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毎日更新!LuckyDuckyDiary

いらっしゃいませ。毎朝6時には更新します。さっくり読んでいってください。コメントくださった方はリンクさせてください、相互リンク歓迎、リンクがダメな方は連絡お願いします。

「ぺい」の話

「今、ドラッグストアで要るものない?絶対必要なもので1500円分ぐらい」
……というラインが夕方、夫から送られてきた。

 駅前のドラッグストアにいると見たが、珍しいラインだ。
絶対必要なものはドラッグストアにはあることはある。でも1500円というと、例えば電器屋さんとかだと大した金額ではないが、洗剤の値段を考えると意外とドラッグストアで1500円は「たくさん」だ。

まず洗濯用の洗剤。これは必ず一定ペースで消費する。こういう箱のやつが168円以下なら買って、と洗剤の箱の写真を送る。それより高いならいらない。

 それと「私が使ってる歯ブラシ、あれ一本買って。暖色系のやつ(寒色系のを買うと夫が間違う)」これが250円ぐらい。大抵割引がないのでこれは普通にゲットしてオッケー。

 あと食器用洗剤のこういうやつの「5回分」が278円ぐらいなら買って。300円にのるならいらない。と写真を送る。

 歯磨き粉のいつものやつの大型は結構高いから、それはどうか、と送ったらなんと置いてないらしい。確かに私はその歯みがきを違うドラッグストアで買っている。

 1500円って意外と難しいね、と返事が返ってきた。
 確かに…。いつも食べているシリアルの特大は?598円以下なら買っていいと思う。

 あ、そうだ!鉄分のサプリ。サプリ系は結構高いからね!800円とかするから。
鉄分のサプリは飲まないとすぐ立ちくらみがするようになって、ものすごく効果がわかりやすいのでサプリ系にちょっと疑心暗鬼な私でも飲む気になるサプリだ。

 あとはかなりのロングパスになるが、ラップの22センチのこういう耐熱温度のもので50m以上を……とか。
 ゴミ袋の半透明で、こういうサイズの1枚8円以下で。(普段のは1枚6円)
 トイレのこういう洗剤詰め替え用が99円なら。
 トイレの手洗いの所にのっている洗浄芳香剤の青いのが詰め替えが178円以下、2つ328円以下なら(青限定)

 ここまで送ったら「テキトウに組み合わせて買うよ、ありがとう」…と返事があった。

 普段こういうものは私がもらっている生活費からやりくりして出しているので、ここで旦那が身銭を切って(?)くれるのなら家計に回っている分で私が使える分が増えるので、私としては歓迎だ。「うち全体の家計」からなので出どころは結局同じだが、管轄が違うので気分が違う。この分で普段は買わないようなものを備蓄したり、プールしておいてちょっと予算不足な時に使えるのがいいんだよねえ。夫もそのあたりはうるさいことを言わない。

 洗剤を持って帰って来てくれた夫に話を聞いたら、つまりこれは「PayPay」のせいらしい。
 買い物額の半額を2000ポイントになるまでポイントで還元してくれるというキャンペーンに乗りたかったのだって。
 つまり全部で4000円分買い物して、2000ポイントもらいたかったのだが、彼が欲しかったものを2500円分で買い、残りが1500円、支払いの出来る店を近隣で探したところ、それが商店街のドラッグストアだった、とこういうことになっていたらしい。

 こういうキャンペーンとかに冷静であんまり「乗らない」のが特徴の夫にしては珍しい浮かれぶりだ。
 どう計算してもお得にしか思えなかった、と珍しいことを言っていたが、多分PayPayを使うことが結構あって、便利に使っているのだろう。

 私が登録しているのは「メルペイ」。メルカリを使う(もっぱら買うほう)のに便利というか、支払い方法を登録すると1000ポイントだか、2000ポイントだかくれるキャンペーンの時に登録して、そのポイント金額内で買い物して終わったという状態。
 これはあんまり使わない都市銀の口座がちょうどメルペイの指定銀行にあったのでそこを登録した。

 この口座、なんで持ってるんだ?と今考えたけど多分これはまだあんまりATMが多くなかった時代に、自分が使っている地方銀行とかゆうちょのカードが使えないATMしか見つからなかった時、または手数料が700円とかかかるような時に、「どこのATMでも一応使える」ので作ったカードだった、気がする。

