LuckyDuckyDiary

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一生ものより、一時のもの

一生ものだから、と言われて、カバンをもらったことがある。
白っぽい本革で出来ていて(何の動物だったんだろう、多分鹿だったと思うのだけど)、ストラップの通し方によっては背中に背負えたり、肩掛けに出来たり、持ち手もついているカバンだった。

大体、馬とか、牛とか、鹿とか…は、生き物なので基本決まった大きさというものがある。故に、「一枚取りの本革」などというものは、大きさに限界があるわけだ。だから、そういうカバンは、大きければ大きいほど、高い。

 当時はインターネットは一般的ではなかったので、もらったときはそのプレゼントがいくらするかということは全くわからなかったのだが、たくさんの人が私に、「それ、いいカバンだね」というので私は、多分このかばんは、高いんだね…ということがわかってしまった。そのカバンのマークを知っている人が、「ああそれ、あの店の」というので、詳しく店を聞いて見に行ってみたら、とんでもないお値段だった。

 当時私は、商店街の洋品店のワゴンに入っていて、さらにタイムサービスで半額500円みたいなカバンを使っていたのだ。値段が何万円もするようなものが存在するのは知っていたが、自分が持つものとは思っていなかった。19歳とか、20歳なんて、そんな年齢だと思う。

そのかばんは、しょっちゅう亜麻仁油というのを塗って、手入れしなくてはならなかった。彼が手入れ方法も教えてくれた。
 そーいや、ローラの物語の「農場の少年」では、アルマンゾ(とお兄さん)が革靴の手入れをしていたな…牛脂で。なんて思いながら、手入れをしたものだ。雨に濡れるなんてとんでもなかった(跡がつくの!)。私はそこで、本格的革製品の手入れというの(特に淡色のもの)は面倒くさい、ということを覚えた。

 そしてそのカバンは、何も入っていなくても重たかった。職人さんが一針ずつ縫ったカバンだとか、まあそういうような話なんだけど(今考えると、これはランドセルの宣伝と似ているね)、多分カバンだけでも1キロか1キロ半ぐらいあったと思う。

 だが、その彼と別れた時、私はそのカバンを持つのがいやになった。
 結局、捨てたんだったか、もったいないからと友達が持って行ってくれたんだったか…
 動物さんと職人さんには悪いけど、一生モノには、ならなかった。

 人からのプレゼントで、とても高い。 この2つの条件がそろうと、捨てにくいな、と断捨離を進めている今、思う。
でも…。私は、あの高い鹿革のカバンが、そんなに好きだったのかなあ…と思うと、そうでもないな、と思う。重かったし、手入れはめちゃくちゃ面倒くさかった。雨が降ってきたら、自分の身より、カバンが濡れることを気にするというのも、なんだかなあ、と思う。

 この前、マチが厚めにとってあるカバンがほしいな…と思って、かばん屋さんを見に行った。どれも悪くはないけれど、結構お値段がする。しょっちゅう持って歩くとはいえ、5千円、7千円、1万円使うのがなんだかいやだなあ、と思った。昔みたいに500円のカバンが見つかればそれでいいし、まあ、年齢も中年極めてきたんだからそこまではいかなくても、3000円ぐらいまでで…と思ったが、あんまり値段との折り合いがつかず、結局帰ってきた。

 そんな時こそ、通販。私はアマゾンで、A4も入ります、というカバンを購入した。2000円弱。横幅35センチ、縦が29センチ、マチが15センチ。本体はナイロンで出来ている。肩ひもはちょっと薄めだし、背面ポケットにはマジックテープを縫い付けた後が表に四角く出ているのがちょっと気に入らないが、ものがたくさん入るし、中には厚みのあるものが入るポケットもあるし、サイドにはペットボトルが入れられるメッシュポケットがあるし…
 これで十分じゃないの?

気に入らないのは、後ろのポケットの内側に縫い付けてあるマジックテープの縫い目が表から見えることだけだ。

 これ…隠せないかな?ということでいろいろやってみることにする。
 カーキ色だったのだけれど、ちょうどこういう地味系の色の布を、私は20cm角ぐらい持っていた。これは、布地を通販にしたとき、そこのお店で「おまけです」と入れてくれたハギレ。
 それを細く切ってつないで、カバンのポケットのふちに縫い付けて、マジックテープは内側はともかく、外側に縫い目が見えている方を取って、その代わりに、外側にボタンを、内側にループをつけて、軽くポケットがしまるようにしてみた。

 まだ残っていた分を細く切って4つに折って縫って、ファスナーの持ち手に結んでみた。
見よ、おかんアート完成。

 おかんアートというのは、おばちゃんが自己満足で作るクラフト作品を言う。まあ、これはおかんアートとしては既製品のアレンジなので、そんなに上級編ではない上に、量産型ではないので、勘弁してもらおう。


なんとなく、かわいくなった気がする…。本当は、写真に写っている側が、「裏」らしいのだけれど、私はこっちを表にしようっと。
 そして、傷んだら捨てたらいい。その時になって、また同じようなのが良ければ、また買えばいい。多分、1、2年はもつと思う。

 レビューでも書かれていた。「安っぽいです」と。確かに…と思ったけど、これは「安っぽい」のではない。安いのだ。
こんな複雑な形状をしていて(メインの部分はファスナーで開閉、なおかつマチありのファスナーポケットが前についている、メイン部分の内側にもポケットがある、後ろ側にも平らだけどポケット付き、肩掛けベルトで、長さ調整が出来て、サイドにメッシュポケットが2つ)これより安く出来るとも思えない。

多少、布が薄くて、傷みやすいかもしれない。でも、傷んじゃったら心置きなく捨てられるものだと思う。
 持ってみたら、とても軽い。こういうのも、いいな。

重くない持ち物。
宝石には、宝石の美しさがある。でも、折り紙には折り紙の美しさがある。
 そういうことなのではないかな、と思うのだ。

これを見本に、自分で、布で作れないかな!なんて、目論見もある。そうだ!傷んで、捨てるってなったら、ほどいて型紙に出来るかも?
ちょっと、わくわくする。
 

予約投稿の時間が設定出来てなくて自動更新に失敗していた。早く読みに来てくださる方、ごめんなさい。
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    まこ

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