わせたら、なんと、お断りされた…ということらしい。
えーーー。ちょっと、勧誘の電話がうるさいなんて言わなきゃよかった。自慢したみたいになってしまった。
塾というのは基本入塾させてお金取るのが目的だ。この街の塾はたくさんありすぎで競争過多になっていると噂されているのに「入塾お断り」があるなんて考えたこともなかった。…ううう。よっぽど成績が悪かったんだろうなあ…。
なるほど、と相槌を打ちながら、一体どのあたりが落としどころか…と見当をつける。
さすがに、「勉強苦手なら、受験はやめておいたら?」というのは間違いなく失礼だからね。
まこさんなら、どうする?というので、
もし、うちの息子が今まで準備してこなくて、今から突然入試準備をするとしたら、という話ね?と確認を取ってスタート。
まず、今からやるとしたら、うちの場合は息子が(私立に入りたい、という割には)真剣に勉強してくれないので、普通の週に2回ぐらいの塾だと勉強が足りなくなる。(だから、うちは低学年のころから、じわじわとやるしかなかったのだ。長時間集中できる子ならもっと後からでもよかった)なので、個別指導の塾、つまり先生が1人に、生徒が1人か、2人というタイプの塾へかなり頻回に入れると思うよ、塾の先生が、このあたりの学校ならいけますという学校を受けるだろうね、とまとめておいた。
Aさんは、「どうせならちゃんとした学校へ入れたい」らしいが、正直なところ、「最難関」はもう、無理だと思うよ?と言っておいた。
つまり「XXとか、△△とか、〇〇とか…」と補足したら、「ああ…」ってなってたけど、つまりそういう学校は、4年生ぐらいから、ぎっちりみっちりに詰め込み、中学受験に独特な試験問題に慣れて速さをだし、短い時間に一瞬で解ける問題と、捨てる問題を見分けられる子供にしか、受かるチャンスはないからね…。多分、「難関校」も厳しいと思う。とつい、付け加えてしまった。程度の差こそあれ、最難関、難関校受験のやり方は同じだ。問題パターンの認識と習熟、問題の取捨選択で速度を出すそのテクニック。
日本の中学受験はそういうシステムになっているのだし、その良し悪しはともかく、そういう学校に入ろうと思うと、それに合わせられないといけない。中堅から下は、子供が減っているから、色々な入試をしたり、特色を出したりして難関用の勉強をしていない子どもを受け入れることもあるから、勉強が苦手な場合はそっちを狙うほうが勝算が高い。
「難関校より下の学校に関しては、本人のやる気次第では1年でだいぶ違うと思うし、中堅より下の学校でも、学力と経済力で下の方を切っているだけでもやはり子供の学力がそろいやすいから、お勉強面では公立より有利だと思うよ」とは言っておいた。
まこさんのところは、どこを狙っているのか、と聞かれたので、正直に答えておいた。
正直、学力的には素晴らしいとはされない学校だが、学校見学で息子が見に行って、ここがいいというのだからしょうがない。
小学校の英語の授業が好きではなく、ああいうのをやるんだったら、地元中には行きたくないと言われてしまうと、お金が安いから公立に行け、とは言えなかった。息子が行きたいという学校は英語が習熟度別だったからね…。
Aさんには、「つまり、お金出したら入れるような学校でも、公立よりましってこと?」と言われたが、うん、そう。
高校だと多分そうはならないけど、中学だとそうなると思う。補足説明をしたほうがいいな…
つまり、中学入試だと、偏差値がたとえば35でも、高校入試の偏差値35とは全く性質が違う。
中学入試をするのは、「経済的に6年分の私学の学費が出せる」「公教育よりもいい教育を受けさせたいと思っている」人たちばっかりだ。
勉強がよく出来るので、そのまま勉強して伸ばしてテストに受かる。
勉強がよく出来るが、さらに伸ばして難しい学校のテストに受かる。
勉強はそれなりの子だが教育費がかけられるので、塾とか、家庭教師で学力を上げてテストに受からせる。
このうちどれかの戦略で、中学受験をするのが通例。
勉強が苦手、または嫌いか、お金をかけても箸にも棒にも…という子はまず、この年齢では受験をしない。
つまり、小学校の成績でいうと、「大体真ん中から上」の子ばっかりが中学受験に挑むわけだ。
となると、すでに模試の偏差値50、つまり平均点の時点で、真ん中から上の人たちばっかりのうちの真ん中…ということは、小学生全員の上から3割ぐらいには入るね…という感じになりがち。
ということは「中学受験の偏差値35」の場合でも、全国の小学生全員の真ん中ぐらい」の子ばっかりになっちゃうということで、偏差値35ぐらいの(中学受験でいうと、それほど難しくはないとされる)学校でも、公立小学校のクラスの下半分がばっさりいない状態で授業を進めることが出来る計算だ。理由が学力か、経済力かのどっちにしろ、結果はそうなる。
だから、受験の偏差値が35でも、私立を受ける人がいるんだよね…と説明したけど、ちょっと、そんなこと大体小学校3年生になるぐらいの頃(つまり小学校2年生の秋から冬)の塾の説明会でやるってば…。なぜ今頃なのさー!