 つまり旅行先とかで土地勘はないけど、現金がすぐ必要みたいな時のことを想定して作ったってこと。それと引っ越ししてすぐにお金が欲しい時のためにも。前は引っ越しが多かったからね…。一応10万円ぐらいは入っていたはずだが、事実上休眠中みたいな口座。

 そういう口座を用意していた時代のことを考えると、確かにこの「なんとかPay」は便利だねえ。
 最近はクレジットカードを使える店も増えたけど、少額、たとえば200円とかだと使えないお店も多い。それを現金じゃなくてこのなんとかペイで払えばいいわけだ。

 確かになあ…。でもこれで心配なのは、お金を使っている感覚が少ないこと。
 「ぴっ」ってやったらOKなので、たとえばうちの息子でいうと、交通ICカードに慣れてしまって、この間カードを忘れた時に切符を買わせたら、「結構高いんだね」と驚いていたからね…。
 実際に500円玉1枚では足りない金額が必要だというのがわかっていなかったのだろう。

 私だってそう。たとえば財布の中身を確認して、「これは買えるかな?」と見れば絶対間違えないし、いくら私が計画性に乏しいとは言っても仕組みは単純。お金があれば売ってもらえる、なければ今回は見送り。ほしいものに見合った金額をちゃんと用意してから出かけて買い物をする、そういうスタイルになる。

 家には生活費をわけて保存した封筒があるから、「日用品費」とか「食費7日から15日」なんていう個別の封筒の中身を見つつ、この分を財布に入れておいて…とかざっくりと予算を組んで買い物。生活必需品を普段通りのペースで買えば不足がないようにしてあるので、余ってもちょっとだけ、足りなくてもちょっとだけで、数カ月分ならせば大体一定額。

 1カ月に1回、口座から現金を下ろしてきて予算分けする封筒の中身も現金、お財布の中身も現金なので減ったらはっきりわかる。普段は買わないような消費パターンになると、「あ、なんかキツイ」とすぐわかる。そういう時はつまり、昼ご飯を家で食べなくて外で買ったときが多い週だったり、ちょっと珍しいものをふっと買ったときだったりする。

 でも、このナントカPayを使ったとしよう。
 すると「ぴっ」って払って、いくら減ったかが確認しづらい。口座から勝手にひかれていく、またはクレジットカード会社と連携していて、クレジットカード使用と同じ状態になり、1カ月分まとめて引き落とし。

 もちろんクレジットカード系の物なら明細を見ればわかるし、口座だってどこから引き落としがあったかは記録するのだからちゃんと記録を取ってみればいいだけのことなんだけれど、忘れっぽいし、のど元過ぎれば熱さ忘れるしで「あ、ちょっと使いすぎた?」と分かったときにはもう、引き落とし後。

 いくら500円、300円でもちりも積もればなんとかで、4ケタならともかく5ケタになってたりしそう。
 正直、今自分が持っている交通系ICカードの残高を答えよ、と言われても全く見当がつかないぐらいの管理状態。交通にしか使わないという条件で現金の要らないクレジットカード連携のチャージ(それも夫の口座から落ちる)で3000円、5000円と機械で適宜チャージさせてもらっているものだが、これと同じ感覚でなんとなくチャージ、なんとなく引き落としになったら…。交通費は必要なときにしか使わないので無駄遣いにはならないが、軽い飲食代や、ちょっとしたものの買い物に使うことになったら危ない感じがする。

 もしも使うとしたら、
1:なるべく1つか、多くても2つに絞って
2:プリペイドでおこづかい分を前もってチャージする範囲で
3:入っている金額が少なくなったらその月は終了で
……ぐらいのことを考えないとダメな気がする。

ポイント還元分が多くて、なおかつ使えるお店が多くないとあんまりメリットはないな。
ちなみに夫によると「使えますか?」と聞いて「さあ…ちょっと待ってください」式に対応されることもまだあるそうで、似たようなサービスで「あ、ラインペイはOKですけど、ペイペイはだめなんです」みたいな話になることもあるとか。

 nanacoとかは確かプリペイド方式だった気がするけど、あれってどこで使えたっけ。
 ラインは利用しているから、ラインペイでもいいかもだけど、近所にどのぐらい対応店舗があるんだろう。
 それに…食料品と日用品以外での買い物になると、もう通販ばっかりだしさ…。まあ、楽天ポイントは買ったら楽天が勝手にためてくれるから問題ないし。(大体貯めて、次の買い物の時使っている)

