カフェインなしのイブ
歯医者で昔かぶせた治療部分がだめになってきて、外して削ってかぶせなおす…というような治療をした。
麻酔をかけて、ハンマーでかぶせてあった部分をたたき落とし、掃除してちょっと削って型をとって、仮の歯をかぶせて…
これがね、麻酔が切れると痛いわけだ。
ゴンゴンとひびくようなことをしているし、普段は外に出ていない元の歯に来る刺激も相当なもので、麻酔が切れ始めると痛む。
ふと、友達が言っていたことを思い出した。この友達は当時(私が20歳ぐらい、彼が25歳位)、歯医者が死ぬほど嫌いで歯が痛くても全然治療に行かず、虫歯に塗る痛み止めみたいなのを愛用していた。まあ、歯医者の本格的治療にかかるお金がそれほどなかった、というのもあるが、仲間内でも彼の歯医者嫌いは有名だった。
歯医者に行くと、麻酔が切れたときが痛いし、あの音が嫌いだし、と行くのが嫌だという話をした私に、「あのな、歯医者で麻酔かけた治療するだろう?そのあとに、歯医者の椅子から降りる前に痛み止めをもらって飲んでおくと、全然違うぞ」とアドバイスをくれた。
歯医者が嫌いだ、なんていうとお子様だなあ、という顔をされることも多かったのだが、その人の真顔のアドバイスは実感がこもっていた。
そんなわけで、私はカバンにいれてある非常用のイブプロフェンのことを思い出して、それを歯医者の椅子から降りるときに取り出して歯医者の紙コップの水で飲みこみ、麻酔が完全に切れる前に痛みを回避することに成功した。
治療済みの時の痛みは大体痛み止め1つ分の時間で大丈夫になるのでばっちり。ちなみにイブプロフェンは生理痛とか排卵痛とかがある時に、出かけた先で、「しまった、持ってくればよかった」となることが多いのでカバンに一回分常備してある。
家に帰って痛み止めを補充しようと思ったら、箱がほとんどからっぽ。
薬局に出かけてみた。大体、よくある痛み止めは2種類。アセトアミノフェンと、イブプロフェンが多い。
この2つは割と昔からあって安全とされていることが多くて、特に子どもが飲んでも大丈夫な薬はアセトアミノフェンが多い。小児用バファリンとか、アンパンマンの風邪薬とかに入っているのはこれ。
生理痛によく効くのはイブプロフェンというのが通説で(アセトアミノフェンでも一応効くらしいけど)15歳以上だとこれが処方されることが多い。
アメリカではアスピリンは格安だったけど、日本だとえーっと、どれになるんだ、バファリンかな。あと確か温泉の黄色い桶のケロリンがそれだったはず。アセチルサリチル酸(うろおぼえ)。
イブプロフェン「だけ」が入っていて、カフェインがはいっていないのがほしい。
市販のイブプロフェン錠剤には、カフェインが入っているのが多いんだよね…。夜飲むとき、なんとなく眠りにくいかも、という気分がする。血管を収縮させる作用がカフェインにあるので、頭痛のタイプによってはカフェインが効くこともあるそうなんだけど、もっと単純なのでいい。
アメリカのイブプロフェン錠剤は、もう、イブプロフェンと、それを錠剤に固めるのに使う材料しか入ってない!というのが多かった。格安で100錠で2ドル半ぐらい(300円以下)とか、ええ?みたいな値段のものもあった。その代わりフィルムコーティング錠で飲みやすいとかそういう細工は一切ない。固めただけ。口に入れた途端に苦いよ?みたいな錠剤だ。
ADVILというブランドのを飲んでいた。あとドラッグストアブランドのも。
日本ではイブプロフェンの錠剤の代表ブランドは「イブ」だと思う。20代の頃からお世話になっているブランドだ。
じゃあ、今回もイブか…とドラッグストアの「鎮痛解熱薬」の棚を見る。
イブA。まあ、一番みかけるイブだと思う。400円台で24個買えるので、手軽。
イブクイック。確か、溶けやすくて効くのが早いので、手持ちになくて外出して痛みがひどいときに買う候補。結構小さい薬局にもあるが、普通のイブより高い(20錠700円ちょっとぐらいか)。酸化マグネシウムが入っているところがイブAとの違い。効きがよくなるらしい。
イブクイックDXは、イブクイックよりもイブプロフェンの量が多い。(普通のクイックは150㎎、クイックDXは200㎎)ので、ちょっと高め。
…イブはここまで。ふーむ。全部カフェイン入りだ。確か、カフェインが入ってないのがなかったっけ??
隣にあるのが、「リングルアイビー」。カフェインなしなのが売りのイブプロフェンのソフトカプセル。液体なので効きも早いのだが、1箱1400円で24個。イブAの24個の3倍はする。こんなに高かったっけ…?