もともと、うちの息子が通っていた幼稚園は、お行儀なんかにうるさい幼稚園で、近隣のエスカレーター式お嬢様学校への受験に有利だと言われていたためか、教育熱心なママさんたちが多く、こういうことは「常識」とされていた。小学校から私学推しの人が多いんだよね…。
つまりそのころからのママ友さん中心に交友関係のある私も、「そのぐらいのこと」は知っているわけだ。
正直言うと、中学なんか公立でいいのにと思っているが、こういうことはもう、宗教みたいなもので、そう信じている人に何を言っても平行線だからねえ。
しかし…。子供の意見を尊重して学校を決めるというのはいいことだと思う。なんせ通うのは子供なんだから。
でも、それにしちゃちょっとギリギリすぎないか?
「今からじゃ無理だと思う?」
うわー。この質問は、「お子さんの素質とやる気による」としか…。
つまり、3年生から塾に入ると、3年生の教材をやるわけよ。で、4年生から入ると、「3年生の分はもう終わってますから、その分は、家でお願いします」ということになっているわけで(教材は渡してくれたりする塾もある)、今かららでも遅くないようにしようと思えば、4年生とか3年生でやることを家でやって、追いついておかなきゃいけないんだよね。
たとえば、「ことわざ」とか「慣用句」なんかは、6年生じゃなくて、3年生でも丸暗記出来るので、わざわざ6年生まで待たないから、入試には出るけど、塾では6年生ではもう、復習とか、学校別対策とかにちょこっとしか出ない…というような現象も起きる。
塾のカリキュラムの埋め合わせが出来るかだねえ…。
「この学校に行きたい、という目標をもって、頑張る男子というのは短期間で伸びるという話は聞いたことあるけど…」言っておいた。
うちの息子は集中力が30分ともたない。特に苦手科目は模擬テストの時は頑張っているようだが、普段の勉強は絶対どこかに幽体離脱しているとしか言えない状態になっていることもある。うちの息子だったら準備は1年では無理だろう。
Aさんの息子さんが典型的な男子で、なおかつお勉強が嫌いだとしたならば、今から準備して入試は大変だろうなあ…。だがこれを失礼にならないように相手に伝えるのは難しい(ので言わなかった)。
私がお茶を飲んだり、ランチに行ったりするような、仲のいいお母さんたちはみんな、中学を受けるかどうかわからないけれども、受けたいと言われたときに、「何も準備してない、どうしよう」ってなりたくないから塾には行かせる、と3、4年生ぐらいから行かせていた人が多かった。3年生の時には全然そんなことを考えていなくても、たったの2年で考えていることが全然違ってくる年齢なんだよね、小学生って。
Aさんは、私と同じく、ひとりっ子のお母さんだった。
なんだか、身につまされるものがあるなあ…。何でも初めてだからねえ。
大人は2年で考えていることはほとんど変わらない。基本は現状維持だもの、突然の変化には対応しづらいよね。
前もって準備出来るかどうかは、難しいところだ。
最近の塾には、中学受験コースだけでなく、小学生向け「高校受験準備コース」もあるんだよね。
今からだと、高校受験を目標にしたほうが…。いや、もう聞かれてもいないのにいうのはやめておこう。
Aさんにはお礼は言ってもらえたものの、なんとなく言い過ぎたような気がする。
いや、よくわからないから、とかごまかすのもなんだし、かといって今日私が出した情報が役に立ちそうかと言われると全然だしなあ。こういうところで雑談をするのって意外と難しいんだよね、ほんと。苦手だ。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
今日のポケモンLet'sGO
あはは!いたいた。ポケモンセンターで、コイキング500円で売るおじさん。
これね…生まれて初めてプレイしたゲームボーイのポケモンでね、買ったんだよね、厳しい資金から500円払って。
育ててレベル20になったら、めちゃくちゃ強くなったからいいけど、だまされた感がして。