 とか考えてたら、まだ私にはこのなんとかペイ、要らない気がしてきた。
 さすがに「現金払いは今受け付けてないんですよ、お支払いサービスはもってらっしゃいませんか」とか言われるようになったら考えないとダメだろうけど…。それでも最初はすでに持っている交通系ICを考えるだろう。

 かなり使う近所のスーパーのポイントさえろくにたまらないというのにね。
 家電製品とかの高額商品を買う夫はともかくも、消費が少なめの私にはそれほどでもないサービスだ。
 もうちょっと調べよう。

物品販売日

息子の入学予定の中学の物品販売日に一緒に行くことに。結構遠い…。まあ、遠いからやめておいたら?と親が止めるのを、絶対ここがいいと言って受けた学校だったので子供が通う分には問題ないということにしておこう。

 学校の上靴がひも付きのスニーカーだった。バレエシューズの形が多いのに、ちょっと予想外。かかとを踏まずに履くようにという指導が結構厳しいようだ。
 
 私立の、キリスト教系の学校だったので賛美歌集と聖書の販売。カバーが本体より高いってどうなの。
 ちなみにこういう感じの学校の卒業生の友人に聞いたら、カバーなんかいらないよというので買うのはやめた。販売ブースで見てみたら、革なんかつかっていて、ファスナーで開け閉めするやたら立派なものだった。なるほど、高いわけだ。

 カバンは決まっていないのでなし。
 体操服は体に合わせないでサイズだけ選んで買うのだけれども、案の定というかなんというか、上は大丈夫でも、下のジャージが長すぎる。2センチぐらい裾上げした方がいいだろう。家で縫うか。
 しかし学校のジャージは、アディダスのだそうで、めちゃくちゃ高い。ジャージ上下、半パンとTシャツで二万円をこえた。たっかい体操服だなあもう…。

 ブレザーとかの制服が高いのはなんとなくわかる。百貨店に行けばスーツなんてそんなお値段だ。でも私が買ったことのあるジャージといえば近所のスポーツ店の上下2980円だもんねえ。
 
 教科書は物品販売日ではなくて、配られるのは入学式だそうだ。今日持って帰るのはちょっと無理があるよね、うん。
 息子にとってはいろいろなことが始めてで、わくわくした感じが伝わってくる。一人一人が使えるというロッカーも大きいし、あちこちがレンガ造りだし、トイレはきれいだし!あげくに廊下まで空調がきいている。

 お父さんも、お母さんもがんばって学費を払うからね。がんばって通ってくれよ!と思いながら帰ってきた。

オー!ドゥダー・デイ

コーラスの歌の暗記は割と、繰り返しに頼っている。
あんまり歌いながら歩くのもナニなので、頭の中で歌う。

 意外とキャッチ―な歌もあるし、しょっちゅう頭の中で歌っているとやっぱり覚える。うろ覚えになっているところもそこで自分の歌が止まってしまうので「あとでこのあたり、楽譜見よう」とメモっておけばOKだ。

 今度の本番は3月。お花のことを歌うのが多い。桜の花がきれいですね、とか、あとひな祭りの歌とか。本番も楽譜は見て歌える時もあるのだけれども、緊張するタチなので本番に譜面と指揮を両方見る余裕が残るかとなると正直微妙だものねえ…。

 頭の中で美しい桜の季節に捧げる歌を歌いつつ自転車にのって街を横断していると、前から電子音が聞こえる。
 のこのこと走る、歩道の敷石を清掃する機械がやってきた。人がゆっくり歩いても追い抜けるぐらいの速度なのだが、どっしりとしたマシンで、うっかり何かを巻き込んだらまずいらしく、歩道の右側の端にそって動きつつ、左側には黄色と黒のシマシマの棒を持っているおじさんが2人、付き添いについて歩いていくという、ずいぶんと厳重な警戒の下、あんまり抑揚のない感じのする曲を流してすれちがった。

 ちょっと行ってから道を渡り、ふと気づくと頭の中の歌が変わっている。
 「まわりは五マイル、オードゥダーデー!そーらはしれー!まーけるなよー♪穴ぼこよけて走れよ、ゴールはすぐだ♪」

あ。これ、さっきの。
歩道清掃マシンの電子音がこれだった。フォスターの「草競馬」だ。私が小学生のころ教科書に載っていたんだったか、授業で音楽プリントが配られたんだったか。
 