カフェインなしのイブプロフェンは高い…ということがわかって、予算が千円以下だったのであきらめて帰ってきた。
大体ね?入っているものが少なければ安いのが普通じゃないの?!カフェイン要らないんだよねえ。だって、元気が出るといって売っているドリンク剤(大体50㎎)よりたくさんカフェインが入っているんだよ、頭痛薬に。コーヒーとか紅茶とか飲んだら、カフェインがうっかり多すぎになりそうだ。
ネットで見てみた。
あれ?リングルアイビー、安いぞ?36カプセルで1200円。24カプセルでそれより高かったのに…。
よくよくみると、リングルアイビーのジェルカプセルは150㎎版と、α200と書いてある200㎎版があることが判明。
なるほど、200㎎のほうが高いんだな。イブのDXが高いのと同じだ。
そしてイブAではない、つまり無印の【イブ】も発見!カフェインなしで、150㎎フィルムコーティング錠、36錠532円!やっぱりあった!
しかし、このイブのカフェインなしは、近所のドラッグストアと薬局にはなかったからなあ。そしてひどいことに、【製薬会社の商品ラインナップ】にも出ない!!ええー?そりゃないよー。
他のイブAとか、イブクイックとかイブDXと違って儲からないとか?
カフェインが入っていないと片頭痛に効かないので人気がないとか?
いや…それでもサイトの商品ラインナップにあることぐらいは書いておいてほしいよねえ。
というわけで、私は無事アマゾンから無印のイブの36錠入りとリングルアイビーの安いほうを取り寄せることに成功したのでした。
真昼に飲むなら手に入りやすいイブAか、イブクイックAでカフェインが入っていてもいいので、カフェインなしの方はなるべく温存するか…。または、イブの無印を置いているドラッグストアを探すしかないな。
これを書きながら思った。たかが痛み止めでこんなにいろいろ考える人は少ないかも。どれでもあるのを飲んでおくしかなかった時もあったのだから、こんな選り好みしなくても、車も運転しないし、昼間眠くなっても困らないんだから、カフェインなしを1種類でいいといえばいいんだけど。
…暇なんだな、つまり。
麻酔をかけて、ハンマーでかぶせてあった部分をたたき落とし、掃除してちょっと削って型をとって、仮の歯をかぶせて…
これがね、麻酔が切れると痛いわけだ。
ゴンゴンとひびくようなことをしているし、普段は外に出ていない元の歯に来る刺激も相当なもので、麻酔が切れ始めると痛む。
ふと、友達が言っていたことを思い出した。この友達は当時(私が20歳ぐらい、彼が25歳位)、歯医者が死ぬほど嫌いで歯が痛くても全然治療に行かず、虫歯に塗る痛み止めみたいなのを愛用していた。まあ、歯医者の本格的治療にかかるお金がそれほどなかった、というのもあるが、仲間内でも彼の歯医者嫌いは有名だった。
歯医者に行くと、麻酔が切れたときが痛いし、あの音が嫌いだし、と行くのが嫌だという話をした私に、「あのな、歯医者で麻酔かけた治療するだろう?そのあとに、歯医者の椅子から降りる前に痛み止めをもらって飲んでおくと、全然違うぞ」とアドバイスをくれた。
歯医者が嫌いだ、なんていうとお子様だなあ、という顔をされることも多かったのだが、その人の真顔のアドバイスは実感がこもっていた。
そんなわけで、私はカバンにいれてある非常用のイブプロフェンのことを思い出して、それを歯医者の椅子から降りるときに取り出して歯医者の紙コップの水で飲みこみ、麻酔が完全に切れる前に痛みを回避することに成功した。
治療済みの時の痛みは大体痛み止め1つ分の時間で大丈夫になるのでばっちり。ちなみにイブプロフェンは生理痛とか排卵痛とかがある時に、出かけた先で、「しまった、持ってくればよかった」となることが多いのでカバンに一回分常備してある。
家に帰って痛み止めを補充しようと思ったら、箱がほとんどからっぽ。
薬局に出かけてみた。大体、よくある痛み止めは2種類。アセトアミノフェンと、イブプロフェンが多い。
この2つは割と昔からあって安全とされていることが多くて、特に子どもが飲んでも大丈夫な薬はアセトアミノフェンが多い。小児用バファリンとか、アンパンマンの風邪薬とかに入っているのはこれ。
生理痛によく効くのはイブプロフェンというのが通説で(アセトアミノフェンでも一応効くらしいけど)15歳以上だとこれが処方されることが多い。
アメリカではアスピリンは格安だったけど、日本だとえーっと、どれになるんだ、バファリンかな。あと確か温泉の黄色い桶のケロリンがそれだったはず。アセチルサリチル酸(うろおぼえ)。
イブプロフェン「だけ」が入っていて、カフェインがはいっていないのがほしい。