なぜか…というと、もうちょっと進んだ先でただでもらえるボロのつりざおを使って、そのあたりの川で釣りをすると、ぱかぱか釣れるんだな(というか、むしろコイキングしか釣れないともいう)。手持ち資金が3000円からスタートで、戦って賞金が80円なのに、ポケモンを捕まえるボールが1つ200円の世界で、500円は大金だからねえ。
最初に遊んだ時から、何年もたってから、ネットの情報で、そのおじさんが売りつけるコイキングは、ランダムなコイキングではなく、個体値が高い…つまり「特に強い個体」だということがわかったので、やたら強いギャラドスに育ったのは気のせいではなかったんだということが判明した。
今回のLet'sGO版では、ポケボールを戦闘の商品として2つ、3つとくれるし、フィールドに落ちているアイテムに「スーパーボール5こ」などという太っ腹なものもあるので、資金がそれほど厳しくない。
息子が、「これ、買うの?やめたほうがいい?」というので、「ああ、買っといていいよ、強いギャラドスになるから手持ちにいれといて」ということになった。(6000円ぐらい持っていた)
これで水ポケOK。草ポケは…ポケモンGOから、一番最初のポケモンだったフシギダネを連れていくかな。一応スマホに取ってあるんだけど、CP10とかだし…。スマホの方では活躍の機会、ないもんね。
お名前はAさんとしよう。
「まこさんのところ、受験するんだって?うちの子も受験したいっていうのよ、塾とか行ってる?」
…と聞かれたが、ちょっと、Aさん…遅いんじゃないのか…とここまで出かかった。
そう、塾の新年度は4月ではなくて、1月とか2月。11月ということは、確かに入塾するとしたらこのぐらいから準備は要るだろうが、5年生から塾というのはちょっと、珍しいぐらい遅い。3年生はちょっと早めにしても、4年生からというのが通例だろう。
「塾の模擬テストみたいなのには、行ってる?あれはタダのもあるから、何種類かはうちでもやったよ、後から勧誘の電話がかかってくるのがうるさいけどね」
ほとんどの塾は大体ABCと三種類ぐらい(つまり上中下みたいな感じ)にクラスが分かれている。点数によっては、最難関用のクラスとかに塾代半額で招かれたりするようだが、そんないいことはうちには起きなかった。
すると、Aさんはそれがね…と話しはじめた。
その話を総合するとこうだ。
まず、そういう話を学校でする子が増えてきて、Aさんの息子さんは、「あ、俺もやってもいいかも」と思ったらしく、お母さんに「俺も私立受験したい」と言ったのだが、そのつもりが親御さんの方には全くなく、近所の公立に普通に進学、と思っていたので驚愕。
誰から聞いたのか、というわけでその話をした友達のお母さんに聞いてみたら、そのお友達は3年生から駅前の塾に行っている。そのお母さんに、「無料入塾テストがあるから、受けてみたらどう?」と言われて受けたら、結果は郵送されてきたものの、点数はどん底、勧誘の電話すらかかってこず、こっちから問い合わせたら、なんと、お断りされた…ということらしい。
えーーー。ちょっと、勧誘の電話がうるさいなんて言わなきゃよかった。自慢したみたいになってしまった。
塾というのは基本入塾させてお金取るのが目的だ。この街の塾はたくさんありすぎで競争過多になっていると噂されているのに「入塾お断り」があるなんて考えたこともなかった。…ううう。よっぽど成績が悪かったんだろうなあ…。
なるほど、と相槌を打ちながら、一体どのあたりが落としどころか…と見当をつける。
さすがに、「勉強苦手なら、受験はやめておいたら?」というのは間違いなく失礼だからね。
まこさんなら、どうする?というので、
もし、うちの息子が今まで準備してこなくて、今から突然入試準備をするとしたら、という話ね?と確認を取ってスタート。