 よく雑誌の選択式の答えを選んでいくと最後に性格判断が出来るタイプの占いで、「周りから影響を受けやすい」とか言われるタイプの私だが、うむ…その通りだと言えよう。通常運転だ。
 
 そのあと、幼稚園で習った版も頭に一部、思い浮かんだが、今だとものすごく問題になりそうな歌詞だった。
 「土人」につかまったらフライパンで丸焼きに、という歌だった。全部思い出せたら書いてもよかったのだけれど、「やーりーもってたーてーもっておっかけてーくるー」と「とっつかまったらふーらいぱんであげられる、ヘイ!」のところしか思い出せなかった。あとは「フライパン」というところで頭の上で腕で輪をつくるとか、振り付けがちょっと思い出せたぐらい。
 
 ちょっとひどいな、と思うけど当時の幼児の語彙には多分「土人」はないだろうな。
 念のため、原語版の方をネットで調べたら、ものすごい訛りのある英語で競馬にお金を賭けるような歌でこれはこれであんまり教育的ではなかった。これは多分今はどのバージョンにしろ教科書には載せないだろうな。
 歌詞なしで音楽だけなら楽し気でいいんだけど。

病院の食事の配膳車がメリーさんの羊だったのを思い出した。あれも頭の中で回っちゃって困ったんだよなあ。
 桜の季節の歌がちゃんと覚えられるのはちょっと遅れそうだ。

マスクの買えない時に

 マスクがオークションやフリマのサイトに大量に出品されているらしい。
 身の回りの話題として「マスクが買えないねえ」というのが割と共感の呼べる話題のひとつとして雑談に出ているのを何度か聞いたし、確かに全然マスクは近隣のお店にはない。幼稚園の子どもだったら、まあ…というサイズの子ども用が数枚売っているのを見たぐらいだろうか。

 私も家にある布マスクの数をチェックして作り足そうかな、と思うぐらいには気になる。もうそろそろ花粉が飛ぶシーズンだし、たとえ布でも「ないよりまし」ということはあるだろうからだ。(鼻水がたれそうになっているのが外に見えないだけでも、私にとっては意味がある)新聞記事でも、マスクの増産の設備投資に公的な補助を出す、というようなのを読んだぐらいだ、こういう風に大騒ぎになるほど品不足が起きるのは日本ではまれなことだと思う。

 転売は、確かに儲かる。うちの母のように、ないとなったらパニックになって突然要りもしなかったものが買いたくなる人というのは一定数いるからだ(父が止めている)。今回は伝染する病気がからんでいるため、恐怖にかられた人たちが買い占めたり、転売品を高い値段を出して買う…ということを思えば、これはそういうものを売りつけるのにいい機会だと思う人が出るのもしょうがないことなのかなあ、とは思う。みんなお金はほしいよね。

 買占めや転売を見るたびに私は思い出すことがある。
 それは、25年以上前のことになるのか?もう。コメ不足になったとき。
 米が記録的な不作で、当時ほとんど米の輸入をしていなかった日本だが、タイの米を輸入したぐらいには、不足していた年のこと。生協でお米を配達してもらっていた実家でも、タイ米しか買えない日が続き、一人暮らしをしていた私も、スーパーのお米がみんなタイ米になった。実家で一度タイ米を食べた私は、買って食べるほどでもない、と判断。

 今はタイ米をおいしいな、とエスニックレストランで食べることが出来る私だが、当時はそういう味に慣れていなかった。小麦粉食に移行、めん類や、お好み焼き、パンなどを食べていたのだが、基本1日1度は米を食べていたため、コメ不足にはちょっと参っていた。

 個人商店のいわゆる「米穀店」からお米を届けてもらっていた友人の家は変わらず米が届いたというから、「売り渋り」とか、「お得意様限定」とか、「一見さんお断り」とか、そういう感じで、お年寄りの中には買えるうちに、と何百キロも買いだめをしたという新聞の記事を読んだ覚えがある。

 会社帰りの自転車での通勤路の米屋さんに、ダメもとで入って、聞いてみた。
 当たり前にキロ単位で売っているというではないか。びっくりした。
 「お米がどこでも買えなくって。ありがとうございます」と喜ぶ私に、本当にそうですねえと相槌を打ちながら、あんまりたくさん買って保存しておくとおいしくなくなっちゃうので、今食べる分だけ買って、また来た方がいい、と勧めて、精米してくれた。