市販のイブプロフェン錠剤には、カフェインが入っているのが多いんだよね…。夜飲むとき、なんとなく眠りにくいかも、という気分がする。血管を収縮させる作用がカフェインにあるので、頭痛のタイプによってはカフェインが効くこともあるそうなんだけど、もっと単純なのでいい。
アメリカのイブプロフェン錠剤は、もう、イブプロフェンと、それを錠剤に固めるのに使う材料しか入ってない!というのが多かった。格安で100錠で2ドル半ぐらい(300円以下)とか、ええ?みたいな値段のものもあった。その代わりフィルムコーティング錠で飲みやすいとかそういう細工は一切ない。固めただけ。口に入れた途端に苦いよ?みたいな錠剤だ。
ADVILというブランドのを飲んでいた。あとドラッグストアブランドのも。
日本ではイブプロフェンの錠剤の代表ブランドは「イブ」だと思う。20代の頃からお世話になっているブランドだ。
じゃあ、今回もイブか…とドラッグストアの「鎮痛解熱薬」の棚を見る。
イブA。まあ、一番みかけるイブだと思う。400円台で24個買えるので、手軽。
イブクイック。確か、溶けやすくて効くのが早いので、手持ちになくて外出して痛みがひどいときに買う候補。結構小さい薬局にもあるが、普通のイブより高い(20錠700円ちょっとぐらいか)。酸化マグネシウムが入っているところがイブAとの違い。効きがよくなるらしい。
イブクイックDXは、イブクイックよりもイブプロフェンの量が多い。(普通のクイックは150㎎、クイックDXは200㎎)ので、ちょっと高め。
…イブはここまで。ふーむ。全部カフェイン入りだ。確か、カフェインが入ってないのがなかったっけ??
隣にあるのが、「リングルアイビー」。カフェインなしなのが売りのイブプロフェンのソフトカプセル。液体なので効きも早いのだが、1箱1400円で24個。イブAの24個の3倍はする。こんなに高かったっけ…?
カフェインなしのイブプロフェンは高い…ということがわかって、予算が千円以下だったのであきらめて帰ってきた。
大体ね?入っているものが少なければ安いのが普通じゃないの?!カフェイン要らないんだよねえ。だって、元気が出るといって売っているドリンク剤(大体50㎎)よりたくさんカフェインが入っているんだよ、頭痛薬に。コーヒーとか紅茶とか飲んだら、カフェインがうっかり多すぎになりそうだ。
ネットで見てみた。
あれ?リングルアイビー、安いぞ?36カプセルで1200円。24カプセルでそれより高かったのに…。
よくよくみると、リングルアイビーのジェルカプセルは150㎎版と、α200と書いてある200㎎版があることが判明。
なるほど、200㎎のほうが高いんだな。イブのDXが高いのと同じだ。
そしてイブAではない、つまり無印の【イブ】も発見!カフェインなしで、150㎎フィルムコーティング錠、36錠532円!やっぱりあった!
しかし、このイブのカフェインなしは、近所のドラッグストアと薬局にはなかったからなあ。そしてひどいことに、【製薬会社の商品ラインナップ】にも出ない!!ええー?そりゃないよー。
他のイブAとか、イブクイックとかイブDXと違って儲からないとか?
カフェインが入っていないと片頭痛に効かないので人気がないとか?
いや…それでもサイトの商品ラインナップにあることぐらいは書いておいてほしいよねえ。
というわけで、私は無事アマゾンから無印のイブの36錠入りとリングルアイビーの安いほうを取り寄せることに成功したのでした。
真昼に飲むなら手に入りやすいイブAか、イブクイックAでカフェインが入っていてもいいので、カフェインなしの方はなるべく温存するか…。または、イブの無印を置いているドラッグストアを探すしかないな。
これを書きながら思った。たかが痛み止めでこんなにいろいろ考える人は少ないかも。どれでもあるのを飲んでおくしかなかった時もあったのだから、こんな選り好みしなくても、車も運転しないし、昼間眠くなっても困らないんだから、カフェインなしを1種類でいいといえばいいんだけど。
…暇なんだな、つまり。
コメント
考えたほうが良い。
wancoさんへ
アセトアミノフェンは妊婦だったとき、病院でもらったことがあったぐらいなのと、イブプロフェンはもうずいぶん使っているのでそれほど用心してませんでした。ただ、アセトアミノフェンとイブプロフェンだけ、のほうがわかりやすくていいかもしれないですね。
今のところ、飲む薬がその程度で済んでいるのはありがたいです。
今のところ、飲む薬がその程度で済んでいるのはありがたいです。
薬の副作用で苦しんだ私は、そう思います・・・がしかし、それまでは、病院で処方されるものを、薬局で売ってる物を、さらっと服用してました私も(~_~;)