まず、今からやるとしたら、うちの場合は息子が(私立に入りたい、という割には)真剣に勉強してくれないので、普通の週に2回ぐらいの塾だと勉強が足りなくなる。(だから、うちは低学年のころから、じわじわとやるしかなかったのだ。長時間集中できる子ならもっと後からでもよかった)なので、個別指導の塾、つまり先生が1人に、生徒が1人か、2人というタイプの塾へかなり頻回に入れると思うよ、塾の先生が、このあたりの学校ならいけますという学校を受けるだろうね、とまとめておいた。
Aさんは、「どうせならちゃんとした学校へ入れたい」らしいが、正直なところ、「最難関」はもう、無理だと思うよ?と言っておいた。
つまり「XXとか、△△とか、〇〇とか…」と補足したら、「ああ…」ってなってたけど、つまりそういう学校は、4年生ぐらいから、ぎっちりみっちりに詰め込み、中学受験に独特な試験問題に慣れて速さをだし、短い時間に一瞬で解ける問題と、捨てる問題を見分けられる子供にしか、受かるチャンスはないからね…。多分、「難関校」も厳しいと思う。とつい、付け加えてしまった。程度の差こそあれ、最難関、難関校受験のやり方は同じだ。問題パターンの認識と習熟、問題の取捨選択で速度を出すそのテクニック。
日本の中学受験はそういうシステムになっているのだし、その良し悪しはともかく、そういう学校に入ろうと思うと、それに合わせられないといけない。中堅から下は、子供が減っているから、色々な入試をしたり、特色を出したりして難関用の勉強をしていない子どもを受け入れることもあるから、勉強が苦手な場合はそっちを狙うほうが勝算が高い。
「難関校より下の学校に関しては、本人のやる気次第では1年でだいぶ違うと思うし、中堅より下の学校でも、学力と経済力で下の方を切っているだけでもやはり子供の学力がそろいやすいから、お勉強面では公立より有利だと思うよ」とは言っておいた。
まこさんのところは、どこを狙っているのか、と聞かれたので、正直に答えておいた。
正直、学力的には素晴らしいとはされない学校だが、学校見学で息子が見に行って、ここがいいというのだからしょうがない。
小学校の英語の授業が好きではなく、ああいうのをやるんだったら、地元中には行きたくないと言われてしまうと、お金が安いから公立に行け、とは言えなかった。息子が行きたいという学校は英語が習熟度別だったからね…。
Aさんには、「つまり、お金出したら入れるような学校でも、公立よりましってこと?」と言われたが、うん、そう。
高校だと多分そうはならないけど、中学だとそうなると思う。補足説明をしたほうがいいな…
つまり、中学入試だと、偏差値がたとえば35でも、高校入試の偏差値35とは全く性質が違う。
中学入試をするのは、「経済的に6年分の私学の学費が出せる」「公教育よりもいい教育を受けさせたいと思っている」人たちばっかりだ。
勉強がよく出来るので、そのまま勉強して伸ばしてテストに受かる。
勉強がよく出来るが、さらに伸ばして難しい学校のテストに受かる。
勉強はそれなりの子だが教育費がかけられるので、塾とか、家庭教師で学力を上げてテストに受からせる。
このうちどれかの戦略で、中学受験をするのが通例。
勉強が苦手、または嫌いか、お金をかけても箸にも棒にも…という子はまず、この年齢では受験をしない。
つまり、小学校の成績でいうと、「大体真ん中から上」の子ばっかりが中学受験に挑むわけだ。
となると、すでに模試の偏差値50、つまり平均点の時点で、真ん中から上の人たちばっかりのうちの真ん中…ということは、小学生全員の上から3割ぐらいには入るね…という感じになりがち。
ということは「中学受験の偏差値35」の場合でも、全国の小学生全員の真ん中ぐらい」の子ばっかりになっちゃうということで、偏差値35ぐらいの(中学受験でいうと、それほど難しくはないとされる)学校でも、公立小学校のクラスの下半分がばっさりいない状態で授業を進めることが出来る計算だ。理由が学力か、経済力かのどっちにしろ、結果はそうなる。
だから、受験の偏差値が35でも、私立を受ける人がいるんだよね…と説明したけど、ちょっと、そんなこと大体小学校3年生になるぐらいの頃(つまり小学校2年生の秋から冬)の塾の説明会でやるってば…。なぜ今頃なのさー!