 そのあと、私が周りにお米が買えなくなっている人が多いので、このお店のことを教えてもいいか、と聞いたら大丈夫だと請け負ってくれた。

 その時は、お米屋さんがお店を閉めてしまって、お得意様の配達にしか回っていないというのが当たり前になってしまったころで、電話をかけても「予約の方にしか売っていないんですよ」と断られた話もよく聞いたし、お得意様として登録されて配達をしてもらっていた人だって、10キロじゃなくて5キロにしてくれとか、ちょっと値段が上がっちゃうとか、なんていう話をされたという話だって聞いたほどだった。私がその通勤途中の米屋さんに目が行ったのだって「お米屋さんなのに開いている」からだったような時期だったのだ。

 初めてきた人にも、スーパーの安いお米とそれほど違わない値段でブレンド米を売ってくれる(コシヒカリとかのブランド米はそれなりに高かったが、それはどこで買っても高いからね)お米屋さんというのはもしかしたら全国でそこだけとはいわないものの県下にそこだけだったのかもしれないと思うぐらいには、珍しかった。

  「うちは売りますよ、誰にでも、なくなるまでね。お米が本当になくなっちゃったら、みんなでタイ米を食べましょうよ」とニコニコ笑って言ってくれるお米屋さんのご主人の心意気が、美しいな、と思ったのだった。

 家に帰って食べた白いご飯はとてもおいしかった。またしばらくは小麦粉で頑張れそう…と思った。
 次の日の昼休みに私がそのお米屋さんでコメが買えた話はあっという間に社内をかけめぐり、私は米屋さんの場所をお局さんに聞かれた。そこから話は全体的に飛び火してかなり会社から近かったのでみんなが昼休みの残り時間やら、就業時間終了後に財布をもって米屋さんへ駆けつけたり、おじさんたちは家に2キロ持って帰ったり。みんな大喜びだった。

 休日に遊びに来た友達に、そんなわけでお米あるんだ、食べる?とご飯炊いて出したらすごく有難がられた(うちは小麦粉祭りだったが、その子はパスタ祭りになっていたそうだ)。
 「その米屋の場所教えて、買って帰る!」という県外の友達を案内したこともあった。

 理屈から行くと、多分値段をあげてもみんな買ったと思う。そのぐらい貴重で、足りなかったのだ。
 初めての人に義理なんかない、と売らなくてもよかっただろう。自分がキープしている人との関係性をよく保つためには、在庫が欠かせないからだ。

 でも値段を高くもしない、売り渋りもしない。みんなでこの危機を乗り越えましょう、だめならみんなでちょっとずつ大変な思いをすればいいのだと言い切るその人を見て、わたしも見習いたいと思った。

 そして…結局米はそのお米屋さんからなくならなかった。それから引っ越すまで、私はその米屋さんでお米を買い続けた。うちの会社の人も相当数の人がそうしていた。多分、あのお米屋さんはあの米騒動のあと固定客がとても増えただろうと思う。いつのまにかまた、お米の収穫シーズンが来て、コメ不足は見事解消したのだった。
 
 人の弱みに付け込む商売は儲かるのかもしれない。買占めもすれば安心なのかもしれない。でも、私はあのお米を一人暮らしの私に分け隔てなく売ってくれたあの人のことを考えると、自分ではやらないでおこうと思うのだ。
 「みんなでわけよう、そしてだめならみんなでちょっとずつ不便を我慢しましょう」そういうスタンスでいきたい。
 これが、日本で最後の食べ物だとか、これがないと間違いなく死ぬとか、絶対病気がうつらない魔法のようなアイテムだったら…私だって息子のことを考えたら手に入れてやりたいと思うだろう。

 でも…今のところはそこまで深刻な話でもなし、マスクにはそんな魔法のような効果はないらしい。
 だからちょっとだけ…ちょーーっとだけ、格好つけたいなあと思うのだ。

 こういうのも、見栄っ張りというのだろうけれども、あのお米屋さんのご主人は、かっこよかったなあ。ああいうことが言える人に、私もなりたい。

 そして、多分だけど、マスク不足は近いうちに解消すると思う。終わってしまえば「あれはなんだったんだ」ということになるんだよねえ。

中受の話題

受験が終わって、うちも、ママ友さんのところもだいぶ落ち着いたので、お茶会が開催された。
全員が男子のお母さんで、全員が「あれは親が疲れる、もういやだ」という共通見解からスタート。

 うちの息子は3つ全部に合格したため、落ちた話はなかったものの、つまり難関校を受けていないし、中堅で受かりそうなところだけを受けるという安全受験だったからそうなっただけで、ママ友さんのお子さんたちがここも多分行けます、と言われたところに落ちた話は、興味深かった。

 面白いのは、2人とも統一日1日目の試験には落ちたのだが、試験が終わって帰る時は、「俺、絶対受かった!」とご機嫌だったこと。スキップせんばかりの浮かれっぷりで、試験から解放されたし、もう遊べる!ぐらいのノリだったのだとか。
 なので親も気が抜けていたらまさかの不合格でとてもショックだったそう。(親が)

 そのうちの1人は、落ちた学校は「絶対いけますよ!」と言われたぐらいのところで、塾の先生方が問題と答えを前に、「XX君の合格対策会議」が開かれたそうだが、問題を見ても、先生方にも「なぜ落ちたのかわからない」という結論が出たそう。
 滑り止めには受かって、そのあと第一志望校の繰り上げ合格もしたため、最終的には問題はなかったのだが、気が気ではなくて、大変疲弊した…という話だった。

 やはり12歳の受験というのは、波が出やすいのだね…。何年も塾に通って、絶対いける、と言われても謎の不合格…ってさ。

 うちの息子も、本命校の試験のあと、「どうだった?」と聞いたら、「オレ、算数満点だと思うんだー!」と浮かれていたからなあ…。落ちなかったからまあ、よかったけど、その自信満々さってどこからくるんだろう、ねえ…。と3人で顔を見合わせた。
 繰り上げ合格とはいえ、合格したので問題なかったから、笑いながら話が出来たけど、これ、落ちてたら気まずいだろうなあ。

 私はもうこれで中学受験は終了だが、この日あったママ友さんはふたりとも2つ違いの次男君がいる。「もう一回かあ…」となっていた。
 とはいえ、お兄ちゃんたちが試験に落っこちたのを見ているので、勉強には熱が入っているらしい。なるほど、次男のほうが要領がいい、と言われるのには多分、理由があるんだな。
 上のふたりはつまり「マイペース」らしい。危機感がなくて親だけがキーっっとなって疲れた、という感想だったから、そのあたりはうちと同じだ。
 
そのあと、もうひとり中学受験をさせた人と会って話す機会があった。
 そこの息子さんは、受験前の夏まで、すごく頑張って塾に通っていて、模擬テストの点数が偏差値60オーバーまで上がり、いい感じになって、「志望校にばっちり合格圏内、これなら、難関ではなく、最難関でも狙えるかも、志望校変える?」とか思われていたらしいのだが、そのあたりから、「もうここまででいいや」的にずるずる失速。塾には行ってもノートは取らず、塾の宿題もやらず…になってしまい、そのまますごく遠くの地方の学校の前受けをいくつかと、滑り止めには受かったものの、本命校を落としてしまって、結局滑り止めに行くことになったらしい。
 中堅クラスのすべり止めは、悪くはない学校ではあるけれども、あの夏の成績をキープできれば難関校にサラッと受かりそうだったのに、本当にイライラした…という話だった。

 ちなみに前受け校は、地方の名門校だったので、寮に入れるのもいいかなあ…とか(北海道の学校とか)思ったらしいけれど、本人は嫌がったらしい。そうだろうな…私も今息子が寮に入るといったら、嫌だと思うし。
 
 もうひとり、中学受験をするとは全然知らなかった人と話をした。そこのお子さんは、「絶対知られたくないから、誰にも言わないで」と言って、大手の塾には行かず、個別指導のどちらかと言えば進学塾というより、学校の勉強をわかるようにしてくれる塾だという認識が近隣ではされているタイプの塾に行って、そこで学力をぐぐぐっとあげて、無事、中堅の学校に入ったらしい。
 試験の当日は土曜日だったのだが、前日や、次の日にも、「学校を休むとバレるから」と休まず学校に行って受験したそうだ。えらいなあ。(うちの子は結構学校を休んだ)

…というわけで、うちは中学受験は誰にも内緒だったのよー。と教えてくれたママ友さんは、とてもうれしそうだった。受かってよかったなあ…。聞けば、息子さんは自分でその学校の話を聞いてきて、この学校に行きたいから、受験させてくれ、と6年生の春に親と交渉したらしい。すごいな。
 その学校1つに絞って、だめなら公立に行くつもりだったのだとか。立派だ。
 