もともと、うちの息子が通っていた幼稚園は、お行儀なんかにうるさい幼稚園で、近隣のエスカレーター式お嬢様学校への受験に有利だと言われていたためか、教育熱心なママさんたちが多く、こういうことは「常識」とされていた。小学校から私学推しの人が多いんだよね…。
つまりそのころからのママ友さん中心に交友関係のある私も、「そのぐらいのこと」は知っているわけだ。
正直言うと、中学なんか公立でいいのにと思っているが、こういうことはもう、宗教みたいなもので、そう信じている人に何を言っても平行線だからねえ。
しかし…。子供の意見を尊重して学校を決めるというのはいいことだと思う。なんせ通うのは子供なんだから。
でも、それにしちゃちょっとギリギリすぎないか?
「今からじゃ無理だと思う?」
うわー。この質問は、「お子さんの素質とやる気による」としか…。
つまり、3年生から塾に入ると、3年生の教材をやるわけよ。で、4年生から入ると、「3年生の分はもう終わってますから、その分は、家でお願いします」ということになっているわけで(教材は渡してくれたりする塾もある)、今かららでも遅くないようにしようと思えば、4年生とか3年生でやることを家でやって、追いついておかなきゃいけないんだよね。
たとえば、「ことわざ」とか「慣用句」なんかは、6年生じゃなくて、3年生でも丸暗記出来るので、わざわざ6年生まで待たないから、入試には出るけど、塾では6年生ではもう、復習とか、学校別対策とかにちょこっとしか出ない…というような現象も起きる。
塾のカリキュラムの埋め合わせが出来るかだねえ…。
「この学校に行きたい、という目標をもって、頑張る男子というのは短期間で伸びるという話は聞いたことあるけど…」言っておいた。
うちの息子は集中力が30分ともたない。特に苦手科目は模擬テストの時は頑張っているようだが、普段の勉強は絶対どこかに幽体離脱しているとしか言えない状態になっていることもある。うちの息子だったら準備は1年では無理だろう。
Aさんの息子さんが典型的な男子で、なおかつお勉強が嫌いだとしたならば、今から準備して入試は大変だろうなあ…。だがこれを失礼にならないように相手に伝えるのは難しい(ので言わなかった)。
私がお茶を飲んだり、ランチに行ったりするような、仲のいいお母さんたちはみんな、中学を受けるかどうかわからないけれども、受けたいと言われたときに、「何も準備してない、どうしよう」ってなりたくないから塾には行かせる、と3、4年生ぐらいから行かせていた人が多かった。3年生の時には全然そんなことを考えていなくても、たったの2年で考えていることが全然違ってくる年齢なんだよね、小学生って。
Aさんは、私と同じく、ひとりっ子のお母さんだった。
なんだか、身につまされるものがあるなあ…。何でも初めてだからねえ。
大人は2年で考えていることはほとんど変わらない。基本は現状維持だもの、突然の変化には対応しづらいよね。
前もって準備出来るかどうかは、難しいところだ。
最近の塾には、中学受験コースだけでなく、小学生向け「高校受験準備コース」もあるんだよね。
今からだと、高校受験を目標にしたほうが…。いや、もう聞かれてもいないのにいうのはやめておこう。
Aさんにはお礼は言ってもらえたものの、なんとなく言い過ぎたような気がする。
いや、よくわからないから、とかごまかすのもなんだし、かといって今日私が出した情報が役に立ちそうかと言われると全然だしなあ。こういうところで雑談をするのって意外と難しいんだよね、ほんと。苦手だ。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
今日のポケモンLet'sGO
あはは!いたいた。ポケモンセンターで、コイキング500円で売るおじさん。
これね…生まれて初めてプレイしたゲームボーイのポケモンでね、買ったんだよね、厳しい資金から500円払って。
育ててレベル20になったら、めちゃくちゃ強くなったからいいけど、だまされた感がして。