 6年生の春から勉強して間にあったんだから、お勉強もよく出来たんだろう。3年生ぐらいから、じりじりと時間をかけてつぎ込んできた我が子のことを考えると、その効率の良さがうらやましい。

 やれやれ、終わったよねえ…。と全員、「ほっとしたけど、もう嫌だ」というのが共通の感想。
これで、高校受験やらなくていいしね!って。

 受験の話も、聞いたら面白いなあ、みんな色々で。
この感じ、どっかで…と思ったらあれだ。「はじめての妊娠と出産の話」に似ている。みんな初めてでやったことがないから、いろいろあって、なおかつバラエティに富んだ体験談が聞けるところが。

 中受は「自分がやるんじゃないからねえ…」というところと、「かといって知らんぷりも出来ないぐらいいにはかかわらないとダメ」というところと、「期間限定で結果がどっちにしろ出る」のが特徴で、過ぎちゃうからこそ、面白い話題なんだと思う。

ギギギ、ギター??

受験も終わった息子がほしい、と言い出したのがギター。
まあね…そういうお年頃ではあるよね。

 一応私もギターという楽器がどういうものであるかは知っている。弦が6本ある楽器であること、アコースティックとエレキギターがあること、確か、低い方から、EADGBE(だった…かな?)という音が鳴るようにチューニングすること、ギターを弾くのに使う三角のピックという道具があること、ピックにはいろいろな材質があること。コードを鳴らせること…。

 うーむ、大体これで全部か。
 高校の時音楽の選択授業を取ったときに、「キラキラ星」を、単音で「どどそそららそー♪」とか弾いたが、なかなかきれいに弦が押さえられず、最後は弾けない人のための救済措置として、目の前にギターを平らに置き、日本の伝統楽器であるお琴のように片手で上から弦を一本ずつ押さえて反対側の手でサウンドホール周辺の弦をはじいて音を出す方式で「弦楽器の音が上下する仕組みを理解しています」ということのためになんとかそれできらきら星を弾ききり、単位をもぎ取ったという思い出がある。つまりギターは全く弾けない。

 でも、ギターなしでギターを始めるのは難しいからねえ。
 夫に相談してみた。「安いやつ、一本買ってやれば?なんならまこがちょっと遊べばいいしさ」と気楽な答えが返ってきた。
 予算は15000円まで(周辺機器こみ)まで出してOKと。
 チューナーはスマホのアプリでいいよね。安いチューナーがついているのもあったけど、その分楽器本体に回せるほうがいい。
 教本もなくていいだろう。図書館にきっとある。しばらく弾くならその時買えばいいもんね!まずはyoutube動画でもいいんだし。
 スタンドは…床に置くと踏み割りそうだしな。楽器が床に転がっているのがなんかいやなので安いのを買おうか。

 息子の場合は身長がまだ低いからね…。多分フルサイズは無理だろうということで子どもや女性でも、と言われているサイズが小さいものを選ばないといけないだろう。こういうの、「ベビーサイズ」っていうのだよね。ギターを弾く友達が持っていたのを20代のころに見せてもらったことがある。
 私は管楽器はやっていたことがあるし、ピアノも中年になってから習っているので一応楽器というのはあんまりひどく安いものを買うとマズいのは知っている。造りがかなり悪いことがあるからだ。ただし、初心者だとそれが全然わからないので、「初心者向け」として売られている、最安値「よりは」高いものを買うほうがいい。

 もちろん初心者用というのは音がよくない。よくないが、そんなことがわかる中級者になるまで続けることが出来れば、その時に自分で選べばいい。中級者になれば、音の良し悪し、好みというものも出てくるし、わかるようになるからね。
 最安値のギターというのは、5、6000円かなあ。15000円出すとどのぐらいのが買えるんだろう。楽器のお値段というのは大体天井なしだからねえ…。

 よし、じゃあ小さいギターで!と思ったら、もう選択肢は予算内だと2つ3つあるかないか。フルサイズのギターならいくらでも出てくるんだけど、短いやつといったらもう全然!そして楽器の良し悪しというのはわかりにくいから、まずは定番ヤマハのギター……と思うと微妙に予算オーバー。オーバーしないやつと思ったらあっというまに1種類に絞れてしまった。

 そして息子は面倒くさいことを言い出した。エレキギターのほうがカッコいいと。
 あー。なんじゃそれ。エレキギター買ったらアンプが要るじゃあないか!予算足りないよ!
 あんまり知らないけど、多分アンプなしだとエレキギターは音が出ないよね?そういう仕組みになってたはずだ。
 エレキギターの初心者用セットにアンプがついているのを見てもそうだとしか思えない。

 夫は全然音楽をやらないし興味もないし聞かないし、という人だ。これ以上の予算増額は難しいだろう。よくぞ15000円も出してくれる気になったものだと思っているぐらいだ。そう思いながらブラウズしていたら「エレアコ」というものを発見。
 
 アコースティックギターと同じく、普通に弾いても音が出るが、エレキギターのようにアンプにつなげるようになっていて、エレキギターのようにも弾けるという、便利なものが。
……っていうか、これの使いどころってどこなんだろうね?
  

これにショートスケール(ミニサイズのものをこう呼ぶらしい)のギターがあることがわかった。
 なんていうか、選択の余地なし!色は選べたけど、だからなに!という褐色か、クリーム色っぽい色かの2択。どっちでも大差ない。エレキギターほしければ、まずこれ弾いて、コード押さえて楽しく色々出来るようになったら、その時はもうちょっと高いアンプ付きセットを買ってあげようということで、14000円ぐらいで購入。(写真は製造元の【S.Yairi】さんからお借りしました)

 私の予想だと、多分3日で終わりだと思う。
 ピアノだって1日2、3分しか練習しないし、コツコツ練習しないと実力があがらないようなものを習得するのが嫌いと来ている。ピアノは先生がうまくやってくれるので続いたが、正直なところ、コードが3つぐらい弾けるようになるかどうかで道が分かれる気がする。練習しないとうまくならない、うまくならないと楽しくない。楽しくないとやりたくない…とこう来るのがうちの息子なのだ。
 努力は大事だと教えなかったわけでは決してないのだが、本人がそれを聞き入れるかどうかはまた話が別。これも性格だし、しょうがない。

 せっかくだし(もったいないし)私もちょっとやろうかな。せめて、C、F、Gのコードぐらい弾けて、童謡を歌いながらコードがかきならせるぐらいにならないだろうか。息子が飽きても、私が遊べれば元は取れるし!
 もう新しいことをそうそう始めることもないだろうとは思っていたけど、他のこと、例えばスポーツよりは見込みがありそうな気がする。おまけに「息子が欲しがるから買った」という表看板もあるわけだから、挫折してOK?親子で仲良く挫折という線もありそうだけど、まあいいや。まずはちょっと、さわってみよう。

年月の指標

 ファイルの整理がしたいな、と思って、近所の量販店にメディアを見に行った。
 一応クラウドに一部のファイルはバックアップはしてあるが、一カ所に集中するよりは、数カ所に分けるのがいいかと思ったわけだ。小さいメディアにいれてあるものを整理して集めて分類しておきたい。

 そうしたら、8ギガのSDカード(か、microSDカード)が680円、16ギガが980円。
 えええー。もうそういう値段になっているの?

 前にこういう売り場を見たときは2ギガとか4ギガがそういう値段だったような…。
 年月が経ったんだなあ…。

 最初に「1ギガ」をこういうワゴンセールみたいなので見た時もそう思った。
 息子が幼稚園の時に、習い事で写真ファイルを分けてくれる話になったときだったか。

 大体5年ぐらいでひと刻み容量があがる気がする。
 SDカードの容量の変化で「あ、結構年月が経っている」と年月を実感する。

 きっと、32ギガが680円、64ギガが1000円になったとき、また私は「ああ…年を取ったなあ」と思うのだろう。
 
64ギガが「超巨大ハードディスク」だった時代があると言っても、もうみんな信じないだろうなあ。
 指先ぐらいのmicroSDが、64ギガですってよ、奥さん!!

私がパソコンを初めて使ったときは単位が「メガ」だったのよ!ギガなんてあったのかなあ、多分企業向けにはあったのかもだけど。あの当時のパソコン本体のハードディスクが、今のスマホの写真100枚とかでパンパンだなんてねえ。
あと10年たったら、「テラ」になってて、「ギガバイトなんて時代もあったね」とか言われそうだ。
 

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    まこ

    Author:まこ
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