なぜか…というと、もうちょっと進んだ先でただでもらえるボロのつりざおを使って、そのあたりの川で釣りをすると、ぱかぱか釣れるんだな(というか、むしろコイキングしか釣れないともいう)。手持ち資金が3000円からスタートで、戦って賞金が80円なのに、ポケモンを捕まえるボールが1つ200円の世界で、500円は大金だからねえ。
最初に遊んだ時から、何年もたってから、ネットの情報で、そのおじさんが売りつけるコイキングは、ランダムなコイキングではなく、個体値が高い…つまり「特に強い個体」だということがわかったので、やたら強いギャラドスに育ったのは気のせいではなかったんだということが判明した。
今回のLet'sGO版では、ポケボールを戦闘の商品として2つ、3つとくれるし、フィールドに落ちているアイテムに「スーパーボール5こ」などという太っ腹なものもあるので、資金がそれほど厳しくない。
息子が、「これ、買うの?やめたほうがいい?」というので、「ああ、買っといていいよ、強いギャラドスになるから手持ちにいれといて」ということになった。(6000円ぐらい持っていた)
これで水ポケOK。草ポケは…ポケモンGOから、一番最初のポケモンだったフシギダネを連れていくかな。一応スマホに取ってあるんだけど、CP10とかだし…。スマホの方では活躍の機会、ないもんね。
コメント
こんにちは
うちは中受しました。
昔は4年生からが多かったんですが、娘は4年生の時はお試しコースを受けたり、Z会でしのぎ、5年生の春ぐらいから途中入塾でした。
積極的な発言とかしないし、体育や美術が壊滅的にダメで内申が期待できなかったので、親が私立へ誘導しました(笑)
公立は部活必須、帰宅後夜10時過ぎまでみんな塾で大変そうですし、その送迎を母親がするとか無理無理!と思うので、結果オーライでした。土日も部活とか本当に大変そうかなと。
群れない娘ですが、私立はどんな子も居場所があるので(そういう学校を自分で自然に選んでここしか行かないと言っていました)とっても楽しい6年間だったようです。
Aさんのお子さん、どうでしょうね。
地頭が良いお子さんだと6年からでも合格するとか聞きますが、普通は厳しいでしょうね。
お母さんが受験経験者なら変わってくると思いますが。
まこさんのお話の仕方が最善かなと思います。
まこさんの息子さん受験するんですね。
スケジュールを組んだり、説明会とか親の出番も多いですが、頑張ってくださいね。
昔は4年生からが多かったんですが、娘は4年生の時はお試しコースを受けたり、Z会でしのぎ、5年生の春ぐらいから途中入塾でした。
積極的な発言とかしないし、体育や美術が壊滅的にダメで内申が期待できなかったので、親が私立へ誘導しました(笑)
公立は部活必須、帰宅後夜10時過ぎまでみんな塾で大変そうですし、その送迎を母親がするとか無理無理!と思うので、結果オーライでした。土日も部活とか本当に大変そうかなと。
群れない娘ですが、私立はどんな子も居場所があるので(そういう学校を自分で自然に選んでここしか行かないと言っていました)とっても楽しい6年間だったようです。
Aさんのお子さん、どうでしょうね。
地頭が良いお子さんだと6年からでも合格するとか聞きますが、普通は厳しいでしょうね。
お母さんが受験経験者なら変わってくると思いますが。
まこさんのお話の仕方が最善かなと思います。
まこさんの息子さん受験するんですね。
スケジュールを組んだり、説明会とか親の出番も多いですが、頑張ってくださいね。
よしおさんへ
まあね…打てるだけの手は打っておきたい、とか思っちゃうんですよね、勉強がびっくりするほどよくできるわけでもなく、運動も苦手で、努力が嫌いで練習をせずに何でもうまくなりたい、みたいな息子の思考パターンを見ていると。
多分大人になったらこういう影響は少なくなるんでしょうけれども、ちょっとでもいい環境に入れることで下駄がはけないかなあ…的な。
お友達と仲良くやって、リーダータイプで勉強も運動も両方結構いける…というタイプだったら、公立で問題ないんでしょうけど。
個性尊重、みんなちがってみんないいというくせに、みんなと同じに行動することを求めるというのが日本の学校システムですからね、そのあたりストレスをためやすいタイプなので、校風の違う学校に行きたいといわれると、親としてはもう、そうね…というしかないですよね。
多分大人になったらこういう影響は少なくなるんでしょうけれども、ちょっとでもいい環境に入れることで下駄がはけないかなあ…的な。
お友達と仲良くやって、リーダータイプで勉強も運動も両方結構いける…というタイプだったら、公立で問題ないんでしょうけど。
個性尊重、みんなちがってみんないいというくせに、みんなと同じに行動することを求めるというのが日本の学校システムですからね、そのあたりストレスをためやすいタイプなので、校風の違う学校に行きたいといわれると、親としてはもう、そうね…というしかないですよね。
yukikoさんへ
参考になるコメントありがとうございます。
どんな子も居場所がある…なんて素敵な言葉でしょう。そういう学校に通わせてやれたら、と思います。
本人は雰囲気が気に入ったようなので、頑張って勉強してくれるといいんですが、変に自信満々な小学生男児らしく、「落ちるかも」という想定が全く出来ず、受かることしか考えていないので、勉強させるのも大変です。
まあ、塾の先生に言わせると、「男子は大体そんなものですよ」だそうなので、珍しくはないみたいですが。
女の子は「落ちたくないから、がんばる」というのが出来るそうです。もう別種の生き物と思うしかないですね。
字が汚いと答案書くのによくないという話とかもなかなか。小学校高学年でも集中力の続き具合がここまで短いと、やっぱり難関校とかに行くお子さんは特によく出来るお子さんたちなんだなあ…と思います。
一応3つか4つかに候補は絞ってあるんですが、本人的には2つ。大体統一日だけの勝負になりそうです。
算数はまあ…先生からは「このままいけば受かる」レベルと言われていますが、国語が点数の乱高下が激しくて読めない感じです。
算数重視の学校を1つ滑り止めに受けるかどうか、ってところですね。
どんな子も居場所がある…なんて素敵な言葉でしょう。そういう学校に通わせてやれたら、と思います。
本人は雰囲気が気に入ったようなので、頑張って勉強してくれるといいんですが、変に自信満々な小学生男児らしく、「落ちるかも」という想定が全く出来ず、受かることしか考えていないので、勉強させるのも大変です。
まあ、塾の先生に言わせると、「男子は大体そんなものですよ」だそうなので、珍しくはないみたいですが。
女の子は「落ちたくないから、がんばる」というのが出来るそうです。もう別種の生き物と思うしかないですね。
字が汚いと答案書くのによくないという話とかもなかなか。小学校高学年でも集中力の続き具合がここまで短いと、やっぱり難関校とかに行くお子さんは特によく出来るお子さんたちなんだなあ…と思います。
一応3つか4つかに候補は絞ってあるんですが、本人的には2つ。大体統一日だけの勝負になりそうです。
算数はまあ…先生からは「このままいけば受かる」レベルと言われていますが、国語が点数の乱高下が激しくて読めない感じです。
算数重視の学校を1つ滑り止めに受けるかどうか、ってところですね。
全部、学校でやってた事を覚えるみたいな感じでしたね。
まぁ、英語はわかんなくてひどかったけど(^。^;)
将来に役立てるためにどんな意味を持って塾に行かせてるか?ってのも重要だと自分は思ってしまいますね。
ただ漠然と、いい学校に通わせていい就職先ってなると勉強する側である子どもが、いやいや勉強をやる事になりますからね。
まぁ、将来子ども自身がどんなお仕事に就きたいのかで、その将来に繋がりそうな体験をさせるってのも、塾に依存する以外にも選択肢だったりしそうだね。
料理系のお仕事に就きたいって事なら、お料理教室に行かせてみるとかねぇ~(・。・)
IT系ならパソコン教室で扱い方を学ばせたり、システムの作り方を教わらせてみたりってできるしね。
なので自分としては塾だけが絶対行かせないといけないってわけではないかなぁ。
ポケモンGOはしてないですねぇ。
自分がやりだすとできるだけコンプリートに近づけようって頑張りすぎちゃいそうだしねぇ(笑)